JPH1015966A - スラッシュ成形金型の加熱装置 - Google Patents

スラッシュ成形金型の加熱装置

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JPH1015966A
JPH1015966A JP18822396A JP18822396A JPH1015966A JP H1015966 A JPH1015966 A JP H1015966A JP 18822396 A JP18822396 A JP 18822396A JP 18822396 A JP18822396 A JP 18822396A JP H1015966 A JPH1015966 A JP H1015966A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形品の品質管理及び生産性の両面において
連続成形に好適なスラッシュ成形金型の加熱装置を得
る。 【解決手段】 装置フレーム2に懸装の固定側の上部炉
殻1に金型加熱室4を形成する一方、炉殻昇降装置12
により上下動される可動側の下部炉殻11にエアー噴射
装置17を装着している。その為、スラッシュ成形金型
15が装着されているモールド支持枠組体14を下部炉
殻11で支持してスラッシュ成形金型15を金型加熱室
4内に移動させると共にエアー噴射装置17のノズル1
8群より加熱エアーを噴射して加熱することができる。
なお、金型加熱室4からの降温エアーは、エアー加熱室
6のガスバーナー7で加熱昇温され、加熱エアー循環手
段32を介してエアー噴射装置17に循環される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラッシュ成形金
型の加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱された金型内に樹脂粉末を充
填して表皮材等を成形するスラッシュ成形は、自動車用
内装品等の製造分野において広く実用に供されている
が、この成形においては、成形品の品質管理の面からし
て成形金型を均一に加熱すること等が要求されると共
に、生産性の面からして成形金型の加熱及び炉に対する
成形金型の出し入れを迅速に行うこと等が要求される。
【0003】また、成形のコスト競争が一段と厳しくな
った昨今においては、所定に加熱された成形金型を次々
と後工程へ間歇移送して成形する所謂、連続成形が一般
的になりつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の金型
加熱装置は、非連続成形に用いられるものが大部分であ
って、連続成形に好適なものが少なく、各種型式の加熱
装置のうち、加熱エアー式加熱装置については、未だ十
分なものが開発されていない。
【0005】本発明は、このようなことに鑑み、成形品
の品質管理及び生産性の両面において連続成形に好適な
加熱エアー式加熱装置を開発すべく鋭意検討の結果、固
定側の上部炉殻に形成されている金型加熱室に対し、ス
ラッシュ成形金型が装着されたモールド支持枠組体を支
持した下部炉殻を上下動せしめてスラッシュ成形金型を
金型加熱室に対して出し入れするようにすると共に、金
型加熱室内のスラッシュ成形金型に対して加熱エアーを
噴射せしめるエアー噴射装置を下部炉殻と一緒に上下動
させるようにすることにより、連続成形に好適な加熱エ
アー式加熱装置が得られることを見い出したものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
スラッシュ成形金型の加熱装置の一つは、請求項1に記
載するように、下方に向って開口された金型加熱室とエ
アー循環路を介して連通せしめられ、かつ、前記エアー
循環路を経て前記金型加熱室から循環されて来るエアー
を加熱するガスバーナーが装着されたエアー加熱室を形
成した上部炉殻と、前記上部炉殻が懸装された装置フレ
ームと、スラッシュ成形金型が装着されたモールド支持
枠組体と、前記モールド支持枠組体を支持した下部炉殻
を上下動せしめて前記スラッシュ成形金型を前記金型加
熱室に対して出し入れする炉殻昇降装置と、前記金型加
熱室内へ移動せしめられた前記スラッシュ成形金型に対
して加熱エアーを噴射せしめるエアー噴射装置と、前記
下部炉殻の上下動を許容しつつ前記エアー加熱室から加
熱エアーを前記エアー噴射装置へ循環せしめる加熱エア
ー循環手段とを備え、かつ、前記エアー噴射装置を前記
下部炉殻に装着したことを特徴とするものである。
【0007】また、本発明に係るスラッシュ成形金型の
加熱装置の他の一つは、請求項2に記載するように、請
求項1に記載のスラッシュ成形金型の加熱装置におい
て、モールド支持枠組体が、スラッシュ成形金型を反転
せしめた姿にさせるように下部炉殻に支持されると共に
エアー噴射装置が、反転せしめられた姿のスラッシュ成
形金型に対してその下方から加熱エアーを噴射する複数
のノズルを装着したマニホールドと、加熱エアー循環手
段を介してエアー加熱室から循環されて来る加熱エアー
を前記マニホールドに圧送するブロワと、各ノズルの加
熱エアー噴射量を制御するエアー噴射量制御装置とで構
成されていることを特徴とするものである。また、本発
明に係るスラッシュ成形金型の加熱装置の他の一つは、
請求項3に記載するように、請求項2に記載のスラッシ
ュ成形金型の加熱装置において、エアー噴射量制御装置
が、各ノズルのエアー流入口に挿入し得る栓体が装着さ
れたロッドと、前記ロッドを上下動せしめるロッド移動
装置とで構成されていることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明に係るスラッシュ成形金型の
加熱装置の他の一つは、請求項4に記載するように、下
方に向って開口された金型加熱室を形成した上部炉殻
と、前記上部炉殻を懸装する装置フレームと、スラッシ
ュ成形金型を装着したモールド支持枠組体と、前記モー
ルド支持枠組体を支持した下部炉殻を上下動せしめて前
記スラッシュ成形金型を前記金型加熱室に対して出し入
れする炉殻昇降装置と、前記金型加熱室内へ移動せしめ
られた前記スラッシュ成形金型に対して加熱エアーガス
を噴射せしめるエアー噴射装置と、前記エアー噴射装置
に加熱エアーを供給するエアー供給装置とを備え、か
つ、前記エアー噴射装置を前記下部炉殻に装着したこと
を特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】正面図である図1及び図1の左側
面図である図2において、上部炉殻1は、装置フレーム
2に懸装、すなわち、図示されていない固定手段により
装置フレーム2に装着されて所定高さに位置されてい
る。なお、装置フレーム2は、図2において示されてい
る基礎3に固定されている。
【0010】また、上部炉殻1に、下方に向って開口さ
れた金型加熱室4と、この金型加熱室4とエアー循環路
5を介して連通されたエアー加熱室6とが形成されてい
ると共にエアー加熱室6に、エアー循環路5を経て金型
加熱室4から循環されて来るエアーを加熱するガスバー
ナー7とL字形邪魔板8と火炎止め9とが装着されてい
る。また、エアー循環路5にダンパ10が回転自在に装
着されている。
【0011】一方、下部炉殻11は、炉殻昇降装置12
に装着されている。その為、下部炉殻11は、炉殻昇降
装置12により上下動されるが、図1においては、上方
へ移動され、これの上端面13で支持されているモール
ド支持枠組体14に装着のスラッシュ成形金型15が、
金型加熱室4内に移動された状態が示されている。
【0012】なお、モールド支持枠組体14は、平面視
姿が長方形に形成されており、これに、スラッシュ成形
金型15及び枠組プロテクター16が装着されている。
【0013】また、枠組プロテクター16は、スラッシ
ュ成形金型15を他の工程へ移送するとき等において、
その周辺の部材等に接触して損傷或いは変形するのを防
止すると共に積み重ねて保管するに適した構造に設けら
れ、そして、スラッシュ成形金型15は、図示のように
反転された姿、すなわち、合成樹脂粉末を供給したり排
出したりする開口を下方に向けた姿にモールド支持枠組
体14に装着されている。
【0014】加えて、エアー噴射装置17が下部炉殻1
1に装着されているが、このエアー噴射装置17は、下
部炉殻11の上端面13で支持されているモールド支持
枠組体14に装着のスラッシュ成形金型15に対し、そ
の下方より加熱エアーを噴射する複数のノズル18(図
3参照)を装着したマニホールド19と、前記加熱エア
ーをマニホールド19に圧送するブロワ20と、各ノズ
ル18のエアー噴射量を制御するエアー噴射量制御装置
21とで構成されている。
【0015】なお、マニホールド19及びブロワ20
は、下部炉殻11に適当な手段により固定され、また、
エアー噴射量制御装置21は、図3において示されてい
るように、ノズル18のエアー流入口22に挿入し得る
栓体23が装着されたロッド24と、ロッド24を上下
動させるロッド移動装置25とで構成され、更に、ロッ
ド移動装置25は、図2において示されているN1 〜N
7 列の各列単位に複数のロッド24を一緒に移動させ得
るように構成されている。
【0016】すなわち、奇数列N1 ,N3 ,N5 ,N7
においては、流体圧アクチュエータ25a,25b,2
5cのピストンロッドの先端に装着されているロッド支
持板26に、複数のロッド24の下端が固定され、ま
た、偶数列N2 ,N4 ,N6 においては、流体圧アクチ
ュエータ25a,25d,25eのピストンロッドの先
端に装着されているロッド支持板26に、複数のロッド
24の下端が固定されている。
【0017】また、流体圧アクチュエータ25a〜25
eは、下部炉殻11のベース部炉殻27に固定されてい
ると共にロッド24の下部は、下部炉殻11のマニホー
ルド装着部炉殻28に装着されている軸受により摺動し
得るように支持されている。
【0018】その為、ロッド24を上下動させることに
より、その上端に装着されている栓体23を、ノズル1
8のエアー流入口22に挿入させたり或いはエアー流入
口22から離脱させたりしてエアー噴射量を制御するこ
とが(エアー噴射を停止させることも)でき、更に、フ
ランジ30(図3参照)を介してマニホールド19に装
着されているノズル18が、可撓性金属材(例えば、S
US34)で構成されているので、エアー噴射方向を人
手を介して所定方向に予め調整することもできる。
【0019】かかるエアー噴射量の制御及びエアー噴射
方向の調整は、加熱するスラッシュ成形金型15の形状
等に応じて所定に行われる。加えて、金型加熱室4内の
スラッシュ成形金型15に対してノズル18から加熱エ
アーを噴射中(金型加熱中)において金型加熱室4内へ
外気が侵入するの防止するガスシール手段29が装着さ
れている。
【0020】これは、上部炉殻1の金型加熱室形成部の
炉殻下端面に装着されている耐熱性パッキン31(図1
参照)に対してモールド支持枠組体4の上端面を圧接す
る手段、すなわち、下方の枠組体受け渡し位置へ移動さ
れている下部炉殻11の上端面13に、スラッシュ成形
金型15が装着されているモールド支持枠組体4が載置
されると、炉殻昇降装置12が作動してモールド支持枠
組体4が上方へ移動され、そして、パッキン31に対し
てモールド支持枠組体4の上端面が圧接されると停止せ
しめる手段により構成されている。
【0021】その為、加熱しようとするスラッシュ成形
金型15を金型加熱室4内へ移動せしめると同時に金型
加熱室4のガスシールを行うことができる。以下、スラ
ッシュ成形金型15の加熱が開始されるが、その加熱
中、ノズル18から噴射された加熱エアーは、スラッシ
ュ成形金型15の内面に接触し、かかる金型15を内方
から加熱昇温する。
【0022】そして、昇温した後、ブロワ20の吸引力
により、スラッシュ成形金型15内から流出して金型加
熱室4内へ流入し、スラッシュ成形金型15をその背面
から加熱保温する。なお、その際、加熱エアーの余熱を
十分に利用することができるようにする為、ダンパー1
0の開閉制御が所定に行われる。
【0023】また、スラッシュ成形金型15を加熱昇温
すると共に加熱保温することにより降温されたエアー
は、エアー循環通路5を経てエアー加熱室6に循環され
てガスバーナー7により加熱昇温され、かつ、かかる加
熱エアーが加熱エアー循環手段32を介して下部炉殻1
1のブロワ室33へ循環される。その為、ブロワ室33
に装着されているブロワ20によりマニホールド19へ
圧送することができる。
【0024】なお、エアー循環手段32は、固定側の上
部炉殻1に形成されているエアー加熱室6と、可動側の
下部炉殻11に形成されているブロワ室33とを連通せ
しめるように、その上端がエアー加熱室形成部の炉殻に
固定された管路34と、この管路34の装着部からのエ
アー洩れを防止し得るように、上端がエアー加熱室形成
部の炉殻に固定されると共に下端がブロワ室形成部の炉
殻に固定された蛇腹35とで構成、すなわち、下部炉殻
11の上下動を許容しつつエアー加熱室6から加熱エア
ーをエアー噴射装置17へ循環し得るように構成されて
いる。
【0025】よって、金型加熱室4からの降温エアーを
エアー加熱室6のガスバーナー7で加熱し、その加熱エ
アーを可動側の下部炉殻11に装着されているエアー噴
射装置17に循環せしめることができるので省エネルギ
ー化を図ることができる。
【0026】また、スラッシュ成形金型の加熱は、金型
が複雑な形状であっても均一に、かつ、迅速に加熱する
ことが要求されるが、反転されている姿のスラッシュ成
形金型15に対し、下方のエアー噴射装置17により加
熱エアーを噴射せしめて加熱すると共にノズル18のエ
アー噴射量の制御及びエアー噴射方向の調整を行うこと
ができるから、それに十分に応えることができる。
【0027】更に、かかる金型加熱に際し、スラッシュ
成形金型15が装着されているモールド支持枠組体4を
下部炉殻11の上端面13で支持し、しかも、それを上
下動させて金型加熱室4に対してスラッシュ成形金型1
5を出し入れすることができるから、荷役の容易化又は
迅速化を図ることができる。
【0028】なお、スラッシュ成形金型15の加熱を終
えて下方の枠組体受け渡し位置へ移動されたモールド支
持枠組体4(図1において鎖線で示されている)は、図
示されていない装置により、後工程へ搬送する装置に移
載されると共に、前工程から搬送されて来たスラッシュ
成形金型15が、図示されていない装置により、下部炉
殻11の上端面13に移載される。
【0029】以上、一実施形態について述べたが、ロッ
ド移動装置25は、全てのロッド24を一緒に移動させ
たり、或いは、個々に移動させたりする形態の装置のい
ずれであってもよく、また、モールド支持枠組体14
は、枠組プロテクター16を装着していないものであっ
てもよい。
【0030】更に、モールド支持枠組体14に対してス
ラッシュ成形金型15を、その開口(合成樹脂粉末を供
給したり排出したりする開口)を上側に向けた姿に装着
してもよいが、その場合においては、モールド支持枠組
体14を、平坦構造のものではなくて、例えば、枠組プ
ロテクター16を装着した場合のように立体構造に設
け、それを利用してスラッシュ成形金型15を懸装すれ
ばよい。
【0031】更に、上部炉殻1側から下部炉殻11側へ
加熱エアーを循環せしめないように設けてもよく、その
ように設ける場合においては、上部炉殻1にエアー加熱
室6を形成せずに、上下動される下部炉殻11に装着さ
れているエアー噴射装置17のブロワ20に加熱エアー
を供給するエアー供給装置を、炉殻昇降装置12又は基
礎3に設置すればよい。なお、炉殻昇降装置12につい
ても、いかなる形態のものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】上述の如く、請求項1〜4に記載の発明
によると、スラッシュ成形品の品質管理及び生産性の両
面において連続成形に好適な加熱エアー式加熱装置が得
られ、かつ、請求項1〜3に記載の発明によると、更に
省エネルギー化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラッシュ成形金型の加熱装置の正面図であ
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】ノズル装着部の拡大図である。
【符号の説明】
1 上部炉殻 2 装置フレーム 4 金型加熱室 5 エアー循環路 6 エアー加熱室 7 ガスバーナー 11 下部炉殻 12 炉殻昇降装置 14 モールド支持枠組体 15 スラッシュ成形金型 17 エアー噴射装置 18 ノズル 19 マニホールド 20 ブロワ 21 エアー噴射量制御装置 22 エアー流入口 23 栓体 24 ロッド 25 ロッド移動装置 29 ガスシール手段 31 パッキン 32 加熱エアー循環手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に向って開口された金型加熱室とエ
    アー循環路を介して連通せしめられ、かつ、前記エアー
    循環路を経て前記金型加熱室から循環されて来るエアー
    を加熱するガスバーナーが装着されたエアー加熱室を形
    成した上部炉殻と、前記上部炉殻が懸装された装置フレ
    ームと、スラッシュ成形金型が装着されたモールド支持
    枠組体と、前記モールド支持枠組体を支持した下部炉殻
    を上下動せしめて前記スラッシュ成形金型を前記金型加
    熱室に対して出し入れする炉殻昇降装置と、前記金型加
    熱室内へ移動せしめられた前記スラッシュ成形金型に対
    して加熱エアーを噴射せしめるエアー噴射装置と、前記
    下部炉殻の上下動を許容しつつ前記エアー加熱室から加
    熱エアーを前記エアー噴射装置へ循環せしめる加熱エア
    ー循環手段とを備え、かつ、前記エアー噴射装置を前記
    下部炉殻に装着したことを特徴とするスラッシュ成形金
    型の加熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスラッシュ成形金型の
    加熱装置において、モールド支持枠組体が、スラッシュ
    成形金型を反転せしめた姿にさせるように下部炉殻に支
    持されると共にエアー噴射装置が、反転せしめられた姿
    のスラッシュ成形金型に対してその下方から加熱エアー
    を噴射する複数のノズルを装着したマニホールドと、加
    熱エアー循環手段を介してエアー加熱室から循環されて
    来る加熱エアーを前記マニホールドに圧送するブロワ
    と、各ノズルの加熱エアー噴射量を制御するエアー噴射
    量制御装置とで構成されていることを特徴とするスラッ
    シュ成形金型の加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスラッシュ成形金型の
    加熱装置において、エアー噴射量制御装置が、各ノズル
    のエアー流入口に挿入し得る栓体が装着されたロッド
    と、前記ロッドを上下動せしめるロッド移動装置とで構
    成されていることを特徴とするスラッシュ成形金型の加
    熱装置。
  4. 【請求項4】 下方に向って開口された金型加熱室を形
    成した上部炉殻と、前記上部炉殻が懸装された装置フレ
    ームと、スラッシュ成形金型が装着されたモールド支持
    枠組体と、前記モールド支持枠組体を支持した下部炉殻
    を上下動せしめて前記スラッシュ成形金型を前記金型加
    熱室に対して出し入れする炉殻昇降装置と、前記金型加
    熱室内へ移動せしめられた前記スラッシュ成形金型に対
    して加熱エアーを噴射せしめるエアー噴射装置と、前記
    エアー噴射装置に加熱エアーを供給するエアー供給装置
    とを備え、かつ、前記エアー噴射装置を前記下部炉殻に
    装着したことを特徴とするスラッシュ成形金型の加熱装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1655121A1 (de) * 2004-11-09 2006-05-10 Kiefel Ag Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Kunststoff-Formfolien
CN103085210A (zh) * 2013-02-16 2013-05-08 长春富维—江森自控汽车饰件系统有限公司 搪塑模具的预热炉局部温度补偿系统
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