JPH10161434A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10161434A
JPH10161434A JP32575096A JP32575096A JPH10161434A JP H10161434 A JPH10161434 A JP H10161434A JP 32575096 A JP32575096 A JP 32575096A JP 32575096 A JP32575096 A JP 32575096A JP H10161434 A JPH10161434 A JP H10161434A
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pressure
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JP32575096A
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Inventor
Takeshi Kubota
剛 久保田
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力画像に応じて転写ローラと感光体間の圧
接力を適正に調整できるようにする。 【解決手段】 プリントコントローラ19は、ホストコ
ンピュータ20から出力される出力画像情報を取り込ん
で、このときの画像を判断し、判断した画像に応じた圧
接力で転写ローラ5が感光体1に接するような駆動量信
号を駆動信号装置18に出力し、この駆動量信号に基づ
いて可動部材17を所定量だけ上下動させる。そして、
可動自在に連結されている加圧可変軸15a,15bを
支持部材16a,16bを支点にして上下動させて加圧
ばね14a,14bを弾性的に伸縮させることによっ
て、軸受け12a,12bに軸支された回転軸11に連
結されている転写ローラ5が適正な圧接力で感光体1に
接するように調整されることにより、中抜けやピッチム
ラ、ブレ等のない良好な画像を出力することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真プロセス
を利用した複写機、レーザービームプリンタ、ファクシ
ミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを利用した従来の画像
形成装置は、例えば図7に示すように、主要構成要素と
して、像担持体としてのドラム型の電子写真感光体(以
下、単に「感光体」という)1、帯電ローラ2、露光装
置3、現像装置4、転写ローラ5、クリーニング部材
6、定着装置7を備えている。
【0003】このように構成された画像形成装置は、画
像形成時には、感光体1は駆動手段(不図示)により矢
印A方向に回転駆動され、感光体1に従動回転される帯
電ローラ2により、表面が均一に帯電される。そして、
帯電された感光体1上に露光装置3によりレーザービー
ムによる画像露光Lが与えられ、入力される画像情報に
応じた静電潜像が形成され、この静電潜像は、現像装置
4によりトナー画像として現像される。そして、感光体
1上のトナー画像は転写ローラ5により、紙などの転写
材Pに転写され、トナー画像が転写された転写材Pは定
着装置7にガイド部材8を介して搬送され、定着装置7
により転写トナー画像が表面に永久固着画像として定着
されて排出される。また、感光体1の表面に付着してい
る残留トナー等はクリーニング部材6により除去され
る。
【0004】このように、上述した従来の画像形成装置
では、感光体1の表面に形成されたトナー像を転写部位
において転写材Pへ転写する転写手段として、接触転写
方式である転写ローラ5が用いられており、転写ローラ
5を転写材Pの表面に圧接させ、転写ローラ5にトナー
と逆極性のバイアス電位を印加することによって、転写
処理を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の画像形成装置では、感光体1と転写ローラ5間の圧
接は、位置決めされている感光体1に対し転写ローラ5
の回転軸端部近傍を圧接方向に一定の力で加圧して行っ
ている。感光体1と転写ローラ5間の圧接力は、4〜1
2N程度である。このように、転写ローラ5を感光体1
に圧接させることにより、転写材Pの搬送の安定を図る
ことができ、さらに感光体1上のトナー像を転写材Pで
潰し取る効果も得ることができる。これは、文字等の内
側が抜けてエッジ部だけが転写される、いわゆる中抜け
現象を防止するためである。
【0006】しかしながら、従来、転写ローラ5の感光
体1への圧接力は一定なので、トナー像の転写時に、感
光体1と転写ローラ5間の圧接力が比較的強く設定され
ている場合には中抜けは防止できるが、転写材Pが波打
ったり装置に振動が生じた場合等には、これらの影響を
感光体1と転写ローラ5が圧接する転写ニップ部が直接
受けるため、特にハーフトーンを用いたイメージ画像等
の転写画像にブレ、ピッチムラ等の現象が生じるという
問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、あらゆる画像条件に対
して良好な転写画像を得ることができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、表面にトナー像が形成される
像担持体と、該像担持体に圧接走行する回転自在な転写
ローラとを備え、前記像担持体と前記転写ローラとが圧
接するニップ部に転写材を通過させて、前記転写ローラ
により前記トナー像を前記転写材に転写する画像形成装
置において、前記転写ローラの前記像担持体へ対する圧
接力を出力画像に応じて調整する圧接力調整手段を設け
たことを特徴としている。
【0009】また、前記圧接力調整手段は、前記転写ロ
ーラの回転軸を軸支した軸受けに接する加圧ばねと、該
加圧ばねを積載した可動自在に支持された加圧可変部材
と、該加圧可変部材を出力画像に応じて可動させて前記
加圧ばねを伸縮させて、前記転写ローラの前記像担持体
へ対する圧接力を調整する加圧力可変手段とを備えてい
ることを特徴としている。
【0010】また、前記圧接力調整手段は、前記転写ロ
ーラの回転軸を軸支した軸受けに接する加圧ばねと、該
加圧ばね積載した傾斜面を有する加圧可変部材と、前記
加圧可変部材を出力画像に応じて移動させて前記加圧ば
ねを前記傾斜面の傾斜に沿って伸縮させて、前記転写ロ
ーラの前記像担持体へ対する圧接力を調整する加圧力可
変手段とを備えていることを特徴としている。
【0011】(作用)本発明の構成によれば、転写ロー
ラの像担持体へ対する圧接力を、出力画像(例えば、テ
キスト画像(文字パターン画像)やグラフィック(ハー
フトーン)画像など)に応じて圧接力手段で調整するこ
とにより、中抜けやブレ、ピッチムラ等のない良好な転
写画像を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態に係る画像形成装置の転写部近傍を示す概略図、図2
は、その概略断面図である。なお、図7に示した従来例
の画像形成装置と同一部材には同一符号を付して説明す
る。
【0014】この画像形成装置は、主要構成要素とし
て、像担持体である回転ドラム型の感光体1と、その周
囲に転写ローラ5と、不図示の帯電装置、露光装置、現
像装置、クリーニング部材などを備えている。
【0015】感光体1は、駆動手段(不図示)により矢
印A方向に所定の周速度で回転駆動され、感光体1に圧
接配置されている転写ローラ5との間に転写部位である
ニップ部nが形成されている。転写ローラ5は感光体1
に従動回転される。
【0016】転写ローラ5の回転軸11の両端に設けた
軸受け12a,12bには、転写ローラ5を感光体1に
所定の圧接力で接触させる圧接力調整装置13が設置さ
れている。
【0017】圧接力調整装置13は、一端側を軸受け1
2a,12bにそれぞれ接触した加圧ばね14a,14
bと、先端側に加圧ばね14a,14bの他端側をそれ
ぞれ積載した加圧可変部材15a,15bと、加圧可変
部材15a,15bをそれぞれ可動自在に支持した支持
部材16a,16bと、加圧可変部材15a,15bの
他端側と可動自在に連結した可動部材17と、可動部材
17を上下動させる駆動装置18と、プリントコントロ
ーラ19と、ホストコンピュータ20とを備えている。
本実施の形態では、可動部材17、駆動装置18、プリ
ントコントローラ19、ホストコンピュータ20で加圧
力可変手段が構成されており、駆動装置18は、電磁ソ
レノイドやモータなどで構成されている。
【0018】次に、本実施の形態に係る画像形成装置の
動作について説明する。
【0019】画像形成時には、感光体1は駆動手段(不
図示)により矢印A方向に回転駆動され、帯電装置(不
図示)により感光体1の表面を帯電させる。そして、帯
電処理された感光体1上に露光装置(不図示)からレー
ザビームによる画像露光が与えられ、入力される画像情
報に応じて画像部の電荷を除去した形の静電潜像が形成
される。この感光体1上の静電潜像は、現像装置(不図
示)で反転現像法によりこの静電潜像と同極性の負に帯
電されたトナーが付着され、トナー画像として現像され
る。
【0020】そして、感光体1上のトナー画像が転写ロ
ーラ5との間のニップ部nに到達すると、このタイミン
グに合わせて紙などの転写材Pがこのニップ部nに搬送
され、転写バイアス電位が印加された転写ローラ5によ
り転写材Pの裏側に前記トナーと逆極性(正極性)の電
荷が付与されて、表面側に感光体1上のトナー画像が転
写される。
【0021】この転写ローラ5による転写時に、上記し
た圧接力調整装置13より転写ローラ5が画像に応じて
適正な圧接力で感光体1に接するように制御される。即
ち、プリントコントローラ19は、ホストコンピュータ
20から出力される画像形成時の出力画像情報を取り込
んで、このときの画像(例えば、テキスト画像(文字パ
ターン画像)やグラフィック(ハーフトーン)画像な
ど)を判断し、判断した画像に応じた適正な圧接力で転
写ローラ5が感光体1に接するような駆動量信号を駆動
装置18に出力する。
【0022】駆動装置18は入力される駆動量信号に基
づいて可動部材17を所定量だけ上下動させ、可動自在
に連結されている加圧可変部材15a,15bを、支持
部材16a,16bを支点にして上下動させる。加圧可
変部材15a,15bの上下動にともなって加圧ばね1
4a,14bが弾性的に伸縮することにより、軸受け1
2a,12bに軸支された回転軸11に連結されている
転写ローラ5が所定の圧接力で感光体1に接する。
【0023】この場合、テキスト画像時には、加圧可変
部材15a,15bの先端側を上方に移動させることに
より、加圧ばね14a,14bが縮んで転写ローラ5と
感光体1間の圧接力が上がり、また、グラフィック(ハ
ーフトーン)画像時には、加圧可変軸15a,15bの
先端側を下方に移動させることにより、加圧ばね14
a,14bが伸びて転写ローラ5と感光体1間の圧接力
を下げることができる。そして、トナー画像が転写され
た転写材Pは定着装置(不図示)に搬送され、定着装置
により転写トナー画像が転写材P上に永久固着画像とし
て定着されて外部に排出される。一方、トナー画像転写
後の感光体1は、その表面がクリーニング部材(不図
示)によって残留トナーやその他の付着物が除去されて
クリーニングされ、さらに除電器(不図示)によって除
電されて初期化される。以下、同様にして上述した動作
を繰り返す。
【0024】このように、転写ローラ5による転写時に
おいて、圧接力調整装置13により、例えばテキスト画
像時には、転写ローラ5の圧接力を上げることによって
中抜けを防止し、グラフィック(ハーフトーン)画像時
には、転写ローラ5の圧接力を下げることによってピッ
チムラやブレ等のない良好な画像を出力することができ
る。
【0025】また、プリントコントローラ19によって
画像形成時の画像を判断して転写ローラ5の圧接力を制
御することにより、例えば初めはテキスト画像で、途中
からグラフィック画像というように、1枚の画像上で画
像種類が変化しても容易に対応することができる。
【0026】(第2の実施の形態)図3は本実施の形態
に係る画像形成装置の転写部近傍を示す概略図である。
なお、図1、図2に示した第1の実施の形態の画像形成
装置と同一部材には同一符号を付し、重複する説明は省
略する。
【0027】本実施の形態の圧接力調整装置30は、オ
ペレータが出力される画像(たとえば、テキスト画像や
グラフィック(ハーフトーン)画像など)を判断し、こ
の出力画像に応じてオペレータが加圧可変部材15a,
15bを手動で上下動させることにより、軸受け12
a,12bに軸支された回転軸11に連結されている転
写ローラ5が所定の圧接力で感光体1に接するように構
成されている。他の構成は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0028】この場合、テキスト画像時には、オペレー
タの操作で加圧可変部材15a,15bの先端側を上方
に移動させることにより、加圧ばね14a,14bが縮
んで転写ローラ5と感光体1間の圧接力が上がり、ま
た、グラフィック(ハーフトーン)画像時には、オペレ
ータの操作で加圧可変部材15a,15bの先端側を下
方に移動させることにより、加圧ばね14a,14bが
伸びて転写ローラ5と感光体1間の圧接力を下げること
ができる。
【0029】このように、本実施の形態においても、転
写ローラ5による転写時において、オペレータの操作に
より、例えばテキスト画像時には、転写ローラ5の圧接
力を上げることによって中抜けを防止し、グラフィック
(ハーフトーン)画像時には、転写ローラ5の圧接力を
下げることによってピッチムラやブレ等のない良好な画
像を出力することができる。
【0030】(第3の実施の形態)図4は、本実施の形
態に係る画像形成装置の転写部近傍を示す概略図であ
る。なお、図1、図2に示した第1の実施の形態の画像
形成装置と同一部材には同一符号を付し、重複する説明
は省略する。
【0031】本実施の形態の圧接力調整装置40は、加
圧ばね14a,14bの他端側を加圧可変部材21a,
21bの傾斜面22a,22bを有する積載面23a,
23b上に積載し、加圧可変部材21a,21bを連結
した可動部材17を、駆動装置18の駆動によって転写
ローラ5の軸線方向に移動させるように構成されてい
る。他の構成は第1の実施の形態と同様である。
【0032】加圧可変部材21a,21bの傾斜面22
a,22bは、転写ローラ5の軸線方向に沿って形成さ
れており、可動部材17と一体に移動する加圧可変部材
21a,21bの移動により、加圧可変部材21a,2
1bの傾斜面22a,22b上を加圧ばね14a,14
bの他端側が接することによって、転写ローラ5が画像
に応じて適正な圧接力で感光体1に接触するように制御
される。即ち、プリントコントローラ19は、ホストコ
ンピュータ20から出力される画像形成時の画像情報を
取り込んで、このときの画像(例えば、テキスト画像
(文字パターン画像)やグラフィック(ハーフトーン)
画像など)を判断し、判断した画像に応じた適正な圧接
力で転写ローラ5が感光体1に接するような駆動量信号
を駆動装置18に出力する。駆動装置18は入力される
駆動量信号に基づいて可動部材17を所定量だけ左右方
向(転写ローラ5の軸線方向)に移動させ、連結されて
いる加圧可変部材21a,21bを左右方向に移動させ
る。加圧可変部材21a,21bの左右方向の移動にと
もなって、加圧ばね14a,14bが傾斜面22a,2
2bの傾斜に沿って弾性的に伸縮することにより、軸受
け12a,12bに軸支された回転軸11に連結されて
いる転写ローラ5が所定の圧接力で感光体1に接する。
【0033】この場合、テキスト画像時には、加圧可変
部材21a,21bの傾斜面22a,22bの上部に加
圧ばね14a,14bが接するように加圧可変部材21
a,21bを矢印B1方向に移動させることにより、加
圧ばね14a,14bが縮んで転写ローラ5と感光体1
間の圧接力が上がり、また、グラフィック(ハーフトー
ン)画像時には、加圧可変部材21a,21bの傾斜面
22a,22bの下部または積載面23a,23bに加
圧ばね14a,14bが接するように加圧可変部材21
a,21bを矢印B2方向に移動させることにより、加
圧ばね14a,14bが伸びて転写ローラ5と感光体1
間の圧接力を下げることができる。
【0034】このように、本実施の形態においても、転
写ローラ5による転写時において、例えばテキスト画像
時には、転写ローラ5の圧接力を上げることによって中
抜けを防止し、グラフィック(ハーフトーン)画像時に
は、転写ローラ5の圧接力を下げることによってピッチ
ムラやブレ等のない良好な画像を出力することができ
る。(第4の実施の形態)図5は、本実施の形態に係る
画像形成装置の転写部近傍を示す概略図である。なお、
図4に示した第3の実施の形態の画像形成装置と同一部
材には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0035】本実施の形態の圧接力調整装置50は、オ
ペレータが出力される画像(たとえば、テキスト画像や
グラフィック(ハーフトーン)画像など)を判断し、こ
の出力画像に応じてオペレータが加圧可変部材21a,
21bを手動で左右方向(転写ローラ5の軸線方向)に
移動させることにより、軸受け12a,12bに軸支さ
れた回転軸11に連結されている転写ローラ5が所定の
圧接力で感光体1に接するように構成されている。他の
構成は第3の実施の形態と同様である。
【0036】この場合、テキスト画像時には、オペレー
タの操作で加圧可変部材21a,21bを矢印B1方向
に移動させることにより、加圧ばね14a,14bが傾
斜面22a,22bの上部に接して縮んで転写ローラ5
の圧接力が上がり、また、グラフィック(ハーフトー
ン)画像時には、オペレータの操作で加圧可変部材21
a,21bを矢印B2方向に移動させることにより、加
圧ばね14a,14bが積載面23a,23bに接して
伸びて転写ローラ5と感光体1間の圧接力を下げること
ができる。
【0037】このように、本実施の形態においても、転
写ローラ5による転写時において、オペレータの操作に
より、例えばテキスト画像時には、転写ローラ5の圧接
力を上げることによって中抜けを防止し、グラフィック
(ハーフトーン)画像時には、転写ローラ5の圧接力を
下げることによってピッチムラやブレ等のない良好な画
像を出力することができる。
【0038】(第5の実施の形態)図6は、本実施の形
態に係る画像形成装置の転写部近傍を示す概略断面図で
ある。なお、図4、図5に示した第3、第4の実施の形
態の画像形成装置と同一部材には同一符号を付し、重複
する説明は省略する。
【0039】本実施の形態の圧接力調整装置60は、断
面が直角三角形状の加圧可変部材24の傾斜面24a上
に加圧ばね14a,14bを積載した構成である。そし
て、第4の実施の形態と同様、オペレータが出力される
画像(たとえば、テキスト画像やグラフィック(ハーフ
トーン)画像など)を判断し、この出力画像に応じてオ
ペレータが加圧可変部材24を手動でB1またはB2方
向に移動させることにより、軸受け12a,12bに軸
支された回転軸11に連結されている転写ローラ5が所
定の圧接力で感光体1に接するように構成されている。
【0040】この場合、テキスト画像時には、オペレー
タの操作で加圧可変部材24を矢印B1方向に移動させ
ることにより、加圧ばね14a(14b)が傾斜面24
aの上部に接して縮んで転写ローラ5と感光体1間の圧
接力が上り、また、グラフィック(ハーフトーン)画像
時には、オペレータの操作で加圧可変部材21a,21
bを矢印B2方向に移動させることにより、加圧ばね1
4a(14b)が傾斜面24aの下部に接して伸びて転
写ローラ5と感光体1間の圧接力を下げることができ
る。
【0041】このように、本実施の形態においても、転
写ローラ5による転写時において、オペレータの操作に
より、例えばテキスト画像時には、転写ローラ5の圧接
力を上げることによって中抜けを防止し、グラフィック
(ハーフトーン)画像時には、転写ローラ5の圧接力を
下げることによってピッチムラやブレ等のない良好な画
像を出力することができる。
【0042】また、本実施の形態において、図3に示し
た第3の実施の形態と同様、加圧可変部材24に駆動装
置18で駆動される可動部材17を連結し、プリントコ
ントローラ19、ホストコンピュータ20によって可動
部材17に連結された加圧可変部材24を出力画像に応
じて駆動して、転写ローラ5の圧接力を調整することも
できる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写ローラの像担持体へ対する圧接力を出力画像(例え
ば、テキスト画像(文字パターン画像)やグラフィック
(ハーフトーン)画像など)に応じて調整することがで
きるので、例えばテキスト画像出力の場合には、転写ロ
ーラの像担持体へ対する圧接力を上げて中抜けを防止
し、グラフィック画像の場合には、転写ローラの像担持
体へ対する圧接力を下げてピッチムラやブレ等のない良
好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の転写部近傍を示す概略図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の転写部近傍を示す概略断面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の転写部近傍を示す概略図。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置
の転写部近傍を示す概略図。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置
の転写部近傍を示す概略図。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置
の転写部近傍を示す概略図。
【図7】従来例に係る画像形成装置を示す概略断面図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光体) 5 転写ローラ 11 回転軸 12a,12b 軸受け 13、30、40、50、60 圧接力調整装置
(圧接力調整手段) 14a,14b 加圧ばね 15a,15b、21a,21b、24 加圧可
変部材 17 可動部材 18 駆動装置 19 プリントコントローラ 20 ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、該像担持体に圧接走行する回転自在な転写ローラと
    を備え、前記像担持体と前記転写ローラとが圧接するニ
    ップ部に転写材を通過させて、前記転写ローラにより前
    記トナー像を前記転写材に転写する画像形成装置におい
    て、 前記転写ローラの前記像担持体へ対する圧接力を出力画
    像に応じて調整する圧接力調整手段を設けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記圧接力調整手段は、前記転写ローラ
    の回転軸を軸支した軸受けに接する加圧ばねと、該加圧
    ばねを積載した可動自在に支持された加圧可変部材と、
    該加圧可変部材を出力画像に応じて可動させて前記加圧
    ばねを伸縮させて、前記転写ローラの前記像担持体へ対
    する圧接力を調整する加圧力可変手段とを備えている、 請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記圧接力調整手段は、前記転写ローラ
    の回転軸を軸支した軸受けに接する加圧ばねと、該加圧
    ばね積載した傾斜面を有する加圧可変部材と、前記加圧
    可変部材を出力画像に応じて移動させて前記加圧ばねを
    前記傾斜面の傾斜に沿って伸縮させて、前記転写ローラ
    の前記像担持体へ対する圧接力を調整する加圧力可変手
    段とを備えている、 請求項1記載の画像形成装置。
JP32575096A 1996-12-05 1996-12-05 画像形成装置 Pending JPH10161434A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007102213A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Xerox Corp モーター電流により制御される転写定着ローラー負荷
US7558497B2 (en) 2006-03-08 2009-07-07 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and image forming method

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JP2007102213A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Xerox Corp モーター電流により制御される転写定着ローラー負荷
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