JPH10160217A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPH10160217A
JPH10160217A JP8316277A JP31627796A JPH10160217A JP H10160217 A JPH10160217 A JP H10160217A JP 8316277 A JP8316277 A JP 8316277A JP 31627796 A JP31627796 A JP 31627796A JP H10160217 A JPH10160217 A JP H10160217A
Authority
JP
Japan
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filter
air
injection nozzle
dust
building
Prior art date
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Pending
Application number
JP8316277A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Kashiwamura
敬二 柏村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI KOGYO CORP
Original Assignee
FUJI KOGYO CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by FUJI KOGYO CORP filed Critical FUJI KOGYO CORP
Priority to JP8316277A priority Critical patent/JPH10160217A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物の外壁に開口した外気の導入口に装備さ
れるフィルタの目詰まりを無くし、長期に亘って安定し
た空気の導入を確保することができる換気装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 建物Aの外壁a面に開設された外気の導
入口1に装備したフィルタ4の下流側に、圧縮空気を前
記フィルタに噴射して該フィルタに付着した塵埃を除去
する塵埃除去手段Bを配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は屋外の新鮮な空気を
室内に給気する換気装置に関し、詳しくは建物外壁面の
外気導入口に装備されるフィルタを清浄化する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】台所の調理器具の上方に設置される局所
排気用のレンジフードは、調理によって発生する燃焼廃
ガス、油煙、臭い、及び上記等を吸引して屋外に排気す
る、所謂排気専用のレンジフードが一般的である。しか
しながら、今日の住宅は気密化が進み、透き間風が入る
ようなことはほとんど無く、その為に窓を締め切った状
態でレンジフードを運転した場合、期待した排気が十分
に行われず、又、台所(室内)が負圧になり、ドアの開
閉に支障をきたしたりすることがある。勿論、上記した
不具合を解決する手段としては窓を開けるなどして換気
を行えばよいが、ついつい忘れてしまうのが実状であ
る。そこで、窓開けなどをしなくとも屋外の新鮮な空気
を室内に導入(給気)できる換気構造や同時給排式のレ
ンジフードが種々開発され、実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近は
外気も塵埃や、季節によってはアレルギー症の原因とな
る花粉、皿にはNOxその他の有害物質等を含み、清浄
とはいい難くなってきている。又、外気を室内に給気
(導入)する時、一緒に蠅や蚊等の侵入もあり、その為
に一般的に給気口にはフィルタ(金網、繊維ネット、不
織布、微細な塵埃も除去するHEPA(High Efficency
Particulate Air Filter)フィルタ、有害ガスを除去す
る活性炭等)が装着されている。
【0004】ところで、上記フィルタはその目的から外
気を取り入れる入口側に取り付けられる為、建物の外壁
側に配置され、よって前記したフィルタの交換は勿論の
こと、清掃等の手入れがしにくいのが現状である。しか
も、長期間の給気によってフィルタに塵埃等が付着し、
目詰まりが生じた場合には、外気導入の用を果たさなく
なるといった問題点を有する。。
【0005】本発明は上記した従来の技術が有する問題
点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは長
期に亘って安定した空気の導入を確保することができる
換気装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に本発明が講じた技術的手段は、建物の外壁面に開口さ
れた外気導入口に装備されるフィルタの下流側に、圧縮
空気を前記フィルタに噴射して該フィルタに付着した塵
埃を除去する塵埃除去手段を配置した構成を特徴とす
る。上記の塵埃除去手段は、コンプレッサと圧力タンク
と、その圧力タンクの吐出口に電気のON/OFF で開閉す
る弁を介して接続される噴射ノズルとからなり、前記噴
射ノズルはフィルタの側近に対向して配置されている。
電気のON/OFF で開閉する弁としては、例えば電磁弁、
或いはモータの駆動で開閉する弁等が挙げられる。
【0007】噴射ノズルの形態としては、フィルタのほ
ぼ全面と対向する如く形成した中空円盤状のノズルに碁
盤の目状に噴射孔を形成したもの、或いはフィルタのほ
ぼ直径に相当する中空管に噴射孔を開け、噴出する圧縮
空気の反力で該中空管のノズルが回転し、フィルタの全
面にくまなく空気を噴射して清浄化し得る構造としても
よい。そして、前記した噴射ノズルから圧縮空気を噴射
しての清浄動作は、タイマー設定によって一日に一回、
或いは数日に一回といったように設定する。又、圧力タ
ンクにはタンクの内圧を感知する定圧スイッチを備え、
一定圧力になるとコンプレッサの通電を止め、コンプレ
ッサの運転を停止するようにする。更に、本発明に係る
換気装置は、外気の導入口が建物の外壁面に開口されて
いる全ての換気装置に利用でき、室内側の給気の形態は
天井や壁に給気口が設けられても、或いは外気導入口に
接続された給気ダクトをレンジフードに連結して同時給
排のレンジフードとしてもよいものである。
【0008】上記手段によれば、フィルタに対して室内
側から圧縮空気が噴射され、それによってフィルタの外
側面に付着した塵埃は吹き飛ばされて除去され、元の状
態に復帰され、長期に亘って安定した給気(外気導入)
が確保される。そして、塵埃除去手段が請求項2に記載
のように構成された場合は、圧縮空気の噴射動作を一定
の間隔で自動的に行わせることができる。更に、その噴
射ノズルを請求項3に記載の構成とした場合は、噴出空
気の反力によって該噴射ノズルが回転されるため、フィ
ルタの全面をくまなく清浄することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明すると、図1は換気装置の概略を
示し、建物Aの外壁面aに外気の導入口1が開設され、
建物Aの室内を構成する天井bに外気の給気口2が形成
されると共に、前記導入口1と給気口2とが給気ダクト
3で連結され、更に導入口1には外気と共に塵埃や蠅、
蚊等が入らないようにフィルタ4が装着され、それによ
って室内に屋外の新鮮な空気のみが給気されるように構
成されている。
【0010】そして、導入口1に装着されたフィルタ4
の外気と接する外側面には塵埃や蠅、蚊等が付着する
が、これらを除去する圧縮空気を用いた塵埃除去手段B
が前記導入口1の下流側に配置されている。
【0011】塵埃除去手段Bは、小型コンプレッサ5
と、圧力タンク6と、その圧力タンク6の吐出口6a に
電磁弁7を介して接続した圧縮空気案内管8と、その案
内管8の先端でフィルタ4の下流側側近に配置した噴射
ノズル9、及び前記小型コンプレッサ5と圧力タンク6
を外装し、圧縮空気案内管8と噴射ノズル9を内装する
取付け筒10とで構成され、その取付け筒10の前端は、建
物Aの外壁aに形成した導入口1内にフィルタ4を収容
保持するフィルタ支持筒11に接続され、取付け筒10の後
端は給気ダクト3に連通接続されて、外気がフィルタ4
を通過して室内に給気されるように構成されている。
【0012】上記の塵埃除去手段Bを構成する小型コン
プレッサ5は取付け筒10の外側にネジ12で固定され、圧
力タンク6は取付け筒10の外側にバンド13で定着保持さ
れると共に、前記圧力タンク6にはタンクの内圧を感知
する定圧スイッチ14が取付けられてコンプレッサ5の運
転が自動的に制御されるように構成されている。即ち、
圧力タンク6の内圧が一定圧力になるとコンプレッサ5
への通電を止め、コンプレッサ5の運転が停止される。
そして、圧力タンク6の吐出口6a から圧縮空気案内管
8を介して噴射ノズル9への圧縮空気の供給は前記吐出
口6a に取付けた電磁弁7によって制御される。その電
磁弁7の開閉制御、即ち圧縮空気の噴射の制御はタイマ
ー設定で行い、例えば一日一回、或いは数日又は一週間
に一回といったように設定する。
【0013】圧縮空気案内管8は図1に示すように略L
字形に形成されてその一端が電磁弁7に接続され、他端
は前記取付け筒10の周壁を貫通して該取付け筒10内に挿
入されると共に、その軸芯に沿って取付け筒10の先端側
に向けて配設され、その先部に噴射ノズル9がフィルタ
4と対向して回転可能に取付けられている。
【0014】噴射ノズル9は、フィルタ4のほぼ直径に
相当する長さを有し、両端が閉鎖された中空管9a の長
さ方向の中心位置に中空の軸管9b が直角に連接形成さ
れた略T字形に構成され、軸管9b を境として中空管9
a の一方側と他方側には互いに角度を付けて逆向きに空
気噴出口9c が開設され、軸管9b が前記圧縮空気案内
管8の先部に嵌合されると共に、該軸管9b の外側に摺
動ワッシャ15,回転軸受板16が嵌め込まれ、ストップリ
ング17が装着されて回転可能に支持されている。それに
より、圧力タンク6から電磁弁7が開いて供給される圧
縮空気が噴射ノズル9の空気噴出口9c から噴出される
と、該噴射ノズル9は噴出空気の反力で軸管9b を中心
として回転され、よってフィルタ4のほぼ全面にくまな
く圧縮空気が吹き付けられ、フィルタ4に付着した塵埃
や小さな虫の死骸(蠅、蚊等)が吹き飛ばされ、除去さ
れてフィルタ4は清浄化される。フィルタ4の機能が回
復される。
【0015】上記フィルタ4は繊維ネット,不織布等今
日周知のもので、そのフィルタ4は前記した取付け筒10
の先端に接合され、且つ外壁aに形成した導入口1に嵌
合されるフィルタ支持筒11にフィルタ枠18及び通気蓋19
で保持されている。そして、フィルタ支持筒11は取付け
筒10を介して外壁aの内面にネジ止め固定される。尚、
図示した実施の形態は室内側の給気口が天井に形成され
た構造であるが、該給気口は天井に限らず壁面でもよ
く、又台所に設置する同時給排のレンジフードの給気口
に配管接続してもよいものである。
【0016】
【発明の効果】本発明の換気装置は請求項1に記載の構
成により、空気導入口に装備されるフィルタに付着した
塵埃や小さな虫の死骸等を圧縮空気によって吹き飛ば
し、除去して、フィルタの通気状態を長期に亘って確保
することができ、安定した換気を維持することができ
る。そして、圧縮空気による除去手段を請求項2に記載
の構成とした場合は、圧縮空気の噴射動作を一定の間隔
で自動的に行わせることができる。更に、噴射ノズルを
請求項3に記載の構成とした場合は、噴出空気の反力に
よって該噴射ノズルが回転されるため、別途回転のため
の動力源を備えることなくフィルタの全面をくまなく清
浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る換気装置の実施の形態の概略を示
す断面図である。
【図2】噴射ノズル部分を示す一部切欠拡大図である。
【図3】回転式噴射ノズルの外観を示す斜視図である。
【図4】換気装置の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
A…建物 B…塵埃除去手段 1…導入口 2…給気口 3…給気ダクト 4…フィルタ 5…小型コンプレッサ 6…圧力タンク 7…電磁弁 9…噴射ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の換気を行うために建物外壁面に外
    気導入口が開口され、これと連絡する給気通路の室内側
    給気口が天井又は室内に設置されるレンジフードに形成
    された換気装置において、前記外気導入口に装備された
    フィルタの下流側に、圧縮空気を前記フィルタに噴射し
    て該フィルタに付着した塵埃を除去する塵埃除去手段を
    配置したことを特徴とする換気装置。
  2. 【請求項2】 上記塵埃除去手段が、コンプレッサと圧
    力タンクと、その圧力タンクの吐出口に電気のON/OFF
    で開閉する弁を介して接続された噴射ノズルとからな
    り、前記噴射ノズルがフィルタの側近に配置されている
    請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】 上記噴射ノズルが噴出空気の反力によっ
    て回転することを特徴とする請求項2記載の換気装置。
JP8316277A 1996-11-27 1996-11-27 換気装置 Pending JPH10160217A (ja)

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