JPH10160212A - 換気扇 - Google Patents

換気扇

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JPH10160212A
JPH10160212A JP31737696A JP31737696A JPH10160212A JP H10160212 A JPH10160212 A JP H10160212A JP 31737696 A JP31737696 A JP 31737696A JP 31737696 A JP31737696 A JP 31737696A JP H10160212 A JPH10160212 A JP H10160212A
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Masahiko Kawasaki
昌彦 河崎
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タバコの煙をすばやく検知して適切な換気を
行うことのできる換気扇を提供することを目的とする。 【解決手段】 室内と室外を連通させる箱体状で内部に
送風機2を設けた換気扇本体1と、前記換気扇本体1の
通風路に設けた大きな粒子を検知する第1のセンサー3
と、小さな粒子を検知する第2のセンサー4と、前記第
1および第2のセンサーの検知した汚れの増加量から換
気扇の動作をさせる制御回路5を設けることにより、汚
れ粒子の挙動を二つのセンサーで検知して、速やかに換
気扇を動作させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、居間、浴室、台所
等の室内空気の清浄または換気を行う換気扇装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、居間、浴室、台所等の室内の換気
を行う換気扇は住宅の付帯設備として施工の簡略化やデ
ザイン性を重視したものが求められている。
【0003】従来のこの種の換気扇について居間用の換
気扇を例にして図4および図5を参照しながら説明す
る。
【0004】図に示すように、壁面に取付けられた換気
扇本体101は正面を開口した箱体状で内部に送風機1
02を設け、内面の通風路には空気の汚れ粒子を検知す
るセンサー103を有する制御回路104を設けて室内
の空気に含まれる汚れ粒子を検知して換気扇の運転を行
うように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の換気
扇の構成では、換気扇の近くでタバコを吸ったときは、
すぐに空気の汚れを検知して換気をすることができた
が、換気扇から離れた場所でタバコを吸ったときには、
タバコの煙に含まれる粒子の大きさが均一でないために
粒子の大きさによる到達時間差や、到達距離の差の影響
を受けて汚れを検知することが遅れてしまうことと、検
知したときには汚れが部屋中に広がってしまっているた
めに濃度が低く検知されて、換気量が不足することがあ
った。
【0006】また、タバコの煙のように比較的粒子の小
さなもの(0.01〜1μm)と布団や衣類に付いたほ
こりのように粒子の大きなもの(1〜2μm)とを1つ
のセンサーで検知していたために粒子の大きさによる検
知度合いや粒子の挙動の違いから適切な換気ができなか
った。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、タバ
コの煙をすばやく検知して適切な換気を行うことのでき
る換気扇を提供することを第1の目的としている。
【0008】第2の目的は、空気汚れの成分によって、
適切な換気を行うことのできる換気扇を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の換気扇において
は、室内と室外を連通させる箱体状で内部に送風機を設
けた換気扇本体と、この換気扇本体の通風路に設けた大
きな粒子を検知する第1のセンサーと、小さな粒子を検
知する第2のセンサーと、前記第1のセンサーの信号か
ら汚れの増加量を検知する第1の汚れ検知手段と、前記
第2のセンサーの信号から汚れの増加量を検知する第2
の汚れ検知手段と、前記換気扇本体の運転を制御する制
御回路とを備え、前記第1の汚れ検知手段および第2の
汚れ検知手段により検知された汚れの増加量に基づき前
記換気扇本体の運転を制御する構成としたものである。
【0010】この本発明によれば、タバコの煙をすばや
く検知して換気を行うことのできる換気扇を提供するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室内と室外を連通させる箱体状で内部に送風機を設
けた換気扇本体と、この換気扇本体の通風路に設けた大
きな粒子を検知する第1のセンサーと、小さな粒子を検
知する第2のセンサーと、前記第1のセンサーの信号か
ら汚れの増加量を検知する第1の汚れ検知手段と、前記
第2のセンサーの信号から汚れの増加量を検知する第2
の汚れ検知手段と、前記換気扇本体の運転を制御する制
御回路とを備え、前記第1の汚れ検知手段および第2の
汚れ検知手段により検知された汚れの増加量に基づき前
記換気扇本体の運転を制御する構成とした換気扇とした
ものであり、汚れ粒子の挙動を大きな粒子を検知する第
1のセンサーと小さな粒子を検知する第2のセンサーで
検知していち早く信号が発せられ、第1の汚れ検知手段
および第2の汚れ検知手段により汚れの増加量が検知さ
れて換気扇本体を運転させる作用を有する。
【0012】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1および図2に示すように、室内と
室外を連通させる箱体状の換気扇本体1内部に換気風量
を複数に変えて運転をする送風機2と、室内空気を送風
機2へ案内する通風路内に大きな粒子(0.5〜2μm
の大きさの粒子)を検知する第1のセンサー3と、小さ
な粒子(0.01〜0.5μmの大きさの粒子)を検知
する第2のセンサー4と、第1のセンサー3と第2のセ
ンサー4の信号を受けて送風機2を運転する制御回路5
とを設ける。そして、制御回路5は、第1のセンサー3
の信号から汚れの増加量を検知する第1の汚れ検知手段
6と、第2のセンサー4の信号から汚れの増加量を検知
する第2の汚れ検知手段7とを設け、少なくとも一方の
汚れ検知手段の検知信号にて送風機2を制御するもので
ある。
【0013】上記構成において、タバコを喫煙した場
合、図2に示すようにタバコの煙に含まれる粒子の大き
いものよりも粒子の小さいもののほうが早く換気扇に到
達するので第2のセンサー4によっていち早く信号が発
せられ第2の汚れ検知手段7にて増加量を検知して送風
機2を動作させることとなる。
【0014】また、布団のあげおろしの際のような粒子
の比較的大きなほこりが発生した場合、第1のセンサー
3によって信号が発せられ第1の汚れ検知手段6にて増
加量を検知して送風機2を動作させることとなる。
【0015】また、第1のセンサー3が粒子径の大きい
汚れを検知した場合には、送風機2の換気風量を多めに
して、汚れ粒子を強く吸引して換気することとなる。
【0016】また、粒子の大きさを0.01〜0.5μ
mを小さいものとし、0.5〜2μmを大きいものとし
て検知することで、浮遊性の高い汚れ粒子と沈降性の高
い粒子成分とを区別して検知して、たとえば、浮遊性の
高い粒子を検知した場合は初期風量を多めにして換気を
行い粒子の拡散を抑えることとなる。
【0017】このように本発明の実施の形態1の換気扇
によれば、大きな粒子を検知する第1のセンサー3と、
小さな粒子を検知する第2のセンサー4を用いて汚れ粒
子の大きさの違いによる検知を行うことで汚れをすばや
く検知して換気を開始することができる。
【0018】また、汚れ粒子の大きさの違いに応じて換
気風量を調節することによって、汚れに応じた適切な換
気をすることができる。
【0019】また、粒子の大きさを0.01〜0.5μ
mを小さいものとし、0.5〜2μmを大きいものとし
て検知することで、浮遊性の高い粒子と沈降性の高い粒
子とを区別して検知して、汚れ粒子の挙動に応じた換気
を行うことができ換気効率を向上させることができる。
【0020】(実施の形態2)図3に示すように、実施
の形態1の制御回路5の替わりに制御回路8を設けたも
のである。この制御回路8は、前記第1のセンサー3の
信号から汚れの増加量を検知する第1の汚れ検知手段6
と、第2のセンサー4の信号から汚れの増加量を検知す
る第2の汚れ検知手段7と、第1の汚れ検知手段6と第
2の汚れ検知手段7の汚れ検知時間の差を検知する時間
差検知手段9とを設けて、少なくとも一方の第1の汚れ
検知手段6または第2の汚れ検知手段7にて送風機2の
動作を開始するとともに、時間差検知手段9により送風
機2の運転時間を調節して換気量を制御するものであ
る。
【0021】上記構成において、タバコを喫煙した場
合、第1の汚れ検知手段6と第2の汚れ検知手段7との
汚れ検知の時間差が発生して時間差検知手段9にて検知
することとなる。そして、粒子の大小による検知時間の
差は、一般に喫煙場所からの距離が大きいほど大きくな
るので、時間差検知手段9に応じて換気扇の運転時間を
調節して換気風量を確保することとなる。
【0022】このように本発明の実施の形態2の換気扇
によれば、汚れ粒子の大きさの違いによる検知時間差を
時間差検知手段9により計測して汚れの発生源までの距
離を推定して換気扇の運転を行うことで換気扇本体1か
ら離れた場所で発生した汚れを適切に換気することがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、汚れ粒子
の大きいものと小さいものとを区別して検知し、これら
の増加量に基づき換気扇本体の運転を制御することによ
って、タバコの煙をすばやく検知して適切な換気を行う
ことのできる換気扇を提供することができる。
【0024】また、第1の汚れ検知手段または第2の汚
れ検知手段により検知された汚れ増加量に基づき換気扇
本体の運転を制御することによって、汚れの成分に応じ
た適切な換気を行うことのできる換気扇を提供すること
ができる。
【0025】また、粒子の大きさを0.01〜0.5μ
mを小さいものとし、0.5〜2μmを大きいものとし
て検知することによって、汚れの粒子の挙動に応じた適
切換気を行うことができる。
【0026】また、第1の汚れ検知手段と第2の汚れ検
知手段の汚れ検知時間の差を検知する時間差検知手段
と、この時間差検知手段により汚れ発生源までの距離を
推定して換気扇本体の運転時間の調節を行う制御回路と
を設けることによって、換気扇本体から離れた場所で発
生した汚れを適切に換気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の換気扇の構成を示す一
部破断した斜視図
【図2】同実施の形態1の換気扇の汚れ検知例を示す特
性図
【図3】同実施の形態2の換気扇の構成を示す一部破断
した斜視図
【図4】従来の換気扇の構成を示す斜視図
【図5】同換気扇の汚れ検知例を示す特性図
【符号の説明】
1 換気扇本体 2 送風機 3 第1のセンサー 4 第2のセンサー 5 制御回路 6 第1の汚れ検知手段 7 第2の汚れ検知手段 8 制御回路 9 時間差検知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内と室外を連通させる箱体状で内部に
    送風機を設けた換気扇本体と、この換気扇本体の通風路
    に設けた大きな粒子を検知する第1のセンサーと、小さ
    な粒子を検知する第2のセンサーと、前記第1のセンサ
    ーの信号から汚れの増加量を検知する第1の汚れ検知手
    段と、前記第2のセンサーの信号から汚れの増加量を検
    知する第2の汚れ検知手段と、前記換気扇本体の運転を
    制御する制御回路とを備え、前記第1の汚れ検知手段お
    よび第2の汚れ検知手段により検知された汚れの増加量
    に基づき前記換気扇の運転を制御する構成とした換気
    扇。
  2. 【請求項2】 第1の汚れ検知手段または第2の汚れ検
    知手段により検知された汚れの増加量に基づき換気扇本
    体の運転を制御する構成とした請求項1記載の換気扇。
  3. 【請求項3】 0.01〜0.5μmを小さい粒子とし
    て検出する第2のセンサーと、0.5〜2μmを大きい
    粒子として検出する第1のセンサーとを設けた請求項1
    記載の換気扇。
  4. 【請求項4】 第1の汚れ検知手段と第2の汚れ検知手
    段の汚れ検知時間の差を検知する時間差検知手段と、こ
    の時間差検知手段により汚れ発生源までの距離を推定し
    て換気扇本体の運転時間の調節を行う制御回路とを設け
    た請求項1記載の換気扇。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2354623A (en) * 1999-09-25 2001-03-28 Innovative Products Ltd Smoke extractor system
CN106440258A (zh) * 2016-11-16 2017-02-22 河北工程大学 一种pm2.5检测与控制系统及方法

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GB2354623A (en) * 1999-09-25 2001-03-28 Innovative Products Ltd Smoke extractor system
CN106440258A (zh) * 2016-11-16 2017-02-22 河北工程大学 一种pm2.5检测与控制系统及方法

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