JPH10161423A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10161423A
JPH10161423A JP8338870A JP33887096A JPH10161423A JP H10161423 A JPH10161423 A JP H10161423A JP 8338870 A JP8338870 A JP 8338870A JP 33887096 A JP33887096 A JP 33887096A JP H10161423 A JPH10161423 A JP H10161423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
developing
carrier
vdr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8338870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3535681B2 (ja
Inventor
Masaru Hibino
勝 日比野
Koichi Hashimoto
浩一 橋本
Ichiro Ozawa
一郎 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP33887096A priority Critical patent/JP3535681B2/ja
Priority to US08/982,341 priority patent/US5870656A/en
Publication of JPH10161423A publication Critical patent/JPH10161423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3535681B2 publication Critical patent/JP3535681B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 感光ドラム上の転写残トナーを100%回収
できるクリーナーレス方式の画像形成装置を提供する。 【解決手段】 現像スリーブ11の移動速度をVsl(m
m/sec)、感光ドラム1の移動速度をVdr(mm/
sec)とし、2成分現像剤が現像スリーブ11に接触
する接触NIPの長さをLmm)、磁気ブラシの断面積
をm(mm/cm2 )、磁気ブラシ密度をα(本/mm
2 )としたとき、下記の式を満たすことにより転写残ト
ナーの100%回収を果たす。 (|Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 但し、|Vsl−Vdr|は各々の収束のベクトル和の絶対
値である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば複写機ある
いはプリンター等とされる電子写真方式等の画像形成装
置に関し、特に、現像手段がクリーニング手段を兼ねる
クリーナレス形式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の複写機、あるいはプリンターにお
いては、フルカラー化、システム化に伴ってデジタル化
が進んでいる。
【0003】例えば、レーザー光を走査し、このレーザ
ー光のON、OFFにより感光ドラム上に潜像を形成し
て所望の画像を記録するレーザービームプリンター等が
広く知られるようになってきている。その代表的な用途
は、文字、図形等の2値記録であり、文字、図形等の記
録が中間調を必要としないので、プリンターの構造も簡
単化することができる。
【0004】このような2値記録方式であっても中間調
が形成できるプリンターがあり、かかるプリンターとし
ては、ディザ法、濃度パターン法等を採用したものがよ
く知られている。しかし、周知のごとく、ディザ法、濃
度パターン法等を採用したプリンターでは、高解像度が
得られない。そこで、近年、高記録密度を低下させずに
各画素において中間調画素を形成する方法が提案されて
いる。これはレーザービームを画像信号でパルス幅(P
WM)変調することにより、中間調形成を行なうもの
で、この方式によれば、高解像度且つ高階調性の画像を
形成することができる。
【0005】ここで、上記の方式を採用した画像形成装
置の一例について、図4により説明する。
【0006】同図において、コピー開始信号が入力され
ると感光ドラム201が帯電器203により所定の電位
になるように帯電される。一方、原稿台210上におか
れた原稿200Gに対し原稿照射用ランプ、短焦点レン
ズアレイ、CCDセンサーが一体とされたユニット20
9が原稿を照射しながら走査することにより、その照明
走査光の原稿面反射光が短焦点レンズアレイによって結
像されてCCDセンサーに入射される。
【0007】CCDセンサーは受光部、転送部、出力部
より構成されている。受光部において光信号が電荷信号
に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順次出
力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号に
変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。この
ようにして得られたアナログ信号を周知の画像処理を行
ないデジタル信号に変換してプリンター部に送る。
【0008】プリンター部においては、図5に示すよう
に、上記の画像信号を受けてON、OFF発光される固
体レーザー素子102の光を高速で回転する回転多面鏡
104によって走査することにより感光ドラム1面上
に、原稿画像に対応した静電潜像を形成する。
【0009】更に、レーザー光を走査するレーザー走査
部100について図5により説明する。
【0010】このレーザー走査部100によりレーザー
光を走査する場合には、先ず入力された画像信号に基づ
き発光信号発生器101により、固体レーザー素子10
2を所定タイミングで明滅させる。そして固体レーザー
素子102から放射されたレーザー光は、コリメーター
レンズ系103により略平行な光束に変換され、更に矢
印b方向に回転する回転多面鏡104により矢印C0
向に走査されるとともにfθレンズ群105a、105
b、105cにより被走査面106にスポット状に結像
される。
【0011】このようなレーザー光の走査により感光体
ドラム201の被走査面106上には画像1走査分の露
光分布が形成され、更に各走査毎に各走査面106を前
記走査方向とは垂直に所定量だけスクロールさせれば、
該被走査面106上に画像信号に応じた露光分布が得ら
れる。
【0012】次にこの静電潜像をトナー粒子とキャリア
粒子を有するいわゆる2成分現像剤を収容した現像器2
04にて現像し、感光ドラム1上にトナー像を得る。
【0013】ここで、現像工程に関して説明を加える。
一般的に現像方法は、非磁性トナーについてはブレード
等で現像スリーブ上にコーティングし、又、磁性トナー
は磁気力によってコーティングして搬送し感光ドラムに
対して非接触状態で現像する2つの方法(1成分非接触
現像)と、更に、トナー粒子に対して磁性キャリア粒子
を混合したものを現像剤として用い、磁気力により搬送
し、感光ドラムに対して接触状態で現像する方法(2成
分接触現像)と、上記2成分現像剤を感光ドラムに対し
て非接触状態で現像する方法(2成分非接触現像)との
4種類に大別される。尚、画像の高画質化、高安定性の
面から2成分接触現像法が多く用いられている。
【0014】図6は本従来例において用いた2成分磁気
ブラシ現像用の現像装置204の概略図である。
【0015】現像装置204は、現像容器216の開口
部に感光ドラム201に対向して現像スリーブ211が
配置され、現像スリーブ211内にはマグネットローラ
ー12が固定配置される。又、現像スリーブ11に現像
剤を薄層形成するための規制ブレード15が設けられて
いる。
【0016】現像容器216は、隔壁220により現像
室R1、撹拌室R2に区画され、それぞれ撹拌スクリュ
ー13、14が配設されている。又、撹拌室R2の上部
にはトナーの貯蔵室R3が設けられている。
【0017】現像スリーブ211は感光ドラム201に
対して最近接領域が約500μmになるように配置さ
れ、図中に示されるように、感光ドラム201と順方向
回転をなし、現像剤が感光ドラム201に対して接触す
る状態で現像できるように設定されている。そして、現
像スリーブ211の感光ドラム201に対する周速比は
通常1.5〜2倍に設定されている。
【0018】このようにして、感光ドラム201上に形
成されたトナー像は、転写帯電器207によって転写材
上に静電転写される。その後転写材は、分離帯電器20
8によって静電分離されて定着器206へと搬送され、
熱定着されて画像が出力される。
【0019】一方、トナー像転写後の感光ドラム201
の面は、クリーナー205によって転写残り等の付着汚
染物の除去を受けて繰り返し画像形成に使用される。
【0020】尚、本構成は、一例であって、帯電器20
3はコロナ帯電器ではなく、帯電ローラであったり、転
写帯電器207も転写ローラであったりと、様々な方式
があるが、基本的には上記のように、帯電、露光、現
像、転写、定着、クリーニングの工程で画像形成され
る。
【0021】ところで、近年、このような装置の小型化
が進んできたが、上述のような帯電、露光、現像、転
写、定着、クリーニングの工程を実施する各手段がそれ
ぞれ小型になるだけでは限界があった。また、上述の転
写残トナーはクリーナー205に回収されるが、この廃
トナーは環境保護の面からも出ないことが好ましい。
【0022】そこで、上記のクリーナー205を取外
し、現像装置204によって現像同時クリーニングを行
なうクリーナーレス装置も出現してきている。現像同時
クリーニングとは、転写後に感光ドラム上に若干残留し
たトナーを次工程以後の現像時にカブリ取りバイアスV
backによって回収する方法である。
【0023】この方法によれば、転写残トナーは回収さ
れて次工程以後用いられるため、廃トナーをなくすこと
ができ、また、廃トナー容器が不要となることからスペ
ースの面での利点も大きく、装置の大幅な小型化が可能
となる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のような複写機において、クリーナー205を取外し、
現像同時回収を試みたところ、画像のない部分に感光ド
ラム周期で前画像のポジゴーストが発生してしまった。
このポジゴーストは、前画像の転写残トナーが現像領域
において回収できなかったために、本来ならば白地部で
あるところにトナーが転写されて発生する現象である。
この現象を防止するためには、現像工程時に転写残トナ
ーをカブリ取りバイアスによって100%回収しなけれ
ばならない。
【0025】従って、本発明の目的は、像担持体上の転
写残トナーを100%回収できるクリーナーレス方式の
画像形成装置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
像担持体上に潜像を形成し、現像剤担持体に担持された
トナー粒子と磁性キャリアを含む2成分現像剤によって
前記潜像を磁気ブラシ現像しトナー像を形成する現像手
段を備え、該現像手段が前記トナー像を転写材に転写し
た後に前記像担持体に残留した残トナー粒子を回収する
クリーニング手段も兼ねる画像形成装置において、前記
現像剤担持体の移動速度をVsl(mm/sec)、前記
像担持体の移動速度をVdr(mm/sec)とし、前記
2成分現像剤が前記現像剤担持体に接触する領域の、前
記像担持体の移動方向の長さをL(mm)、磁気ブラシ
の断面積をm(mm2 )、磁気ブラシ密度をα(本/m
2 )としたとき、 (|Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 但し、|Vsl−Vdr|は各々の周速のベクトル和の絶対
値 を満たすことを特徴とする画像形成装置である。
【0027】好ましくは、前記現像手段に収容される現
像剤中のトナー粒子は、重合法で生成されたトナーであ
る。前記像担持体と前記現像剤担持体との対向部で前記
2成分現像剤と該像担持体が接触して互いに逆方向に移
動することが好ましい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
を図面に則して更に詳しく説明する。
【0029】実施例1 本発明に係る画像形成装置の実施例1について図1によ
り説明する。
【0030】まず、原稿台10上に原稿Gを複写すべき
面を下側にしてセットする。次にコピーボタンを押すこ
とにより複写が開始される。原稿照射用ランプ、短焦点
レンズアレイ、CCDセンサーが一体とされたユニット
9が原稿Gを照射しながら走査することにより、その照
明走査光の原稿面反射光が、短焦点レンズアレイによっ
て結像されてCCDセンサーに入射される。
【0031】CCDセンサーは受光部、転送部、出力部
より構成されており、受光部において光信号が電気信号
に変えられ、転送部でクロックパルスに同期して順次出
力部へ転送され、出力部において電荷信号を電圧信号に
変換し、増幅、低インピーダンス化して出力する。この
ようにして得られたアナログ信号を周知の画像処理を行
なってデジタル信号に変換してプリンター部に送られ
る。
【0032】プリンター部においては、上記の画像信号
を受けて以下のようにして静電潜像を形成する。感光ド
ラム1は、中心支軸を中心に所定の周速度で回転駆動さ
れ、その回転過程で帯電器3により正極性または負極性
の一様な帯電処理を受け、その一様帯電面に、前出の図
5に示したと同様に、画像信号に対応してON、OFF
発光される固体レーザー素子103の光を高速で回転す
る回転多面鏡104によって走査することにより感光ド
ラム1面には、原稿画像に対応した静電潜像が順次に形
成されていく。
【0033】この静電潜像を現像装置4によって現像し
感光ドラム1上にトナー像を形成する。感光ドラム1上
に形成されたトナー像は、転写帯電器7によって転写材
上に静電転写される。その後転写材は、分離帯電器8に
よって静電分離されて定着器6へと搬送され、熱定着さ
れて画像が出力される。
【0034】一方、トナー像転写後の感光ドラム1の面
には転写残残りトナーが残されるがこの転写残トナー
は、次の回転時に現像装置4によって回収される。
【0035】尚、本実施例の構成は一例であって、上述
したように、例えば帯電器3はコロナ帯電器の代わりに
帯電ローラでもよく、転写帯電器7も転写ローラであっ
たりと、様々な方式が適用可能であり、基本的には上記
ように帯電、露光、現像、転写、定着の工程で画像が形
成され、転写残トナーは現像装置により回収される。
【0036】以下に、本発明の画像形成工程が実施され
る現像装置の一実施例について図2を参照しながら説明
する。
【0037】図2において、現像容器16の内部は、隔
壁17によって現像室(第1室)R1と撹拌室(第2
室)R2とに区画され、撹拌室R2の上方にはトナー貯
蔵室R3が形成され、トナー貯蔵室R3内には補給用ト
ナー(非磁性トナー)18が収容されている。又、現像
室R1、撹拌室R2にはそれぞれ撹拌スクリュー13、
14が配置されている。なお、トナー貯蔵室R3の底部
には補給口20が設けられ、補給口20を経て、消費さ
れたトナーに見合った量の補給用トナー18が撹拌室R
2内に落下補給される。
【0038】これに対し、現像室R1及び撹拌室R2内
には現像剤19が収容されている。現像剤19は、平均
粒径20nmの酸化チタンを重量比1%外添した、粉砕
法によって製造された平均粒径8μmの非磁性トナー
と、飽和磁化が205emu/cm3 の平均粒径50μ
mの磁性粒子(キャリア)とからなる二成分現像剤であ
る。尚、混合比は、重量比で非磁性トナーが約5%にな
るようにした。
【0039】現像容器16の感光ドラム1に近接する部
位には開口部が設けられ、該開口部から現像スリーブ1
1が外部に突出するように、現像容器16内に回転可能
に組込まれている。現像スリーブ11は非磁性材からな
り、その内部には磁性発生手段である磁石12が固定さ
れている。
【0040】磁石12は、現像磁極N1、その下流に位
置する磁極S3、及び現像剤19を搬送するための磁極
N2、S2、S1を有する。磁石12は、現像磁極N1
が感光ドラム1に対向するように現像スリーブ11内に
配置されている。
【0041】現像磁極N1は、現像スリーブ11と感光
ドラム1との間の現像部の近傍に磁界を形成し、該磁界
によって磁気ブラシが形成される。この位置において、
現像スリーブ11の回転とともに、矢印の方向に運ばれ
てきた現像剤が感光ドラム1と接触し、感光ドラム1上
の静電潜像が現像される。このとき、現像スリーブ11
と感光ドラム1の近接位置(現像部)においては、現像
スリーブ11と感光ドラム1は互いに逆方向(カウンタ
ー方向)に移動する。
【0042】尚、現像スリーブ11には、電源21によ
り交流電圧に直流電圧を重畳した振動バイアス電圧が印
加される。潜像の暗部電位(非露光部電位)と明部電位
(露光部電位)は、上記振動バイアス電位の最大値と最
小値の間に位置している。これによって現像部に向きが
交互に変化する交番電界が形成される。この交番電界中
でトナーとキャリアが激しく振動し、トナーが現像スリ
ーブ11及びキャリアへの静電的拘束を振り切って潜像
電位に対応した量のトナー量が感光ドラム1に付着す
る。
【0043】振動バイアス電圧の最大値と最小値の差
(ピーク間電圧)は、1〜5kVが好ましく、また、周
波数は1〜15kHzが好ましい。振動バイアス電圧の
波形は、矩形波、サイン波、三角波等が使用できる。そ
して、上記直流電圧成分は潜像の暗部電位と明部電位の
間のものであるが絶対値で最小の明部電位よりも暗部電
位の方により近い値であることが、暗部電位領域へのカ
ブリトナーの付着を防止する上で好ましい。
【0044】現像スリーブ11の下方には、ブレード1
5が現像スリーブ11と所定の間隔、例えば本実施例の
場合500μmの間隔をおいて配置されている。ブレー
ド15は、アルミニウム、SUS316などの非磁性材
からなり、現像容器16に固定されており、現像スリー
ブ11上の現像剤19の層厚を規制する。
【0045】現像室R1内の搬送スクリュー13は図中
の矢印が示す方向に回転され、搬送スクリュー13の回
転駆動によって現像室R1内の現像剤19は現像スリー
ブ11の長手方向に向けて搬送されている。
【0046】貯蔵室R2内の搬送スクリュー14はその
回転によってトナーを現像スリーブ11の長手方向に沿
って搬送し、そのトナーはトナー貯蔵室R3の補給口2
0から撹拌室R2内に自由落下する。
【0047】また本実施例の粉砕トナーは摩擦帯電量が
約2.0×10-2c/kgのものを用いた。
【0048】ここで、以下にトナーの摩擦帯電量(二成
分現像剤)の測定方法について、図3を用いて説明す
る。
【0049】図3には、トナーのトリボ電荷量を測定す
る装置が示される。まず、摩擦帯電量を測定しようとす
る二成分現像剤を50〜100ml容量のポリエチレン
製の瓶に入れ、約10〜40秒間手で振盪し、該現像剤
を500メッシュのスクリーン43が設けられた金属製
の測定容器42に約0.5〜1.5g入れて金属製の蓋
44をする。この時の測定容器42全体の重量を量りW
1(kg)とする。
【0050】次に、測定容器42と接する部分は少なく
とも絶縁体とされた吸引機41において、吸引口47か
ら吸引し風量調節弁46を調節して真空計45の圧力を
250mmAqとする。この状態で十分、好ましくは2
分間吸引を行ない樹脂を吸引除去する。このときの電位
計49の電位をV(ボルト)とする。ここで、48はコ
ンデンサーであり、その容量をC(F)とする。また、
吸引後の測定容器42全体の重量を量りW2(kg)と
する。このトナーの摩擦帯電量は下式のごとく計算され
る。 樹脂の摩擦帯電量(c/kg)=C×V×10-3/(W1−W2)・・(1) 本実施例においては、前記のようなクリーナーがなく現
像時に転写残トナーを回収する構成の画像形成装置にお
いて、従来例で挙げた感光ドラムと現像スリーブが、順
方向に回転する場合と、本実施例で挙げたようなカウン
ター方向に回転する場合とで、現像スリーブ、及び感光
ドラムの周速を様々変えて、ポジゴーストが発生するか
否かの評価を行なった。
【0051】本検討においては、現像スリーブの直径を
16mm、感光ドラムの直径を30mmとし、現像スリ
ーブと感光ドラムの最近接距離は400μmに設定し
た。そして、トナーの摩擦帯電量を2.0×10-2c/
kgとし、現像スリーブ上に、単位面積(cm2 )当た
り32mgの現像剤[キャリアの真密度:5.1g/c
3 、トナーの真密度:1.1g/cm3 ]をコート
し、かぶり取りバイアスVbackを150Vに固定し、現
像バイアスとして2kV、2kHzの交流バイアスを重
畳した。Vback値は、小さすぎると白地部のかぶりをと
ることができず、大きすぎるとキャリア付着が発生して
しまうので、本検討においては、Vbackの適正値とし
て、150Vに固定した。
【0052】下記の表1は、感光ドラム速度(Vdr)が
50mm/secのときの結果であり、表2、表3は、
それぞれ、感光ドラム速度が200mm/sec、30
0mm/secの場合の結果である。表中の、評価基準
としては、ポジゴーストが目視できた場合Y、ポジゴー
ストが目視できなかった場合Nとして評価した。極めて
薄く発生した場合を(Y)とした。
【0053】尚、表中において、現像スリーブの速度を
Vsl(mm/sec)、感光ドラムの速度をVdr(mm
/sec)とした。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】表1、2、3に因れば、順方向・現像スリ
ーブ回転の場合、感光ドラムと現像スリーブの周速比
(Vsl/Vd:表には記載せず)が3.5倍以上の時、
カウンター方向・現像スリーブ回転の場合、1.5倍以
上で、上記条件を固定した場合、ポジゴーストが目視で
きなかった。
【0058】幾つかの実験の結果、転写残トナーの現像
時に回収性は、感光ドラム表面性、トナーの諸物性(ト
ナー摩擦帯電量も含める)、Vback、現像バイアス等が
一定の条件下では、以下の式(1)のように、単位時間
に、感光ドラム上の単位面積当たりを接触する磁気ブラ
シの面積に比例することがわかった。
【0059】 (|Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 ・・・・・ (1) Vsl:現像スリーブ速度(mm/sec) Vdr:感光ドラム速度(mm/sec) L:接触NIP(mm) m:磁気ブラシ断面積(mm2 ) α:磁気ブラシ密度(本/mm2 ) 但し、|Vsl−Vdr|は各々の周速のベクトル和の絶対
【0060】感光ドラム上の単位面積当たりを接触する
磁気ブラシ面積について、簡単に説明する。現像スリー
ブ速度(磁気ブラシ速度)をVsl(mm/sec)、感
光ドラム速度をVdr(mm/sec)とし、現像スリー
ブと感光ドラムの最近接部における相対速度|Vsl−V
dr|を磁気ブラシと感光ドラムが接触している領域(以
後接触NIPと称す)において、常に一定であり、この
間、磁気ブラシが同じ太さで感光体と接触する、と近似
した場合、感光ドラム上の長手方向単位長さ当たりに付
着した転写残トナーが接触NIP内を通過する時間t
(sec)は、接触NIP長(感光ドラム周方向)をL
(mm)としたとき、L/Vdr(sec)であり、単位
時間に感光ドラム上単位面積当たりを磁気ブラシが接触
する(磁気ブラシの)面積は、現像磁極の磁気ブラシ密
度をα(本/mm2 )とし、磁気ブラシ太さ(断面積)
をmとしたとき、m×α×|Vsl−Vdr|(本・mm・
sec)である。従って、感光ドラム上の単位面積当た
りに付着した転写残トナーに対して、接触する磁気ブラ
シの面積は、L/Vdr×m×α×|Vsl−Vdr|と表さ
れる。
【0061】表1、2、3においては、接触NIP長L
を7mm、磁気ブラシ断面積mを0.125mm2 、磁
気ブラシ密度αを4本/mm2 としたときの結果であ
る。
【0062】表1、2、3の結果から、転写残トナーを
現像部において100%回収するためには、現像方式の
順方向・スリーブ回転の現像方式の場合、感光ドラムの
速度に対して、約3.5倍の速度の現像スリーブ回転が
必要となるが、このことは、現像剤が劣化し易く、トナ
ー飛散という問題点も生じる。
【0063】それに対して、現像方式を、カウンター現
像にすることで、現像スリーブを高速回転することな
く、現像スリーブ(磁気ブラシ)と感光ドラムの周速差
を大きくすることが可能となり、クリーナーレス/現像
同時回収のシステム前提の場合には、トナー飛散と現像
剤劣化の点で、順方向現像に比して有利である。
【0064】また、複写画像の画像の画像比率にもよる
が、一般的に、カウンター現像は、転写残トナーが現像
領域に到達したときに、現像スリーブ上の、現像後にT
/C比が低下した現像剤が出会うことより、帯電的に残
トナーを回収にすることが容易である。
【0065】以上のように、感光ドラムと現像スリーブ
との対向部で、前記現像スリーブの移動速度をVsl(m
m/sec)、前記感光ドラムの移動速度をVdr(mm
/sec)とし、前記2成分現像剤が該現像スリーブに
接触する領域[現像部]の、該像担持体の移動方向の長
さをL[接触NIP](mm)、磁気ブラシの断面積を
m(mm2 )、磁気ブラシ密度をα(本/mm2 )とし
たとき、 (|Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 ・・・・・ (1) 但し、|Vsl−Vdr|は各々の周速のベクトル和の絶対
値 を満たす構成をとることにより、転写残トナーを100
%回収し、良好な画像を得ることが可能となる。また、
感光ドラムと現像スリーブとの対向部で2成分現像剤と
該感光ドラムが互いに逆方向に移動する(カウンター方
向)構成をとることにより、順方向に比べて低い周速比
(感光ドラム速度に対する、現像スリーブの速度比)
で、上記式(1)を満足することが可能となる。このこ
とは、現像器構成においても、長寿命且つ低飛散量の高
安定現像器の提供につながる。
【0066】実施例2 実施例1においては、トナー粒子として粉砕法で生成さ
れたトナーを用いたが、実施例2においては、懸濁重合
法によって生成された平均粒径6μmの球形トナーに対
して平均粒径20nmの酸化チタンを重量比1%外添し
たものを用いた。また磁性キャリアとしては飽和磁化が
205emu/cm2 の平均粒径35μmの磁性キャリ
アを用いた。
【0067】またこのトナーをキャリアを重量比7:9
3で混合したものを現像剤として用いた。重合法で生成
されたトナーは球形に近い形状であるため外添剤が均一
にコートされる。このため、感光ドラムに対する離型性
が極めてよい。例えば、上記のような粉砕トナーと重合
トナーで転写効率(紙上に転写された単位面積当たりの
トナー量/感光ドラム上の単位面積当たりのトナー量)
を比べた場合、粉砕トナーが90%であったので対し
て、重合トナーを用いた場合には97%と高効率であっ
た。
【0068】このような重合トナーを用いた場合には、
転写残トナーが極微量であることに加え、高離型性であ
るため、クリーナーがなく現像時に転写残トナーを回収
する構成をとった場合、より回収性が向上し、ポジゴー
ストは発生しにくくなる。
【0069】トナーを重合トナーとし、感光ドラム速度
を100mm/secとしたとき、トナー以外の条件
を、実施例の表2の検討と同一とした場合のポジゴース
トの評価結果を下記の表4に示す。
【0070】
【表4】
【0071】表4の結果は、転写残トナーを現像部にお
いて100%回収するためには、現像方式を順方向・ス
リーブ回転の現像方式の場合、感光ドラムの速度に対し
て、最低約3.0倍の速度の現像スリーブ回転が必要と
なり、カウンター方向スリーブ回転の現像方式の場合、
約1.0倍の速度が必要となることを示している。実施
例1における、粉砕トナーと比較すると、重合トナーを
用いることで、より低い周速比で転写残トナーを100
%回収することができる。
【0072】よって、本実施例のように重合法で生成さ
れたトナーを用いた場合、像担持体と現像剤支持手段と
の対向部で、前記現像剤担持体の移動速度をVsl(mm
/sec)、前記像担持体の移動速度をVdr(mm/s
ec)とし、前記2成分現像剤が該現像剤担持体に接触
する領域[現像部]の、該像担持体の移動方向の長さを
L[接触NIP](mm)、磁気ブラシの断面積をm
(mm2 )、磁気ブラシ密度をα(本/mm2 )とした
とき、 |Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 ・・・・・ (1) 但し、|Vsl−Vdr|は各々の周速のベクトル和の絶対
値 を満たす構成をとることにより、転写残トナーを100
%回収し、良好な画像を得ることが可能となる。また、
像担持体と現像剤支持手段との対向部で2成分現像剤と
該像担持体が互いに逆方向に移動する(カウンター方
向)構成をとることにより、順方向に比べてより低い周
速比(感光ドラム速度に対する、現像スリーブの速度
比)で、上記式(1)を満足することが可能となる。こ
のことは、現像器構成においても、長寿命且つ低飛散量
の高安定現像器の提供につながる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、現像剤担持体の移動速度をVsl(mm/se
c)、像担持体の移動速度をVdr(mm/sec)と
し、前記2成分現像剤が前記現像剤担持体に接触する領
域の、前記像担持体の移動方向の長さをL(mm)、磁
気ブラシの断面積をm(mm2 )、磁気ブラシ密度をα
(本/mm2 )としたとき、 (|Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 但し、|Vsl−Vdr|は各々の周速のベクトル和の絶対
値 を満たすことにより、前記像担持体上の転写残トナーを
100%回収でき、よって、装置の小型化を達成できる
とともに、ポジゴーストの発生を防止でき、良好な画像
を得ることができる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の画像形成装置を示す概略構
成図である。
【図2】図1の画像形成装置に用いた2成分現像装置を
示す構成図である。
【図3】2成分現像剤の摩擦帯電量を測定するための装
置を示す模式図である。
【図4】従来の画像形成装置の一例を示す概略構成図で
ある。
【図5】図4の画像形成装置のレーザー走査部を示す説
明図である。
【図6】図4の画像形成装置の2成分現像装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体) 4 現像装置 11 現像スリーブ(現像剤担持体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に潜像を形成し、現像剤担持
    体に担持されたトナー粒子と磁性キャリアを含む2成分
    現像剤によって前記潜像を磁気ブラシ現像しトナー像を
    形成する現像手段を備え、該現像手段が前記トナー像を
    転写材に転写した後に前記像担持体に残留した残トナー
    粒子を回収するクリーニング手段も兼ねる画像形成装置
    において、 前記現像剤担持体の移動速度をVsl(mm/sec)、
    前記像担持体の移動速度をVdr(mm/sec)とし、
    前記2成分現像剤が前記現像剤担持体に接触する領域
    の、前記像担持体の移動方向の長さをL(mm)、磁気
    ブラシの断面積をm(mm2 )、磁気ブラシ密度をα
    (本/mm2 )としたとき、 (|Vsl−Vdr|/|Vdr|)×L×m×α≧7 但し、|Vsl−Vdr|は各々の周速のベクトル和の絶対
    値 を満たすことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記現像手段に収容される現像剤中のト
    ナー粒子は、重合法で生成されたトナーであることを特
    徴とする請求項1の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体と前記現像剤担持体との対
    向部で前記2成分現像剤と該像担持体が接触して互いに
    逆方向に移動することを特徴とする請求項1又は2の画
    像形成装置。
JP33887096A 1996-12-04 1996-12-04 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3535681B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33887096A JP3535681B2 (ja) 1996-12-04 1996-12-04 画像形成装置
US08/982,341 US5870656A (en) 1996-12-04 1997-12-02 Image forming apparatus for effecting development and cleaning by using magnet brush

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33887096A JP3535681B2 (ja) 1996-12-04 1996-12-04 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10161423A true JPH10161423A (ja) 1998-06-19
JP3535681B2 JP3535681B2 (ja) 2004-06-07

Family

ID=18322175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33887096A Expired - Fee Related JP3535681B2 (ja) 1996-12-04 1996-12-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3535681B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001088628A1 (en) * 2000-05-17 2001-11-22 Heidelberg Digital, L.L.C. Electrostatic image developing process with optimized setpoints
US6728503B2 (en) 2001-02-28 2004-04-27 Heidelberger Druckmaschinen Ag Electrophotographic image developing process with optimized average developer bulk velocity
US6946230B2 (en) 2001-11-13 2005-09-20 Heidelberger Druckmaschinen Ag Electrostatic image developing processes and compositions

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001088628A1 (en) * 2000-05-17 2001-11-22 Heidelberg Digital, L.L.C. Electrostatic image developing process with optimized setpoints
US6526247B2 (en) 2000-05-17 2003-02-25 Heidelberger Druckmaschinen Ag Electrostatic image developing process with optimized setpoints
US6775505B2 (en) 2000-05-17 2004-08-10 Nexpress Digital Llc Electrostatic image developing process with optimized setpoints
US6728503B2 (en) 2001-02-28 2004-04-27 Heidelberger Druckmaschinen Ag Electrophotographic image developing process with optimized average developer bulk velocity
US6946230B2 (en) 2001-11-13 2005-09-20 Heidelberger Druckmaschinen Ag Electrostatic image developing processes and compositions

Also Published As

Publication number Publication date
JP3535681B2 (ja) 2004-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3423348B2 (ja) 画像形成装置
JPH11133752A (ja) 画像形成装置
JP3227071B2 (ja) 画像形成方法
JPH08194376A (ja) 現像装置
JP3535681B2 (ja) 画像形成装置
US6294305B1 (en) Image forming method and image forming apparatus
JP3382483B2 (ja) 画像形成装置
JP3542424B2 (ja) 画像形成装置
JP3715856B2 (ja) 画像形成装置
JP2001281997A (ja) 現像装置および画像形成装置
JP3224688B2 (ja) 画像形成装置
JP3363593B2 (ja) 現像装置
JP3513331B2 (ja) 画像形成装置
JP4136247B2 (ja) 画像形成装置
JP2002091163A (ja) 画像形成装置
JP2002072690A (ja) 画像形成装置
JP3530697B2 (ja) 画像形成装置
JP2001281994A (ja) 画像形成装置
JP2001034067A (ja) 画像形成装置
JP3517508B2 (ja) 画像形成装置
JP2001034039A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JPH06274041A (ja) 画像形成装置
JPH11311916A (ja) 画像形成装置
JPH10307464A (ja) 画像形成装置
JP3576744B2 (ja) 画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080319

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees