JPH1016258A - 光入力型印字記録ヘッド - Google Patents

光入力型印字記録ヘッド

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JPH1016258A
JPH1016258A JP16698496A JP16698496A JPH1016258A JP H1016258 A JPH1016258 A JP H1016258A JP 16698496 A JP16698496 A JP 16698496A JP 16698496 A JP16698496 A JP 16698496A JP H1016258 A JPH1016258 A JP H1016258A
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JP
Japan
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substrate
recording head
ink
input type
image recording
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Application number
JP16698496A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Akutsu
英一 圷
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光入力型画像記録デバイスは、高品質を維持
するために光入力部と画像形成部が一体型でしか構成で
きなかった。そのため、光導電体材料の物性や基板材に
使用できる材料に制限が生じる。 【解決手段】 基板1の表面にパターン状に電圧印加電
極層3、光導電体層5、共通電極層7、発熱抵抗体層8
を形成し、光導電体層5と発熱抵抗体層8を所定の長さ
で形成される短冊状のパターン電極4で接続するように
した光入力型印字記録ヘッド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光入力型印字記録ヘ
ッドに関し、特に、画像情報に基づく光入力信号を受光
部で受光し、この受光部の導電化によって発生する駆動
電流に基づいて記録用紙に画像記録を行う画像記録部を
備えた光入力型印字記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来技術】図7は、従来の光入力型印字記録ヘッドを
示し、基板50上にエッチング等によって形成される電
極51および電極52と、電極51および52に電気的
に接続される発熱抵抗体53と、プラテンロール54に
よって搬送され、発熱抵抗体53によって画像記録を受
ける感熱紙55と、画像情報に応じた駆動電流を発生す
る駆動電流発生部56とを有している。
【0003】上記構成の印字記録ヘッドによると、文
字、あるいはパターン等の画像情報に基づいて駆動電流
発生部56から駆動電流が出力されると、電極51およ
び52に接続されている発熱抵抗体53が発熱すること
によって感熱紙55に画像記録が行われる。
【0004】図8は、従来の他の光入力型印字記録ヘッ
ドを示し、レーザ光源57から出射された光ビームを画
像情報に応じて変調する光変調器58と、光変調器58
で変調された光ビームの入射に基づいて発熱する透明圧
接板59と、透明圧接板59の表面に接するインクリボ
ン60を搬送する巻き上げロール60Aおよび送りロー
ル60Bと、インクリボン60を支持する支持ロール6
0Cと、記録用紙62を透明圧接板59の印字位置に搬
送するプラテンロール61を有する。
【0005】透明圧接板59は、画像情報に応じた光ビ
ームを受けて、そのエネルギーに応じた熱エネルギーを
発生することによって記録用紙61に画像記録を行う。
【0006】従来の他の光入力型印字記録ヘッドとし
て、特開昭62−53852号公報に開示されるものが
ある。この光入力型印字記録ヘッドは、透明基板上に順
に透明電極、光導電層および不透明電極を積層化した発
熱部材を有し、透明基板側から透明電極を介して光導電
層に光ビームが入射すると、照射部分が導電化されて透
明電極と不透明電極との間に駆動電流が流れ、この駆動
電流に応じて発熱部分が発熱して文字、あるいはパター
ン等に応じた画像記録が行われる。以下、これを積層型
印字記録ヘッドという。
【0007】また、従来の他の光入力型印字記録ヘッド
として、特開平6−8481号公報に開示されるものが
ある。この光入力型印字記録ヘッドは、円筒状の透明基
板に順に透明性の第1電極、感光層、発熱抵抗体層、第
2電極および保護層を形成して構成された光スイッチド
ラムを有し、透明基板側から第1電極を介して光導電層
に光ビームを入射することにより発熱抵抗体層を発熱さ
せる。以下、これをドラム型印字記録ヘッドという。
【0008】更に、従来の他の光入力型印字記録ヘッド
として、特開平1−299056号公報に開示されるも
のがある。この光入力型印字記録ヘッドは、ガラス基板
の表面に帯状に設けられる発熱抵抗体の両端に光ビーム
の照射に基づいて抵抗値が変化する一対の光可変抵抗体
と、一対の光可変抵抗体の外側に駆動電圧を印加するた
めの一対の電極を設けた回路パターンを有し、駆動電源
から回路パターンに駆動電圧を印加した状態でガラス基
板の回路パターン面の反対側から画像情報に応じた光ビ
ームを照射すると、光ビームの照射幅に応じて光可変抵
抗体の抵抗値が低下して発熱抵抗体に駆動電流が供給さ
れることによって発熱抵抗体が発熱する。以下、これを
ガラス基板型印字記録ヘッドという。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の積層型
印字記録ヘッドによると、透明電極、光導電層、および
不透明電極を透明基板に積層しているため、薄型化に限
界があり、また、印字記録部の反対側に光ビーム照射部
を設けなければならないので、形状が大型化する。ま
た、従来のドラム型印字記録ヘッドによると、形状がド
ラム型をしており、また、印字記録部の反対側にワック
ス状のインクの貯蔵部を設けているので形状が大型化す
る。更に、ガラス基板型印字記録ヘッドによると、光導
電部が発熱抵抗部に近接して設けられているため、セレ
ンや有機系感光材料のような耐熱性の低い感光材料を使
用することができない。また、透明基板を介して回路パ
ターンの反対側から光ビームを照射しているので、構成
の簡素化、高効率化および小型化を阻害し、かつ、基板
材料に制限が生じる。従って、例えば、ガラス基板を使
用すると、汎用化されているIC製造技術を利用するこ
とができない。更に、光ビームの照射幅に基づいて画素
密度が規制されるので、光学系の熱変動によって画素密
度が変動するという問題がある。従って、本発明の目的
は構成する材料に制限がなく、簡素な構成および小型化
が可能で、かつ、印字ドットの解像度に優れる光入力型
印字記録ヘッドを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は光入力型印字記
録ヘッドを構成する材料に制限を生じることなく、簡素
な構成および小型化が可能で、かつ、印字ドットの解像
度に優れるようにするため、基板の表面あるいは前記基
板の内部に形成され、画像信号に応じた光ビームの照射
を受けて導電性を呈する光導電部と、前記基板の前記表
面に形成され、前記光導電部の前記導電性に基づいて供
給される駆動電流によって画像記録を行う画像記録部
と、前記基板の前記表面に所定の長さあるいは所定の幅
で形成され、前記光導電部と前記画像記録部を接続する
パターン電極と、前記光導電部、前記画像記録部、およ
び前記パターン電極にかけて駆動電圧を印加して前記画
像記録部に前記駆動電流を供給する駆動電源を有する光
入力型印字記録ヘッドを提供する。
【0011】上記の光入力型印字記録ヘッドにおいて、
光導電部は、基板の表面に形成された着膜層によって構
成されても良く、あるいは基板として使用される光導電
性基板によって構成されても良い。画像記録部は、駆動
電流の供給に基づいて発熱する発熱部材によって構成さ
れるサーマルヘッドであっても良く、あるいは、画像記
録用のインクを収容し、インク滴を吐出させるノズルを
有したインクセルと、駆動電流の供給に基づいてインク
を加熱してノズルからインク滴を吐出させる発熱部材よ
り構成されても良く、あるいは、画像記録用のインクを
収容し、インク滴を吐出させるノズルを有したインクセ
ルと、駆動電流の供給に基づいてインクを加振してノズ
ルからインク滴を吐出させる電歪素子より構成されても
良く、あるいは、駆動電流に基づいて発熱する発熱型記
録部によって構成され、パターン電極は、所定の長さと
して光導電部に発熱型記録部の発熱が熱劣化を与えない
長さを有して構成されても良く、あるいは、駆動電流に
基づいて振動する加振型記録部によって構成され、パタ
ーン電極は、所定の幅として画像記録部の画素サイズに
応じた幅を有して構成されても良い。また、画像記録部
は、並列配置された印字方式の異なる複数の画像記録部
と、複数の画像記録部から印字媒体に応じた1つの画像
記録部を選択する選択手段より構成されても良い。基板
は、遮光性の材料によって構成されるか、あるいは、半
導体基板によって構成され、光導電部、画像記録部、お
よびパターン電極は、半導体基板上にIC製造技術によ
って形成されても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光入力型印字記録
ヘッドを図面を参照しつつ説明する。
【0013】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
る光入力型印字記録ヘッドを示し、厚さ2mmのアルミ
ナで構成される基板1と、基板1の表面に設けられるS
iO 2 のグレーズ層2と、基板1の表面にホトリソ法に
よって形成される電圧印加電極層3と、基板1の表面に
ホトリソ法によって所定のパターン状に形成され、一部
がグレーズ層2に積層されるパターン電極層4と、ポリ
シリコンで構成され、電圧印加電極層3とパターン電極
層4に一部が重なるように形成される狭幅板状の光導電
体層5と、光透過性を有し、光導電体層5を保護する光
透過性および絶縁性の保護層6と、グレーズ層2上に形
成される共通電極層7と、パターン電極層4と共通電極
層7との間に設けられる発熱抵抗体層8と、発熱抵抗体
層8を保護する保護層9と、レーザ光源10より出射さ
れる光ビームを変調する光変調器11と、記録用紙12
およびインクリボン13を矢印方向に搬送するプラテン
ロール14と、電圧印加電極層3に一端が接続される電
源部15とを有し、電源部15の他端および共通電極層
7はアースされている。
【0014】電源部15は、電圧印加電極層3およびパ
ターン電極層4から基板表面に形成されている回路パタ
ーンに所定のバイアス電圧を印加しており、レーザ光の
照射に基づいて光導電体層5の抵抗値が低下すると電圧
印加電極層3とパターン電極層4が導通して発熱抵抗体
層8に駆動電流を供給する。このバイアス電圧は、直流
電圧であることが好ましい。
【0015】図2は、第1の実施の形態における光入力
型印字記録ヘッドの平面図を示し、基板1の表面には、
光ビームの主走査方向に帯状をなす電圧印加電極層3、
光導電体層5、パターン電極層4、発熱抵抗体層8、共
通電極層7、およびグレーズ層2を有している。同図に
おいては説明を容易にするため保護層6および9を省略
している。パターン電極層4は、幅5μmでピッチ12
μmの短冊状に形成されており、発熱抵抗体層8の発熱
によって生じた熱が光導電体層5に伝導しない長さで形
成されている。
【0016】基板1は、光導電体層5が形成される基板
面の反対側から光が入射しないように遮光性の材料を選
択することが好ましく、上記した材料の他にアルミナセ
ラミックス基板材、ジルコニアセラミックス基板材、着
色珪素系ガラス基板材、各種セラミックス基板材、フッ
素系化合物基板材、ポリイミド基板材、ポリアラミド基
板材、ニッケル材、ステンレス材、銅合金材、あるいは
単結晶シリコンウエハー材等を用いて形成することがで
きる。また、基板面の反対側からの光の入射を完全に防
ぐことができれば、ガラス等の光透過性の基板材料を用
いて形成することもできる。
【0017】基板1の厚みは、10μmから10mmの
範囲で構成することができ、金属材料の場合には20μ
mから400μm、その他の材料の場合には50μmか
ら2mmで構成されることが好ましい。
【0018】グレーズ層2は、基板1の表面にmm単位
の厚さで形成されており、発熱抵抗体層8で発生した熱
が基板1に放散することを防ぐとともに、印字の際に保
護層9によって保護されている発熱抵抗体層8と記録用
紙12の密着性を向上させる。
【0019】電圧印加電極層3、パターン電極層4、お
よび共通電極層7は、体積固有抵抗値が10Ω・cm以
下で、好ましくは10-2Ω・cmを有しており、厚さは
5μm以下で、好ましくは1μm以下で構成されること
が好ましい。その材料として、C、Ni、Au、Ag、
Fe、Al、Ti、Pd、Ta、Cu、Co、Cr、P
t、Mo、Ru、W、あるいはIn等の金属材料系、又
はVO2 、Ru2 O、TaN、SiC、ZrO2 、In
O、Ta2 N、ZrN、NbN、VN、TiB 2 、Zr
2 、HfB2 、TaB2 、MoB2 、CrB2 、B2
C、MoB、ZrC、VC、あるいはTiC等を主成分
とするセラミックス材料系を用いることができる。
【0020】光導電体層5は、レーザ光の照射される部
分が光走査方向にスリット形状を有するように形成され
ている。サイズについては、レーザ光の走査方向が記録
用紙の幅に相当する大きさを有するものの他に、小サイ
ズのシリアル型とすることもできる。また、レーザ光の
走査方向に直交する方向については、少なくともレーザ
光のスポット幅の30倍以上とすることが好ましい。
【0021】また、光導電体層5は、可視光、紫外光、
あるいは近赤外光の照射に対して導電性を示す材料より
構成され、これらの光が照射される照射面の体積固有抵
抗値が非照射面の3倍以上で、好ましくは20倍の導電
性を与えるように構成されることが好ましい。具体的に
は102 Ω・cm以下であり、光導電性材料のみでこの
範囲に入らない場合には他の物質の添加あるいはドーピ
ングを行って体積固有抵抗値の調整を行う必要がある。
その材料として、結晶ガリウム、ガリウム化合物、結晶
シリコン、ポリ結晶シリコン、微結晶シリコン、非結晶
シリコン、結晶セレン、非結晶セレン、あるいは、これ
らの複数の材料の混合材料または他の物質の添加あるい
はドーピングを行ったもの、酸化亜鉛、硫化カドミウ
ム、フタロシニアン系色材、ペリレン系色材、あるい
は、これらの材料に他の物質の添加あるいはドーピング
を行ったものを用いることができる。
【0022】一方、体積固有抵抗値が102 Ω・cmを
超える場合には、レーザ光の照射に基づいて発熱抵抗体
層8に供給される駆動電流が減少するので印字不良を発
生する。
【0023】光信号入力手段は、レーザ走査系、LED
ヘッド系、アナログスリット露光系、液晶シャッターア
レイ系、OFT系、あるいはVFIB系等を用いること
ができる。
【0024】以下に、本実施の形態における光入力型印
字記録ヘッドの形成過程および動作を説明する。
【0025】厚さ2mmのアルミナ基板の表面に、真空
蒸着法に基づいて基板温度350℃、真空度1.2×1
-5TorrにてAuを厚さ0.6μmで着膜し、この
Au膜に対してホトリソ法を施して体積固有抵抗値が
3.0×10-5Ω・cmの電圧印加電極層3、パターン
電極層4、および共通電極層7をパターン形成する。パ
ターン電極層4と共通電極層7との間隔は40μmで形
成した。
【0026】次に、基板温度250℃で、シランガスお
よび水素希釈ホスフィンガスを真空系に導入しながら、
グロー放電をプラズマCVD着膜法によって電圧印加電
極層3とパターン電極層4に一部が重なるように厚さ
3.3μmのアモルファス・シリコン層を形成する。
【0027】次に、Arレーザ光をアモルファス・シリ
コン層に照射してアニーリング処理を行うことによりポ
リシリコンの光導電体層5を形成し、この光導電体層5
にSiO2 ターゲットを用い、基板温度300℃でRF
スパッタ法によって厚さ1.1μmの保護層6を形成す
る。
【0028】次に、ルテニュームとチタン粉末を樹脂中
に分散させたペーストを、スクリーン印刷によってパタ
ーン電極層4と共通電極層7に一部が重なるように幅5
mmで印字幅の長さにパターン状に塗布し、焼成するこ
とによって発熱抵抗体層8を形成し、光導電体層5の場
合と同様にSiO2 ターゲットを用い、基板温度300
℃でRFスパッタ法によって厚さ1.1μmの保護層9
を設けて光入力型印字記録ヘッドを完成させた。
【0029】上記構成の光入力型印字記録ヘッドに対
し、電源部15から電圧印加電極層3とパターン電極層
4に200Vの直流バイアス電圧を印加し、レーザ光源
10から発信波長780nm、出力50mWのレーザ光
を出射して光変調器11を介して光導電体層5の主走査
方向に走査する。同時に、プラテンロール14によって
発熱抵抗体層8の直上に記録用紙12およびシアン色の
インクリボン13を250g/cmの圧力で圧接する。
【0030】その結果、記録用紙12上にシアン色のイ
ンク13Aが付着し、印字ドット800dpiで画像光
学反射濃度1.5の印字結果が得られた。この印字動作
におけるプロセス速度は20mm/sであった。
【0031】また、比較例として、基板1を光透過性で
ある石英材料で形成した光入力型印字記録ヘッドを用い
て同一条件で印字動作を行ったところ、印字不良が多発
したため、バイアス電圧を300Vとして同様の印字動
作を行った。その結果、記録用紙12上にシアン色の印
字結果が得られたものの、非画像形成部に地汚れも同時
に発生した。
【0032】また、他の比較例として、光導電体層5を
セレン/ヒ素の合金材料を真空蒸着法に基づいて体積固
有抵抗値106 Ω・cmで形成した光入力型印字記録ヘ
ッドを用い、レーザ光源10の代わりにHe−Neのガ
スレーザに基づく光信号を光入力型印字記録ヘッドに入
力して印字動作を行った。その結果、充分な印字を確保
するバイアス電圧条件では、光導電体層が設けられる光
受光部の走査部分で変形や変色が生じ、ドット印字不可
が確認された。
【0033】上記構成の光入力型印字記録ヘッドによる
と、汎用化されているIC製造技術に基づいて基板1の
表面に各種電極層、光導電体層、および発熱抵抗体層を
パターン形成することができる。このため、簡素化およ
び小型化された光入力型印字記録ヘッドを形成すること
ができる。また、発熱抵抗体層の発熱によって生じた熱
が伝導しないようにパターン電極を所定の長さに形成す
ることによって、光導電体層に耐熱性の低い感光材料等
を使用することができる。
【0034】図3は、本発明の第2の実施の形態におけ
る光入力型印字記録ヘッドを示し、厚さ2mmのアルミ
ナで構成される基板16と、基板16上にRFスパッタ
法によって付着させたAu/Crの積層金属材料をエッ
チングによってパターン状に形成した電圧印加電極層1
7、パターン電極層18、および共通電極層19と、ポ
リシリコンで形成され、電圧印加電極層17およびパタ
ーン電極層18に一部が重なるように形成される光導電
体層20と、光導電体層20を保護する保護層21と、
基板16に形成された溝部16Aに位置するように形成
される電歪素子22と、ポリイミドで構成され、内部に
充填されたインク24を吐出させるノズル23Aを有す
るノズルプレート23と、画像情報に応じたレーザ光を
出射するレーザ光源25と、モータ26の回転に基づい
て駆動され、レーザ光源25から出射されたレーザ光を
光導電体層20の主走査方向に走査するポリゴンミラー
と、記録紙28を所定の方向に搬送するプラテンロール
29と、電圧印加電極層17に一端が接続される電源部
15とを有し、電源部15の他端および共通電極層19
はアースされている。
【0035】電源部15は、電圧印加電極層17および
パターン電極層18から基板表面に形成されている回路
パターンに所定のバイアス電圧を印加しており、レーザ
光の照射に基づいて光導電体層20の抵抗値が低下する
と電圧印加電極層17とパターン電極層18が導通して
電歪素子22に駆動電流を供給する。このバイアス電圧
は、直流電圧であることが好ましい。
【0036】図4は、第2の実施の形態における光入力
型印字記録ヘッドの平面図を示し、基板16の表面に
は、光ビームの主走査方向に帯状をなす電圧印加電極層
17、光導電体層20、パターン電極層18、ノズルプ
レート23、共通電極層19を有して居る。同図におい
ては説明を容易にするため保護層21を省略している。
ノズルプレート23には、短冊状のパターン電極層18
の設けられる位置に応じてノズル23Aが設けられてい
る。基板16、電圧印加電極層17、光導電体層20、
パターン電極層18、および共通電極層19については
第1の実施の形態と同様の構成および機能を有するので
重複する説明を省略する。
【0037】以下に、本実施の形態における光入力型印
字記録ヘッドの動作を説明する。
【0038】画像情報に基づいてレーザ光源25から出
射され、ポリゴンミラー27で主走査方向に走査される
レーザ光に基づいて光導電体層20が導電化されると、
電圧印加電極層17とパターン電極層18が導通し、電
源部15によって印加されているバイアス電圧に基づい
て電歪素子22に駆動電流が供給される。
【0039】電歪素子22は、駆動電流の供給に応じて
基板16の厚み方向に振動し、ノズルプレート23に設
けられているノズル23Aからインク24を飛沫状に吐
出させ、プラテンロール29の回転に基づいて搬送され
る記録用紙28にインク24の飛沫を付着させる。
【0040】上記構成の光入力型印字記録ヘッドによる
と、基板の表面に光導電体層、各種電極層、および電歪
素子をパターン形成し、電歪素子を包囲するようにノズ
ルプレートを設けることによって小型化された光入力型
印字記録ヘッドを形成することができる。また、短冊状
のパターン電極に接続して電歪素子を設けることによっ
て電歪素子の加振性が向上するため、ノズルプレートの
ノズルから吐出されるインクの飛翔性が向上し、印字速
度が向上する。
【0041】図5は、本発明の第3の実施の形態におけ
る光入力型印字記録ヘッドを示し、厚さ1mmの結晶シ
リコンウエハーで構成され、溝30Aおよび30Bを有
する光導電体基板30と、光導電体基板30上に設けら
れるAu/Crの積層金属材料をエッチングによってパ
ターン状に形成した電圧印加電極層31、パターン電極
層32、および共通電極層33と、溝30A内のパター
ン電極層32および共通電極層33に一部が重なるよう
に形成される発熱抵抗体層34と、電圧印加電極層31
およびパターン電極層32の間に設けられる保護層35
と、光導電体基板30に形成された溝30Aおよび30
Bを覆うように設けられ、インク37を供給するインク
供給管37Aが設けられた厚さ0.5mmのポリイミド
板材36を有している。電圧印加電極層31および共通
電極層33は、図示しない電源部に接続されている。
【0042】溝30Aは、フッ化水素溶液を用いてホト
リソ法およびエッチングによって幅60μm、長さ2.
0mm、深さ80μmで形成されている。溝30Bは、
溝30Aと光導電体基板30の側端部にかけて幅40μ
m、長さ80μm、深さ40μmで形成されている。
【0043】発熱抵抗体層34は、光導電体基板30の
溝30A内にメタルマスクを設け、RFスパッタリング
法に基づいてTa−SiO2 の複合材料ターゲットを用
いて帯状に着膜することにより形成される。
【0044】ポリイミド板材36は、光導電体基板30
の側端部に端面部を一致させた状態で溝30Aおよび3
0Bを覆っており、ポリイミド板材36と溝30Aによ
って形成される空間にインク供給管37Aを介して水系
のインク37を蓄え、ポリイミド板材36と溝30Bに
よって光導電体基板30の側端部にノズルを形成してい
る。このノズルは、熱抵抗体層34の発熱によってイン
ク37中にバブルが形成されると、飛沫状のインク37
を吐出する。
【0045】上記構成の光入力型印字記録ヘッドに対
し、図示しない電源部によって電圧印加電極層31およ
びパターン電極層34から基板表面に形成されている回
路パターンに150Vの直流バイアス電圧を印加し、レ
ーザ光源(図示せず)から発信波長680nm、出力3
0mWのレーザ光を出射して光導電体基板30の保護層
35の部分を主走査方向に走査する。同時に、光入力型
印字記録ヘッドから3mm離れたところに記録用紙(図
示せず)を配置して、光導電体基板30の側端部に形成
されるノズルから黒色のインク37を吐出させて印字を
行った。
【0046】その結果、記録用紙上に黒色のインクが付
着し、印字ドット600dpi相当で画像光学反射濃度
1.3の印字結果が得られた。この印字動作におけるプ
ロセス速度は70mm/sであり、印字ミス率(規定ド
ット径の50%以下の不良印字ドットの発生率)は1%
以下であった。
【0047】次に、この光入力型印字記録ヘッドを用い
て2K枚の連続印字評価を行ったところ、初期の画像光
学反射濃度に対して濃度変化幅5%以内の画像光学反射
濃度を維持していることが確認された。
【0048】また、比較例として、受光部である基板と
発熱抵抗体層が設けられる基板を別々に形成し、ピンコ
ネクタによって接続して印字評価を行った。その結果、
接続部のピンコネクタの数が多くなって印字部のサイズ
が大型化し、結線に必要なリード線の配線も煩雑なもの
となり、印字ミス率が11%となった。
【0049】上記構成の光入力型印字記録ヘッドによる
と、基板を光導電体材料によって形成することで光導電
体層を省略することができ、光入力型印字記録ヘッドの
構成を簡略化することができる。
【0050】図6は、本発明の第4の実施の形態におけ
る光入力型印字記録ヘッドを示し、厚さ2mmのアルミ
ナで構成される基板38と、基板38の表面に設けられ
るSiO2 のグレーズ層39と、基板38の表面に設け
られる電圧印加電極層40、短冊状のパターン電極層4
1と42、および共通電極層43と、パターン電極層4
2と共通電極層43に一部が重なるように形成される発
熱抵抗体層44と、発熱抵抗体層44を保護する保護層
45と、パターン電極41および42に一部が重なるよ
うに形成される光導電体層46と、光導電体層46を保
護する保護層47と、基板38に設けられる溝部38A
に位置して設けられ、電圧印加電極層40とパターン電
極41に一部が重なるように形成される電歪素子48
と、電歪素子48を覆うように設けられ、インク50を
供給するインク供給管49Aおよびノズル49Bが設け
られた厚さ0.5mmのノズルプレート49と、光導電
体層46に一端が接続されて直流バイアス電圧を印加す
る電源部15とを有し、電源部15の他端、電圧印加電
極層40、および共通電極層43はアースされている。
【0051】発熱抵抗体層44および電歪素子48は、
図示しない切り換えスイッチによってパターン電極41
および42の導通を切り換えることで選択できる。
【0052】例えば、パターン電極41をONにし、パ
ターン電極41をOFFにした状態で光導電体層46に
光ビームが入射すると、電歪素子48に駆動電流が流れ
てノズルプレート49のノズル49Bからインクが吐出
される。
【0053】また、パターン電極41をOFFにし、パ
ターン電極41をONにした状態で光導電体層46に光
ビームが入射すると、発熱抵抗体層44に駆動電流が流
れて発熱する。その他の構成および機能は第1および第
2の実施の形態と同様であるので重複する説明を省略す
る。
【0054】上記構成の光入力型印字記録ヘッドに対
し、図示しない切り換えスイッチを操作してインクジェ
ット方式の印字モードを選択して電源部15によって電
圧印加電極層40に150Vの直流バイアス電圧を印加
し、レーザ光源(図示せず)から発信波長780nm、
出力20mWのレーザ光を出射して光導電体層46を主
走査方向に走査する。同時に、光入力型印字記録ヘッド
から3mm離れたところに記録用紙(図示せず)を配置
して、基板38の表面に形成されるノズル49Bから黒
色のインク50を吐出させて印字を行った。
【0055】その結果、記録用紙上に黒色のインクが付
着し、画像光学反射濃度1.1の印字結果が得られた。
【0056】次に、図示しない切り換えスイッチを操作
して熱転写方式の印字モードを選択して電源部15によ
って共通電極層43に150Vの直流バイアス電圧を印
加し、同一の記録用紙およびシアン色のインクリボンを
発熱抵抗体層44が位置する保護層45に圧接して印字
を行った。
【0057】その結果、記録用紙上にシアン色のインク
が付着し、画像光学反射濃度1.5の印字結果が得られ
た。
【0058】上記構成の光入力型印字記録ヘッドによる
と、発熱抵抗体層を用いた熱転写方式の光入力型印字記
録ヘッドと、電歪素子を用いたインクジェット方式の光
入力型印字記録ヘッドを同一の基板の表面に設け、切り
換えスイッチの操作によって選択された光入力型印字記
録ヘッドに光ビームの照射に基づいて導電化された光導
電体層を介して駆動電流を供給して駆動することで、記
録媒体に応じて印字方式の選択が可能で構成の簡素化さ
れた光入力型印字記録ヘッドを形成することができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の光入力型印
字記録ヘッドによると、基板の表面にパターン状に形成
される電極部、光導電体部、画像記録部を設け、光導電
体部と画像記録部を所定の幅および長さで形成される短
冊状のパターン電極で接続するようにしたため、構成す
る材料に制限がなく、簡素な構成および小型化が可能
で、かつ、印字ドットの解像度に優れる光入力型印字記
録ヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光入力型印
字記録ヘッドを示す説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における基板1を示
す平面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態における光入力型印
字記録ヘッドを示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における基板16を
示す平面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態における光入力型印
字記録ヘッドを示す説明図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態における光入力型印
字記録ヘッドを示す説明図である。
【図7】従来の熱転写型印字記録ヘッドを示す説明図で
ある。
【図8】従来の光入力型印字記録ヘッドを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1,基板 2,グレーズ層 3,電圧印加電極層 4,パターン電極層 5,光導電体層 6,保護層 7,共通電極層 8,発熱抵抗体層 9,保護層 10,レーザ光源 11,光変調器 12,記録用紙 13,インクリボン 13A,インク 14,プラテンロール 15,電源部 16,基板 17,電圧印加電極層 18,パターン電極層 19,共通電極層 20,光導電体層 21,保護層 22,発熱抵抗体層 23,ノズルプレート 23A,ノズル 24,インク 25,レーザ光源 26,モータ 27,ポリゴンミラー 28,記録用紙 29,プラテンロール 30,光導電体基板 31,電圧印加電極層 32,パターン電極層 33,共通電極層 34,発熱抵抗体層 35,保護層 36,ポリイミド板材 36A,インク供給管 37,インク 38,基板 39,グレーズ層 40,電圧印加電極層 41,パターン電極層 42,パターン電極層 43,共通電極層 44,発熱抵抗体層 45,保護層 46,光導電体層 47,保護層 48,電歪素子 49,ノズルプレート 49A,インク供給管 49B,ノズル 50,インク 51,電極 52,電極 53,発熱抵抗体 54,プラテンロール 55,感熱紙 56,駆動電流発生部 57,レーザ光源 58,光変調器 59,透明圧接板 60,インクリボン 60A,巻き上げロール 60B,送りロール 60C,支持ロール 61,プラテンロール 62,記録用紙

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面あるいは前記基板の内部に形
    成され、画像信号に応じた光ビームの照射を受けて導電
    性を呈する光導電部と、 前記基板の前記表面に形成され、前記光導電部の前記導
    電性に基づいて供給される駆動電流によって画像記録を
    行う画像記録部と、 前記基板の前記表面に所定の長さあるいは所定の幅で形
    成され、前記光導電部と前記画像記録部を接続するパタ
    ーン電極と、 前記光導電部、前記画像記録部、および前記パターン電
    極にかけて駆動電圧を印加して前記画像記録部に前記駆
    動電流を供給する駆動電源を有することを特徴とする光
    入力型印字記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記光導電部は、前記基板の前記表面に
    形成された着膜層によって構成される請求項第1項記載
    の光入力型印字記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記光導電部は、前記基板として使用さ
    れる光導電性基板によって構成される請求項第1項記載
    の光入力型印字記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記画像記録部は、前記駆動電流の供給
    に基づいて発熱する発熱部材によって構成されるサーマ
    ルヘッドである請求項第1項記載の光入力型印字記録ヘ
    ッド。
  5. 【請求項5】 前記画像記録部は、画像記録用のインク
    を収容し、インク滴を吐出させるノズルを有したインク
    セルと、前記駆動電流の供給に基づいて前記インクを加
    熱して前記ノズルから前記インク滴を吐出させる発熱部
    材より構成される請求項第1項記載の光入力型印字記録
    ヘッド。
  6. 【請求項6】 前記画像記録部は、画像記録用のインク
    を収容し、インク滴を吐出させるノズルを有したインク
    セルと、前記駆動電流の供給に基づいて前記インクを加
    振して前記ノズルから前記インク滴を吐出させる電歪素
    子より構成される請求項第1項記載の光入力型印字記録
    ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記画像記録部は、前記駆動電流に基づ
    いて発熱する発熱型記録部によって構成され、 前記パターン電極は、前記所定の長さとして前記光導電
    部に前記発熱型記録部の発熱が熱劣化を与えない長さを
    有して構成される請求項第1項記載の光入力型印字記録
    ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記画像記録部は、前記駆動電流に基づ
    いて振動する加振型記録部によって構成され、 前記パターン電極は、前記所定の幅として前記画像記録
    部の画素サイズに応じた幅を有して構成される請求項第
    1項記載の光入力型印字記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 前記画像記録部は、並列配置された印字
    方式の異なる複数の画像記録部と、前記複数の画像記録
    部から印字媒体に応じた1つの画像記録部を選択する選
    択手段より構成される請求項第1項記載の光入力型印字
    記録ヘッド。
  10. 【請求項10】 前記基板は、遮光性の材料によって構
    成される請求項第1項記載の光入力型印字記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記基板は、半導体基板によって構成
    され、前記光導電部、前記画像記録部、および前記パタ
    ーン電極は、前記半導体基板上にIC製造技術によって
    形成される構成の請求項第1項記載の光入力型印字記録
    ヘッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100982840B1 (ko) * 2002-06-07 2010-09-16 휴렛-팩커드 디벨롭먼트 컴퍼니, 엘.피. 유체 분사 장치의 활성화 소자, 유체 분사어셈블리로부터의 유체 분사 방법 및 유체 분사 어셈블리
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