JPH10157143A - インクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドの製造方法

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JPH10157143A
JPH10157143A JP8317281A JP31728196A JPH10157143A JP H10157143 A JPH10157143 A JP H10157143A JP 8317281 A JP8317281 A JP 8317281A JP 31728196 A JP31728196 A JP 31728196A JP H10157143 A JPH10157143 A JP H10157143A
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JP
Japan
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electrode
ink
groove
laser
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JP8317281A
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English (en)
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Kazunari Katsuumi
一成 勝海
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TEC CORP
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TEC CORP
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2202/00Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
    • B41J2202/01Embodiments of or processes related to ink-jet heads
    • B41J2202/10Finger type piezoelectric elements

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極を形成した基板の先端面を機械加工した
時に、電極の剥離が発生しないようにすることである。 【解決手段】 基板25の溝26内に形成された電極2
8の先端部分をレーザ光で除去して電極除去部36を形
成した後に天板38を取り付け、前記電極除去部36の
範囲内で前記基板25の先端部を機械加工で除去して平
坦な開口面40を形成し、この開口面40にノズル板を
接着するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電部材を用いた
オンデマンド方式のインクジェットプリンタヘッドの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インク供給部に接続されて並設さ
れた多数のインク室の先端に、インク吐出口を有するノ
ズル板を固定し、インク室の圧力を高めてインク吐出口
からインク滴を飛翔させるようにしたインクジェットプ
リンタヘッドがある。このようなインクジェットプリン
タヘッドにおいて、インク室のインク圧を高める方法と
しては、特開昭63−247051号公報に開示された
技術がある。すなわち、インク室の両側に配列された側
壁の少なくとも一部を圧電部材により形成し、その側壁
の側面に電極を形成し、この電極に電圧を印加すること
により側壁を変形させ、この時の印加電圧の極性により
側壁の変形方向を変えることにより、インク室の容積を
拡張してインク供給部からインクを吸引したり、インク
室の容積を縮小させて内部のインクをインク吐出口から
吐出させるものである。このような形状のインクジェッ
トプリンタヘッドを製造する方法は、本出願人により特
開平5−269994号公報に開示されている。この製
造方法により製造されたインクジェットプリンタヘッド
の構造を図6乃至図9に基づいてその製造工程順に従っ
て説明する。
【0003】まず、図7(a)に示すように、底板1と下
部基板2と圧電部材よりなる上部基板3とからなる三層
構造の基板4を形成する。前記底板1は、合成が高く熱
変形の少ないセラミックスやガラスを材料としており、
前記下部基板2は、エポキシ樹脂を主成分とする接着剤
を前記底板1の上に所定の厚さに塗布した後に硬化させ
て形成する。そして、前記下部基板2の形成に際して
は、接着剤を硬化させた後に研削加工を施すことにより
その厚さの調整を行う。
【0004】次に、前記基板4に対し、前記上部基板3
の表面から前記下部基板2の内部に達する複数の溝5を
所定の間隔をもって平行に切削加工する。この溝5の切
削加工により前記溝5の両側には側壁6が形成され、こ
れらの側壁6は、上部基板3の部分に形成された上部側
壁6aと下部基板2の部分に形成された下部側壁6bと
よりなる。
【0005】次に、前記基板4に対し、無電解メッキに
より電極7と配線パターン8とを形成する。この無電解
メッキの前処理として、キャタライジング・アクセラレ
ーティング処理を行う。キャタライジング処理は、塩化
パラジウム(PdCl2 )、塩化第一錫(SnCl
2 )、濃塩酸(HCl)等からなるキャタリスト液に基
板4を浸漬させ、溝5の内面や上部基板3の表面にP
d、Snの錯化物を吸着させる目的で行う。アクセレー
ティング処理は、キャタライズ処理で吸着された錯化物
を触媒化させる目的で行うもので、錯化物は触媒核とし
て金属化されたPdとなる。
【0006】次いで、図7(b)に示すように、上部基板
3の表面にドライフィルム9を貼り付ける。その後に、
図8(a)に示すレジスト用マスク10をドライフィルム
9の上に載せて露光し、次いで、現像を行う。これによ
り、図8(b)に示すように、圧電部材の表面における電
極7を形成する溝内面と、配線パターン8を形成する配
線パターン8部分以外の部分を覆ったパターンレジスト
膜11を形成する。このパターンレジスト膜11の形成
により、金属化されたPdが溝5の内面と配線パターン
8の部分とに露出する。
【0007】次に、パターンレジスト膜11を形成した
基板4をメッキ液に浸漬させて無電解メッキを行い、所
定の膜厚をもってメッキを析出させる。メッキ液は、ニ
ッケルを主成分とする。図9(a)に示すように、溝内面
に電極7が形成され、配線パターン形成部には配線パタ
ーン8が形成される。そして、図9(b)に示すように、
パターンレジスト膜11を剥離することにより無電解メ
ッキが終了する。
【0008】このようにして電極7が形成された基板4
に対し、図6に示すように、溝5の上部を覆う状態で天
板12を接着する。ついで、ノズル板13を接着する
が、基板4と天板12との先端の端面を平坦にするため
に、切断加工等の機械加工を行う。前記ノズル板13
は、天板12で溝5を覆うことにより形成されたインク
室14に連通する複数のインク吐出口15を備えたもの
であり、また、前記天板12には、全ての前記インク室
14に連通するインク供給管16が設けられ、これによ
り、インクジェットプリンタヘッドが完成する。
【0009】このようにノズル板13を接着するため
に、先端の端面を全体的に平坦な平面とする理由は、イ
ンク室14やインク吐出口15を接着剤で塞いだり、或
いは、隣合うインク室14間での漏れが生じることがな
いようにするためである。すなわち、基板4と天板12
との両者間の微妙な位置ずれによる段差があったり、基
板4又は天板12のどちらか一方にエッジやダレがあっ
た場合には、先端面の境界部に凹みができたりし、ノズ
ル板13を均一な接着層で接着することが不可能であ
る。例えば、インク室14やインク吐出口15を接着剤
で塞がないためには接着剤を非常に薄く塗布する必要が
あるが、この時、段差があると接着されない部分がで
き、隣合うインク室14間の漏れが発生するおそれがあ
り、逆に、段差部分等を接着しようとすると、接着剤が
厚くなりインク室14やインク吐出口15を塞いでしま
う。このような不都合を解消するために、先端の端面を
全体的に平坦にしなければならないもので、ノズル板1
3を接着する構造のインクジェットプリンタヘッドにお
いては、必須の工程である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、電極7
及び配線パターン8を形成した基板4に天板12を貼り
付けた後、ノズル板13を接着するが、この際に、基板
4と天板12との先端を切削や研磨等の機械加工により
平坦に仕上げる前工程が必要である。このような機械加
工は、溝5内に析出形成された電極7をも切断するもの
であり、その電極7に対しては、側壁6との接合面と直
交する方向の外力が作用することになるため、図10に
示すように、部分的に剥離することがある。すなわち、
上部基板3の材料である圧電部材は、焼結体であり、直
径2〜8μmの粒子が結合した構造になっている。従っ
て、切削加工等の機械加工を行った時、機械的な衝撃に
よってメッキ膜よりなる電極7の界面付近の粒子間で剥
がれが生じてくる。剥がれのモードは、次の二種類があ
る。 1)溝5の内部の電極7が剥がれ落ちて溝5の先端部に
電極7がなくなってしまうもの。 2)溝5の内部の側壁6と電極7との界面が剥がれ、側
壁6と電極7との間に中空部が形成されるもの。 特に、後者の側壁6と電極7との間に中空部が形成され
るものにおいては、インク室14にインクを供給し、イ
ンク滴を吐出するように駆動したとき、インク室14の
先端部の流路が狭くなり、局部的に圧力が変わるために
ノズル板13のインク吐出口15から吐出するインク滴
にミスディレクションが発生し易くなる。また、側壁6
と電極7との間の中空部が大きいと、流路が塞がり、イ
ンク滴の詰まりの原因となる。さらに、この状態を続け
た場合に、流路内で電極7が剥がれ落ち、インク吐出口
15を完全に塞いでしまう場合もある。
【0011】本発明は、基板4に電極7と配線パターン
8とを形成し、その先端面を機械加工で平坦に仕上げる
工程が必須であっても、電極の剥がれが発生することが
ないインクジェットプリンタヘッドの製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
板厚方向に分極した少なくとも1枚以上の圧電部材を積
層した基板を形成し、この基板に互いに平行な複数の溝
とこれらの溝を隔てる少なくとも一部が前記圧電部材か
らなる側壁とを等間隔に形成し、前記側壁を形成する圧
電部材に電圧を印加する電極とこれらの電極に接続され
た配線パターンとを無電解メッキにより前記基板に形成
し、前記溝の上部を覆う天板と前記溝の正面部を覆うノ
ズル板とを前記基板に接着して複数のインク室を形成し
たインクジェットプリンタヘッドにおいて、前記基板の
前記溝内に形成された電極の先端部分をレーザ光で除去
して電極除去部を形成した後に前記天板を取り付け、前
記電極除去部の範囲内で前記基板の先端部を機械加工で
除去して平坦な開口面を形成し、この開口面に前記ノズ
ル板を接着するようにしたものである。したがって、ノ
ズル板を接着するために、基板の先端部を機械加工して
平坦な開口面を形成する工程が必須のものであっても、
この機械加工時は電極に外力を与えることがなく、これ
により、電極が剥がれるおそれがないものである。
【0013】請求項2記載の発明は、レーザ光をYAG
レーザ或いはエキシマレーザとし、レーザ光の形状を制
御するスリットとこのレーザ光を集光する顕微鏡とから
なるレーザ加工装置を用いて基板の溝内に形成された電
極の一部を除去加工するようにしたものである。したが
って、電極が形成された溝が多数あり、かつ、その寸法
が小さなものであってもレーザ光の照射だけで電極のみ
を簡単に除去することができるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図5に基づいて説明する。図1はインクジェットプリ
ンタヘッド21の全体構造を示すもので、底板22の上
に板厚方向に分極した2枚の圧電部材よりなる下部基板
23と上部基板24とをその分極方向が逆向きとなるよ
うに接着して三層構造の基板25を形成する。前記底板
22は、剛性が高く熱変形の少ないセラミックスやガラ
スを材料として形成する。次に、この基板25に対し
て、研削加工を施すことにより、上部基板24の表面か
ら下部基板23の内部に達する複数の溝26とこの溝2
6の両側に位置する側壁27を形成する。なお、この研
削作業に際しては、ICウェハーの切断用に用いるダイ
シングソーのダイヤモンドホィール等を用いる。
【0015】次に、無電解メッキにより電極28と配線
パターン29とを以下の工程に従って形成する。まず、
基板25にドライフィルムを貼り付け、このドライフィ
ルムの上にレジスト用マスクを載せて露光、現像をして
パターンレジスト膜を形成する。この基板25にメッキ
の前処理として、センシタイジング・アクチベーション
処理を施す。前処理液は、センシタイジングとしてSn
混合液、一段目のアクチベーションとしてAg混合液、
二段目のアクチュベーションとしてPd混合液と順次行
い、溝26の内面と配線パターン形成部とに無電解メッ
キの触媒核となるPdを吸着させる。そして、Pdを吸
着させた後にパターンレジスト膜を剥離する。次に、メ
ッキ液に浸漬させることでPdが吸着した部分のみにメ
ッキが析出する。つまり、溝26の内部及び配線パター
ン形成部にメッキが析出し、電極28及び配線パターン
29が析出する。
【0016】次に、電極28及び配線パターン29を形
成した基板25に対して、レーザ加工で溝26の先端部
に析出したメッキ膜、すなわち、電極28の一部を除去
する。すなわち、前述の工程で電極28となるメッキ膜
は、溝26の先端部分まで析出している。この先端部に
析出した電極28を図2に示すレーザ加工装置30によ
り除去する。このレーザ加工装置30は、レーザ光発生
部31、レーザ光の大きさを任意に決めるスリット3
2、レーザ光を集光する顕微鏡33からなり、使用する
レーザ光は、YAGレーザ光あるいはエキシマレーザで
ある。このYAGレーザ光あるいはエキシマレーザのい
ずれかを使用するかの選択は、加工方法や金属膜として
の電極28の吸収波長に基づいて行われる。このような
レーザ加工装置30の顕微鏡33の試料台34に基板2
5を載せて溝26の先端の照射エリア35にレーザ光を
照射することにより電極28が除去される。そして、試
料台34のステージを走査することにより基板25が長
尺のものであっても電極28の除去は可能である。
【0017】そこで、溝26の内部は、メッキ膜がU字
型に析出しているため、垂直方向からの照射のみでは溝
26の内部の側面部分の電極28を除去することが難し
いので、試料台34を一方に傾斜させてレーザ光を照射
した後に、逆方向にも傾斜させてレーザ光を照射するこ
とにより溝26の先端部の電極28は完全に除去され
る。これにより、基板25の先端には、一定長さに揃え
られた電極除去部36が形成される。
【0018】このように電極除去部36が形成された基
板25の上面に、前記溝26を覆ってインク室37を形
成する天板38を接着する。この天板38の内面には、
全ての溝26に交差して連通する共通インク室39が形
成され、この共通インク室39には、図示しないインク
供給管が接続される。
【0019】天板38を接着した後に、この天板38と
基板25との先端面は、切削又は研磨等の機械加工によ
り仕上げて平坦な開口面40を形成する。この時の加工
代は、電極除去部36の範囲内であり、機械加工により
電極28に外力が作用することはない。そのため、図1
0に示したように、電極28が剥離する現象は全く生じ
ない。
【0020】そのようにして先端部分を平坦に仕上げて
開口面40を形成した後に、この開口面40にインク吐
出口41を備えたノズル板42を接着してインクジェッ
トプリンタヘッドを完成させる。
【0021】このような構成において、インク吐出の動
作は、次のように行われる。まず、インク室37にイン
クを供給した状態でインク室37の両側に位置する側壁
27を分極方向が相反する下部基板23及び上部基板2
4のシェアモード変形により湾曲させ徐々に離反させ、
これを急激に初期位置に復帰させてインク室37のイン
クを加圧することでインク吐出口41からインク滴を吐
出させる。このとき、クロストークを防止するため、偶
数番目のインク室37と奇数番目のインク室37とを交
互に加圧するように圧力発生手段として作用する側壁2
7を駆動する。さらに、この側壁27は、インク室37
にインクを吸引して充填する場合に徐々に変形し、イン
ク室37に充填したインクを加圧する場合には急激に変
形する。なお、インク吐出口41の断面形状は、内方が
拡開し外方が縮径するようにテーパ状に形成されている
ため、インク室37で加圧したインクの吐出は効率良く
行なわれる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、板厚方向に分極
した少なくとも1枚以上の圧電部材を積層した基板を形
成し、この基板に互いに平行な複数の溝とこれらの溝を
隔てる少なくとも一部が前記圧電部材からなる側壁とを
等間隔に形成し、前記側壁を形成する圧電部材に電圧を
印加する電極とこれらの電極に接続された配線パターン
とを無電解メッキにより前記基板に形成し、前記溝の上
部を覆う天板と前記溝の正面部を覆うノズル板とを前記
基板に接着して複数のインク室を形成したインクジェッ
トプリンタヘッドにおいて、前記基板の前記溝内に形成
された電極の先端部分をレーザ光で除去して電極除去部
を形成した後に前記天板を取り付け、前記電極除去部の
範囲内で前記基板の先端部を機械加工で除去して平坦な
開口面を形成し、この開口面に前記ノズル板を接着する
ようにしたので、ノズル板を接着するために、基板の先
端部を機械加工して平坦な開口面を形成する工程が必須
のものであっても、この機械加工時は電極に外力を与え
ることがなく、これにより、電極が剥がれるおそれがな
いと云う効果を有する。
【0023】請求項2記載の発明は、レーザ光をYAG
レーザ或いはエキシマレーザとし、レーザ光の形状を制
御するスリットとこのレーザ光を集光する顕微鏡とから
なるレーザ加工装置を用いて基板の溝内に形成された電
極の一部を除去加工するようにしたので、電極が形成さ
れた溝が多数あり、かつ、その寸法が小さなものであっ
てもレーザ光の照射だけで電極のみを簡単に除去するこ
とができると云う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態を示すインクジェッ
トプリンタヘッドの全体構造を示す一部を切り欠いた斜
視図である。
【図2】レーザ加工装置による電極除去の加工状態を示
すものであり、(a)は加工時の正面図、(b)は加工途中
の基板の平面図である。
【図3】電極除去部を形成した状態の基板の斜視図であ
る。
【図4】基板に天板を接着した状態の斜視図である。
【図5】天板が接着された基板の一部の正面図である。
【図6】従来の完成したインクジェットプリンタヘッド
の斜視図である。
【図7】従来のインクジェットプリンタヘッドの製作過
程を示す斜視図で、(a)は基板に対して溝加工を施した
状態の斜視図、(b)はドライフィルムを貼り付けた状態
の斜視図である。
【図8】従来のインクジェットプリンタヘッドの製作過
程を示す斜視図で、(a)は基板とレジスト用マスクの斜
視図、(b)は基板の表面にパターンレジスト膜を形成し
た状態の斜視図である。
【図9】従来のインクジェットプリンタヘッドの製作過
程を示す斜視図で、(a)は無電解メッキにより配線パタ
ーンと電極とを形成した状態の斜視図、(b)はパターン
レジスト膜を剥離した状態の斜視図である。
【図10】基板の先端面の機械加工時に剥離した電極の
状態を示す部分正面図である。
【符号の説明】
25 基板 26 溝 27 側壁 28 電極 29 配線パターン 30 レーザ加工装置 36 電極除去部 37 インク室 38 天板 40 開口面 42 ノズル板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板厚方向に分極した少なくとも1枚以上
    の圧電部材を積層した基板を形成し、この基板に互いに
    平行な複数の溝とこれらの溝を隔てる少なくとも一部が
    前記圧電部材からなる側壁とを等間隔に形成し、前記側
    壁を形成する圧電部材に電圧を印加する電極とこれらの
    電極に接続された配線パターンとを無電解メッキにより
    前記基板に形成し、前記溝の上部を覆う天板と前記溝の
    正面部を覆うノズル板とを前記基板に接着して複数のイ
    ンク室を形成したインクジェットプリンタヘッドにおい
    て、前記基板の前記溝内に形成された電極の先端部分を
    レーザ光で除去して電極除去部を形成した後に前記天板
    を取り付け、前記電極除去部の範囲内で前記基板の先端
    部を機械加工で除去して平坦な開口面を形成し、この開
    口面に前記ノズル板を接着するようにしたことを特徴と
    するインクジェットプリンタヘッドの製造方法。
  2. 【請求項2】 レーザ光は、YAGレーザ或いはエキシ
    マレーザとし、レーザ光の形状を制御するスリットとこ
    のレーザ光を集光する顕微鏡とからなるレーザ加工装置
    を用いて基板の溝内に形成された電極の一部を除去加工
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載のインク
    ジェットプリンタヘッドの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130850A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Sharp Corp インクジェットヘッドおよびインクジェットヘッドの製造方法
JP2006224560A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Sii Printek Inc インクジェットヘッドおよびインクジェット式記録装置

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