JPH10157826A - 小形農産物の振動コンベヤ - Google Patents

小形農産物の振動コンベヤ

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Publication number
JPH10157826A
JPH10157826A JP33155096A JP33155096A JPH10157826A JP H10157826 A JPH10157826 A JP H10157826A JP 33155096 A JP33155096 A JP 33155096A JP 33155096 A JP33155096 A JP 33155096A JP H10157826 A JPH10157826 A JP H10157826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
trough
small
vibrating conveyor
agricultural product
Prior art date
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Pending
Application number
JP33155096A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Terada
勝二 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terada Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Terada Seisakusho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Terada Seisakusho Co Ltd filed Critical Terada Seisakusho Co Ltd
Priority to JP33155096A priority Critical patent/JPH10157826A/ja
Publication of JPH10157826A publication Critical patent/JPH10157826A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Jigging Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い出口のところで小形農産物がつまらない
振動コンベヤを提供することを目的としている。 【解決手段】 幅の一部が出口になっているトラフを備
えた振動コンベヤのトラフの底面に、進行方向出口部は
抵抗が小さく、進行方向出口両端部は抵抗が大きくなる
ように、シートを貼りつける。 【効果】 振動コンベヤの出口付近で詰まることがなく
なるので、スムーズに小形農産物の取出しが行なわれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小形農産物を搬送
するための振動コンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、幅の一部が出口になっているトラ
フを備えた振動コンベヤのトラフの底面には、全体に単
に樹脂等を貼りつけたり、何も貼りつけなかったりして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】幅の一部が出口に
なっているトラフを備えた振動コンベヤは、トラフ内の
小形農産物全体が同じように移動するため、狭い出口の
ところに多くの小形農産物が集まり、つまってしまっ
た。その時には、作業者が手で小形農産物の一部を出口
から取り除き、移送可能にしていた。しかし、頻繁につ
まるために、作業者がずっと見ていなければならなかっ
た。本発明は、狭い出口のところで小形農産物がつまら
ない振動コンベヤを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決するため
に、幅の一部が出口になっているトラフを備えた振動
コンベヤのトラフの底面に、進行方向出口部は抵抗が小
さく、進行方向出口両端部は抵抗が大きくなるようにシ
ートを貼りつけ、シートとしてパイル状のじゅうたん
を用い、進行方向出口部には順目方向に貼りつけ、進行
方向出口両端部には逆目方向に貼りつけるという手段を
とる。
【0005】
【発明の実施の形態】上記のように構成された振動コン
ベヤを起動すると、トラフの進行方向出口部の上の小形
農産物は前進し、進行方向出口両端部の上の小形農産物
は、停滞、または、後退する。従って、進行方向出口部
の小形農産物が出口方向に向かうだけでなく、進行方向
出口両端部の小形農産物が除かれる為に、出口への移動
が容易になる。また、パイル状のじゅうたんを用いるこ
とにより、数種類のシートを用意することなく、抵抗が
大きいシートと抵抗が小さいシートを用意することが出
来る。
【0006】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、トラフの平面図、図2は振動コンベヤの正面
図、図3は振動コンベヤの右側面図、図4はパイル状の
じゅうたんの順目と逆目を表した図、図5はトラフの底
面にパイル状のじゅうたんを貼りつけた平面図、図6は
本発明の振動コンベヤを小形農産物の自動計量パック詰
機に利用した場合の斜視図である。
【0007】トラフ1は図1のような形状をしており、
トラフ1の幅の一部が出口2になっている。進行方向出
口部3はトラフ1が振動した時に搬送物が出やすく、進
行方向出口両端部4は振動した時に搬送物がつまりやす
い。図2、3で振動コンベヤ31を説明する。振動コン
ベヤ31のトラフ1はバネ5によって支えられている。
モータ6を起動すると、モータ6についているモータプ
ーリ8が回り、Vベルト9で接続されているエキセンプ
ーリ10が回る。エキセン11で芯ずれを起こし、駆動
ロッド13を通して振動が伝わり、トラフ1が振動す
る。
【0008】図4にパイル状のじゅうたん15を示す。
このじゅうたんには順目と逆目があり、順目方向には滑
りやすく、逆目方向には滑りにくい。この性質により、
順目方向では抵抗が小さい状態になり、逆目方向には抵
抗が大きい状態になる。コンベヤ1に張りつけるシート
としてはパイル状のじゅうたんでなくても、抵抗が大き
く滑りにくいシートと、抵抗が小さく滑りやすいシート
を用いて形成しても、同様の作用を生ずる。
【0009】図5に、トラフ1の底面にパイル状のじゅ
うたんをはりつけた場合の実施例を示す。トラフ1の進
行方向出口部3には進行方向にじゅうたんの順目方向を
はりつけ、進行方向出口両端部4の進行方向にはじゅう
たんの逆目方向をはりつける。振動コンベヤ上の小形農
産物18(例えばミニトマト等)は順目上は出口2に向
かうように移動し、出口2からはずれた小形農産物は逆
目上に乗り、その場で停滞または出口2とは反対の方向
に移動する。逆目上の小形農産物18は順目上の小形農
産物18が空いたところで順目上にのり、再度出口2に
移動する。
【0010】小型農産物の自動計量パック詰機を本発明
の振動コンベヤ31に接続し、小形農産物としてミニト
マト29を例にとった場合を、図6を参照して説明す
る。本実施例では、ミニトマト29を用いるが、振動コ
ンベヤ31で整列搬送できるような物であれば、他の小
形農産物にも、使用できる。ミニトマト29を所定量計
量するロードセル25を備えた計量ホッパー24と、計
量ホッパー24への投入速度を調節するための粗投入用
ダンパー21と微量投入用ダンパー23を振動コンベヤ
31に付設し、計量ホッパー24の取出口には、自動的
に取り出すことのできる取出口シャッター27を設け
る。これらは、電気的に連動しており、制御装置(図示
しない)によって自動制御するようにしている。
【0011】採取してきたミニトマト29を振動コンベ
ヤ31へ供給する。振動コンベヤ31がモーター6によ
り駆動すると、振動コンベヤ31上のミニトマト29は
整列搬送され、開いている粗投入用ダンパー21及び微
量投入用ダンパー23から搬出される。搬出されたミニ
トマト29は計量ホッパー24に投入される。該計量ホ
ッパー24では、計量ホッパー24上のミニトマト29
をロードセル25により計量する。投入の初期は、粗投
入用ダンパー21及び微量投入用ダンパー23の両方か
らミニトマト29を計量ホッパー24へ投入するが、計
量ホッパー24で計量されるミニトマト29が所定量の
8〜9割程になったら、ロードセル25からの信号によ
りエアシリンダ20が作動し、粗投入用ダンパー21が
閉じる。残りの所定量の1〜2割のミニトマトは、微量
投入用ダンパー23のみから投入される。所定量に達す
ると、エアシリンダ22が作動し、微量投入用ダンパー
23は閉じ、計量ホッパー24への投入が終了する。同
時にモーター6が停止し、ミニトマト29は振動コンベ
ヤ31から搬出されなくなる。
【0012】計量ホッパー24内のミニトマト29が所
定量に達すると、エアシリンダ28により取出口シャッ
ター27が開き、下方に設置されたパック30に、計量
ホッパー24内のミニトマト29をすべて投入する。投
入が終了すると、取出口シャッター27は再びエアシリ
ンダ28によって閉じると共に、粗投入用ダンパー21
及び微量投入用ダンパー23もそれぞれのエアシリンダ
20,22によって開く。再度、振動コンベヤ31のモ
ーター6が駆動し、振動コンベヤ31内のミニトマト2
9が整列搬送される。この繰り返しを自動的に行い、1
時間に700〜800個程パック詰する。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果がある。
【0014】振動コンベヤの出口付近で詰まることがな
くなるので、スムーズに小形農産物の取出しが行なわれ
る。また、作業者が見ている必要がなくなり、労働力の
削減につながる。また、パイル状のじゅうたんを用いる
ことにより、数種類のシートを用意することなく、抵抗
が大きいシートと抵抗が小さいシートを用意することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラフの平面図。
【図2】振動コンベヤの正面図。
【図3】振動コンベヤの右側面図。
【図4】パイル状のじゅうたんの順目と逆目を表した
図。
【図5】トラフの底面にパイル状のじゅうたんをはりつ
けた平面図。
【図6】本発明の振動コンベヤを小形農産物の自動計量
パック詰機に利用した場合の斜視図。
【符号の説明】
1 トラフ 2 出口 3 進行方向出口部 4 進行方向出口両端部 5 バネ 6 モータ 7 機枠 8 モータプーリ 9 Vベルト 10 エキセンプーリ 11 エキセン 12 エキセンシャフト 13 駆動ロッド 14 中間シャフト 15 パイル状のじゅうたん 16 順目 17 逆目 18 小形農産物 19 シャフト 20 エアシリンダ 21 粗投入用ダンパー 22 エアシリンダ 23 微量投入用ダンパー 24 計量ホッパー 25 ロードセル 26 機枠 27 取出口シャッター 28 エアシリンダ 29 ミニトマト 30 パック 31 振動コンベヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅の一部が出口になっているトラフを備
    えた振動コンベヤのトラフの底面に、進行方向出口部は
    抵抗が小さく、進行方向出口両端部は抵抗が大きくなる
    ように、シートを貼りつけることを特徴とする小形農産
    物の振動コンベヤ。
  2. 【請求項2】 シートとしてパイル状のじゅうたんを用
    い、進行方向出口部には順目方向に貼りつけ、進行方向
    出口両端部には逆目方向に貼りつけることを特徴とする
    請求項1記載の小形農産物の振動コンベヤ。
JP33155096A 1996-11-26 1996-11-26 小形農産物の振動コンベヤ Pending JPH10157826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33155096A JPH10157826A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 小形農産物の振動コンベヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33155096A JPH10157826A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 小形農産物の振動コンベヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10157826A true JPH10157826A (ja) 1998-06-16

Family

ID=18244927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33155096A Pending JPH10157826A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 小形農産物の振動コンベヤ

Country Status (1)

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JP (1) JPH10157826A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170356892A1 (en) * 2016-06-10 2017-12-14 Shawn Matthew Martin System and method of automating a titration

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170356892A1 (en) * 2016-06-10 2017-12-14 Shawn Matthew Martin System and method of automating a titration

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