JPH10160506A - 角度計測装置 - Google Patents

角度計測装置

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JPH10160506A
JPH10160506A JP31783596A JP31783596A JPH10160506A JP H10160506 A JPH10160506 A JP H10160506A JP 31783596 A JP31783596 A JP 31783596A JP 31783596 A JP31783596 A JP 31783596A JP H10160506 A JPH10160506 A JP H10160506A
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angular velocity
value
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velocity signal
measuring device
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JP31783596A
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Masaaki Ando
雅明 安藤
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】角速度センサに閾値処理を行なう際、閾値の値
をできるだけ小さくして低速回転時の角度検出の感度を
高めて、安価な振動ジャイロを用いても高精度の角度検
出が行なえる角度計測装置を提供する。 【解決手段】角速度センサ1aの出力である角速度信号
を平均化手段に通し、前記平均化手段の出力を閾値処理
して、その出力が設定閾値範囲内にあるとき、この出力
をゼロにし、かつ、設定閾値範囲外にあるとき、その出
力について積分処理を行なうことを特徴とする角度計測
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角速度センサの出
力である角速度信号を平均化手段に通し、この平均化手
段の出力を閾値処理し、この閾値処理の結果によりその
後の積分方法を選択して角度を出力する角度計測装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを駆使したバーチャ
ルリアリティ技術が進展している。このバーチャルリア
リティ技術は、ヘッドマウントディスプレイ装置(HM
D)あるいはデータグローブを使用して、仮想現実の世
界を体験できるというものである。
【0003】このヘッドマウントディスプレイ装置に
は、磁気センサあるいは磁気方位センサンサが使用され
ている。これらの磁気センサあるいは磁気方位センサン
サは、精度は優れているが、外部環境の影響を受け易
く、コストが高いという欠点を有している。
【0004】これに対し、小型かつ簡易構造で、低コス
トの振動ジャイロが使用されるようになってきている。
しかし、この振動ジャイロは、静止時の初期オフセット
および動作時の経時ドリフトがあり、その出力である角
速度を積分して角度を求めるとき、積分による角度誤差
が累積するという問題がある。この角度誤差は、時間の
経過に比例して大きくなるため、振動ジャイロを使用す
る際の障害となっていた。その態様を図5および図6に
示す。図5は、初期オフセット値ωoff がある場合で、
この状態において積分を連続して実行していくと、図6
に示すように、誤差角度(点集合部)θgが生じ、HM
D装着者が現実に対面する角度の映像とコンピュータか
ら供給される映像とが相違することになる。また、この
角度計測装置がナビゲーション装置に搭載されている場
合には、ディスプレイ上の車両の位置が現実に走行して
いる道路から外れて表示されることになる。
【0005】この対策として、高精度のジャイロを採用
するということも考えられるが、一般にそのようなジャ
イロは高価で装置コストが高くなる。したがって、技術
を駆使して低価格の振動ジャイロを用いてHMD用ある
いはナビゲーション装置用の角速度計測装置を実現する
ことが要請される。
【0006】これに応える発明として、特公平4−76
611号公報に、閾値処理という方法が開示されてい
る。これは、図7に示すように、オフセット値ωoff
有する振動ジャイロに、このオフセット値ωoff よりも
やや大きい値の閾値ωthを設定して、角速度信号がこの
閾値ωthよりも小さい場合には、この角速度信号をゼロ
にし、この閾値ωthよりも大きい場合には、この角速度
信号を用いて積分を実行し角度を求めるというものであ
る。その積分波形が図8に示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
角度計測方法ないし装置においては、上記のような閾値
処理で、安定した角度を得るためには、閾値の大きさを
振動ジャイロのランダムノイズも考慮して、十分大きな
値に設定する必要がある。そのように、閾値を大きめに
設定すると、回転速度が低速の場合に角速度信号が閾値
以下になってしまい、実際には回転しているのに角速度
はゼロになる場合がある。このため、低速の回転角速度
が検知されないという問題が生じる。この状況を図9に
示す。同図において、曲線α1は設定閾値+ωthより大
きくなったり、小さくなったりしている低速回転時の角
速度信号を示す。角速度信号α1が閾値+ωthよりも小
さい場合には、上述のように、角速度信号α1はゼロと
見做すので、積分により求められた角度はゼロとなり、
角速度信号α1が閾値+ωthよりも大きい場合にのみ角
度θ1、θ2、θ3(点集合部の面積)が出力される。
図10は高速回転時の角速度信号α2を示すもので、θ
4(点集合部の面積)は積分された角度を示す。
【0008】したがって、図9および図10において、
低速回転時は、高速回転時に比べて積分されない領域
(斜線部)が大きくなり、角度検出の感度が低下するこ
とになる。
【0009】そこで、本発明は、角速度センサの信号処
理を行なう際、閾値の値をできるだけ小さくして低速回
転時の角度検出の感度を高めて、安価な振動ジャイロを
用いても高精度の角度検出が行なえる角度計測装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、角速度センサの出力である角速度信号を平均化手段
に通し、前記平均化手段の出力が設定閾値範囲内にある
とき、この出力をゼロにし、設定閾値範囲外にあるとき
は、前記平均化手段の出力をそのまま出力して、その出
力について積分処理を行なうものである。
【0011】この発明は、角速度信号を平均化手段に入
力し、この平均化手段の出力値を設定閾値と比較して、
その出力値が設定閾値の範囲内にあるとき、その出力値
(被積分値)をゼロにした後、積分を実行する。そし
て、この閾値は、移動平均計算用のFIFO(First In
First Out)の段数との兼ねあいで低く設定されている
ので、低速回転時にも正常に応答することができる。ま
た、角速度信号にパルス状のノイズが重畳していても、
このノイズは、ローパスフィルにより除去されるので、
静止時に角度出力が出ることはない。
【0012】請求項2に記載の発明は、角速度センサの
出力である角速度信号を平均化手段を通し、前記平均化
手段の出力を閾値処理して、その出力が設定閾値範囲内
にあるとき、被積分信号をゼロにし、かつ、設定閾値範
囲外にあるとき、前記平均化手段に入力される前の角速
度信号を被積分信号として積分処理を行なうものであ
る。
【0013】この発明は、請求項1に記載の発明の作用
に加えるに、被積分値に平均化手段に入力される前の角
速度信号を用いるので、角度出力の応答が速くなる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の角度計測装置において、電源投入後、
一定時間後の静止時に、角速度センサの角速度信号を、
一回読み込んだ値をもって又は複数回読み込んだ値の平
均値をもって、角速度信号の積分基準値とするものであ
る。
【0015】ここで、一定時間とは、角速度センサの特
性により、起動時に大きなドリフトを発生する期間のこ
とをいう。
【0016】この発明は、請求項1および請求項2に記
載の発明の作用に加えるに、角速度センサの静止時の出
力である角速度信号を一回読み込んだ値をもって又は複
数回読み込んだ値の平均値をもって、角速度信号の積分
基準値とするので、角速度センサの特性ばらつきによる
積分基準値のばらつきにも対応できる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の角度計測装置において、この角度計測
装置の出力である角度をリセットする手段を備え、その
リセット後、角速度センサの角速度信号を、一回読み込
んだ値をもって又は複数回読み込んだ値の平均値をもっ
て、角速度信号の積分基準値とするものである。
【0018】この発明は、請求項1および請求項2に記
載の発明の作用に加えるに、リセット時には、移動平均
計算用のFIFOをゼロクリアするので、温度などによ
り角速度信号の積分基準値が大きく変動した場合に、強
制的に復帰させることができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の角度計測装置において、前記平均化手
段として、移動平均を用いるものである。
【0020】この発明は、請求項1および請求項2に記
載の発明の作用に加えるに、逐次の角速度信号を移動平
均を用いて平均化するので、ランダムノイズが除去され
る分、閾値の最小化設定が可能となる。
【0021】請求項6に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の角度計測装置において、前記平均化手
段の代わりに、FIR(Finite Impulse Response )ま
たはIIR(Imfinite Impulse Response )型のローパ
スフィルタを用いるものである。
【0022】この発明は、FIRまたはIIR型ローパ
スルフィルタにより平均化手段を形成するので、請求項
1および請求項2に記載の発明の作用を有する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施例の角度
計測装置について図面を参照して説明する。図1におい
て、10は角度計測装置で、例えば、HMDあるいはナ
ビゲーション装置に用いられ、慣性物体の回転角速度を
検知する角速度検知部1と、この角速度検知部1からの
角速度信号を処理する信号処理部2とよりなる。
【0024】角速度検知部1は、振動ジャイロよりなる
3個の角速度センサ1aとこれらに接続された増幅回路
1bとよりなる。3個の角速度センサ1aは、直角に交
わる3軸、例えば、ヨー軸、ピッチ軸およびロール軸に
それぞれ配置されて、それらの軸の回転角速度を検知す
る。増幅回路1bはアナログの低周波増幅器よりなり、
角速度センサ1aの出力を次段の信号処理に適合する電
圧レベルまで増幅する。
【0025】信号処理部2は、アナログ/ディジタル変
換回路(A/D変換回路)2a、これに接続された中央
演算処理部(CPU)2bおよびこのCPU2bにそれ
ぞれ接続されたメモリー2cおよびRS−232Cなど
のインターフェイス(I/F)2dよりなる。
【0026】つぎに、本実施例の角度計測装置10の動
作について説明する。3個の角速度センサ1aがそれぞ
れ検出したヨー軸、ロール軸およびピッチ軸の角速度信
号は、増幅回路1bに入力されて、後段の処理可能電圧
までそれぞれ増幅される。この増幅された角速度信号
は、信号処理部2のA/D変換回路2aに入力されてデ
ィジタル量の角速度信号に変換される。そして、このデ
ィジタル量の角速度信号は、CPU2bに入力される。
このCPU2bは、このディジタル量の角速度信号をメ
モリー2cに記録されているアルゴリズムに基づいて処
理して、ディジタル量の角度としてインターフェイス
(I/F)2dから出力する。
【0027】つぎに、この信号処理のアルゴリズムの一
例について、図2を参照して説明する。電源投入後、一
定時間後の静止時に、CPU2bのスタート命令によ
り、A/D変換回路2aが、角速度検知部1からの角速
度信号をディジタル量の角速度信号に変換する動作を開
始する。そして、CPU2bは角速度センサ1aの角速
度信号の積分基準値(オフセット値)ωoff の初期設定
を行う。
【0028】この角速度信号の積分基準値ωoff の初期
設定は、電源を投入してから一定時間後に、角速度セン
サ1aの角速度信号の値を一回読み込むことにより、又
は複数回読み込んで、その平均値をとることにより行な
われる。
【0029】この角速度信号の積分基準値ωoff の設定
終了後、A/D変換回路2aからの逐次の角速度信号ω
n の読み込みを行う。なお、角速度信号ωn の添字
n は、図2に示す処理のフローを実行するサイクル時間
である。
【0030】ついで、角速度センサ1aの角速度信号ω
n についてオフセット補正を行う。このオフセット補正
された角速度信号ωn ’は、角速度センサ1aの逐次出
力の角速度信号ωn から積分基準値ωoff を減じること
により得られる。
【0031】つぎに、平均化手段として移動平均を用い
た場合について説明する。角速度信号ωn のオフセット
補正後の角速度信号ωn ’の(n−m+1)からnまで
のm個のデータの平均を計算して移動平均値ωn ”を求
める。
【0032】ここに、移動平均とは、時系列データに対
して、最新のデータから過去一定数のデータについて平
均を計算することをいい、式では以下のように表せる。
ある時刻において、
【0033】
【数1】
【0034】上記式(1)でmのことを移動平均の段数
と呼んでいる。
【0035】前記移動平均値の段数mと閾値ωthとの実
験結果を図4に示す。この閾値は、本アルゴリズムによ
り静止時の角度出力を安定化できる最小のものを示すも
のである。移動平均値の段数mが、6段になると、閾値
ωthは約1mVとなり、低減していることが理解でき
る。本実験に用いたシステムでは、1LSB=1mVな
ので、移動平均値の段数mは6段以上になると飽和して
閾値ωthはこれ以上低減しない。この図4より、本実験
で用いたシステムにおいて、移動平均値の段数mは、4
〜6段の範囲で閾値ωthが低減し、この範囲が動作上最
適であると思われる。この最適の閾値ωthと移動平均値
の段数mは、設定値として図1に示すメモリー2cに格
納される。
【0036】つぎに、閾値処理において、移動平均値ω
n ”と設定閾値ωthとの大小関係が比較される。図3に
示すように、移動平均値ωn ”の絶対値が設定閾値ωth
より小さいとき、積分される角速度(被積分値)はゼロ
とされる。また、移動平均値ωn ”が閾値ωthの絶対値
より大きいとき、積分される角速度(被積分値)は、移
動平均値ωn ”それ自体となる。なお、別のアルゴリズ
ムによっては、移動平均値ωn ”が閾値ωthの絶対値よ
り大きいとき、積分される角速度(被積分値)を角速度
信号ωn としてもよい。
【0037】つぎに、上記被積分値を用いて積分が実行
されて角度値が求められる。そして、角度値のリセット
が実行された場合には、積分値がゼロクリアされた後、
処理フローの前段に戻って角速度信号の取り込みが実行
される。
【0038】この角度値のリセットは、積分基準値ω
off が温度ドリフトなどの原因で当初設定した値より大
きくずれてしまった場合には、このアルゴリズムによる
オフセットドリフトの抑制の効果がなくなるので、その
ようなときに、角速度計測装置に付属した角度値リセッ
トボタンを押すことにより、角度値をゼロクリアするよ
うにしたものである。
【0039】このように、リセットが実行された場合に
は、当初設定した積分基準値もクリアされてしまうの
で、再度、積分基準値の決定から再開される。この積分
基準値の決定は、前記したところと同様である。
【0040】上記の例においては、平均化手段として移
動平均について説明したが、この平均化手段の代わりに
FIR(Finite Impulse Response )またはIIR(Im
finite Impulse Response )型ローパスフィルタで構成
してもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、角速度信号を
平均化した後に閾値処理を行うので、この平均化により
ノイズが除去される分、設定閾値の値を小さくすること
ができる。このため、低速回転時にも角速度が検知され
て角度が出力される。また、角速度信号にパルス状のノ
イズが重畳しても、このノイズは、平均化手段により除
去されので、静止時に角度出力が出ることはない。
【0042】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の効果に加えるに、被積分値に前段の出力である
角速度信号を選ぶので、角度出力の応答が速くなる。
【0043】請求項3に記載の発明は、請求項1および
請求項2に記載の発明の効果に加えるに、角速度信号の
積分基準値の初期設定を迅速に決定することができる。
【0044】請求項4に記載の発明は、請求項1および
請求項2に記載の発明の効果に加えるに、角度出力のリ
セット手段を備えているので、温度などにより角速度信
号の積分基準値が大きく変動した場合に、強制的に復帰
させることができる。
【0045】請求項5に記載の発明は、請求項1および
請求項2に記載の発明の効果と同様に、角速度信号の移
動平均をとることにより、閾値の最小化の設定により、
低速回転時に角度出力を出すことができ、かつ、重畳ノ
イズの影響を軽減することができる。
【0046】請求項6に記載の発明は、平均化手段をF
IRまたはIIR型ローパスフィルタで構成することに
より、請求項1および請求項2に記載の発明の効果を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の角度計測装置のブロック構成図
【図2】 本発明の一実施例における信号処理アルゴリ
ズムのフロー図
【図3】 閾値処理の態様を示す図
【図4】 角速度信号の移動平均の段数に対する閾値低
減の関係を示す図
【図5】 振動ジャイロの出力にオフセットのある角速
度曲線を示す図
【図6】 図5に示す角速度曲線から積分により角度を
求めた図
【図7】 図5に示すオフセットのある場合に、閾値を
設定した角速度曲線を示す図
【図8】 図7に示す閾値を設定した角速度曲線から積
分により角度を求めた図
【図9】 設定閾値が低速回転時に大きな誤差積分角度
を生じることを説明する図
【図10】 設定閾値が高速回転時に小さな誤差積分角
度を生じることを説明する図
【符号の説明】
1 角速度検知部 1a 角速度センサ 1b 増幅回路 2 信号処理部 2a A/D変換回路 2b CPU 2c メモリー 2d インターフェイス(I/F) 10 角度計測装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角速度センサの出力である角速度信号を
    平均化手段に通し、前記平均化手段の出力が設定閾値範
    囲内にあるとき、この出力をゼロにし、設定閾値範囲外
    にあるときは、前記平均化手段の出力をそのまま出力し
    て、その出力について積分処理を行なうことを特徴とす
    る角度計測装置。
  2. 【請求項2】 角速度センサの出力である角速度信号を
    平均化手段を通し、前記平均化手段の出力を閾値処理し
    て、その出力が設定閾値範囲内にあるとき、被積分信号
    をゼロにし、かつ、設定閾値範囲外にあるとき、前記平
    均化手段に入力される前の角速度信号を被積分信号とし
    て積分処理を行なうことを特徴とする角度計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の角度計
    測装置において、電源投入後、一定時間後の静止時に、
    角速度センサの角速度信号を、一回読み込んだ値をもっ
    て又は複数回読み込んだ値の平均値をもって、角速度信
    号の積分基準値とすることにより、角速度センサが有す
    るオフセットばらつきを解消することを特徴とする角度
    計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の角度計
    測装置において、この角度計測装置の出力である角度を
    リセットする手段を備え、そのリセット後、角速度セン
    サの角速度信号を、一回読み込んだ値をもって又は複数
    回読み込んだ値の平均値をもって、角速度信号の積分基
    準値とすることを特徴とする角度計測装置。
  5. 【請求項5】 前記平均化手段として、移動平均を用い
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の角
    度計測装置。
  6. 【請求項6】 前記平均化手段の代わりに、FIR(Fi
    nite Impulse Response )またはIIR(Imfinite Imp
    ulse Response )型のローパスフィルタを用いることを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載の角度計測装
    置。
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