JPH10160268A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JPH10160268A JPH10160268A JP31335796A JP31335796A JPH10160268A JP H10160268 A JPH10160268 A JP H10160268A JP 31335796 A JP31335796 A JP 31335796A JP 31335796 A JP31335796 A JP 31335796A JP H10160268 A JPH10160268 A JP H10160268A
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Abstract
組成変動等を抑制して性能を向上し、冷媒使用量も低減
した空気調和機を得る。 【解決手段】非共沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクル
を有する空気調和機において、室外熱交換器3と室外膨
脹装置7の間に冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有するレ
シーバ8を設け、レシーバは、冷房運転時において実質
的にレシーバ内の液層冷媒のみを冷凍サイクルの下流側
に導出する導出手段と、暖房運転時においてレシーバ内
の液層冷媒および気層冷媒を冷凍サイクルの下流側に導
出する導出手段とを備える。
Description
イクルを利用する空気調和機に関し、特に作動冷媒に非
共沸冷媒を用い、低価格化を図ると共に、組成変動等を
抑制し、性能を向上するのに好適である。
和機においては、循環する冷媒の変化を抑制し運転能力
の拡大を図り、それと共に冷媒量をできるだけ少なくす
ることが必要である。このために、室内機および室外機
の双方に、絞り量が任意に制御可能な膨脹装置を配設
し、両膨脹装置の間に余剰冷媒を貯留可能とし、かつ気
液混合手段を有するレシーバ設けることが、例えば特開
平7−324833号公報に開示されている。
場合も冷媒を多量に必要とする液接続配管内の冷媒状態
を気液二相流として冷媒量を低減し、二相流となる管路
中に余剰冷媒を貯留している。
は、室外機および室内機の両方に絞り量が任意に制御可
能な膨張装置が必要である。絞り量が制御可能な膨張装
置としては、パルス駆動モータを用いる電動膨張弁など
があるが、電動膨張弁は精密機構であり、部品点数が多
く、高価である。また、振動、水分や熱に対し取り扱い
に注意を要する問題もある。
設定した諸元による気液混合の割合がレシーバにおける
冷媒のかわき度を規定することになるが、このレシーバ
におけるかわき度によって液接続配管のかわき度や、膨
張装置の容量などが影響を受け、冷凍サイクルの性能に
運転限界を生じたり、冷媒封入量を多くしなければなら
ないなどの影響を与える。
環回路が複雑化し、部品数が増加したり、精密な機械加
工箇所が増加するため低価格化に不利である。
を解決し、非共沸冷媒を用いても低価格化を図ることが
できると共に、組成変動等を抑制して性能を向上し、冷
媒使用量も低減することのできる空気調和機を提供する
ことにある。
本発明は、圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨脹装
置、室内膨脹装置、室内熱交換器を順次配管接続し、沸
点の異なる2成分以上の物質を混合してなる非共沸冷媒
を作動冷媒とする冷凍サイクルを有する空気調和機にお
いて、室外熱交換器と室外膨脹装置の間に冷凍サイクル
内の余剰冷媒を保有するレシーバを設け、レシーバは、
冷房運転時において実質的にレシーバ内の液層冷媒のみ
を冷凍サイクルの下流側に導出する導出手段と、暖房運
転時においてレシーバ内の液層冷媒および気層冷媒を冷
凍サイクルの下流側に導出する導出手段とを備えたもの
である。
サイクルの下流側に導出する導出手段とは、レシーバに
流入し気層(ガス冷媒)と液層に分離した冷媒の液層か
ら液冷媒のみをレシーバから導出するということを意味
し、具体的にはレシーバに導出管を設け、導出管下方の
管端を液層部分に配置するような手段によって達成する
ことができる。
媒を冷凍サイクルの下流側に導出する導出手段とは、レ
シーバに流入し気層(ガス冷媒)と液層に分離した冷媒
の液層から液層および気層冷媒をレシーバから直接導出
すると共に、合流させ混合して導出することを意味し、
具体的にはレシーバに導出管を設け、導出管下方の管端
を液層部分に配置し、導出管の側面に設けた小孔を導出
管上方の気層部分に配置するような手段によって達成す
ることができる。
イクル内の余剰冷媒を保有するレシーバを設け、冷房運
転時において実質的に液層冷媒のみを導出することによ
り、冷房運転時においてレシーバ内に保有される冷媒
は、ほぼかわき度0で高温な状態で貯留することにな
り、組成の変動を生じることが無く、結果として運転に
支障を来すような冷凍サイクル内を循環する作動冷媒の
組成の変動を生じないため性能の向上を図ることができ
る。つまり、作動冷媒の組成が変動した場合に、吐出圧
力上昇により運転範囲が減少すること、成績係数の低い
熱物性へ変化して運転効率が低下することなどを無くす
ことができる。また、液層冷媒のみを導出すれば良いの
で、冷房運転時の導出手段は単純化でき、低価格化に有
利となる。
にレシーバを設け、暖房時において液層および気層冷媒
を混合して気液二相状態の冷媒を導出することにより、
レシーバに貯留される液冷媒はかわき度が小さく高温な
状態となるので組成変動を小さくでき、かつ室外熱交換
器の入口に必要とされる作動冷媒のかわき度をレシーバ
出口で実現できるので、さらにかわき度を調整するよう
な膨張装置をレシーバ出口と室外熱交換器の入口の間に
設ける必要がない。
交換器、室外膨脹装置、室内膨脹装置、室内熱交換器を
順次配管接続し、沸点の異なる2成分以上の物質を混合
してなる非共沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有
する空気調和機において、室外熱交換器と室外膨脹装置
の間に設けられ、冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有する
レシーバと、レシーバに設けられ、暖房運転時において
作動冷媒の液層および気層冷媒を混合して気液二相状態
の冷媒を導出する気液混合導出手段とを備え、気液混合
導出手段は、レシーバに導入される作動冷媒のかわき度
が、0.15〜0.30となるように気液の混合割合を
定めたものである。
うに気液の混合割合を定めるとは、気液混合導出手段の
それぞれの流量バランスを支配する寸法を設定すること
を意味し、具体的には例えば、導出管の穴径や配管径、
配管長さなどの抵抗系に寄与する因子を決定することに
よって達成することができる。
定されたかわき度がバランスするようにレシーバ内に余
剰冷媒が貯留され、室外熱交換器の入口に必要とされる
作動冷媒のかわき度をレシーバ出口で実現できるので、
さらにかわき度を調整するような第二段目の膨張装置を
レシーバ出口と室外熱交換器の入口の間に設ける必要が
ない。
交換器、室外膨脹装置、室内膨脹装置、室内熱交換器を
順次配管接続し、沸点の異なる2成分以上の物質を混合
してなる非共沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有
する空気調和機において、室外熱交換器と室外膨脹装置
の間に設けられ、冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有する
レシーバと、レシーバに設けられ、冷房運転時において
実質的に作動冷媒の液層冷媒のみを導出する導出手段と
を備え、液層冷媒のみを導出する導出手段によって導出
された液層冷媒を膨張させ、作動冷媒のかわき度が0.
01〜0.10となるように定めたものである。
液接続配管内の作動冷媒を気液二相状態にすることがで
きる。このため、液接続管内の冷媒はガス、液混在状態
になるので、液単相で流れる場合より作動冷媒量を低減
できる。特に配管長が長い冷房運転の場合の冷凍サイク
ルの場合、冷凍サイクルを適正に運転するために必要な
冷媒量が低減され、冷媒封入量を20〜35%以上削減
することも可能である。 さらに、本発明は上記におい
て、絞り量が可変とされた室内膨脹装置と、絞り量が固
定とされた室外膨脹装置と、暖房運転時にのみ室外膨脹
装置をバイパスして冷媒を流し、冷房運転時には通過を
阻止する逆止機構を有する室外膨脹装置バイパス回路と
を備えたものである。
絞り量が予め設定されている膨張装置を意味し、具体的
には内径及び長さで絞り量が定められたキャピラリチュ
ーブ、あるいはオリフィスのような簡易で単純な構造の
ものによって達成される。
とは、抵抗量を任意に可変することができる機構を有す
る膨脹装置を意味し、具体的には、膨脹装置の通路面積
をパルスモータで駆動されるニードルのリフト量により
変化させるようなものによって達成できる。
み使用され、その仕様は冷房運転時における冷凍サイク
ルの作動点のみに考慮して決定すれば良く、部品等の単
純化が可能で低価格化、性能の安定化に寄与する。
固定とされた室内膨脹装置及び室外膨脹装置と、一端が
室外熱交換器と室外膨脹装置の間の配管に接続され、他
端が前記圧縮機吸入側に接続され、電磁弁を有するバイ
パス回路とを備えたものである。
圧縮機吐出温度や吐出圧力が上昇する場合、膨張装置の
全てを固定抵抗装置で構成すると開度を増大させて対処
ができないが、連通、閉止が制御可能なバイパス回路に
よって、運転状態によって任意に電磁弁を連通すること
により、圧縮機吸入側に液冷媒を取り入れ吐出温度を低
下させたり、圧縮機が吐出するガス冷媒の一部を凝縮器
を通過させないようにして機器が破損しないような運転
範囲とすることができる。
導出手段は、レシーバ内の下方の液層から液冷媒を吸い
上げる導出管と、導出管の上方に設けられ、レシーバ内
のガス層からガス冷媒を吸い込み混合するガス戻し穴と
を有したものである。これにより気液混合導出手段はガ
ス戻し穴のあいた冷媒導出管という簡易な構造によって
実現できる。
のみを導出する前記導出手段と前記室外膨脹装置との間
に冷房過冷却器を備えたものである。
前の液冷媒は温度が低下してエンタルピが小さくなり、
蒸発器の性能が上がり、冷房性能を向上できる。また、
室外熱交換器では冷媒側の熱伝達率が低いため性能が低
下する過冷却部分がなくなるので、凝縮器として有効に
機能することができる。さらに、凝縮圧力が低下するた
めに吐出圧力も下がり、圧縮機入力が減少するので効率
を向上できる。
吸入される前記作動冷媒が過熱ガス状態となるように室
内膨張弁を制御するものである。
ができ、圧縮機吸入側にアキュムレータを設置する場合
に、アキュムレータ入り口の冷媒状態を過熱ガスとする
ことで液冷媒の流入が無くなり、余剰冷媒が溜まらない
ようにできる。そして、その結果、非共沸冷媒の組成変
動を生じにくくすることができる。
の物質を混合してなる非共沸冷媒を作動冷媒とする冷凍
サイクルを有する空気調和機において、室外熱交換器の
入口に冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有するレシーバを
設け、暖房運転時においてレシーバは液層および気層冷
媒を混合して膨張させ、そのレシーバ出口のかわき度を
室外熱交換器の入口に必要とされる値となるように設定
したものである。
かわき度と設定されたかわき度がバランスするように貯
留され、膨張する。そして、室外熱交換器の入口に必要
とされる作動冷媒のかわき度がレシーバで設定されるの
で、さらにかわき度を調整するような第二段目の膨張装
置をレシーバ出口と室外熱交換器の入口の間に設ける必
要がない。
上の物質を混合してなる非共沸冷媒を作動冷媒とする冷
凍サイクルを有する空気調和機において、室外熱交換器
と室外膨脹装置の間に冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有
するレシーバと、冷房運転時は実質的にレシーバに保有
された液層冷媒のみを導出し、暖房運転時はレシーバに
保有された液層冷媒および気層冷媒を導出する導出手段
とを備えたものである。 これにより、冷房運転時はほ
ぼかわき度0で高温な状態で貯留し、暖房時は気液二相
状態の冷媒を導出することとなり、冷凍サイクル内を循
環する作動冷媒の組成の変動を小さくでき、性能の向上
を図ることができる。
施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態を示す
冷凍サイクルの構成を示すブロック図である。1は圧縮
機、2は四方弁、3は室外熱交換器、4は冷房過冷却
器、5は逆止弁、6はドライヤ、7は室外キャピラリチ
ューブ、8はレシーバ、13はアキュムレータ、15は
室外送風機であり、室外機20を構成する。また、10
は電動膨脹弁、11は室内熱交換器、16は室内送風機
であり、室内機21を構成する。
ス接続配管12で室外機20に連結され、空気調和は、
圧縮機1、室外送風機15、室内送風機16の運転によ
り、空気と熱交換して行なわれる。また、レシーバ8の
2本の冷媒導入出管は何れも容器下部まで達しており、
暖房運転時の導出管には17ガス戻し穴が設けられてい
る。
を破壊しないハイドロフルオロカーボン(HFC)から
構成される非共沸冷媒を使用するもので、例えばジフル
オロメタン(HFC32)、ペンタフルオロエタン(H
FC125)、1,1,1,2−テトラフルオロエタン
(HFC134a)の三種類で構成されるR407番台
の冷媒で、例えば各々が23:25:52重量%で構成
されているR407Cが挙げられる。
であるため組成の変動を生じることにある。とくに低温
で冷媒のかわき度が大きい状態となるアキュムレータに
余剰冷媒が貯留されると、高沸点冷媒の組成割合が極め
て高い状態の液が多量に存在することで、逆に循環する
冷媒の組成に低沸点冷媒が多く含まれることになり、運
転圧力が上昇してしまう。本実施の形態では余剰冷媒を
レシーバ8に貯留するので、かわき度が小さく、高温な
液冷媒のため組成の変動が少ない状態で余剰冷媒が保有
され、循環組成の変動を生じさせない。
勾配が挙げられる。R407Cではかわき度が小さくな
るほど飽和温度が低下するので、凝縮器出口では液冷媒
の温度が低下してしまい、過冷却度をつけにくい状況に
なっている。また、蒸発器では平均飽和温度に大きな差
が無くても最低温度はより低い温度となるので、着霜し
易くなる問題もある。
2(クロロジフルオロメタン)より低く、凝縮液の比熱
が大きいため、さらに過冷却度をつけにくい状況があ
る。
非共沸冷媒であっても冷房運転時の過冷却度を付け易く
するとともに、暖房運転時に着霜量が増えて除霜時間が
増加しないよう、暖房運転時はバイパスされる冷房過冷
却器4を設けて性能を向上している。冷房過冷却器4は
冷媒通路数を室外熱交換器3より少くされていて、室外
熱交換器3の最下段に一体に構成している。
加封入作業を不要または削減するために、冷媒の封入量
は予め決められた長さの配管長分を封入するので、それ
より短い配管長の場合は余剰冷媒が生ずる。
て、冷凍サイクル内の油戻り性の観点から相溶性のある
エステル系、エーテル系、またはカーボネート系冷凍機
油を使用する。これらの冷凍機油はHFC冷媒と溶解性
を持たせるために、カルボニル基やエーテル結合など酸
素原子導入による極性分子を基材に使用しているので親
水性も高く、飽和水分量が常温で1000ppmを越え
るような高吸湿性となり、現場作業や管理状態によって
冷凍機油より水分が冷凍サイクル中に侵入する恐れがあ
る。水分が侵入すると冷凍機油の分解や腐食が促進され
るので、信頼性が低下する問題があり、水分を除去する
ドライヤを設置する必要がある。
から乾燥剤の動きを抑制し易くするために、一般的には
流れ方向が一方向でしか使用出来ないものが多く、流れ
方向が正逆に切り変わるヒートポンプ形空調機では整流
のための回路など複雑な構造が必要となる。
されるドライヤ6を冷房過冷却器4出口側に設置するこ
とで、一方向タイプのものを使用可能としている。次に
本発明の動作を説明する。冷房運転の場合、冷媒は図で
実線矢印の方向に流れ、圧縮機1から吐出されたガス冷
媒は四方弁2を通過し複数の冷媒通路で構成する室外熱
交換器3で凝縮する。
に入り、気層と液層に分離する。レシーバ8の導出管は
下方の管端より液層から液冷媒のみを導出するので、も
しレシーバ8に流入するガス冷媒量が、容器の放熱によ
り気層の冷媒が凝縮する量より多ければ、レシーバ8は
容器内より冷媒を放出して、冷凍サイクル内の冷媒量の
調節機能を発揮する。最終的に出口の冷媒はほとんどか
わき度0の状態となる。そして冷媒は閉じている方向の
逆止弁5を流れず、冷房過冷却器4に流れて過冷却す
る。冷房過冷却器4の冷媒通路数は室外熱交換器3より
も少ないので、流速が増加して冷媒側の熱伝達率を上昇
させている。
冷媒中の水分が吸着される。次に室外キャピラリチュー
ブ7は過冷却された液冷媒の第一段目の膨張装置とな
り、絞られた冷媒は気液二相状態になり、室内機に搬送
される。
となり、ここで主に減圧されて蒸発器となる室内熱交換
器11に送られた冷媒が蒸発し、室内空気は冷却され
る。蒸発した冷媒はガス接続配管12を通過し、室外機
20に冷媒が戻される。そして四方弁2、アキュムレー
タ13を通過して、圧縮機1吸入側に戻る。
できまる絞り量は、液接続配管9内を流動する前記作動
冷媒のかわき度を、0.01〜0.10、好ましくは
0.03〜0.06の間で、過冷却度を適切にして、成
績係数が最大になるように決定する。このような液接続
配管9内の冷媒かわき度設定により、配管内の冷媒存在
量を略半減することができるので、特に冷凍サイクルを
適正に運転するために必要な冷媒量が最大となる配管長
が長い冷房運転の場合、冷凍サイクルへの冷媒量が低減
され、冷媒封入量を20〜35%以上削減できる。
で冷凍サイクル内の水分を吸着し、複雑な整流回路を持
つことなく、一方向流れ用のドライヤを用いることがで
きる。
では、四方弁2の切り替えにより、点線矢印の向きに冷
媒が流れる。圧縮機1から吐出された冷媒は、四方弁
2、ガス接続配管12を通過し、室内熱交換器11で放
熱して凝縮し、暖房を行う。
続配管9内を気液二相流で搬送され室外機20へ送られ
る。そして、液接続配管9の圧力損失によりさらに大き
なかわき度になった冷媒は、レシーバ8で気液分離し、
下方液層から導出される液冷媒と、上方ガス戻し穴17
から導出されるガス冷媒が混合されて、気液二相状態で
導出される。
室外熱交換器3に送られるが、室外キャピラリチューブ
7、ドライヤ6、冷房過冷却器4にもごく一部の冷媒が
逆止弁5との圧力損失の比率で若干流れる。したがっ
て、ドライヤ6では冷媒中の水分が吸着されとともに、
冷房過冷却器4は蒸発器として殆ど機能しないので、空
気側フィンの着霜がほとんど見られず、除霜時等室外機
熱交換器3より滴下した水滴が下方で氷結し成長するこ
とがない。蒸発器となる室外熱交換器3に入った二相の
冷媒は蒸発して、四方弁2、アキュムレータ13を通過
して圧縮機1に戻る。
転いずれの場合においても液接続配管9内を流動する冷
媒は気液二相状態になるため、ガス、液混在状態により
液単相で流れる場合より冷媒存在量を低減した状態とす
ることができ、結果として機器への冷媒充填量を低減で
き、温暖化ガスの使用量削減に貢献できる。
の径は、レシーバ8後流側の膨脹装置を不要とできるか
わき度、すなわちレシーバ8出口の冷媒状態が、ほぼ蒸
発器入口のかわき度になるようなガス戻し量となる径に
設定されている。具体的には、レシーバ8に導入される
冷媒のかわき度が、0.15〜0.30、好ましくは
0.18〜0.24となるように設定することが良い。
戻し穴径で設定したかわき度がバランスするように、レ
シーバ8入口のかわき度によりレシーバ8内に余剰冷媒
が貯留される。このようなかわき度設定により、第二段
目の膨張装置を設置する必要が無い。また、気液二相流
に対応するのは暖房運転時のみなので、膨張装置やガス
戻し穴の仕様決定など設計上のパラメータを減少でき
る。
置を冷房運転時のみ使用されるキャピラリチューブとし
たので、絞り内径や長さなどの仕様の決定を冷房運転だ
けを考慮して決めればよい。室外キャピラリチューブ7
は、オリフィスでも代用可能であり、これらのような簡
易な構造の固定抵抗で構成することができる。
非共沸冷媒を用いても組成変動なく冷媒使用量を低減し
た空気調和機を安価に、かつ早く開発できることにな
る。
内に保有される冷媒がほぼかわき度0の状態で貯留され
るので、液冷媒の組成の変動を生ずることが無く、結果
として循環組成の変動はほとんど生じない。したがっ
て、組成が変動した場合に生ずる、吐出圧力上昇による
運転範囲の減少や、成績係数の低い熱物性への変化によ
る運転効率の低下が無くなり、空気調和機の性能低下を
防止することができる。
低温となる室外機熱交換器において、除霜運転時に融解
した水分が室外機熱交換器下方にたまり氷塊を成長させ
ることが無いので、除霜時間を短縮することができ、空
気調和機の性能を向上することができる。
環量の過冷却液冷媒が通過し、暖房時は冷媒循環量のご
く一部が通過するので、流通量が多く乾燥剤の磨耗が少
ない点で有利な一方向流れ用のドライヤを冷房運転時の
流れ方向に用いることができる。したがって、複雑な整
流回路を持つことなく、ドライヤを冷凍サイクルへ設置
して冷凍機油の劣化の原因となる水分を除去できるの
で、安価に信頼性を向上できる。
ても、電動膨張弁10は圧縮機1吸入側の加熱度が少し
付くように制御することで、アキュムレータ13に余剰
液冷媒が溜まることを防止でき、循環組成が大きく変動
してしまうことが無いうえ、湿り圧縮により圧縮機1の
効率が悪い状態で運転されることが無い。
図3は第2の実施の形態の冷凍サイクル構成図を示して
おり、レシーバ8をアキュムレータ13と一体に形成し
ている以外は構成、動作とも第1の実施の形態と同様で
ある。
形成したことで、隔壁14が伝熱面として作用し、温度
の高いレシーバ8側から温度の低いアキュムレータ13
へ熱移動する。これにより、蒸発器入り口の冷媒はエン
タルピが減少し、圧力損失の小さい状態で蒸発器を冷媒
が通過するとともに、圧縮機吸入側の冷媒は過熱され、
圧縮機の性能が良好なところで運転できるため、その相
乗で冷凍サイクルの効率が改善され、COPを向上させ
ることができる。
弁との間になる位置にアキュムレータを設置し、アキュ
ムレータとレシーバとを伝熱面として作用する隔壁を介
し一体容器に構成することにより性能の向上を図ること
ができる。
温のアキュムレータの間に熱の授受が行われることによ
り、レシーバ内の液冷媒を冷却して温度を低下させるこ
とができ、同時に圧縮機1の吸入ガス冷媒を過熱させや
すくできる。よって、蒸発器の入口における冷媒のエン
タルピを減少させて、同じ能力を得る蒸発器出口とのエ
ンタルピ差にしたとき、作動点を圧力損失の小さい方へ
移動でき、また圧縮機1の作動点をより効率の高いとこ
ろで運転することができる。
動式の可変絞りとしたため、空気条件が大きく変化した
場合や、圧縮機1をインバータなどによる回転数制御や
バイパスによる容量可変とした場合でも、電動膨張弁1
0により冷媒の循環量に適応した絞り量を設定すること
で、最適な冷凍サイクルを形成できる。また、室内機2
1が複数台数接続される場合においても、電動膨張弁1
0による開度バランス制御により適正な冷凍サイクルを
形成できる。
たので、一定速圧縮機を搭載したタイプの空気調和機ま
たは、インバータや極数変換モータ使用圧縮機などによ
る容量可変タイプの空気調和機の違いや、室内機の接続
台数が一台か、複数台数かの如何に関わらず、同一の構
成の室内機にすることができる。このため、いわゆるマ
ルチ室内型空調機や室内ペア型一定速空調等の製品群に
よらず共用化した室内機にできるので、機種数の削減に
よる製品開発期間短縮、標準化による生産効率向上、製
品在庫減少による流通経費削減、機種シリーズ単純化に
よる機種選定・施工の容易化ができる。
4は第3の実施の形態の冷凍サイクル構成図を示してお
り、室内膨張弁10を室内キャピラリ37、逆止弁35
に置き換え、ガスバイパス41、液バイパス42を設置
した以外は第1の実施例と同等である。
外キャピラリチューブ7で行い暖房時の膨張を室内キャ
ピラリチューブ37で行う。暖房運転時および冷房運転
時はそれぞれ逆止弁5、逆止弁35を冷媒が主として通
過しバイパスされる。よって、安価な抵抗装置であるキ
ャピラリチューブを使用でき、高価で扱いの難しい電動
膨張弁を使用しないで冷凍サイクルを構成することがで
きる。
外気が高温の場合など過負荷運転の時に、それぞれ凝縮
圧力または圧縮機吐出温度を低下させる機能があり、条
件により電磁弁により開閉される。これにより、機器の
設計圧力および使用温度を守り、運転範囲を拡大するこ
とができる。
を要する電動膨張弁を使用せず、逆止機構により冷房運
転、および暖房運転それぞれに適した絞り量を、それぞ
れ室外膨張装置、および室内膨張装置で設定することが
できる。そして、いずれの運転においても液接続配管の
上流側で絞り、冷媒を気液二相状態にするので、液接続
配管においては液単相で流れる場合より冷媒存在量を低
減した状態で冷媒を搬送できる。
態を示す。図2は第4の実施の形態の冷凍サイクル構成
図を示しており、図5は第5の実施の形態の冷凍サイク
ル構成図を示している。何れも冷房過冷却器4を設置し
ていない以外はそれぞれ第1および第3の実施の形態と
同じであり、動作も同等である。
シンプルな冷凍サイクルの構成にすることができるメリ
ットがある。いずれの実施例の場合においても、レシー
バ8を設けて余剰冷媒を貯留するので、アキュムレータ
13を省略することも可能である。
6、図7、図8、図9、図10、図11、図12は、実
施の形態におけるレシーバ構造を示す断面図である。
は暖房導出管、52は冷房導出管、53はガス導出部、
54は液導出部、55は仕切板、56は補助ガス導出部
を示している。
ら冷房導出管52により液冷媒が導出される方向で流れ
る。暖房運転時はレシーバ容器50内の下方より液層冷
媒を導出する液導出部54と、上方より気層冷媒を導出
するガス導出部54により、液およびガス冷媒を導出す
ると同時に合流により混合することで気液二相状態とし
て、暖房導出管51から冷媒が導出される方向で流れ
る。各図においては、暖房運転時の冷媒の取り出し構
造、および液冷媒とガス冷媒の混合比率すなわちかわき
度を調整する方法が異なっている。
房導出管51の側面に設けられた小孔であり、液導出部
54は暖房導出管51の内径よりも小さい径の配管で構
成している。導出冷媒のかわき度は、ガス導出部53小
孔の直径および、液導出部54の配管の内径および長さ
に依存する。
数の小孔であり、導出冷媒のかわき度はこの直径および
個数に依存する。この小孔を裏側まで貫通して設けるこ
とで、配管にキリ穴を開ける作業を容易にした上、ガス
量を増加することができる。このため相対的に液量を絞
る必要が無く、液導出部54は暖房導出管51と同一の
配管で構成される。
び冷房導出管をレシーバ容器50の下方に設置している
倒立形の構造としている。ガス導出部53は暖房導出管
51の上方管端部であり、液導出部54は下方に設けら
れた小孔で構成されており、導出冷媒のかわき度はこの
小孔の径に依存する。
房導出管51の管端部であり、液導出部54はレシーバ
容器50の下方と暖房導出管51を容器外で連結する配
管で構成されている。導出冷媒のかわき度は、この配管
の内径および長さに依存する。
ーバ容器50の下方に設置している倒立形の構造として
おり、ガス導出部53はレシーバ容器50の上方に接続
する暖房導出管51の管端部であり、液導出部54はレ
シーバ容器50の下方と暖房導出管51を容器外で連結
する配管で構成されている。導出冷媒のかわき度は、こ
の配管の内径および長さに依存する。
レシーバ容器50内でU字形状を有しており、ガス導出
部53は容器内の気層に開口する暖房導出管51の管端
部である。液導出部54は暖房導出管51のU字形最下
部に設けた小孔で構成される。さらに暖房導出管51に
おいて液導出部54の暖房運転時後流側に位置してレシ
ーバ容器50内気層部に開口する、補助ガス導出部56
を設ける。導出冷媒のかわき度は、ガス導出部53の開
口面積、補助ガス導出部小孔の径、56液導出部54小
孔の径に依存する。
暖房導出管51の管端部であり、液導出部54は暖房導
出管51の内径よりも小さい外径の配管を、暖房導出管
51の管端内側に取り付けている。導出冷媒のかわき度
は、暖房導出管51の管端部開口面積と、液導出部54
の配管の内径および長さに依存する。
バ導出冷媒のかわき度は、孔径や配管内径、長さの設定
による流動抵抗比率に依存し、これら諸元を設定するこ
とで、所望のかわき度を得ることができる。
7Cを例に挙げたが、類似の特性を持つ非共沸冷媒であ
る、R407A、R407B、R407D、R900J
A(「冷凍保安規則と関係基準における冷媒定数の標準
値」表記の冷媒の管理番号による)や、これら以外のH
FC32とHFC134aの二種混合冷媒、またはHF
C32とHFC125とHFC134aの三種混合冷媒
の任意の組成のものを用いることも良い。
冷媒循環回路が単純化され、部品数が削減されて低価格
化に有利であると共に、組成変動等を抑制して性能向上
が図れ、冷媒使用量も低減できる空気調和機が得られ
る。
ル構成を示すブロック図。
ル構成を示すブロック図。
ル構成を示すブロック図。
ル構成を示すブロック図。
ル構成を示すブロック図。
を示す断面図。
図。
図。
図。
過冷却器、5…逆止弁、6…ドライヤ、7…室外キャピ
ラリチューブ(室外膨張装置)、8…レシーバ、9…液
接続配管部、10…電動膨脹弁(室内膨張装置)、11
…室内熱交換器、12…ガス接続配管部、13…アキュ
ムレータ、14…隔壁、15…室外送風機、16…室内
送風機、17…冷房ガス戻し穴、18…暖房ガス戻し
穴、20…室外機、21…室内機、35…逆止弁(逆止
機構)、37…室内キャピラリチューブ、41…ガスバ
イパス、42…液バイパス、50…レシーバ容器、51
…暖房導出管(導出手段)、52…冷房導出管(導出手
段)、53…ガス導出部、54…液導出部、55…仕切
板、56…補助ガス導出部。
Claims (10)
- 【請求項1】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨
脹装置、室内膨脹装置、室内熱交換器を順次配管接続
し、沸点の異なる2成分以上の物質を混合してなる非共
沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有する空気調和
機において、 前記室外熱交換器と前記室外膨脹装置の間に前記冷凍サ
イクル内の余剰冷媒を保有するレシーバを設け、 前記レシーバは、冷房運転時において実質的にレシーバ
内の液層冷媒のみを冷凍サイクルの下流側に導出する導
出手段と、 暖房運転時においてレシーバ内の液層冷媒および気層冷
媒を冷凍サイクルの下流側に導出する導出手段とを備え
たことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項2】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨
脹装置、室内膨脹装置、室内熱交換器を順次配管接続
し、沸点の異なる2成分以上の物質を混合してなる非共
沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有する空気調和
機において、 前記室外熱交換器と前記室外膨脹装置の間に設けられ、
前記冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有するレシーバと、 前記レシーバに設けられ、暖房運転時において前記作動
冷媒の液層および気層冷媒を混合して気液二相状態の冷
媒を導出する気液混合導出手段とを備え、 前記気液混合導出手段は、前記レシーバに導入される作
動冷媒のかわき度が、0.15〜0.30となるように
気液の混合割合を定めたことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項3】 圧縮機、四方弁、室外熱交換器、室外膨
脹装置、室内膨脹装置、室内熱交換器を順次配管接続
し、沸点の異なる2成分以上の物質を混合してなる非共
沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有する空気調和
機において、 前記室外熱交換器と前記室外膨脹装置の間に設けられ、
前記冷凍サイクル内の余剰冷媒を保有するレシーバと、 前記レシーバに設けられ、冷房運転時において実質的に
前記作動冷媒の液層冷媒のみを導出する導出手段とを備
え、 前記液層冷媒のみを導出する導出手段によって導出され
た前記液層冷媒を膨張させ、作動冷媒のかわき度が0.
01〜0.10となるように定められていることを特徴
とする空気調和機。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のも
のにおいて、 絞り量が可変とされた前記室内膨脹装置と、 絞り量が固定とされた前記室外膨脹装置と、 暖房運転時にのみ前記室外膨脹装置をバイパスして冷媒
を流し、冷房運転時には通過を阻止する逆止機構を有す
る室外膨脹装置バイパス回路とを備えたことを特徴とす
る空気調和機。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載のも
のにおいて、 絞り量が固定とされた前記室内膨脹装置及び前記室外膨
脹装置と、 一端が前記室外熱交換器と前記室外膨脹装置の間の前記
配管に接続され、他端が前記圧縮機吸入側に接続され、
電磁弁を有するバイパス回路とを備えたことを特徴とす
るの空気調和機。 - 【請求項6】 請求項1又は2に記載のものにおいて、 前記気液混合導出手段は、前記レシーバ内の下方の液層
から液冷媒を吸い上げる導出管と、前記導出管の上方に
設けられ、前記レシーバ内のガス層からガス冷媒を吸い
込み混合するガス戻し穴とを有したことを特徴とする空
気調和機。 - 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれかに記載のも
のにおいて、 液層冷媒のみを導出する前記導出手段と前記室外膨脹装
置との間に冷房過冷却器を備えたことを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項8】 請求項1ないし3ののいずれかに記載も
のにおいて、 前記圧縮機に吸入される前記作動冷媒が過熱ガス状態と
なるように室内膨張弁を制御することを特徴とする空気
調和機。 - 【請求項9】 沸点の異なる2成分以上の物質を混合し
てなる非共沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有す
る空気調和機において、 室外熱交換器の入口に前記冷凍サイクル内の余剰冷媒を
保有するレシーバを設け、 暖房運転時において前記レシーバは液層および気層冷媒
を混合して膨張させ、その前記レシーバ出口のかわき度
を前記室外熱交換器の入口に必要とされる値となるよう
に設定したことを特徴とする空気調和機。 - 【請求項10】 沸点の異なる2成分以上の物質を混合
してなる非共沸冷媒を作動冷媒とする冷凍サイクルを有
する空気調和機において、 前記室外熱交換器と前記室外膨脹装置の間に前記冷凍サ
イクル内の余剰冷媒を保有するレシーバと、 冷房運転時は実質的に前記レシーバに保有された液層冷
媒のみを導出し、暖房運転時は前記レシーバに保有され
た液層冷媒および気層冷媒を導出する導出手段とを備え
たことを特徴とする空気調和機。
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JPH10160268A true JPH10160268A (ja) | 1998-06-19 |
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- 1996-11-25 JP JP31335796A patent/JP3336884B2/ja not_active Expired - Fee Related
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