JPH10160197A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH10160197A JPH10160197A JP8313313A JP31331396A JPH10160197A JP H10160197 A JPH10160197 A JP H10160197A JP 8313313 A JP8313313 A JP 8313313A JP 31331396 A JP31331396 A JP 31331396A JP H10160197 A JPH10160197 A JP H10160197A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- drain
- drain water
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- rotating disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】蒸発器と凝縮器を一体化した空気調和器のドレ
ン水処理装置では一般にドレン水は、ドレンパンに貯水
された水を回転する円板により凝縮器に散水し蒸発させ
処理されている。ドレン水が減少してきた場合、散水は
不連続となり、不快な音となる。 【解決手段】貯水されたドレン水の量により、この円板
の回転速度を変え、散水量を調整することにより静音化
を図り、不快な音の発生を抑える。
ン水処理装置では一般にドレン水は、ドレンパンに貯水
された水を回転する円板により凝縮器に散水し蒸発させ
処理されている。ドレン水が減少してきた場合、散水は
不連続となり、不快な音となる。 【解決手段】貯水されたドレン水の量により、この円板
の回転速度を変え、散水量を調整することにより静音化
を図り、不快な音の発生を抑える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸発機と凝縮器を一
体化した空気調和機のドレン水処理装置に関する。
体化した空気調和機のドレン水処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の一体型空気調和機では、ドレン水
処理として、例えば特開平３−３６４３８号公報に示す
ように、ドレンパンに貯水された水をモータにより回転
する円板で凝縮器に散水し、蒸発させる手段が取られて
いた。
処理として、例えば特開平３−３６４３８号公報に示す
ように、ドレンパンに貯水された水をモータにより回転
する円板で凝縮器に散水し、蒸発させる手段が取られて
いた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、ドレ
ン水の水位が回転円板がちょうど浸るくらいの場合で
は、ドレン水の散水量やドレン水の発生量により、ドレ
ン水をかき上げたり、かき上げなかったりし、不連続な
水のかき上げ音あるいは水の当たり音が発生し、この不
連続性のために耳障りに感じる。特に多量のドレン水を
かき上げた場合は、回転円板が浸るまで水位が戻るのに
時間を用すので、不連続音を発生しやすく、かつ水の当
たり音も大きくなる。
ン水の水位が回転円板がちょうど浸るくらいの場合で
は、ドレン水の散水量やドレン水の発生量により、ドレ
ン水をかき上げたり、かき上げなかったりし、不連続な
水のかき上げ音あるいは水の当たり音が発生し、この不
連続性のために耳障りに感じる。特に多量のドレン水を
かき上げた場合は、回転円板が浸るまで水位が戻るのに
時間を用すので、不連続音を発生しやすく、かつ水の当
たり音も大きくなる。
【０００４】また、円板の回転速度は一定であるため、
ドレン水の発生量が少ない時でも、不必要な回転速度を
保持しているので、不必要に騒音レベルを上げている。
ドレン水の発生量が少ない時でも、不必要な回転速度を
保持しているので、不必要に騒音レベルを上げている。
【０００５】本発明の目的は、不連続な水のかき上げ音
の発生を抑え、静音性を高めることにある。
の発生を抑え、静音性を高めることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、回転円板の回転速度を貯水したドレン
水の量により制御し、散水量を調整する。
め、本発明では、回転円板の回転速度を貯水したドレン
水の量により制御し、散水量を調整する。
【０００７】さらに、貯水したドレン水の量の測定に二
つの水量検知計を使用し、増加する水位の速度を計測す
ることにより、室内空気の湿度を予測し、その予測と水
量検知計のデータにより、円板の回転速度を制御する。
つの水量検知計を使用し、増加する水位の速度を計測す
ることにより、室内空気の湿度を予測し、その予測と水
量検知計のデータにより、円板の回転速度を制御する。
【０００８】また、回転円板の回転速度を一定にする代
わりに、ドレンパンに貯水されるドレン水が常に一定に
なるように調整する貯水層を設ける。
わりに、ドレンパンに貯水されるドレン水が常に一定に
なるように調整する貯水層を設ける。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
を示しながら説明する。
を示しながら説明する。
【００１０】冷房運転を開始すると、図１の圧縮機７に
よって冷媒が循環し蒸発器４が冷却される。冷却された
蒸発器は室内の空気を冷却し、空気に含まれた湿気は冷
却され露となり、集められてドレン水となりドレンパン
９まで流され貯水される。貯水されたドレン水を処理す
るために、スプラッシュモータ２によって回転円板１を
回転させ、ドレン水を凝縮器３に散水する。凝縮器３は
高温になっているため、散水されたドレン水は蒸発し室
外へ排出される。
よって冷媒が循環し蒸発器４が冷却される。冷却された
蒸発器は室内の空気を冷却し、空気に含まれた湿気は冷
却され露となり、集められてドレン水となりドレンパン
９まで流され貯水される。貯水されたドレン水を処理す
るために、スプラッシュモータ２によって回転円板１を
回転させ、ドレン水を凝縮器３に散水する。凝縮器３は
高温になっているため、散水されたドレン水は蒸発し室
外へ排出される。
【００１１】ここで、貯水されたドレン水の水位を水量
検知計１０で検知し、ドレン水の水位が低下する場合に
は、例えば、回転円板の円周の１／３しかドレン水に浸
らない様になったら、回転速度を低速にし、散水量を抑
制する制御を行う。このことにより、ドレン水のかき上
げ音や凝縮器３への水の当たり音が低減される。また、
散水量が抑制されることによりドレン水の水位の変動が
抑えられ、不連続な水のかき上げ音の発生を抑えられ
る。
検知計１０で検知し、ドレン水の水位が低下する場合に
は、例えば、回転円板の円周の１／３しかドレン水に浸
らない様になったら、回転速度を低速にし、散水量を抑
制する制御を行う。このことにより、ドレン水のかき上
げ音や凝縮器３への水の当たり音が低減される。また、
散水量が抑制されることによりドレン水の水位の変動が
抑えられ、不連続な水のかき上げ音の発生を抑えられ
る。
【００１２】室内の湿度の上昇により、ドレン水の水位
が上昇し、例えば、回転円板の円周の１／３以上水に浸
るようになったら、円板の回転を高速にし、ドレン水が
ドレンパンより溢れないように水処理の効率を高める。
が上昇し、例えば、回転円板の円周の１／３以上水に浸
るようになったら、円板の回転を高速にし、ドレン水が
ドレンパンより溢れないように水処理の効率を高める。
【００１３】また、図２に示すようにドレンパンの内側
に鉛直方向に距離ｄだけ離れた二つの水量検知計を用い
ることにより、より細かな回転円板の回転速度の制御を
行うことができる。下方の水量検知計から上方の水量検
知計まで水位が上昇する時間を測定すると、室内の湿度
の違いにより図３のグラフが得られる。よって、下方の
水量検知計から上方の水量検知計まで水位が上昇する時
間を測定することにより、室内の湿度を予測することが
可能となる。この予測湿度により、回転円板の回転速度
の制御を行う。図４にこの制御における状態遷移図を示
す。例えば、湿度が高い判定の場合には、高速回転で水
処理を開始し、ドレン水のドレンパンよりの溢れを防
ぐ。水位が低下し、上方の水量検知計の位置以下で下方
の水量検知計の位置以上（図３−状態０１）となった場
合には、中速回転を行い、さらに水位が低下し、下方の
水量検知計の位置以下（状態００）となった場合には低
速回転を行う。湿度の変動に伴い水位が変化した場合
は、図４に示すようにそれぞれの水位の状態にあった回
転数に遷移して水処理を行うものとする。湿度が低い判
定の場合には、低速回転で水処理を開始し、湿度の増加
がない場合にはそのまま低速回転を維持し静音化を図っ
ている。
に鉛直方向に距離ｄだけ離れた二つの水量検知計を用い
ることにより、より細かな回転円板の回転速度の制御を
行うことができる。下方の水量検知計から上方の水量検
知計まで水位が上昇する時間を測定すると、室内の湿度
の違いにより図３のグラフが得られる。よって、下方の
水量検知計から上方の水量検知計まで水位が上昇する時
間を測定することにより、室内の湿度を予測することが
可能となる。この予測湿度により、回転円板の回転速度
の制御を行う。図４にこの制御における状態遷移図を示
す。例えば、湿度が高い判定の場合には、高速回転で水
処理を開始し、ドレン水のドレンパンよりの溢れを防
ぐ。水位が低下し、上方の水量検知計の位置以下で下方
の水量検知計の位置以上（図３−状態０１）となった場
合には、中速回転を行い、さらに水位が低下し、下方の
水量検知計の位置以下（状態００）となった場合には低
速回転を行う。湿度の変動に伴い水位が変化した場合
は、図４に示すようにそれぞれの水位の状態にあった回
転数に遷移して水処理を行うものとする。湿度が低い判
定の場合には、低速回転で水処理を開始し、湿度の増加
がない場合にはそのまま低速回転を維持し静音化を図っ
ている。
【００１４】他に、回転円板が浸る水位が常に一定にな
るように貯水曹を設け弁により調整し、回転円板の回転
数は一定のままで、ドレン水の処理を一定に保ち不連続
音の発生を抑えることも考えられる。
るように貯水曹を設け弁により調整し、回転円板の回転
数は一定のままで、ドレン水の処理を一定に保ち不連続
音の発生を抑えることも考えられる。
【００１５】
【発明の効果】本発明により、ドレン水の貯水量に見合
ったドレン水処理が可能となる。これにより、ドレン水
の少ない状態では回転円板の速度が低速にでき、静音化
が図れ、さらに不連続音の発生が抑えられ、水処理の不
快な音が低減できる。
ったドレン水処理が可能となる。これにより、ドレン水
の少ない状態では回転円板の速度が低速にでき、静音化
が図れ、さらに不連続音の発生が抑えられ、水処理の不
快な音が低減できる。
【００１６】また、ドレン水の多い状態では回転円板の
速度を高速にでき、ドレン水のドレンパンよりの溢れを
防ぐことができる。
速度を高速にでき、ドレン水のドレンパンよりの溢れを
防ぐことができる。
【図１】本発明の第一実施例を示す斜視図。
【図２】本発明の第二実施例を示す概略部分の説明図。
【図３】本発明の第二実施例における室内湿度の差によ
る貯水時間の説明図。
る貯水時間の説明図。
【図４】本発明の第二実施例における制御の説明図。
１…回転円板、 ２…モータ、 ３…凝縮器、 ４…蒸発器、 ５…室内貫流ファン、 ６…室外貫流ファン、 ７…圧縮器、 ８…電気品箱、 ９…ドレンパン、 １０…水量検知計。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大舘 一夫 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地株 式会社日立製作所冷熱事業部内
Claims (3)
- 【請求項１】冷房運転時に発生したドレン水を貯水する
ドレンパンと、貯水されたドレン水を凝縮器に散水する
ための回転円板とそれを駆動するモータを備えた空気調
和機において、回転円板の回転速度を貯水されたドレン
水の量により可変にし、散水量を調整することにより、
静音性あるいはドレン水処理速度を向上させることを特
徴とする空気調和機。 - 【請求項２】前記回転円板の速度を、複数の水量検知計
のデータ及び運転時間により制御する請求項１に記載の
空気調和機。 - 【請求項３】請求項１において、前記回転円板の回転速
度は一定にし、さらにドレン水の水位調整用貯水槽を設
け、前記回転円板が浸る水位が一定になる様に調整する
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313313A JPH10160197A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8313313A JPH10160197A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10160197A true JPH10160197A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18039729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8313313A Pending JPH10160197A (ja) | 1996-11-25 | 1996-11-25 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10160197A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103954030A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-30 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的打水控制方法、打水控制装置和空调器 |
| CN104501312A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 窗式空调器及其控制方法 |
| CN104566853A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调及移动空调打水电机控制方法 |
| CN104566664A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调及移动空调制冷控制方法 |
| CN108592228A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-09-28 | 奥克斯空调股份有限公司 | 水满保护的控制方法、控制装置、移动空调器及除湿机 |
| KR20190083888A (ko) * | 2018-01-05 | 2019-07-15 | 엘지전자 주식회사 | 이동형 공기조화기 |
| CN110068067A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-07-30 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调 |
-
1996
- 1996-11-25 JP JP8313313A patent/JPH10160197A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103954030A (zh) * | 2014-04-15 | 2014-07-30 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的打水控制方法、打水控制装置和空调器 |
| CN104566853A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调及移动空调打水电机控制方法 |
| CN104566664A (zh) * | 2014-12-18 | 2015-04-29 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调及移动空调制冷控制方法 |
| CN104501312A (zh) * | 2014-12-19 | 2015-04-08 | 广东美的制冷设备有限公司 | 窗式空调器及其控制方法 |
| CN104501312B (zh) * | 2014-12-19 | 2017-06-30 | 广东美的制冷设备有限公司 | 窗式空调器及其控制方法 |
| KR20190083888A (ko) * | 2018-01-05 | 2019-07-15 | 엘지전자 주식회사 | 이동형 공기조화기 |
| CN108592228A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-09-28 | 奥克斯空调股份有限公司 | 水满保护的控制方法、控制装置、移动空调器及除湿机 |
| CN110068067A (zh) * | 2019-05-17 | 2019-07-30 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调 |
| CN110068067B (zh) * | 2019-05-17 | 2024-03-26 | 广东美的制冷设备有限公司 | 移动空调 |
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