JPH10162313A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH10162313A JPH10162313A JP33514396A JP33514396A JPH10162313A JP H10162313 A JPH10162313 A JP H10162313A JP 33514396 A JP33514396 A JP 33514396A JP 33514396 A JP33514396 A JP 33514396A JP H10162313 A JPH10162313 A JP H10162313A
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- JP
- Japan
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- shaped core
- magnetic
- magnetic head
- core half
- head
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
減する。 【構成】 C形コア半体3a,3bと、I形コア半体4
a,4bとを一組として磁気ヘッド部10a,10bを
構成し、これら磁気ヘッド部を所定間隙d2を有してヘ
ッドサポート上20に近接配置した磁気ヘッド10であ
り、特に、I形コア半体側に巻回される巻線7a,7b
の一方側をI形コア半体の後面側に巻回して、互いの巻
線間の距離を遠ざけるようにしてクロクトークを軽減す
る。
Description
ーダ(VTR)などの磁気記録再生装置に搭載されて好
適な磁気ヘッドに関する。
を示した上面図,正面図である。図2(A),(B)に
示した如く、ビデオテープレコーダ(VTR)などの磁
気記録再生装置に搭載される磁気ヘッド1として、タブ
ルアジマスを形成したコンビネーション型の磁気ヘッド
が用いられている。上記磁気ヘッド1は、リング型の磁
気ヘッド部1a,1bを1枚のヘッドサポート2上に近
接配置されている。
ライトを用いて巻線用窓3a2を有するC形コア半体3
aと、強磁性材の磁性フェライトを用いて巻線用窓のな
いI形コア半体4aとを一組として互いに突き合わせ
て、モールドガラス5aを用いて接着すると共に、磁気
テープTが摺接するテープ摺接面3a1,4a1の突き
合わせ面に磁気ギャップ6aが形成されている。
ェライトを用いて巻線用窓3b2を有するC形コア半体
3bと、磁性フェライトを用いて巻線用窓のないI形コ
ア半体4bとを一組として互いに突き合わせて、モール
ドガラス5bを用いて接着すると共に、磁気テープTが
摺接するテープ摺接面3b1,4b1の突き合わせ面に
磁気ギャップ6bが形成されている。
aとに巻線7aが外部ノイズに対するキャンセルを考慮
して互いに逆方向となるように施され、同様に、C形コ
ア半体3bとI形コア半体4bとに巻線7bが施されて
いる。
1bとを1枚のヘッドベース2上に配置する際、、互い
のギャップ間が所定の距離d1となるように所定の間隔
d2を有して、各々のI形コア半体4a,4b側を互い
に対向するように配置している。
て、これらの両方の磁気ヘッド部を記録用のヘッドとし
たり、再生用のヘッドとして同時に作動するような方法
も考えられており、このような場合に、互いの磁気ヘッ
ド部からのクロストークの問題が生じる。
間隔を更に広げることが考えられるが、その間隔が所定
の幅となるように規定されており、変更の自由度が制限
されてします。
の間隔部に漏れ磁束を防ぐためのシールドを設けること
も考えられるが、その所定間隔d2は1mmに満たない
幅であり、その部分にシールドを施すことは、かなり面
倒な作業となってしまうと言う問題がある。
な問題を解決した磁気ヘッドを提供することにある。
するために、次のような手段より成る。すなわち、巻線
用窓を有して磁性体から成るC形コア半体と、ギャップ
部を介して接合されるI形コア半体とに前記巻線用窓を
通じて、それぞれのコア半体に互いの巻線方向が逆方向
となるように巻線を施して一組の磁気ヘッド部と成し、
これら磁気ヘッド部を前記I形コア半体の一面側が互い
に対向面となるように、所定間隔を有してヘッドサポー
ト上に近接配置して取り付けた磁気ヘッドにおいて、前
記互いのヘッド部を、前記I形コア半体の後面側の少な
くとも一部を残して前記ヘッドサポートにそれぞれ近接
配置して取り付けると共に、前記I形コア半体にそれぞ
れ巻回される巻線を、前記残された後面側の箇所を通過
するように巻回したことを特徴とする磁気ヘッド。
き、好ましい実施例により説明する。図1(A),
(B)は本発明の実施例に係る磁気ヘッドの上面図,正
面図である。尚、説明の便宜上、先に従来例で示した構
成部材と同一構成部材については同一符号を付して説明
する。
aは、強磁性材である例えば磁性フェライトを用いて巻
線用窓3a2を有するC形コア半体3aと、強磁性材の
磁性フェライトを用いて巻線用窓のないI形コア半体4
aとを一組として互いに突き合わせて、モールドガラス
5aを用いて接着すると共に、磁気テープTが摺接する
テープ摺接面3a1,4a1の突き合わせ面に磁気ギャ
ップ6aが形成されている。
フェライトを用いて巻線用窓3b2を有するC形コア半
体3bと、磁性フェライトを用いて巻線用窓のないI形
コア半体4bとを一組として互いに突き合わせて、モー
ルドガラス5bを用いて接着すると共に、磁気テープT
が摺接するテープ摺接面3b1,4b1の突き合わせ面
に磁気ギャップ6bが形成されている。
aとに巻線7aが互いに逆方向となるように施され、同
様に、C形コア半体3bとI形コア半体4bとにも巻線
7bが施されている。
巻回される巻線7a及び7bは、各I形コア半体4a及
び4bの後面位置で、その巻線が互いの対向面側に出な
いように巻回されている。
気ヘッド部10bとは、1枚のヘッドサポート20よ
り、互いのヘッドギャップ6a,6bの間隔d1ととな
るように所定の間隔d2を有して取り付けられており、
しかも、前記の巻線7a及び7bをI形コア半体4a,
4bの後面側に巻回するのに、少なくとも障害にならな
い範囲分を残して取り付けられている。
のような構成から成り、本発明者の検証によれば、上述
の形態の磁気ヘッド部10a,10bを同時に作動させ
た場合と、従来例の構成による磁気ヘッド部1a,1b
を同時に作動させた場合の互いの磁気ヘッド部間のクロ
ストークを測定したところ、5dBの改善がみれた。
においては、そのI形コア半体4a,4b側に巻回され
る巻線7a,7bを、互いの磁気ヘッド部10a,10
bの対向面側に臨まないように巻回したことにより、互
いの巻線7a,7bまでの距離が遠ざかったことによる
効果と認められる。
よれば、ヘッドサポート20の取り付けに際し、I形コ
ア半体4a,4bの後面側の少なくとも巻線を施す部分
を残すように取り付けているので、巻線7a,7bがヘ
ッドサポート20の側面部20a,bに規制されて巻き
易くなるものである。
半体に巻回される巻線が、互いの磁気ヘッド部の対向面
側に臨まないようになっており、その分、互いの巻線ま
での距離が従来構成のものより遠ざかり、その分、クロ
ストークが軽減される。また、互いのI形コア半体の後
面側を、巻線が施される箇所を少なくとも残してヘッド
サポート上に取り付けるようにしているので、巻線を施
す際にヘッドサポートの側面が巻線移動の規制部となっ
て、巻回が効率良く巻ける等の効果を奏する。
示した上面図,正面図である。
面図,正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】巻線用窓を有して磁性体から成るC形コア
半体と、ギャップ部を介して接合されるI形コア半体と
に前記巻線用窓を通じて、それぞれのコア半体に互いの
巻線方向が逆方向となるように巻線を施して一組の磁気
ヘッド部と成し、これら磁気ヘッド部を前記I形コア半
体の一面側が互いに対向面となるように、所定間隔を有
してヘッドサポート上に近接配置して取り付けた磁気ヘ
ッドにおいて、 前記互いのヘッド部を、前記I形コア半体の後面側の少
なくとも一部を残して前記ヘッドサポートにそれぞれ近
接配置して取り付けると共に、 前記I形コア半体にそれぞれ巻回される巻線を、前記残
された後面側の箇所を通過するように巻回したことを特
徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33514396A JP3713855B2 (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33514396A JP3713855B2 (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 磁気ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162313A true JPH10162313A (ja) | 1998-06-19 |
JP3713855B2 JP3713855B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=18285250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33514396A Expired - Lifetime JP3713855B2 (ja) | 1996-11-29 | 1996-11-29 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3713855B2 (ja) |
-
1996
- 1996-11-29 JP JP33514396A patent/JP3713855B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3713855B2 (ja) | 2005-11-09 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
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A521 | Written amendment |
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