JPH10156407A - 圧延装置 - Google Patents
圧延装置Info
- Publication number
- JPH10156407A JPH10156407A JP31060196A JP31060196A JPH10156407A JP H10156407 A JPH10156407 A JP H10156407A JP 31060196 A JP31060196 A JP 31060196A JP 31060196 A JP31060196 A JP 31060196A JP H10156407 A JPH10156407 A JP H10156407A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolls
- rolling
- roll
- pressing force
- small
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い圧下率と高い形状制御能力を確保し得る
ようにする。 【解決手段】 上又は下側に設けられた一本の圧延ロー
ル２に対し、下又は上側に二本の小径の圧延ロール４，
５を設けると共に、小径の各圧延ロール４，５を、分割
サポートロール６及び押圧力調整装置９を介して部分的
に押圧力を調整可能にサポートするようにする。
ようにする。 【解決手段】 上又は下側に設けられた一本の圧延ロー
ル２に対し、下又は上側に二本の小径の圧延ロール４，
５を設けると共に、小径の各圧延ロール４，５を、分割
サポートロール６及び押圧力調整装置９を介して部分的
に押圧力を調整可能にサポートするようにする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧延装置に関する
ものである。より詳しくは、高い圧下率と高い形状制御
能力を確保し得るようにした圧延装置に関するものであ
る。
ものである。より詳しくは、高い圧下率と高い形状制御
能力を確保し得るようにした圧延装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】金属板などの板材を圧延するために、従
来より、圧延装置が使われている。
来より、圧延装置が使われている。
【０００３】従来の圧延装置は、上下に配設された各一
本の圧延ロールの間に板材を通して、圧延ロール間で金
属板などの板材を圧下するようにしたものである。
本の圧延ロールの間に板材を通して、圧延ロール間で金
属板などの板材を圧下するようにしたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の圧延装置には、以下のような問題があった。
来の圧延装置には、以下のような問題があった。
【０００５】即ち、上下各一本の圧延ロールで金属板な
どの板材を圧下する圧延装置は、一基で大きな圧下率を
確保することが困難であるため、圧延装置を複数基設け
たり、一基の圧延装置に板材を往復して通したりする必
要があった。
どの板材を圧下する圧延装置は、一基で大きな圧下率を
確保することが困難であるため、圧延装置を複数基設け
たり、一基の圧延装置に板材を往復して通したりする必
要があった。
【０００６】又、上記圧延装置は板材に対する形状制御
能力が不十分であるという問題があった。
能力が不十分であるという問題があった。
【０００７】本発明は、上述の実情に鑑み、高い圧下率
と高い形状制御能力を確保し得るようにした圧延装置を
提供することを目的とするものである。
と高い形状制御能力を確保し得るようにした圧延装置を
提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上又は下側に
設けられた一本の圧延ロールに対し、下又は上側に小径
の圧延ロールを二本設けたことを特徴とする圧延装置に
かかるものである。
設けられた一本の圧延ロールに対し、下又は上側に小径
の圧延ロールを二本設けたことを特徴とする圧延装置に
かかるものである。
【０００９】この場合において、小径の各圧延ロール
を、分割サポートロール及び押圧力調整装置を介して部
分的に押圧力を調整可能にサポートするようにしても良
い。
を、分割サポートロール及び押圧力調整装置を介して部
分的に押圧力を調整可能にサポートするようにしても良
い。
【００１０】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
られる。
【００１１】このように、本発明によれば、上又は下側
の圧延ロールに対し、下側又は上側に小径の圧延ロール
を二本設けたことにより、高い圧下率を確保することが
可能となる。
の圧延ロールに対し、下側又は上側に小径の圧延ロール
を二本設けたことにより、高い圧下率を確保することが
可能となる。
【００１２】又、小径の各圧延ロールを、分割サポート
ロール及び押圧力調整装置を介して、部分的に押圧力を
調整可能にサポートすることにより、高い形状制御能力
を得ることができる。
ロール及び押圧力調整装置を介して、部分的に押圧力を
調整可能にサポートすることにより、高い形状制御能力
を得ることができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【００１４】図１・図２は、本発明の第一の実施の形態
である。
である。
【００１５】ハウジング１内に上又は下側（図では上側
となっている）の圧延ロール２を一本配設し、該圧延ロ
ール２の圧延材３を挟んだ下又は上側（図では下側とな
っている）に小径の圧延ロール４，５を配設する。
となっている）の圧延ロール２を一本配設し、該圧延ロ
ール２の圧延材３を挟んだ下又は上側（図では下側とな
っている）に小径の圧延ロール４，５を配設する。
【００１６】尚、小径の各圧延ロール４，５は、少くと
も、直径が大径の圧延ロール２の直径に対し２／３以下
となるようにする。
も、直径が大径の圧延ロール２の直径に対し２／３以下
となるようにする。
【００１７】そして、小径の各圧延ロール４，５をそれ
ぞれ側方からサポートロール６で押えるようにする。
ぞれ側方からサポートロール６で押えるようにする。
【００１８】該サポートロール６は、図２に示すよう
に、複数の短ロール７を軸線方向に組合せて成る分割サ
ポートロールとし、各短ロール７両端の軸部を支承する
軸受部８を、対応する小径の圧延ロール４，５に対する
押圧力調整可能となるよう複数のシリンダなどの押圧力
調整装置９で支持する。
に、複数の短ロール７を軸線方向に組合せて成る分割サ
ポートロールとし、各短ロール７両端の軸部を支承する
軸受部８を、対応する小径の圧延ロール４，５に対する
押圧力調整可能となるよう複数のシリンダなどの押圧力
調整装置９で支持する。
【００１９】尚、図中、１０は上側の圧延ロール２を支
持するバックアップロール、１１はバックアップロール
１０の軸箱、１２は小径の二本の圧延ロール４，５を支
持するバックアップロール、１３はバックアップロール
１２の軸箱、１４は軸箱１１とハウジング１との間に設
けられた圧下スクリュー、１５は軸箱１３とハウジング
１との間に設けられた圧下シリンダ、１６は圧延材送り
方向である。
持するバックアップロール、１１はバックアップロール
１０の軸箱、１２は小径の二本の圧延ロール４，５を支
持するバックアップロール、１３はバックアップロール
１２の軸箱、１４は軸箱１１とハウジング１との間に設
けられた圧下スクリュー、１５は軸箱１３とハウジング
１との間に設けられた圧下シリンダ、１６は圧延材送り
方向である。
【００２０】又、上側の圧延ロール２は必ずしもバック
アップロール１０を設ける必要はなく、下側の小径の圧
延ロール４，５は中間ロールを介してバックアップロー
ル１２で支持するようにしても良い。
アップロール１０を設ける必要はなく、下側の小径の圧
延ロール４，５は中間ロールを介してバックアップロー
ル１２で支持するようにしても良い。
【００２１】次に、作動について説明する。
【００２２】一本の上圧延ロール２と二本の小径の下圧
延ロール４，５を備えた圧延装置に圧延材３を通すと、
圧延材３は、上圧延ロール２と下圧延ロール４との間、
及び、上圧延ロール２と下圧延ロール５との間で二度に
亘って圧延されることとなり、その分、圧下率が向上す
る。
延ロール４，５を備えた圧延装置に圧延材３を通すと、
圧延材３は、上圧延ロール２と下圧延ロール４との間、
及び、上圧延ロール２と下圧延ロール５との間で二度に
亘って圧延されることとなり、その分、圧下率が向上す
る。
【００２３】又、小径の各圧延ロール４，５は、それぞ
れ、分割サポートロール６によってサポートされてお
り、分割サポートロール６を構成する複数の短ロール７
のうちのいずれかを、対応するシリンダなどの押圧力調
整装置９を用いて圧延ロール４，５に押付けさせること
により、圧延ロール４，５の対応部分を変形させ、圧延
材３の形状制御を行わせることが可能となる。この形状
制御能力は、小径の圧延ロールとしてロール４及びロー
ル５の二本が設けられている分、大きいものとなる。
れ、分割サポートロール６によってサポートされてお
り、分割サポートロール６を構成する複数の短ロール７
のうちのいずれかを、対応するシリンダなどの押圧力調
整装置９を用いて圧延ロール４，５に押付けさせること
により、圧延ロール４，５の対応部分を変形させ、圧延
材３の形状制御を行わせることが可能となる。この形状
制御能力は、小径の圧延ロールとしてロール４及びロー
ル５の二本が設けられている分、大きいものとなる。
【００２４】このように、本発明によれば、上又は下側
の圧延ロール２に対し、下側又は上側に二本の小径の圧
延ロール４，５を設けたことにより、高い圧下率を確保
することが可能となる。
の圧延ロール２に対し、下側又は上側に二本の小径の圧
延ロール４，５を設けたことにより、高い圧下率を確保
することが可能となる。
【００２５】又、小径の各圧延ロール４，５を、分割サ
ポートロール６及び押圧力調整装置９を介して、部分的
に押圧力を調整可能にサポートすることにより、高い形
状制御能力を得ることができる。
ポートロール６及び押圧力調整装置９を介して、部分的
に押圧力を調整可能にサポートすることにより、高い形
状制御能力を得ることができる。
【００２６】尚、本圧延装置は、熱間圧延と冷間圧延の
両方に適用することが可能である。
両方に適用することが可能である。
【００２７】図３は、本発明の第二の実施の形態であ
り、下側に通常径の圧延ロール１７を一本配設し、上側
に二本の小径の圧延ロール１８，１９を配設するように
したものである。
り、下側に通常径の圧延ロール１７を一本配設し、上側
に二本の小径の圧延ロール１８，１９を配設するように
したものである。
【００２８】このようにしても、前記実施の形態と同
様、高い圧下率と高い形状制御能力を得ることができ
る。
様、高い圧下率と高い形状制御能力を得ることができ
る。
【００２９】上記以外については、前記実施の形態と同
様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることが
できる。
様の構成を備えており、同様の作用・効果を得ることが
できる。
【００３０】尚、本発明は、上述の実施の形態にのみ限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧延装置
によれば、高い圧下率と高い形状制御能力を確保するこ
とができるという優れた効果を奏し得る。
によれば、高い圧下率と高い形状制御能力を確保するこ
とができるという優れた効果を奏し得る。
【図１】本発明の第一の実施の形態の概略側面図であ
る。
る。
【図２】図１の押圧力調整装置部分を示す概略斜視図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第二の実施の形態の概略側面図であ
る。
る。
２，４，５，１７〜１９ 圧延ロール ６ 分割サポートロール ９ 押圧力調整装置
Claims (2)
- 【請求項１】 上又は下側に設けられた一本の圧延ロー
ルに対し、下又は上側に小径の圧延ロールを二本設けた
ことを特徴とする圧延装置。 - 【請求項２】 小径の各圧延ロールを、分割サポートロ
ール及び押圧力調整装置を介して部分的に押圧力を調整
可能にサポートした請求項１記載の圧延装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31060196A JPH10156407A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 圧延装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31060196A JPH10156407A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 圧延装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10156407A true JPH10156407A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18007225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31060196A Pending JPH10156407A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 圧延装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10156407A (ja) |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP31060196A patent/JPH10156407A/ja active Pending
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