JPH10155237A - 電源制御方式 - Google Patents

電源制御方式

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Publication number
JPH10155237A
JPH10155237A JP8310714A JP31071496A JPH10155237A JP H10155237 A JPH10155237 A JP H10155237A JP 8310714 A JP8310714 A JP 8310714A JP 31071496 A JP31071496 A JP 31071496A JP H10155237 A JPH10155237 A JP H10155237A
Authority
JP
Japan
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input voltage
power supply
power
devices
turned
Prior art date
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Pending
Application number
JP8310714A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Kugimiya
伸太郎 釘宮
Toshihiko Endo
俊彦 遠藤
Fusao Otsuka
房夫 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
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Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夫々が電源を備えた複数の機器からなる装置
において、瞬時的な停電が生じても、主電源に大きな突
入電流が発生しないようにする。 【解決手段】 主電源1は各機器4,4’,4”,……
に入力電圧Aを供給するが、入力電圧検出手段2が入力
電圧Aの供給開始を検出すると、時分割制御手段3が機
器4,4’,4”,……の電源ON/OFF手段5を所定の時
間間隔で順番にONし、夫々の電源6に同時に入力電圧A
が供給されないようにする。そして、時分割制御手段3
は、入力電圧Aが遮断されると、機器4,4’,4”,
……の電源ON/OFF手段5を同時に OFFする。従って、瞬
時の停電が発生した場合には、一旦全ての機器4,
4’,4”,……の電源ON/OFF手段5が OFFし、再度入
力電圧Aが供給され始めると、これら電源ON/OFF手段5
が順番に所定時間間隔でONすることになり、主電源1に
大きな突入電流は発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器が備えた電源
の制御方式に係り、特に、複数の機器からなる装置やシ
ステムにおいて、これら複数の機器の夫々の電源に入力
電圧を供給するための制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電光掲示板など複数の機器、即
ち、表示器を組み合わせて1つの表示画面を構成する表
示装置あるいは表示システムおいては、一般に、その設
置環境や用途などの違いによる多様な画面サイズに対応
させるために、表示器としてLEDやCRT,蛍光放電
管などの発光素子が用いられ、また、かかる表示器を駆
動するための駆動回路系が設けられる。
【0003】このような表示装置や表示システムにおけ
る電源供給方式は大きく2種類に分けられ、その1つは
表示器毎に電源を設け、主電源(1次電源)から夫々の
表示器の電源に電流を分配供給する、所謂分散電源方式
と呼ばれるものであり、他の1つは表示装置や表示シス
テムに1つの直流出力電源を設け、これから各表示器に
直流電圧を供給するものがある。しかしながら、いずれ
の方式にしても、上記主電源や直流出力電源の電源容量
は大きくなり、電源ON時のこの主電源や直流出力電源へ
の突入電流を回避もしくは軽減することが重要である。
【0004】かかる突入電流を回避もしくは軽減する方
式として、例えば、特開昭64ー23289号公報に開
示される電源制御方式が知られている。これは、表示器
毎に電源を内蔵する場合、外部制御部より電源ONの指令
を受信すると、各表示器の電源を所定の順序で順番にON
させていく方法であり、これにより、これら複数の表示
器の電源が同時にONすることがないから、主電源の突入
電流を低減できるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、各表示器の電源毎にON/OFFスイッチが設けられ
ており、このON/OFFスイッチをONすることにより、そこ
での電源がONするものであり、しかも、このON/OFFスイ
ッチのON,OFF動作は、上記のように、外部からの指令
によって行なわれるものである。このため、一旦このON
/OFFスイッチがONすると、次に OFFの指令が外部から供
給されない限り、ON/OFFスイッチはONに保持され、従っ
て、電源もON状態に保持される。
【0006】そこで、いま、ON/OFFスイッチがONしてい
て各表示器の電源がONしている状態において、瞬時の停
電があった場合、この停電によって表示器の各電源には
入力が供給されなくなるが、この停電が終わると、各表
示器のON/OFFスイッチはON状態に保持されているので、
各表示器の電源に同時に入力があり、このため、主電源
に大きな突入電流が発生することになる。使用する表示
器の個数が多ければ多い程この突入電流は大きくなり、
これによって主電源が影響を受けて損傷を受けるような
事態となる恐れもある。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、停
電などの予期しない事態が生じても、主電源での突入電
流の発生を効果的に抑圧できるようにした電源制御方式
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、入力電圧の有無を検出する入力電圧検出
手段と、該入力電圧検出手段の検出結果に応じて動作す
る時分割制御手段とを設けるとともに、該各機器毎に電
源ON/OFF手段を設け、該時分割制御手段は、該入力電圧
検出手段で規定以上の入力電圧を検出すると、該各機器
の該電源ON/OFF手段を所定の時間間隔でONとし、該電源
に該入力電圧を供給させる。
【0009】これにより、入力電圧が供給開始したとき
には、必ず時分割制御手段が各機器の電源を順番にONし
ていくから、これら機器に入力を分配する主電源(一次
電源)に発生する突入電流が大幅に低減される。
【0010】また、本発明は、入力電圧検出手段が入力
電圧の遮断を検出するとともに、時分割制御手段が各機
器の電源ON/OFF手段をほぼ同時にOFFにする。
【0011】これにより、瞬時の停電が発生したときに
は、全ての機器の電源ON/OFF手段がOFF するから、この
停電が終わっても全ての機器の電源に同時に入力電圧が
供給されることがない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図1は本発明による電源制御方式の一実
施形態を示すブロック図であり、1は主電源(一次電
源)、2は入力電圧検出手段、3は時分割制御手段、
4,4’,4”,……は表示器などの機器、5は電源ON
/OFF手段、6は電源である。
【0013】同図において、主電源1は、例えば、三相
交流などの商用交流を所定の交流電圧や直流電圧に変換
し、入力電圧Aとして各機器4,4’,4”,……に分
配供給する。これら機器4,4’,4”,……は、例え
ば、電光掲示板などの大型の画面を形成する表示器など
であって、電源部については、ほぼ同じ構成をなしてい
る。そこで、機器4について説明すると、その電源部は
スイッチ手段などからなる電源ON/OFF手段5と電源6と
を有しており、主電源1からの入力電圧Aは、この電源
ON/OFF手段5を介して電源6に供給され、電源6は交流
あるいは直流の入力電圧Aを所定の交流電圧あるいは直
流電圧に変換して出力電圧B1,B2として出力する。
【0014】一方、例えば、機器4に供給される入力電
圧Aは入力電圧検出手段2にも供給される。この入力電
圧検出手段2は、入力電圧Aが供給開始されるときに
は、この入力電圧Aが所定のレベル以上となると、入力
有りを示す“H”(高レベル)の検出信号Cを出力し、
また、入力電圧Aが遮断してそのレベルがこの所定レベ
ルよりも低くなると、入力無しを示す“L”(低レベ
ル)の検出信号Cを出力する。
【0015】時分割制御手段3は、例えば、マイコンか
らなり、入力電圧検出手段2からの検出信号Cのレベル
に応じて機器4,4’,4”,……の電源ON/OFF手段5
を制御する。ここで、各機器4,4’,4”,……には
夫々に固有の認識番号が設定されており、時分割制御手
段3は、入力電圧検出手段2からの検出信号Cが“H”
となって入力有りと判断された場合には、これら認識番
号を指定することにより、機器4,4’,4”,……の
電源ON/OFF手段5を所定の時間間隔でONする時分割制御
信号Dを発生する。これにより、主電源1が各機器4,
4’,4”,……に入力電圧Aを供給し始めると、時分
割制御手段3の制御により、これら機器4,4’,
4”,……の電源6が上記所定の時間間隔で順番に入力
電圧Aが供給開始されることになる。
【0016】ここで、上記の所定時間間隔は、充分に短
かい時間であるが、主電源1からみて機器4,4’,
4”,……の電源6が同時にONしたとはみられない程度
の時間に設定される。従って、主電源1が投入されて入
力電圧Aの供給開始時には、主電源1に大きな突入電流
が発生することがない。
【0017】また、時分割制御手段3は、入力電圧検出
手段2からの検出信号Cが“L”となり、入力電圧Aの
供給が停止したときには、各機器4,4’,4”,……
の電源ON/OFF手段5をほぼ同時に OFFにする。
【0018】そこで、瞬時的な停電があると、この停電
によって時分割制御手段3は全ての機器4,4’,4”
の電源ON/OFF手段5を OFFにするから、この停電が終わ
って再び入力電圧Aが供給されても、そのときには、全
ての機器4,4’,4”の電源ON/OFF手段5が OFFして
いてこの入力電圧Aは機器4,4’,4”の電源6に供
給されることがなく、その後、時分割制御手段3の制御
により、これら機器4,4’,4”の電源ON/OFF手段5
が上記所定の時間間隔で順番にONしていく。従って、瞬
時の停電が発生しても、主電源1への突入電流が分散化
されて、大きな突入電流が発生することがない。
【0019】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるもので
はない。例えば、上記実施形態では、電源ON/OFF手段5
が電源6とは別体に設けられたものとしたが、この電源
ON/OFF手段5を電源6に内蔵する構成としてもよい。
【0020】また、機器4,4’,4”,……を複数個
毎にブロック化し、夫々のブロックに1つずつ電源ON/O
FF手段5を設け、このブロック毎に順番に所定の時間間
隔で電源ON/OFF手段5がONするようにしてもよい。この
場合には、同じブロックに属する機器の電源6に同時に
入力電圧Aが供給され、これにより、主電源1に突入電
流が発生するが、この突入電流が問題にならない程度の
大きさとなるように、1ブロックでの機器の個数を決め
ればよい。このように構成することにより、電源ON/OFF
手段5の使用個数を少なくすることができ、構成の簡略
化とコスト低減を図ることができる。
【0021】さらに、上記実施形態は電光掲示板を例と
して挙げたが、例えば、マルチスクリーンディスプレイ
装置やその他電源を複数用いる装置やシステムに本発明
を適用することができることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源投入時の突入電流を低減でき、また、正常動作中の
瞬時停電に対しても、突入電流を確実に低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源制御方式の一実施形態を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 主電源(一次電源) 2 入力電圧検出手段 3 時分割制御手段 4,4’,4”,…… 機器 5 電源ON/OFF手段 6 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 房夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 夫々が電源を備えた複数の機器からなる
    装置やシステムにおいて、 入力電圧の有無を検出する入力電圧検出手段と、 該入力電圧検出手段の検出結果に応じて動作する時分割
    制御手段とを設けるとともに、該各機器毎もしくは複数
    の機器からなる機器群毎に電源ON/OFF手段を設け、 該時分割制御手段は、該入力電圧検出手段で規定以上の
    入力電圧を検出すると、該各機器もしくは該機器群の該
    電源ON/OFF手段を所定の時間間隔でONとし、該各機器の
    電源に該入力電圧を供給させることを特徴とする電源制
    御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記機器もしくは前記機器群に、夫々互いに異なる認識
    番号が付されており、 前記時分割制御手段は、該認識番号を順に前記所定時間
    間隔で指定することにより、前記各機器もしくは前記機
    器群の前記電源ON/OFF手段を所定の時間間隔で動作開始
    させることを特徴とする電源制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記入力電圧検出手段が前記入力電圧の遮断を検出する
    とともに、前記時分割制御手段が前記各機器もしくは前
    記機器群の電源ON/OFF手段をほぼ同時にOFFにすること
    を特徴とする電源制御方式。
JP8310714A 1996-11-21 1996-11-21 電源制御方式 Pending JPH10155237A (ja)

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JP8310714A JPH10155237A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 電源制御方式

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JP8310714A JPH10155237A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 電源制御方式

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JPH10155237A true JPH10155237A (ja) 1998-06-09

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ID=18008599

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JP8310714A Pending JPH10155237A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 電源制御方式

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167019A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Fujitsu Ltd 電源システム、及び、電源制御回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011167019A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Fujitsu Ltd 電源システム、及び、電源制御回路

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