JPH10159531A - エンジンのオイルレベルゲージ取付構造 - Google Patents

エンジンのオイルレベルゲージ取付構造

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JPH10159531A
JPH10159531A JP33484396A JP33484396A JPH10159531A JP H10159531 A JPH10159531 A JP H10159531A JP 33484396 A JP33484396 A JP 33484396A JP 33484396 A JP33484396 A JP 33484396A JP H10159531 A JPH10159531 A JP H10159531A
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JP
Japan
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gauge
cylinder head
engine
oil level
oil
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JP33484396A
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English (en)
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Satoshi Kasahara
智 笠原
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02FCYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
    • F02F7/00Casings, e.g. crankcases or frames
    • F02F7/006Camshaft or pushrod housings

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンのオイルレベルゲージの取付構造に
おいて、シリンダヘッドカバーの粗材を一種類にした
り、オイルレベルゲージの操作性を向上することにあ
る。 【構成】 シリンダヘッドカバーに複数のゲージ取付ボ
スを設け、クランクケースのブローバイガス通路の内面
にはオイルレベルゲージを案内するゲージ案内斜面を設
けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンのオイ
ルレベルゲージ取付構造に係り、特にシリンダヘッドカ
バーの粗材を一種類とし、また、オイルレベルゲージの
操作性を向上し得るエンジンのオイルレベルゲージ取付
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンにおいては、オイルパン
内のオイル量を測定するために、オイルレベルゲージを
設けている。
【0003】即ち、図12、13に示す如く、横置きの
エンジン102にあっては、シリンダブロック104の
上面にシリンダヘッド106を設け、このシリンダヘッ
ド106の上面にシリンダヘッドカバー108を設け、
シリンダブロック104の下面にクランクケース110
を設け、このクランクケース110の下面にオイルパン
112を設けている。図13に示す如く、シリンダヘッ
ドカバー108には、オイルレベルゲージ114を取付
けるゲージ取付口116が形成されたゲージ取付ボス1
18を設けている。そして、オイルレベルゲージ114
は、ゲージ取付口116からオイルパン112内に挿入
されている。
【0004】この横置きのエンジン102においては、
図12に示す如く、排気マニホルド120に連設したマ
フラ122を車体の後部(後方)へ通すために、オイル
パン112の後部を窪ませる一方、前部(前方)を膨ら
ませている。この場合、オイルパン112内においてオ
イルの大部分が深い方の前部へ溜るので、オイルレベル
ゲージ114をシリンダブロック104の前側ブローバ
イガス通路124に通すように、図13に示す如く、ゲ
ージ取付ボス118をシリンダヘッドカバー108の前
部に設け、このゲージ取付ボス118にゲージ取付口1
16を形成している。
【0005】また、図14、15に示す如く、縦置きの
エンジン202にあっては、シリンダブロック204の
上面にシリンダヘッド206を設け、このシリンダヘッ
ド206の上面にシリンダヘッドカバー208を設け、
シリンダブロック204の下面にクランクケース210
を設け、このクランクケース210の下面にオイルパン
212を設けている。図15に示す如く、シリンダヘッ
ドカバー208には、オイルレベルゲージ214を取付
けるゲージ取付口216が形成されたゲージ取付ボス2
18を設けている。そして、オイルレベルゲージ214
は、ゲージ取付口216からオイルパン212内に挿入
されている。
【0006】また、この縦置きのエンジン202におい
ては、図14に示す如く、排気マニホルド220に連設
したマフラ222はエンジン202を横切ることはない
が、ドライブ軸224等の部品がエンジン202の前部
を横切るので、オイルパン212の前部を窪ませる一
方、後部を膨らませている。この場合、オイルパン21
2内においてオイルの大部分が深い方の後部へ溜まるの
で、オイルレベルゲージ214を後側ブローバイガス通
路226に通すように、図15に示す如く、ゲージ取付
ボス218をシリンダヘッドカバー208の後部に設
け、このゲージ取付ボス218にゲージ取付口216を
形成している。
【0007】更に、図16、17に示す如く、エンジン
302にあっては、シリンダブロック304の上面にシ
リンダヘッド306を設け、このシリンダヘッド306
の上面にシリンダヘッドカバー308を設け、シリンダ
ブロック304の下面にクランクケース310を設け、
このクランクケース310の下面にオイルパン312を
設けている。シリンダヘッドカバー308には、オイル
レベルゲージ314を取付けるゲージ取付口316が形
成されたゲージ取付ボス318を設けている。また、オ
イルパン312内には、ゲージ挿通孔320が形成され
たバッフルプレート322を設けている。そして、オイ
ルレベルゲージ314は、ゲージ取付口316からオイ
ルパン312内のバッフルプレート322のゲージ挿通
孔320に挿通されている。このゲージ挿通孔320
は、オイルレベルゲージ314を挿通させるために、図
17に示す如く、比較的大きく形成されている。なお、
図16において符号324はバッフルプレート322に
形成されてオイルレベルゲージ314を案内する斜面で
ある。
【0008】また、オイルレベルゲージの取付構造とし
ては、例えば、実開昭59−165506号公報に開示
されている。この公報に記載のものは、クランクケース
の外側壁に、ジャーナル壁に形成した肉抜き孔を通過さ
せるオイルゲージ挿入孔を設けたものである。
【0009】更に、エンジンのシリンダブロックの構造
としては、例えば、実開平2−103155号公報、実
開平2−22652号公報に開示されている。実開平2
−103155号公報に記載のものは、ロアブロックに
おける軸受キャップ上端部と軸受キャップ上端部の周囲
部とが周縁部よりアッパブロック側に突出され、アッパ
ブロックの下端中央部にロアブロックの突出部に対応し
て窪む窪み部が形成され、窪み部にロアブロックの突出
部が圧入され、アッパブロックの窪み部両側の張出部と
ロアブロックにおける軸受キャップ上端部とでロアブロ
ックにおける軸受キャップ上端部の周囲部が挟まれてい
るものである。実開平2−22652号公報に記載のも
のは、各主軸受キャップ部を連結する底壁をクランク軌
跡に沿った円弧状形状とし、底壁の外周面に、爆発荷重
が作用する方向に突出し且つクランク軸方向に伸びるリ
ブを形成するとともに、底壁の外周の外側でかつリブの
外側側方の位置にブローバイガス換気通路の開口部を設
け、開口部の近傍に位置する部分のリブの突出量を他の
部分の突出量より小さくしたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図13、1
5に示すように、横置きのエンジンと縦置きのエンジン
とでは、シリンダヘッドカバーのゲージ取付口の位置が
車体の前部と後部とで異なるので、シリンダヘッドカバ
ーを2種類必要とし、よって、2種類のシリンダヘッド
カバーの型が必要となり、コスト的に不利になるという
不都合があった。
【0011】また、図16、17にあっては、バッフル
プレートは板金製であって斜面の形状が精度の高いもの
は要求できないので、オイルレベルゲージの向きを十分
に強制することができず、オイルレベルゲージの向きの
ばらつきを考慮に入れ、ゲージ挿通孔は、図17に示す
ように、大きく形成しなければならなかった。
【0012】それでも、なお、オイルレベルゲージがゲ
ージ挿通孔を外れてしまう場合があり、オイルレベルゲ
ージの操作性が悪化するという不都合があり、また、オ
イルレベルゲージの向きにバラツキがつけば、図16、
17に示すように、油面に対するオイルレベルゲージの
位置が変わるので、測定されるオイル量にもバラツキが
生じ、よって、オイル量の信頼性が低下するという不都
合があった。更に、バッフルプレートのゲージ挿通孔を
大きく形成すればするほど、オイル中のエアレーション
の発生が増加し、エンジンの潤滑性能が低下するという
不都合があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、エンジンのシリンダブロ
ックの上面にシリンダヘッドを設け、このシリンダヘッ
ドの上面にシリンダヘッドカバーを設け、前記シリンダ
ブロックの下面にクランクケースを設け、このクランク
ケースの下面にオイルパンを設け、前記シリンダヘッド
カバーにはオイルレベルゲージを取付けるゲージ取付口
が形成されるゲージ取付ボスを設け、前記オイルパン内
にはゲージ挿通孔が形成されたバッフルプレートを設
け、前記オイルレベルゲージを前記ゲージ取付口から前
記オイルパン内の前記バッフルプレートの前記ゲージ挿
通孔に挿通させて設けるエンジンのオイルレベルゲージ
の取付構造において、前記シリンダヘッドカバーには必
要に応じて加工される前記ゲージ取付ボスを複数設けた
ことを特徴とする。
【0014】また、エンジンのシリンダブロックの上面
にシリンダヘッドを設け、このシリンダヘッドの上面に
シリンダヘッドカバーを設け、前記シリンダブロックの
下面にクランクケースを設け、このクランクケースの下
面にオイルパンを設け、前記シリンダヘッドカバーには
オイルレベルゲージを取付けるゲージ取付口が形成され
るゲージ取付ボスを設け、前記オイルパン内にはゲージ
挿通孔が形成されたバッフルプレートを設け、前記オイ
ルレベルゲージを前記ゲージ取付口から前記オイルパン
内の前記バッフルプレートの前記ゲージ挿通孔に挿通さ
せて設けるエンジンのオイルレベルゲージの取付構造に
おいて、前記クランクケースにはブローバイガス通路を
形成するとともにこのブローバイガス通路の内面に前記
オイルレベルゲージを前記ゲージ挿通孔に案内する案内
斜面を設けたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明は、シリンダヘッドカバ
ーに複数のゲージ取付ボスを設けることにより、必要に
応じて一のゲージ取付ボスを選定してゲージ取付口を形
成し、これにより、シリンダヘッドカバーの粗材を一種
類とし、もって、シリンダヘッドカバーの型を一種類と
してコスト的に有利とする。
【0016】また、クランクケースのブローバイガス通
路の内面にゲージ案内斜面を設けたことにより、オイル
レベルゲージの操作性を向上し、また、オイル量の信頼
性を向上し、更に、ゲージ挿通孔を小さく形成させて、
エアレーションの発生を低減するとともに、エンジンの
潤滑性能を向上することができる。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
且つ具体的に説明する。図1〜3は、この発明の第1実
施例を示すものである。図3において、2はエンジン、
4はシリンダブロック、6はシリンダヘッド、8はクラ
ンク軸、10・10はカム軸、12は燃焼室、14は吸
気ポート、16は排気ポート、18はクランクケース、
20はオイルパン、22はシリンダヘッドカバー、24
は吸気マニホルド、26は排気マニホルド、28はエア
クリーナである。
【0018】即ち、このエンジン2は、シリンダブロッ
ク4の上面であるデッキ面に複数のシリンダヘッド取付
ボルト30によってシリンダヘッド6を取り付けて設
け、このシリンダヘッド6の上面にシリンダヘッドカバ
ー22を設け、シリンダブロック4の下面に複数のクラ
ンクケース取付ボルト32によってクランクケース18
を取り付けて設け、このクランクケース18の下面にオ
イルパン20を設けて成る。
【0019】シリンダブロック4には、排気側で第1ブ
ロック側ブローバイガス通路34が形成されているとと
もに、吸気側で第2ブロック側ブローバイガス通路36
が形成されている。
【0020】シリンダヘッド6には、排気側で第1ブロ
ック側ブローバイガス通路34の上側に連通する第1ヘ
ッド側ブローバイガス通路38が形成されているととも
に、吸気側で第2ブロック側ブローバイガス通路36の
上側に連通する第2ヘッド側ブローバイガス通路40が
形成されている。
【0021】クランクケース18には、排気側で第1ブ
ロック側ブローバイガス通路34の下側に連通する第1
クランクケース側ブローバイガス通路42が形成されて
いるとともに、吸気側で第2ブロック側ブローバイガス
通路36の下側に連通する第2クランクケース側ブロー
バイガス通路44が形成されている。
【0022】また、このクランクケース18の下部に
は、オイルパン20内に位置するオイルストレーナ46
が取付具(図示せず)によって取付けられている。
【0023】更に、オイルパン20内には、バッフルプ
レート48が取付けられている。このバッフルプレート
48には、第2クランクケース側ブローバイガス通路4
4側でゲージ挿通孔50が形成されている。
【0024】シリンダヘッドカバー22には、図1に示
す如く、オイルレベルゲージ52を取付けるゲージ取付
口54が形成されるゲージ取付ボス56が複数(図1で
は2箇所)設けられる。つまり、図1に示す如く、シリ
ンダヘッドカバー22には、前側(前方)ゲージ取付ボ
ス56−1と後側(後方)ゲージ取付ボス56−2とが
設けられている。
【0025】また、図3に示す如く、少なくともゲージ
取付ボス56に対応するシリンダヘッドカバー22の内
部には、カバー側ブローバイガス通路58が設けられて
いる。このカバー側ブローバイガス通路58は、第2ヘ
ッド側ブローバイガス通路40に連通する第1カバー側
ブローバイガス通路58aと、この第1カバー側ブロー
バイガス通路58aからシリンダヘッドカバー22のガ
ス側ブリーザ室92へと連通する第2カバー側ブローバ
イガス通路58bとからなる。
【0026】これらゲージ取付ボス56は、横置きのエ
ンジンや縦置きのエンジン等により、必要に応じて加工
され、ゲージ取付口54を形成させるものである。
【0027】次に、この第1実施例の作用を説明する。
【0028】シリンダヘッドカバー22のゲージ取付ボ
ス56にあっては、横置きのエンジン2の場合に、前方
の前側ゲージ取付ボス56−1にゲージ取付口54が形
成される。一方、縦置きのエンジン2の場合には、後方
の後側ゲージ取付ボス56−2にゲージ取付口54が形
成される。
【0029】これにより、オイルレベルゲージ52を取
付けるゲージ取付口54がエンジン2の配置状態によっ
て所要箇所に形成され、エンジン2の場合等に容易に対
処させることができる。特に、もとから備わるシリンダ
ヘッドカバー22のカバー側ブローバイガス通路58と
対応させることで、形成する際の加工も容易にすること
ができる。
【0030】この結果、シリンダヘッドカバー22の粗
材を共通させて一種類とし、シリンダヘッドカバー22
の型を一種類とさせることができるので、コスト的に有
利とすることができる。
【0031】図4〜8は、この発明の第2実施例を示す
ものである。
【0032】以下の実施例にあっては、上述の第1実施
例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0033】この第2実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、クランクケース18の第2クラン
クケース側ブローバイガス通路44の内面には、図5、
6に示す如く、オイルレベルゲージ52をバッフルプレ
ート48のゲージ挿通孔50に案内するゲージ案内斜面
62が設けられる。このゲージ案内斜面62は、ダイカ
スト型で鋳造されるものであり、精度の高い(細かい)
形状を要求できるものである。これに伴って、バッフル
プレート48のゲージ挿通孔50を、図7、8に示す如
く、従来よりも小径で小さな通路断面積に形成すること
ができる。なお、図4において、64はピストン、66
はコンロッド、68は吸気弁、70は排気弁である。
【0034】この第2実施例の構成によれば、オイルレ
ベルゲージ52を、ゲージ取付口54から第2ヘッド側
ブローバイガス通路40と第2ブロック側ブローバイガ
ス通路36と第2クランクケース側ブローバイガス通路
44とに挿入すると、オイルレベルゲージ52の先端側
がゲージ案内斜面62に沿ってゲージ挿通孔50に向き
が決められて進んで行くので、オイルレベルゲージ52
の向きを正確に決定することができるとともに、オイル
レベルゲージ52の操作性も向上し、また、油面に対す
るオイルレベルゲージ52の位置を定め、オイル量の信
頼性を向上することができる。
【0035】また、バッフルプレート48のゲージ挿通
孔50を小さな通路断面積に形成することができ、オイ
ル中のエアレーションの発生を低減し、また、エンジン
2の潤滑性能を向上することができる。
【0036】図9〜11は、この発明の第3実施例を示
すものである。
【0037】この第3実施例の特徴とするところは、以
下の点にある。即ち、図10に示す如く、クランクケー
ス18の第2クランクケース側ブローバイガス通路44
の下部位には、めねじ等の穴部82が形成され、この穴
部82に、例えば、オイルストレーナ46を取付ける取
付具84を設けている。
【0038】この図10のクランクケース18の場合
に、図11に示す如く、穴部82の裏ボス86を利用し
て、この裏ボス86には、肉盛部88によってオイルレ
ベルゲージ52のゲージ案内斜面90を設ける。
【0039】この第3実施例の構成によれば、上述の第
2実施例と同じ効果を得るとともに、クランクケース1
8に穴部82が存在する場合でも、案内斜面90を容易
に設けることができる。なお、この第3実施例にあって
は、穴部82としては、ねじ穴やノック穴等の他の各種
の穴でも、同様に、裏ボスにゲージ案内斜面90を設け
ることが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上詳細な説明から明らかなようにこの
発明によれば、シリンダヘッドカバーには所要に応じて
形成される複数のゲージ取付ボスを設けたことにより、
シリンダヘッドカバーの粗材を一種類とし、もって、シ
リンダヘッドカバーの型を一種類としてコスト的に有利
とし得る。
【0041】また、クランクケースのブローバイガス通
路の内面にはオイルレベルゲージをバッフルプレートの
ゲージ挿通孔に案内するゲージ案内斜面を設けたことに
より、オイルレベルゲージの操作性を向上するととも
に、オイル量の信頼性を向上し、また、ゲージ挿通孔を
小さく形成させて、オイル中のエアレーションの発生を
低減するとともに、エンジンの潤滑性能を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】前部にゲージ取付口を形成したシリンダヘッド
カバーの平面図である。
【図2】後部にゲージ取付口を形成したシリンダヘッド
カバーの平面図である。
【図3】エンジンの断面図である。
【図4】第2実施例に係るエンジンの断面図である。
【図5】クランクケースの平面図である。
【図6】図5の〓−〓線によるクランクケースの断面図
である。
【図7】バッフルプレートを取付けたオイルパンの平面
図である。
【図8】図7の〓−〓線によるオイルパンの断面図であ
る。
【図9】第3実施例に係るエンジンの断面図である。
【図10】穴部を有するクランクケースの正面図であ
る。
【図11】図10の穴部の裏ボスにゲージ案内斜面を設
けたクランクケースの正面図である。
【図12】従来の横置きのエンジンの側面図である。
【図13】図12のシリンダヘッドカバーの平面図であ
る。
【図14】従来の縦置きのエンジンの側面図である。
【図15】図14のシリンダヘッドカバーの平面図であ
る。
【図16】従来の他のエンジンの断面図である。
【図17】従来においてバッフルプレートと取付けたオ
イルパンの平面図である。
【符号の説明】
2 エンジン 4 シリンダブロック 6 シリンダヘッド 18 クランクケース 20 オイルパン 22 シリンダヘッドカバー 48 バッフルプレート 50 ゲージ挿通孔 52 オイルレベルゲージ 54 ゲージ取付口 56 ゲージ取付ボス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのシリンダブロックの上面にシ
    リンダヘッドを設け、このシリンダヘッドの上面にシリ
    ンダヘッドカバーを設け、前記シリンダブロックの下面
    にクランクケースを設け、このクランクケースの下面に
    オイルパンを設け、前記シリンダヘッドカバーにはオイ
    ルレベルゲージを取付けるゲージ取付口が形成されるゲ
    ージ取付ボスを設け、前記オイルパン内にはゲージ挿通
    孔が形成されたバッフルプレートを設け、前記オイルレ
    ベルゲージを前記ゲージ取付口から前記オイルパン内の
    前記バッフルプレートの前記ゲージ挿通孔に挿通させて
    設けるエンジンのオイルレベルゲージの取付構造におい
    て、前記シリンダヘッドカバーには必要に応じて加工さ
    れる前記ゲージ取付ボスを複数設けたことを特徴とする
    エンジンのオイルレベルゲージ取付構造。
  2. 【請求項2】 エンジンのシリンダブロックの上面にシ
    リンダヘッドを設け、このシリンダヘッドの上面にシリ
    ンダヘッドカバーを設け、前記シリンダブロックの下面
    にクランクケースを設け、このクランクケースの下面に
    オイルパンを設け、前記シリンダヘッドカバーにはオイ
    ルレベルゲージを取付けるゲージ取付口が形成されるゲ
    ージ取付ボスを設け、前記オイルパン内にはゲージ挿通
    孔が形成されたバッフルプレートを設け、前記オイルレ
    ベルゲージを前記ゲージ取付口から前記オイルパン内の
    前記バッフルプレートの前記ゲージ挿通孔に挿通させて
    設けるエンジンのオイルレベルゲージの取付構造におい
    て、前記クランクケースにはブローバイガス通路を形成
    するとともにこのブローバイガス通路の内面に前記オイ
    ルレベルゲージを前記ゲージ挿通孔に案内するゲージ案
    内斜面を設けたことを特徴とするエンジンのオイルレベ
    ルゲージ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記ゲージ案内斜面は、前記クランクケ
    ースの下部位に穴部が存在する場合にこの穴部の裏ボス
    に設けられたことを特徴とする請求項2に記載のエンジ
    ンのオイルレベルゲージ取付構造。
JP33484396A 1996-11-29 1996-11-29 エンジンのオイルレベルゲージ取付構造 Pending JPH10159531A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004270510A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Mazda Motor Corp エンジンのオイルレベルゲージ装置
CN111486021A (zh) * 2019-01-25 2020-08-04 铃木株式会社 内燃机的罩结构
JP2021110237A (ja) * 2019-12-31 2021-08-02 株式会社クボタ エンジン用ヘッドカバー

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