JPH10157575A - ワイパ構造 - Google Patents
ワイパ構造Info
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- JPH10157575A JPH10157575A JP8321902A JP32190296A JPH10157575A JP H10157575 A JPH10157575 A JP H10157575A JP 8321902 A JP8321902 A JP 8321902A JP 32190296 A JP32190296 A JP 32190296A JP H10157575 A JPH10157575 A JP H10157575A
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- JP
- Japan
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- wiper
- glass surface
- wiper blade
- arm
- hinge shaft
- Prior art date
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- Pending
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 34
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
Abstract
でき、また、払拭性能が確保できるアタックアングルを
得ることができるワイパ構造を得る。 【解決手段】 ヒンジ軸20が、マイナス側へ角度α傾
くように、アームヘッド14が捩じられている。ワイパ
ブレード30に抗力Bdが働いたとき、ヒンジ軸20に
働く力Fの分力F1 =Fsinα・cosαが、ガラス
面G側へ働き、風によるワイパブレード30の浮き上が
りを防止する。ワイパブレード30の中心軸Nが、ガラ
ス面Gの上り斜面側へ角度β傾くように、ワイパアーム
16を構成するアームピース22が捩じられている。こ
れによって、ピボット軸12をガラス面へ傾けることな
く、最適なアタックアングルを得ることができる。
Description
ウシールドガラス面を払拭するワイパ構造に関する。
般に渡って、良好な払拭性能を得るためには、図9(セ
ット位置の状態を示す)に示すように、ワイパブレード
30の中心軸Nとガラス面Gの法線H(湾曲したガラス
面の接線と直交する垂線)との角度β(以下「アタック
アングル」という)が、ガラス面Gの法線Hに対しワイ
パブレード30がセット位置(矢印A位置)からオープ
ン位置(矢印B位置)へ進む方向をプラス、その反対方
向をマイナスとしたとき(図7及び図8参照)、セット
位置でβ0 =+3°以上、オープン位置でβ1 =0°以
下−8°以上、ピーク位置(矢印C位置)でβn =+1
0°以下となるように、ピボット軸50をガラス面G側
へ傾ける。
の走行時に、風による抗力Bd(Bd=ρ×S×V2 ×
Cd×1/2〔ρ:大気密度、S:投影面積、V:流
速、Cd:抗力係数〕)が働く。
タックアングルの角度βを得るために、ピボット軸50
をガラス面G側へ角度θ1傾けると、ヒンジ軸52も、
ガラス面Gの法線Hよりプラス側へ略θ1傾き、ワイパ
ブレード30に働く抗力Bdのうち、図10に示すよう
に、ヒンジ軸52に働く力Fの分力F1 =Fsinθ1
がヒンジ軸52の軸線Mに垂直でかつガラス面Gから離
れる方向に働き、その分力F1 の分力Fsinθ1・c
osθ1が、ガラス面Gと反対方向へ働くため、ワイパ
アーム16を構成するアームピース60の押圧力を減少
させる。このため、ワイパブレード32による払拭残し
が発生する。
両が高速走行したとき、風によるワイパブレード30の
浮き上がりを防止するため、アームヘッド54をマイナ
ス側へ捩じって(ピボット軸50の軸線Lとヒンジ軸5
2の軸線Mとが互いに垂直でない捻じれの位置にある状
態)、ワイパブレード30に働く抗力Bdを、ブレード
ラバー32をガラス面Gへ押し付ける力として利用しよ
うとする、捩じりアームヘッドの採用が考えられてい
る。
パブレード30に働く抗力Bdは、ヒンジ軸52へ平行
に作用しているため、ヒンジ軸52には、上下方向の分
力が生じない。
ジ軸52が、ガラス面Gの法線Hよりマイナス側へθ2
傾いているため、ワイパブレード30に働く抗力Bdの
うち、ヒンジ軸52に働く力Fの分力F1 =Fsinθ
2がヒンジ軸52の軸線Mに垂直でかつガラス面G方向
に働き、その分力F1 の分力Fsinθ2・cosθ2
がガラス面Gに働くため、ワイパアームを構成するアー
ムピース60の押圧力を増大させる。しかし、この捩り
アームヘッドを採用した場合は、捩りアームヘッドを採
用しない場合に比べアタックアングルがθ2だけマイナ
ス側にズレてしまい払拭性能が悪化してしまう。
慮して、車両が高速走行したとき、風によるワイパブレ
ードの浮き上がりを防止すると共に、払拭性能が確保で
きるアタックアングルを得ることができるワイパ構造を
提供することを課題とする。
よれば、風によるワイパブレードの浮き上がりを防止す
るため、アームヘッドへワイパアームを連結するヒンジ
軸の軸線が、ガラス面の法線に対してマイナス側へ傾い
ている。これにより、ワイパブレードに働く抗力を利
用、すなわち、抗力の分力をガラス面側へ働かせてワイ
パアームの押圧力を増大させることができる。
対してマイナス側へ傾けると、ヒンジ軸より先の構成、
すなわち、ワイパアーム及びワイパブレードもマイナス
側へ傾いてしまうのでアタックアングルがマイナス側へ
ズレて払拭性が悪化してしまうが、ヒンジ軸とワイパブ
レードとの間に位置する部位を捩り戻すことによって、
良好な払拭性能を得るアタックアングルが得られるよう
補正できる。
浮き上がりを防止するためヒンジ軸の軸線を傾けても、
良好な払拭性能を得るアタックアングルが得られる。
の発明において、風によるワイパブレードの浮き上がり
を防止するため、ヒンジ軸の軸線をマイナス側へ傾けて
いるが、このマイナス側への傾け量が大きいと捩り戻し
補正量も大きくなってしまう。
ット軸をプラス側へ傾けることによって、小さな捩り戻
し補正量で良好な払拭性能を得るアタックアングルを得
ることができる。
の発明のおいて、風によるワイパブレードの浮き上がり
を防止するため、ピボット軸の軸線を傾けることなくア
ームヘッドを捩ることによってヒンジ軸の軸線をマイナ
ス側へ傾けている。
のガラス面の法線に対するワイパアームの傾きを一定と
することができる。
ワイパ構造が用いられた車両用のワイパ10が示されて
いる。ワイパ10は、ピボット軸12に固定されるアー
ムヘッド14を備えている。このアームヘッド14に
は、ワイパアーム16を構成するリテーナ18が、回動
可能にヒンジ軸20を介して連結されている。また、リ
テーナ18の先端部には、アームピース22が固着され
ている。
ン26と、アームピース22の後端との間には、スプリ
ング28が掛け渡されており、常に、ヒンジ軸20を支
点として、アームピース22と共にリテーナ18をヒン
ジ軸20と垂直のガラス面G方向へ付勢している。ま
た、アームピース22の先端には、略U字状に加工され
たフック部22Aが形成されている。
走行時のワイパブレード30の浮き上がりを防止するた
め、アームヘッド14が捩じられており、図4に示すよ
うに、ガラス面Gの法線Hに対しワイパブレード30が
セット位置(矢印A位置)からオープン位置(矢印B位
置)へ進む方向をプラス、その反対方向をマイナスとし
たとき(図8参照)、ガラス面Gの法線Hに対してヒン
ジ軸20に垂直な線が角度αだけマイナス側へ傾斜して
いる(ピボット軸12の軸線Lに対して角度α傾斜して
いる)。また、アームピース22は、アームヘッド14
と反対方向へ捩じり戻されており、ワイパブレード30
の中心軸Nは、ガラス面Gの法線Hに対してプラス側へ
角度β傾いている。
は、ガラス面を払拭するブレードラバー32と、このブ
レードラバー32を保持する複数の保持レバーとによっ
て構成されている。 この複数の保持レバーの最上部に
あるプライマリーレバー34の上面には、所定の間隔を
置いて一対の側壁36、38が立設されており、この側
壁36、38の間に、ピン40が掛け渡されている。こ
のピン40が、アームピース22のフック部22Aを、
図示しない連結具を介して連結している。
明する。図4及び図5に示すように、本形態では、ヒン
ジ軸20が、ガラス面Gの法線Hよりマイナス側へ角度
α傾くように、アームヘッド14が捩じられている。こ
れにより、風によってワイパブレードに抗力Bdが働い
たとき、ヒンジ軸20に働く力Fの分力F1 =Fsin
αがヒンジ軸52の軸線Mに垂直でかつガラス面G方向
に働き、その分力F1 の分力Fsinα・cosαがガ
ラス面Gに働くため、ワイパアーム16を構成するアー
ムピース22の押圧力を増大させ、風によるワイパブレ
ード30の浮き上がりを防止する。
が、プラス側へ角度β傾くように、ワイパアーム16を
構成するアームピース22が捩じられている。これによ
って、ピボット軸12をガラス面へ傾けることなく、最
適なアタックアングルを得ることができる。なお、アー
ムピース22に替えて、リテーナ18(図1参照)を捩
じるようにしてもよい。
る。例えば、高速走行において、抗力を大きく利用する
ために、ヒンジ軸20の軸線Mをガラス面Gの法線Hに
対してマイナス側へ傾ける傾け量を大きくすると、適正
なアタックアングルを得るためには、アームピース22
の捩り戻し量が大きくなる。
本形態では、図6に示すように、ピボット軸12をプラ
ス側へ傾け、小さな捩り戻し量で適正なアタックアング
ルを得て、良好な払拭性能を得るようにしている。
速走行したとき、風によるワイパブレードの浮き上がり
が防止でき、また、払拭性能が確保できるアタックアン
グルを得ることができる。
た部分斜視図である。
である。
る。
造分解図である。
図である。
造分解図である。
た模式図である。
グラフである。
である。
る。
図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ピボット軸に固定されたアームヘッド
と、前記アームヘッドにヒンジ軸を介して連結されたワ
イパアームと、前記ワイパアームの先端部に取付けられ
たワイパブレードと、を有し、 前記ワイパアームが往復回動されて前記ワイパブレード
によりセット位置とオープン位置との間のガラス面を払
拭するワイパ構造において、 前記ガラス面の法線に対し前記ワイパブレードが前記セ
ット位置から前記オープン位置へ進む方向をプラス、そ
の反対方向をマイナスとし、前記ヒンジ軸の軸線を前記
マイナス側へ傾けてセットしたとき、前記ワイパブレー
ドのアタックアングルが前記プラスとなるよう前記ワイ
パアームの前記ヒンジ軸と前記ワイパブレードとの間に
位置する部位を捩じ戻して補正したことを特徴とするワ
イパ構造。 - 【請求項2】 前記ピボット軸の軸線を前記ガラス面の
法線に対し前記プラス側へ傾けることにより、前記捩り
戻し補正量を調整することを特徴とする請求項1に記載
のワイパ構造。 - 【請求項3】 前記アームヘッドを前記ガラス面の法線
に対し前記マイナス側へ捩ることにより、前記ヒンジ軸
の軸線を前記マイナス側へ傾けてセットすることを特徴
とする請求項1に記載のワイパ構造。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8321902A JPH10157575A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | ワイパ構造 |
DE1997152011 DE19752011C2 (de) | 1996-11-25 | 1997-11-24 | Wischervorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8321902A JPH10157575A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | ワイパ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10157575A true JPH10157575A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18137688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8321902A Pending JPH10157575A (ja) | 1996-11-25 | 1996-12-02 | ワイパ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10157575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057048A (ja) * | 2008-12-17 | 2009-03-19 | Asmo Co Ltd | ワイパアーム |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP8321902A patent/JPH10157575A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009057048A (ja) * | 2008-12-17 | 2009-03-19 | Asmo Co Ltd | ワイパアーム |
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A977 | Report on retrieval |
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