JPH10156312A - 生ゴミ処理方法及び生ゴミ処理装置 - Google Patents

生ゴミ処理方法及び生ゴミ処理装置

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JPH10156312A
JPH10156312A JP8334422A JP33442296A JPH10156312A JP H10156312 A JPH10156312 A JP H10156312A JP 8334422 A JP8334422 A JP 8334422A JP 33442296 A JP33442296 A JP 33442296A JP H10156312 A JPH10156312 A JP H10156312A
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hydraulic ram
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Tadashi Tsuyusaki
正 露崎
Takashi Hirofuji
隆 広藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE
    • B09B2101/00Type of solid waste
    • B09B2101/02Gases or liquids enclosed in discarded articles, e.g. aerosol cans or cooling systems of refrigerators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/20Waste processing or separation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単に生ゴミの嵩を減じるのではなく、生ゴミ
自体をホモジネート処理によって細かく微細化する生ゴ
ミ処理方法及び生ゴミ処理装置を得る。 【解決手段】 生ゴミを加圧する加圧手段と、加圧され
た生ゴミの一部が通過する際に自身の剪断流で微細化さ
れる微細間隙とを備え、加圧された生ゴミが微細間隙を
通過する際に生じる剪断流によって生ゴミを微細化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生ゴミプレス処理
に関するものであり、特に加圧された生ゴミの一部が微
細間隙を通過する際に生じる自身の剪断流によって微細
化される生ゴミプレス処理方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】生ゴミの処理において、生ゴミを加圧し
て単に生ゴミの嵩を減じる生ゴミプレス処理を行う装置
は従来から種々存在する。また、家庭用のシンクの排水
口等に取付け、回転する刃によって排水口に投入された
生ゴミを粉砕し、排水と共に下水道に導入する装置もあ
る。
【0003】一方、食品や生化学実験等において、対象
とする試料を細かく破砕する方法として、ホモジナイザ
ーによるホモジネート処理がある。このホモジナイザー
には、ポッター・エルベージャムホジナイザーやワーリ
ングブレンダーのほかに、フレンチプレス等の加圧型破
砕装置も含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のホモジナイザー
は不均質な試料を均質化するための装置であり、大量に
処理するものは皆無である。また、生ゴミ処理の分野に
おいて、ホモジネート処理によって生ゴミを細かく破砕
する装置として未だ満足する装置を得るに至っていな
い。
【0005】本発明は、単に生ゴミの嵩を減じるのでは
なく、生ゴミ自体をホモジネート処理によって細かく微
細化する生ゴミ処理方法及び生ゴミ処理装置を得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係る生ゴミ処理方法では、生ゴミを加圧して処理す
る生ゴミプレス処理において、加圧された生ゴミが微細
間隙を通過する際に生じる剪断流によって生ゴミを微細
化するものである。
【0007】このような生ゴミ処理方法を行う装置とし
ては、請求項2に記載されたように、生ゴミを加圧する
加圧手段と、加圧された生ゴミの一部が通過する際に自
身の剪断流で微細化される微細間隙とを備えたものであ
ればよい。
【0008】即ち、具体的には生ゴミが投入される圧力
容器と、この投入された生ゴミを加圧する油圧ラム等の
加圧手段と、加圧手段の対向する位置に設けられた微細
間隙とを備える。加圧手段としては、例えばスクリュー
コンベアによって連続的に生ゴミを供給しつつ微細間隙
方向に加圧するものであってもよいが、生ゴミ残渣の排
出を考慮して、例えば生ゴミを圧力容器に投入した後
に、油圧ラムによって微細間隙方向に加圧し、生ゴミの
微細化されて排出された後に残った生ゴミ残渣を次の生
ゴミの投入の前に加圧容器から廃棄するバッチ式のもの
が好ましい。
【0009】また、圧力容器としては、底面部分に微細
間隙を形成して、上面部分から油圧ラムによって加圧す
るものが容易に考慮される。しかし、油圧ラムによる加
圧に耐えることができ、しかも底面部分に微細間隙を形
成するためには、強度の確保の面から、油圧ラムの加圧
に対する底面部分の充分な補強と微細間隙の変形を防ぐ
ための充分な補強とが必要となる。
【0010】更に、生ゴミの投入、加圧手段による微細
化生ゴミの排出、生ゴミ残渣の廃棄の各工程を連続して
行うために、生ゴミ残渣の加圧容器からの廃棄を考慮し
つつ、尚且、油圧ラムの加圧に対する充分な強度を確保
することのできる圧力容器の構造を有する装置は次の通
りである。
【0011】即ち、請求項3に記載された発明に係るよ
り具体的な生ゴミ処理装置では、生ゴミが投入される高
圧容器外筒と、前記高圧容器外筒の一端側を塞ぐように
配され、第1ラム退避位置と前記高圧容器外筒内部の予
め定められた第1ラム加圧位置との間を移動する第1油
圧ラムと、前記高圧容器外筒の他端側の第2ラム退避位
置と、高圧容器外筒の他端を塞ぎながら第1ラム加圧位
置近傍との間を移動して前記生ゴミを加圧する第2油圧
ラムと、前記第1ラム加圧位置に移動した第1油圧ラム
の全周に亙って形成された、前記高圧容器外筒の側壁に
貫通する微細化生ゴミ排出孔に連通する微細間隙と、前
記第1油圧ラムが第1ラム退避位置に移動した際に前記
第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ残渣を前記高圧容器外
筒外部に排出する生ゴミ残渣排出手段とを備えたもので
ある。
【0012】この生ゴミ処理装置では、第1ラム加圧位
置に移動した第1油圧ラムの全周に亙って形成された、
高圧容器外筒の側壁に貫通する微細化生ゴミ排出孔に連
通する微細間隙が備わっている。これは微細間隙自体が
微細化生ゴミ排出孔として高圧容器外筒の側壁に形成さ
れているものも含む。しかし、高圧容器外筒の微細間隙
及び微細化生ゴミ排出孔には目詰まりの問題と油圧ラム
の加圧に対抗するための補強の問題と生じる。
【0013】そこで、請求項4に記載された発明に係る
好ましい生ゴミ処理装置では、請求項3に記載された生
ゴミ処理装置において、前記微細間隙が、前記第1油圧
ラムの加圧面周縁の全周に亙って連続的又は断続的に切
除されたエッジ部分とこの切除されたエッジ部分に対向
する高圧容器外筒の内壁とによって形成され、前記エッ
ジ部分が、加圧面から離れるに従って連続的に縮径する
テーパ状の薄刃オリフィス形状に形成されているもので
ある。
【0014】ところで、第1油圧ラムが第1ラム退避位
置に移動した際に前記第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ
残渣を前記高圧容器外筒外部に排出する生ゴミ残渣排出
手段としては、第1ラム退避位置を生ゴミ投入位置とし
て、第1油圧ラムの加圧面を高圧容器外筒縁まで引上げ
て生ゴミ残渣を掻き出してもよいが、第1油圧ラムのシ
リンダ部分が長くなる。
【0015】従って、請求項5に記載された発明に係る
好ましい生ゴミ処理装置では、請求項3に記載された生
ゴミ処理装置において、前記生ゴミ残渣排出手段が、前
記第1油圧ラムが第1ラム退避位置に移動した際に前記
第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ残渣を加圧方向に直角
な方向に押出すスクレーパーと、前記高圧容器外筒に穿
設された、前記スクレーパーに押出された生ゴミ残渣が
通過可能な生ゴミ残渣排出口とを備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の生ゴミ処理方法において
は、内部に水分を含んだ生ゴミを密閉状態で高圧力で加
圧し、微細間隙を通過させる。このとき、生ゴミの細胞
が加圧によって崩れながら、微細間隙を通過しつつ、通
過する際の剪断流でより細かく粉砕される。生ゴミを加
圧する圧力は破砕されて微細間隙を通過する生ゴミの流
体の粘度と微細間隙の幅及び総間隙面積に応じて変化す
る。
【0017】即ち、内部に水分を含んだ生ゴミを密閉状
態で高圧力で加圧し、微細間隙を通過させる。このと
き、生ゴミの細胞が加圧によって崩れながら、微細間隙
を通過しつつ、通過する際の剪断流でより細かく粉砕さ
れる。このような微細間隙を通過する際の剪断流でより
細かく粉砕された生ゴミの微細化流動液は、一般の屎尿
と同様に、活性汚泥法等によって浄化されればよい。ま
た、微細間隙を通過せずに残った生ゴミ残渣はプレス前
の生ゴミの体積に比べて圧倒的に小さく減じられ、更に
含水率も圧倒的に低くなっている。このため、一般のゴ
ミと同様の焼却や埋め立て等の廃棄処分を行うに際し
て、臭気や運搬費用が軽減される。
【0018】具体的には、生ゴミの加圧面積が180c
2 に対して、微細間隙の幅が30ミクロン以上、50
0ミクロン以下、好ましくは50ミクロン以上、100
ミクロン以下であり、総間隙面積が1.5cm2 で、1
00kg/cm2 以上の加圧力があればよい。より好ま
しくは微細間隙の幅が50ミクロン以上、100ミクロ
ン以下であり、150kg/cm2 以上の加圧力があれ
ばよい。
【0019】このような生ゴミ処理方法を行う装置とし
ては、生ゴミを加圧する加圧手段と、加圧された生ゴミ
の一部が通過する際に自身の剪断流で微細化される微細
間隙とを備えたものであればよい。従って、具体的には
生ゴミが投入される圧力容器と、この投入された生ゴミ
を加圧する油圧ラム等の加圧手段と、加圧手段の対向す
る位置に設けられた微細間隙とを備える。加圧手段とし
ては、例えばスクリューコンベアによって連続的に生ゴ
ミを供給しつつ微細間隙方向に加圧するものであっても
よいが、生ゴミ残渣の排出を考慮して、例えば生ゴミを
圧力容器に投入した後に、油圧ラムによって微細間隙方
向に加圧し、生ゴミの微細化されて排出された後に残っ
た生ゴミ残渣を次の生ゴミの投入の前に加圧容器から廃
棄するバッチ式のものが好ましい。
【0020】また、圧力容器としては、底面部分に微細
間隙を形成して、上面部分から油圧ラムによって加圧す
るものが容易に考慮される。しかし、油圧ラムによる加
圧に耐えることができ、しかも底面部分に微細間隙を形
成するためには、強度の確保の面から、油圧ラムの加圧
に対する底面部分の充分な補強と微細間隙の変形を防ぐ
ための充分な補強とが必要となる。
【0021】更に、生ゴミの投入、加圧手段による微細
化生ゴミの排出、生ゴミ残渣の廃棄の各工程を連続して
行うために、生ゴミ残渣の加圧容器からの廃棄を考慮し
つつ、尚且、油圧ラムの加圧に対する充分な強度を確保
することのできる圧力容器の構造を有するより具体的な
生ゴミ処理装置では、生ゴミが投入される高圧容器外筒
と、前記高圧容器外筒の一端側を塞ぐように配され、第
1ラム退避位置と前記高圧容器外筒内部の予め定められ
た第1ラム加圧位置との間を移動する第1油圧ラムと、
前記高圧容器外筒の他端側の第2ラム退避位置と、高圧
容器外筒の他端を塞ぎながら第1ラム加圧位置近傍との
間を移動して前記生ゴミを加圧する第2油圧ラムと、前
記第1ラム加圧位置に移動した第1油圧ラムの全周に亙
って形成された、前記高圧容器外筒の側壁に貫通する微
細化生ゴミ排出孔に連通する微細間隙と、前記第1油圧
ラムが第1ラム退避位置に移動した際に前記第1油圧ラ
ムの加圧面上の生ゴミ残渣を前記高圧容器外筒外部に排
出する生ゴミ残渣排出手段とを備えたものである。
【0022】この生ゴミ処理装置は、第1油圧ラムが第
1ラム加圧位置に移動した際に高圧容器外筒内部に生ゴ
ミが投入され、第2油圧ラムが第1ラム加圧位置方向に
生ゴミを加圧しつつ移動されることにより、加圧された
生ゴミの一部が微細間隙を通過する際に生じる自身の剪
断流によって微細化されつつ、微細化生ゴミ排出孔から
排出される。また、第1油圧ラムが第1ラム退避位置に
移動した際に生ゴミ残渣排出手段によって残された生ゴ
ミ残渣が排出される。
【0023】この生ゴミ処理装置では、圧力容器外筒と
この一端を塞ぐ第1油圧ラムと他端を塞ぐ第2油圧ラム
とで生ゴミの加圧を行う。このため、底面部分に微細間
隙を形成して、上面部分から油圧ラムによって加圧する
ものに比べて、油圧ラムの加圧に対する補強も少なくな
る。
【0024】また、生ゴミの加圧は第1ラム加圧位置で
行い、生ゴミ残渣は第1ラム退避位置で行うために、生
ゴミの投入、加圧手段による微細化生ゴミの排出、生ゴ
ミ残渣の廃棄の各工程を連続して行うことができる。
【0025】この生ゴミ処理装置では、第1ラム加圧位
置に移動した第1油圧ラムの全周に亙って形成された、
高圧容器外筒の側壁に貫通する微細化生ゴミ排出孔に連
通する微細間隙が備わっている。これは微細間隙自体が
微細化生ゴミ排出孔として高圧容器外筒の側壁に形成さ
れているものも含む。しかし、高圧容器外筒の微細間隙
及び微細化生ゴミ排出孔には目詰まりの問題と油圧ラム
の加圧に対抗するための補強の問題と生じる。
【0026】そこで、好ましい生ゴミ処理装置では、前
記微細間隙が、前記第1油圧ラムの加圧面周縁の全周に
亙って連続的又は断続的に切除されたエッジ部分とこの
切除されたエッジ部分に対向する高圧容器外筒の内壁と
によって形成され、前記エッジ部分が、加圧面から離れ
るに従って連続的に縮径するテーパ状の薄刃オリフィス
形状に形成されているものである。
【0027】即ち、本発明の好ましい生ゴミ処理装置で
は、微細間隙構造としては、第1油圧ラムの加圧面周縁
の全周に亙って連続的又は断続的に切除されたエッジ部
分とこの切除されたエッジ部分に対向する高圧容器外筒
の内壁とによって形成されているため、第1油圧ラムの
移動により、目詰まりが生じ難くなる。また、微細間隙
と微細化生ゴミ排出孔とを別々にしているため、生ゴミ
の加圧力は微細間隙を介して微細化生ゴミ排出孔に達す
るため、微細化生ゴミ排出孔の補強は微細間隙自体が微
細化生ゴミ排出孔として高圧容器外筒の側壁に形成され
ているものに比べて軽減できる。
【0028】更に、エッジ部分が、加圧面から離れるに
従って連続的に縮径するテーパ状の薄刃オリフィス形状
に形成されているため、剪断効率が高まり、生ゴミの微
細化が効率よくできる。即ち、本発明の具体的な生ゴミ
処理装置では、微細間隙は第1油圧ラムの加圧面周縁の
全周に亙って連続的又は断続的に切除されたエッジ部分
とこの切除されたエッジ部分に対向する高圧容器外筒の
内壁とによって形成されている。この微細間隙の長さと
圧力損失とが比例する。従って、微細間隙の長さが長く
なると圧力損失が大きくなるため、第2油圧ラムの圧力
が効率よく作用しない。本発明の好ましい生ゴミ処理装
置では、エッジ部分が、加圧面から離れるに従って連続
的に縮径するテーパ状の薄刃オリフィス形状に形成され
ているため、微細間隙の長さが小さくなり、圧力損失を
少なくすることができ、微細化生ゴミの粘性にも影響し
難い構造となり、生ゴミの微細化が効率よくできる。
【0029】ところで、第1油圧ラムが第1ラム退避位
置に移動した際に前記第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ
残渣を前記高圧容器外筒外部に排出する生ゴミ残渣排出
手段としては、第1ラム退避位置を生ゴミ投入位置とし
て、第1油圧ラムの加圧面を高圧容器外筒縁まで引上げ
て生ゴミ残渣を掻き出してもよいが、第1油圧ラムのシ
リンダ部分が長くなる。
【0030】従って、好ましくは生ゴミ残渣排出手段
が、前記第1油圧ラムが第1ラム退避位置に移動した際
に前記第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ残渣を加圧方向
に直角な方向に押出すスクレーパーと、前記高圧容器外
筒に穿設され、前記スクレーパーに押出された生ゴミ残
渣が通過可能な生ゴミ残渣排出口とを備えたものであ
る。
【0031】
【実施例】図1は本発明の生ゴミ処理装置の一実施例の
構成を示す説明図であり、図2は図1の要部の構成を示
す説明図である。図に示す通り、基台(10)上に第1の油
圧シリンダ(11)が設けられている。この油圧シリンダ(1
1)のラム(第1油圧ラム)(12)は、図示しない油圧制御
手段で加圧された油を油圧シリンダ(11)内部に導出入す
ることにより、油圧シリンダ(11)の上部に設けられた円
筒容器(高圧容器外筒)(13)の一端を閉塞する第1ラム
加圧位置と、第1ラム退避位置との間を移動する。
【0032】円筒容器(13)の上部には、生ゴミ投入室(1
6)を介して第2の油圧シリンダ(14)が設けられている。
この油圧シリンダ(14)のラム(第2油圧ラム)(15)は図
示しない油圧制御手段により、生ゴミ投入室(16)の上位
位置である第2ラム退避位置と、第1ラム加圧位置近傍
との間を移動する。
【0033】第1油圧ラム(12)が第1ラム加圧位置にあ
り、第2油圧ラム(15)が第2ラム退避位置にある時に、
生ゴミ投入室(16)では、その投入室(16)の側方に配され
た生ゴミホッパ(17)内の生ゴミを下部のスクリューコン
ベア(18)の駆動により、円筒容器(13)の上端から投入す
る。円筒容器(13)内に所定量の生ゴミが投入された後
に、第2油圧ラム(15)が第1ラム加圧位置近傍まで下降
して生ゴミを加圧する。尚、円筒容器(13)の上端部分の
径は広がり、第2油圧ラム(15)の円筒容器(13)内部への
挿入を容易にしている。
【0034】図2に詳しく示す通り、円筒容器(13)の内
径よりも広い内径を有する第1油圧ラム(12)の加圧面
は、第1ラム加圧位置では円筒容器(13)の下端縁に当接
する。円筒容器(13)の全周に亙って断続的に形成された
下端部の切欠部と当接した加圧面とで微細間隙(19)が形
成される。この形成された微細間隙(19)は円筒容器(13)
の下端部を取巻いて形成された微細化生ゴミ排出室(20)
と連通し、この微細化生ゴミ排出室(20)は微細化生ゴミ
排出孔(21)から外部に排出される。また、第1油圧ラム
(12)の加圧面は、第1ラム退避位置では側方に形成され
た生ゴミ残渣排出口(22)の底辺と面一の位置となる。こ
の生ゴミ残渣排出口(22)の対向位置には、第1油圧ラム
の加圧面上の生ゴミ残渣を生ゴミ残渣排出口(22)に向っ
て押出すスクレーパー(23)とこのスクレーパー(23)を駆
動するスクレーパー駆動油圧シリンダ(24)とが設けられ
ている。
【0035】この生ゴミ処理装置は、第1油圧ラム(12)
が第1ラム加圧位置に移動した際に高圧容器外筒内部に
生ゴミが投入され、第2油圧ラム(15)が第1ラム加圧位
置方向に生ゴミを加圧しつつ移動されることにより、加
圧された生ゴミの一部が微細間隙(19)を通過する際に生
じる自身の剪断流によって微細化されつつ、微細化生ゴ
ミ排出孔(21)から排出される。また、第1油圧ラム(12)
が第1ラム退避位置に移動した際にスクレーパー(23)が
生ゴミ残渣を生ゴミ残渣排出口(22)に向って排出する。
【0036】この生ゴミ処理装置では、圧力容器外筒と
この一端を塞ぐ第1油圧ラムと他端を塞ぐ第2油圧ラム
とで生ゴミの加圧を行う。また、微細間隙は第1油圧ラ
ムの加圧面エッジ部分の全周に亙って連続的又は断続的
に形成された縮径部分とこの縮径部分に対向する高圧容
器外筒の内壁とによって形成される。このため、底面部
分に微細間隙を形成して、上面部分から油圧ラムによっ
て加圧するものに比べて、油圧ラムの加圧に対する補強
も少なくなる。また、生ゴミの加圧は第1ラム加圧位置
で行い、生ゴミ残渣は第1ラム退避位置で行うために、
生ゴミの投入、加圧手段による微細化生ゴミの排出、生
ゴミ残渣の廃棄の各工程を連続して行うことができる。
【0037】図3は本発明の生ゴミ処理装置の別の実施
例の要部構成を示す説明図である。図4は図3のスクレ
ーパー部分の平面図である。図3では、図1の円筒容器
(33)の下部構造の変更を示すものであり、円筒容器(33)
の上部構造等は図1と同等である。即ち、図3に示す別
の実施例では、第1油圧ラム(32)として、この第1油圧
ラム(32)の中央を支持するロッド(45)を備えた油圧シリ
ンダ(31)を備える。第1ラム加圧位置では第1油圧ラム
(32)の一部が円筒容器(33)の下端部分に挿入される。第
1油圧ラム(32)の加圧面の周縁には、全周に亙って断続
的に切除されたエッジ部分が形成されており、この切除
されたエッジ部分と円筒容器(33)の下端縁部とによって
微細間隙(39)が形成される。
【0038】また、第1油圧ラム(32)の加圧面は、第1
ラム退避位置では側方に形成された生ゴミ残渣排出口(4
2)の底辺と面一の位置となる。この生ゴミ残渣排出口(4
2)の対向位置には、第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ残
渣を生ゴミ残渣排出口(42)に向って押出すスクレーパー
(43)とこのスクレーパー(43)を駆動するスクレーパー駆
動油圧シリンダ(44)とが設けられている。図4に示す通
り、スクレーパー(43)の平面形状は第1油圧ラム(32)の
加圧面の平面形状の外形に一致する凹状に形成されてい
る。第1ラム加圧位置ではスクレーパー(43)が第1油圧
ラムの下部に侵入し、このスクレーパー(43)によって第
2油圧ラムの加圧に対抗する。
【0039】また、微細間隙(39)は円筒容器(33)の下端
部を取巻いて設けられた保護カバー部材(46)と第1油圧
ラム(32)の側壁とで形成された微細化生ゴミ排出室(40)
を介して外部に連通し、第2油圧ラムの加圧によって微
細間隙(39)を通過した微細化生ゴミは排出される。
【0040】前述の図1及び図2に示した装置では、第
1油圧ラム(12)が円筒容器(13)の下端に当接するため、
円筒容器(13)と第1油圧ラムの押圧面との強度の確保の
問題があった。また、大口径の第1油圧ラムを駆動する
大口径の油圧シリンダ(11)を基台(10)に設けるため、基
台(10)に不必要な負荷がかかる問題が検討された。更
に、円筒容器(13)の側壁に微細間隙(19)を穿設して設け
るために、駆動によって微細間隙が広がったり、変形し
たりする恐れがあった。
【0041】また、図3及び図4に示した装置では、第
2油圧ラムの加圧に対抗するために、加圧時にスクレー
パー(43)を第1油圧ラム(32)の下方に侵入させるように
構成したが、スクレーパー(43)と第1油圧ラム(32)との
負荷受圧面が不均等なため、第2油圧ラムの加圧によっ
て第1油圧ラム(32)が傾いで作動不良が発生する問題が
検討された。
【0042】そこで、更に改良を加えた生ゴミ処理装置
を検討した。図5は本発明の生ゴミ処理装置の更に別の
実施例の構成を示す説明図である。図に示す通り、基台
(50)上に第1の油圧シリンダ(51)が設けられている。こ
の油圧シリンダ(51)のロッド先端に設けられたラム(第
1油圧ラム)(52)は、生ゴミを加圧する第1ラム加圧位
置と、生ゴミ残渣を排出する第1ラム退避位置との間を
移動する。
【0043】円筒容器(高圧容器外筒)(53)の上部に
は、生ゴミ投入室(56)を介して第2の油圧シリンダ(54)
が設けられている。この油圧シリンダ(54)のロッド先端
に設けられたラム(第2油圧ラム)(55)は図示しない油
圧制御手段により、生ゴミ投入室(56)の上位位置である
第2ラム退避位置と、第1ラム加圧位置近傍との間を移
動する。
【0044】第1油圧ラム(52)が第1ラム加圧位置にあ
り、第2油圧ラム(55)が第2ラム退避位置にある時に、
生ゴミ投入室(56)では、その投入室(56)の側方に配され
た生ゴミホッパ(57)内の生ゴミを、上部の攪拌機(67)と
下部のスクリューコンベア(58)との駆動により、円筒容
器(53)の上端から投入する。円筒容器(53)内に所定量の
生ゴミが投入された後に、第2油圧ラム(55)が下降し、
円筒容器(53)の上端から挿入されて、第1ラム加圧位置
近傍まで下降して生ゴミを加圧する。
【0045】尚、図において、(68),(69),(70)は、各
々位置センサであり、最下部の位置センサ(第1ラム退
避位置センサ)(68)は第1油圧ラム(52)が第1ラム退避
位置に正確に位置することを検出するものであり、その
上の位置センサ(第1ラム加圧位置センサ)(69)は第1
油圧ラム(52)が第1ラム加圧位置に正確に位置すること
を検出するものである。また、最上部の位置センサ(第
2ラム退避位置センサ)(70)は第2油圧ラム(55)が第2
ラム退避位置に位置することを検出するものである。
【0046】図6は図5に示した第1油圧ラムの平面図
であり、図7は図5及び図6に示した第1油圧ラムの第
1ラム加圧位置での構成を示す説明図である。図6に示
す通り、第1油圧ラム(52)の加圧面の周縁には、図3及
び図4に示した装置と同様に、全周に亙って断続的に切
除されたエッジ部分が形成されており、この切除された
エッジ部分と円筒容器(53)の内壁とによって微細間隙(5
9)が形成される。尚、本実施例では切除されたエッジ部
分は全周に亙って断続的に形成されている例を示した
が、連続的に形成して、全周に亙る微細間隙としてもよ
い。
【0047】また、図7に示す通り、第1油圧ラム(52)
は、加圧面として円錐台形状の加圧片(71)がラム台座(7
2)に4本のボルト(73)によって固着されて構成されてい
る。即ち、この加圧片(71)はラム台座(72)に向って連続
的に縮径するテーパー状の薄刃オリフィス形状に形成さ
れているため、剪断効率が高まり、生ゴミの微細化が効
率よくできる。また、加圧片(71)がラム台座(72)に4本
のボルト(73)によって固着されているため、微細間隙(5
9)が加圧によって変形して好ましい間隙厚さが得られな
くなった場合には、この加圧片(71)を容易に交換するこ
とが可能である。尚、ボルト(73)の頭は、好ましくは加
圧片(71)の加圧面と面一になるように埋設される。
【0048】図7に示す通り、第1ラム加圧位置では縮
径部分と円筒容器(53)の内壁とによって形成された微細
間隙(59)は、第1油圧ラム(52)の加圧面位置の下の円筒
容器(53)壁を取巻いて溝切りされた微細化生ゴミ排出室
(60)に連通し、この微細化生ゴミ排出室(60)は穿設され
た微細化生ゴミ排出孔(61)から外部に排出される。
【0049】また、第1油圧ラム(52)の加圧面は、第1
ラム退避位置では側方に形成された生ゴミ残渣排出口(6
2)の底辺と面一の位置となる。この生ゴミ残渣排出口(6
2)の対向位置には、第1油圧ラム(52)の加圧面上に残っ
た生ゴミ残渣を生ゴミ残渣排出口(62)に向って押出すス
クレーパー(63)とこのスクレーパー(63)を駆動するスク
レーパー駆動油圧シリンダ(64)とが設けられている。
【0050】図8のa図〜h図は図5に示した生ゴミ処
理装置の要部の駆動動作を示す説明図である。本実施例
の生ゴミ処理装置の第1の駆動動作はa図に示す通り、
第1油圧ラム(52)が第1ラム退避位置にあり、第2油圧
ラム(55)が第2ラム退避位置にあり、スクレーパー(63)
が円筒容器(53)の外部にある。次に第2の駆動動作はb
図に示す通り、第1油圧ラム(52)が第1ラム加圧位置に
移動する。このとき、第1油圧ラムの加圧面のエッジ部
分によって形成される微細間隙は微細化生ゴミ排出室(6
0)に連通する。
【0051】第3の駆動動作はc図に示す通り、生ゴミ
投入室(56)を介して円筒容器(53)内に生ゴミ(80)が投入
される。第4の駆動動作はd図に示す通り、所定量の生
ゴミ(80)が円筒容器(53)に投入された後に、第2油圧ラ
ム(55)を下降させて円筒容器(53)内の生ゴミ(80)を加圧
する。
【0052】第5の駆動動作のe図に示す通り、第2油
圧ラム(55)の加圧によって生ゴミ(80)は薄刃オリフィス
状の微細間隙を通過する際に生じる剪断流によって微細
化される。微細化された生ゴミ流動物は微細間隙に連通
した微細化生ゴミ排出室(60)を通って、微細化生ゴミ排
出孔(61)から外部に排出される。
【0053】第6の駆動動作はf図に示す通り、第2油
圧ラム(55)の加圧面が第1ラム加圧位置近傍まで達した
後に、第1油圧ラム(52)と第2油圧ラム(55)とが共に下
降して第1油圧ラムの加圧面が生ゴミ残渣排出口(62)の
底辺と面一の位置である第1ラム退避位置で止まる。こ
のとき、第2油圧ラム(55)の停止位置は、少なくとも側
方のスクレーパー(63)の挿入が可能なように、第1油圧
ラム(52)と第2油圧ラムとの加圧面の距離をとって定め
られる。
【0054】尚、第6の駆動動作のきっかけとしては、
第2油圧ラム(55)が予め定められた位置に達したことに
よってもよいが、装置の破壊を防止する安全対策を考慮
して、第2油圧ラム(55)の加圧に対抗する圧力の限界値
を定め、この限界値に達したことによってもよい。
【0055】第7の駆動動作はg図に示す通り、第1油
圧ラム(52)と第2油圧ラム(55)との加圧面間に残ってい
る生ゴミ残渣をスクレーパー(63)を生ゴミ残渣排出口(6
2)方向に押出すことによって掻き出す。尚、第5及び第
6の駆動動作によってスクレーパー(63)の厚さ以上の状
態で第7の駆動動作に移った場合には、スクレーパー(6
3)の駆動を数回行う。このとき、第1油圧ラム(52)と第
2油圧ラム(55)との加圧面間の距離を徐々に近くして、
最終的にスクレーパー(63)の厚さにすればよい。
【0056】第8の駆動動作はh図に示す通り、生ゴミ
残渣の掻き出しが終了した後に、第2油圧ラム(55)を上
昇させ、スクレーパー(63)を円筒容器(53)外部の退避位
置に戻して、a図の第1の駆動動作の状態にする。
【0057】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり、単に生ゴ
ミの嵩を減じるのではなく、生ゴミ自体をホモジネート
処理によって細かく微細化する生ゴミ処理方法及び生ゴ
ミ処理装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理装置の一実施例の構成を示
す説明図である。
【図2】図1の要部の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の生ゴミ処理装置の別の実施例の要部構
成を示す説明図である。
【図4】図3のスクレーパー部分の平面図である。
【図5】本発明の生ゴミ処理装置の更に別の実施例の構
成を示す説明図である。
【図6】図5に示した第1油圧ラムの平面図である。
【図7】図5及び図6に示した第1油圧ラムの第1ラム
加圧位置での構成を示す説明図である。
【図8】図5に示した生ゴミ処理装置の要部の駆動動作
を示す説明図である。
【符号の説明】
(10) (50)…基台、 (11) (51)…第1の油圧シリンダ、 (12)(32)(52)…第1油圧ラム、 (13)(33)(53)…円筒容器(高圧容器外筒)、 (14) (54)…第2の油圧シリンダ、 (15) (55)…第2油圧ラム、 (16) (56)…生ゴミ投入室、 (17) (57)…生ゴミホッパ、 (18) (58)…スクリューコンベア、 (19)(39)(59)…微細間隙、 (20) (60)…微細化生ゴミ排出室、 (21) (61)…微細化生ゴミ排出孔、 (22)(42)(62)…生ゴミ残渣排出口、 (23)(43)(63)…スクレーパー、 (24)(44)(64)…スクレーパー駆動油圧シリンダ、 (45) …ロッド、 (46) …保護カバー部材、 (67)…攪拌機、 (68)…位置センサ(第1ラム退避位置センサ)、 (69)…位置センサ(第1ラム加圧位置センサ)、 (70)…位置センサ(第2ラム退避位置センサ)、 (71)…加圧片、 (72)…ラム台座、 (73)…ボルト、 (80)…生ゴミ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生ゴミを加圧して処理する生ゴミプレス
    処理において、 加圧された生ゴミが微細間隙を通過する際に生じる剪断
    流によって生ゴミを微細化することを特徴とする生ゴミ
    処理方法。
  2. 【請求項2】 生ゴミを加圧する加圧手段と、 加圧された生ゴミの一部が通過する際に自身の剪断流で
    微細化される微細間隙とを備えたことを特徴とする生ゴ
    ミ処理装置。
  3. 【請求項3】 生ゴミが投入される高圧容器外筒と、 前記高圧容器外筒の一端側を塞ぐように配され、第1ラ
    ム退避位置と前記高圧容器外筒内部の予め定められた第
    1ラム加圧位置との間を移動する第1油圧ラムと、 前記高圧容器外筒の他端側の第2ラム退避位置と、高圧
    容器外筒の他端を塞ぎながら第1ラム加圧位置近傍との
    間を移動して前記生ゴミを加圧する第2油圧ラムと、 前記第1ラム加圧位置に移動した第1油圧ラムの全周に
    亙って形成された、前記高圧容器外筒の側壁に貫通する
    微細化生ゴミ排出孔に連通する微細間隙と、 前記第1油圧ラムが第1ラム退避位置に移動した際に前
    記第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ残渣を前記高圧容器
    外筒外部に排出する生ゴミ残渣排出手段とを備えたこと
    を特徴とする生ゴミ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された生ゴミ処理装置に
    おいて、 前記微細間隙が、前記第1油圧ラムの加圧面周縁の全周
    に亙って連続的又は断続的に切除されたエッジ部分とこ
    の切除されたエッジ部分に対向する高圧容器外筒の内壁
    とによって形成され、 前記エッジ部分が、加圧面から離れるに従って連続的に
    縮径するテーパ状の薄刃オリフィス形状に形成されてい
    ることを特徴とする生ゴミ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載された生ゴミ処理装置に
    おいて、 前記生ゴミ残渣排出手段が、 前記第1油圧ラムが第1ラム退避位置に移動した際に前
    記第1油圧ラムの加圧面上の生ゴミ残渣を加圧方向に直
    角な方向に押出すスクレーパーと、 前記高圧容器外筒に穿設された、前記スクレーパーに押
    出された生ゴミ残渣が通過可能な生ゴミ残渣排出口とを
    備えたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
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