JPH10155422A - 製茶加工中の茶葉のサンプリング装置 - Google Patents
製茶加工中の茶葉のサンプリング装置Info
- Publication number
- JPH10155422A JPH10155422A JP33757596A JP33757596A JPH10155422A JP H10155422 A JPH10155422 A JP H10155422A JP 33757596 A JP33757596 A JP 33757596A JP 33757596 A JP33757596 A JP 33757596A JP H10155422 A JPH10155422 A JP H10155422A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tea
- disk
- drying chamber
- tea leaves
- manufacturing work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製茶加工中の茶葉を連続的にサンプリングす
ることを目的としている。 【解決手段】 製茶揉乾室の側壁に水平方向に回転する
円盤を設けて、円盤の一部を揉乾室内に張り出させる。 【効果】 サンプリングが連続的に平均して取れるの
で、水分、温度等の測定が正確になる。又、装置がトラ
ブルの少ない安価なものとなる。
ることを目的としている。 【解決手段】 製茶揉乾室の側壁に水平方向に回転する
円盤を設けて、円盤の一部を揉乾室内に張り出させる。 【効果】 サンプリングが連続的に平均して取れるの
で、水分、温度等の測定が正確になる。又、装置がトラ
ブルの少ない安価なものとなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、製茶加工中の茶
葉の水分、温度等の状態を知る為に、自動的に茶葉のサ
ンプルを取り出す装置に関するものである。
葉の水分、温度等の状態を知る為に、自動的に茶葉のサ
ンプルを取り出す装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】製茶加工中の茶葉のサンプリング装置と
しては、特開平２−３８９４２で振動コンベヤを用いる
方法、特開平１−２２５４４２でスクリューコンベヤを
用いる方法、特開昭６２−２８７１４３でベルトコンベ
ヤを用いる方法、特開平１−２４０１４４でエアーシリ
ンダーを用いる方法等、種々の方法が実施されている。
しては、特開平２−３８９４２で振動コンベヤを用いる
方法、特開平１−２２５４４２でスクリューコンベヤを
用いる方法、特開昭６２−２８７１４３でベルトコンベ
ヤを用いる方法、特開平１−２４０１４４でエアーシリ
ンダーを用いる方法等、種々の方法が実施されている。
【０００３】
【発明が解決しようとしている課題】前述の方法のう
ち、振動コンベヤを用いる方法は、加工中の茶葉が多量
の水分を含み、ベタベタしているのでコンベヤに付着し
てしまって、平均に送ることが困難であり、サンプル量
にムラが生じやすい。ベルトコンベヤを用いる方法は、
ベルトの裏面にサンプルが付着し、故障を起こしやす
い。スクリューコンベヤを用いる方法はスクリューコン
ベヤにサンプルが付着して移送出来なくなってしまうこ
とがある。エアーシリンダーを用いる方法は、サンプル
の採取が連続でなく断続であり、エアー源を必要とす
る。更に上記の各方法は何れも装置が複雑で高価にな
る。この発明では、連続的にサンプルの採取ができ、シ
ンプルで確実な装置を提供することを目的としている。
ち、振動コンベヤを用いる方法は、加工中の茶葉が多量
の水分を含み、ベタベタしているのでコンベヤに付着し
てしまって、平均に送ることが困難であり、サンプル量
にムラが生じやすい。ベルトコンベヤを用いる方法は、
ベルトの裏面にサンプルが付着し、故障を起こしやす
い。スクリューコンベヤを用いる方法はスクリューコン
ベヤにサンプルが付着して移送出来なくなってしまうこ
とがある。エアーシリンダーを用いる方法は、サンプル
の採取が連続でなく断続であり、エアー源を必要とす
る。更に上記の各方法は何れも装置が複雑で高価にな
る。この発明では、連続的にサンプルの採取ができ、シ
ンプルで確実な装置を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決する為の手段】この発明では、製茶加工処
理を行う製茶機の揉乾室の側壁にサンプル採取用の孔を
開け、この部分に水平方向に回転する円盤を設け、この
円盤の一部を揉乾室内部に突出させ、揉乾室の側壁を境
として、円盤が内部から外部へ、そして、外部から内部
へと循環するように回転させるという手段を用いた。
理を行う製茶機の揉乾室の側壁にサンプル採取用の孔を
開け、この部分に水平方向に回転する円盤を設け、この
円盤の一部を揉乾室内部に突出させ、揉乾室の側壁を境
として、円盤が内部から外部へ、そして、外部から内部
へと循環するように回転させるという手段を用いた。
【０００５】
【発明の実施の形態】円盤の揉乾室内へ突出した部分に
は、製茶加工処理中の茶葉の一部が落下してきて、円盤
上に堆積する。円盤の回転によって、円盤上の茶葉を揉
乾室の外へ運び出して、サンプリング操作を行う。その
まま回転を続けると、円盤上の茶葉は再び、揉乾室内へ
運び込まれることになる。揉乾室の外から内へ戻る部分
にかき落し板が設けてあり、揉乾室内へ戻ってきた茶葉
を円盤上から揉乾室内へかき落す作用をする。
は、製茶加工処理中の茶葉の一部が落下してきて、円盤
上に堆積する。円盤の回転によって、円盤上の茶葉を揉
乾室の外へ運び出して、サンプリング操作を行う。その
まま回転を続けると、円盤上の茶葉は再び、揉乾室内へ
運び込まれることになる。揉乾室の外から内へ戻る部分
にかき落し板が設けてあり、揉乾室内へ戻ってきた茶葉
を円盤上から揉乾室内へかき落す作用をする。
【０００６】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示す平面図、図２
は側面図である。１は製茶機の揉乾室側壁である。２は
揉乾室内部、３は外部である。水平方向に回転する円盤
４が、揉乾室の側壁１に設けてある。円盤４は円柱１２
と一体になっており、モーター軸１３に連結していて、
円盤４はモーター５によって、矢印の方向にゆっくりと
回転する。揉乾室側壁１の一部は開口部となっており、
円盤４の一端は揉乾室の内部２にさし込まれている。揉
乾室内の茶葉６は揉乾室内部２に設けた攪拌手（図面に
記載せず）によってすくい上げられ、上方から散布さ
れ、落下を繰り返している。
は側面図である。１は製茶機の揉乾室側壁である。２は
揉乾室内部、３は外部である。水平方向に回転する円盤
４が、揉乾室の側壁１に設けてある。円盤４は円柱１２
と一体になっており、モーター軸１３に連結していて、
円盤４はモーター５によって、矢印の方向にゆっくりと
回転する。揉乾室側壁１の一部は開口部となっており、
円盤４の一端は揉乾室の内部２にさし込まれている。揉
乾室内の茶葉６は揉乾室内部２に設けた攪拌手（図面に
記載せず）によってすくい上げられ、上方から散布さ
れ、落下を繰り返している。
【０００７】落下する茶葉６の一部は揉乾室内部２にさ
し込まれている円盤４上に堆積する。円盤４上に乗った
茶葉は、円盤４の回転に従ってゆっくりと揉乾室側壁１
の外へ運び出され、円盤４を一回転して再び側壁１の内
へ運び込まれる。円盤４が側壁１内へ戻る部分には、か
き落し板７が設けてあり、円盤４上へ堆積した茶葉をか
き落し、揉乾室内部２へ戻す役割をしている。８は水分
センサー又は、温度センサーであって、円盤４に乗って
廻ってくる加工中の茶葉のサンプル９の水分、温度を測
定する。
し込まれている円盤４上に堆積する。円盤４上に乗った
茶葉は、円盤４の回転に従ってゆっくりと揉乾室側壁１
の外へ運び出され、円盤４を一回転して再び側壁１の内
へ運び込まれる。円盤４が側壁１内へ戻る部分には、か
き落し板７が設けてあり、円盤４上へ堆積した茶葉をか
き落し、揉乾室内部２へ戻す役割をしている。８は水分
センサー又は、温度センサーであって、円盤４に乗って
廻ってくる加工中の茶葉のサンプル９の水分、温度を測
定する。
【０００８】
【発明の効果】円盤をゆっくりと水平に回転させるとい
う単純な構造なので、安価であり、トラブルも少ない。
かき落し板で常に円盤の表面をかき落しているので、茶
葉が付着することもない。円盤上に落下して乗った茶葉
をゆっくりと確実に運ぶことが出来、加工中の茶葉のサ
ンプルを連続的に採取出来るので、水分センサー、温度
センサーによる測定が正確になり、複雑な製茶加工の自
動化に大きな効果を発揮する。
う単純な構造なので、安価であり、トラブルも少ない。
かき落し板で常に円盤の表面をかき落しているので、茶
葉が付着することもない。円盤上に落下して乗った茶葉
をゆっくりと確実に運ぶことが出来、加工中の茶葉のサ
ンプルを連続的に採取出来るので、水分センサー、温度
センサーによる測定が正確になり、複雑な製茶加工の自
動化に大きな効果を発揮する。
【図１】この発明の実施例を示す平面図。
【図２】この発明の実施例を示す側面図。
１ 揉乾室側壁 ２ 揉乾室内部 ３ 揉乾室外部 ４ 円盤 ５ モーター ６ 茶葉 ７ かき落し板 ８ センサー（水分センサー又は、温度センサー） ９ 茶葉のサンプル １０ サポート １１ 近赤外線又はマイクロ波 １２ 円柱 １３ モーター軸
Claims (1)
- 【請求項１】 製茶機の製茶揉乾室外壁に水平方向に回
転する円盤を設け、円盤の一部を揉乾室内に張り出した
ことを特徴とした製茶加工中の茶葉のサンプリング装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33757596A JPH10155422A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 製茶加工中の茶葉のサンプリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33757596A JPH10155422A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 製茶加工中の茶葉のサンプリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10155422A true JPH10155422A (ja) | 1998-06-16 |
Family
ID=18309946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33757596A Pending JPH10155422A (ja) | 1996-12-02 | 1996-12-02 | 製茶加工中の茶葉のサンプリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10155422A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105890307A (zh) * | 2014-12-27 | 2016-08-24 | 江西南洋电子科技有限公司 | 一种干燥机 |
| CN110419598A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-11-08 | 安徽恨水茶业有限公司 | 一种可提高茶叶质量的茶叶加工设备 |
| CN115349562A (zh) * | 2022-08-18 | 2022-11-18 | 张礼雄 | 一种白茶存储单元、存储屋、存储方法 |
-
1996
- 1996-12-02 JP JP33757596A patent/JPH10155422A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105890307A (zh) * | 2014-12-27 | 2016-08-24 | 江西南洋电子科技有限公司 | 一种干燥机 |
| CN105890307B (zh) * | 2014-12-27 | 2018-11-13 | 江西南洋电子科技有限公司 | 一种干燥机 |
| CN110419598A (zh) * | 2019-08-01 | 2019-11-08 | 安徽恨水茶业有限公司 | 一种可提高茶叶质量的茶叶加工设备 |
| CN115349562A (zh) * | 2022-08-18 | 2022-11-18 | 张礼雄 | 一种白茶存储单元、存储屋、存储方法 |
| CN115349562B (zh) * | 2022-08-18 | 2024-01-23 | 张礼雄 | 一种白茶存储单元、存储屋、存储方法 |
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