JPH10160814A - 飛行経路測定装置 - Google Patents

飛行経路測定装置

Info

Publication number
JPH10160814A
JPH10160814A JP8338938A JP33893896A JPH10160814A JP H10160814 A JPH10160814 A JP H10160814A JP 8338938 A JP8338938 A JP 8338938A JP 33893896 A JP33893896 A JP 33893896A JP H10160814 A JPH10160814 A JP H10160814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flying object
distance
receiving station
signal
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8338938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2853685B2 (ja
Inventor
Hidekazu Matsumura
村 英 一 松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP8338938A priority Critical patent/JP2853685B2/ja
Publication of JPH10160814A publication Critical patent/JPH10160814A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2853685B2 publication Critical patent/JP2853685B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】飛翔体から送信される電波信号を受信できる地
上固定受信局を1カ所のみに簡易的に設置するだけで飛
翔体の飛行経路を測定できる。 【解決手段】飛翔体200は、送信信号の中に時間情報
を重畳させて送出し、地上固定受信局100は、前記飛
翔体のアジマス及びエレベーション角度方向を測定し、
地上固定受信局100が受信した受信信号から時間情報
を抽出し、抽出された時間情報に基づいて飛翔体200
から地上固定受信局100までの距離を求め、求められ
た距離と、飛翔体200の予め求められた距離初期値と
に基づいて飛翔体200から地上固定受信局100まで
の距離を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飛行経路測定装置に
関し、特に1箇所の地上固定受信局で飛翔体位置の測定
を行う飛行経路測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】飛翔体の3次元位置を測定し、その飛行
経路を測定する飛行経路測定装置が、例えば、実開昭6
4−15185号に開示されている。この飛行経路測定
装置は、次のように構成される。すなわち、図6に示す
ように、飛翔体としてのヘリコプタ30には、テレビカ
メラ31,送信機32,空中線33が搭載されている。
地上2カ所に設置されている受信設備10と20にそれ
ぞれ設けられているパラボラ空中線11と21がヘリコ
プタ30を指向した時の水平振れ角度と仰角とは、それ
ぞれ水平角度測定装置12及び22と、垂直角度測定装
置13及び23で測定される。
【0003】受信設備10で測定された水平振れ角度と
仰角は、データ送信装置14を介して受信設備20のデ
ータ受信装置25に送出される。受信設備20の距離検
出装置24は、これら2カ所の受信設備10及び20で
測定された2つの水平振れ角度と2つの仰角及びこれら
の受信設備10,20間の直線距離とから、各受信設備
10及び20からヘリコプタ30までの距離を計算す
る。距離検出装置24で計算された距離は、表示装置2
6に表示されるとともに、データ送信装置27を介して
受信設備10のデータ受信装置15に送信され、表示装
置16に表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
飛行経路測定装置は、2カ所以上の地上固定受信局で飛
翔体からの送信電波を受信することにより、飛翔体の位
置及び飛行経路を測定しているため、飛翔体が送信する
電波信号を受信する地上固定受信局を2カ所以上に設置
しなければならない。したがって、予め恒久的な地上固
定受信局が設置されていない地域で飛翔体の飛行経路を
測定する場合、飛行経路測定のために2カ所に地上固定
受信局を設けなければならないだけでなく、飛翔体の発
射位童から離れた位置にも地上固定受信局を設けなけれ
ばならない。また、飛翔体の飛行経路を算出するには2
カ所の受信局間の距離を知る必要があると言う点で不便
である。更に、この距離は離れていないと飛翔体の飛行
経路測定の精度が悪くなると言う欠点もあった。
【0005】そこで、本発明の目的は、飛翔体から送信
される電波信号を受信できる地上固定受信局を1カ所の
みに簡易的に設置するだけで飛翔体の飛行経路を測定で
きる飛行経路測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するた
め、本発明による飛行経路測定装置は、飛翔体は、送信
信号の中に時間情報を重畳させて送出し、地上固定受信
局は、前記飛翔体のアジマス及びエレベーション角度方
向を測定し、地上固定受信局が受信した受信信号から前
記時間情報を抽出し、抽出された時間情報に基づいて前
記飛翔体から前記地上固定受信局までの距離を求め、求
められた距離と、前記飛翔体の予め求められた距離初期
値とに基づいて前記飛翔体から前記地上固定受信局まで
の距離を測定する。
【0007】本発明の他の態様による飛行経路測定装置
は、飛翔体が離陸する以前の初期状態において飛翔体と
地上固定受信局までの距離初期値を測定しておき、地上
固定受信局では前記飛翔体から送信される送信信号の中
に重畳された時間情報と、この時間情報と同期する前記
地上固定受信局のもつ時間情報の差を離陸前の時間差初
期値とし、前記飛翔体が離陸した後、前記飛翔体からの
送信信号に重畳された時間情報と、前記地上固定受信局
のもつ時間情報の差、及び離陸前の時間差初期値との時
間変化を検出し、これら情報に基づいて前記飛翔体と地
上固定局間の距離変化を算出し、前記飛翔体が離陸する
以前の距離初期値を加算して現在の飛翔体と地上固定受
信局間の距離を算出する。
【0008】ここで、前記地上固定受信局は、当該受信
局から見た離陸後の飛翔体のアジマス及びエレベーショ
ン角度方向を継続的に知る手段を有し、前記地上固定受
信局を中心とした球座標系により飛翔体の飛行経路を測
定する。また、前記地上固定受信局から見た前記飛翔体
のアジマス及びエレベーション角度を継続定期に知る手
段は、モノパルス方式の追尾装置、コニカルスキャン方
式の追尾装置またはフェーズドアレイレーダによる捜索
追尾方式のいずれかである。
【0009】本発明の更に他の態様による飛行経路測定
装置は、飛翔体には、送信信号の中に時間情報を重畳す
る時間情報重畳手段と、前記重畳された送信信号を電波
信号として送出する第1の空中線手段とを備え、地上固
定受信局には、前記飛翔体の空中線手段から送信される
電波信号を受信する第2の空中線手段と、前記第2の空
中線手段をアジマス及びエレベーション方向に駆動する
とともに、その指向するアジマス及びエレベーションの
角度情報を出力する空中線駆動手段と、前記第2の空中
線手段が捕らえた前記飛翔体からの時間情報が重畳され
た信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受信した
受信信号を加減算してΣ信号とアジマス方向及びエレベ
ション方向のΔ信号を出力する前置比較手段と、前記前
置比較手段の出力から前記第2の空中線のΣビームの中
心に対する前記電波信号の到来方向の角度誤差を求めて
誤差角信号を出力する角度誤差演算手段と、前記飛翔体
の送信する時間情報を重畳した電波信号から飛翔体の距
離初期値との距離差を求めて前記飛翔体から前記地上固
定受信局までの距離を出力する距離演算器と、飛翔体が
離陸する以前の初期状態において前記飛翔体と前記地上
固定受信局間の距離初期値を測定する距離初期値測定手
段とを備えて構成される。
【0010】ここで、前記第2の空中線手段は、モノパ
ルス空中線とすることができる。また、前記第2の空中
線手段は、コニカルスキャン空中線であり、前記角度誤
差演算手段は、前記飛翔体からの電波信号をコニカルス
キャン空中線のビーム回転機からの回転駆動信号と位相
検波することによりアジマス方向及びエレベーション方
向の誤差角信号を出力する。更に、前記空中線手段は、
電気的にビームの指向方向を制御できるフェーズドアレ
イ空中線であり、電気的に各空中線素子の位相を変化さ
せてビーム指向方向を制御するビーム制御器を有し、前
記フェーズドアレイ空中線は飛翔体の存在する角度を中
心とした任意のアジマス及びエレベーション範囲をビー
ム走査し、角度位置指令器が飛翔体からの電波信号の強
度のもっとも強い点に基づいて前記飛翔体のアジマス方
向及びエレベーション方向の角度信号を出力する。
【0011】以上において、前記第2の空中線手段で受
信した電波信号が十分な受信強度を持っているか判定す
る受信信号強度判定手段を有し、十分な受信強度を持っ
ているときに前記飛行経路を測定する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して詳細に税明する。図1は本発明による飛
行経路測定装置の一実施形態を示す構成図で、測角手段
を持つ空中線としてモノパルス空中線を用いた例であ
る。また、図2は本実施形態における飛翔体までの距離
を演算する原理図を示し、図3は飛翔体と地上固定受信
局の位置関係を示す図である。
【0013】飛翔体200は、通常の送信手段201を
有し、送信信号の上に時間情報重畳器202により時間
情報を重畳して空中線203から送信する。この時間情
報信号は、例えば、図2(A)に示すような予め定めら
れた一定間隔のパルス信号S2である。
【0014】一方、地上固定受信局100は、空中線駆
動器102で駆動されたモノパルス空中線101を有
し、飛翔体200から送信された時間情報が重畳された
送信信号を受信し、前置比較器5において飛翔体200
からの受信信号を加減算してΣ信号と、アジマス方向A
zとエレベーション方向ElのΔ信号を得て出力する。
Σ信号を受信した受信機104は、飛翔体200からの
送信信号を増幅し、角度誤差演算器107、受信強度判
定器108及び距離演算器109に出力する。
【0015】受信強度判定器108は、飛翔体200か
らの受信した受信信号の強度が予め定めた強度以上であ
るか否かを判定し、予め定めた強度以上であれば、角度
誤差演算器107及び距離演算器109の出力を有効と
する信号を出力する。
【0016】前置比較器102から出力されたアジマス
方向とエレベーション方向のΔ信号は、各々の受信機1
05、受信機106で受信増幅され、角度誤差演算器1
07に送られる。角度誤差演算器107では、アジマス
及びエレベーション方向の△信号をΣ信号で正規化し、
モノパルス空中線101のΣビームに対するアジマス及
びエレべーション方向の誤差角を空中線駆動器102に
出力する。空中線駆動器102は、アジマス及びエレベ
ーション方向の誤差角よりモノパルス空中線101のΣ
ビームが飛翔体200の空中線203に常時向くように
駆動し、同時にモノパルス空中線200の指向するアジ
マス及びエレベーション方向の角度φ及びθを常時地上
固定受信局100の外部に出力する。
【0017】距離初期値測定器110は、レーザ測距装
置などと同様の測距機能を有し、地上固定受信局100
から飛翔体200までの距離初期値を測定し、距離演算
器109に出力する。距離演算器109は、飛翔体20
0からの送信信号をΣ信号受信機104から受け、この
中から時間情報を復調する。
【0018】距離演算器109は、離陸前の飛翔体20
0の送信する時間情報に同期した図2(A)に示すよう
な予め定められた一定間隔の参照パルス信号S1をも
ち、信号S1とS2間のパルスの時間差tを初期状態と
して記録する。飛翔体200が離陸し、飛翔体200と
地上固定受信局100間の距離が増すと、図2(B)に
示すように、参照パルス信号S1と飛翔体送信パルスS
2間の時間差はTに伸び、距離演算器109は、時間差
Tを用いて、(T−t)×光速十(距離初期値)のよう
な演算を行い飛行中の飛翔体の距離Rを地上固定受信局
100の外部に出力する。
【0019】図3から明らかなように、地上固定受信局
100から出力されるアジマス及びエレベーション方向
の角度φ及びθと、飛翔体200と地上固定受信局10
0間の距離Rから飛行中の飛翔体200の位置が計測で
きる。
【0020】次に本発明の第2及び第3の実施の形態に
ついて図4及び図5を参照して説明する。
【0021】図4は測角可能な空中線として、図1に示
すモノパルス方式の代わりにコニカルスキャン方式を採
用した例である。地上固定受信局100は、コニカルス
キャン空中線121を有し、飛翔体200からの時間情
報が重畳された送信信号は、受信機124で増幅され、
角度誤差演算器125、受信強度判定器126及び距離
演算器127に出力される。角度誤差演算器125は、
受信機124からの信号をビデオ検波し、コニカルスキ
ャン空中線121のビームを回転させているビーム回転
機123からの回転駆動信号と位相検波を行い、アジマ
ス及びエレベーション方向の誤差角を空中線駆動器12
2に出力する。他の動作は、距離初期値測定器110で
得られた距離初期値を参照した、図1に示す実施形態と
同様である。
【0022】図5は、測角可能な空中線としてモノパル
ス方式の代わりにフェースドアレイ方式を採用した他の
実施形態を示す構成図である。地上固定受信局100内
に設けられた指向性の強いフェーズドアレイ131は、
図1と同様な飛翔体200の存在する領域を高速でビー
ム走査する。飛翔体200から時間情報が重畳された送
信信号は、フェーズドアレイ131で受波され受信機1
33で増幅されて角度位置指令器134、受信強度判定
器135及び距離演算器136に出力される。角度位置
指令器134は、フェーズドアレイ空中線131が飛翔
体の存在する領域を高速でビーム走査した信号の中から
最も強い受信強度が得られた位置を保持し、この位置を
ビーム制御器132に出力する。ビーム制御器132
は、角度位置指令器134から指令を受けた位置を中心
にした新たな領域をビーム走査するとともに角度位置指
令器134から受信したアジマス及びエレペーション方
向の角度φ及びθを常時地上固定受信局100の外部に
出力する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飛行経路
測定装置は、飛翔体から送信される電波信号を受信でき
る地上固定受信局を飛翔体の発射地点付近の1カ所のみ
に設置すれば、飛翔体の飛行経路を測定できる。
【図面の簡単な税明】
【図1】本発明による飛行経路測定装置の一実施の形態
を示す飛行経路測定装置で、空中線にモノパルス方式を
使用した場合の構成図である。
【図2】図1に示す実施形態の動作を説明するための原
理図である。
【図3】発明の飛行経路測定装置における飛翔体と地上
固定受信局の位置関係を示す図である。
【図4】本発明による飛行経路測定装置の他の実施形態
を示す飛行経路測定装置で、空中線にコニカルスキャン
方式を使用した場合の構成図である。
【図5】本発明による飛行経路測定装置の更に他の実施
形態を示す飛行経路測定装置で、空中線にフェーズドア
レイ方式を使用した場合の構成図である。
【図6】従来の飛行経路測定装置の構成図である。
【符号の説明】 100 地上固定装置 101 モノパルス空中親 103 前置比較器 104〜106,124,133 受信機 107,125 角度誤差演算器 108,126,135 受信強度判定器 109,127,136 距離演算器 102,122 空中線駆勤器 110,128,137 距離初期値測定器 121 コニカルスキャン空中線 123 ビーム回転機 131 フェーズドアレイ空中親 134 角度位置指令器 200 飛翔体 201 送信装童 202 時間情報重畳器 203 空中線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飛翔体は、送信信号の中に時間情報を重畳
    させて送出し、地上固定受信局は、前記飛翔体のアジマ
    ス及びエレベーション角度方向を測定し、地上固定受信
    局が受信した受信信号から前記時間情報を抽出し、抽出
    された時間情報に基づいて前記飛翔体から前記地上固定
    受信局までの距離を求め、求められた距離と、前記飛翔
    体の予め求められた距離初期値とに基づいて前記飛翔体
    から前記地上固定受信局までの距離を測定することを特
    徴とする飛行経路測定装置。
  2. 【請求項2】飛翔体が離陸する以前の初期状態において
    飛翔体と地上固定受信局までの距離初期値を測定してお
    き、地上固定受信局では前記飛翔体から送信される送信
    信号の中に重畳された時間情報と、この時間情報と同期
    する前記地上固定受信局のもつ時間情報の差を離陸前の
    時間差初期値とし、前記飛翔体が離陸した後、前記飛翔
    体からの送信信号に重畳された時間情報と、前記地上固
    定受信局のもつ時間情報の差、及び離陸前の時間差初期
    値との時間変化を検出し、これら情報に基づいて前記飛
    翔体と地上固定局間の距離変化を算出し、前記飛翔体が
    離陸する以前の距離初期値を加算して現在の飛翔体と地
    上固定受信局間の距離を算出することを特徴とする飛行
    経路測定装置。
  3. 【請求項3】前記地上固定受信局は、当該受信局から見
    た離陸後の飛翔体のアジマス及びエレベーション角度方
    向を継続的に知る手段を有し、前記地上固定受信局を中
    心とした球座標系により飛翔体の飛行経路を測定する請
    求項1または2に記載の飛行経路測定装置。
  4. 【請求項4】前記地上固定受信局から見た前記飛翔体の
    アジマス及びエレベーション角度を継続定期に知る手段
    は、モノパルス方式の追尾装置、コニカルスキャン方式
    の追尾装置またはフェーズドアレイレーダによる捜索追
    尾方式のいずれかである請求項1乃至3に記載の飛行経
    路測定装置。
  5. 【請求項5】飛翔体には、送信信号の中に時間情報を重
    畳する時間情報重畳手段と、前記重畳された送信信号を
    電波信号として送出する第1の空中線手段とを備え、 地上固定受信局には、前記飛翔体の空中線手段から送信
    される電波信号を受信する第2の空中線手段と、前記第
    2の空中線手段をアジマス及びエレベーション方向に駆
    動するとともに、その指向するアジマス及びエレベーシ
    ョンの角度情報を出力する空中線駆動手段と、前記第2
    の空中線手段が捕らえた前記飛翔体からの時間情報が重
    畳された信号を受信する受信手段と、前記受信手段で受
    信した受信信号を加減算してΣ信号とアジマス方向及び
    エレベション方向のΔ信号を出力する前置比較手段と、
    前記前置比較手段の出力から前記第2の空中線のΣビー
    ムの中心に対する前記電波信号の到来方向の角度誤差を
    求めて誤差角信号を出力する角度誤差演算手段と、前記
    飛翔体の送信する時間情報を重畳した電波信号から飛翔
    体の距離初期値との距離差を求めて前記飛翔体から前記
    地上固定受信局までの距離を出力する距離演算器と、飛
    翔体が離陸する以前の初期状態において前記飛翔体と前
    記地上固定受信局間の距離初期値を測定する距離初期値
    測定手段とを備えて成ることを特徴とする飛行経路測定
    装置。
  6. 【請求項6】前記第2の空中線手段は、モノパルス空中
    線である請求項5に記載の飛行経路測定装置。
  7. 【請求項7】前記第2の空中線手段は、コニカルスキャ
    ン空中線であり、前記角度誤差演算手段は、前記飛翔体
    からの電波信号をコニカルスキャン空中線のビーム回転
    機からの回転駆動信号と位相検波することによりアジマ
    ス方向及びエレベーション方向の誤差角信号を出力する
    請求項5に記載の飛行経路測定装置。
  8. 【請求項8】前記空中線手段は、電気的にビームの指向
    方向を制御できるフェーズドアレイ空中線であり、電気
    的に各空中線素子の位相を変化させてビーム指向方向を
    制御するビーム制御器を有し、前記フェーズドアレイ空
    中線は飛翔体の存在する角度を中心とした任意のアジマ
    ス及びエレベーション範囲をビーム走査し、角度位置指
    令器が飛翔体からの電波信号の強度のもっとも強い点に
    基づいて前記飛翔体のアジマス方向及びエレベーション
    方向の角度信号を出力する請求項1に記載の飛行経路測
    定装置。
  9. 【請求項9】前記第2の空中線手段で受信した電波信号
    が十分な受信強度を持っているか判定する受信信号強度
    判定手段を有し、十分な受信強度を持っているときに前
    記飛行経路を測定する請求項1に記載の飛行経路測定装
    置。
JP8338938A 1996-12-03 1996-12-03 飛行経路測定装置 Expired - Lifetime JP2853685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8338938A JP2853685B2 (ja) 1996-12-03 1996-12-03 飛行経路測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8338938A JP2853685B2 (ja) 1996-12-03 1996-12-03 飛行経路測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10160814A true JPH10160814A (ja) 1998-06-19
JP2853685B2 JP2853685B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=18322748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8338938A Expired - Lifetime JP2853685B2 (ja) 1996-12-03 1996-12-03 飛行経路測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2853685B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170972A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Samsung Electronics Co Ltd ロボットシステム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101052529B1 (ko) 2009-04-28 2011-07-29 삼성중공업 주식회사 송신기로부터 방출되는 신호를 이용하는 위치 계측 방법 및 위치 계측 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006170972A (ja) * 2004-12-17 2006-06-29 Samsung Electronics Co Ltd ロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2853685B2 (ja) 1999-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108493610B (zh) 一种相控阵天线自动对星方法及装置
US5068654A (en) Collision avoidance system
EP1045256A1 (en) Passive ssr
JP2578422B2 (ja) アンテナの走査軸の仰角および方位角の校正装置
US5065162A (en) Communication system for helicopter
JPH09288175A (ja) 空港面航空機識別方式
JPH0836040A (ja) 電波源の位置標定装置
JP3204087B2 (ja) 追尾レーダ装置
JP3305989B2 (ja) 目標標定装置及び着陸誘導装置
JP2853685B2 (ja) 飛行経路測定装置
US5128873A (en) Aircraft rendezvous using low data rate two-way TACAN bearing information
JP3212932B2 (ja) 複数レーダ一括画面表示制御装置
JPH05142341A (ja) 受動型ssr装置
JP2009069020A (ja) レーダ装置
JP2012220318A (ja) アンテナ方向調整システム
KR20190140328A (ko) 이동 타겟을 검출하는 전자 스캐너
JP3042469B2 (ja) 航空機監視システム
JP3995320B2 (ja) 衛星電波監視装置
JP3751574B2 (ja) 目標位置探知方法および目標位置探知システム
JP3296896B2 (ja) 移動体の位置計測装置
JPS63278179A (ja) 地球観測装置
KR102657033B1 (ko) 무인항공기 전용 WiFi 무선통신장치와 그 제어방법
KR20040057306A (ko) 부반사판 회전을 이용한 위성 추적 안테나 및 추적 방법
JPH0823582B2 (ja) レ−ダ装置
JP2647054B2 (ja) 精測進入レーダーシステム