JPH10161501A - トナー回収装置及び画像形成ユニット - Google Patents

トナー回収装置及び画像形成ユニット

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JPH10161501A
JPH10161501A JP8323226A JP32322696A JPH10161501A JP H10161501 A JPH10161501 A JP H10161501A JP 8323226 A JP8323226 A JP 8323226A JP 32322696 A JP32322696 A JP 32322696A JP H10161501 A JPH10161501 A JP H10161501A
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JP
Japan
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cylinder
toner
collection bag
image forming
bag
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8323226A
Other languages
English (en)
Inventor
Morimichi Takashika
守通 高鹿
Tatsumi Shimaya
辰美 島也
Takao Yorifuji
隆雄 依藤
Kuninori Ono
訓紀 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8323226A priority Critical patent/JPH10161501A/ja
Publication of JPH10161501A publication Critical patent/JPH10161501A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】狭い空間により多く回収可能なトナー回収装置
及びこれを備えた画像形成ユニットを提供する。 【解決手段】回収袋12は円筒11の両端部間の距離よ
りも長い横長なTシャツ状に形成される。この回収袋1
2を横方向に縮めて筒袖部12bに円筒11を挿通す
る。振袖部12dを円筒11のリブ部11bに強く巻き
付け両面接着テープ14により固定する。この完成した
トナー回収装置10を画像形成ユニット20内に組み付
ける。画像形成ユニット20内部の支持部下方の通常で
は空いたまま使用されない空間C、C′に、回収袋12
の縮めた部分が横方向に広がって廃トナーの収容する容
積を拡張する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体上から回
収された廃トナーを回収するトナー回収装置及びこれを
備えた画像形成ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真式画像形成装置にお
いて、像担持体上に現像されたトナー像が、転写部で用
紙に転写された後、残余のトナーはクリーナで回収され
ている。この回収されたトナーの取り扱いとしては、第
1の方法として、クリーナ内に溜めておく。第2の方法
として、廃トナーボトルに回収する。第3の方法とし
て、現像器へリサイクルして再使用するなど種々の提案
がなされている。
【0003】ところで、上記第1の方法は、近年では一
般に、画像形成部を現像器と共にユニット化する方式を
採用する場合が多いので、このユニットの容積が大型化
するという問題を伴う。それであるからといって大型化
を忌避するとトナー収容部の容積が圧迫されて今度はユ
ニットの寿命が短縮されるという問題が発生する。ま
た、上記第2の方式は、廃トナーボトルを適宜な時期に
交換しなければならないから、この廃トナーボトルの交
換が面倒であるという問題を有している。そして、上記
第3の方式は、黒及び三原色の合計4色の色トナーを用
いる例えばタンデム方式のカラー画像形成装置の場合、
色の混入が発生し易く、したがって、この方式の使用に
は適さない。そこで、現像剤ホッパー内のトナーが消費
されて空いてくる空間を有効に利用して、ここに回収ト
ナーを還流させようとする提案がなされている。
【0004】図12(a),(b) は、そのような例(特公昭
63−10424号)を示す図である。同図(a) の例に
示すように、現像剤ホッパー1の下部開口に現像ローラ
2が配設され、内部には上部にわずかの空隙3を残して
トナー4が充填されている。その上部の空隙3と、トナ
ー4とは、可撓性の仕切り部材5で仕切られており、空
隙3の一方の側壁にトナー回収孔6が穿設されている。
このトナー回収孔6とクリーナとの間に不図示の廃トナ
ー搬送部材が配設されて、クリーナに回収された廃トナ
ーを搬送し、同図(b) に示すように、トナー回収孔6か
ら空隙3内にその廃トナー4′を還流させる。当初から
ほぼ一杯に充填されていたトナー4は使用に伴って減少
していくから、これに応じて可撓性の仕切り部材5が下
方に垂れ下がり、上部の空隙3が漸次拡大する。この拡
大する空隙3に、廃トナー4′が逐次堆積していく。
【0005】図13は、現像剤ホッパーの他の例を示す
側断面図である。この例では、上記同様の現像剤ホッパ
ー内のトナー4に埋没する位置に、攪拌器7が配設され
ている。攪拌器7は、図の破線で示すように回転して常
にトナーを攪拌してトナーの固結を防止する。これは融
点の低いトナーには有効な構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように現像剤ホッパー内に可撓性の仕切り部材を張り渡
して設けることは極めて手数のかかる作業であり、組み
立て行程上において多くの時間を必要とし、作業能率の
低下を招くという問題を有している。
【0007】また、図13に示したように攪拌器を備え
るものにおいては、図12(b) に示したように、廃トナ
ー4′が堆積して、可撓性の仕切り部材5が下方に垂れ
下がると、比較的早い時期に仕切り部材5の底部が攪拌
部材7に摺接して攪拌部材7の攪拌動作に干渉するよう
になって装置全体に支障を来すという問題も有してい
る。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
画像形成ユニットに組み込みが容易で且つ狭い空間によ
り多く回収可能なトナー回収装置及びこれを備えた画像
形成ユニットを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
トナー回収装置及びこれを備えた画像形成ユニットの構
成を述べる。
【0010】先ず、請求項1記載の発明のトナー回収装
置は、両端部を除く部分に開口を有する円筒と、該円筒
の両端部間の距離よりも長く形成され該円筒を覆うべく
縮められて該円筒の両端部に固定支持された伸縮自在の
回収袋と、上記円筒に内装され外部からトナーを搬送し
該トナーを上記回収袋に上記円筒の略中央から排出すべ
く構成された搬送部材とを備えて構成される。
【0011】上記回収袋は、例えば請求項2記載のよう
に、合成樹脂からなる。また、例えば請求項3記載のよ
うに、首と裾が閉じられたTシャツ状の形状をなし、該
Tシャツ状の袖部を介して上記円筒を挿通させて上記円
筒を覆い、上記袖部を上記円筒の両端部に通気を封鎖す
べく固定されるように構成される。
【0012】そして、例えば請求項4記載のように、上
記円筒の両端部には凹凸部が形成され、上記回収袋の上
記袖部には上記凹凸部に巻回して上記回収袋を固定保持
する保持部が一体的に形成されて構成される。
【0013】次に、請求項4記載の発明は、画像形成装
置に着脱自在の画像形成ユニットに適用される。この発
明の画像形成ユニットは、像担持体上に形成される潜像
を現像剤を用いて現像する現像手段と、該現像手段へ供
給するための現像剤を収容する現像剤ホッパと、上記像
担持体上から除去された廃トナーを回収すべく上記現像
剤ホッパの上部に配設され両端部を除く部分に開口を有
する円筒と、該円筒の両端部間の距離よりも長く形成さ
れ該円筒を覆うべく縮められて該円筒の両端部に固定支
持された伸縮自在の回収袋と、上記円筒に内装され上記
廃トナーを回収搬送して上記回収袋に回収すべく上記廃
トナーを上記円筒の略中央から上記回収袋内に排出する
搬送部材とを備えて構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a),(b),(c),(d) は、第
1の実施の形態におけるトナー回収装置の組立て工程を
示す図である。尚、同図(a) 〜(d) には、簡明を期すた
め後述する搬送スクリューの図示を省略している。同図
(a) に示すように、トナー回収装置10は、円筒11と
回収袋12を備えている。円筒11は、両端を除く部分
に複数の開口部11aを有している。両端には、夫々円
筒11の円周に沿って三条のリブ11bが形成され、こ
れにより円筒11の両端部には凹凸部が形成されてい
る。
【0015】一方、回収袋12は、例えばポリエチレン
等の柔軟な素材からなり、円筒11の両端部間の距離よ
りも長く形成されている。この回収袋12は、回収袋の
丈と同幅の筒状のフィルムを、長手方向に回収袋の幅と
同幅に裁断し、裁断した両端部を夫々熱こて、又は高周
波ミシン等により鍵型に溶着して形成されている。その
鍵型の溶着部12aの縦方向外側に沿ってスリット13
が形成されている。これにより、回収袋12は首と裾が
閉じた、やや丈の短い横長なTシャツ状をなし、開口し
たTシャツの筒袖部12bと、この筒袖部12bの下部
に続き縦方向を上記スリット13により胴部12cから
分断された振袖部12dが形成される。振袖部12dの
下端には適宜の大きさの両面接着テープ14が取り付け
られる。上記筒袖部12bと振袖部12dにより、円筒
11への支持部が形成されている。
【0016】先ずこの回収袋12を、同図(b) に示すよ
うに、横方向に縮めて上記筒袖部12bに円筒11を挿
通する。円筒11の開口11aは回収袋12の胴部12
c内で下方を向けて配置される。回収袋12の筒袖部1
2bは円筒11のリブ11bの凹凸部がある両端部に設
定される。この位置で、回収袋12の振袖部12dを円
筒11の両端の凹凸部に夫々強く巻き付け、その巻き付
けを両面接着テープ14により固定するこののち、同図
(c) に示すように、円筒11の一方の端部開口を蓋17
を用いて一時的に塞ぎ、他端の開口から空気を吹き込
む。これにより、上記縮められている回収袋12を膨ら
ませて形状を整えると共に、回収されるトナーが漏れ出
ることのないように機密性が保たれているか否かを検査
する。
【0017】同図(d) は、上記完成したトナー回収装置
10を詳しくは後述する画像形成ユニット20内に組み
付けた状態を示している。同図に示すように、円筒11
端部には回収袋12の筒袖部12bに重ねて振袖部12
dが強く巻き付けられ、これに円筒11のリブ11bが
食い込んで、円筒11と回収袋12とが強固に密着し、
回収袋12の筒袖部12bの開口が外部から封止され
る。そして、この円筒11内には搬送スクリュー15
(搬送部材)が配設され、廃トナー16を搬送して回収
袋12内に回収する。
【0018】図2は、上記トナー回収装置10を搬送ス
クリューと共に示している。同図に示すように、搬送ス
クリュー15の駆動軸24は、円筒11の端部に嵌合す
る軸受25に支持されて、突端にギア26が固着してい
る。軸受25とギア26との間にはパッキング27が介
挿される。これにより、円筒11のギア26側の端部が
外部から封止される。駆動軸24は、円筒11のほぼ中
央部まで延びて搬送スクリュー15と連結している。
【0019】これにより、搬送スクリュー15で矢印A
及びBで示すように搬送されてくる廃トナー16は、円
筒11の略中央から前述した開口部11aを介して排出
される。このように、回収袋12に回収される廃トナー
16は、回収袋12のほぼ中央部から堆積していくの
で、回収が進むにつれ堆積が両側に広がって、一方に偏
ることなく回収袋12内に平均して収容されていく。ま
た、上述しように、回収袋12は、円筒11の両端部間
の距離よりも長く形成したものを円筒11の両端部に合
わせるように縮めて取り付けてあるから、取付部から自
由な下方の部分は上記の縮めた分だけ同図の幅C及び
C′で示す範囲に広がっている。
【0020】通常、搬送部材の軸受け部分は外部に突出
することを嫌って装置内部側に突設される場合が多い、
また、円筒11と回収袋12の固着部も、画像形成ユニ
ット20の匡体20aよりも外部に突き出したのでは、
この画像形成ユニット20を装着する画像形成装置全体
が大型化する。したがって、一般にこのような部分は全
て装着される匡体の内側に配置される。もし、回収袋1
2が一般的な構成のように円筒11の両端部間の距離と
同じ長さで形成されているとすれば、同図の幅C及び
C′で示す範囲の広がりが得られず、幅C及びC′の空
間は廃トナー16の回収に関与することのない無駄な空
間になってしまう。本実施の形態においては、この空間
を有効に活用している。
【0021】図3(a) は、このようなトナー回収装置1
0が内部に配設される画像形成ユニットの外観斜視図で
ある。同図に示す画像形成ユニット20は、現像ユニッ
ト21とドラムユニット22の2つの副ユニットを合体
させて構成されている。画像形成ユニット20は、画像
を転写される用紙の幅方向に対応する幅広な装置であ
る。図の右斜め上側が用紙搬送の上流側、左斜め下側が
用紙搬送の下流側である。上記現像ユニット21は、ト
ナー(現像剤)等を収容する匡体21a(現像剤ホッ
パ)と、この匡体21a下部から下流側に突設された保
持部21bで構成される。この保持部21bにドラムユ
ニット22が保持されている。この画像形成ユニット2
0の内部構成について詳しくは後述する。
【0022】図3(b) は、上記の画像形成ユニット20
の現像ユニット21内に配設されるトナー回収装置10
を示すために、現像ユニット21の匡体21aを一部切
り欠いて内部を示したものである。同図(b) に示すよう
に、トナー回収装置10は、円筒11の両端が現像ユニ
ット21の上部に掛け渡され、開口部11aを横向きに
して配設される。開口部11aが横を向くことにより、
回収袋12は上部が横向きとなり、やや折り曲げられた
形で下部が垂れ下がって配置される。
【0023】円筒11の図の右端には、搬送スクリュー
15を内部に配置した搬送パイプ23が連結されてい
る。この搬送パイプ23は、曲線を描きながら現像ユニ
ット21の匡体21aの端部に沿って、保持部21bの
下流側端部まで延設されている。この搬送パイプ23
は、特には図示しないが、この保持部21bの下流側端
部で、ドラムユニット22側の排出パイプと連結して、
図2に示した廃トナー16を受け取るように形成されて
いる。一方、上記円筒11の左端から中程まで駆動軸2
4が挿入されて配置される。この駆動軸24の右端に、
搬送スクリュー15の一端が連結して、駆動軸24によ
り回転駆動される。搬送スクリュー15の他端は、搬送
パイプ23内を更に延びて下流側端部まで延在してい
る。
【0024】図4は、図3(a),(b) に示した画像形成ユ
ニット20の側断面図である。同図に示すように、画像
形成ユニット20の現像ユニット21は、トナー28を
収容する現像剤ホッパー兼用の匡体21a内に、攪拌器
29、供給ローラ31及び現像ローラ32を回転可能に
保持している。上記現像ローラ32にはドクターブレー
ド33が当接して配設されている。現像ユニット21の
下部には、フレーム状の保持部21bが匡体21aと一
体に下流側(図の左方)に張り出して形成される。
【0025】一方、ドラムユニット22は、内部に感光
体ドラム34(像担持体)を回転可能に保持し、その周
面に当接する初期化帯電ブラシ35及びクリーナ36を
備えている。クリーナ36は、廃トナー16を一時的に
収容する小型の匡体で形成され側部にクリーナブレード
36aを備え、内部に排出パイプ37が配設される。ま
た、ドラムユニット22はドラムカバー38を備えてい
る。更にドラムユニット22の感光体ドラム34の真上
に当たる上面には、感光体ドラム34の軸方向に平行し
て溝孔39が設けられている。このドラムユニット22
の両側面からは、感光体ドラム34のドラム軸34aが
外部に突出している。
【0026】上記の感光体ドラム34の下部周面を覆っ
ていた保護蓋38を、下流側上方に滑動させると感光体
ドラム34の下部周面が露出する。この後、ドラム軸3
4aを現像ユニット21の保持部21bの軸受け孔に挿
通し、現像ユニット21と合体させ画像形成ユニット2
0を形成する。この画像形成ユニット20を本体装置
(画像形成装置)に装着すると、本体装置の上蓋部材に
配設されている記録ヘッドが降下して、その先端が上記
の溝孔39に嵌合する。
【0027】画像形成ユニット20に組み込まれている
上記の諸装置は、夫々不図示のギア又は電極を備えてお
り、各ギアは画像形成ユニット20内部で夫々係合して
いる。画像形成ユニット20が本体装置に装着される
と、各電極及び感光体ドラム34の支持軸34aや現像
ローラ32の支持軸等が本体装置の電源電極及び駆動機
構に係合して駆動される。
【0028】図5は、上記のように構成される画像形成
ユニット20を多段式に備えたタンデム型のフルカラー
画像形成装置の側断面図である。同図に示すように、フ
ルカラー画像形成装置40は、装置本体の上面に上蓋4
1を備えている。上蓋41の前部側方には図では見えな
いが電源スイッチ、液晶表示装置、複数の入力キー等が
配設されている。また、装置本体の下部には用紙カセッ
ト42が着脱自在に設けられる。用紙カセット42には
多枚数の用紙が載置・収容されている。
【0029】装置本体内部には、略中央に、搬送ベルト
43が水平方向に偏平なループ状に配置される。そのル
ープの水平方向の両端部を駆動ローラ44と従動ローラ
45が保持している。搬送ベルト43は、その駆動ロー
ラ44と従動ローラ45によって駆動され、図の反時計
回り方向に循環移動する。搬送ベルト43の上循環部の
裏面に押接して4個の補助ローラ46が配設されてい
る。補助ローラ46は搬送ベルト43の自重による弛み
を抑止している。また、搬送ベルト43の下循環部の裏
面に押接してテンションローラ47が配設されている。
テンションローラ47は、不図示の付勢部材により下方
に付勢されて、搬送ベルト43を張設している。
【0030】搬送ベルト43の上流(図の右方)では、
吸着ローラ48が、搬送ベルト43を介して従動ローラ
45に圧接し、ここに用紙搬入部を形成している。吸着
ローラ48は、用紙搬入部に搬入されてくる用紙に吸着
バイアスを印加しながら搬送ベルト43に押圧して、搬
送ベルト43に用紙を静電的に吸着させる。この搬送ベ
ルト43の上循環部の上方に上述した4個の画像形成ユ
ニット20が、用紙搬送方向(図の右から左方向)に、
多段式に並設される。
【0031】これら画像形成ユニット20の各感光体ド
ラム34の下部が、搬送ベルト43の上循環部に当接し
て、搬送ベルト43の当接部下面に転写ブラシ62が配
設されて、ここに転写部を形成する。そして、各感光体
ドラム34の真上には、上蓋41裏面に配設されている
記録ヘッド49が、上蓋41の閉成により挿入され、位
置決め装置により溝孔39(図4参照)に位置決めされ
て配置される。上蓋41は本体装置40後方の支持軸を
中心にして開閉する。
【0032】駆動回転ローラ44に最も近い画像形成ユ
ニット20の現像ユニットには文字等の黒印字に専用さ
れるBk(ブラック:黒)トナーが収容されている。そ
して、他の3個の画像形成ユニット20には、減法混色
の三原色であるY(イエロー:黄色)、M(マゼンタ:
赤色染料)及びC(シアン:緑味のある青色)の色トナ
ーが夫々収容されている。
【0033】そして、搬送ベルト43の搬送方向上流側
(図の右方)には、待機ロール対51が配設される。上
述した用紙カセット42に収容されている用紙は、用紙
カセット42の給紙端上方に配設されている断面が半円
形状の給紙コロ52の一回転毎に最上部の一枚が取り出
され、給紙ローラ53により上方に給送され、2枚のガ
イド板から形成される搬送路54によって左方に反転し
て、上記の待機ロール対51に向けて供給される。
【0034】また、搬送ベルト43の搬送方向下流(図
の左方)には、定着器55が配置される。定着器55
は、断熱性の匡体内に組み付けられた圧接ローラ、発熱
ローラ、周面清掃器、オイル塗布ローラ、サーミスタ等
から構成され、用紙上に転写されたトナー像を紙面に熱
定着させる。定着器55の下流側には、搬出ロール対5
6、搬出ガイド57および排紙ロール対58が配置され
る。定着器55でトナー像を熱定着された用紙は、搬出
ロール対56によって搬送され、搬出ガイド57によっ
て上方に案内され、排紙ロール対58によって反転し、
トナー像を下にして、後部排紙口59から、装置本体上
部後方と上蓋41の後部とで形成されている排紙トレー
61上に排出される。
【0035】上記搬送ベルト43と、用紙カセット42
の間に、所定枚数の回路基盤を装着可能な電装部63が
配設されている。この電装部63に配設される回路基盤
には複数の電子部品からなる制御装置(制御手段)が搭
載されている。電装部63の後方にはファン64が配設
され、電装部63から放散される熱や定着器55から漏
出する熱を機外に排出する。
【0036】上記の構成において、本実施の形態におけ
るカラー画像形成装置40の動作を、再び図4及び図5
を用いて説明する。先ず、カラー画像形成装置40への
電源投入後、用紙枚数、用紙サイズ、及びその他の指定
がキー入力あるいは接続するホスト機器からの信号とし
て入力されて、初期設定処理が行われ、印字スタートが
指示されると、不図示の駆動機構によって図5に示す各
部が駆動される。
【0037】この駆動によって、先ず、感光体ドラム3
4が時計回り方向に回転する。そして、初期化帯電ブラ
シ35は(図4参照)、感光体ドラム34の周面に一様
な電荷を付与し、記録ヘッド49は、その感光体ドラム
34周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム
34周面上に静電潜像を形成する。現像ローラ32は、
静電潜像の低電位部にトナー28を転移させて感光体ド
ラム34周面上にトナー像を形成(反転現像)する。
【0038】これと共に、駆動ローラ44は、反時計回
り方向に回転を開始し、従動ローラ45が従動して同じ
く反時計回り方向に回転を開始する。これにより搬送ベ
ルト43は、上循環部が感光体ドラム34に当接して全
体が反時計回り方向に循環移動する。
【0039】給紙コロ52が1回転して、用紙カセット
42に載置収容されている用紙を最上部から一枚毎に取
り出して、給紙ローラ53、搬送路54を介して待機ロ
ール対51へ給送する。待機ロール対51は、給送され
てきた用紙の先端を挟持したまま停止して待機する。
【0040】上記の感光体ドラム34周面上に形成(現
像)されたトナー像の先端が、搬送ベルト43との対向
点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に用
紙の印字開始位置の先端が一致するように、待機ロール
対51が回転を開始して、用紙を吸着ローラ48と搬送
ベルト43及び従動ローラ45が圧接する用紙搬入部へ
給送する。
【0041】従動ローラ45と吸着ローラ48は、給送
された用紙を搬送ベルト43と共に挟持して回転して用
紙を搬送する。用紙は、各感光体ドラム34に圧接しな
がら搬送され、感光体ドラム34上のトナー像を転写ブ
ラシ62によって順次転写される。トナー像を転写され
た用紙は、搬送ベルト43の下流方向へ搬送され、定着
器55に搬入される。定着器55は、トナー像を用紙に
熱定着させながら用紙の搬送を引き継いで後方へ搬出す
る。搬出ロール対56は、その用紙を搬出ガイド57及
び排紙ロール対58を介して後部排紙口59からトナー
像を下にして排紙トレー61上に排出する。
【0042】このような印字処理の動作において、上記
感光体ドラム34上に形成され、用紙に転写された後、
感光体ドラム34上に残留するトナー28はクリーナブ
レード36aにより感光体ドラム34から除去され、廃
トナー16となってクリーナ36内に落下する。廃トナ
ー16は、クリーナ36内に滞留する間もなく排出パイ
プ37によって搬送され、搬送パイプ23により搬送を
引き継がれ、円筒11を介して回収袋12内に堆積す
る。
【0043】本実施の形態におけるトナー回収装置10
は回収袋12が円筒11の支持部下方の空間にまで広が
って、通常では無視される僅かの空間をも活用して、よ
り多くの廃棄トナー16を収容できるので、使用中に廃
棄トナー16が溢れる虞がなく、これにより、現像ユニ
ット21内に、より多くのトナー28を詰めて画像形成
ユニット20内のトナーを増量させることができ、した
がって、画像形成ユニット20の寿命を、より長く引き
延ばすことができて経済性が向上する。また、この回収
袋12は、円筒11よりも単に長く形成したものを、円
筒11に組み付ける際に縮めて組み付けるものであり、
袋を横に膨らませるためにマチや折り返しなどを袋に設
ける構成ではないので袋の制作コストが極めて安価であ
る。
【0044】続いて、第2の実施の形態におけるトナー
回収装置及び画像形成ユニットについて説明する。尚、
以下に示す各図において、第1の実施の形態における構
成と同一の部分については第1の実施の形態における構
成と同一の番号を付与して示している。
【0045】図6(a) は、第2の実施の形態におけるト
ナー回収装置に組み込む拡張バネの斜視図である。同図
(a) に示す拡張バネ71は、バネ性を有する線材からな
り、単体での自由形状を示している。両端のアーム71
−1とアーム71−2は、自由状態では開いた形状とな
っている。アーム71−1及び71−2は、根元の屈曲
部71−3及び71−4が円形を成すように形成されて
いる。
【0046】同図(b) は、同図(a) のアーム71−1及
び71−2を、その開き付勢力に抗して閉じた状態を示
している。この状態でアーム根元の屈曲部71−3及び
71−4の円形は狭められた状態に維持される。
【0047】同図(c) は、上記のようにアーム71−1
及び71−2を閉じた状態にした拡張バネ71を、円筒
11の両端部に形成されている切り欠き溝11−1及び
11−2に、その閉じたアーム71−1及びアーム71
−2の根元近傍を夫々差し込み係止させて組み付けた状
態を示している。この状態でアーム根元の狭められた状
態の屈曲部71−3及び71−4が、搬送スクリュー1
5に夫々係合する。
【0048】同図(d) は、後述する搬送スクリュー15
の始動によって、拡張バネ71のアーム71−1及び7
1−2が開いた状態を示している。尚、円筒11にはギ
ア(図2のギア26参照)側の端部周面に小さな吸気孔
11cが形成されている。
【0049】図7(a),(b) は、上記拡張バネ71の動作
状態を示す図であり、図7(a) は円筒11の軸に垂直な
断面図、図7(b) は円筒11の周面を一部切り欠いて示
す側面図である。同図(a),(b) はいずれも図6(c) に示
した切り欠き溝11−1及び11−2部分の拡大図であ
る。図7(b) に示すように、拡張バネ71のアーム71
−1(71−2)は、円筒11の切り欠き溝11−1
(11−2)に係止して開き付勢力を抑止されている。
【0050】図7(a) に示すように、アーム71−1
(71−2)が閉じた状態の屈曲部71−3(71−
4)は、真円ではなく残月あるいは8日月のような形状
をなし、月の欠けたところに当たる直線部分71aにア
ームの付け根がきている。この直線部分71aが搬送ス
クリュー15内に入り込んで搬送スクリュー15と係合
している。
【0051】尚、図6(b) に示す状態の拡張バネ71を
円筒11に組み付けた後、搬送スクリュウ15を回転さ
せながら円筒11内に送り込めば、拡張バネ71が切り
欠き溝11−1及び11−2から外れることはなく、図
6(c) に示すように、円筒11、拡張バネ71及び搬送
スクリュウ15からなる組み付けを完了することがで
き、図7(a),(b) に実線で示す状態となる。この動作に
ついては後述する。
【0052】図8(a) は、図6(c) 及び図7(a),(b) の
状態の円筒11、拡張バネ71及び搬送スクリュウ15
からなる組み付け部材を、回収袋に挿通して回収袋を固
定し画像形成ユニット20の現像ユニット21内に組み
付けた状態を示しており、図8(b) はその側断面図であ
る。尚、同図(a) は現像ユニット21内に配設されるト
ナー回収装置を示すために、現像ユニット21の匡体2
1aを一部切り欠いて内部を示している。また、回収袋
12′は、図2及び図3(b) に示した回収袋12のよう
に長めのものを縮めて取り付けたようには図示していな
い。また、各部の番号は主要部のみに付してあり、図6
(a) 〜(d) 及び図7(a),(b) と同一の番号で示してあ
る。また、図8(b) に示すように、回収袋12′の状態
は、未使用であるので廃トナーは無く、回収袋12′は
しぼまった状態である。
【0053】図9は、上記のトナー回収装置の部分のみ
を取り出して示している。同図に示すトナー回収装置1
0′は、回収袋12′が長めのものを縮めて取り付けた
ものではないことと、搬送スクリュー15の駆動軸2
4′が短いこと、及び拡張バネ71が配設されているこ
とを除けば、他の部分の構成は図2に示したトナー回収
装置10の構成と同様である。
【0054】この構成において、その動作は、ギア26
が外部から駆動されることによって、駆動軸24′に係
止して円筒11内における位置が固定された搬送スクリ
ュー15が図7(b) に矢印Dで示すように右ネジの抜き
出し方向に回って廃トナーの回収作業を開始する。する
とこの搬送スクリュー15のコイル側面に、直線部分7
1aが接触して搬送スクリュー15と係合する拡張バネ
71の屈曲部71−3(71−4)が、搬送スクリュー
15の回転により次第に図7(b) の矢印Eで示す図の左
方向へ送り出され、やがてアーム71−1(71−2)
の根元部が円筒11の切り欠き溝11−1(11−2)
から外れる。外れた瞬間、拡張バネ71のアーム71−
1(71−2)は、開き付勢力によって、図7(a) の両
方向矢印Fで示すように、二点鎖線71′で示す状態に
開く。すなわち、図6(a) に示した自由形状となる。こ
のように開いた後は、拡張バネ71は、アーム根元部の
屈曲部71−3(71−4)の内径が、円筒11の外径
よりも大きく形成されているから、搬送スクリュー15
と干渉することなく、円筒11に対して回動自在とな
る。
【0055】図10に示す画像形成ユニット20の側断
面は、このときの現像器ユニット21の現像剤ホッパ2
1aの内部の状態を示している。同図に示すように、拡
張バネのアーム71−1(71−2)が自由状態で開い
ており、これにより回収袋12′が、円筒11の開口部
に対して内部72を広げた状態で廃トナーを待ち受ける
体勢となる。
【0056】尚、このように稼動の初期において回収袋
12′の内部を広げるに当たり、現像剤ホッパ21a内
への組み付け完了後のトナー回収装置10′は、外部か
ら封止された状態であるので、拡張バネ71の付勢力に
よる広げ操作には大きな抵抗が伴う。したがって、この
ときだけ回収袋12′内に、内部を広げた分の空気を送
り込むようにすれば上記の広げ操作が円滑に行われる。
【0057】図11(a),(b),(c) は、上記拡張バネ71
のアーム71−1(71−2)を切り欠き溝11−1
(11−2)から外す搬送スクリュー15の初期動作に
連動して、拡張する回収袋12′内に、その拡張に呼応
して外部の空気(現像剤ホッパ21a内の空気)を吸入
するための動作を示す図である。同図(a),(b),(c) は図
9に示す構成の軸受25近傍における拡大断面図であ
る。
【0058】同図(a) に示すように搬送スクリュー15
の終端部が位置する円筒11の端部には、筒状弁75が
円筒11の周面に設けられた吸気孔11cを内部から塞
ぐように封入されている。この筒状弁75には上記吸気
孔11cに対向する孔75aが設けられている。孔75
aは、同図(a) に示す初期状態では吸気孔11cよりも
右方にずれていて、このため吸気孔11cは筒状弁75
の周面によって封鎖されている。筒状弁75の右端に軸
方向に曲がる係合部75bが突設されており、この係合
部75bが搬送スクリュー15のコイル側面に当接して
搬送スクリュー15と係合している。
【0059】搬送スクリュー15が右ネジの抜き出し方
向に回って廃トナーの回収作業を開始すると、この搬送
スクリュー15に係合する筒状弁75右端の係合部75
bが押されて、同図(b) に示すように、筒状弁75が左
方に移動する。そして、筒状弁75の孔75aが円筒1
1の吸気孔11cに一致する。このとき、他方では図7
(a),(b) の破線71′で示したように拡張バネ71のア
ーム71−1(71−2)が切り欠き溝11−1(11
−2)から外れて開き、図10に示したように回収袋1
2′が拡張する。その拡張に呼応して、現像剤ホッパ2
1a内の空気が図11(b) の矢印Kで示すように、円筒
11の吸気孔11c、筒状弁75の孔75a、筒状弁7
5内、及び円筒11内を介して、円筒11の開口部から
回収袋12′に内に吸入される。このように回収袋1
2′の拡張に応じて現像剤ホッパ21a内の空気が回収
袋12′内に流入して移動するので、回収袋12′の拡
張が円滑に行われる。
【0060】この後、搬送スクリュー15の廃トナーの
回収作業、すなわち、搬送スクリュー15の回転が継続
することにより、筒状弁75が更に左方に押されて移動
し、図11(c) に示すように、筒状弁75の孔75aが
円筒11の吸気孔11cよりも左方にずれ、これによっ
て、円筒11の吸気孔11cが塞がれる。すなわち、現
像剤ホッパ21a内の未使用のトナーが円筒11内に侵
入したり、あるいは逆に、廃トナーが現像剤ホッパ21
a内に漏れて未使用トナーに混入する危険が防止され
る。
【0061】尚、上記第2の実施の形態においては、回
収袋を拡げるために拡張部材を袋の中に設けたが、拡張
部材を回収袋と一体となるように例えば糊材で貼着して
回収袋の外側に設けるようにしてもよい。また、回収袋
を、合成樹脂ではなくトナー漏れのないような密な組織
の紙部材で形成するようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回収袋が支持部下方の通常では無視される僅かの空間を
活用して広がって、より多くの廃棄トナーを収容するの
で、使用中に廃棄トナーが溢れる虞がなく、これによ
り、現像ユニット内に、より多くのトナーを詰めて画像
形成ユニット内のトナーを増量させることができ、した
がって、画像形成ユニットの寿命をより長く引き延ばす
ことができて経済性が向上する。
【0063】また、回収袋の使用開始時に袋を拡げる機
構を設けたので、組立ての最初から回収袋を膨らませる
ことなく畳んでおくことができ、これにより、現像容器
内にトナーを充填する組立時に回収袋が邪魔にならず組
立て作業の能率が向上すると共に、使用中に回収されて
くる廃トナーの収納を初期の段階から円滑に行うことが
できて安定した印字動作を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b),(c),(d) は第1の実施の形態における
トナー回収装置の組立て工程を示す図である。
【図2】トナー回収装置を搬送スクリューと共に示す図
である。
【図3】(a) はトナー回収装置を内装した画像形成ユニ
ットの外観斜視図、(b) は画像形成ユニットの現像ユニ
ットの匡体を一部切り欠いて内部を示す図である。
【図4】画像形成ユニットの側断面図である。
【図5】画像形成ユニットを多段式に備えたタンデム型
のフルカラー画像形成装置の側断面図である。
【図6】(a) は第2の実施の形態におけるトナー回収装
置の拡張バネの斜視図、(b) は拡張バネのアームを付勢
力に抗して閉じた状態を示す図、(c) はアームを閉じた
状態の拡張バネを円筒に組み付けた状態を示す図、(d)
は搬送スクリューの始動によって拡張バネのアームが開
いた状態を示す図である。
【図7】拡張バネの動作状態を示す図であり、(a) は円
筒の軸に垂直な断面図、(b) は円筒の周面を一部切り欠
いて示す側面図である。
【図8】(a) は円筒、拡張バネ及び搬送スクリュウから
なる部材を回収袋に挿通して画像形成ユニットに組み付
けた状態を示す図、(b) はその側断面図である。
【図9】トナー回収装置の部分のみを取り出して示す図
である。
【図10】現像剤ホッパ内で拡張バネのアームが開いた
ことにより回収袋が廃トナーの受け入れが容易であるよ
うに広がった状態を示す図である。
【図11】(a),(b),(c) は拡張する回収袋内に外部の空
気(現像剤ホッパ21a内の空気)を吸入するための動
作を示す図である。
【図12】(a),(b) は従来の空間を有効に利用して回収
トナーを還流させるべく構成された現像剤ホッパーを説
明する図である。
【図13】従来の現像剤ホッパーの他の例を説明する図
である。
【符号の説明】 10 トナー回収装置 11 円筒 11a 開口部 11b リブ 11c 吸気孔 11−1、11−2 切り欠き溝 12、12′ 回収袋 12a 溶着部 12b 筒袖部 12c 胴部 12d 振袖部 13 スリット 14 両面接着テープ 15 搬送スクリュー 16 廃トナー 17 蓋 20 画像形成ユニット 21 現像ユニット 21a 匡体(現像剤ホッパ) 21b 保持部 22 ドラムユニット 23 搬送パイプ 24、24′ 駆動軸 25 軸受 26 ギア 27 パッキング 28 トナー 29 攪拌器 31 供給ローラ 32 現像ローラ 33 ドクターブレード 34 感光体ドラム(像担持体) 34a ドラム軸 35 初期化帯電ブラシ 36 クリーナ 36a クリーナブレード 37 排出パイプ 38 ドラムカバー 39 溝孔 40 フルカラー画像形成装置 41 上蓋 42 用紙カセット 43 搬送ベルト 44 駆動ローラ 45 従動ローラ 46 補助ローラ 47 テンションローラ 48 吸着ローラ 49 記録ヘッド 51 待機ロール対 52 給紙コロ 53 給紙ローラ 54 搬送路 55 定着器 56 搬出ロール対 57 搬出ガイド 58 排紙ロール対 59 後部排紙口 61 排紙トレー 62 転写ブラシ 63 電装部 64 ファン 71 拡張バネ 71−1、71−2 アーム 71−3、71−4 屈曲部 71a 直線部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依藤 隆雄 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 小野 訓紀 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部を除く部分に開口を有する円筒
    と、 該円筒の両端部間の距離よりも長く形成され該円筒を覆
    うべく縮められて該円筒の両端部に固定支持された伸縮
    自在の回収袋と、 前記円筒に内装され外部からトナーを搬送し該トナーを
    前記回収袋に前記円筒の略中央から排出すべく構成され
    た搬送部材と、 を備えたことを特徴とするトナー回収装置。
  2. 【請求項2】 前記回収袋は、合成樹脂からなることを
    特徴とする請求項1記載のトナー回収装置。
  3. 【請求項3】 前記回収袋は、首と裾が閉じられたTシ
    ャツ状の形状をなし、該Tシャツ状の袖部を介して前記
    円筒を挿通させて前記円筒を覆い、前記袖部を前記円筒
    の両端部に通気を封鎖すべく固定されることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のトナー回収装置。
  4. 【請求項4】 前記円筒の両端部には凹凸部が形成さ
    れ、前記回収袋の前記袖部には前記凹凸部に巻回して前
    記回収袋を固定保持する保持部が一体的に形成されてい
    ることを特徴とする請求項3記載のトナー回収装置。
  5. 【請求項5】 画像形成装置に着脱自在の画像形成ユニ
    ットにおいて、 像担持体上に形成される潜像を現像剤を用いて現像する
    現像手段と、 該現像手段へ供給するための現像剤を収容する現像剤ホ
    ッパと、 前記像担持体上から除去された廃トナーを回収すべく前
    記現像剤ホッパの上部に配設され両端部を除く部分に開
    口を有する円筒と、 該円筒の両端部間の距離よりも長く形成され該円筒を覆
    うべく縮められて該円筒の両端部に固定支持された伸縮
    自在の回収袋と、 前記円筒に内装され前記廃トナーを回収搬送して前記回
    収袋に回収すべく前記廃トナーを前記円筒の略中央から
    前記回収袋内に排出する搬送部材と、 を備えたことを特徴とする画像形成ユニット。
JP8323226A 1996-12-03 1996-12-03 トナー回収装置及び画像形成ユニット Withdrawn JPH10161501A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6339689B1 (en) 1999-02-09 2002-01-15 Fujitsu Peripherals Limited Toner collection device with displaceable partition
KR100462617B1 (ko) * 2002-08-09 2004-12-20 삼성전자주식회사 폐현상제 용기를 구비한 습식 전자사진방식 화상형성장치
US7865092B2 (en) 2007-06-21 2011-01-04 Kyocera Mita Corporation Waste toner collecting device and image forming apparatus incorporating the same
JP2013130752A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Ricoh Co Ltd 廃トナー回収容器、及び画像形成装置
JP2017182011A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 ブラザー工業株式会社 プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP2018155959A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 ブラザー工業株式会社 プロセスカートリッジ

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