JPH10155148A - 映像情報符号化/復号化装置および方法 - Google Patents
映像情報符号化/復号化装置および方法Info
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- JPH10155148A JPH10155148A JP32372497A JP32372497A JPH10155148A JP H10155148 A JPH10155148 A JP H10155148A JP 32372497 A JP32372497 A JP 32372497A JP 32372497 A JP32372497 A JP 32372497A JP H10155148 A JPH10155148 A JP H10155148A
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- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像入力装置を通じて入力される映像を任意
の形状情報を有する各々の対象物映像と背景映像に分離
して符号化・復号化する装置および方法を得る。 【解決手段】 映像入力装置を通じて入力される動画像
または停止映像を任意の形状情報を有する対象物映像と
背景映像に分離して符号化する際、対象物映像と背景映
像を共に含む境界ブロックが入力されれば、物体ブロッ
ク合併技術を適用して物体ブロックの数を減少させ、物
体ブロックの個数および配列特性と発生頻度に従って各
々異なるように作成された多数個の可変長符号化テ−ブ
ル中の該当可変長符号化テ−ブルを合併された物体ブロ
ックに適用して符号化する。符号化された映像信号を復
号化する際は、符号化時に適用した可変長符号化テ−ブ
ルに対応する可変長復号化テ−ブルを適用して復号化す
ることにより、情報量を減少させ符号化(復号化)して
圧縮符号化効率及び伝送効率が向上する。
の形状情報を有する各々の対象物映像と背景映像に分離
して符号化・復号化する装置および方法を得る。 【解決手段】 映像入力装置を通じて入力される動画像
または停止映像を任意の形状情報を有する対象物映像と
背景映像に分離して符号化する際、対象物映像と背景映
像を共に含む境界ブロックが入力されれば、物体ブロッ
ク合併技術を適用して物体ブロックの数を減少させ、物
体ブロックの個数および配列特性と発生頻度に従って各
々異なるように作成された多数個の可変長符号化テ−ブ
ル中の該当可変長符号化テ−ブルを合併された物体ブロ
ックに適用して符号化する。符号化された映像信号を復
号化する際は、符号化時に適用した可変長符号化テ−ブ
ルに対応する可変長復号化テ−ブルを適用して復号化す
ることにより、情報量を減少させ符号化(復号化)して
圧縮符号化効率及び伝送効率が向上する。
Description
【発明の属する技術分野およびその分野の従来技術】本
発明は映像入力装置を通じて入力される映像を任意の模
様情報(SHAPEINFORMATION)を有す
る、各々の対象物映像と背景映像にて分離して符号化お
よび復号化する装置および方法に関するもので、特に、
対象物映像の境界を成す多数個のブロックを合併して映
像情報を符号化する場合、合併に因って変化された各ブ
ロックの特性に基づいて可変長符号化を遂行した後、復
号化時前記符号化情報に基づいて復号化することによ
り、符号化(または復号化)効率および伝送効率を向上
させるためのものである。周知され得るように、最近の
映像処理技術は、入力される つのフレーム(FRAM
E)分の映像を全体的に圧縮符号化する方法から脱皮し
て、これを任意の模様情報を有する所定の単位ブロック
にて区分した後、その各々に対し圧縮符号化して伝送す
る方向に流れている。即ち、停止映像の場合には入力さ
れる映像を各々の対象物映像と背景映像にて分離して伝
送し、同映像の場合には対象物映像の変化の可否を伝送
することにより、自然映像、または人口映像等を対象物
映像の単位にして自由自在に合成乃至は分解することが
できるように成すのは勿論、圧縮符号化効率および伝送
効率を向上させることができるもので、このためにIS
O(INTERANTIONAL ORGANIZAT
ION FOR STANARDI−ZATION:国
際標準化機構:以下IOSと称する)。ITU−T(I
NTERNATIONAL TELE−COMMUNI
CATION UNIONTELE COMMUNIC
ATION STANARDIZATION SECT
OR:国際電気通信連合電気通信標準化部門:以下IT
U−Tと称する)等の国際機構においては模様情報を有
する単位ブロックを基盤とした国際標準案を準備してい
る。例えば、ISO/IEC傘下のWG11においては
同映像圧縮標準化作業であるMOEG(MOVING
PICTURE EXPERTS GROUP:メディ
ア統合系同映像圧縮の国際標準:以下MPEGと称す
る)−4を進行しているし、WG1においては停止映像
圧縮標準化作業であるJPEG(JOINTPHOTO
GRAPHIC CODING EXPERTS GR
OUP:カラ停止映像圧縮の国際標準:以下JPEGと
称する)2000を進行している。更に、ITU−Tに
おいてはH.263+,H.320,H331等を進行
している。以下、模様情報との概念に基づいて標準化作
業を進行しているMPEG−4,JPEG−2000,
H.263+,H.320,H331MPWG−4に対
して説明すれば次のようである。 MPEG 4は、任
意の模様情報を有する単位ブロックにてVOP(VID
EO OBJECT PLANE:以下VOPと称す
る)との概念を使用する。ここで前記VOPは、入力さ
れる映像を背景映像と各々の対象物映像にて分離した場
合、前記分離した背景映像と対象物映像を含む四角形に
て定義される。MPFG−4は、映像内に所定の物体、
または所定の領域にて成された対象物領域が存在する場
合、その対象物映像を各々のVOPにて分離して、前記
分離されたVOPを各々符号化して伝送した後復号化す
ることを骨格にて成している。このようなVOPは、イ
ンターネットマルチメディア(にINTERNETMU
LTIMEDIA)、対話型ビデオゲーム(INTER
ACTIVE VIDEO GAMES),映像会議お
よび映像電話等の相互通信(INTERPERSONA
L COMMUNICATIONS),双方向貯蔵媒体
(INTERACTIVE STORAGE MED
IA),マルチメディア電子郵便(MULTIMEDI
A MAILING),無線マルチメディア(WIRE
LESS MULTIMEDIA),ATM(ASYN
CHRO−NOUS TRANSFER MODE)網
等を利用したネットワークデータベースサ ビス(NE
TWORKED DATABASE SERVIC
E),遠隔応急システム(REMOTE EMEREN
CY SYSTEMS),遠隔映像監視(REMOTE
VIDEO SUREILLANCE)等のコンピュ
タ グラフィックスおよびマルチメディア分野等にお
いて対象物の映像を処理するのにおいて基本になってい
る。図1は国際標準傘下機構(ISO/IEC JTC
1/SC29/WG11MPEG96/N1172JA
NUARY)において1次的に確定したVM(VERI
FICATION MODEL:検証モデル:以下VM
と称する)(ENCODER)(100)の構成を示し
たブロック図である。ここで、VOP形成部(VOP
DEFINITION BLOCK)(110)は伝送
または貯蔵すべき映像シーケンス(SEQUENCE)
が入力される場合に、これを対象物映像単位に分けて各
々異なるVOPにて形成する。図2は対象物映像にて
“ネコ”の映像を設定して つのVOPを形成した一例
を示したものである。ここでVOPの横方向の大きさは
VOP幅にて定義され、縦方向の大きさはVOPの高さ
にて定義され、形成されたVOPは左側上端をグリット
(GRID)開始点にて成し、X軸およびY軸へ各々M
個およびN個の画素を有する(M×N)マクロブロック
にて区画される。例えばX軸およびY軸へ各々16個の
画素を有する(16×16)マクロブロックにて区画さ
れる。この時、VOPの右側と下端に形成されるマクロ
ブロックのX軸およびY軸画素が各々M個およびN個で
ない場合にはVOPの大きさを拡張して、各マクロブロ
ックのX軸およびY軸画素が全てM個およびN個になる
ように成す。更に、前記MおよびNは後述する対象物内
部符号化(TEXTURE CODING BLOC
K)においてサブブロックの単位で符号化を遂行するこ
とができるように成すために、各々偶数にて設定され
る。図3は入力される映像において対象物映像(任意の
模様を有する物体映像)を抽出してVOPを形成した
後、これをマクロブロック単位にて分割した状態を示し
たものである。VOPを形成するマクロブロックは、図
面において図示されるところのように、対象物映像の情
報がある領域と、対象物映像の情報が無い領域にて成さ
れる。更に、各々のマクロブロックは、図3aに図示さ
れるところのように、対象物映像情報だけがあるマクロ
ブロック(以下物体内マクロブロックと称する)と、対
象物映像情報が全然無いマクロブロック(以下物体の外
マクロブロックと称する。)と、対象物映像情報が有る
領域と対象物映像情報が無い領域が共にあるマクロブロ
ック(以下物体境界マクロブロックと称する。)にて分
けられるし、符号化(または復号化)時これを区別して
符号化(または復号化)する。更に、前記物体境界マク
ロブロックは、図3bにおいて図示されるところのよう
に、対象物映像の情報だけ有るサブブロック(以下物体
内サブブロックと称する。)と、対象物映像の情報が全
然無いサブブロック(以下物体外サブブロックと称す
る。)と、対象物映像の情報が一部含まれたサブブロッ
ク(以下物体境界サブブロックと称する。)にて分けら
れるし、符号化(または復号化)時これを区別して符号
化(または復号化)する。一方、前記VOP形成部11
0において形成された各々のVOPはVOP符号化部
(VOP CODING BLOCK)(120a,1
20b,…,120n)に各々入力されVOP別に符号
化され、多重化部(MULTIPLEXER)(13
0)において多重化されビット列(BITSTREA
M)に伝送される。図4は国際標準傘下機構において1
次的に確定したVMインコーダ100VOP符号化部
(120a,120b,…,120n)の構成を示した
ブロック図でこれを説明すれば次の通りである。 先
ず、前記VOP形成部110において形成された各々の
対象物映像に対するVOPが動き推定部(MOTION
ESTIMATION BLOCK)121に入力さ
れれば、前記動き推定部121は入力されたVOPより
マクロブロック単位の動きを推定するようになる。更
に、前記動き推定部121において推定された動き情報
は動き補償部(MOTION COMPENSATIO
N BLOCK)122に入力され動きが補償される。
更に、前記動き補償部122において動きが補償された
VOPは前記VOP形成部110において形成されたV
OPと共に減算器123に入力され、差異値が検出さ
れ、前記減算器123において検出された差異値は対象
物内部符号化部124に入力されマクロブロックのサブ
ブロック単位にて対象物の内部情報が符号化される。例
えば、マクロブロックのX軸およびY軸が(M/2×N
/2)にて各々8個の画素を有する(8×8)のサブブ
ロックにて細分化された後、対象物内部情報が符号化さ
れる。一方、前記動き補償部122において動きが補償
されたVOPと、前記対象物内部符号化部124におい
て符号化された対象物の内部情報は加算器125に入力
されて加算され、前記加算器125の出力信号は以前V
OP検出部(PREVIOUS RECONSTRUC
TED VOP BLOCK)126に入力され、現在
映像直前の映像のVOPである以前VOPが検出され
る。更に、前記以前VOP検出部126において検出さ
れた前記以前VOPは前記動き推定部121および動き
補償部122に入力され動き推定および動き補償に使用
される。更に、前記VOP形成部110において形成さ
れたVOPは模様符号化部(SHAPE CODING
BLOCK)127に入力され模様情報が符号化され
る。ここで、前記模様符号化部127の出力信号は前記
VOP符号化部(120a,120b,…,120n)
が適用される分野に従って使用の可否が可変されるもの
で、点線にて表示されたところのように、前記模様符号
化部127の出力信号を動き推定部121、動き補償部
122および対象物内部符号化部124に入力させ、動
き推定、動き補償および対象物の内部情報を符号化する
のに使用することができる。更に、前記動き推定部12
1において推定された動き情報と、対象物内部符号化部
124において符号化された対象物内部情報および、前
記模様符号化127において符号化された模様情報は、
多重化部128に入力され多重化された後、バッファー
129を通じて図1の多重化部130に出力されビット
列に伝送される。一方、VMインコ ダ100において
伝送されたVOP符号化信号は、図4において図示され
るところのように、VMデコーダー(VM DECOD
ER)200の逆多重化部(DEMULTIPLEXE
R)210に入力され各VOP別に分離される。更に、
逆多重化部210において分離された各VOP符号化信
号は多数個のVOP復号化部(VOP DECODIN
G BLOCK)(220a,220b,…,220
n)を通じて元来のVOP映像にて各々復号化された
後、合成部(COMPOSITION BLOCK)2
30において合成され、元来の映像を再現するようにな
る。図6は国際標準傘下機構において1次的に確定した
VMインコーダー200のVOP復号化部(220a,
220b,…,220n)構成を示したブロック図に
て、これを説明すれば次の通りである。先ず、逆多重化
部210において入力されたVOP符号化信号は、模様
情報復号化部(SHAPE DECODING BLO
CK)221と動き情報復号化部(MOTION DE
CODING BLOCK)222および対象物内部情
報復号化部(TEXTURE DECODING BL
OCK)225に各々入力されVOPを形成する模様お
よび動きと内部情報を復号化するようになる。更に、前
記動き情報復号化部221において復号化された信号
は、動き補償部(MOTION COMPENSATI
ON BLOCK)223に入力され動きが補償された
後、VOP再現部(RECONSTRUCTED VO
P BLOCK)224においてVOPを再現するよう
になる。この時、前記動き補償部223は動き補償時動
き情報復号化部222とVOP貯蔵部(VOP MEM
ORY)226を通じて入力される、以前VOPの再現
映像を利用して動きを補償するようになり、前記VOP
再現部224は、VOP再現時動き補償部223と対象
物内部情報復号化部225において入力された対象物内
部情報を利用してVOPを再現するようになる。ここ
で、前記模様情報復号化部221の出力信号は前記VO
P復号化部220a,220b,…,220n)が適用
される分野に従って使用の可否が可変されるもので、点
線にて表示されたところのように、前記模様符号化部2
21の出力信号を動き補償部223およびVOP再現部
224に入力させ、動き補償およびVOPを再現するの
に使用することができる。以後、VOP再現部224に
おいて再現されたVOPは形成部230に入力され、形
成部230は各VOP復号化部(220a,220b,
…,220n)において入力される再現されたVOPを
合成して元来の映像を再現するようになる。即ち、入力
される映像を任意の模様情報を有する所定の単位ブロッ
クにて区分した後、その各々に対し符号化、または復号
化することにより圧縮符号化効率および伝送効率を向上
させるものにて、この基本原理はJPEG−2000,
H.263+,H320,H331等の映像処理システ
ムにおいても同一である。一方、任意の模様情報を有す
る単位ブロックを成す基本記録は、輝度信号を示す輝度
ブロックと、それに対応する色信号を示す色彩ブロック
にて成される。図7はMPEG−4の場合、VOPを成
す基本ブロックであるマクロブロックの構造を示したも
ので、図7aは4:2:0フォーマット(FORMA
T)を、図7bは4:2:2フォーマットを、図6cは
4:4:4フォーマットを各々示したものである。この
ようなマクロブロックは、輝度ブロックの符号化ブロッ
クパターン(CODED BLOCK PATTER
N)を示すためのビットと、色彩ブロックの符号化ブロ
ックパターンを示すためのビットを各々割り当てて、各
マクロブロックを符号化(または復号化)するもので、
4:2:0フォーマットの場合、前記輝度ブロックは4
個のサブブロックにて、色彩ブロックは2個のサブブロ
ックにて各々成される。 しかし、輝度ブロックと色彩
ブロックの符号化ブロックパターンを示すためのビット
を割り当てる前記方法は、物体境界マクロブロックの符
号化(または復号化)時、物体内サブブロックと物体境
界ザブブロック(以下物体内ザブブロックと物体境界サ
ブブロックを物体ブロックにて通称する。)および物体
外サブブロックに対する考慮無しにVLC(VARIA
BLE LENGTH CODING:可変長符号化:
以下VLCと称する。)を遂行して符号化を遂行するこ
とに因って符号化効率が低下されるとの問題点があっ
た。即ち、輝度ブロックを成す4個のサブブロックは、
図8において図示されるところのように、物体ブロック
と物体外サブブロックの配列特性に従ってこれを表現す
る場合の数が各々異なるのにもかかわらず、4個のサブ
ブロックを全て考慮して構成したVLC符号化(または
復号化)テーブルを使用して符号化(または復号化)を
遂行することに因って符号化(または復号化)効率が低
下された。例えば、図8a乃至図8dにおいて図示され
たところのように、物体ブロックが4個である場合には
1種類の配列方法が、3個である場合には4種類の配列
方法が、2個である場合には6種類の配列方法が、1個
である場合には4種類の配列方法が存在するようになる
が、これを考慮しないで符号化(または復号化)すると
の問題点があった。従って、大韓民国特許出願第95−
37918号およびISO/IEC/JTC1/SC2
9/WG11 N1469“ビデオVMバ ジョン5.
0”においては輝度ブロックを成す物体ブロックの個数
に従って各々異なるVLCテ ブルを作成、適用して符
号化(または復号化)を遂行することにより符号化(ま
たは復号化)効率を向上させる方法が提案されたし、大
韓民国特許出願第96−27766号,第96−277
67号,第96−38405号,第97−04738
号,第97 04739号においては、多数個の物体境
界マクロブロック、または物体境界マクロブロックを成
す多数個のサブブロックを合併して符号化(または復号
化)することにより、符号化(または復号化)効率を向
上させるBBM(BOUNDARY BLOCK ME
RGE: 境界ブロック合併: 以下BBMと称す
る。)技術が提案された。図9は物体境界マクロブロッ
クを成すサブブロックにBBM技術を適用してサブブロ
ックを合併する例を示した図面である。しかし、任意の
模様情報を有する単位ブロック(例:VOP)を成す基
本ブロック(例:マクロブロック)の符号化(または復
号化)効率を向上させるために提案された前記BBM技
術と、物体ブロックの数を考慮して各々異なるVLCテ
ーブルを作成、適用する方法等は、前者と後者の相互連
関に対する考慮なしに独立的に提案されて適用されるこ
とに因り、効果的なる符号化(または復号化)効率の向
上を得ることができないとの問題点があった。即ち、前
者の技術は物体ブロックの数を可変させる技術であり、
後者の技術は物体ブロックの数に従って符号化(または
復号化)方法を異ならしめるものにて、前者と後者の技
術は密接なる関連性があるのにもかかわらず、相互考慮
なしに遂行されることに因り、もつと良い符号化(また
は復号化)効率ぉよび伝送効率を得ることができないと
の問題点等があった。
発明は映像入力装置を通じて入力される映像を任意の模
様情報(SHAPEINFORMATION)を有す
る、各々の対象物映像と背景映像にて分離して符号化お
よび復号化する装置および方法に関するもので、特に、
対象物映像の境界を成す多数個のブロックを合併して映
像情報を符号化する場合、合併に因って変化された各ブ
ロックの特性に基づいて可変長符号化を遂行した後、復
号化時前記符号化情報に基づいて復号化することによ
り、符号化(または復号化)効率および伝送効率を向上
させるためのものである。周知され得るように、最近の
映像処理技術は、入力される つのフレーム(FRAM
E)分の映像を全体的に圧縮符号化する方法から脱皮し
て、これを任意の模様情報を有する所定の単位ブロック
にて区分した後、その各々に対し圧縮符号化して伝送す
る方向に流れている。即ち、停止映像の場合には入力さ
れる映像を各々の対象物映像と背景映像にて分離して伝
送し、同映像の場合には対象物映像の変化の可否を伝送
することにより、自然映像、または人口映像等を対象物
映像の単位にして自由自在に合成乃至は分解することが
できるように成すのは勿論、圧縮符号化効率および伝送
効率を向上させることができるもので、このためにIS
O(INTERANTIONAL ORGANIZAT
ION FOR STANARDI−ZATION:国
際標準化機構:以下IOSと称する)。ITU−T(I
NTERNATIONAL TELE−COMMUNI
CATION UNIONTELE COMMUNIC
ATION STANARDIZATION SECT
OR:国際電気通信連合電気通信標準化部門:以下IT
U−Tと称する)等の国際機構においては模様情報を有
する単位ブロックを基盤とした国際標準案を準備してい
る。例えば、ISO/IEC傘下のWG11においては
同映像圧縮標準化作業であるMOEG(MOVING
PICTURE EXPERTS GROUP:メディ
ア統合系同映像圧縮の国際標準:以下MPEGと称す
る)−4を進行しているし、WG1においては停止映像
圧縮標準化作業であるJPEG(JOINTPHOTO
GRAPHIC CODING EXPERTS GR
OUP:カラ停止映像圧縮の国際標準:以下JPEGと
称する)2000を進行している。更に、ITU−Tに
おいてはH.263+,H.320,H331等を進行
している。以下、模様情報との概念に基づいて標準化作
業を進行しているMPEG−4,JPEG−2000,
H.263+,H.320,H331MPWG−4に対
して説明すれば次のようである。 MPEG 4は、任
意の模様情報を有する単位ブロックにてVOP(VID
EO OBJECT PLANE:以下VOPと称す
る)との概念を使用する。ここで前記VOPは、入力さ
れる映像を背景映像と各々の対象物映像にて分離した場
合、前記分離した背景映像と対象物映像を含む四角形に
て定義される。MPFG−4は、映像内に所定の物体、
または所定の領域にて成された対象物領域が存在する場
合、その対象物映像を各々のVOPにて分離して、前記
分離されたVOPを各々符号化して伝送した後復号化す
ることを骨格にて成している。このようなVOPは、イ
ンターネットマルチメディア(にINTERNETMU
LTIMEDIA)、対話型ビデオゲーム(INTER
ACTIVE VIDEO GAMES),映像会議お
よび映像電話等の相互通信(INTERPERSONA
L COMMUNICATIONS),双方向貯蔵媒体
(INTERACTIVE STORAGE MED
IA),マルチメディア電子郵便(MULTIMEDI
A MAILING),無線マルチメディア(WIRE
LESS MULTIMEDIA),ATM(ASYN
CHRO−NOUS TRANSFER MODE)網
等を利用したネットワークデータベースサ ビス(NE
TWORKED DATABASE SERVIC
E),遠隔応急システム(REMOTE EMEREN
CY SYSTEMS),遠隔映像監視(REMOTE
VIDEO SUREILLANCE)等のコンピュ
タ グラフィックスおよびマルチメディア分野等にお
いて対象物の映像を処理するのにおいて基本になってい
る。図1は国際標準傘下機構(ISO/IEC JTC
1/SC29/WG11MPEG96/N1172JA
NUARY)において1次的に確定したVM(VERI
FICATION MODEL:検証モデル:以下VM
と称する)(ENCODER)(100)の構成を示し
たブロック図である。ここで、VOP形成部(VOP
DEFINITION BLOCK)(110)は伝送
または貯蔵すべき映像シーケンス(SEQUENCE)
が入力される場合に、これを対象物映像単位に分けて各
々異なるVOPにて形成する。図2は対象物映像にて
“ネコ”の映像を設定して つのVOPを形成した一例
を示したものである。ここでVOPの横方向の大きさは
VOP幅にて定義され、縦方向の大きさはVOPの高さ
にて定義され、形成されたVOPは左側上端をグリット
(GRID)開始点にて成し、X軸およびY軸へ各々M
個およびN個の画素を有する(M×N)マクロブロック
にて区画される。例えばX軸およびY軸へ各々16個の
画素を有する(16×16)マクロブロックにて区画さ
れる。この時、VOPの右側と下端に形成されるマクロ
ブロックのX軸およびY軸画素が各々M個およびN個で
ない場合にはVOPの大きさを拡張して、各マクロブロ
ックのX軸およびY軸画素が全てM個およびN個になる
ように成す。更に、前記MおよびNは後述する対象物内
部符号化(TEXTURE CODING BLOC
K)においてサブブロックの単位で符号化を遂行するこ
とができるように成すために、各々偶数にて設定され
る。図3は入力される映像において対象物映像(任意の
模様を有する物体映像)を抽出してVOPを形成した
後、これをマクロブロック単位にて分割した状態を示し
たものである。VOPを形成するマクロブロックは、図
面において図示されるところのように、対象物映像の情
報がある領域と、対象物映像の情報が無い領域にて成さ
れる。更に、各々のマクロブロックは、図3aに図示さ
れるところのように、対象物映像情報だけがあるマクロ
ブロック(以下物体内マクロブロックと称する)と、対
象物映像情報が全然無いマクロブロック(以下物体の外
マクロブロックと称する。)と、対象物映像情報が有る
領域と対象物映像情報が無い領域が共にあるマクロブロ
ック(以下物体境界マクロブロックと称する。)にて分
けられるし、符号化(または復号化)時これを区別して
符号化(または復号化)する。更に、前記物体境界マク
ロブロックは、図3bにおいて図示されるところのよう
に、対象物映像の情報だけ有るサブブロック(以下物体
内サブブロックと称する。)と、対象物映像の情報が全
然無いサブブロック(以下物体外サブブロックと称す
る。)と、対象物映像の情報が一部含まれたサブブロッ
ク(以下物体境界サブブロックと称する。)にて分けら
れるし、符号化(または復号化)時これを区別して符号
化(または復号化)する。一方、前記VOP形成部11
0において形成された各々のVOPはVOP符号化部
(VOP CODING BLOCK)(120a,1
20b,…,120n)に各々入力されVOP別に符号
化され、多重化部(MULTIPLEXER)(13
0)において多重化されビット列(BITSTREA
M)に伝送される。図4は国際標準傘下機構において1
次的に確定したVMインコーダ100VOP符号化部
(120a,120b,…,120n)の構成を示した
ブロック図でこれを説明すれば次の通りである。 先
ず、前記VOP形成部110において形成された各々の
対象物映像に対するVOPが動き推定部(MOTION
ESTIMATION BLOCK)121に入力さ
れれば、前記動き推定部121は入力されたVOPより
マクロブロック単位の動きを推定するようになる。更
に、前記動き推定部121において推定された動き情報
は動き補償部(MOTION COMPENSATIO
N BLOCK)122に入力され動きが補償される。
更に、前記動き補償部122において動きが補償された
VOPは前記VOP形成部110において形成されたV
OPと共に減算器123に入力され、差異値が検出さ
れ、前記減算器123において検出された差異値は対象
物内部符号化部124に入力されマクロブロックのサブ
ブロック単位にて対象物の内部情報が符号化される。例
えば、マクロブロックのX軸およびY軸が(M/2×N
/2)にて各々8個の画素を有する(8×8)のサブブ
ロックにて細分化された後、対象物内部情報が符号化さ
れる。一方、前記動き補償部122において動きが補償
されたVOPと、前記対象物内部符号化部124におい
て符号化された対象物の内部情報は加算器125に入力
されて加算され、前記加算器125の出力信号は以前V
OP検出部(PREVIOUS RECONSTRUC
TED VOP BLOCK)126に入力され、現在
映像直前の映像のVOPである以前VOPが検出され
る。更に、前記以前VOP検出部126において検出さ
れた前記以前VOPは前記動き推定部121および動き
補償部122に入力され動き推定および動き補償に使用
される。更に、前記VOP形成部110において形成さ
れたVOPは模様符号化部(SHAPE CODING
BLOCK)127に入力され模様情報が符号化され
る。ここで、前記模様符号化部127の出力信号は前記
VOP符号化部(120a,120b,…,120n)
が適用される分野に従って使用の可否が可変されるもの
で、点線にて表示されたところのように、前記模様符号
化部127の出力信号を動き推定部121、動き補償部
122および対象物内部符号化部124に入力させ、動
き推定、動き補償および対象物の内部情報を符号化する
のに使用することができる。更に、前記動き推定部12
1において推定された動き情報と、対象物内部符号化部
124において符号化された対象物内部情報および、前
記模様符号化127において符号化された模様情報は、
多重化部128に入力され多重化された後、バッファー
129を通じて図1の多重化部130に出力されビット
列に伝送される。一方、VMインコ ダ100において
伝送されたVOP符号化信号は、図4において図示され
るところのように、VMデコーダー(VM DECOD
ER)200の逆多重化部(DEMULTIPLEXE
R)210に入力され各VOP別に分離される。更に、
逆多重化部210において分離された各VOP符号化信
号は多数個のVOP復号化部(VOP DECODIN
G BLOCK)(220a,220b,…,220
n)を通じて元来のVOP映像にて各々復号化された
後、合成部(COMPOSITION BLOCK)2
30において合成され、元来の映像を再現するようにな
る。図6は国際標準傘下機構において1次的に確定した
VMインコーダー200のVOP復号化部(220a,
220b,…,220n)構成を示したブロック図に
て、これを説明すれば次の通りである。先ず、逆多重化
部210において入力されたVOP符号化信号は、模様
情報復号化部(SHAPE DECODING BLO
CK)221と動き情報復号化部(MOTION DE
CODING BLOCK)222および対象物内部情
報復号化部(TEXTURE DECODING BL
OCK)225に各々入力されVOPを形成する模様お
よび動きと内部情報を復号化するようになる。更に、前
記動き情報復号化部221において復号化された信号
は、動き補償部(MOTION COMPENSATI
ON BLOCK)223に入力され動きが補償された
後、VOP再現部(RECONSTRUCTED VO
P BLOCK)224においてVOPを再現するよう
になる。この時、前記動き補償部223は動き補償時動
き情報復号化部222とVOP貯蔵部(VOP MEM
ORY)226を通じて入力される、以前VOPの再現
映像を利用して動きを補償するようになり、前記VOP
再現部224は、VOP再現時動き補償部223と対象
物内部情報復号化部225において入力された対象物内
部情報を利用してVOPを再現するようになる。ここ
で、前記模様情報復号化部221の出力信号は前記VO
P復号化部220a,220b,…,220n)が適用
される分野に従って使用の可否が可変されるもので、点
線にて表示されたところのように、前記模様符号化部2
21の出力信号を動き補償部223およびVOP再現部
224に入力させ、動き補償およびVOPを再現するの
に使用することができる。以後、VOP再現部224に
おいて再現されたVOPは形成部230に入力され、形
成部230は各VOP復号化部(220a,220b,
…,220n)において入力される再現されたVOPを
合成して元来の映像を再現するようになる。即ち、入力
される映像を任意の模様情報を有する所定の単位ブロッ
クにて区分した後、その各々に対し符号化、または復号
化することにより圧縮符号化効率および伝送効率を向上
させるものにて、この基本原理はJPEG−2000,
H.263+,H320,H331等の映像処理システ
ムにおいても同一である。一方、任意の模様情報を有す
る単位ブロックを成す基本記録は、輝度信号を示す輝度
ブロックと、それに対応する色信号を示す色彩ブロック
にて成される。図7はMPEG−4の場合、VOPを成
す基本ブロックであるマクロブロックの構造を示したも
ので、図7aは4:2:0フォーマット(FORMA
T)を、図7bは4:2:2フォーマットを、図6cは
4:4:4フォーマットを各々示したものである。この
ようなマクロブロックは、輝度ブロックの符号化ブロッ
クパターン(CODED BLOCK PATTER
N)を示すためのビットと、色彩ブロックの符号化ブロ
ックパターンを示すためのビットを各々割り当てて、各
マクロブロックを符号化(または復号化)するもので、
4:2:0フォーマットの場合、前記輝度ブロックは4
個のサブブロックにて、色彩ブロックは2個のサブブロ
ックにて各々成される。 しかし、輝度ブロックと色彩
ブロックの符号化ブロックパターンを示すためのビット
を割り当てる前記方法は、物体境界マクロブロックの符
号化(または復号化)時、物体内サブブロックと物体境
界ザブブロック(以下物体内ザブブロックと物体境界サ
ブブロックを物体ブロックにて通称する。)および物体
外サブブロックに対する考慮無しにVLC(VARIA
BLE LENGTH CODING:可変長符号化:
以下VLCと称する。)を遂行して符号化を遂行するこ
とに因って符号化効率が低下されるとの問題点があっ
た。即ち、輝度ブロックを成す4個のサブブロックは、
図8において図示されるところのように、物体ブロック
と物体外サブブロックの配列特性に従ってこれを表現す
る場合の数が各々異なるのにもかかわらず、4個のサブ
ブロックを全て考慮して構成したVLC符号化(または
復号化)テーブルを使用して符号化(または復号化)を
遂行することに因って符号化(または復号化)効率が低
下された。例えば、図8a乃至図8dにおいて図示され
たところのように、物体ブロックが4個である場合には
1種類の配列方法が、3個である場合には4種類の配列
方法が、2個である場合には6種類の配列方法が、1個
である場合には4種類の配列方法が存在するようになる
が、これを考慮しないで符号化(または復号化)すると
の問題点があった。従って、大韓民国特許出願第95−
37918号およびISO/IEC/JTC1/SC2
9/WG11 N1469“ビデオVMバ ジョン5.
0”においては輝度ブロックを成す物体ブロックの個数
に従って各々異なるVLCテ ブルを作成、適用して符
号化(または復号化)を遂行することにより符号化(ま
たは復号化)効率を向上させる方法が提案されたし、大
韓民国特許出願第96−27766号,第96−277
67号,第96−38405号,第97−04738
号,第97 04739号においては、多数個の物体境
界マクロブロック、または物体境界マクロブロックを成
す多数個のサブブロックを合併して符号化(または復号
化)することにより、符号化(または復号化)効率を向
上させるBBM(BOUNDARY BLOCK ME
RGE: 境界ブロック合併: 以下BBMと称す
る。)技術が提案された。図9は物体境界マクロブロッ
クを成すサブブロックにBBM技術を適用してサブブロ
ックを合併する例を示した図面である。しかし、任意の
模様情報を有する単位ブロック(例:VOP)を成す基
本ブロック(例:マクロブロック)の符号化(または復
号化)効率を向上させるために提案された前記BBM技
術と、物体ブロックの数を考慮して各々異なるVLCテ
ーブルを作成、適用する方法等は、前者と後者の相互連
関に対する考慮なしに独立的に提案されて適用されるこ
とに因り、効果的なる符号化(または復号化)効率の向
上を得ることができないとの問題点があった。即ち、前
者の技術は物体ブロックの数を可変させる技術であり、
後者の技術は物体ブロックの数に従って符号化(または
復号化)方法を異ならしめるものにて、前者と後者の技
術は密接なる関連性があるのにもかかわらず、相互考慮
なしに遂行されることに因り、もつと良い符号化(また
は復号化)効率ぉよび伝送効率を得ることができないと
の問題点等があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
のような従来の問題点を解消するためのもので、特に、
対象物映像と背景映像の境界を成す境界ブロック、また
は境界ブロックを成すサブブロックを符号化する場合、
BBM技術を遂行して合併した境界ブロック、または境
界ブロックを成すサブブロックを対象にしてVLCを遂
行することにより符号化効率を向上させることができる
“映像情報符号化装置および方法”を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、前記符号化方法にて符号化さ
れた映像信号を復号化する“映像情報復号化装置および
方法”を提供することにある。前記のような目的を達成
するために本発明“映像情報復号化装置および方法”
は、映像入力装置を通じて入力される映像を任意の模様
情報を有する各々の対象物映像と背景映像にて分離して
符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブ
ロックが検出された場合、BBM技術を遂行して境界ブ
ロックに含まれた物体ブロックの個数を減らした後、前
記物体ブロックの個数に従って異なって構成された可変
長符号化テーブル(または可変長復号化テーブル)を使
用して可変長符号化(または可変長復号化)することを
特徴とする。本発明“映像情報符号化装置”の構成1
は、映像入力装置を通じて入力される映像を、任意の模
様情報を有する対象物映像と背景映像にて分離して符号
化する映像情報符号化装置において、入力される模様情
報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を境界ブロック合併技術によって合併する境界ブロック
合併部と、前記境界ブロック合併部において入力される
合併された境界ブロックを可変長符号化する可変長符号
化部と、前記可変長符号化部において合併された境界ブ
ロックを可変長符号化する場合、使用する符号化テーブ
ルを貯蔵する可変長符号化テ ブル貯蔵部を含んで構成
されることをその技術的構成上の特徴にて成す。更に、
本発明“映像情報符号化装置”の構成2は、入力される
模様情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブ
ロックを、境界ブロック合併技術によって合併する境界
ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部において入
力される合併された境界ブロックに対する映像信号の入
力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と、
前記離散余弦変換部において出力される変換係数の入力
を受け、量子化して出力する量子化部と、前記量子化部
において入力される量子化された映像信号を可変長符号
化する可変長符号化部と、前記可変長符号化部において
合併された境界ブロックを可変長符号化する場合適用す
る符号化テーブルを貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵
部を含んで構成されることをその技術的構成上の特徴に
て成す。更に、本発明“映像情報符号化装置”の構成3
は、入力される模様情報中対象物映像と背景映像との境
界を含む境界ブロックを境界ブロック合併技術によって
合併して、合併された境界ブロックに対する映像信号と
合併情報を出力する境界ブロック合併部と、前記境界ブ
ロック合併部において入力される合併された境界ブロッ
クに対する映像信号の入力を受け、離散余弦変換を遂行
する離散余弦変換部と、前記離散余弦変換部において出
力される変換係数の入力を受け量子化して出力する量子
化部と、前記量子化部において入力される量子化された
変換係数を可変長符号化し、前記境界ブロック合併部に
おいて入力される合併情報を利用してテックスチャー情
報を符号化して出力する変換係数および符号化パターン
符号化部を含んで構成されることをその技術的構成上の
特徴にて成す。更に、本発明“映像情報符号化装置”の
構成4は、映像信号、または映像誤差信号と元来の模様
情報の入力を受け、対象物映像と背景映像との境界を含
む境界ブロックを成すサブブロックにおいて、対象物映
像がない領域を対象物映像がある領域の平均値と低周波
フィルターリングを利用して設定するかゼロ(ZER
O)値にて設定する境界ブロックフェージング部と、前
記境界ブロックフュージング部において入力される模様
情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロッ
クを境界ブロック合併技術によって合併して、合併され
た境界ブロックに対する映像信号と合併情報を出力する
境界ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部におい
て出力される合併された境界ブロックに対する映像信号
の入力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦変換部
と、前記離散余弦変換部において出力される変換係数の
入力を受け量子化して出力する量子化部と、前記量子化
部において入力される量子化された変換係数を可変長符
号化し、前記境界ブロック合併部において入力される合
併情報を利用してテックスチャー情報を符号化して出力
する変換係数および符号化パターン符号化部と、前記量
子化部において量子化された変換係数の入力を受け逆量
子化して変換係数を抽出して出力する逆量子化部と、前
記逆量子化部において出力される変換係数の入力を受け
逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前記前
記逆離散余弦変換部において出力される映像信号と前記
再現された模様情報の入力を受け復号化されたデータを
出力する境界ブロック分離部を含んで構成されたことを
その技術的構成上の特徴にて成す。更に、本発明“映像
情報符号化装置”の構成5は、映像信号の入力を受け、
任意の模様情報を存する単位ブロックを形成する単位ブ
ロック形成部と、前記単位ブロック形成部において出力
されるマクロブロック単位の映像に対し動きを推定する
動き推定部と、前記動き推定部において出力される動き
情報の入力を受け、動きを補償する動き補償部と、前記
動き補償部において出力される動きが補償された単位ブ
ロックと前記単位ブロック形成部において形成され出力
される単位ブロックを減算する減算器と、前記減算器に
おいて出力される差異値と模様情報の入力を受けて符号
化するうちに境界ブロックが入力された場合には、境界
ブロック合併技術を適用して合併過程を遂行した後、前
記合併された境界ブロックの特性に基づいて合併された
境界ブロックを可変長符号化する対象物内部符号化部
と、前記動き補償部において動きが補償された単位ブロ
ックと前記対象物内部符号化部において符号化された対
象物の内部情報を加算する加算器と、前記加算器の出力
信号の入力を受け以前画面の単位ブロックを検出し、そ
の検出された以前画面の単位ブロックを前記動き推定部
と動き補償部に出力する以前単位ブロック検出部と、前
記単位ブロック形成部において出力されるマクロブロッ
ク単位の映像に対し模様情報を符号化する模様情報符号
化部と、前記動き推定部において推定された動き情報
と、対象物内部符号化部において符号化された対象物の
内部情報および、模様情報符号化部において符号化され
た模様情報を多重化して出力する多重化部と、前記多重
化部において出力される情報をビットストリムにて伝送
するバッファー部を含んで構成されることをその技術的
構成上の特徴にて成す。ここで、前記対象物内部符号化
部は、映像信号、または映像誤差信号と元来の模様情報
の入力を受け、対象物映像と背景映像との境界を含む境
界ブロックを成すサブブロックにおいて、対象物映像が
ない領域を対象物映像がある領域の平均値と低周波フィ
ルターリングを利用して設定するかゼロ(ZERO)値
にて設定する境界ブロックフェ ジング部と、前記境界
ブロックフェージング部において入力される模様情報中
対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを境
界ブロック合併技術によって合併して、合併された境界
ブロックに対する映像信号と合併情報を出力する境界ブ
ロック合併部と、前記境界ブロック合併部において出力
される合併された境界ブロックに対する映像信号の入力
を受け、離散余弦変換を遂行する離敗余弦変換部と、前
記離散余弦変換部において出力される変換係数の入力を
受け量子化して出力する量子化部と、前記量子化部にお
いて入力される量子化された変換係数を可変長符号化
し、前記境界ブロック合併部において入力される合併情
報を利用してテックスチャー情報を符号化して出力する
変換係数および符号化パタ ン符号化部と、前記量子化
部において量子化された変換係数の入力を受け逆量子化
して変換係数を抽出して出力する逆量子化部と、前記逆
量子化部において出力される変換係数の入力を受け逆離
散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前記前記逆
離散余弦変換部において出力される映像信号と前記再現
された模様情報の入力を受け復号化されたデータを以前
単位ブロック検出部に出力する境界ブロック分離部を含
んで構成された。前記構成1乃至構成5において、単位
ブロックは状況に従ってVOPにて構成され、境界ブロ
ック合併部は、単位ブロックを成す多数個の境界ブロッ
ク、または境界ブロックを成すサブブロックの輝度ブロ
ック、または色彩ブロックを合併する動作を遂行する。
更に、変換係数および符号化パターン符号化部の可変長
符号化は、境界ブロックを成す多数個のサブブロック
中、対象物映像を含む物体ブロックの個数、または物体
ブロックの配列特性に従って各々異なる可変長符号化テ
ブルを適用して符号化する。この時、前記可変長符号
化テーブルは、発生頻度がもっとも多い物体ブロックの
配列特性より発生頻度がもっとも少ない物体ブロックの
配列特性順にて、もっとも少ない数のビットより漸進的
に多い数のビットを割り当てて構成する。一方、本発明
“映像情報符号化方法”は、映像入力装置を通じて入力
される映像を任意の模様情報を有する対象物映像と背景
映像にて分離して符号化する場合、入力される模様情報
中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を、境界ブロック合併技術によって合併した後、前記合
併された結果に基づいて可変長符号化することをその方
法的構成上の特徴にて成す。ここで、前記境界ブロック
合併方法は、多数個の境界ブロック、または境界ブロッ
クを成すサブブロックの輝度ブロック、または色彩ブロ
ックを各々合併し、可変長符号化方法は、物体ブロック
の個数、または配列特性に従って各々異なる符号化テー
ブルを適用して合併する。この時、前記符号化テ ブル
は、発生頻度がもっとも多い物体ブロックの配列特性よ
り発生頻度がもっとも少ない物体ブロックの配列特性順
にて、もっとも少ない数のビットより漸進的に多い数の
ビットが割り当てられるように構成される。本発明“映
像情報復号化装置”は、本発明“映像情報符号化装置”
によって符号化された映像信号を復号化するためのもの
で、構成1は映像入力装置を通じて入力される映像を、
任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて分離
して復号化する映像情報復号化装置において、境界ブロ
ック合併技術によって合併された後、可変長符号化方法
によって符号化された映像信号の入力を受け可変長復号
化する可変長復号化部と、前記可変長復号化部において
符号化された映像信号を可変長復号化する場合、適用す
る符号化テーブルを貯蔵する可変長復号化テーブル貯蔵
部と、前記可変長復号化部において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはザブブ
ロックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成さ
れることをその技術的構成上の特徴にて成す。更に、本
発明“映像情報復号化装置”の構成2は、境界ブロック
合併技術によって合併された後、可変長符号化方法によ
って符号化された映像信号の入力を受け、可変長復号化
する可変長復号化部と、前記可変長復号化部において符
号化された映像信号を可変長復号化する場合、適用する
符号化テーブルを貯蔵する可変長復号化テ ブル貯蔵部
と、前記可変長復号化部において出力される復号化され
た映像信号の入力を受け、逆量子化して出力する逆量子
化部と、前記逆量子化部において出力される逆量子化さ
れた信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離
散余弦変換部と、前記逆離散余弦変換部において出力さ
れる逆離散余弦変換された映像信号の入力を受け、境界
ブロック合併技術によって合併された境界ブロック、ま
たは境界ブロックを成すサブブロックを合併前の境界ブ
ロック、またはサブブロックにて分離する境界ブロック
分離部を含んで構成されることをその技術的構成上の特
徴にて成す。更に、本発明“映像情報復号化装置”の構
成3は、境界ブロック合併技術によって合併され符号化
された対象物映像の模様情報の入力を受け合併情報を抽
出する合併情報抽出部と、前記合併情報抽出部において
出力される合併情報と、符号化装置において出力される
符号化された映像信号の入力を受け、可変長復号化して
変換係数と符号化パターンを復号化する変換係数および
符号化パターン復号化部と、前記変換係数および復号化
パターン復号化部において出力される復号化された映像
信号の入力を受け逆量子化して出力する逆量子化部と、
前記逆量子化部において出力される逆量子化された信号
の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変
換部と、前記逆離散余弦変換部において出力される逆離
散余弦変換された映像信号と、前記合併情報抽出部にお
いて出力される合併情報の入力を受け、境界ブロック合
併技術によって合併された境界ブロック、または境界ブ
ロックを成すサブブックを合併前の境界ブロック、また
はサブブロックにて分離する境界ブロック分離部を含ん
で構成されることをその技術的構成上の特徴にて成す。
更に、本発明“映像情報復号化装置”の構成4は、境界
ブロック合併技術によって境界ブロックが合併された
後、可変長符号化によって符号化され多重化された映像
信号を含む符号化された映像信号の入力を受け、逆多重
化して出力する逆多重化部と、前記逆多重化部において
逆多重化され出力される映像信号の入力を受け模様情報
を復号化する模様情報復号化部と、前記逆多重化部にお
いて逆多重化され出力される映像信号の入力を受け、動
き情報を復号化する動き情報復号化部と、前記逆多重化
部において逆多重化され出力される映像信号の入力を受
け、対象物内部に対する符号化情報を復号化して出力す
る対象物内部情報復号化部と、再現された単位ブロック
に対する映像を貯蔵する単位ブロック貯蔵部と、前記動
き情報復号化部において出力された動き情報と、模様情
報復号化部において出力された模様情報と、単位ブロッ
ク貯蔵部において出力された再現された以前単位ブロッ
クに対する情報の入力を受け、動きを補償する動き補償
部と、前記動き補償部において出力された動き補償情報
と、模様情報復号化部において出力された模様情報と、
対象物内部情報復号化部において出力された対象物内部
に対する情報の入力を受け、単位ブロック単位の映像を
再現して前記単位ブロック貯蔵部に出力する単位ブロッ
ク形成部再現部と、前記単位ブロック再現部において単
位ブロック単位にて再現された単位ブロックに対する映
像を合成して出力する合成部を含んで構成されることを
その技術的構成上の特徴にて成す。ここで、前記対象物
内部符号化部は、境界ブロック合併技術によって合併さ
れ符号化された対象物映像の模様情報の入力を受け合併
情報を抽出する合併情報抽出部と、前記合併情報抽出部
において出力される合併情報と、符号化装置において出
力される符号化された映像信号の入力を受け、可変長復
号化して変換係数と符号化パターンを復号化する変換係
数および符号化パターン復号化部と、前記変換係数およ
び復号化パタ ン復号化部において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け逆量子化して出力する逆量子
化部と、前記逆量子化部において出力される逆量子化さ
れた信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離
散余弦変換部と、前記逆離散余弦変換部において出力さ
れる逆離散余弦変換された映像信号と、前記合併情報抽
出部において出力される合併情報の入力を受け、境界ブ
ロック合併技術によって合併された境界ブロック、また
は境界ブロックを成すサブブックを合併前の境界ブロッ
ク、またはサブブロックにて分離する境界ブロック分離
部を含んで構成される。前記構成1乃至構成4におい
て、単位ブロックは状況に従ってVOPにて構成され、
前記変換係数および符号化パターン復号化部において符
号化された信号を可変長復号化する場合使用する復号化
テーブルは、符号化時使用した符号化テーブルを逆に適
用して構成する。即ち、もっとも少ない数の符号化ビッ
トがもっとも多い発生頻度を有する物体ブロックの配列
特性を示すようになして符号化ビット数が多くなるほど
発生頻度が漸次的に減少する物体ブロックの配列特性を
示すように構成される。一方、本発明“映像情報復号化
方法”は、境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号を
可変長復号化した後、境界ブロック合併技術によって合
併された境界ブロック、または境界ブロックを成すザブ
ブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブロック
にて分離することをその方法的構成上の特徴とする。こ
こで、可変長復号化方法は、物体ブロックの個数、また
は配列特性に従って各々異なる可変長復号化テーブルを
適用して復号化し、前記可変長復号化テーブルは、もっ
とも少ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を
有する配列特性を示すようして、符号化ビット数が多く
なるほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を示すよ
うに構成する。
のような従来の問題点を解消するためのもので、特に、
対象物映像と背景映像の境界を成す境界ブロック、また
は境界ブロックを成すサブブロックを符号化する場合、
BBM技術を遂行して合併した境界ブロック、または境
界ブロックを成すサブブロックを対象にしてVLCを遂
行することにより符号化効率を向上させることができる
“映像情報符号化装置および方法”を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、前記符号化方法にて符号化さ
れた映像信号を復号化する“映像情報復号化装置および
方法”を提供することにある。前記のような目的を達成
するために本発明“映像情報復号化装置および方法”
は、映像入力装置を通じて入力される映像を任意の模様
情報を有する各々の対象物映像と背景映像にて分離して
符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブ
ロックが検出された場合、BBM技術を遂行して境界ブ
ロックに含まれた物体ブロックの個数を減らした後、前
記物体ブロックの個数に従って異なって構成された可変
長符号化テーブル(または可変長復号化テーブル)を使
用して可変長符号化(または可変長復号化)することを
特徴とする。本発明“映像情報符号化装置”の構成1
は、映像入力装置を通じて入力される映像を、任意の模
様情報を有する対象物映像と背景映像にて分離して符号
化する映像情報符号化装置において、入力される模様情
報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を境界ブロック合併技術によって合併する境界ブロック
合併部と、前記境界ブロック合併部において入力される
合併された境界ブロックを可変長符号化する可変長符号
化部と、前記可変長符号化部において合併された境界ブ
ロックを可変長符号化する場合、使用する符号化テーブ
ルを貯蔵する可変長符号化テ ブル貯蔵部を含んで構成
されることをその技術的構成上の特徴にて成す。更に、
本発明“映像情報符号化装置”の構成2は、入力される
模様情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブ
ロックを、境界ブロック合併技術によって合併する境界
ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部において入
力される合併された境界ブロックに対する映像信号の入
力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と、
前記離散余弦変換部において出力される変換係数の入力
を受け、量子化して出力する量子化部と、前記量子化部
において入力される量子化された映像信号を可変長符号
化する可変長符号化部と、前記可変長符号化部において
合併された境界ブロックを可変長符号化する場合適用す
る符号化テーブルを貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵
部を含んで構成されることをその技術的構成上の特徴に
て成す。更に、本発明“映像情報符号化装置”の構成3
は、入力される模様情報中対象物映像と背景映像との境
界を含む境界ブロックを境界ブロック合併技術によって
合併して、合併された境界ブロックに対する映像信号と
合併情報を出力する境界ブロック合併部と、前記境界ブ
ロック合併部において入力される合併された境界ブロッ
クに対する映像信号の入力を受け、離散余弦変換を遂行
する離散余弦変換部と、前記離散余弦変換部において出
力される変換係数の入力を受け量子化して出力する量子
化部と、前記量子化部において入力される量子化された
変換係数を可変長符号化し、前記境界ブロック合併部に
おいて入力される合併情報を利用してテックスチャー情
報を符号化して出力する変換係数および符号化パターン
符号化部を含んで構成されることをその技術的構成上の
特徴にて成す。更に、本発明“映像情報符号化装置”の
構成4は、映像信号、または映像誤差信号と元来の模様
情報の入力を受け、対象物映像と背景映像との境界を含
む境界ブロックを成すサブブロックにおいて、対象物映
像がない領域を対象物映像がある領域の平均値と低周波
フィルターリングを利用して設定するかゼロ(ZER
O)値にて設定する境界ブロックフェージング部と、前
記境界ブロックフュージング部において入力される模様
情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロッ
クを境界ブロック合併技術によって合併して、合併され
た境界ブロックに対する映像信号と合併情報を出力する
境界ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部におい
て出力される合併された境界ブロックに対する映像信号
の入力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦変換部
と、前記離散余弦変換部において出力される変換係数の
入力を受け量子化して出力する量子化部と、前記量子化
部において入力される量子化された変換係数を可変長符
号化し、前記境界ブロック合併部において入力される合
併情報を利用してテックスチャー情報を符号化して出力
する変換係数および符号化パターン符号化部と、前記量
子化部において量子化された変換係数の入力を受け逆量
子化して変換係数を抽出して出力する逆量子化部と、前
記逆量子化部において出力される変換係数の入力を受け
逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前記前
記逆離散余弦変換部において出力される映像信号と前記
再現された模様情報の入力を受け復号化されたデータを
出力する境界ブロック分離部を含んで構成されたことを
その技術的構成上の特徴にて成す。更に、本発明“映像
情報符号化装置”の構成5は、映像信号の入力を受け、
任意の模様情報を存する単位ブロックを形成する単位ブ
ロック形成部と、前記単位ブロック形成部において出力
されるマクロブロック単位の映像に対し動きを推定する
動き推定部と、前記動き推定部において出力される動き
情報の入力を受け、動きを補償する動き補償部と、前記
動き補償部において出力される動きが補償された単位ブ
ロックと前記単位ブロック形成部において形成され出力
される単位ブロックを減算する減算器と、前記減算器に
おいて出力される差異値と模様情報の入力を受けて符号
化するうちに境界ブロックが入力された場合には、境界
ブロック合併技術を適用して合併過程を遂行した後、前
記合併された境界ブロックの特性に基づいて合併された
境界ブロックを可変長符号化する対象物内部符号化部
と、前記動き補償部において動きが補償された単位ブロ
ックと前記対象物内部符号化部において符号化された対
象物の内部情報を加算する加算器と、前記加算器の出力
信号の入力を受け以前画面の単位ブロックを検出し、そ
の検出された以前画面の単位ブロックを前記動き推定部
と動き補償部に出力する以前単位ブロック検出部と、前
記単位ブロック形成部において出力されるマクロブロッ
ク単位の映像に対し模様情報を符号化する模様情報符号
化部と、前記動き推定部において推定された動き情報
と、対象物内部符号化部において符号化された対象物の
内部情報および、模様情報符号化部において符号化され
た模様情報を多重化して出力する多重化部と、前記多重
化部において出力される情報をビットストリムにて伝送
するバッファー部を含んで構成されることをその技術的
構成上の特徴にて成す。ここで、前記対象物内部符号化
部は、映像信号、または映像誤差信号と元来の模様情報
の入力を受け、対象物映像と背景映像との境界を含む境
界ブロックを成すサブブロックにおいて、対象物映像が
ない領域を対象物映像がある領域の平均値と低周波フィ
ルターリングを利用して設定するかゼロ(ZERO)値
にて設定する境界ブロックフェ ジング部と、前記境界
ブロックフェージング部において入力される模様情報中
対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを境
界ブロック合併技術によって合併して、合併された境界
ブロックに対する映像信号と合併情報を出力する境界ブ
ロック合併部と、前記境界ブロック合併部において出力
される合併された境界ブロックに対する映像信号の入力
を受け、離散余弦変換を遂行する離敗余弦変換部と、前
記離散余弦変換部において出力される変換係数の入力を
受け量子化して出力する量子化部と、前記量子化部にお
いて入力される量子化された変換係数を可変長符号化
し、前記境界ブロック合併部において入力される合併情
報を利用してテックスチャー情報を符号化して出力する
変換係数および符号化パタ ン符号化部と、前記量子化
部において量子化された変換係数の入力を受け逆量子化
して変換係数を抽出して出力する逆量子化部と、前記逆
量子化部において出力される変換係数の入力を受け逆離
散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前記前記逆
離散余弦変換部において出力される映像信号と前記再現
された模様情報の入力を受け復号化されたデータを以前
単位ブロック検出部に出力する境界ブロック分離部を含
んで構成された。前記構成1乃至構成5において、単位
ブロックは状況に従ってVOPにて構成され、境界ブロ
ック合併部は、単位ブロックを成す多数個の境界ブロッ
ク、または境界ブロックを成すサブブロックの輝度ブロ
ック、または色彩ブロックを合併する動作を遂行する。
更に、変換係数および符号化パターン符号化部の可変長
符号化は、境界ブロックを成す多数個のサブブロック
中、対象物映像を含む物体ブロックの個数、または物体
ブロックの配列特性に従って各々異なる可変長符号化テ
ブルを適用して符号化する。この時、前記可変長符号
化テーブルは、発生頻度がもっとも多い物体ブロックの
配列特性より発生頻度がもっとも少ない物体ブロックの
配列特性順にて、もっとも少ない数のビットより漸進的
に多い数のビットを割り当てて構成する。一方、本発明
“映像情報符号化方法”は、映像入力装置を通じて入力
される映像を任意の模様情報を有する対象物映像と背景
映像にて分離して符号化する場合、入力される模様情報
中対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を、境界ブロック合併技術によって合併した後、前記合
併された結果に基づいて可変長符号化することをその方
法的構成上の特徴にて成す。ここで、前記境界ブロック
合併方法は、多数個の境界ブロック、または境界ブロッ
クを成すサブブロックの輝度ブロック、または色彩ブロ
ックを各々合併し、可変長符号化方法は、物体ブロック
の個数、または配列特性に従って各々異なる符号化テー
ブルを適用して合併する。この時、前記符号化テ ブル
は、発生頻度がもっとも多い物体ブロックの配列特性よ
り発生頻度がもっとも少ない物体ブロックの配列特性順
にて、もっとも少ない数のビットより漸進的に多い数の
ビットが割り当てられるように構成される。本発明“映
像情報復号化装置”は、本発明“映像情報符号化装置”
によって符号化された映像信号を復号化するためのもの
で、構成1は映像入力装置を通じて入力される映像を、
任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて分離
して復号化する映像情報復号化装置において、境界ブロ
ック合併技術によって合併された後、可変長符号化方法
によって符号化された映像信号の入力を受け可変長復号
化する可変長復号化部と、前記可変長復号化部において
符号化された映像信号を可変長復号化する場合、適用す
る符号化テーブルを貯蔵する可変長復号化テーブル貯蔵
部と、前記可変長復号化部において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはザブブ
ロックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成さ
れることをその技術的構成上の特徴にて成す。更に、本
発明“映像情報復号化装置”の構成2は、境界ブロック
合併技術によって合併された後、可変長符号化方法によ
って符号化された映像信号の入力を受け、可変長復号化
する可変長復号化部と、前記可変長復号化部において符
号化された映像信号を可変長復号化する場合、適用する
符号化テーブルを貯蔵する可変長復号化テ ブル貯蔵部
と、前記可変長復号化部において出力される復号化され
た映像信号の入力を受け、逆量子化して出力する逆量子
化部と、前記逆量子化部において出力される逆量子化さ
れた信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離
散余弦変換部と、前記逆離散余弦変換部において出力さ
れる逆離散余弦変換された映像信号の入力を受け、境界
ブロック合併技術によって合併された境界ブロック、ま
たは境界ブロックを成すサブブロックを合併前の境界ブ
ロック、またはサブブロックにて分離する境界ブロック
分離部を含んで構成されることをその技術的構成上の特
徴にて成す。更に、本発明“映像情報復号化装置”の構
成3は、境界ブロック合併技術によって合併され符号化
された対象物映像の模様情報の入力を受け合併情報を抽
出する合併情報抽出部と、前記合併情報抽出部において
出力される合併情報と、符号化装置において出力される
符号化された映像信号の入力を受け、可変長復号化して
変換係数と符号化パターンを復号化する変換係数および
符号化パターン復号化部と、前記変換係数および復号化
パターン復号化部において出力される復号化された映像
信号の入力を受け逆量子化して出力する逆量子化部と、
前記逆量子化部において出力される逆量子化された信号
の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変
換部と、前記逆離散余弦変換部において出力される逆離
散余弦変換された映像信号と、前記合併情報抽出部にお
いて出力される合併情報の入力を受け、境界ブロック合
併技術によって合併された境界ブロック、または境界ブ
ロックを成すサブブックを合併前の境界ブロック、また
はサブブロックにて分離する境界ブロック分離部を含ん
で構成されることをその技術的構成上の特徴にて成す。
更に、本発明“映像情報復号化装置”の構成4は、境界
ブロック合併技術によって境界ブロックが合併された
後、可変長符号化によって符号化され多重化された映像
信号を含む符号化された映像信号の入力を受け、逆多重
化して出力する逆多重化部と、前記逆多重化部において
逆多重化され出力される映像信号の入力を受け模様情報
を復号化する模様情報復号化部と、前記逆多重化部にお
いて逆多重化され出力される映像信号の入力を受け、動
き情報を復号化する動き情報復号化部と、前記逆多重化
部において逆多重化され出力される映像信号の入力を受
け、対象物内部に対する符号化情報を復号化して出力す
る対象物内部情報復号化部と、再現された単位ブロック
に対する映像を貯蔵する単位ブロック貯蔵部と、前記動
き情報復号化部において出力された動き情報と、模様情
報復号化部において出力された模様情報と、単位ブロッ
ク貯蔵部において出力された再現された以前単位ブロッ
クに対する情報の入力を受け、動きを補償する動き補償
部と、前記動き補償部において出力された動き補償情報
と、模様情報復号化部において出力された模様情報と、
対象物内部情報復号化部において出力された対象物内部
に対する情報の入力を受け、単位ブロック単位の映像を
再現して前記単位ブロック貯蔵部に出力する単位ブロッ
ク形成部再現部と、前記単位ブロック再現部において単
位ブロック単位にて再現された単位ブロックに対する映
像を合成して出力する合成部を含んで構成されることを
その技術的構成上の特徴にて成す。ここで、前記対象物
内部符号化部は、境界ブロック合併技術によって合併さ
れ符号化された対象物映像の模様情報の入力を受け合併
情報を抽出する合併情報抽出部と、前記合併情報抽出部
において出力される合併情報と、符号化装置において出
力される符号化された映像信号の入力を受け、可変長復
号化して変換係数と符号化パターンを復号化する変換係
数および符号化パターン復号化部と、前記変換係数およ
び復号化パタ ン復号化部において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け逆量子化して出力する逆量子
化部と、前記逆量子化部において出力される逆量子化さ
れた信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離
散余弦変換部と、前記逆離散余弦変換部において出力さ
れる逆離散余弦変換された映像信号と、前記合併情報抽
出部において出力される合併情報の入力を受け、境界ブ
ロック合併技術によって合併された境界ブロック、また
は境界ブロックを成すサブブックを合併前の境界ブロッ
ク、またはサブブロックにて分離する境界ブロック分離
部を含んで構成される。前記構成1乃至構成4におい
て、単位ブロックは状況に従ってVOPにて構成され、
前記変換係数および符号化パターン復号化部において符
号化された信号を可変長復号化する場合使用する復号化
テーブルは、符号化時使用した符号化テーブルを逆に適
用して構成する。即ち、もっとも少ない数の符号化ビッ
トがもっとも多い発生頻度を有する物体ブロックの配列
特性を示すようになして符号化ビット数が多くなるほど
発生頻度が漸次的に減少する物体ブロックの配列特性を
示すように構成される。一方、本発明“映像情報復号化
方法”は、境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号を
可変長復号化した後、境界ブロック合併技術によって合
併された境界ブロック、または境界ブロックを成すザブ
ブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブロック
にて分離することをその方法的構成上の特徴とする。こ
こで、可変長復号化方法は、物体ブロックの個数、また
は配列特性に従って各々異なる可変長復号化テーブルを
適用して復号化し、前記可変長復号化テーブルは、もっ
とも少ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を
有する配列特性を示すようして、符号化ビット数が多く
なるほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を示すよ
うに構成する。
【発明の構成および作用】以下、前記のように構成され
た本発明“映像情報符号化/復号化装置および方法”の
技術的思想に伴う実施例を挙げて構成、動作および作用
効果を添付された図面に基づいて詳細に説明すれば次の
通りである。 〈実施例1〉本実施例1は本発明“映像情報符号化装
置”の構成1に伴う一実施例を示したものである。先
ず、図10において図示されるところのように、境界ブ
ロック合併部S11と、可変長符号化部S12と、過可
変長復号化テーブル貯蔵部S13にて本実施例1を構成
する。映像入力装置を通じて入力される同映像、または
停止映像は、任意の模様情報を有する対象物映像と背景
映像にて分離され前記境界ブロック合併部S11に入力
される。そうすれば境界ブロック合併部S11は入力さ
れる映像信号を、模様情報を含む単位ブロック別に順次
的に符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境
界ブロックが入力されれば、これにBBM技術を適用し
て境界ブロックを合併するようになる。この時、BBM
技術によって合併されるブロックは、2個以上の境界ブ
ロック、または境界ブロックを成すサブブロックの輝度
ブロックや色彩ブロックである。図9は(N×N)大き
さの境界ブロックを(N/2×N/2)大きさのサブブ
ロックにて区分した場合、BBM技術を適用して輝度ブ
ロックは輝度ブロック同士で、色彩ブロックは色彩ブロ
ック同士にて合併した状態の前後を示したもので、図面
において図示されるところのように、BBM技術遂行後
物体ブロックの個数が減少したことを知り得る。一方、
前記境界ブロック合併部S11において境界ブロックが
合併された映像信号は可変長符号化部S12に入力され
る。そうすれば、可変長符号化部S12は、可変長符号
化テーブル貯蔵部S13に貯蔵された可変長符号化テー
ブルを使用してVLCを遂行するようになるもので、B
BM技術を先ず遂行して物体ブロックを個数を減少させ
た後、VLCを遂行することに因って符号化されたビッ
ト数を減少させることができるようになる。ここで、V
LC遂行時使用する可変長符号化テーブルは、物体ブロ
ックの個数に従ってその使用ビットを異なるべく定義し
て各々異なるように構成し、可変長符号化テーブル構成
は、物体ブロックの配列特性および発生頻度を変数にし
て構成する。即ち、発生頻度がもっとも多い配列特性よ
り発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっとも
少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割り当
てて構成する。 〈実施例2〉本実施例2は本発明“映像情報符号化装
置”の構成2に伴う実施例を示したもので、特に、BB
M技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換して
符号化することに関するものである。即ち、ブロックデ
ータを変換する技術にはDCT(DISCREATE
COSINE TRANSFORM:離散余弦変化:以
下DCTと称する。)WHT(WALSHHADMAR
D TRANSFORM),DFT(DISCREAT
E FOURIER TRANSFORM),DST
(DISCREATESINE TRANSFORM)
等があり、これら変換によって得られた変換係数等を係
数データの特性に従って適切に符号化することにより圧
縮されたデータを得ることができる。本実施例2におい
ては前記変換技術中においてDCTを使用する。先ず、
図11において図示されるところのように、境界ブロッ
ク合併部S21の信号出力端を離散余弦変換部S22の
信号入力端に接続し、前記離散余弦変換部S22の信号
出力端を量子化部S23の信号入力端に接続し、前記量
子化部S23の信号出力端を可変長符号化部S24に接
続し、可変長符号化テーブル貯蔵部S25の信号出力端
を前記可変長符号化部S24の信号入力端に接続して本
実施例2を構成する。映像入力装置を通じて入力される
同映像、または停止映像は、任意の模様情報を有する対
象物映像と背景映像にて分離され、前記境界ブロック合
併部S21に入力される。そうすれば、境界ブロック合
併部S21は入力される映像信号を模様情報を含む単位
ブロック別に順次的に符号化するうちに、対象物映像と
背景映像を含む境界ブロックが入力されれば、これにB
BM技術を適用して境界ブロックを合併するようにな
る。この時、BBM技術によって合併されるブロック
は、実施例1と同一である。一方、前記境界ブロック合
併部S21において合併された境界ブロックは、離散余
弦変換部S22に入力され離散余弦変換された後、前記
量子化部S23に入力され量子化される。更に、前記可
変長符号化部S24は、前記量子化部S23において入
力された量子化された映像信号を可変長符号化テーブル
貯蔵部S25に貯蔵された可変長符号化テーブルを読み
出して、VLCを遂行するようになるもので、BBM技
術を先ず遂行して物体ブロックの数を減少させた後、D
CTと量子化を通じて圧縮してVLCを遂行することに
より符号化されたビット数を減少させ、圧縮符号化効率
を向上させることができるようになるものである。ここ
で、VLC遂行時使用する可変長符号化テーブルは、図
21乃至図25において図示されるところのように、物
体ブロックの数に従ってその使用ビットを異なるように
定義して各々異なるべく構成され、可変長符号化テーブ
ル構成は物体ブロックの配列特性および発生頻度を変数
にして構成する。即ち、発生頻度が最も多い配列特性よ
り発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっとも
少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割り当
てて構成する。その一例にて、図21,図22,図2
3,図24は、物体ブロックの個数が4個、3個、2
個、1個である場合、輝度ブロック符号化時に適用され
る可変長符号化テーブルを各々順次的に示したものであ
る。ここで、“CBPY(I)”は輝度ブロックがイン
トラ(INTRA)ブロックである場合適用される符号
化テーブルを、“CBPY(P)”は輝度ブロックがイ
ンター(INTER)ブロックである場合適用される符
号化テーブルを、“CBPY(SPRITE)”は輝度
ブロックがスプライト(SPRITE)ブロックである
場合適用される符号化テーブルを各々示したものであ
る。“CBPY(I)”、“CBPY(P)”、“CB
PY(SPRITE)”ビット列において、“1”はD
C成分以外の情報(例:AC成分)が存在することを示
したもので、“0”はDC成分以外の情報が存在しない
ことを示したものである。更に、前記ビット列は、その
左側から右側に第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロック、第4物体ブロックを順次的に示した
ものである。 〈実施例3〉本実施例3は本発明“映像情報符号化装
置”の構成3に伴う一実施例を示したもので、特に、B
BM技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換し
た後、合併情報、変換係数等を共に符号化することに関
するものである。即ち、BBM技術遂行に伴う合併情報
およびDCT遂行に伴う変換係数等を共に符号化しテッ
クスチャー情報を生成するためのものである。先ず、図
12において図示されるところのように、境界ブロック
合併部S31の信号出力端を離散余弦変換部S32の信
号入力端に接続し、前記離散余弦変換部S32の信号出
力端を量子化部S33の信号入力端に接続し、前記量子
化部S33の信号出力端を変換係数および符号化パター
ン符号化部S34に接続して本実施例3を構成する。映
像入力装置を通じて入力される同映像、または停止映像
は、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離され前記境界ブロック合併部S31に入力される。
そうすれば、境界ブロック合併部S31は入力される映
像信号を、模様情報を含む単位ブロック別に順次的に符
号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロ
ックが入力されれば、これにBBM技術を適用して境界
ブロックを合併するようになる。この時、BBM技術に
よって合併されるブロックは、実施例1と同一である。
一方、前記境界ブロック合併部S31において合併され
た境界ブロックは、離散余弦変換部S32に入力され、
離散余弦変換された後、前記量子化部S33に入力され
量子化される。更に、前記変換係数および符号化パター
ン符号化部S34は、前記量子化部S33において入力
される量子化された変換係数を可変長符号化テーブルを
参照してVLCを遂行し、前記境界ブロック合併部S3
1において入力される合併情報を符号化してテックスチ
ャー情報を生成して出力するようになる。前記変換係数
および符号化パターン符号化部S34においてVLC遂
行時使用する可変長符号化テーブルは、実施例2におけ
ると同一な構成を有するので、その詳細な説明は省略す
る。 〈実施例4〉本実施例4は、本発明“映像情報符号化装
置”の構成4に伴う一実施例を示したもので、特に、B
BM技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換し
た後、合併情報、変換係数等を共に符号化するにおい
て、境界ブロック合併後、DCTを遂行して量子化した
映像信号を元来の映像にて再現することにより、前記再
現された映像より符号化誤差等の情報を検出するための
ものである。先ず、図13において図示されるところの
ように、境界ブロックフェージング部S41の信号出力
端を境界ブロック合併部S42の信号入力端に接続し、
前記境界ブロック合併部S42の信号出力端を離散余弦
変換部S43の信号入力端に接続し、前記離散余弦変換
部S43の信号出力端を量子化部S44の信号入力端に
接続し、前記量子化部S44の信号出力端を変換係数お
よび符号化パターン符号化部S45に接続し、前記量子
化部S44の信号出力端を逆量子化部S46の信号入力
端に接続し、前記逆量子化部S46の信号出力端を逆離
散余弦変換部S47の信号入力端に接続し、前記逆離散
余弦変換部S47の信号出力端を境界ブロック分離部S
48に接続して本実施例4を構成する。映像入力装置を
通じて入力される同映像、または停止映像は、任意の模
様情報を有する対象物映像と背景映像にて分離され前記
境界ブロックフェージング部S41に入力される。そう
すれば前記境界ブロックフェージング部S41は映像信
号(または映像誤差信号)と元来の模様情報を、境界ブ
ロックを成すサブブロックにおいて対象物映像がない領
域を対象物映像がある領域の平均値にて設定する境界ブ
ロックフェージング過程を遂行して前記境界ブロック合
併部S42に出力するようになる。前記境界ブロック合
併部S42は、入力される映像信号を、模様情報を含む
単位ブロック別に順次的に符号化するうちに、対象物映
像と背景映像を含む境界ブロックが入力されれば、これ
にBBM技術を適用して境界ブロックを合併するように
なる。この時、状況に従って再現された模様情報を利用
して境界ブロックを合併するようになる。ここで、前記
合併情報は、以前映像に対する模様情報、または現在映
像に対する模様情報であり、BBM技術によって合併さ
れるブロックは、実施例1と同一である。一方、前記境
界ブロック合併部S42において合併された境界ブロッ
クは、離散余弦変換部S43に入力され離散余弦変換さ
れた後、前記量子化部S44に入力され量子化される。
更に、前記変換係数および符号化パタ ン符号化部S4
5は、前記量子化部S44において入力される量子化さ
れた変換係数を可変長符号化テーブルを参照して、VL
Cを遂行し、前記境界ブロック合併部S42において入
力される合併情報を符号化してテックスチャー情報を生
成して出力するようになる。この時、前記変換係数およ
び符号化パターン符号化部S45において、VLC遂行
時使用する可変長符号化テーブルは、実施例2における
と同一な構成を有するので、その詳細な説明は省略す
る。一方、前記量子化部S44において量子化された信
号は逆量子化部S46に入力され逆量子化された後、逆
離散余弦変換部S47に入力され逆離散余弦変換され
る。そうすれば、前記境界ブロック分離部S48は逆離
散余弦変換部S47において入力される信号を再現され
た模様情報を参照して分離することにより復号化された
データ、即ち、映像信号を再現するようになる。 〈実施例5〉本実施例5は本発明“映像情報符号化装
置”の構成5に伴う一実施例を示したもので、特に、連
続される映像シーケンスが入力される同映像を所定の模
様情報を有する単位ブロックにて形成して符号化するた
めのものである。図14、図15は本実施例5の構成を
示したブロック図である。映像入力装置を通じて入力さ
れる同映像は単位ブロック形成部S51に入力され、任
意の模様情報を有する単位ブロックにて形成される。こ
こで前記単位ブロックは、MPEG−4の場合VOPと
同じ概念である。一方、前記単位ブロック形成部S51
において形成された単位ブロックは、動き推定部S54
に入力され単位ブロックを成す(16×16)大きさの
マクロブロック単位にて動きが推定される。更に、前記
動き推定部S54において出力された動き情報は動き補
償部S55に入力され動きが補償された後、加算器に入
力される。そうすれば、前記減算器は、前記動き補償部
S55において出力される動きが補償された単位ブロッ
クと、前記単位ブロック形成部S51において形成され
出力された単位ブロックを減算して、対象物内部符号化
部S56に出力するようになる。前記対象物内部符号化
部S56は、前記減算器において出力される差異値と模
様情報の入力を受け符号化するうちに、境界ブロックが
入力された場合、境界ブロック合併技術を適用して合併
過程を遂行した後、前記合併された境界ブロックの特性
に基づいて合併された境界ブロックを可変長符号化する
ようになる。更に、前記動き補償部S55において動き
が補償された単位ブロックと前記対象物内部符号化部S
56において符号化された対象物の内部情報は加算器に
入力され加算された後、以前単位ブロック検出部S57
に出力するようになる。前記以前単位ブロック検出部S
57は、前記加算器の出力信号の入力を受け以前画面の
単位ブロックを検出し、その検出された以前画面の単位
ブロックを前記動き推定部S54と動き補償部S55に
出力するようになる。更に、模様情報符号化部S52
は、前記単位ブロック形成部S51において出力される
マクロブロック単位の映像に対し模様情報を符号化して
出力するようになる。一方、前記動き推定部S54にお
いて推定された動き情報と、対象物内部符号化部S56
において符号化された対象物の内部情報および、模様情
報符号化部S52において符号化された模様情報は多重
化部S53に入力され多重化された後、バッファー部S
58に入力されビットストリムに出力するようになる。
ここで、前記対象物内部符号化部S56の構成は、実施
例1乃至実施例4の構成中選択的に択一して成される。
例えば、図15において図示されるところのように、境
界ブロックフェージング部S61の入力を前記減算器の
出力信号にて成し、境界ブロック分離部S68の出力を
前記以前単位ブロック検出部S57に出力すれば、実施
例4と同一なるのでその詳細な説明は省略する。図面中
未説明符号S62は境界ブロック合併部を、(S63)
は離散余弦変換部を、(S64)は量子化部を、S65
は変換係数および符号化パターン部を、(S66)は逆
量子化部を、(S67)は逆離散余弦変換部を、(S6
8)は境界ブロック分離部を各々示す。 〈実施例6〉本実施例6は本発明“映像情報復号化装
置”の構成1に伴う一実施例を示したものである。先
ず、図16において図示されるところのように、可変長
復号化部(R11)と、境界ブロック分離部(R12)
と、可変長符号化テーブル貯蔵部(R13)にて見た実
施例6を構成する。境界ブロック合併技術によって合併
された後可変長符号化方法によって符号化された映像信
号は、前記可変長復号化部(R11)に入力される。そ
うすれば、前記可変長復号化部(R11は)は、入力さ
れる符号化された映像信号を可変長復号化テーブル貯蔵
部(R13)に貯蔵された可変長復号化テーブルを参照
して可変長復号化して境界ブロック分離部(R12)に
出力するようになる。一方、前記境界ブロック分離部R
12は、前記可変長復号化部R11において出力される
復号化された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併
技術によって合併された境界ブロック、または境界ブロ
ックを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、また
はサブブロックにて分離して出力するようになる。この
時、前記可変長復号化部R11は、境界ブロックを成す
多数個のザブブロック中、対象物映像を含む物体ブロッ
クの数に従って各々異なる可変長復号化テーブルを適用
して復号化を遂行し、前記可変長復号化テーブル貯蔵部
R13に貯蔵される可変長復号化テーブルは、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの配列特性に従って構成される。即ち、最
も少ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有
する配列特性を示すようにして、符号化ビット数が多く
なるほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を示すよ
うに構成される。 〈実施例7〉本実施例7は、本発明“映像情報復号化装
置”の構成2に伴う一実施例を示したもので、特に、B
BM技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換し
て符号化された映像信号を復号化するためのものであ
る。本実施例7においては前記変換技術中においてDC
Tを使用して圧縮符号化した映像信号を復号化するよう
に成す。先ず、図17において図示されるところのよう
に、可変長復号化部R21の信号出力端を逆量子化部R
22の信号入力端に接続し、前記逆量子化部R22の信
号出力端を逆離散余弦変換部R23の信号入力端に接続
し、前記逆離散余弦変換部R23の信号出力端を境界ブ
ロック分離部R24に接続し、可変長復号化テーブル貯
蔵部R25の信号出力端を前記可変長復号化部R21の
信号入力端に接続して本実施例7を構成する。境界ブロ
ック合併技術によって合併された後、可変長符号化方法
によって符号化された映像信号は、前記可変長復号化部
R21に入力される。前記可変長復号化部R21は、入
力される符号化された映像信号を可変長復号化テーブル
貯蔵部R25に貯蔵された可変長復号化テーブルを参照
して可変長復号化して逆量子化部R22に出力するよう
になる。そうすれば、前記逆量子化部R22は、前記可
変長復号化部R21において出力される復号化された映
像信号の入力を受け逆量子化して逆離散余弦変換部R2
3に出力する。逆離散余弦変換部R23は、前記逆量子
化部R22において出力される逆量子化された信号の入
力を受け、逆離散余弦変換を遂行して境界ブロック分離
部R24に出力する。前記境界ブロック分離部R24
は、前記可変長復号化部R11において出力される復号
化された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術
によって合併された境界ブロック、または境界ブロック
を成すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサ
ブブロックにて分離して出力する。この時、前記可変長
復号化部R21は、境界ブロックを成す多数個のサブブ
ロック中、対象物映像を含む物体ブロックの数に従って
各々異なる可変長復号化テーブルを適用して復号化を遂
行し、前記可変長復号化テーブル貯蔵部R25に貯蔵さ
れる可変長復号化テーブルは、境界ブロックを成す多数
個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの
配列特性に従って構成される。ここで、可変長復号化遂
行時使用する可変長復号化テーブルは、図21乃至図2
5において図示されるところのように、境界ブロックを
成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブ
ロックの個数に従ってその使用ビットを異なるように定
義して各々異なるように構成され、可変長復号化テーブ
ル構成は物体ブロックの配列特性および発生頻度を変数
にて構成する。即ち、もっとも少ない数の符号化ビット
がもっとも多い発生頻度を有する配列特性を示すように
して、符号化ビット数が多くなるほど発生頻度が漸次的
に減少する配列特性を示すように構成する。その一例に
て図21、図22、図23、図24は物体ブロックの個
数が4個、3個、2個、1個である場合、輝度ブロック
復号化時適用される可変長復号化テーブルを各々順次的
に示したものである。即ち、一番右側列にある符号化信
号が入力される時、符号化されたブロック(例:イント
ラブロック、インターブロック、スプライトブロック)
の特性に従って左側にあるビット列にて復号化される。 〈実施例8〉本実施例8は本発明“映像情報符号化装
置”の構成3にともなう一実施例を示したもので、特
に、BBM技術によって合併された境界ブロックを圧縮
変換した後、合併情報、変換係数等と共に符号化された
映像信号を復号化するためのものである。先ず、図18
において図示されるところのように、合併情報抽出部R
31の信号出力端を変換係数および符号化パターン復号
化部R32の信号入力端に接続し、前記可変長復号化部
R32の信号出力端を逆量子化部R33の信号入力端に
接続し、前記逆量子化部R33の信号出力端を逆離散余
弦変換部R34の信号入力端に接続し、前記逆離散余弦
変換部R34の信号出力端を境界ブロック分離部R35
に接続して本実施例8を構成する。先ず、符号化部にお
いて伝送された模様情報は前記合併情報抽出部R31に
入力され境界ブロック合併に対する合併情報を出力する
ようになる。前記変換係数および符号化パターン復号化
部R32は、境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号
と、前記合併情報抽出部R31において出力された合併
情報を、可変長復号化テ ブルを参照して可変長復号化
した後、逆量子化部R33に出力するようになる。そう
すれば、前記逆量子化部R33は、前記変換係数および
符号化パターン復号化部R32において出力される復号
化された映像信号の入力を受け、逆量子化して逆離散余
弦変換部R34を出力する。逆離散余弦変換部R34
は、前記逆量子化部R33において出力される逆量子化
された信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行して境
界ブロック分離部R35に出力する。前記境界ブロック
分離部R34は、前記逆離散余弦変換部R34において
出力される復号化された映像信号と、前記合併情報抽出
部R31において出力される合併情報の入力を受け、境
界ブロック合併技術によって合併された境界ブロック、
または境界ブロックを成すサブブロックを合併前の境界
ブロック、またはサブブロックにて分離して出力する。
この時、前記変換係数および符号化パターン復号化部R
32において遂行する可変長復号化方法および可変長復
号化テーブルは実施例7におけると同一なるので、その
詳細な説明は省略する。 〈実施例9〉本実施例9は、本発明“映像情報符号化装
置”の構成4に伴う一実施例を示したもので、特に、連
続される映像シーケンスが入力される同映像を所定の模
様情報を有する単位ブロックにて形成して符号化した映
像信号を復号化するためのものである。図19は本実施
例5の構成を示したブロック図である。境界ブロック合
併技術によって境界ブロックが合併された後、可変長符
号化によって符号化され多重化された映像信号を含む符
号化された映像信号は逆多重化部R41に入力され、単
位ブロック別に逆多重化される。ここで、前記単位ブロ
ックは、MPEG−4の場合VOPのような概念であ
る。一方、前記逆多重化部R41において逆多重化され
出力される映像信号は模様情報復号化部R42と、動き
情報復号化部R43と、対象物内部情報復号化部R47
に入力される。前記模様情報復号化部R42は模様情報
を復号化し、動き情報復号化部R43は動き情報を復号
化し、対象物内部情報復号化部R43は対象物内部に対
する符号化情報を復号化して出力する。更に、単位ブロ
ック貯蔵部R48は単位ブロック再現部R45において
再現された、単位ブロック単位の映像を貯蔵しておいて
から動き補償部R44に出力する。そうすれば、動き補
償部R44は前記動き情報復号化部R43において出力
される動き情報と、模様情報復号化部R43において出
力された模様情報と、単位ブロック貯蔵部R48におい
て出力された以前単位ブロックに対する情報の入力を受
け動きを補償して単位ブロック再現部R45に出力す
る。前記単位ブロック再現部R45は、前記動き補償部
R44において出力された動き補償情報と、模様情報復
号化部R42において出力された模様情報と、対象物内
部符号化部R47において出力される対象物内部に対す
る情報の入力を受け、単位ブロック単位の映像を再現し
て前記単位ブロック貯蔵部R48と合成部R46に出力
する。そうすれば、前記合成部R46は、前記単位ブロ
ック再現部R45において単位ブロック単位で再現され
た単位ブロックに対する映像を合成して出力するように
なる。ここで、前記対象物内部情報復号化部R47の構
成は、実施例6乃至実施例8の構成中選択的に択一して
成される。例えば、図18において図示されるところの
ように、変換係数および符号化パターン復号化部R32
の入力を前記逆多重化器R41の出力信号と成し、境界
ブロック分離部R35の出力を前記単位ブロック再現部
R45に出力すれば実施例8と同一なるのでその詳細な
説明は省略する。 〈実施例10〉本実施例10は本“映像情報符号化方
法”の技術的思想に伴う一実施例を示したものである。
本実施例10は図20において図示されるところのよう
に、入力される模様情報中対象物映像と背景映像との境
界を含む境界ブロックを境界ブロック合併技術によって
合併した後、前記合併された結果に基づいて可変長符号
化テーブルを参照して可変長符号化する。ここで、可変
長符号化方法は、境界ブロックを成す多数個のサブブロ
ック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特性に従
って各々異なる可変長符号化テーブルを適用して符号化
する。更に、前記可変長符号化テーブル構成方法は、発
生頻度がもっとも多い配列特性より発生頻度がもっとも
少ない配列特性順にて、もっとも少ない数のビットより
漸進的に多い数のビットが割り当てられるように構成す
る。図22乃至図25は本実施例10に伴う方法を適用
して構成した可変長符号化テーブルの一例を示したもの
である。 〈実施例11〉本実施例11は本発明“映像情報復号化
方法”の技術的思想に伴う一実施例を示したものであ
る。本実施例11は、図21において図示されるところ
のように、境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号を
可変長復号化した後、境界ブロック合併技術によって合
併された境界ブロック、または境界ブロックを成すサブ
ブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブロック
にて分離する。ここで、可変長復号化方法は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの個数と物体ブロックの配列特性に従って
各々他の可変長復号化テ ブルを構成して適用する。更
に、前記可変長復号化テーブル構成方法は、もっとも少
ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有する
配列特性を示すようにして、符号化ビット数が多くなる
ほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を示すように
各々異なる可変長復号化テ ブルを構成する。その一例
にて、図21,図22,図23,図24は、物体ブロッ
クの個数が4個,3個,2個,1個である場合、輝度ブ
ロック復号化時に適用される可変長復号化テーブルを各
々順次的に示したものである。即ち、一番右側列にある
符号化信号が入力される時、符号化されたブロック
(例:イントラブロック、インターブロック、スプライ
トブロック)の特性に従って左側にあるビット列に復号
化される。しかし、前記の実施例においては、内容中心
映像信号符号化(CONTENT−BASED)TEX
TURE CODING)時、物体境界ブロックを符号
化する時に重点をおいで説明したけれども、グレイスケ
イル(GRAYSCALE)模様情報の透明度情報を符
号化する時、またはスプライト符号化(SPRITEC
ODING)時、符号化ブロックパターンを符号化する
時使用することができる。即ち、グレイスケイル模様情
報の透明度情報を符号化する時は透明度情報の符号化ブ
ロックパターンを符号化するが、この時、BBM技術を
遂行して透明度情報と物体ブロックの種類を合併した
後、前記合併された透明度情報と物体ブロックに対し模
様情報符号化ブロックパターンを符号化を遂行すること
により圧縮符号化効率および伝送効率を高めることがで
きる。更に、スプライト符号化時BBM技術を適用して
スプライト内の映像信号と物体ブロックの種類を減少さ
せた後、模様情報符号化ブロックパターン符号化を遂行
することによって圧縮符号化効率および伝送効率を高め
ることができる。
た本発明“映像情報符号化/復号化装置および方法”の
技術的思想に伴う実施例を挙げて構成、動作および作用
効果を添付された図面に基づいて詳細に説明すれば次の
通りである。 〈実施例1〉本実施例1は本発明“映像情報符号化装
置”の構成1に伴う一実施例を示したものである。先
ず、図10において図示されるところのように、境界ブ
ロック合併部S11と、可変長符号化部S12と、過可
変長復号化テーブル貯蔵部S13にて本実施例1を構成
する。映像入力装置を通じて入力される同映像、または
停止映像は、任意の模様情報を有する対象物映像と背景
映像にて分離され前記境界ブロック合併部S11に入力
される。そうすれば境界ブロック合併部S11は入力さ
れる映像信号を、模様情報を含む単位ブロック別に順次
的に符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境
界ブロックが入力されれば、これにBBM技術を適用し
て境界ブロックを合併するようになる。この時、BBM
技術によって合併されるブロックは、2個以上の境界ブ
ロック、または境界ブロックを成すサブブロックの輝度
ブロックや色彩ブロックである。図9は(N×N)大き
さの境界ブロックを(N/2×N/2)大きさのサブブ
ロックにて区分した場合、BBM技術を適用して輝度ブ
ロックは輝度ブロック同士で、色彩ブロックは色彩ブロ
ック同士にて合併した状態の前後を示したもので、図面
において図示されるところのように、BBM技術遂行後
物体ブロックの個数が減少したことを知り得る。一方、
前記境界ブロック合併部S11において境界ブロックが
合併された映像信号は可変長符号化部S12に入力され
る。そうすれば、可変長符号化部S12は、可変長符号
化テーブル貯蔵部S13に貯蔵された可変長符号化テー
ブルを使用してVLCを遂行するようになるもので、B
BM技術を先ず遂行して物体ブロックを個数を減少させ
た後、VLCを遂行することに因って符号化されたビッ
ト数を減少させることができるようになる。ここで、V
LC遂行時使用する可変長符号化テーブルは、物体ブロ
ックの個数に従ってその使用ビットを異なるべく定義し
て各々異なるように構成し、可変長符号化テーブル構成
は、物体ブロックの配列特性および発生頻度を変数にし
て構成する。即ち、発生頻度がもっとも多い配列特性よ
り発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっとも
少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割り当
てて構成する。 〈実施例2〉本実施例2は本発明“映像情報符号化装
置”の構成2に伴う実施例を示したもので、特に、BB
M技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換して
符号化することに関するものである。即ち、ブロックデ
ータを変換する技術にはDCT(DISCREATE
COSINE TRANSFORM:離散余弦変化:以
下DCTと称する。)WHT(WALSHHADMAR
D TRANSFORM),DFT(DISCREAT
E FOURIER TRANSFORM),DST
(DISCREATESINE TRANSFORM)
等があり、これら変換によって得られた変換係数等を係
数データの特性に従って適切に符号化することにより圧
縮されたデータを得ることができる。本実施例2におい
ては前記変換技術中においてDCTを使用する。先ず、
図11において図示されるところのように、境界ブロッ
ク合併部S21の信号出力端を離散余弦変換部S22の
信号入力端に接続し、前記離散余弦変換部S22の信号
出力端を量子化部S23の信号入力端に接続し、前記量
子化部S23の信号出力端を可変長符号化部S24に接
続し、可変長符号化テーブル貯蔵部S25の信号出力端
を前記可変長符号化部S24の信号入力端に接続して本
実施例2を構成する。映像入力装置を通じて入力される
同映像、または停止映像は、任意の模様情報を有する対
象物映像と背景映像にて分離され、前記境界ブロック合
併部S21に入力される。そうすれば、境界ブロック合
併部S21は入力される映像信号を模様情報を含む単位
ブロック別に順次的に符号化するうちに、対象物映像と
背景映像を含む境界ブロックが入力されれば、これにB
BM技術を適用して境界ブロックを合併するようにな
る。この時、BBM技術によって合併されるブロック
は、実施例1と同一である。一方、前記境界ブロック合
併部S21において合併された境界ブロックは、離散余
弦変換部S22に入力され離散余弦変換された後、前記
量子化部S23に入力され量子化される。更に、前記可
変長符号化部S24は、前記量子化部S23において入
力された量子化された映像信号を可変長符号化テーブル
貯蔵部S25に貯蔵された可変長符号化テーブルを読み
出して、VLCを遂行するようになるもので、BBM技
術を先ず遂行して物体ブロックの数を減少させた後、D
CTと量子化を通じて圧縮してVLCを遂行することに
より符号化されたビット数を減少させ、圧縮符号化効率
を向上させることができるようになるものである。ここ
で、VLC遂行時使用する可変長符号化テーブルは、図
21乃至図25において図示されるところのように、物
体ブロックの数に従ってその使用ビットを異なるように
定義して各々異なるべく構成され、可変長符号化テーブ
ル構成は物体ブロックの配列特性および発生頻度を変数
にして構成する。即ち、発生頻度が最も多い配列特性よ
り発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっとも
少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割り当
てて構成する。その一例にて、図21,図22,図2
3,図24は、物体ブロックの個数が4個、3個、2
個、1個である場合、輝度ブロック符号化時に適用され
る可変長符号化テーブルを各々順次的に示したものであ
る。ここで、“CBPY(I)”は輝度ブロックがイン
トラ(INTRA)ブロックである場合適用される符号
化テーブルを、“CBPY(P)”は輝度ブロックがイ
ンター(INTER)ブロックである場合適用される符
号化テーブルを、“CBPY(SPRITE)”は輝度
ブロックがスプライト(SPRITE)ブロックである
場合適用される符号化テーブルを各々示したものであ
る。“CBPY(I)”、“CBPY(P)”、“CB
PY(SPRITE)”ビット列において、“1”はD
C成分以外の情報(例:AC成分)が存在することを示
したもので、“0”はDC成分以外の情報が存在しない
ことを示したものである。更に、前記ビット列は、その
左側から右側に第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロック、第4物体ブロックを順次的に示した
ものである。 〈実施例3〉本実施例3は本発明“映像情報符号化装
置”の構成3に伴う一実施例を示したもので、特に、B
BM技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換し
た後、合併情報、変換係数等を共に符号化することに関
するものである。即ち、BBM技術遂行に伴う合併情報
およびDCT遂行に伴う変換係数等を共に符号化しテッ
クスチャー情報を生成するためのものである。先ず、図
12において図示されるところのように、境界ブロック
合併部S31の信号出力端を離散余弦変換部S32の信
号入力端に接続し、前記離散余弦変換部S32の信号出
力端を量子化部S33の信号入力端に接続し、前記量子
化部S33の信号出力端を変換係数および符号化パター
ン符号化部S34に接続して本実施例3を構成する。映
像入力装置を通じて入力される同映像、または停止映像
は、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離され前記境界ブロック合併部S31に入力される。
そうすれば、境界ブロック合併部S31は入力される映
像信号を、模様情報を含む単位ブロック別に順次的に符
号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロ
ックが入力されれば、これにBBM技術を適用して境界
ブロックを合併するようになる。この時、BBM技術に
よって合併されるブロックは、実施例1と同一である。
一方、前記境界ブロック合併部S31において合併され
た境界ブロックは、離散余弦変換部S32に入力され、
離散余弦変換された後、前記量子化部S33に入力され
量子化される。更に、前記変換係数および符号化パター
ン符号化部S34は、前記量子化部S33において入力
される量子化された変換係数を可変長符号化テーブルを
参照してVLCを遂行し、前記境界ブロック合併部S3
1において入力される合併情報を符号化してテックスチ
ャー情報を生成して出力するようになる。前記変換係数
および符号化パターン符号化部S34においてVLC遂
行時使用する可変長符号化テーブルは、実施例2におけ
ると同一な構成を有するので、その詳細な説明は省略す
る。 〈実施例4〉本実施例4は、本発明“映像情報符号化装
置”の構成4に伴う一実施例を示したもので、特に、B
BM技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換し
た後、合併情報、変換係数等を共に符号化するにおい
て、境界ブロック合併後、DCTを遂行して量子化した
映像信号を元来の映像にて再現することにより、前記再
現された映像より符号化誤差等の情報を検出するための
ものである。先ず、図13において図示されるところの
ように、境界ブロックフェージング部S41の信号出力
端を境界ブロック合併部S42の信号入力端に接続し、
前記境界ブロック合併部S42の信号出力端を離散余弦
変換部S43の信号入力端に接続し、前記離散余弦変換
部S43の信号出力端を量子化部S44の信号入力端に
接続し、前記量子化部S44の信号出力端を変換係数お
よび符号化パターン符号化部S45に接続し、前記量子
化部S44の信号出力端を逆量子化部S46の信号入力
端に接続し、前記逆量子化部S46の信号出力端を逆離
散余弦変換部S47の信号入力端に接続し、前記逆離散
余弦変換部S47の信号出力端を境界ブロック分離部S
48に接続して本実施例4を構成する。映像入力装置を
通じて入力される同映像、または停止映像は、任意の模
様情報を有する対象物映像と背景映像にて分離され前記
境界ブロックフェージング部S41に入力される。そう
すれば前記境界ブロックフェージング部S41は映像信
号(または映像誤差信号)と元来の模様情報を、境界ブ
ロックを成すサブブロックにおいて対象物映像がない領
域を対象物映像がある領域の平均値にて設定する境界ブ
ロックフェージング過程を遂行して前記境界ブロック合
併部S42に出力するようになる。前記境界ブロック合
併部S42は、入力される映像信号を、模様情報を含む
単位ブロック別に順次的に符号化するうちに、対象物映
像と背景映像を含む境界ブロックが入力されれば、これ
にBBM技術を適用して境界ブロックを合併するように
なる。この時、状況に従って再現された模様情報を利用
して境界ブロックを合併するようになる。ここで、前記
合併情報は、以前映像に対する模様情報、または現在映
像に対する模様情報であり、BBM技術によって合併さ
れるブロックは、実施例1と同一である。一方、前記境
界ブロック合併部S42において合併された境界ブロッ
クは、離散余弦変換部S43に入力され離散余弦変換さ
れた後、前記量子化部S44に入力され量子化される。
更に、前記変換係数および符号化パタ ン符号化部S4
5は、前記量子化部S44において入力される量子化さ
れた変換係数を可変長符号化テーブルを参照して、VL
Cを遂行し、前記境界ブロック合併部S42において入
力される合併情報を符号化してテックスチャー情報を生
成して出力するようになる。この時、前記変換係数およ
び符号化パターン符号化部S45において、VLC遂行
時使用する可変長符号化テーブルは、実施例2における
と同一な構成を有するので、その詳細な説明は省略す
る。一方、前記量子化部S44において量子化された信
号は逆量子化部S46に入力され逆量子化された後、逆
離散余弦変換部S47に入力され逆離散余弦変換され
る。そうすれば、前記境界ブロック分離部S48は逆離
散余弦変換部S47において入力される信号を再現され
た模様情報を参照して分離することにより復号化された
データ、即ち、映像信号を再現するようになる。 〈実施例5〉本実施例5は本発明“映像情報符号化装
置”の構成5に伴う一実施例を示したもので、特に、連
続される映像シーケンスが入力される同映像を所定の模
様情報を有する単位ブロックにて形成して符号化するた
めのものである。図14、図15は本実施例5の構成を
示したブロック図である。映像入力装置を通じて入力さ
れる同映像は単位ブロック形成部S51に入力され、任
意の模様情報を有する単位ブロックにて形成される。こ
こで前記単位ブロックは、MPEG−4の場合VOPと
同じ概念である。一方、前記単位ブロック形成部S51
において形成された単位ブロックは、動き推定部S54
に入力され単位ブロックを成す(16×16)大きさの
マクロブロック単位にて動きが推定される。更に、前記
動き推定部S54において出力された動き情報は動き補
償部S55に入力され動きが補償された後、加算器に入
力される。そうすれば、前記減算器は、前記動き補償部
S55において出力される動きが補償された単位ブロッ
クと、前記単位ブロック形成部S51において形成され
出力された単位ブロックを減算して、対象物内部符号化
部S56に出力するようになる。前記対象物内部符号化
部S56は、前記減算器において出力される差異値と模
様情報の入力を受け符号化するうちに、境界ブロックが
入力された場合、境界ブロック合併技術を適用して合併
過程を遂行した後、前記合併された境界ブロックの特性
に基づいて合併された境界ブロックを可変長符号化する
ようになる。更に、前記動き補償部S55において動き
が補償された単位ブロックと前記対象物内部符号化部S
56において符号化された対象物の内部情報は加算器に
入力され加算された後、以前単位ブロック検出部S57
に出力するようになる。前記以前単位ブロック検出部S
57は、前記加算器の出力信号の入力を受け以前画面の
単位ブロックを検出し、その検出された以前画面の単位
ブロックを前記動き推定部S54と動き補償部S55に
出力するようになる。更に、模様情報符号化部S52
は、前記単位ブロック形成部S51において出力される
マクロブロック単位の映像に対し模様情報を符号化して
出力するようになる。一方、前記動き推定部S54にお
いて推定された動き情報と、対象物内部符号化部S56
において符号化された対象物の内部情報および、模様情
報符号化部S52において符号化された模様情報は多重
化部S53に入力され多重化された後、バッファー部S
58に入力されビットストリムに出力するようになる。
ここで、前記対象物内部符号化部S56の構成は、実施
例1乃至実施例4の構成中選択的に択一して成される。
例えば、図15において図示されるところのように、境
界ブロックフェージング部S61の入力を前記減算器の
出力信号にて成し、境界ブロック分離部S68の出力を
前記以前単位ブロック検出部S57に出力すれば、実施
例4と同一なるのでその詳細な説明は省略する。図面中
未説明符号S62は境界ブロック合併部を、(S63)
は離散余弦変換部を、(S64)は量子化部を、S65
は変換係数および符号化パターン部を、(S66)は逆
量子化部を、(S67)は逆離散余弦変換部を、(S6
8)は境界ブロック分離部を各々示す。 〈実施例6〉本実施例6は本発明“映像情報復号化装
置”の構成1に伴う一実施例を示したものである。先
ず、図16において図示されるところのように、可変長
復号化部(R11)と、境界ブロック分離部(R12)
と、可変長符号化テーブル貯蔵部(R13)にて見た実
施例6を構成する。境界ブロック合併技術によって合併
された後可変長符号化方法によって符号化された映像信
号は、前記可変長復号化部(R11)に入力される。そ
うすれば、前記可変長復号化部(R11は)は、入力さ
れる符号化された映像信号を可変長復号化テーブル貯蔵
部(R13)に貯蔵された可変長復号化テーブルを参照
して可変長復号化して境界ブロック分離部(R12)に
出力するようになる。一方、前記境界ブロック分離部R
12は、前記可変長復号化部R11において出力される
復号化された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併
技術によって合併された境界ブロック、または境界ブロ
ックを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、また
はサブブロックにて分離して出力するようになる。この
時、前記可変長復号化部R11は、境界ブロックを成す
多数個のザブブロック中、対象物映像を含む物体ブロッ
クの数に従って各々異なる可変長復号化テーブルを適用
して復号化を遂行し、前記可変長復号化テーブル貯蔵部
R13に貯蔵される可変長復号化テーブルは、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの配列特性に従って構成される。即ち、最
も少ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有
する配列特性を示すようにして、符号化ビット数が多く
なるほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を示すよ
うに構成される。 〈実施例7〉本実施例7は、本発明“映像情報復号化装
置”の構成2に伴う一実施例を示したもので、特に、B
BM技術によって合併された境界ブロックを圧縮変換し
て符号化された映像信号を復号化するためのものであ
る。本実施例7においては前記変換技術中においてDC
Tを使用して圧縮符号化した映像信号を復号化するよう
に成す。先ず、図17において図示されるところのよう
に、可変長復号化部R21の信号出力端を逆量子化部R
22の信号入力端に接続し、前記逆量子化部R22の信
号出力端を逆離散余弦変換部R23の信号入力端に接続
し、前記逆離散余弦変換部R23の信号出力端を境界ブ
ロック分離部R24に接続し、可変長復号化テーブル貯
蔵部R25の信号出力端を前記可変長復号化部R21の
信号入力端に接続して本実施例7を構成する。境界ブロ
ック合併技術によって合併された後、可変長符号化方法
によって符号化された映像信号は、前記可変長復号化部
R21に入力される。前記可変長復号化部R21は、入
力される符号化された映像信号を可変長復号化テーブル
貯蔵部R25に貯蔵された可変長復号化テーブルを参照
して可変長復号化して逆量子化部R22に出力するよう
になる。そうすれば、前記逆量子化部R22は、前記可
変長復号化部R21において出力される復号化された映
像信号の入力を受け逆量子化して逆離散余弦変換部R2
3に出力する。逆離散余弦変換部R23は、前記逆量子
化部R22において出力される逆量子化された信号の入
力を受け、逆離散余弦変換を遂行して境界ブロック分離
部R24に出力する。前記境界ブロック分離部R24
は、前記可変長復号化部R11において出力される復号
化された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術
によって合併された境界ブロック、または境界ブロック
を成すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサ
ブブロックにて分離して出力する。この時、前記可変長
復号化部R21は、境界ブロックを成す多数個のサブブ
ロック中、対象物映像を含む物体ブロックの数に従って
各々異なる可変長復号化テーブルを適用して復号化を遂
行し、前記可変長復号化テーブル貯蔵部R25に貯蔵さ
れる可変長復号化テーブルは、境界ブロックを成す多数
個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの
配列特性に従って構成される。ここで、可変長復号化遂
行時使用する可変長復号化テーブルは、図21乃至図2
5において図示されるところのように、境界ブロックを
成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブ
ロックの個数に従ってその使用ビットを異なるように定
義して各々異なるように構成され、可変長復号化テーブ
ル構成は物体ブロックの配列特性および発生頻度を変数
にて構成する。即ち、もっとも少ない数の符号化ビット
がもっとも多い発生頻度を有する配列特性を示すように
して、符号化ビット数が多くなるほど発生頻度が漸次的
に減少する配列特性を示すように構成する。その一例に
て図21、図22、図23、図24は物体ブロックの個
数が4個、3個、2個、1個である場合、輝度ブロック
復号化時適用される可変長復号化テーブルを各々順次的
に示したものである。即ち、一番右側列にある符号化信
号が入力される時、符号化されたブロック(例:イント
ラブロック、インターブロック、スプライトブロック)
の特性に従って左側にあるビット列にて復号化される。 〈実施例8〉本実施例8は本発明“映像情報符号化装
置”の構成3にともなう一実施例を示したもので、特
に、BBM技術によって合併された境界ブロックを圧縮
変換した後、合併情報、変換係数等と共に符号化された
映像信号を復号化するためのものである。先ず、図18
において図示されるところのように、合併情報抽出部R
31の信号出力端を変換係数および符号化パターン復号
化部R32の信号入力端に接続し、前記可変長復号化部
R32の信号出力端を逆量子化部R33の信号入力端に
接続し、前記逆量子化部R33の信号出力端を逆離散余
弦変換部R34の信号入力端に接続し、前記逆離散余弦
変換部R34の信号出力端を境界ブロック分離部R35
に接続して本実施例8を構成する。先ず、符号化部にお
いて伝送された模様情報は前記合併情報抽出部R31に
入力され境界ブロック合併に対する合併情報を出力する
ようになる。前記変換係数および符号化パターン復号化
部R32は、境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号
と、前記合併情報抽出部R31において出力された合併
情報を、可変長復号化テ ブルを参照して可変長復号化
した後、逆量子化部R33に出力するようになる。そう
すれば、前記逆量子化部R33は、前記変換係数および
符号化パターン復号化部R32において出力される復号
化された映像信号の入力を受け、逆量子化して逆離散余
弦変換部R34を出力する。逆離散余弦変換部R34
は、前記逆量子化部R33において出力される逆量子化
された信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行して境
界ブロック分離部R35に出力する。前記境界ブロック
分離部R34は、前記逆離散余弦変換部R34において
出力される復号化された映像信号と、前記合併情報抽出
部R31において出力される合併情報の入力を受け、境
界ブロック合併技術によって合併された境界ブロック、
または境界ブロックを成すサブブロックを合併前の境界
ブロック、またはサブブロックにて分離して出力する。
この時、前記変換係数および符号化パターン復号化部R
32において遂行する可変長復号化方法および可変長復
号化テーブルは実施例7におけると同一なるので、その
詳細な説明は省略する。 〈実施例9〉本実施例9は、本発明“映像情報符号化装
置”の構成4に伴う一実施例を示したもので、特に、連
続される映像シーケンスが入力される同映像を所定の模
様情報を有する単位ブロックにて形成して符号化した映
像信号を復号化するためのものである。図19は本実施
例5の構成を示したブロック図である。境界ブロック合
併技術によって境界ブロックが合併された後、可変長符
号化によって符号化され多重化された映像信号を含む符
号化された映像信号は逆多重化部R41に入力され、単
位ブロック別に逆多重化される。ここで、前記単位ブロ
ックは、MPEG−4の場合VOPのような概念であ
る。一方、前記逆多重化部R41において逆多重化され
出力される映像信号は模様情報復号化部R42と、動き
情報復号化部R43と、対象物内部情報復号化部R47
に入力される。前記模様情報復号化部R42は模様情報
を復号化し、動き情報復号化部R43は動き情報を復号
化し、対象物内部情報復号化部R43は対象物内部に対
する符号化情報を復号化して出力する。更に、単位ブロ
ック貯蔵部R48は単位ブロック再現部R45において
再現された、単位ブロック単位の映像を貯蔵しておいて
から動き補償部R44に出力する。そうすれば、動き補
償部R44は前記動き情報復号化部R43において出力
される動き情報と、模様情報復号化部R43において出
力された模様情報と、単位ブロック貯蔵部R48におい
て出力された以前単位ブロックに対する情報の入力を受
け動きを補償して単位ブロック再現部R45に出力す
る。前記単位ブロック再現部R45は、前記動き補償部
R44において出力された動き補償情報と、模様情報復
号化部R42において出力された模様情報と、対象物内
部符号化部R47において出力される対象物内部に対す
る情報の入力を受け、単位ブロック単位の映像を再現し
て前記単位ブロック貯蔵部R48と合成部R46に出力
する。そうすれば、前記合成部R46は、前記単位ブロ
ック再現部R45において単位ブロック単位で再現され
た単位ブロックに対する映像を合成して出力するように
なる。ここで、前記対象物内部情報復号化部R47の構
成は、実施例6乃至実施例8の構成中選択的に択一して
成される。例えば、図18において図示されるところの
ように、変換係数および符号化パターン復号化部R32
の入力を前記逆多重化器R41の出力信号と成し、境界
ブロック分離部R35の出力を前記単位ブロック再現部
R45に出力すれば実施例8と同一なるのでその詳細な
説明は省略する。 〈実施例10〉本実施例10は本“映像情報符号化方
法”の技術的思想に伴う一実施例を示したものである。
本実施例10は図20において図示されるところのよう
に、入力される模様情報中対象物映像と背景映像との境
界を含む境界ブロックを境界ブロック合併技術によって
合併した後、前記合併された結果に基づいて可変長符号
化テーブルを参照して可変長符号化する。ここで、可変
長符号化方法は、境界ブロックを成す多数個のサブブロ
ック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特性に従
って各々異なる可変長符号化テーブルを適用して符号化
する。更に、前記可変長符号化テーブル構成方法は、発
生頻度がもっとも多い配列特性より発生頻度がもっとも
少ない配列特性順にて、もっとも少ない数のビットより
漸進的に多い数のビットが割り当てられるように構成す
る。図22乃至図25は本実施例10に伴う方法を適用
して構成した可変長符号化テーブルの一例を示したもの
である。 〈実施例11〉本実施例11は本発明“映像情報復号化
方法”の技術的思想に伴う一実施例を示したものであ
る。本実施例11は、図21において図示されるところ
のように、境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号を
可変長復号化した後、境界ブロック合併技術によって合
併された境界ブロック、または境界ブロックを成すサブ
ブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブロック
にて分離する。ここで、可変長復号化方法は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの個数と物体ブロックの配列特性に従って
各々他の可変長復号化テ ブルを構成して適用する。更
に、前記可変長復号化テーブル構成方法は、もっとも少
ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有する
配列特性を示すようにして、符号化ビット数が多くなる
ほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を示すように
各々異なる可変長復号化テ ブルを構成する。その一例
にて、図21,図22,図23,図24は、物体ブロッ
クの個数が4個,3個,2個,1個である場合、輝度ブ
ロック復号化時に適用される可変長復号化テーブルを各
々順次的に示したものである。即ち、一番右側列にある
符号化信号が入力される時、符号化されたブロック
(例:イントラブロック、インターブロック、スプライ
トブロック)の特性に従って左側にあるビット列に復号
化される。しかし、前記の実施例においては、内容中心
映像信号符号化(CONTENT−BASED)TEX
TURE CODING)時、物体境界ブロックを符号
化する時に重点をおいで説明したけれども、グレイスケ
イル(GRAYSCALE)模様情報の透明度情報を符
号化する時、またはスプライト符号化(SPRITEC
ODING)時、符号化ブロックパターンを符号化する
時使用することができる。即ち、グレイスケイル模様情
報の透明度情報を符号化する時は透明度情報の符号化ブ
ロックパターンを符号化するが、この時、BBM技術を
遂行して透明度情報と物体ブロックの種類を合併した
後、前記合併された透明度情報と物体ブロックに対し模
様情報符号化ブロックパターンを符号化を遂行すること
により圧縮符号化効率および伝送効率を高めることがで
きる。更に、スプライト符号化時BBM技術を適用して
スプライト内の映像信号と物体ブロックの種類を減少さ
せた後、模様情報符号化ブロックパターン符号化を遂行
することによって圧縮符号化効率および伝送効率を高め
ることができる。
【発明の効果】以上において察して見たところのよう
に、本発明“映像情報符号化/復号化装置および方法”
は、特に、任意の模様情報を有する映像信号を符号化す
る時BBM技術を先ず適用して物体ブロックの数を減ら
した後、前記物体ブロックの数と配列特性に従って可変
長符号化して伝送して符号化することに因り、符号化効
率および伝送効率を向上させることができる効果がある
のである。
に、本発明“映像情報符号化/復号化装置および方法”
は、特に、任意の模様情報を有する映像信号を符号化す
る時BBM技術を先ず適用して物体ブロックの数を減ら
した後、前記物体ブロックの数と配列特性に従って可変
長符号化して伝送して符号化することに因り、符号化効
率および伝送効率を向上させることができる効果がある
のである。
【図1】国際標準傘下機構において1次的に確定したV
Mインコーダーの構成を示したブロック図。
Mインコーダーの構成を示したブロック図。
【図2】模様情報を有するVOPをマクロブロックにて
区画して示した図面。
区画して示した図面。
【図3】aはVOPを形成するマクロブロックの種類を
示した図面。bはマクロブロックを形成するサブブロッ
クの種類を示した図面。
示した図面。bはマクロブロックを形成するサブブロッ
クの種類を示した図面。
【図4】国際標準傘下機構において1次的に確定したV
OP符号化部の構成を示したブロック図。
OP符号化部の構成を示したブロック図。
【図5】国際標準傘下機構において1次的に確定したV
Mデコーダーの構成を示したブロック図。
Mデコーダーの構成を示したブロック図。
【図6】国際標準化傘下機構において1次的に確定した
VOP復号化部の構成を示したブロック図。
VOP復号化部の構成を示したブロック図。
【図7】マクロブロックの構造を示した図面にて、図7
aは4:2:0フォーマットを示した図面。図7bは
4:2:2フォーマットを示した図面。図7cは4:
4:4フォーマットを示した図面。
aは4:2:0フォーマットを示した図面。図7bは
4:2:2フォーマットを示した図面。図7cは4:
4:4フォーマットを示した図面。
【図8】物体ブロックの個数に伴う配列特性を示した図
面にて、図8aは物体ブロックが4個である場合を示し
た図面。図8bは物体ブロックが3個である場合を示し
た図面。図8cは物体ブロックが2個である場合を示し
た図面。
面にて、図8aは物体ブロックが4個である場合を示し
た図面。図8bは物体ブロックが3個である場合を示し
た図面。図8cは物体ブロックが2個である場合を示し
た図面。
【図9】境界ブロック合併技術遂行前後の状態を示した
図面。
図面。
【図10】本発明“映像情報符号化装置”の構成1を示
したブロック図。
したブロック図。
【図11】本発明“映像情報符号化装置”の構成2を示
したブロック図。
したブロック図。
【図12】1本発明“映像情報符号化装置”の構成3を
示したブロック図。
示したブロック図。
【図13】本発明“映像情報符号化装置”の構成4を示
したブロック図。
したブロック図。
【図14】本発明“映像情報符号化装置”の構成5を示
したブロック図。
したブロック図。
【図15】本発明“映像情報符号化装置”の構成5の中
で対象物内部符号化部の構成を示したブロック図。
で対象物内部符号化部の構成を示したブロック図。
【図16】本発明“映像情報復号化装置”の構成1を示
したブロック図。
したブロック図。
【図17】本発明“映像情報復号化装置”の構成2を示
したブロック図。
したブロック図。
【図18】本発明“映像情報復号化装置”の構成3を示
したブロック図。
したブロック図。
【図19】本発明“映像情報復号化装置”の構成4を示
したブロック図。
したブロック図。
【図20】本発明“映像情報符号化方法”を示した制御
流れ図。
流れ図。
【図21】本発明“映像情報復号化方法”を示した制御
流れ図。
流れ図。
【図22】物体ブロックが4個である場合適用する本発
明に伴う可変長符号化および復号化テーブルを示した図
面。
明に伴う可変長符号化および復号化テーブルを示した図
面。
【図23】物体ブロックが3個である場合適用する本発
明に伴う可変長符号化および復号化テーブルを示した図
面。
明に伴う可変長符号化および復号化テーブルを示した図
面。
【図24】物体ブロックが2個である場合適用する本発
明に伴う可変長符号化および復号化テ ブルを示した図
面。
明に伴う可変長符号化および復号化テ ブルを示した図
面。
【図25】物体ブロックが1個である場合適用する本発
明に伴う可変長符号化および復号化テーブルを示した図
面。
明に伴う可変長符号化および復号化テーブルを示した図
面。
R11,R21: 可変長復号化部 R12,R24,R35: 境界ブロック分離部 R13,R25: 可変長復号化テーブル貯蔵部 R22,R33: 逆量子化部 R23,R34: 逆離散余弦変換部 R31: 合併情報抽出部 R32: 変換係数および符号化パターン復号化部 R41: 逆多重化部 R42: 模様情報復号化部 R43: 動き情報復号化部 R44: 動き補償部 R45: 単位ブロック再現部 R46: 合成部 R47: 対象物内部情報復号化部 R48: 単位ブロック貯蔵部 SS11,S21,S31,S42,S62:境界ブロ
ック合併部 S12,S24: 可変長符号化部 S13,S25: 可変長符号化テーブル貯蔵部 S22,S32,S43,S63: 離散余弦変換部 S23,S33,S44,S64: 量子化部 S41,S61: 境界ブロックフェージング部 S34,S45,S65: 変換係数および符号化パタ
ーン符号化部 S46,S66: 逆量子化部 S47,S67: 逆離散余弦変換部 S48,S68: 境界ブロック分離部 S51: 単位ブロック形成部 S52: 模様符号化部 S53: 多重化部 S54: 動き推定部 S55: 動き補償部 S56: 対象物内部符号化部 S57: 以前単位ブロック検出部 S58: バッファー部
ック合併部 S12,S24: 可変長符号化部 S13,S25: 可変長符号化テーブル貯蔵部 S22,S32,S43,S63: 離散余弦変換部 S23,S33,S44,S64: 量子化部 S41,S61: 境界ブロックフェージング部 S34,S45,S65: 変換係数および符号化パタ
ーン符号化部 S46,S66: 逆量子化部 S47,S67: 逆離散余弦変換部 S48,S68: 境界ブロック分離部 S51: 単位ブロック形成部 S52: 模様符号化部 S53: 多重化部 S54: 動き推定部 S55: 動き補償部 S56: 対象物内部符号化部 S57: 以前単位ブロック検出部 S58: バッファー部
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 映像情報符号化/復号化装置および方
法
法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像入力装置を通
じて入力される映像を任意の形状情報(SHAPE INFORMAT
ION) を有する、各々の対象物映像と背景映像に分離し
て符号化および復号化する装置および方法に関するもの
で、特に、対象物映像の境界を成す多数個のブロックを
合併して映像情報を符号化する場合、合併によって変化
した各ブロックの特性に基づいて可変長符号化を遂行し
た後、復号化時に符号化情報に基づいて復号化すること
により、符号化(または復号化)効率および伝送効率を
向上させるためのものである。
じて入力される映像を任意の形状情報(SHAPE INFORMAT
ION) を有する、各々の対象物映像と背景映像に分離し
て符号化および復号化する装置および方法に関するもの
で、特に、対象物映像の境界を成す多数個のブロックを
合併して映像情報を符号化する場合、合併によって変化
した各ブロックの特性に基づいて可変長符号化を遂行し
た後、復号化時に符号化情報に基づいて復号化すること
により、符号化(または復号化)効率および伝送効率を
向上させるためのものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、最近の映像処理技術は、
入力される一つのフレーム(FRAME)の映像を全体的に
圧縮符号化する方法から脱皮して、これを任意の形状情
報を有する所定の単位ブロックに区分した後、その各々
に対し圧縮符号化して伝送する方向に流れている。即
ち、停止映像の場合には入力される映像を各々の対象物
映像と背景映像に分離して伝送し、動画像の場合には対
象物映像の変化の可否を伝送することにより、自然映
像、または人工映像等を対象物映像の単位にして自由自
在に合成乃至は分解することができるように成すのは勿
論、圧縮符号化効率および伝送効率を向上させることが
できるもので、このために、国際標準化機構(INTERANT
IONAL ORGANIZATION FOR STANARDI-ZATION:以下IOS
と称する)、国際電気通信連合電気通信標準化部門(IN
TERNATIONAL TELE-COMMUNICATION UNIONTELE COMMUNICA
TION STANARDIZATION SECTOR:以下ITUーTと称す
る)等の国際機構においては形状情報を有する単位ブロ
ックを基盤とした国際標準案を準備している。
入力される一つのフレーム(FRAME)の映像を全体的に
圧縮符号化する方法から脱皮して、これを任意の形状情
報を有する所定の単位ブロックに区分した後、その各々
に対し圧縮符号化して伝送する方向に流れている。即
ち、停止映像の場合には入力される映像を各々の対象物
映像と背景映像に分離して伝送し、動画像の場合には対
象物映像の変化の可否を伝送することにより、自然映
像、または人工映像等を対象物映像の単位にして自由自
在に合成乃至は分解することができるように成すのは勿
論、圧縮符号化効率および伝送効率を向上させることが
できるもので、このために、国際標準化機構(INTERANT
IONAL ORGANIZATION FOR STANARDI-ZATION:以下IOS
と称する)、国際電気通信連合電気通信標準化部門(IN
TERNATIONAL TELE-COMMUNICATION UNIONTELE COMMUNICA
TION STANARDIZATION SECTOR:以下ITUーTと称す
る)等の国際機構においては形状情報を有する単位ブロ
ックを基盤とした国際標準案を準備している。
【0003】例えば、ISO/IEC傘下のWG11に
おいては同映像圧縮標準化作業であるMPEG(MOVING
PICTURE EXPERTS GROUP:メディア統合系同映像圧縮の
国際標準:以下MPEGと称する)−4を進めており、
WG1においては停止映像圧縮標準化作業であるJPE
G(JOINT PHOTOGRAPHIC CODING EXPERTS GROUP:カラ
ー停止映像圧縮の国際標準:以下JPEGと称する)−
2000を進めている。更に、ITU−Tにおいては
H.263+,H.320,H331等を進めている。
おいては同映像圧縮標準化作業であるMPEG(MOVING
PICTURE EXPERTS GROUP:メディア統合系同映像圧縮の
国際標準:以下MPEGと称する)−4を進めており、
WG1においては停止映像圧縮標準化作業であるJPE
G(JOINT PHOTOGRAPHIC CODING EXPERTS GROUP:カラ
ー停止映像圧縮の国際標準:以下JPEGと称する)−
2000を進めている。更に、ITU−Tにおいては
H.263+,H.320,H331等を進めている。
【0004】以下、形状情報との概念に基づいて標準化
作業を進行しているMPEG−4,JPEG−200
0,H.263+,H.320,H331MPWG−4
に対して説明すれば次のようである。MPEG−4は、
任意の形状情報を有する単位ブロックでVOP(VIDEO
OBJECT PLANE:以下VOPと称する)の概念を使用す
る。ここで、前記VOPは、入力される映像を背景映像
と各々の対象物映像に分離した場合、前記分離した背景
映像と対象物映像を含む四角形にて定義される。MPE
G−4は、映像内に所定の物体、または所定の領域にて
成された対象物領域が存在する場合、その対象物映像を
各々のVOPにて分離して、前記分離されたVOPを各
々符号化して伝送した後、復号化することを骨格として
いる。
作業を進行しているMPEG−4,JPEG−200
0,H.263+,H.320,H331MPWG−4
に対して説明すれば次のようである。MPEG−4は、
任意の形状情報を有する単位ブロックでVOP(VIDEO
OBJECT PLANE:以下VOPと称する)の概念を使用す
る。ここで、前記VOPは、入力される映像を背景映像
と各々の対象物映像に分離した場合、前記分離した背景
映像と対象物映像を含む四角形にて定義される。MPE
G−4は、映像内に所定の物体、または所定の領域にて
成された対象物領域が存在する場合、その対象物映像を
各々のVOPにて分離して、前記分離されたVOPを各
々符号化して伝送した後、復号化することを骨格として
いる。
【0005】このようなVOPは、インターネットマル
チメディア(INTERNET MULTIMEDIA)、対話型ビデオゲー
ム(INTERACTIVE VIDEO GAMES),映像会議および映像
電話等の相互通信(INTERPERSONAL COMMUNICATIONS),
双方向貯蔵媒体(INTERACTIVE STORAGE MEDIA),マル
チメディア電子郵便(MULTIMEDIA MAILING),無線マル
チメディア(WIRELESS MULTIMEDIA),ATM(ASYNCHR
OーNOUS TRANSFER MODE)網等を利用したネットワークデ
ータベースサービス(NETWORKED DATABASE SERVICE),
遠隔応急システム(REMOTE EMERENCY SYSTEMS),遠隔
映像監視(REMOTE VIDEO SUREILLANCE)等のコンピュー
ターグラフィックスおよびマルチメディア分野等におい
て対象物の映像を処理するのに基本になっている。
チメディア(INTERNET MULTIMEDIA)、対話型ビデオゲー
ム(INTERACTIVE VIDEO GAMES),映像会議および映像
電話等の相互通信(INTERPERSONAL COMMUNICATIONS),
双方向貯蔵媒体(INTERACTIVE STORAGE MEDIA),マル
チメディア電子郵便(MULTIMEDIA MAILING),無線マル
チメディア(WIRELESS MULTIMEDIA),ATM(ASYNCHR
OーNOUS TRANSFER MODE)網等を利用したネットワークデ
ータベースサービス(NETWORKED DATABASE SERVICE),
遠隔応急システム(REMOTE EMERENCY SYSTEMS),遠隔
映像監視(REMOTE VIDEO SUREILLANCE)等のコンピュー
ターグラフィックスおよびマルチメディア分野等におい
て対象物の映像を処理するのに基本になっている。
【0006】図17は国際標準傘下機構(ISO/IEC JTC1
/SC29/WG11 MPEG96/N1172JANUARY)において1次的に確
定したVM(VERIFICATION MODEL:検証モデル:以下V
Mと称する)(ENCODER)100の構成を示したブロッ
ク図である。ここで、VOP形成部(VOP DEFINITION B
LOCK)110は伝送または貯蔵すべき映像シーケンス
(SEQUENCE)が入力される場合に、これを対象物映像単
位に分けて各々異なるVOPに形成する。
/SC29/WG11 MPEG96/N1172JANUARY)において1次的に確
定したVM(VERIFICATION MODEL:検証モデル:以下V
Mと称する)(ENCODER)100の構成を示したブロッ
ク図である。ここで、VOP形成部(VOP DEFINITION B
LOCK)110は伝送または貯蔵すべき映像シーケンス
(SEQUENCE)が入力される場合に、これを対象物映像単
位に分けて各々異なるVOPに形成する。
【0007】図18は対象物映像にて“ネコ”の映像を
設定して一つのVOPを形成した一例を示したものであ
る。ここで、VOPの横方向の大きさはVOP幅にて定
義され、縦方向の大きさはVOPの高さにて定義され、
形成されたVOPは左側上端をグリット(GRID)開始点
とし、X軸およびY軸へ各々M個およびN個の画素を有
する(M×N)マクロブロックにて区画される。例えば
X軸およびY軸へ各々16個の画素を有する(16×1
6)マクロブロックに区画される。この時、VOPの右
側と下端に形成されるマクロブロックのX軸およびY軸
画素が各々M個およびN個でない場合にはVOPの大き
さを拡張して、各マクロブロックのX軸およびY軸画素
が全てM個およびN個になるように成す。更に、前記M
およびNは後述する対象物内部符号化(TEXTURE CODING
BLOCK)においてサブブロックの単位で符号化を遂行す
ることができるように成すために、各々偶数にて設定さ
れる。
設定して一つのVOPを形成した一例を示したものであ
る。ここで、VOPの横方向の大きさはVOP幅にて定
義され、縦方向の大きさはVOPの高さにて定義され、
形成されたVOPは左側上端をグリット(GRID)開始点
とし、X軸およびY軸へ各々M個およびN個の画素を有
する(M×N)マクロブロックにて区画される。例えば
X軸およびY軸へ各々16個の画素を有する(16×1
6)マクロブロックに区画される。この時、VOPの右
側と下端に形成されるマクロブロックのX軸およびY軸
画素が各々M個およびN個でない場合にはVOPの大き
さを拡張して、各マクロブロックのX軸およびY軸画素
が全てM個およびN個になるように成す。更に、前記M
およびNは後述する対象物内部符号化(TEXTURE CODING
BLOCK)においてサブブロックの単位で符号化を遂行す
ることができるように成すために、各々偶数にて設定さ
れる。
【0008】図19は入力される映像において対象物映
像(任意の形状を有する物体映像)を抽出してVOPを
形成した後、これをマクロブロック単位にて分割した状
態を示したものである。VOPを形成するマクロブロッ
クは、図面において図示されるところのように、対象物
映像の情報がある領域と、対象物映像の情報が無い領域
にて成される。更に、各々のマクロブロックは、図19
のaに図示されるように、対象物映像情報だけがあるマ
クロブロック(以下物体内マクロブロックと称する)
と、対象物映像情報が全然無いマクロブロック(以下物
体の外マクロブロックと称する。)と、対象物映像情報
が有る領域と対象物映像情報が無い領域が共にあるマク
ロブロック(以下物体境界マクロブロックと称する。)
にて分けられるし、符号化(または復号化)時これを区
別して符号化(または復号化)する。
像(任意の形状を有する物体映像)を抽出してVOPを
形成した後、これをマクロブロック単位にて分割した状
態を示したものである。VOPを形成するマクロブロッ
クは、図面において図示されるところのように、対象物
映像の情報がある領域と、対象物映像の情報が無い領域
にて成される。更に、各々のマクロブロックは、図19
のaに図示されるように、対象物映像情報だけがあるマ
クロブロック(以下物体内マクロブロックと称する)
と、対象物映像情報が全然無いマクロブロック(以下物
体の外マクロブロックと称する。)と、対象物映像情報
が有る領域と対象物映像情報が無い領域が共にあるマク
ロブロック(以下物体境界マクロブロックと称する。)
にて分けられるし、符号化(または復号化)時これを区
別して符号化(または復号化)する。
【0009】更に、前記物体境界マクロブロックは、図
19のbに図示されるように、対象物映像の情報だけ有
るサブブロック(以下物体内サブブロックと称する。)
と、対象物映像の情報が全然無いサブブロック(以下物
体外サブブロックと称する。)と、対象物映像の情報が
一部含まれたサブブロック(以下物体境界サブブロック
と称する。)にて分けら、符号化(または復号化)時こ
れを区別して符号化(または復号化)する。一方、前記
VOP形成部110において形成された各々のVOPは
VOP符号化部(VOP CODING BLOCK)120a,120
b,…,120nに各々入力されVOP別に符号化さ
れ、多重化部(MULTIPLEXER)130において多重化さ
れビット列(BITSTREAM)にて伝送される。
19のbに図示されるように、対象物映像の情報だけ有
るサブブロック(以下物体内サブブロックと称する。)
と、対象物映像の情報が全然無いサブブロック(以下物
体外サブブロックと称する。)と、対象物映像の情報が
一部含まれたサブブロック(以下物体境界サブブロック
と称する。)にて分けら、符号化(または復号化)時こ
れを区別して符号化(または復号化)する。一方、前記
VOP形成部110において形成された各々のVOPは
VOP符号化部(VOP CODING BLOCK)120a,120
b,…,120nに各々入力されVOP別に符号化さ
れ、多重化部(MULTIPLEXER)130において多重化さ
れビット列(BITSTREAM)にて伝送される。
【0010】図20は国際標準傘下機構において1次的
に確定したVMエンコーダ100内のVOP符号化部1
20a,120b,…,120nの構成を示したブロッ
ク図で、これを説明すれば次の通りである。先ず、前記
VOP形成部110において形成された各々の対象物映
像に対するVOPが動き推定部(MOTION ESTIMATION BL
OCK)121に入力されれば、前記動き推定部121は
入力されたVOPよりマクロブロック単位の動きを推定
するようになる。更に、前記動き推定部121において
推定された動き情報は動き補償部(MOTION COMPENSATIO
N BLOCK)122に入力され動きが補償される。
に確定したVMエンコーダ100内のVOP符号化部1
20a,120b,…,120nの構成を示したブロッ
ク図で、これを説明すれば次の通りである。先ず、前記
VOP形成部110において形成された各々の対象物映
像に対するVOPが動き推定部(MOTION ESTIMATION BL
OCK)121に入力されれば、前記動き推定部121は
入力されたVOPよりマクロブロック単位の動きを推定
するようになる。更に、前記動き推定部121において
推定された動き情報は動き補償部(MOTION COMPENSATIO
N BLOCK)122に入力され動きが補償される。
【0011】更に、前記動き補償部122において動き
が補償されたVOPは前記VOP形成部110において
形成されたVOPと共に減算器123に入力され、差の
値が検出され、前記減算器123において検出された差
の値は対象物内部符号化部124に入力されマクロブロ
ックのサブブロック単位にて対象物の内部情報が符号化
される。例えば、マクロブロックのX軸およびY軸が
(M/2×N/2)にて各々8個の画素を有する(8×
8)のサブブロックに細分化された後、対象物内部情報
が符号化される。
が補償されたVOPは前記VOP形成部110において
形成されたVOPと共に減算器123に入力され、差の
値が検出され、前記減算器123において検出された差
の値は対象物内部符号化部124に入力されマクロブロ
ックのサブブロック単位にて対象物の内部情報が符号化
される。例えば、マクロブロックのX軸およびY軸が
(M/2×N/2)にて各々8個の画素を有する(8×
8)のサブブロックに細分化された後、対象物内部情報
が符号化される。
【0012】一方、前記動き補償部122において動き
が補償されたVOPと、前記対象物内部符号化部124
において符号化された対象物の内部情報は加算器125
に入力されて加算され、前記加算器125の出力信号は
以前VOP検出部(PREVIOUSRECONSTRUCTED VOP BLOC
K)126に入力され、現在映像直前の映像のVOPで
ある以前VOPが検出される。更に、前記以前VOP検
出部126において検出された前記以前VOPは前記動
き推定部121および動き補償部122に入力され動き
推定および動き補償に使用される。
が補償されたVOPと、前記対象物内部符号化部124
において符号化された対象物の内部情報は加算器125
に入力されて加算され、前記加算器125の出力信号は
以前VOP検出部(PREVIOUSRECONSTRUCTED VOP BLOC
K)126に入力され、現在映像直前の映像のVOPで
ある以前VOPが検出される。更に、前記以前VOP検
出部126において検出された前記以前VOPは前記動
き推定部121および動き補償部122に入力され動き
推定および動き補償に使用される。
【0013】更に、前記VOP形成部110において形
成されたVOPは形状符号化部(SHAPE CODING BLOCK)
127に入力され形状情報が符号化される。ここで、前
記形状符号化部127の出力信号は前記VOP符号化部
(120a,120b,…,120n)が適用される分
野に従って使用の可否が可変されるもので、点線にて表
示されたところのように、前記形状符号化部127の出
力信号を動き推定部121、動き補償部122および対
象物内部符号化部124に入力させ、動き推定、動き補
償および対象物の内部情報を符号化するのに使用するこ
とができる。更に、前記動き推定部121において推定
された動き情報と、対象物内部符号化部124において
符号化された対象物内部情報および、前記形状符号化1
27において符号化された形状情報は、多重化部128
に入力され多重化された後、バッファ129を通じて図
17の多重化部130に出力されビット列に伝送され
る。
成されたVOPは形状符号化部(SHAPE CODING BLOCK)
127に入力され形状情報が符号化される。ここで、前
記形状符号化部127の出力信号は前記VOP符号化部
(120a,120b,…,120n)が適用される分
野に従って使用の可否が可変されるもので、点線にて表
示されたところのように、前記形状符号化部127の出
力信号を動き推定部121、動き補償部122および対
象物内部符号化部124に入力させ、動き推定、動き補
償および対象物の内部情報を符号化するのに使用するこ
とができる。更に、前記動き推定部121において推定
された動き情報と、対象物内部符号化部124において
符号化された対象物内部情報および、前記形状符号化1
27において符号化された形状情報は、多重化部128
に入力され多重化された後、バッファ129を通じて図
17の多重化部130に出力されビット列に伝送され
る。
【0014】一方、VMエンコーダ100において伝送
されたVOP符号化信号は、図21に図示されるよう
に、VMデコーダ(VM DECODER)200の逆多重化部
(DEMULTIPLEXER)210に入力され各VOP別に分離
される。更に、逆多重化部210において分離された各
VOP符号化信号は多数個のVOP復号化部(VOP DECO
DING BLOCK)220a,220b,…,220nを通じ
て元来のVOP映像に各々復号化された後、合成部(CO
MPOSITION BLOCK)230において合成され、元来の映
像を再現するようになる。
されたVOP符号化信号は、図21に図示されるよう
に、VMデコーダ(VM DECODER)200の逆多重化部
(DEMULTIPLEXER)210に入力され各VOP別に分離
される。更に、逆多重化部210において分離された各
VOP符号化信号は多数個のVOP復号化部(VOP DECO
DING BLOCK)220a,220b,…,220nを通じ
て元来のVOP映像に各々復号化された後、合成部(CO
MPOSITION BLOCK)230において合成され、元来の映
像を再現するようになる。
【0015】図22は国際標準傘下機構において1次的
に確定したVMエンコーダ200のVOP復号化部22
0a,220b,…,220nの構成を示したブロック
図で、これを説明すれば次の通りである。先ず、逆多重
化部210に入力されたVOP符号化信号は、形状情報
復号化部(SHAPE DECODING BLOCK)221と動き情報復
号化部(MOTION DECODING BLOCK)222および対象物
内部情報復号化部(TEXTURE DECODING BLOCK)225に
各々入力されVOPを形成する形状および動きと内部情
報を復号化するようになる。更に、前記動き情報復号化
部221において復号化された信号は、動き補償部(MO
TION COMPENSATION BLOCK)223に入力され動きが補
償された後、VOP再現部(RECONSTRUCTED VOP BLOC
K)224においてVOPを再現するようになる。
に確定したVMエンコーダ200のVOP復号化部22
0a,220b,…,220nの構成を示したブロック
図で、これを説明すれば次の通りである。先ず、逆多重
化部210に入力されたVOP符号化信号は、形状情報
復号化部(SHAPE DECODING BLOCK)221と動き情報復
号化部(MOTION DECODING BLOCK)222および対象物
内部情報復号化部(TEXTURE DECODING BLOCK)225に
各々入力されVOPを形成する形状および動きと内部情
報を復号化するようになる。更に、前記動き情報復号化
部221において復号化された信号は、動き補償部(MO
TION COMPENSATION BLOCK)223に入力され動きが補
償された後、VOP再現部(RECONSTRUCTED VOP BLOC
K)224においてVOPを再現するようになる。
【0016】この時、前記動き補償部223は、動き補
償時に動き情報復号化部221とVOP貯蔵部(VOP ME
MORY)226を通じて入力される、以前VOPの再現映
像を利用して動きを補償するようになり、前記VOP再
現部224は、VOP再現時に動き補償部223と対象
物内部情報復号化部225から入力される対象物内部情
報を利用してVOPを再現するようになる。ここで、前
記形状情報復号化部221の出力信号は、前記VOP復
号化部220a,220b,…,220nが適用される
分野に従って使用の可否が可変されるもので、点線にて
表示されるように、前記形状情報符号化部221の出力
信号を動き補償部223およびVOP再現部224に入
力させ、動き補償およびVOPを再現するのに使用する
ことができる。
償時に動き情報復号化部221とVOP貯蔵部(VOP ME
MORY)226を通じて入力される、以前VOPの再現映
像を利用して動きを補償するようになり、前記VOP再
現部224は、VOP再現時に動き補償部223と対象
物内部情報復号化部225から入力される対象物内部情
報を利用してVOPを再現するようになる。ここで、前
記形状情報復号化部221の出力信号は、前記VOP復
号化部220a,220b,…,220nが適用される
分野に従って使用の可否が可変されるもので、点線にて
表示されるように、前記形状情報符号化部221の出力
信号を動き補償部223およびVOP再現部224に入
力させ、動き補償およびVOPを再現するのに使用する
ことができる。
【0017】VOP再現部224において再現されたV
OPは合成部230に入力され、合成部230は再現さ
れたVOPを合成して元来の映像を再現するようにな
る。即ち、入力される映像を任意の形状情報を有する所
定の単位ブロックに区分した後、その各々に対し符号化
または復号化することにより圧縮符号化効率および伝送
効率を向上させるもので、この基本原理はJPEGー2
000,H.263+,H320,H331等の映像処
理システムにおいても同一である。一方、任意の形状情
報を有する単位ブロックを成す基本記録は、輝度信号を
示す輝度ブロックと、それに対応する色信号を示す色彩
ブロックにて成される。
OPは合成部230に入力され、合成部230は再現さ
れたVOPを合成して元来の映像を再現するようにな
る。即ち、入力される映像を任意の形状情報を有する所
定の単位ブロックに区分した後、その各々に対し符号化
または復号化することにより圧縮符号化効率および伝送
効率を向上させるもので、この基本原理はJPEGー2
000,H.263+,H320,H331等の映像処
理システムにおいても同一である。一方、任意の形状情
報を有する単位ブロックを成す基本記録は、輝度信号を
示す輝度ブロックと、それに対応する色信号を示す色彩
ブロックにて成される。
【0018】図23はMPEGー4の場合、VOPを成
す基本ブロックであるマクロブロックの構造を示したも
ので、aは4:2:0フォーマット(FORMAT)を、bは
4:2:2フォーマットを、cは4:4:4フォーマッ
トを各々示したものである。このようなマクロブロック
は、輝度ブロックの符号化ブロックパターン(CODED BL
OCK PATTERN)を示すためのビットと、色彩ブロックの
符号化ブロックパターンを示すためのビットを各々割り
当てて、各マクロブロックを符号化(または復号化)す
るもので、4:2:0フォーマットの場合、前記輝度ブ
ロックは4個のサブブロックにて、色彩ブロックは2個
のサブブロックにて各々成される。
す基本ブロックであるマクロブロックの構造を示したも
ので、aは4:2:0フォーマット(FORMAT)を、bは
4:2:2フォーマットを、cは4:4:4フォーマッ
トを各々示したものである。このようなマクロブロック
は、輝度ブロックの符号化ブロックパターン(CODED BL
OCK PATTERN)を示すためのビットと、色彩ブロックの
符号化ブロックパターンを示すためのビットを各々割り
当てて、各マクロブロックを符号化(または復号化)す
るもので、4:2:0フォーマットの場合、前記輝度ブ
ロックは4個のサブブロックにて、色彩ブロックは2個
のサブブロックにて各々成される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、輝度ブロック
と色彩ブロックの符号化ブロックパターンを示すための
ビットを割り当てる前記方法は、物体境界マクロブロッ
クの符号化(または復号化)時、物体内サブブロックと
物体境界サブブロック(以下、物体内サブブロックと物
体境界サブブロックを物体ブロックとして呼ぶ)および
物体外サブブロックに対する考慮無しにVLC(VARIAB
LE LENGTH CODING:可変長符号化:以下VLCと称す)
を遂行して符号化を行うと、符号化効率が低下するとの
問題点があった。
と色彩ブロックの符号化ブロックパターンを示すための
ビットを割り当てる前記方法は、物体境界マクロブロッ
クの符号化(または復号化)時、物体内サブブロックと
物体境界サブブロック(以下、物体内サブブロックと物
体境界サブブロックを物体ブロックとして呼ぶ)および
物体外サブブロックに対する考慮無しにVLC(VARIAB
LE LENGTH CODING:可変長符号化:以下VLCと称す)
を遂行して符号化を行うと、符号化効率が低下するとの
問題点があった。
【0020】即ち、輝度ブロックを成す4個のサブブロ
ックは、図24に図示されるように、物体ブロックと物
体外サブブロックの配列特性に従ってこれを表現する場
合の数が各々異なるのにもかかわらず、4個のサブブロ
ックを全て考慮して構成したVLC符号化(または復号
化)テーブルを使用して符号化(または復号化)を遂行
することに因って符号化(または復号化)効率が低下さ
れた。例えば、図24のa乃至dに図示されたように、
物体ブロックが4個である場合には1種類の配列方法
が、3個である場合には4種類の配列方法が、2個であ
る場合には6種類の配列方法が、1個である場合には4
種類の配列方法が存在するようになるが、これを考慮し
ないで符号化(または復号化)すると問題点があった。
ックは、図24に図示されるように、物体ブロックと物
体外サブブロックの配列特性に従ってこれを表現する場
合の数が各々異なるのにもかかわらず、4個のサブブロ
ックを全て考慮して構成したVLC符号化(または復号
化)テーブルを使用して符号化(または復号化)を遂行
することに因って符号化(または復号化)効率が低下さ
れた。例えば、図24のa乃至dに図示されたように、
物体ブロックが4個である場合には1種類の配列方法
が、3個である場合には4種類の配列方法が、2個であ
る場合には6種類の配列方法が、1個である場合には4
種類の配列方法が存在するようになるが、これを考慮し
ないで符号化(または復号化)すると問題点があった。
【0021】従って、大韓民国特許出願第95ー379
18号およびISO/IEC/JTCI/SC29/WG11 N1469“ビデオV
Mバージョン5.0”においては、輝度ブロックを成す
物体ブロックの個数に従って各々異なるVLCテーブル
を作成、適用して符号化(または復号化)を遂行するこ
とにより符号化(または復号化)効率を向上させる方法
が提案され、大韓民国特許出願第96ー27766号,
第96ー27767号,第96ー38405号,第97
ー04738号,第97ー04739号においては、多
数個の物体境界マクロブロックまたは物体境界マクロブ
ロックを成す多数個のサブブロックを合併して符号化
(または復号化)することにより、符号化(または復号
化)効率を向上させるBBM(BOUNDARY BLOCK MERGE:
境界ブロック合併:以下BBMと称する。)技術が提案
された。
18号およびISO/IEC/JTCI/SC29/WG11 N1469“ビデオV
Mバージョン5.0”においては、輝度ブロックを成す
物体ブロックの個数に従って各々異なるVLCテーブル
を作成、適用して符号化(または復号化)を遂行するこ
とにより符号化(または復号化)効率を向上させる方法
が提案され、大韓民国特許出願第96ー27766号,
第96ー27767号,第96ー38405号,第97
ー04738号,第97ー04739号においては、多
数個の物体境界マクロブロックまたは物体境界マクロブ
ロックを成す多数個のサブブロックを合併して符号化
(または復号化)することにより、符号化(または復号
化)効率を向上させるBBM(BOUNDARY BLOCK MERGE:
境界ブロック合併:以下BBMと称する。)技術が提案
された。
【0022】図25は物体境界マクロブロックを成すサ
ブブロックにBBM技術を適用してサブブロックを合併
する例を示した図面である。しかし、任意の形状情報を
有する単位ブロック(例:VOP)を成す基本ブロック
(例:マクロブロック)の符号化(または復号化)効率
を向上させるために提案された前記BBM技術と、物体
ブロックの数を考慮して各々異なるVLCテーブルを作
成適用する方法等は、前者と後者の相互連関に対する考
慮なしに独立的に提案されて適用されることに因り、効
果的な符号化(または復号化)効率の向上を得ることが
できないとの問題点があった。
ブブロックにBBM技術を適用してサブブロックを合併
する例を示した図面である。しかし、任意の形状情報を
有する単位ブロック(例:VOP)を成す基本ブロック
(例:マクロブロック)の符号化(または復号化)効率
を向上させるために提案された前記BBM技術と、物体
ブロックの数を考慮して各々異なるVLCテーブルを作
成適用する方法等は、前者と後者の相互連関に対する考
慮なしに独立的に提案されて適用されることに因り、効
果的な符号化(または復号化)効率の向上を得ることが
できないとの問題点があった。
【0023】即ち、前者の技術は物体ブロックの数を可
変させる技術であり、後者の技術は物体ブロックの数に
従って符号化(または復号化)方法を異ならしめるもの
にて、前者と後者の技術は密接な関連性があるのにもか
かわらず、相互考慮なしに遂行されることに因り、もっ
と良い符号化(または復号化)効率および伝送効率を得
ることができないとの問題点等があった。
変させる技術であり、後者の技術は物体ブロックの数に
従って符号化(または復号化)方法を異ならしめるもの
にて、前者と後者の技術は密接な関連性があるのにもか
かわらず、相互考慮なしに遂行されることに因り、もっ
と良い符号化(または復号化)効率および伝送効率を得
ることができないとの問題点等があった。
【0024】本発明の目的は、前記のような従来の問題
点を解消するためのもので、特に、対象物映像と背景映
像の境界を成す境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを符号化する場合、BBM技術を遂行し
て合併した境界ブロック、または境界ブロックを成すサ
ブブロックを対象にしてVLCを遂行することにより符
号化効率を向上させることができる“映像情報符号化装
置および方法”を提供することにある。本発明の他の目
的は、前記符号化方法にて符号化された映像信号を復号
化する“映像情報復号化装置および方法”を提供するこ
とにある。
点を解消するためのもので、特に、対象物映像と背景映
像の境界を成す境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを符号化する場合、BBM技術を遂行し
て合併した境界ブロック、または境界ブロックを成すサ
ブブロックを対象にしてVLCを遂行することにより符
号化効率を向上させることができる“映像情報符号化装
置および方法”を提供することにある。本発明の他の目
的は、前記符号化方法にて符号化された映像信号を復号
化する“映像情報復号化装置および方法”を提供するこ
とにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するために、本発明による“映像情報復号化装置および
方法”は、映像入力装置を通じて入力される映像を任意
の形状情報を有する各々の対象物映像と背景映像にて分
離して符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む
境界ブロックが検出された場合、BBM技術を遂行して
境界ブロックに含まれた物体ブロックの個数を減らした
後、前記物体ブロックの個数に従って異なって構成され
た可変長符号化テーブル(または可変長復号化テーブ
ル)を使用して可変長符号化(または可変長復号化)す
ることを特徴とする。
するために、本発明による“映像情報復号化装置および
方法”は、映像入力装置を通じて入力される映像を任意
の形状情報を有する各々の対象物映像と背景映像にて分
離して符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む
境界ブロックが検出された場合、BBM技術を遂行して
境界ブロックに含まれた物体ブロックの個数を減らした
後、前記物体ブロックの個数に従って異なって構成され
た可変長符号化テーブル(または可変長復号化テーブ
ル)を使用して可変長符号化(または可変長復号化)す
ることを特徴とする。
【0026】また、本発明による“映像情報符号化装
置”の構成1は、映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の形状情報を有する対象物映像と背景映像に分
離して符号化する映像情報符号化装置において、入力さ
れる形状情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境
界ブロックを境界ブロック合併技術によって合併する境
界ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部において
合併された境界ブロックを可変長符号化する可変長符号
化部と、前記可変長符号化部において合併された境界ブ
ロックを可変長符号化する場合、使用する符号化テーブ
ルを貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵部を含んで構成
されることをその技術的構成上の特徴とする。
置”の構成1は、映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の形状情報を有する対象物映像と背景映像に分
離して符号化する映像情報符号化装置において、入力さ
れる形状情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境
界ブロックを境界ブロック合併技術によって合併する境
界ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部において
合併された境界ブロックを可変長符号化する可変長符号
化部と、前記可変長符号化部において合併された境界ブ
ロックを可変長符号化する場合、使用する符号化テーブ
ルを貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵部を含んで構成
されることをその技術的構成上の特徴とする。
【0027】更に、本発明による“映像情報符号化装
置”の構成2は、入力される形状情報中対象物映像と背
景映像との境界を含む境界ブロックを、境界ブロック合
併技術によって合併する境界ブロック合併部と、前記境
界ブロック合併部において入力される合併された境界ブ
ロックに対する映像信号の入力を受け、離散余弦変換を
遂行する離散余弦変換部と、前記離散余弦変換部におい
て出力される変換係数の入力を受け、量子化して出力す
る量子化部と、前記量子化部において入力される量子化
された映像信号を可変長符号化する可変長符号化部と、
前記可変長符号化部において合併された境界ブロックを
可変長符号化する場合適用する符号化テーブルを貯蔵す
る可変長符号化テーブル貯蔵部を含んで構成されること
をその技術的構成上の特徴とする。
置”の構成2は、入力される形状情報中対象物映像と背
景映像との境界を含む境界ブロックを、境界ブロック合
併技術によって合併する境界ブロック合併部と、前記境
界ブロック合併部において入力される合併された境界ブ
ロックに対する映像信号の入力を受け、離散余弦変換を
遂行する離散余弦変換部と、前記離散余弦変換部におい
て出力される変換係数の入力を受け、量子化して出力す
る量子化部と、前記量子化部において入力される量子化
された映像信号を可変長符号化する可変長符号化部と、
前記可変長符号化部において合併された境界ブロックを
可変長符号化する場合適用する符号化テーブルを貯蔵す
る可変長符号化テーブル貯蔵部を含んで構成されること
をその技術的構成上の特徴とする。
【0028】更に、本発明による“映像情報符号化装
置”の構成3は、入力される形状情報中対象物映像と背
景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブロック合併
技術によって合併して、合併された境界ブロックに対す
る映像信号と合併情報を出力する境界ブロック合併部
と、前記境界ブロック合併部において入力される合併さ
れた境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離散
余弦変換を遂行する離散余弦変換部と、前記離散余弦変
換部において出力される変換係数の入力を受け量子化し
て出力する量子化部と、前記量子化部において入力され
る量子化された変換係数を可変長符号化し、前記境界ブ
ロック合併部において入力される合併情報を利用してテ
ックスチャー情報を符号化して出力する変換係数および
符号化パターン符号化部を含んで構成されることをその
技術的構成上の特徴とする。
置”の構成3は、入力される形状情報中対象物映像と背
景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブロック合併
技術によって合併して、合併された境界ブロックに対す
る映像信号と合併情報を出力する境界ブロック合併部
と、前記境界ブロック合併部において入力される合併さ
れた境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離散
余弦変換を遂行する離散余弦変換部と、前記離散余弦変
換部において出力される変換係数の入力を受け量子化し
て出力する量子化部と、前記量子化部において入力され
る量子化された変換係数を可変長符号化し、前記境界ブ
ロック合併部において入力される合併情報を利用してテ
ックスチャー情報を符号化して出力する変換係数および
符号化パターン符号化部を含んで構成されることをその
技術的構成上の特徴とする。
【0029】更に、本発明による“映像情報符号化装
置”の構成4は、映像信号、または映像誤差信号と元来
の形状情報の入力を受け、対象物映像と背景映像との境
界を含む境界ブロックを成すサブブロックにおいて、対
象物映像がない領域を対象物映像がある領域の平均値と
低周波フィルターリングを利用して設定するかゼロ(Z
ERO)値にて設定する境界ブロックフェージング部
と、前記境界ブロックフェージング部において入力され
る形状情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界
ブロックを境界ブロック合併技術によって合併して、合
併された境界ブロックに対する映像信号と合併情報を出
力する境界ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部
において出力される合併された境界ブロックに対する映
像信号の入力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦
変換部と、前記離散余弦変換部において出力される変換
係数の入力を受け量子化して出力する量子化部と、前記
量子化部において入力される量子化された変換係数を可
変長符号化し、前記境界ブロック合併部において入力さ
れる合併情報を利用してテックスチャー情報を符号化し
て出力する変換係数および符号化パターン符号化部と、
前記量子化部において量子化された変換係数の入力を受
け逆量子化して変換係数を抽出して出力する逆量子化部
と、前記逆量子化部において出力される変換係数の入力
を受け逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、
前記前記逆離散余弦変換部において出力される映像信号
と前記再現された形状情報の入力を受け復号化されたデ
ータを出力する境界ブロック分離部を含んで構成された
ことをその技術的構成上の特徴とする。
置”の構成4は、映像信号、または映像誤差信号と元来
の形状情報の入力を受け、対象物映像と背景映像との境
界を含む境界ブロックを成すサブブロックにおいて、対
象物映像がない領域を対象物映像がある領域の平均値と
低周波フィルターリングを利用して設定するかゼロ(Z
ERO)値にて設定する境界ブロックフェージング部
と、前記境界ブロックフェージング部において入力され
る形状情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界
ブロックを境界ブロック合併技術によって合併して、合
併された境界ブロックに対する映像信号と合併情報を出
力する境界ブロック合併部と、前記境界ブロック合併部
において出力される合併された境界ブロックに対する映
像信号の入力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦
変換部と、前記離散余弦変換部において出力される変換
係数の入力を受け量子化して出力する量子化部と、前記
量子化部において入力される量子化された変換係数を可
変長符号化し、前記境界ブロック合併部において入力さ
れる合併情報を利用してテックスチャー情報を符号化し
て出力する変換係数および符号化パターン符号化部と、
前記量子化部において量子化された変換係数の入力を受
け逆量子化して変換係数を抽出して出力する逆量子化部
と、前記逆量子化部において出力される変換係数の入力
を受け逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、
前記前記逆離散余弦変換部において出力される映像信号
と前記再現された形状情報の入力を受け復号化されたデ
ータを出力する境界ブロック分離部を含んで構成された
ことをその技術的構成上の特徴とする。
【0030】更に、本発明による“映像情報符号化装
置”の構成5は、映像信号の入力を受け、任意の形状情
報を有する単位ブロックを形成する単位ブロック形成部
と、前記単位ブロック形成部において出力されるマクロ
ブロック単位の映像に対し動きを推定する動き推定部
と、前記動き推定部において出力される動き情報の入力
を受け、動きを補償する動き補償部と、前記動き補償部
において出力される動きが補償された単位ブロックと前
記単位ブロック形成部において形成され出力される単位
ブロックを減算する減算器と、前記減算器において出力
される差の値と形状情報の入力を受けて符号化するうち
に境界ブロックが入力された場合には、境界ブロック合
併技術を適用して合併過程を遂行した後、前記合併され
た境界ブロックの特性に基づいて合併された境界ブロッ
クを可変長符号化する対象物内部符号化部と、前記動き
補償部において動きが補償された単位ブロックと前記対
象物内部符号化部において符号化された対象物の内部情
報を加算する加算器と、前記加算器の出力信号の入力を
受け以前画面の単位ブロックを検出し、その検出された
以前画面の単位ブロックを前記動き推定部と動き補償部
に出力する以前単位ブロック検出部と、前記単位ブロッ
ク形成部において出力されるマクロブロック単位の映像
に対し形状情報を符号化する形状情報符号化部と、前記
動き推定部において推定された動き情報と、対象物内部
符号化部において符号化された対象物の内部情報およ
び、形状情報符号化部において符号化された形状情報を
多重化して出力する多重化部と、前記多重化部において
出力される情報をビットストリムにて伝送するバッファ
部を含んで構成されることをその技術的構成上の特徴と
する。
置”の構成5は、映像信号の入力を受け、任意の形状情
報を有する単位ブロックを形成する単位ブロック形成部
と、前記単位ブロック形成部において出力されるマクロ
ブロック単位の映像に対し動きを推定する動き推定部
と、前記動き推定部において出力される動き情報の入力
を受け、動きを補償する動き補償部と、前記動き補償部
において出力される動きが補償された単位ブロックと前
記単位ブロック形成部において形成され出力される単位
ブロックを減算する減算器と、前記減算器において出力
される差の値と形状情報の入力を受けて符号化するうち
に境界ブロックが入力された場合には、境界ブロック合
併技術を適用して合併過程を遂行した後、前記合併され
た境界ブロックの特性に基づいて合併された境界ブロッ
クを可変長符号化する対象物内部符号化部と、前記動き
補償部において動きが補償された単位ブロックと前記対
象物内部符号化部において符号化された対象物の内部情
報を加算する加算器と、前記加算器の出力信号の入力を
受け以前画面の単位ブロックを検出し、その検出された
以前画面の単位ブロックを前記動き推定部と動き補償部
に出力する以前単位ブロック検出部と、前記単位ブロッ
ク形成部において出力されるマクロブロック単位の映像
に対し形状情報を符号化する形状情報符号化部と、前記
動き推定部において推定された動き情報と、対象物内部
符号化部において符号化された対象物の内部情報およ
び、形状情報符号化部において符号化された形状情報を
多重化して出力する多重化部と、前記多重化部において
出力される情報をビットストリムにて伝送するバッファ
部を含んで構成されることをその技術的構成上の特徴と
する。
【0031】ここで、前記対象物内部符号化部は、映像
信号、または映像誤差信号と元来の形状情報の入力を受
け、対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を成すサブブロックにおいて、対象物映像がない領域を
対象物映像がある領域の平均値と低周波フィルターリン
グを利用して設定するかゼロ(ZERO)値にて設定す
る境界ブロックフェージング部と、前記境界ブロックフ
ェージング部において入力される形状情報中対象物映像
と背景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブロック
合併技術によって合併して、合併された境界ブロックに
対する映像信号と合併情報を出力する境界ブロック合併
部と、前記境界ブロック合併部において出力される合併
された境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離
散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と、前記離散余弦
変換部において出力される変換係数の入力を受け量子化
して出力する量子化部と、前記量子化部において入力さ
れる量子化された変換係数を可変長符号化し、前記境界
ブロック合併部において入力される合併情報を利用して
テックスチャー情報を符号化して出力する変換係数およ
び符号化パターン符号化部と、前記量子化部において量
子化された変換係数の入力を受け逆量子化して変換係数
を抽出して出力する逆量子化部と、前記逆量子化部にお
いて出力される変換係数の入力を受け逆離散余弦変換を
遂行する逆離散余弦変換部と、前記前記逆離散余弦変換
部において出力される映像信号と前記再現された形状情
報の入力を受け復号化されたデータを以前単位ブロック
検出部に出力する境界ブロック分離部を含んで構成され
た。
信号、または映像誤差信号と元来の形状情報の入力を受
け、対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を成すサブブロックにおいて、対象物映像がない領域を
対象物映像がある領域の平均値と低周波フィルターリン
グを利用して設定するかゼロ(ZERO)値にて設定す
る境界ブロックフェージング部と、前記境界ブロックフ
ェージング部において入力される形状情報中対象物映像
と背景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブロック
合併技術によって合併して、合併された境界ブロックに
対する映像信号と合併情報を出力する境界ブロック合併
部と、前記境界ブロック合併部において出力される合併
された境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離
散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と、前記離散余弦
変換部において出力される変換係数の入力を受け量子化
して出力する量子化部と、前記量子化部において入力さ
れる量子化された変換係数を可変長符号化し、前記境界
ブロック合併部において入力される合併情報を利用して
テックスチャー情報を符号化して出力する変換係数およ
び符号化パターン符号化部と、前記量子化部において量
子化された変換係数の入力を受け逆量子化して変換係数
を抽出して出力する逆量子化部と、前記逆量子化部にお
いて出力される変換係数の入力を受け逆離散余弦変換を
遂行する逆離散余弦変換部と、前記前記逆離散余弦変換
部において出力される映像信号と前記再現された形状情
報の入力を受け復号化されたデータを以前単位ブロック
検出部に出力する境界ブロック分離部を含んで構成され
た。
【0032】前記構成1乃至構成5において、単位ブロ
ックは状況に従ってVOPにて構成され、境界ブロック
合併部は、単位ブロックを成す多数個の境界ブロック、
または境界ブロックを成すサブブロックの輝度ブロッ
ク、または色彩ブロックを合併する動作を遂行する。
ックは状況に従ってVOPにて構成され、境界ブロック
合併部は、単位ブロックを成す多数個の境界ブロック、
または境界ブロックを成すサブブロックの輝度ブロッ
ク、または色彩ブロックを合併する動作を遂行する。
【0033】更に、変換係数および符号化パターン符号
化部の可変長符号化は、境界ブロックを成す多数個のサ
ブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの個数、
または物体ブロックの配列特性に従って各々異なる可変
長符号化テーブルを適用して符号化する。この時、前記
可変長符号化テーブルは、発生頻度がもっとも多い物体
ブロックの配列特性より発生頻度がもっとも少ない物体
ブロックの配列特性順にて、もっとも少ない数のビット
より漸次多い数のビットを割り当てて構成する。
化部の可変長符号化は、境界ブロックを成す多数個のサ
ブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの個数、
または物体ブロックの配列特性に従って各々異なる可変
長符号化テーブルを適用して符号化する。この時、前記
可変長符号化テーブルは、発生頻度がもっとも多い物体
ブロックの配列特性より発生頻度がもっとも少ない物体
ブロックの配列特性順にて、もっとも少ない数のビット
より漸次多い数のビットを割り当てて構成する。
【0034】一方、本発明による“映像情報符号化方
法”は、映像入力装置を通じて入力される映像を任意の
形状情報を有する対象物映像と背景映像にて分離して符
号化する場合、入力される形状情報中対象物映像と背景
映像との境界を含む境界ブロックを、境界ブロック合併
技術によって合併した後、前記合併された結果に基づい
て可変長符号化することをその方法的構成上の特徴とす
る。
法”は、映像入力装置を通じて入力される映像を任意の
形状情報を有する対象物映像と背景映像にて分離して符
号化する場合、入力される形状情報中対象物映像と背景
映像との境界を含む境界ブロックを、境界ブロック合併
技術によって合併した後、前記合併された結果に基づい
て可変長符号化することをその方法的構成上の特徴とす
る。
【0035】ここで、前記境界ブロック合併方法は、多
数個の境界ブロック、または境界ブロックを成すサブブ
ロックの輝度ブロック、または色彩ブロックを各々合併
し、可変長符号化方法は、物体ブロックの個数、または
配列特性に従って各々異なる符号化テーブルを適用して
合併する。
数個の境界ブロック、または境界ブロックを成すサブブ
ロックの輝度ブロック、または色彩ブロックを各々合併
し、可変長符号化方法は、物体ブロックの個数、または
配列特性に従って各々異なる符号化テーブルを適用して
合併する。
【0036】この時、前記符号化テーブルは、発生頻度
がもっとも多い物体ブロックの配列特性より発生頻度が
もっとも少ない物体ブロックの配列特性順に、もっとも
少ない数のビットより漸次多い数のビットが割り当てら
れるように構成される。
がもっとも多い物体ブロックの配列特性より発生頻度が
もっとも少ない物体ブロックの配列特性順に、もっとも
少ない数のビットより漸次多い数のビットが割り当てら
れるように構成される。
【0037】本発明による“映像情報復号化装置”は、
本発明による映像情報符号化装置”によって符号化され
た映像信号を復号化するためのもので、構成1は映像入
力装置を通じて入力される映像を、任意の形状情報を有
する対象物映像と背景映像にて分離して復号化する映像
情報復号化装置において、境界ブロック合併技術によっ
て合併された後、可変長符号化方法によって符号化され
た映像信号の入力を受け可変長復号化する可変長復号化
部と、前記可変長復号化部において符号化された映像信
号を可変長復号化する場合、適用する符号化テーブルを
貯蔵する可変長復号化テーブル貯蔵部と、前記可変長復
号化部において出力される復号化された映像信号の入力
を受け、境界ブロック合併技術によって合併された境界
ブロック、または境界ブロックを成すサブブロックを合
併前の境界ブロック、またはサブブロックにて分離する
境界ブロック分離部を含んで構成されることをその技術
的構成上の特徴とする。
本発明による映像情報符号化装置”によって符号化され
た映像信号を復号化するためのもので、構成1は映像入
力装置を通じて入力される映像を、任意の形状情報を有
する対象物映像と背景映像にて分離して復号化する映像
情報復号化装置において、境界ブロック合併技術によっ
て合併された後、可変長符号化方法によって符号化され
た映像信号の入力を受け可変長復号化する可変長復号化
部と、前記可変長復号化部において符号化された映像信
号を可変長復号化する場合、適用する符号化テーブルを
貯蔵する可変長復号化テーブル貯蔵部と、前記可変長復
号化部において出力される復号化された映像信号の入力
を受け、境界ブロック合併技術によって合併された境界
ブロック、または境界ブロックを成すサブブロックを合
併前の境界ブロック、またはサブブロックにて分離する
境界ブロック分離部を含んで構成されることをその技術
的構成上の特徴とする。
【0038】更に、本発明による“映像情報復号化装
置”の構成2は、境界ブロック合併技術によって合併さ
れた後、可変長符号化方法によって符号化された映像信
号の入力を受け、可変長復号化する可変長復号化部と、
前記可変長復号化部において符号化された映像信号を可
変長復号化する場合、適用する符号化テーブルを貯蔵す
る可変長復号化テーブル貯蔵部と、前記可変長復号化部
において出力される復号化された映像信号の入力を受
け、逆量子化して出力する逆量子化部と、前記逆量子化
部において出力される逆量子化された信号の入力を受
け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前
記逆離散余弦変換部において出力される逆離散余弦変換
された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術に
よって合併された境界ブロック、または境界ブロックを
成すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサブ
ブロックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成
されることをその技術的構成上の特徴とする。
置”の構成2は、境界ブロック合併技術によって合併さ
れた後、可変長符号化方法によって符号化された映像信
号の入力を受け、可変長復号化する可変長復号化部と、
前記可変長復号化部において符号化された映像信号を可
変長復号化する場合、適用する符号化テーブルを貯蔵す
る可変長復号化テーブル貯蔵部と、前記可変長復号化部
において出力される復号化された映像信号の入力を受
け、逆量子化して出力する逆量子化部と、前記逆量子化
部において出力される逆量子化された信号の入力を受
け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前
記逆離散余弦変換部において出力される逆離散余弦変換
された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術に
よって合併された境界ブロック、または境界ブロックを
成すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサブ
ブロックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成
されることをその技術的構成上の特徴とする。
【0039】更に、本発明による“映像情報復号化装
置”の構成3は、境界ブロック合併技術によって合併さ
れ符号化された対象物映像の形状情報の入力を受け合併
情報を抽出する合併情報抽出部と、前記合併情報抽出部
において出力される合併情報と、符号化装置において出
力される符号化された映像信号の入力を受け、可変長復
号化して変換係数と符号化パターンを復号化する変換係
数および符号化パターン復号化部と、前記変換係数およ
び復号化パターン復号化部において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け逆量子化して出力する逆量子
化部と、前記逆量子化部において出力される逆量子化さ
れた信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離
散余弦変換部と、前記逆離散余弦変換部において出力さ
れる逆離散余弦変換された映像信号と、前記合併情報抽
出部において出力される合併情報の入力を受け、境界ブ
ロック合併技術によって合併された境界ブロック、また
は境界ブロックを成すサブブックを合併前の境界ブロッ
ク、またはサブブロックにて分離する境界ブロック分離
部を含んで構成されることをその技術的構成上の特徴と
する。
置”の構成3は、境界ブロック合併技術によって合併さ
れ符号化された対象物映像の形状情報の入力を受け合併
情報を抽出する合併情報抽出部と、前記合併情報抽出部
において出力される合併情報と、符号化装置において出
力される符号化された映像信号の入力を受け、可変長復
号化して変換係数と符号化パターンを復号化する変換係
数および符号化パターン復号化部と、前記変換係数およ
び復号化パターン復号化部において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け逆量子化して出力する逆量子
化部と、前記逆量子化部において出力される逆量子化さ
れた信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離
散余弦変換部と、前記逆離散余弦変換部において出力さ
れる逆離散余弦変換された映像信号と、前記合併情報抽
出部において出力される合併情報の入力を受け、境界ブ
ロック合併技術によって合併された境界ブロック、また
は境界ブロックを成すサブブックを合併前の境界ブロッ
ク、またはサブブロックにて分離する境界ブロック分離
部を含んで構成されることをその技術的構成上の特徴と
する。
【0040】更に、本発明による“映像情報復号化装
置”の構成4は、境界ブロック合併技術によって境界ブ
ロックが合併された後、可変長符号化によって符号化さ
れ多重化された映像信号を含む符号化された映像信号の
入力を受け、逆多重化して出力する逆多重化部と、前記
逆多重化部において逆多重化され出力される映像信号の
入力を受け形状情報を復号化する形状情報復号化部と、
前記逆多重化部において逆多重化され出力される映像信
号の入力を受け、動き情報を復号化する動き情報復号化
部と、前記逆多重化部において逆多重化され出力される
映像信号の入力を受け、対象物内部に対する符号化情報
を復号化して出力する対象物内部情報復号化部と、再現
された単位ブロックに対する映像を貯蔵する単位ブロッ
ク貯蔵部と、前記動き情報復号化部において出力された
動き情報と、形状情報復号化部において出力された形状
情報と、単位ブロック貯蔵部において出力された再現さ
れた以前単位ブロックに対する情報の入力を受け、動き
を補償する動き補償部と、前記動き補償部において出力
された動き補償情報と、形状情報復号化部において出力
された形状情報と、対象物内部情報復号化部において出
力された対象物内部に対する情報の入力を受け、単位ブ
ロック単位の映像を再現して前記単位ブロック貯蔵部に
出力する単位ブロック形成部再現部と、前記単位ブロッ
ク再現部において単位ブロック単位にて再現された単位
ブロックに対する映像を合成して出力する合成部を含ん
で構成されることをその技術的構成上の特徴とする。
置”の構成4は、境界ブロック合併技術によって境界ブ
ロックが合併された後、可変長符号化によって符号化さ
れ多重化された映像信号を含む符号化された映像信号の
入力を受け、逆多重化して出力する逆多重化部と、前記
逆多重化部において逆多重化され出力される映像信号の
入力を受け形状情報を復号化する形状情報復号化部と、
前記逆多重化部において逆多重化され出力される映像信
号の入力を受け、動き情報を復号化する動き情報復号化
部と、前記逆多重化部において逆多重化され出力される
映像信号の入力を受け、対象物内部に対する符号化情報
を復号化して出力する対象物内部情報復号化部と、再現
された単位ブロックに対する映像を貯蔵する単位ブロッ
ク貯蔵部と、前記動き情報復号化部において出力された
動き情報と、形状情報復号化部において出力された形状
情報と、単位ブロック貯蔵部において出力された再現さ
れた以前単位ブロックに対する情報の入力を受け、動き
を補償する動き補償部と、前記動き補償部において出力
された動き補償情報と、形状情報復号化部において出力
された形状情報と、対象物内部情報復号化部において出
力された対象物内部に対する情報の入力を受け、単位ブ
ロック単位の映像を再現して前記単位ブロック貯蔵部に
出力する単位ブロック形成部再現部と、前記単位ブロッ
ク再現部において単位ブロック単位にて再現された単位
ブロックに対する映像を合成して出力する合成部を含ん
で構成されることをその技術的構成上の特徴とする。
【0041】ここで、前記対象物内部符号化部は、境界
ブロック合併技術によって合併され符号化された対象物
映像の形状情報の入力を受け合併情報を抽出する合併情
報抽出部と、前記合併情報抽出部において出力される合
併情報と、符号化装置において出力される符号化された
映像信号の入力を受け、可変長復号化して変換係数と符
号化パターンを復号化する変換係数および符号化パター
ン復号化部と、前記変換係数および復号化パターン復号
化部において出力される復号化された映像信号の入力を
受け逆量子化して出力する逆量子化部と、前記逆量子化
部において出力される逆量子化された信号の入力を受
け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前
記逆離散余弦変換部において出力される逆離散余弦変換
された映像信号と、前記合併情報抽出部において出力さ
れる合併情報の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブックを合併前の境界ブロック、またはサブブロ
ックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成され
る。
ブロック合併技術によって合併され符号化された対象物
映像の形状情報の入力を受け合併情報を抽出する合併情
報抽出部と、前記合併情報抽出部において出力される合
併情報と、符号化装置において出力される符号化された
映像信号の入力を受け、可変長復号化して変換係数と符
号化パターンを復号化する変換係数および符号化パター
ン復号化部と、前記変換係数および復号化パターン復号
化部において出力される復号化された映像信号の入力を
受け逆量子化して出力する逆量子化部と、前記逆量子化
部において出力される逆量子化された信号の入力を受
け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と、前
記逆離散余弦変換部において出力される逆離散余弦変換
された映像信号と、前記合併情報抽出部において出力さ
れる合併情報の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブックを合併前の境界ブロック、またはサブブロ
ックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成され
る。
【0042】前記構成1乃至構成4において、単位ブロ
ックは状況に従ってVOPにて構成され、前記変換係数
および符号化パターン復号化部において符号化された信
号を可変長復号化する場合使用する復号化テーブルは、
符号化時使用した符号化テーブルを逆に適用して構成す
る。即ち、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも
多い発生頻度を有する物体ブロックの配列特性を示すよ
うになして符号化ビット数が多くなるほど発生頻度が漸
次減少する物体ブロックの配列特性を示すように構成さ
れる。
ックは状況に従ってVOPにて構成され、前記変換係数
および符号化パターン復号化部において符号化された信
号を可変長復号化する場合使用する復号化テーブルは、
符号化時使用した符号化テーブルを逆に適用して構成す
る。即ち、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも
多い発生頻度を有する物体ブロックの配列特性を示すよ
うになして符号化ビット数が多くなるほど発生頻度が漸
次減少する物体ブロックの配列特性を示すように構成さ
れる。
【0043】一方、本発明による“映像情報復号化方
法”は、境界ブロック合併技術によって合併された後、
可変長符号化方法によって符号化された映像信号を可変
長復号化した後、境界ブロック合併技術によって合併さ
れた境界ブロック、または境界ブロックを成すサブブロ
ックを合併前の境界ブロック、またはサブブロックにて
分離することをその方法的構成上の特徴とする。
法”は、境界ブロック合併技術によって合併された後、
可変長符号化方法によって符号化された映像信号を可変
長復号化した後、境界ブロック合併技術によって合併さ
れた境界ブロック、または境界ブロックを成すサブブロ
ックを合併前の境界ブロック、またはサブブロックにて
分離することをその方法的構成上の特徴とする。
【0044】ここで、可変長復号化方法は、物体ブロッ
クの個数、または配列特性に従って各々異なる可変長復
号化テーブルを適用して復号化し、前記可変長復号化テ
ーブルは、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも
多い発生頻度を有する配列特性を示すようして、符号化
ビット数が多くなるほど発生頻度が漸次減少する配列特
性を示すように構成する。
クの個数、または配列特性に従って各々異なる可変長復
号化テーブルを適用して復号化し、前記可変長復号化テ
ーブルは、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも
多い発生頻度を有する配列特性を示すようして、符号化
ビット数が多くなるほど発生頻度が漸次減少する配列特
性を示すように構成する。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、前記のように構成された本
発明による“映像情報符号化/復号化装置および方法”
の技術的思想に伴う実施の形態を挙げて構成、動作およ
び作用効果を添付された図面に基づいて詳細に説明すれ
ば次の通りである。 <実施の形態1>本実施の形態1は本発明による“映像
情報符号化装置”の構成1に伴う一実施の形態を示した
ものである。先ず、図10に図示されるように、境界ブ
ロック合併部S11と、可変長符号化部S12と、過可
変長復号化テ−ブル貯蔵部S13にて本実施の形態1を
構成する。映像入力装置を通じて入力される動画像、ま
たは停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像と
背景映像に分離され前記境界ブロック合併部S11に入
力される。境界ブロック合併部S11は入力される映像
信号を、形状情報を含む単位ブロック別に順次符号化す
るうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロックが
入力されれば、これにBBM技術を適用して境界ブロッ
クを合併するようになる。
発明による“映像情報符号化/復号化装置および方法”
の技術的思想に伴う実施の形態を挙げて構成、動作およ
び作用効果を添付された図面に基づいて詳細に説明すれ
ば次の通りである。 <実施の形態1>本実施の形態1は本発明による“映像
情報符号化装置”の構成1に伴う一実施の形態を示した
ものである。先ず、図10に図示されるように、境界ブ
ロック合併部S11と、可変長符号化部S12と、過可
変長復号化テ−ブル貯蔵部S13にて本実施の形態1を
構成する。映像入力装置を通じて入力される動画像、ま
たは停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像と
背景映像に分離され前記境界ブロック合併部S11に入
力される。境界ブロック合併部S11は入力される映像
信号を、形状情報を含む単位ブロック別に順次符号化す
るうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロックが
入力されれば、これにBBM技術を適用して境界ブロッ
クを合併するようになる。
【0046】この時、BBM技術によって合併されるブ
ロックは、2個以上の境界ブロック、または境界ブロッ
クを成すサブブロックの輝度ブロックや色彩ブロックで
ある。図25は(N×N)大きさの境界ブロックを(N
/2×N/2)大きさのサブブロックにて区分した場
合、BBM技術を適用して輝度ブロックは輝度ブロック
同士で、色彩ブロックは色彩ブロック同士にて合併した
状態の前後を示したもので、図示されるように、BBM
技術遂行後物体ブロックの個数が減少したことを知り得
る。
ロックは、2個以上の境界ブロック、または境界ブロッ
クを成すサブブロックの輝度ブロックや色彩ブロックで
ある。図25は(N×N)大きさの境界ブロックを(N
/2×N/2)大きさのサブブロックにて区分した場
合、BBM技術を適用して輝度ブロックは輝度ブロック
同士で、色彩ブロックは色彩ブロック同士にて合併した
状態の前後を示したもので、図示されるように、BBM
技術遂行後物体ブロックの個数が減少したことを知り得
る。
【0047】一方、前記境界ブロック合併部S11にお
いて境界ブロックが合併された映像信号は可変長符号化
部S12に入力される。可変長符号化部S12は、可変
長符号化テ−ブル貯蔵部S13に貯蔵された可変長符号
化テ−ブルを使用してVLCを遂行するようになるもの
で、BBM技術を先ず遂行して物体ブロックを個数を減
少させた後、VLCを遂行することに因って符号化され
たビット数を減少させることができるようになる。ここ
で、VLC遂行時使用する可変長符号化テ−ブルは、物
体ブロックの個数に従ってその使用ビットを異なるべく
定義して各々異なるように構成し、可変長符号化テ−ブ
ル構成は、物体ブロックの配列特性および発生頻度を変
数にして構成する。即ち、発生頻度がもっとも多い配列
特性より発生頻度がもっとも少ない配列特性順に、もっ
とも少ない数のビットより漸次多い数のビットを割り当
てて構成する。
いて境界ブロックが合併された映像信号は可変長符号化
部S12に入力される。可変長符号化部S12は、可変
長符号化テ−ブル貯蔵部S13に貯蔵された可変長符号
化テ−ブルを使用してVLCを遂行するようになるもの
で、BBM技術を先ず遂行して物体ブロックを個数を減
少させた後、VLCを遂行することに因って符号化され
たビット数を減少させることができるようになる。ここ
で、VLC遂行時使用する可変長符号化テ−ブルは、物
体ブロックの個数に従ってその使用ビットを異なるべく
定義して各々異なるように構成し、可変長符号化テ−ブ
ル構成は、物体ブロックの配列特性および発生頻度を変
数にして構成する。即ち、発生頻度がもっとも多い配列
特性より発生頻度がもっとも少ない配列特性順に、もっ
とも少ない数のビットより漸次多い数のビットを割り当
てて構成する。
【0048】<実施の形態2>本実施の形態2は本発明
による“映像情報符号化装置”の構成2に伴う実施の形
態を示したもので、特に、BBM技術によって合併され
た境界ブロックを圧縮変換して符号化することに関する
ものである。即ち、ブロックデ−タを変換する技術には
DCT(DISCREATE COSINE TRANSFORM:離散余弦変化:
以下DCTと称す)、WHT(WALSHHADMARD TRANSFOR
M)、DFT(DISCREATE FOURIER TRANSFORM)、DST
(DISCREATE SINE TRANSFORM)等があり、これら変換に
よって得られた変換係数等を係数デ−タの特性に従って
適切に符号化することにより圧縮されたデ−タを得るこ
とができる。
による“映像情報符号化装置”の構成2に伴う実施の形
態を示したもので、特に、BBM技術によって合併され
た境界ブロックを圧縮変換して符号化することに関する
ものである。即ち、ブロックデ−タを変換する技術には
DCT(DISCREATE COSINE TRANSFORM:離散余弦変化:
以下DCTと称す)、WHT(WALSHHADMARD TRANSFOR
M)、DFT(DISCREATE FOURIER TRANSFORM)、DST
(DISCREATE SINE TRANSFORM)等があり、これら変換に
よって得られた変換係数等を係数デ−タの特性に従って
適切に符号化することにより圧縮されたデ−タを得るこ
とができる。
【0049】本実施の形態2においては前記変換技術中
においてDCTを使用する。先ず、図2に図示されるよ
うに、境界ブロック合併部S21の信号出力端を離散余
弦変換部S22の信号入力端に接続し、前記離散余弦変
換部S22の信号出力端を量子化部S23の信号入力端
に接続し、前記量子化部S23の信号出力端を可変長符
号化部S24に接続し、可変長符号化テ−ブル貯蔵部S
25の信号出力端を前記可変長符号化部S24の信号入
力端に接続して本実施の形態2を構成する。
においてDCTを使用する。先ず、図2に図示されるよ
うに、境界ブロック合併部S21の信号出力端を離散余
弦変換部S22の信号入力端に接続し、前記離散余弦変
換部S22の信号出力端を量子化部S23の信号入力端
に接続し、前記量子化部S23の信号出力端を可変長符
号化部S24に接続し、可変長符号化テ−ブル貯蔵部S
25の信号出力端を前記可変長符号化部S24の信号入
力端に接続して本実施の形態2を構成する。
【0050】映像入力装置を通じて入力される動画像、
または停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像
と背景映像に分離され、前記境界ブロック合併部S21
に入力される。境界ブロック合併部S21は入力される
映像信号を形状情報を含む単位ブロック別に順次符号化
するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロック
が入力されれば、これにBBM技術を適用して境界ブロ
ックを合併するようになる。この時、BBM技術によっ
て合併されるブロックは、実施の形態1と同一である。
または停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像
と背景映像に分離され、前記境界ブロック合併部S21
に入力される。境界ブロック合併部S21は入力される
映像信号を形状情報を含む単位ブロック別に順次符号化
するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロック
が入力されれば、これにBBM技術を適用して境界ブロ
ックを合併するようになる。この時、BBM技術によっ
て合併されるブロックは、実施の形態1と同一である。
【0051】一方、前記境界ブロック合併部S21にお
いて合併された境界ブロックは、離散余弦変換部S22
に入力され離散余弦変換された後、前記量子化部S23
に入力され量子化される。更に、前記可変長符号化部S
24は、前記量子化部S23において入力された量子化
された映像信号を可変長符号化テ−ブル貯蔵部S25に
貯蔵された可変長符号化テ−ブルを読み出して、VLC
を遂行するようになるもので、BBM技術を先ず遂行し
て物体ブロックの数を減少させた後、DCTと量子化を
通じて圧縮してVLCを遂行することにより符号化され
たビット数を減少させ、圧縮符号化効率を向上させるこ
とができるようになるものである。
いて合併された境界ブロックは、離散余弦変換部S22
に入力され離散余弦変換された後、前記量子化部S23
に入力され量子化される。更に、前記可変長符号化部S
24は、前記量子化部S23において入力された量子化
された映像信号を可変長符号化テ−ブル貯蔵部S25に
貯蔵された可変長符号化テ−ブルを読み出して、VLC
を遂行するようになるもので、BBM技術を先ず遂行し
て物体ブロックの数を減少させた後、DCTと量子化を
通じて圧縮してVLCを遂行することにより符号化され
たビット数を減少させ、圧縮符号化効率を向上させるこ
とができるようになるものである。
【0052】ここで、VLC遂行時使用する可変長符号
化テ−ブルは、図13乃至図16に図示されるように、
物体ブロックの数に従ってその使用ビットを異なるよう
に定義して各々異なるべく構成され、可変長符号化テ−
ブル構成は物体ブロックの配列特性および発生頻度を変
数にして構成する。即ち、発生頻度が最も多い配列特性
より発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっと
も少ない数のビットより漸次多い数のビットを割り当て
て構成する。その一例にて、図13,図14,図15,
図16は、物体ブロックの個数が4個、3個,2個、1
個である場合の輝度ブロック符号化時に適用される可変
長符号化テ−ブルを各々順次示したものである。
化テ−ブルは、図13乃至図16に図示されるように、
物体ブロックの数に従ってその使用ビットを異なるよう
に定義して各々異なるべく構成され、可変長符号化テ−
ブル構成は物体ブロックの配列特性および発生頻度を変
数にして構成する。即ち、発生頻度が最も多い配列特性
より発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっと
も少ない数のビットより漸次多い数のビットを割り当て
て構成する。その一例にて、図13,図14,図15,
図16は、物体ブロックの個数が4個、3個,2個、1
個である場合の輝度ブロック符号化時に適用される可変
長符号化テ−ブルを各々順次示したものである。
【0053】ここで、“CBPY(I)”は輝度ブロッ
クがイントラ(INTRA)ブロックである場合適用される
符号化テ−ブルを、“CBPY(P)”は輝度ブロック
がインタ−(INTER)ブロックである場合適用される符
号化テ−ブルを、“CBPY(SPRITE)”は輝度ブロッ
クがスプライト(SPRITE)ブロックである場合適用され
る符号化テ−ブルを各々示したものである。“CBPY
(I)”、“CBPY(P)”、“CBPY(SPRIT
E)”ビット列において、“1”はDC成分以外の情報
(例:AC成分)が存在することを示したもので、
“0”はDC成分以外の情報が存在しないことを示した
ものである。更に、前記ビット列は、その左側から右側
に第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物体ブロ
ック、第4物体ブロックを順次示したものである。
クがイントラ(INTRA)ブロックである場合適用される
符号化テ−ブルを、“CBPY(P)”は輝度ブロック
がインタ−(INTER)ブロックである場合適用される符
号化テ−ブルを、“CBPY(SPRITE)”は輝度ブロッ
クがスプライト(SPRITE)ブロックである場合適用され
る符号化テ−ブルを各々示したものである。“CBPY
(I)”、“CBPY(P)”、“CBPY(SPRIT
E)”ビット列において、“1”はDC成分以外の情報
(例:AC成分)が存在することを示したもので、
“0”はDC成分以外の情報が存在しないことを示した
ものである。更に、前記ビット列は、その左側から右側
に第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物体ブロ
ック、第4物体ブロックを順次示したものである。
【0054】<実施の形態3>本実施の形態3は本発明
による“映像情報符号化装置”の構成3に伴う一実施の
形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併さ
れた境界ブロックを圧縮変換した後、合併情報、変換係
数等を共に符号化することに関するものである。即ち、
BBM技術遂行に伴う合併情報およびDCT遂行に伴う
変換係数等を共に符号化しテックスチャ−情報を生成す
るためのものである。
による“映像情報符号化装置”の構成3に伴う一実施の
形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併さ
れた境界ブロックを圧縮変換した後、合併情報、変換係
数等を共に符号化することに関するものである。即ち、
BBM技術遂行に伴う合併情報およびDCT遂行に伴う
変換係数等を共に符号化しテックスチャ−情報を生成す
るためのものである。
【0055】先ず、図3に図示されるように、境界ブロ
ック合併部S31の信号出力端を離散余弦変換部S32
の信号入力端に接続し、前記離散余弦変換部S32の信
号出力端を量子化部S33の信号入力端に接続し、前記
量子化部S33の信号出力端を変換係数および符号化パ
タ−ン符号化部S34に接続して本実施の形態3を構成
する。映像入力装置を通じて入力される動画像、または
停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像と背景
映像に分離され前記境界ブロック合併部S31に入力さ
れる。境界ブロック合併部S31は入力される映像信号
を、形状情報を含む単位ブロック別に順次符号化するう
ちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロックが入力
されれば、これにBBM技術を適用して境界ブロックを
合併するようになる。この時、BBM技術によって合併
されるブロックは、実施の形態1と同一である。
ック合併部S31の信号出力端を離散余弦変換部S32
の信号入力端に接続し、前記離散余弦変換部S32の信
号出力端を量子化部S33の信号入力端に接続し、前記
量子化部S33の信号出力端を変換係数および符号化パ
タ−ン符号化部S34に接続して本実施の形態3を構成
する。映像入力装置を通じて入力される動画像、または
停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像と背景
映像に分離され前記境界ブロック合併部S31に入力さ
れる。境界ブロック合併部S31は入力される映像信号
を、形状情報を含む単位ブロック別に順次符号化するう
ちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブロックが入力
されれば、これにBBM技術を適用して境界ブロックを
合併するようになる。この時、BBM技術によって合併
されるブロックは、実施の形態1と同一である。
【0056】一方、前記境界ブロック合併部S31にお
いて合併された境界ブロックは、離散余弦変換部S32
に入力され、離散余弦変換された後、前記量子化部S3
3に入力され量子化される。更に、前記変換係数および
符号化パタ−ン符号化部S34は、前記量子化部S33
において入力される量子化された変換係数を可変長符号
化テ−ブルを参照してVLCを遂行し、前記境界ブロッ
ク合併部S31において入力される合併情報を符号化し
てテックスチャ−情報を生成して出力するようになる。
前記変換係数および符号化パタ−ン符号化部S34にお
いてVLC遂行時使用する可変長符号化テ−ブルは、実
施の形態2と同一な構成を有するので、その詳細な説明
は省略する。
いて合併された境界ブロックは、離散余弦変換部S32
に入力され、離散余弦変換された後、前記量子化部S3
3に入力され量子化される。更に、前記変換係数および
符号化パタ−ン符号化部S34は、前記量子化部S33
において入力される量子化された変換係数を可変長符号
化テ−ブルを参照してVLCを遂行し、前記境界ブロッ
ク合併部S31において入力される合併情報を符号化し
てテックスチャ−情報を生成して出力するようになる。
前記変換係数および符号化パタ−ン符号化部S34にお
いてVLC遂行時使用する可変長符号化テ−ブルは、実
施の形態2と同一な構成を有するので、その詳細な説明
は省略する。
【0057】<実施の形態4>本実施の形態4は、本発
明による“映像情報符号化装置”の構成4に伴う一実施
の形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併
された境界ブロックを圧縮変換した後、合併情報、変換
係数等を共に符号化するにおいて、境界ブロック合併
後、DCTを遂行して量子化した映像信号を元来の映像
にて再現することにより、前記再現された映像より符号
化誤差等の情報を検出するためのものである。先ず、図
4に図示されるように、境界ブロックフェ−ジング部S
41の信号出力端を境界ブロック合併部S42の信号入
力端に接続し、前記境界ブロック合併部S42の信号出
力端を離散余弦変換部S43の信号入力端に接続し、前
記離散余弦変換部S43の信号出力端を量子化部S44
の信号入力端に接続し、前記量子化部S44の信号出力
端を変換係数および符号化パタ−ン符号化部S45に接
続し、前記量子化部S44の信号出力端を逆量子化部S
46の信号入力端に接続し、前記逆量子化部S46の信
号出力端を逆離散余弦変換部S47の信号入力端に接続
し、前記逆離散余弦変換部S47の信号出力端を境界ブ
ロック分離部S48に接続して本実施の形態4を構成す
る。
明による“映像情報符号化装置”の構成4に伴う一実施
の形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併
された境界ブロックを圧縮変換した後、合併情報、変換
係数等を共に符号化するにおいて、境界ブロック合併
後、DCTを遂行して量子化した映像信号を元来の映像
にて再現することにより、前記再現された映像より符号
化誤差等の情報を検出するためのものである。先ず、図
4に図示されるように、境界ブロックフェ−ジング部S
41の信号出力端を境界ブロック合併部S42の信号入
力端に接続し、前記境界ブロック合併部S42の信号出
力端を離散余弦変換部S43の信号入力端に接続し、前
記離散余弦変換部S43の信号出力端を量子化部S44
の信号入力端に接続し、前記量子化部S44の信号出力
端を変換係数および符号化パタ−ン符号化部S45に接
続し、前記量子化部S44の信号出力端を逆量子化部S
46の信号入力端に接続し、前記逆量子化部S46の信
号出力端を逆離散余弦変換部S47の信号入力端に接続
し、前記逆離散余弦変換部S47の信号出力端を境界ブ
ロック分離部S48に接続して本実施の形態4を構成す
る。
【0058】映像入力装置を通じて入力される動画像、
または停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像
と背景映像に分離され前記境界ブロックフェ−ジング部
S41に入力される。前記境界ブロックフェ−ジング部
S41は映像信号(または映像誤差信号)と元来の形状
情報を、境界ブロックを成すサブブロックにおいて対象
物映像がない領域を対象物映像がある領域の平均値にて
設定する境界ブロックフェ−ジング過程を遂行して前記
境界ブロック合併部S42に出力するようになる。
または停止映像は、任意の形状情報を有する対象物映像
と背景映像に分離され前記境界ブロックフェ−ジング部
S41に入力される。前記境界ブロックフェ−ジング部
S41は映像信号(または映像誤差信号)と元来の形状
情報を、境界ブロックを成すサブブロックにおいて対象
物映像がない領域を対象物映像がある領域の平均値にて
設定する境界ブロックフェ−ジング過程を遂行して前記
境界ブロック合併部S42に出力するようになる。
【0059】前記境界ブロック合併部S42は、入力さ
れる映像信号を、形状情報を含む単位ブロック別に順次
符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブ
ロックが入力されれば、これにBBM技術を適用して境
界ブロックを合併するようになる。この時、状況に従っ
て再現された形状情報を利用して境界ブロックを合併す
るようになる。ここで、前記合併情報は、以前映像に対
する形状情報、または現在映像に対する形状情報であ
り、BBM技術によって合併されるブロックは、実施の
形態1と同一である。一方、前記境界ブロック合併部S
42において合併された境界ブロックは、離散余弦変換
部S43に入力され離散余弦変換された後、前記量子化
部S44に入力され量子化される。
れる映像信号を、形状情報を含む単位ブロック別に順次
符号化するうちに、対象物映像と背景映像を含む境界ブ
ロックが入力されれば、これにBBM技術を適用して境
界ブロックを合併するようになる。この時、状況に従っ
て再現された形状情報を利用して境界ブロックを合併す
るようになる。ここで、前記合併情報は、以前映像に対
する形状情報、または現在映像に対する形状情報であ
り、BBM技術によって合併されるブロックは、実施の
形態1と同一である。一方、前記境界ブロック合併部S
42において合併された境界ブロックは、離散余弦変換
部S43に入力され離散余弦変換された後、前記量子化
部S44に入力され量子化される。
【0060】更に、前記変換係数および符号化パタ−ン
符号化部S45は、前記量子化部S44において入力さ
れる量子化された変換係数を可変長符号化テ−ブルを参
照して、VLCを遂行し、前記境界ブロック合併部S4
2において入力される合併情報を符号化してテックスチ
ャ−情報を生成して出力するようになる。この時、前記
変換係数および符号化パタ−ン符号化部S45におい
て、VLC遂行時使用する可変長符号化テ−ブルは、実
施の形態2と同一な構成を有するので、その詳細な説明
は省略する。
符号化部S45は、前記量子化部S44において入力さ
れる量子化された変換係数を可変長符号化テ−ブルを参
照して、VLCを遂行し、前記境界ブロック合併部S4
2において入力される合併情報を符号化してテックスチ
ャ−情報を生成して出力するようになる。この時、前記
変換係数および符号化パタ−ン符号化部S45におい
て、VLC遂行時使用する可変長符号化テ−ブルは、実
施の形態2と同一な構成を有するので、その詳細な説明
は省略する。
【0061】一方、前記量子化部S44において量子化
された信号は逆量子化部S46に入力され逆量子化され
た後、逆離散余弦変換部S47に入力され逆離散余弦変
換される。前記境界ブロック分離部S48は逆離散余弦
変換部S47において入力される信号を再現された形状
情報を参照して分離することにより復号化されたデ−
タ、即ち、映像信号を再現するようになる。
された信号は逆量子化部S46に入力され逆量子化され
た後、逆離散余弦変換部S47に入力され逆離散余弦変
換される。前記境界ブロック分離部S48は逆離散余弦
変換部S47において入力される信号を再現された形状
情報を参照して分離することにより復号化されたデ−
タ、即ち、映像信号を再現するようになる。
【0062】<実施の形態5>本実施の形態5は本発明
による“映像情報符号化装置”の構成5に伴う一実施の
形態を示したもので、特に、連続される映像シ−ケンス
が入力される同映像を所定の形状情報を有する単位ブロ
ックにて形成して符号化するためのものである。図5と
図6は本実施の形態5の構成を示したブロック図であ
る。映像入力装置を通じて入力される動画像は単位ブロ
ック形成部S51に入力され、任意の形状情報を有する
単位ブロックにて形成される。ここで、前記単位ブロッ
クは、MPEG−4の場合VOPと同じ概念である。
による“映像情報符号化装置”の構成5に伴う一実施の
形態を示したもので、特に、連続される映像シ−ケンス
が入力される同映像を所定の形状情報を有する単位ブロ
ックにて形成して符号化するためのものである。図5と
図6は本実施の形態5の構成を示したブロック図であ
る。映像入力装置を通じて入力される動画像は単位ブロ
ック形成部S51に入力され、任意の形状情報を有する
単位ブロックにて形成される。ここで、前記単位ブロッ
クは、MPEG−4の場合VOPと同じ概念である。
【0063】一方、前記単位ブロック形成部S51にお
いて形成された単位ブロックは、動き推定部S54に入
力され単位ブロックを成す(16×16)大きさのマク
ロブロック単位にて動きが推定される。更に、前記動き
推定部S54において出力された動き情報は動き補償部
S55に入力され動きが補償された後、加算器に入力さ
れる。そうすれば、前記減算器は、前記動き補償部S5
5において出力される動きが補償された単位ブロック
と、前記単位ブロック形成部S51において形成され出
力された単位ブロックを減算して、対象物内部符号化部
S56に出力するようになる。
いて形成された単位ブロックは、動き推定部S54に入
力され単位ブロックを成す(16×16)大きさのマク
ロブロック単位にて動きが推定される。更に、前記動き
推定部S54において出力された動き情報は動き補償部
S55に入力され動きが補償された後、加算器に入力さ
れる。そうすれば、前記減算器は、前記動き補償部S5
5において出力される動きが補償された単位ブロック
と、前記単位ブロック形成部S51において形成され出
力された単位ブロックを減算して、対象物内部符号化部
S56に出力するようになる。
【0064】前記対象物内部符号化部S56は、前記減
算器において出力される差の値と形状情報の入力を受け
符号化するうちに、境界ブロックが入力された場合、境
界ブロック合併技術を適用して合併過程を遂行した後、
前記合併された境界ブロックの特性に基づいて合併され
た境界ブロックを可変長符号化するようになる。更に、
前記動き補償部S55において動きが補償された単位ブ
ロックと前記対象物内部符号化部S56において符号化
された対象物の内部情報は加算器に入力され加算された
後、以前単位ブロック検出部S57に出力するようにな
る。前記以前単位ブロック検出部S57は、前記加算器
の出力信号の入力を受け以前画面の単位ブロックを検出
し、その検出された以前画面の単位ブロックを前記動き
推定部S54と動き補償部S55に出力するようにな
る。更に、形状情報符号化部S52は、前記単位ブロッ
ク形成部S51において出力されるマクロブロック単位
の映像に対し形状情報を符号化して出力するようにな
る。
算器において出力される差の値と形状情報の入力を受け
符号化するうちに、境界ブロックが入力された場合、境
界ブロック合併技術を適用して合併過程を遂行した後、
前記合併された境界ブロックの特性に基づいて合併され
た境界ブロックを可変長符号化するようになる。更に、
前記動き補償部S55において動きが補償された単位ブ
ロックと前記対象物内部符号化部S56において符号化
された対象物の内部情報は加算器に入力され加算された
後、以前単位ブロック検出部S57に出力するようにな
る。前記以前単位ブロック検出部S57は、前記加算器
の出力信号の入力を受け以前画面の単位ブロックを検出
し、その検出された以前画面の単位ブロックを前記動き
推定部S54と動き補償部S55に出力するようにな
る。更に、形状情報符号化部S52は、前記単位ブロッ
ク形成部S51において出力されるマクロブロック単位
の映像に対し形状情報を符号化して出力するようにな
る。
【0065】一方、前記動き推定部S54において推定
された動き情報と、対象物内部符号化部S56において
符号化された対象物の内部情報および、形状情報符号化
部S52において符号化された形状情報は多重化部S5
3に入力され多重化された後、バッファ部S58に入力
されビットストリームに出力するようになる。ここで、
前記対象物内部符号化部S56の構成は、実施の形態1
乃至実施の形態4の構成中択一選択される。例えば、図
6に図示されるように、境界ブロックフェ−ジング部S
61の入力を前記減算器の出力信号にて成し、境界ブロ
ック分離部S68の出力を前記以前単位ブロック検出部
S57に出力すれば、実施の形態4と同一なるのでその
詳細な説明は省略する。図面中、未説明符号S62は境
界ブロック合併部を、S63は離散余弦変換部を、S6
4は量子化部を、S65は変換係数および符号化パタ−
ン部を、S66は逆量子化部を、S67は逆離散余弦変
換部を、S68は境界ブロック分離部を各々示す。
された動き情報と、対象物内部符号化部S56において
符号化された対象物の内部情報および、形状情報符号化
部S52において符号化された形状情報は多重化部S5
3に入力され多重化された後、バッファ部S58に入力
されビットストリームに出力するようになる。ここで、
前記対象物内部符号化部S56の構成は、実施の形態1
乃至実施の形態4の構成中択一選択される。例えば、図
6に図示されるように、境界ブロックフェ−ジング部S
61の入力を前記減算器の出力信号にて成し、境界ブロ
ック分離部S68の出力を前記以前単位ブロック検出部
S57に出力すれば、実施の形態4と同一なるのでその
詳細な説明は省略する。図面中、未説明符号S62は境
界ブロック合併部を、S63は離散余弦変換部を、S6
4は量子化部を、S65は変換係数および符号化パタ−
ン部を、S66は逆量子化部を、S67は逆離散余弦変
換部を、S68は境界ブロック分離部を各々示す。
【0066】<実施の形態6>本実施の形態6は本発明
による“映像情報復号化装置”の構成1に伴う一実施の
形態を示したものである。先ず、図7に図示されるよう
に、可変長復号化部R11と、境界ブロック分離部R1
2と、可変長符号化テ−ブル貯蔵部R13とにより実施
の形態6を構成する。境界ブロック合併技術によって合
併された後、可変長符号化方法によって符号化された映
像信号は、前記可変長復号化部R11に入力される。そ
うすれば、前記可変長復号化部R11は、入力される符
号化された映像信号を可変長復号化テ−ブル貯蔵部R1
3に貯蔵された可変長復号化テ−ブルを参照して可変長
復号化して境界ブロック分離部R12に出力するように
なる。
による“映像情報復号化装置”の構成1に伴う一実施の
形態を示したものである。先ず、図7に図示されるよう
に、可変長復号化部R11と、境界ブロック分離部R1
2と、可変長符号化テ−ブル貯蔵部R13とにより実施
の形態6を構成する。境界ブロック合併技術によって合
併された後、可変長符号化方法によって符号化された映
像信号は、前記可変長復号化部R11に入力される。そ
うすれば、前記可変長復号化部R11は、入力される符
号化された映像信号を可変長復号化テ−ブル貯蔵部R1
3に貯蔵された可変長復号化テ−ブルを参照して可変長
復号化して境界ブロック分離部R12に出力するように
なる。
【0067】一方、前記境界ブロック分離部R12は、
前記可変長復号化部R11において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブ
ロックにて分離して出力するようになる。この時、前記
可変長復号化部R11は、境界ブロックを成す多数個の
サブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの数に
従って各々異なる可変長復号化テ−ブルを適用して復号
化を遂行し、前記可変長復号化テ−ブル貯蔵部R13に
貯蔵される可変長復号化テ−ブルは、境界ブロックを成
す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブロ
ックの配列特性に従って構成される。即ち、最も少ない
数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有する配列
特性を示すようにして、符号化ビット数が多くなるほど
発生頻度が漸次減少する配列特性を示すように構成され
る。
前記可変長復号化部R11において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブ
ロックにて分離して出力するようになる。この時、前記
可変長復号化部R11は、境界ブロックを成す多数個の
サブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの数に
従って各々異なる可変長復号化テ−ブルを適用して復号
化を遂行し、前記可変長復号化テ−ブル貯蔵部R13に
貯蔵される可変長復号化テ−ブルは、境界ブロックを成
す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブロ
ックの配列特性に従って構成される。即ち、最も少ない
数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有する配列
特性を示すようにして、符号化ビット数が多くなるほど
発生頻度が漸次減少する配列特性を示すように構成され
る。
【0068】<実施の形態7>本実施の形態7は、本発
明による“映像情報復号化装置”の構成2に伴う一実施
の形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併
された境界ブロックを圧縮変換して符号化された映像信
号を復号化するためのものである。本実施の形態7にお
いては前記変換技術中においてDCTを使用して圧縮符
号化した映像信号を復号化するように成す。先ず、図8
に図示されるように、可変長復号化部R21の信号出力
端を逆量子化部R22の信号入力端に接続し、前記逆量
子化部R22の信号出力端を逆離散余弦変換部R23の
信号入力端に接続し、前記逆離散余弦変換部R23の信
号出力端を境界ブロック分離部R24に接続し、可変長
復号化テ−ブル貯蔵部R25の信号出力端を前記可変長
復号化部R21の信号入力端に接続して本実施の形態7
を構成する。
明による“映像情報復号化装置”の構成2に伴う一実施
の形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併
された境界ブロックを圧縮変換して符号化された映像信
号を復号化するためのものである。本実施の形態7にお
いては前記変換技術中においてDCTを使用して圧縮符
号化した映像信号を復号化するように成す。先ず、図8
に図示されるように、可変長復号化部R21の信号出力
端を逆量子化部R22の信号入力端に接続し、前記逆量
子化部R22の信号出力端を逆離散余弦変換部R23の
信号入力端に接続し、前記逆離散余弦変換部R23の信
号出力端を境界ブロック分離部R24に接続し、可変長
復号化テ−ブル貯蔵部R25の信号出力端を前記可変長
復号化部R21の信号入力端に接続して本実施の形態7
を構成する。
【0069】境界ブロック合併技術によって合併された
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号
は、前記可変長復号化部R21に入力される。前記可変
長復号化部R21は、入力される符号化された映像信号
を可変長復号化テ−ブル貯蔵部R25に貯蔵された可変
長復号化テ−ブルを参照して可変長復号化して逆量子化
部R22に出力するようになる。前記逆量子化部R22
は、前記可変長復号化部R21において出力される復号
化された映像信号の入力を受け逆量子化して逆離散余弦
変換部R23に出力する。
後、可変長符号化方法によって符号化された映像信号
は、前記可変長復号化部R21に入力される。前記可変
長復号化部R21は、入力される符号化された映像信号
を可変長復号化テ−ブル貯蔵部R25に貯蔵された可変
長復号化テ−ブルを参照して可変長復号化して逆量子化
部R22に出力するようになる。前記逆量子化部R22
は、前記可変長復号化部R21において出力される復号
化された映像信号の入力を受け逆量子化して逆離散余弦
変換部R23に出力する。
【0070】逆離散余弦変換部R23は、前記逆量子化
部R22において出力される逆量子化された信号の入力
を受け、逆離散余弦変換を遂行して境界ブロック分離部
R24に出力する。前記境界ブロック分離部R24は、
前記可変長復号化部R11において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブ
ロックにて分離して出力する。
部R22において出力される逆量子化された信号の入力
を受け、逆離散余弦変換を遂行して境界ブロック分離部
R24に出力する。前記境界ブロック分離部R24は、
前記可変長復号化部R11において出力される復号化さ
れた映像信号の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブロックを合併前の境界ブロック、またはサブブ
ロックにて分離して出力する。
【0071】この時、前記可変長復号化部R21は、境
界ブロックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像
を含む物体ブロックの数に従って各々異なる可変長復号
化テ−ブルを適用して復号化を遂行し、前記可変長復号
化テ−ブル貯蔵部R25に貯蔵される可変長復号化テ−
ブルは、境界ブロックを成す多数個のサブブロック中、
対象物映像を含む物体ブロックの配列特性に従って構成
される。ここで、可変長復号化遂行時使用する可変長復
号化テ−ブルは、図13乃至図16に図示されるよう
に、境界ブロックを成す多数個のサブブロック中、対象
物映像を含む物体ブロックの個数に従ってその使用ビッ
トを異なるように定義して各々異なるように構成され、
可変長復号化テ−ブル構成は物体ブロックの配列特性お
よび発生頻度を変数にて構成する。即ち、もっとも少な
い数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有する配
列特性を示すようにして、符号化ビット数が多くなるほ
ど発生頻度が漸次減少する配列特性を示すように構成す
る。
界ブロックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像
を含む物体ブロックの数に従って各々異なる可変長復号
化テ−ブルを適用して復号化を遂行し、前記可変長復号
化テ−ブル貯蔵部R25に貯蔵される可変長復号化テ−
ブルは、境界ブロックを成す多数個のサブブロック中、
対象物映像を含む物体ブロックの配列特性に従って構成
される。ここで、可変長復号化遂行時使用する可変長復
号化テ−ブルは、図13乃至図16に図示されるよう
に、境界ブロックを成す多数個のサブブロック中、対象
物映像を含む物体ブロックの個数に従ってその使用ビッ
トを異なるように定義して各々異なるように構成され、
可変長復号化テ−ブル構成は物体ブロックの配列特性お
よび発生頻度を変数にて構成する。即ち、もっとも少な
い数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有する配
列特性を示すようにして、符号化ビット数が多くなるほ
ど発生頻度が漸次減少する配列特性を示すように構成す
る。
【0072】その一例にて図13、図14、図15、図
16は物体ブロックの個数が4個、3個、2個、1個で
ある場合、輝度ブロック復号化時適用される可変長復号
化テ−ブルを各々順次示したものである。即ち、一番右
側列にある符号化信号が入力される時、符号化されたブ
ロック(例:イントラブロック、インタ−ブロック、ス
プライトブロック)の特性に従って左側にあるビット列
にて復号化される。
16は物体ブロックの個数が4個、3個、2個、1個で
ある場合、輝度ブロック復号化時適用される可変長復号
化テ−ブルを各々順次示したものである。即ち、一番右
側列にある符号化信号が入力される時、符号化されたブ
ロック(例:イントラブロック、インタ−ブロック、ス
プライトブロック)の特性に従って左側にあるビット列
にて復号化される。
【0073】<実施の形態8>本実施の形態8は本発明
による“映像情報符号化装置”の構成3に伴う一実施の
形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併さ
れた境界ブロックを圧縮変換した後、合併情報、変換係
数等と共に符号化された映像信号を復号化するためのも
のである。図9に図示されるように、合併情報抽出部R
31の信号出力端を変換係数および符号化パタ−ン復号
化部R32の信号入力端に接続し、前記可変長復号化部
R32の信号出力端を逆量子化部R33の信号入力端に
接続し、前記逆量子化部R33の信号出力端を逆離散余
弦変換部R34の信号入力端に接続し、前記逆離散余弦
変換部R34の信号出力端を境界ブロック分離部R35
に接続して本実施の形態8を構成する。
による“映像情報符号化装置”の構成3に伴う一実施の
形態を示したもので、特に、BBM技術によって合併さ
れた境界ブロックを圧縮変換した後、合併情報、変換係
数等と共に符号化された映像信号を復号化するためのも
のである。図9に図示されるように、合併情報抽出部R
31の信号出力端を変換係数および符号化パタ−ン復号
化部R32の信号入力端に接続し、前記可変長復号化部
R32の信号出力端を逆量子化部R33の信号入力端に
接続し、前記逆量子化部R33の信号出力端を逆離散余
弦変換部R34の信号入力端に接続し、前記逆離散余弦
変換部R34の信号出力端を境界ブロック分離部R35
に接続して本実施の形態8を構成する。
【0074】先ず、符号化部において伝送された形状情
報は前記合併情報抽出部R31に入力され境界ブロック
合併に対する合併情報を出力するようになる。前記変換
係数および符号化パタ−ン復号化部R32は、境界ブロ
ック合併技術によって合併された後、可変長符号化方法
によって符号化された映像信号と、前記合併情報抽出部
R31において出力された合併情報を、可変長復号化テ
−ブルを参照して可変長復号化した後、逆量子化部R3
3に出力するようになる。前記逆量子化部R33は、前
記変換係数および符号化パタ−ン復号化部R32におい
て出力される復号化された映像信号の入力を受け、逆量
子化して逆離散余弦変換部R34を出力する。
報は前記合併情報抽出部R31に入力され境界ブロック
合併に対する合併情報を出力するようになる。前記変換
係数および符号化パタ−ン復号化部R32は、境界ブロ
ック合併技術によって合併された後、可変長符号化方法
によって符号化された映像信号と、前記合併情報抽出部
R31において出力された合併情報を、可変長復号化テ
−ブルを参照して可変長復号化した後、逆量子化部R3
3に出力するようになる。前記逆量子化部R33は、前
記変換係数および符号化パタ−ン復号化部R32におい
て出力される復号化された映像信号の入力を受け、逆量
子化して逆離散余弦変換部R34を出力する。
【0075】逆離散余弦変換部R34は、前記逆量子化
部R33において出力される逆量子化された信号の入力
を受け、逆離散余弦変換を遂行して境界ブロック分離部
R35に出力する。前記境界ブロック分離部R34は、
前記逆離散余弦変換部R34において出力される復号化
された映像信号と、前記合併情報抽出部R31において
出力される合併情報の入力を受け、境界ブロック合併技
術によって合併された境界ブロック、または境界ブロッ
クを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、または
サブブロックにて分離して出力する。この時、前記変換
係数および符号化パタ−ン復号化部R32において遂行
する可変長復号化方法および可変長復号化テ−ブルは実
施の形態7におけると同一なるので、その詳細な説明は
省略する。
部R33において出力される逆量子化された信号の入力
を受け、逆離散余弦変換を遂行して境界ブロック分離部
R35に出力する。前記境界ブロック分離部R34は、
前記逆離散余弦変換部R34において出力される復号化
された映像信号と、前記合併情報抽出部R31において
出力される合併情報の入力を受け、境界ブロック合併技
術によって合併された境界ブロック、または境界ブロッ
クを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、または
サブブロックにて分離して出力する。この時、前記変換
係数および符号化パタ−ン復号化部R32において遂行
する可変長復号化方法および可変長復号化テ−ブルは実
施の形態7におけると同一なるので、その詳細な説明は
省略する。
【0076】<実施の形態9>本実施の形態9は、本発
明による“映像情報符号化装置”の構成4に伴う一実施
の形態を示したもので、特に、連続される映像シ−ケン
スが入力される同映像を所定の形状情報を有する単位ブ
ロックにて形成して符号化した映像信号を復号化するた
めのものである。図10は本実施の形態5の構成を示し
たブロック図である。境界ブロック合併技術によって境
界ブロックが合併された後、可変長符号化によって符号
化され多重化された映像信号を含む符号化された映像信
号は逆多重化部R41に入力され、単位ブロック別に逆
多重化される。ここで、前記単位ブロックは、MPEG
−4の場合VOPのような概念である。
明による“映像情報符号化装置”の構成4に伴う一実施
の形態を示したもので、特に、連続される映像シ−ケン
スが入力される同映像を所定の形状情報を有する単位ブ
ロックにて形成して符号化した映像信号を復号化するた
めのものである。図10は本実施の形態5の構成を示し
たブロック図である。境界ブロック合併技術によって境
界ブロックが合併された後、可変長符号化によって符号
化され多重化された映像信号を含む符号化された映像信
号は逆多重化部R41に入力され、単位ブロック別に逆
多重化される。ここで、前記単位ブロックは、MPEG
−4の場合VOPのような概念である。
【0077】一方、前記逆多重化部R41において逆多
重化され出力される映像信号は形状情報復号化部R42
と、動き情報復号化部R43と、対象物内部情報復号化
部R47に入力される。前記形状情報復号化部R42は
形状情報を復号化し、動き情報復号化部R43は動き情
報を復号化し、対象物内部情報復号化部R43は対象物
内部に対する符号化情報を復号化して出力する。更に、
単位ブロック貯蔵部R48は単位ブロック再現部R45
において再現された、単位ブロック単位の映像を貯蔵し
ておいてから動き補償部R44に出力する。
重化され出力される映像信号は形状情報復号化部R42
と、動き情報復号化部R43と、対象物内部情報復号化
部R47に入力される。前記形状情報復号化部R42は
形状情報を復号化し、動き情報復号化部R43は動き情
報を復号化し、対象物内部情報復号化部R43は対象物
内部に対する符号化情報を復号化して出力する。更に、
単位ブロック貯蔵部R48は単位ブロック再現部R45
において再現された、単位ブロック単位の映像を貯蔵し
ておいてから動き補償部R44に出力する。
【0078】動き補償部R44は前記動き情報復号化部
R43において出力される動き情報と、形状情報復号化
部R43において出力された形状情報と、単位ブロック
貯蔵部R48において出力された以前単位ブロックに対
する情報の入力を受け動きを補償して単位ブロック再現
部R45に出力する。前記単位ブロック再現部R45
は、前記動き補償部R44において出力された動き補償
情報と、形状情報復号化部R42において出力された形
状情報と、対象物内部符号化部R47において出力され
る対象物内部に対する情報の入力を受け、単位ブロック
単位の映像を再現して前記単位ブロック貯蔵部R48と
合成部R46に出力する。
R43において出力される動き情報と、形状情報復号化
部R43において出力された形状情報と、単位ブロック
貯蔵部R48において出力された以前単位ブロックに対
する情報の入力を受け動きを補償して単位ブロック再現
部R45に出力する。前記単位ブロック再現部R45
は、前記動き補償部R44において出力された動き補償
情報と、形状情報復号化部R42において出力された形
状情報と、対象物内部符号化部R47において出力され
る対象物内部に対する情報の入力を受け、単位ブロック
単位の映像を再現して前記単位ブロック貯蔵部R48と
合成部R46に出力する。
【0079】前記合成部R46は、前記単位ブロック再
現部R45において単位ブロック単位で再現された単位
ブロックに対する映像を合成して出力するようになる。
ここで、前記対象物内部情報復号化部R47の構成は、
実施の形態6乃至実施の形態8の構成中択一的に選択さ
れる。例えば、図9に図示されるように、変換係数およ
び符号化パタ−ン復号化部R32の入力を前記逆多重化
器R41の出力信号と成し、境界ブロック分離部R35
の出力を前記単位ブロック再現部R45に出力すれば実
施の形態8と同一なるのでその詳細な説明は省略する。
現部R45において単位ブロック単位で再現された単位
ブロックに対する映像を合成して出力するようになる。
ここで、前記対象物内部情報復号化部R47の構成は、
実施の形態6乃至実施の形態8の構成中択一的に選択さ
れる。例えば、図9に図示されるように、変換係数およ
び符号化パタ−ン復号化部R32の入力を前記逆多重化
器R41の出力信号と成し、境界ブロック分離部R35
の出力を前記単位ブロック再現部R45に出力すれば実
施の形態8と同一なるのでその詳細な説明は省略する。
【0080】<実施の形態10>本実施の形態10は本
発明による“映像情報符号化方法”の技術的思想に伴う
一実施の形態を示したものである。本実施の形態10
は、図11に図示されるように、入力される形状情報中
対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを境
界ブロック合併技術によって合併した後、前記合併され
た結果に基づいて可変長符号化テ−ブルを参照して可変
長符号化する。ここで、可変長符号化方法は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの配列特性に従って各々異なる可変長符号
化テ−ブルを適用して符号化する。
発明による“映像情報符号化方法”の技術的思想に伴う
一実施の形態を示したものである。本実施の形態10
は、図11に図示されるように、入力される形状情報中
対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを境
界ブロック合併技術によって合併した後、前記合併され
た結果に基づいて可変長符号化テ−ブルを参照して可変
長符号化する。ここで、可変長符号化方法は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの配列特性に従って各々異なる可変長符号
化テ−ブルを適用して符号化する。
【0081】更に、前記可変長符号化テ−ブル構成方法
は、発生頻度がもっとも多い配列特性より発生頻度がも
っとも少ない配列特性順にて、もっとも少ない数のビッ
トより漸次多い数のビットが割り当てられるように構成
する。図13乃至図16は本実施の形態10に伴う方法
を適用して構成した可変長符号化テ−ブルの一例を示し
たものである。
は、発生頻度がもっとも多い配列特性より発生頻度がも
っとも少ない配列特性順にて、もっとも少ない数のビッ
トより漸次多い数のビットが割り当てられるように構成
する。図13乃至図16は本実施の形態10に伴う方法
を適用して構成した可変長符号化テ−ブルの一例を示し
たものである。
【0082】<実施の形態11>本実施の形態11は本
発明による“映像情報復号化方法”の技術的思想に伴う
一実施の形態を示したものである。本実施の形態11
は、図12に図示されるように、境界ブロック合併技術
によって合併された後、可変長符号化方法によって符号
化された映像信号を可変長復号化した後、境界ブロック
合併技術によって合併された境界ブロック、または境界
ブロックを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、
またはサブブロックにて分離する。ここで、可変長復号
化方法は、境界ブロックを成す多数個のサブブロック
中、対象物映像を含む物体ブロックの個数と物体ブロッ
クの配列特性に従って各々他の可変長復号化テ−ブルを
構成して適用する。
発明による“映像情報復号化方法”の技術的思想に伴う
一実施の形態を示したものである。本実施の形態11
は、図12に図示されるように、境界ブロック合併技術
によって合併された後、可変長符号化方法によって符号
化された映像信号を可変長復号化した後、境界ブロック
合併技術によって合併された境界ブロック、または境界
ブロックを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、
またはサブブロックにて分離する。ここで、可変長復号
化方法は、境界ブロックを成す多数個のサブブロック
中、対象物映像を含む物体ブロックの個数と物体ブロッ
クの配列特性に従って各々他の可変長復号化テ−ブルを
構成して適用する。
【0083】更に、前記可変長復号化テ−ブル構成方法
は、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも多い発
生頻度を有する配列特性を示すようにして、符号化ビッ
ト数が多くなるほど発生頻度が漸次減少する配列特性を
示すように各々異なる可変長復号化テ−ブルを構成す
る。その一例にて、図13,図14,図15,図16
は、物体ブロックの個数が4個,3個,2個,1個であ
る場合、輝度ブロック復号化時に適用される可変長復号
化テ−ブルを各々順次示したものである。即ち、一番右
側列にある符号化信号が入力される時、符号化されたブ
ロック(例:イントラブロック、インタ−ブロック、ス
プライトブロック)の特性に従って左側にあるビット列
に復号化される。
は、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも多い発
生頻度を有する配列特性を示すようにして、符号化ビッ
ト数が多くなるほど発生頻度が漸次減少する配列特性を
示すように各々異なる可変長復号化テ−ブルを構成す
る。その一例にて、図13,図14,図15,図16
は、物体ブロックの個数が4個,3個,2個,1個であ
る場合、輝度ブロック復号化時に適用される可変長復号
化テ−ブルを各々順次示したものである。即ち、一番右
側列にある符号化信号が入力される時、符号化されたブ
ロック(例:イントラブロック、インタ−ブロック、ス
プライトブロック)の特性に従って左側にあるビット列
に復号化される。
【0084】しかし、前記の実施の形態においては、内
容中心映像信号符号化(CONTENT-BASED TEXTURE CODIN
G)時、物体境界ブロックを符号化する時に重点をおい
て説明したが、グレイスケール(GRAYSCALE)形状情報
の透明度情報を符号化する時、またはスプライト符号化
(SPRITECODING)時、符号化ブロックパタ−ンを符号化
する時使用することができる。即ち、グレイスケール形
状情報の透明度情報を符号化する時は、透明度情報の符
号化ブロックパタ−ンを符号化するが、この時、BBM
技術を遂行して透明度情報と物体ブロックの種類を合併
した後、前記合併された透明度情報と物体ブロックに対
し形状情報符号化ブロックパタ−ンを符号化を遂行する
ことにより圧縮符号化効率および伝送効率を高めること
ができる。更に、スプライト符号化時BBM技術を適用
してスプライト内の映像信号と物体ブロックの種類を減
少させた後、形状情報符号化ブロックパタ−ン符号化を
遂行することによって圧縮符号化効率および伝送効率を
高めることができる。
容中心映像信号符号化(CONTENT-BASED TEXTURE CODIN
G)時、物体境界ブロックを符号化する時に重点をおい
て説明したが、グレイスケール(GRAYSCALE)形状情報
の透明度情報を符号化する時、またはスプライト符号化
(SPRITECODING)時、符号化ブロックパタ−ンを符号化
する時使用することができる。即ち、グレイスケール形
状情報の透明度情報を符号化する時は、透明度情報の符
号化ブロックパタ−ンを符号化するが、この時、BBM
技術を遂行して透明度情報と物体ブロックの種類を合併
した後、前記合併された透明度情報と物体ブロックに対
し形状情報符号化ブロックパタ−ンを符号化を遂行する
ことにより圧縮符号化効率および伝送効率を高めること
ができる。更に、スプライト符号化時BBM技術を適用
してスプライト内の映像信号と物体ブロックの種類を減
少させた後、形状情報符号化ブロックパタ−ン符号化を
遂行することによって圧縮符号化効率および伝送効率を
高めることができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明による“映像情報
符号化/復号化装置および方法”は、特に、任意の形状
情報を有する映像信号を符号化する時BBM技術を先ず
適用して物体ブロックの数を減らした後、前記物体ブロ
ックの数と配列特性に従って可変長符号化して伝送して
符号化することにより、符号化効率および伝送効率を向
上させることができる効果があるのである。
符号化/復号化装置および方法”は、特に、任意の形状
情報を有する映像信号を符号化する時BBM技術を先ず
適用して物体ブロックの数を減らした後、前記物体ブロ
ックの数と配列特性に従って可変長符号化して伝送して
符号化することにより、符号化効率および伝送効率を向
上させることができる効果があるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による“映像情報符号化装置”の構成
1を示したブロック図である。
1を示したブロック図である。
【図2】 本発明による“映像情報符号化装置”の構成
2を示したブロック図である。
2を示したブロック図である。
【図3】 本発明による“映像情報符号化装置”の構成
3を示したブロック図である。
3を示したブロック図である。
【図4】 本発明による“映像情報符号化装置”の構成
4を示したブロック図である。
4を示したブロック図である。
【図5】 本発明による“映像情報符号化装置”の構成
5を示したブロック図である。
5を示したブロック図である。
【図6】 本発明による“映像情報符号化装置”の構成
5の中で対象物内部符号化部の構成を示したブロック図
である。
5の中で対象物内部符号化部の構成を示したブロック図
である。
【図7】 本発明による“映像情報復号化装置”の構成
1を示したブロック図である。
1を示したブロック図である。
【図8】 本発明による“映像情報復号化装置”の構成
2を示したブロック図である。
2を示したブロック図である。
【図9】 本発明による“映像情報復号化装置”の構成
3を示したブロック図である。
3を示したブロック図である。
【図10】 本発明による“映像情報復号化装置”の構
成4を示したブロック図である。
成4を示したブロック図である。
【図11】 本発明による“映像情報符号化方法”を示
した制御流れ図である。
した制御流れ図である。
【図12】 本発明による“映像情報復号化方法”を示
した制御流れ図である。
した制御流れ図である。
【図13】 物体ブロックが4個である場合適用する本
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
【図14】 物体ブロックが3個である場合適用する本
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
【図15】 物体ブロックが2個である場合適用する本
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
【図16】 物体ブロックが1個である場合適用する本
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
発明に伴う可変長符号化および復号化テ−ブルを示した
説明図である。
【図17】 国際標準傘下機構において1次的に確定し
たVMエンコ−ダ−の構成を示したブロック図である。
たVMエンコ−ダ−の構成を示したブロック図である。
【図18】 形状情報を有するVOPをマクロブロック
にて区画して示した説明図である。
にて区画して示した説明図である。
【図19】 VOPを形成するマクロブロックの種類と
マクロブロックを形成するサブブロックの種類を示した
説明図である。
マクロブロックを形成するサブブロックの種類を示した
説明図である。
【図20】 国際標準傘下機構において1次的に確定し
たVOP符号化部の構成を示したブロック図である。
たVOP符号化部の構成を示したブロック図である。
【図21】 国際標準傘下機構において1次的に確定し
たVMデコ−ダ−の構成を示したブロック図である。
たVMデコ−ダ−の構成を示したブロック図である。
【図22】 国際標準化傘下機構において1次的に確定
したVOP復号化部の構成を示したブロック図である。
したVOP復号化部の構成を示したブロック図である。
【図23】 マクロブロックの構造を示したもので、a
は4:2:0フォ−マット、bは4:2:2フォ−マッ
ト、cは4:4:4フォ−マットをそれぞれ示した説明
図である。
は4:2:0フォ−マット、bは4:2:2フォ−マッ
ト、cは4:4:4フォ−マットをそれぞれ示した説明
図である。
【図24】 物体ブロックの個数に伴う配列特性を示し
たもので、aは物体ブロックが4個である場合、bは物
体ブロックが3個である場合、cは物体ブロックが2個
である場合をそれぞれ示した説明図である。
たもので、aは物体ブロックが4個である場合、bは物
体ブロックが3個である場合、cは物体ブロックが2個
である場合をそれぞれ示した説明図である。
【図25】 境界ブロック合併技術遂行前後の状態を示
した説明図である。
した説明図である。
【符号の説明】 R11,R21: 可変長復号化部 R12,R24,R35: 境界ブロック分離部 R13,R25: 可変長復号化テ−ブル貯蔵部 R22,R33: 逆量子化部 R23,R34: 逆離散余弦変換部 R31: 合併情報抽出部 R32: 変換係数および符号化パタ−ン復号化部 R41: 逆多重化部 R42: 形状情報復号化部 R43: 動き情報復号化部 R44: 動き補償部 R45: 単位ブロック再現部 R46: 合成部 R47: 対象物内部情報復号化部 R48: 単位ブロック貯蔵部 S11,S21,S31,S42,S62: 境界ブロ
ック合併部 S12,S24: 可変長符号化部 S13,S25: 可変長符号化テ−ブル貯蔵部 S22,S32,S43,S63: 離散余弦変換部 S23,S33,S44,S64: 量子化部 S41,S61: 境界ブロックフェ−ジング部 S34,S45,S65: 変換係数および符号化パタ
−ン符号化部 S46,S66: 逆量子化部 S47,S67: 逆離散余弦変換部 S48,S68: 境界ブロック分離部 S51: 単位ブロック形成部 S52: 形状符号化部 S53: 多重化部 S54: 動き推定部 S55: 動き補償部 S56: 対象物内部符号化部 S57: 以前単位ブロック検出部 S58: バッファ−部。
ック合併部 S12,S24: 可変長符号化部 S13,S25: 可変長符号化テ−ブル貯蔵部 S22,S32,S43,S63: 離散余弦変換部 S23,S33,S44,S64: 量子化部 S41,S61: 境界ブロックフェ−ジング部 S34,S45,S65: 変換係数および符号化パタ
−ン符号化部 S46,S66: 逆量子化部 S47,S67: 逆離散余弦変換部 S48,S68: 境界ブロック分離部 S51: 単位ブロック形成部 S52: 形状符号化部 S53: 多重化部 S54: 動き推定部 S55: 動き補償部 S56: 対象物内部符号化部 S57: 以前単位ブロック検出部 S58: バッファ−部。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図3】
【図2】
【図4】
【図7】
【図5】
【図6】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図18】
【図19】
【図25】
【図13】
【図15】
【図14】
【図16】
【図17】
【図20】
【図21】
【図23】
【図22】
【図24】
Claims (111)
- 【請求項1】 映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離して符号化する映像情報符号化装置において、 前記映像情報符号化装置は、入力される模様情報中対象
物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを、境界
ブロック合併技術によって合併する境界ブロック合併部
と;前記境界ブロック合併部において入力される合併さ
れた境界ブロックを可変長符号化する可変長符号化部
と;前記可変長符号化部において合併された境界ブロッ
クを可変長符号化する場合、使用する符号化テ ブルを
貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵部を含んで構成され
ることを特徴とする映像情報符号化装置。 - 【請求項2】 前記境界ブロック合併部は、多数個の境
界ブロックを合併することを特徴とする請求項1記載映
像情報符号化装置。 - 【請求項3】 前記境界ブロック合併部は、境界ブロッ
クを成す多数個のサブブロックを合併することを特徴と
する請求項1記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項4】 前記境界ブロック合併部は、輝度ブロッ
クを合併することを特徴とする請求項1記載の映像情報
符号化装置。 - 【請求項5】 前記境界ブロック合併部は、色彩ブロッ
クを合併することを特徴とする請求項1記載の映像情報
符号化装置。 - 【請求項6】 前記境界ブロック合併部は、輝度ブロッ
クは輝度ブロック同士で合併し、色彩ブロックは色彩ブ
ロック同士で合併することを特徴とする請求項1記載の
映像情報符号化装置。 - 【請求項7】 前記可変長符号化部は、境界ブロックを
成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体ブ
ロックの数に従って符号化ビット数が各々異なる可変長
符号化テーブルを適用して符号化することを特徴とする
請求項1記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項8】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可変
長符号化テーブルは、境界ブロックを成す多数個のサブ
ブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特性
に従って構成することを特徴とする請求項1記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項9】 前記物体ブロックの配列特性に伴う可変
長符号化テ ブルは、発生頻度がもっとも多い配列特性
より、発生頻度がもっとも少ない配列特性順にて、もっ
とも少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割
り当てて構成することを特徴とする請求項8記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項10】 映像入力装置を通じて入力される映像
を任意の模様情報を有する対象物映像と、背景映像にて
分離して符号化する映像情報符号化装置において、 前記映像情報符号化装置は、入力される模様情報中対象
物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを、境界
ブロック合併技術によって合併する境界ブロック合併部
と;前記境界ブロック合併部において入力される合併さ
れた境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離散
余弦変換を遂行する離散余弦変換部と;前記離散余弦変
換部において出力される変換係数の入力を受け、量子化
して出力する量子化部と;前記量子化部において入力さ
れる量子化された映像信号を可変長符号化する可変長符
号化部と;前記可変長符号化部において合併された境界
ブロックを可変長符号化する場合適用する符号化テーブ
ルを貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵部を含んで構成
されることを特徴とする映像情報符号化装置。 - 【請求項11】 前記可変長符号化部は、境界ブロック
を成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体
ブロックの数に従って符号化ビット数が各々異なって構
成された可変長符号化テーブルを適用して符号化するこ
とを特徴とする請求項10記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項12】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テ ブルは、境界ブロックを成す多数個のサ
ブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特
性に従って構成することを特徴とする請求項10記載の
映像情報符号化装置。 - 【請求項13】 前記物体ブロックの配列特性に従って
可変長符号化テ ブルは、発生頻度がもっとも多い配列
特性より発生頻度が最も少ない配列特性順にて、もっと
も少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割り
当てて構成することを特徴とする請求項12記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項14】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが4個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロック、第4物体ブロックとした後、前記各
物体ブロックにおいてDC成分以外の情報がある場合を
“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”にて示
し、その配列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃
至第4物体ブロックを順次的に配列して4ビットにて現
す場合、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が”0101”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば6ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば6ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、2ビッ
トを使用して可変長符号を構成することを特徴とする請
求項10記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項15】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テ ブルは、(NXN)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが4個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロック、第4物体ブロックとした後、前記各
物体ブロックにおいてDC成分以外の情報がある場合を
“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”にて示
し、その配列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃
至第4物体ブロックを順次的に配列して4ビットにて現
す場合、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、可変長
符号を“0011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば、可変長
符号を“00101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば、可変長
符号を“00100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば、可変長
符号を“1001”にて成し、 各物体ブロックの状熊が“0100”であれば、可変長
符号を“00011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば、可変長
符号を“0111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば、可変長
符号を“000010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば、可変長
符号を“1011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば、可変長
符号を“00010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば、可変長
符号を“000011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば、可変長
符号を“0101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば、可変長
符号を“1010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば、可変長
符号を“0100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば、可変長
符号を“1000”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば、可変長
符号を“0110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、可変長
符号を“11”にて成すことを特徴とする請求項10記
載の映像情報符号化装置。 - 【請求項16】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(NXN)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが4個であり、インターブロック、また
はスプライトブロックであれば、その各々を第1物体ブ
ロック、第2物体ブロック、第3物体ブロック、第4物
体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおいてDC
成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外の情
報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側より右
側順序に第1物体ブロック乃至第4物体ブロックを順次
的に配列して4ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば6ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば5ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば6ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば4ビット
を使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、2ビッ
トを使用して可変長符号を構成することを特徴とする請
求項10記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項17】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テ ブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが4個であり、インターブロック、また
はスプライトブロックであれば、その各々を第1物体ブ
ロック、第2物体ブロック、第3物体ブロック、第4物
体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおいてDC
成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外の情
報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側より右
側順序に第1物体ブロック乃至第4物体ブロックを順次
的に配列して4ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、可変長
符号を“0011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば、可変長
符号を“00101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば、可変長
符号を“00100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば、可変長
符号を“1001”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば、可変長
符号を“00011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば、可変長
符号を“0111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば、可変長
符号を“000010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば、可変長
符号を“1011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば、可変長
符号を“00010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば、可変長
符号を“000011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば、可変長
符号を“0101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば、可変長
符号を“1010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば、可変長
符号を“0100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば、可変長
符号を“1000”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば、可変長
符号を“0110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、可変長
符号を“11”にて成すことを特徴とする請求項10記
載の映像情報符号化装置。 - 【請求項18】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テ ブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが3個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおい
てDC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以
外の情報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側
より右側順序に第1物体ブロック乃至第3物体ブロック
を順次的に配列して3ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“000”であれば3ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば3ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば3ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“111”であれば1ビットを
使用して可変長符号を構成することを特徴とする請求項
10記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項19】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが3個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおい
てDC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以
外の情報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側
より右側順序に第1物体ブロック乃至第3物体ブロック
を順次的に配列して3ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“000”であれば、可変長符
号を“100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば、可変長符
号を“11111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば、可変長符
号を“11110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば、可変長符
号を“101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば、可変長符
号を“11101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば、可変長符
号を“11100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“111”であれば、可変長符
号を“0”にて成すことを特徴とする請求項10記載の
映像情報符号化装置。 - 【請求項20】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テ ブルは、(NxN)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが3個であり、インターブロック、また
はスプライトブロックであれば、その各々を第1物体ブ
ロック、第2物体ブロック、第3物体ブロックとした
後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外の情報が
ある場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合を
“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に第1物
体ブロック乃至第3物体ブロックを順次的に配列して3
ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“111”であれば3ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば3ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば5ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば3ビットを
使用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“000”であれば1ビットを
使用して可変長符号を構成することを特徴とする請求項
10記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項21】 前記可変長符号化テ ブル貯蔵部の可
変長符号化テ ブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが3個であり、インターブロック、また
はスプライトブロックであれば、その各々を第1物体ブ
ロック、第2物体ブロック、第3物体ブロックとした
後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外の情報が
ある場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合を
“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に第1物
体ブロック乃至第3物体ブロックを順次的に配列して3
ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“111”であれば、可変長符
号を“100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば、可変長符
号を“11111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば、可変長符
号を“11110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば、可変長符
号を“101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば、可変長符
号を“11101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば、可変長符
号を“11100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“000”であれば、可変長符
号を“0”にて成すことを特徴とする請求項10記載の
映像情報符号化装置。 - 【請求項22】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のザブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが2個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロックと
した後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外の情
報がある場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合
を“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に第1
物体ブロック乃至第2物体ブロックを順次的に配列して
2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“00”であれば3ビットを使
用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば3ビットを使
用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば2ビットを使
用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“11”であれば1ビットを使
用して可変長符号を構成することを特徴とする請求項1
0記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項23】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが2個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロックと
した後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外の情
報がある場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合
を“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に第1
物体ブロック乃至第2物体ブロックを順次的に配列して
2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“00”であれば、可変長符号
を“111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば、可変長符号
を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば、可変長符号
を“10”にて成し、 各物体ブロックの状態が“11”であれば、可変長符号
を“0“にて成すことを特徴とする請求項10記載の映
像情報符号化装置。 - 【請求項24】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが2個であり、インターブロック、また
はスプライトブロックであれば、その各々を第1物体ブ
ロック、第2物体ブロックとした後、前記各物体ブロッ
クにおいてDC成分以外の情報がある場合を“1”、D
C成分以外の情報がない場合を“0”にて示し、その配
列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃至第2物体
ブロックを順次的に配列して2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“11”であれば3ビットを使
用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば3ビットを使
用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば2ビットを使
用して可変長符号を構成し、 各物体ブロックの状態が“00”であれば1ビットを使
用して可変長符号を構成することを特徴とする請求項1
0記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項25】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが2個であり、インターブロック、また
はスプライトブロックであれば、その各々を第1物体ブ
ロック、第2物体ブロックとした後、前記各物体ブロッ
クにおいてDC成分以外の情報がある場合を“1”、D
C成分以外の情報がない場合を“0”にて示し、その配
列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃至第2物体
ブロックを順次的に配列して2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“11”であれば、可変長符号
を“111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば、可変長符号
を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば、可変長符号
を“10”にて成し、 各物体ブロックの状態が“00”であれば、可変長符号
を“0”にて成すことを特徴とする請求項10記載の映
像情報符号化装置。 - 【請求項26】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して境
界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含む
物体ブロックが1個であり、イントラブロックであり、
DC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外
の情報がない場合を“0”にて現す場合、 物体ブロッ
クの状態は、1ビットの可変長符号を使用して構成する
ことを特徴とする請求項10記載の映像情報符号化装
置。 - 【請求項27】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが1個であり、イントラブロックであ
り、DC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分
以外の情報がない場合を“0”にて現す場合、 物体ブロックの状態が“0”であれば、可変長符号を
“1”にて成し、 物体ブロックの状態が“1”であれば、可変長符号を
“0”にて成すことを特徴とする請求項10記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項28】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して境
界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含む
物体ブロックが1個であり、インターブロック、または
スプライトブロックであり、DC成分以外の情報がある
場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”
にて現す場合、 物体ブロックの状態は、1ビットの可
変長符号を使用して構成することを特徴とする請求項1
0記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項29】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが1個であり、インタ ブロック、また
はスプライトブロックであり、DC成分以外の情報があ
る場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合を
“0”にて現す場合、 物体ブロックの状態が“0”であれば、可変長符号を
“1”にて成し、 物体ブロックの状態が“1”であれば、可変長符号を
“0”にて成すことを特徴とする請求項10記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項30】 映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離して符号化する映像情報符号化装置において、 前記映像情報符号化装置は、入力される模様情報中対象
物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブ
ロック合併技術によって合併して、合併された境界ブロ
ックに対する映像信号と合併情報を出力する境界ブロッ
ク合併部と;前記境界ブロック合併部において入力され
る合併された境界ブロックに対する映像信号の入力を受
け、離散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と;前記離
散余弦変換部において出力される変換係数の入力を受け
量子化して出力する量子化部と;前記量子化部において
入力される量子化された変換係数を可変長符号化し、前
記境界ブロック合併部において入力される合併情報を利
用してテックスチャ 情報を符号化して出力する変換係
数および符号化パターン符号化部を含んで構成されるこ
とを特徴とする映像情報符号化装置。 - 【請求項31】 映像入力装置を通じて入力される映像
を任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて分
離して符号化する映像情報符号化装置において、 前記映像情報符号化装置は、映像信号、または映像誤差
信号と元来の模様情報の入力を受け、対象物映像と背景
映像との境界を含む境界ブロックを成すサブブロックに
おいて、対象物映像がない領域を対象物映像がある領域
の平均値と低周波フィルターリングを利用して設定する
かゼロ(ZERO)値にて設定する境界ブロックフェー
ジング部と;前記境界ブロックフェ ジング部において
入力される模様情報中対象物映像と背景映像との境界を
含む境界ブロックを境界ブロック合併技術によって合併
して、合併された境界ブロックに対する映像信号と合併
情報を出力する境界ブロック合併部と;前記境界ブロッ
ク合併部において出力される合併された境界ブロックに
対する映像信号の入力を受け、離散余弦変換を遂行する
離散余弦変換部と;前記離散余弦変換部において出力さ
れる変換係数の入力を受け量子化して出力する量子化部
と;前記量子化部において入力される量子化された変換
係数を可変長符号化し、前記境界ブロック合併部におい
て入力される合併情報を利用してテックスチャー情報を
符号化して出力する変換係数および符号化パターン符号
化部と;前記量子化部において量子化された変換係数の
入力を受け逆量子化して変換係数を抽出して出力する逆
量子化部と;前記逆量子化部において出力される変換係
数の入力を受け逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変
換部と;前記前記逆離散余弦変換部において出力される
映像信号と前記再現された模様情報の入力を受け復号化
されたデータを出力する境界ブロック分離部を含んで構
成されたことを特徴とする映像情報符号化装置。 - 【請求項32】 映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離して符号化する映像情報符号化装置において、 前記映像情報符号化装置は、映像信号の入力を受け、任
意の模様情報を有する単位ブロックを形成する単位ブロ
ック形成部と;前記単位ブロック形成部において出力さ
れるマクロブロック単位の映像に対し動きを推定する動
き推定部と;前記動き推定部において出力される動き情
報の入力を受け、動きを補償する動き補償部と;前記動
き補償部において出力される動きが補償された単位ブロ
ックと前記単位ブロック形成部において形成され出力さ
れる単位ブロックを減算する減算器と;前記減算器にお
いて出力される差異値と模様情報の入力を受けて符号化
するうちに境界ブロックが入力された場合には、境界ブ
ロック合併技術を適用して合併過程を遂行した後、前記
合併された境界ブロックの特性に基づいて合併された境
界ブロックを可変長符号化する対象物内部符号化部と;
前記動き補償部において動きが補償された単位ブロック
と前記対象物内部符号化部において符号化された対象物
の内部情報を加算する加算器と;前記加算器の出力信号
の入力を受け以前画面の単位ブロックを検出し、その検
出された以前画面の単位ブロックを前記動き推定部と動
き補償部に出力する以前単位ブロック検出部と;前記単
位ブロック形成部において出力されるマクロブロック単
位の映像に対し模様情報を符号化する模様情報符号化部
と;前記動き推定部において推定された動き情報と、対
象物内部符号化部において符号化された対象物の内部情
報および、模様情報符号化部において符号化された模様
情報を多重化して出力する多重化部と;前記多重化部に
おいて出力される情報をビットストリムにて伝送するバ
ッファー部を含んで構成されることを特徴とする映像情
報符号化装置。 - 【請求項33】 前記単位ブロックはVOPであること
を特徴とする請求項32記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項34】 前記対象物内部符号化部は、映像信
号、または映像誤差信号と元来の模様情報の入力を受
け、対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を成すサブブロックにおいて、対象物映像がない領域を
対象物映像がある領域の平均値と低周波フィルターリン
グを利用して設定するかゼロ(ZERO)値にて設定す
る境界ブロックフェージング部と;前記境界ブロックフ
ェージング部において入力される模様情報中対象物映像
と背景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブロック
合併技術によって合併して、合併された境界ブロックに
対する映像信号と合併情報を出力する境界ブロック合併
部と;前記境界ブロック合併部において出力される合併
された境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離
散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と;前記離散余弦
変換部において出力される変換係数の入力を受け量子化
して出力する量子化部と;前記量子化部において入力さ
れる量子化された変換係数を可変長符号化し、前記境界
ブロック合併部において入力される合併情報を利用して
テックスチャー情報を符号化して出力する変換係数およ
び符号化パターン符号化部と;前記量子化部において量
子化された変換係数の入力を受け逆量子化して変換係数
を抽出して出力する逆量子化部と;前記逆量子化部にお
いて出力される変換係数の入力を受け逆離散余弦変換を
遂行する逆離散余弦変換部と;前記前記逆離散余弦変換
部において出力される映像信号と前記再現された模様情
報の入力を受け復号化されたデータを以前単位ブロック
検出部に出力する境界ブロック分離部を含んで構成され
たことを特徴とする請求項32記載の映像情報符号化装
置。 - 【請求項35】 前記対象物内部符号化部は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの数に従って各々異なる可変長符号化テー
ブルを適用して符号化することを特徴とする請求項32
記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項36】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、境界ブロック
を成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体
ブロックの配列特性に従って構成することを特徴とする
請求項32記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項37】 前記物体ブロックの配列特性に従って
可変長符号化テーブルは、発生頻度がもっとも多い配列
特性より発生頻度が最も少ない配列特性順にて、もっと
も少ない数のビットより漸進的に多い数のビットを割り
当てて構成することを特徴とする請求項36記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項38】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが4個であり、イン
トラブロックであれば、その各々を第1物体ブロック、
第2物体ブロック、第3物体ブロック、第4物体ブロッ
クとした後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外
の情報がある場合を“1”、DC成分以外の情報がない
場合を“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に
第1物体ブロック乃至第4物体ブロックを順次的に配列
して4ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、可変長
符号を“0011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば、可変長
符号を“00101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば、可変長
符号を“00100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば、可変長
符号を“1001”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば、可変長
符号を“00011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば、可変長
符号を“0111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば、可変長
符号を“000010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば、可変長
符号を“1011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば、可変長
符号を“00010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば、可変長
符号を“000011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば、可変長
符号を“0101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば、可変長
符号を“1010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば、可変長
符号を“0100“にて成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば、可変長
符号を“1000”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば、可変長
符号を“0110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、可変長
符号を“11”にて成すことを特徴とする請求項32記
載の映像情報符号化装置。 - 【請求項39】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが4個であり、イン
ターブロック、またはスプライトブロックであれば、そ
の各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物
体ブロック、第4物体ブロックとした後、前記各物体ブ
ロックにおいてDC成分以外の情報がある場合を
“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”にて示
し、その配列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃
至第4物体ブロックを順次的に配列して4ビットにて現
す場合、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、可変長
符号を“0011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば、可変長
符号を“00101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば、可変長
符号を“00100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば、可変長
符号を“1001”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば、可変長
符号を“00011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば、可変長
符号を“0111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば、可変長
符号を“000010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば、可変長
符号を“1011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば、可変長
符号を“00010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば、可変長
符号を“000011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば、可変長
符号を“0101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば、可変長
符号を“1010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば、可変長
符号を“0100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば、可変長
符号を“1000”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば、可変長
符号を“0110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、可変長
符号を“11”にて成すことを特徴とする請求項32記
載の映像情報符号化装置。 - 【請求項40】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが3個であり、イン
トラブロックであれば、その各々を第1物体ブロック、
第2物体ブロック、第3物体ブロックとした後、前記各
物体ブロックにおいてDC成分以外の情報がある場合を
“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”にて示
し、その配列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃
至第3物体ブロックを順次的に配列して3ビットにて現
す場合、 各物体ブロックの状態が“000”であれば、可変長符
号を“100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば、可変長符
号を“11111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば、可変長符
号を“11110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば、可変長符
号を“101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば、可変長符
号を“11101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば、可変長符
号を“11100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“111”であれば、可変長符
号を“0”にて成すことを特徴とする請求項32記載の
映像情報符号化装置。 - 【請求項41】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが3個であり、イン
ターブロック、またはスプライトブロックであれば、そ
の各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物
体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおいてDC
成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外の情
報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側より右
側順序に第1物体ブロック乃至第3物体ブロックを順次
的に配列して3ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“111”であれば、可変長符
号を“100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば、可変長符
号を“11111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば、可変長符
号を“11110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば、可変長符
号を“101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば、可変長符
号を“11101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば、可変長符
号を“11100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“000”であれば、可変長符
号を“0”にて成すことを特徴とする請求項32記載の
映像情報符号化装置。 - 【請求項42】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テ ブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが2個であり、イン
トラブロックであれば、その各々を第1物体ブロック、
第2物体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおい
てDC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以
外の情報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側
より右側順序に第1物体ブロック乃至第2物体ブロック
を順次的に配列して2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“00”であれば、可変長符号
を“111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば、可変長符号
を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば、可変長符号
を“10”にて成し、 各物体ブロックの状態が“11”であれば、可変長符号
を“0”にて成すことを特徴とする請求項32記載の映
像情報符号化装置。 - 【請求項43】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが2個であり、イン
ターブロック、またはスプライトブロックであれば、そ
の各々を第1物体ブロック、第2物体ブロックとした
後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外の情報が
ある場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合を
“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に第1物
体ブロック乃至第2物体ブロックを順次的に配列して2
ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“11”であれば、可変長符号
を“111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば、可変長符号
を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば、可変長符号
を“10”にて成し、 各物体ブロックの状態が“00”であれば、可変長符号
を“0”にて成すことを特徴とする請求項32記載の映
像情報符号化装置。 - 【請求項44】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テーブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが1個であり、イン
トラブロックであり、DC成分以外の情報がある場合を
“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”にて現
す場合、 物体ブロックの状態が“0”であれば、可変長符号を
“1”にて成し、 物体ブロックの状態が“1”であれば、可変長符号を
“0”にて成すことを特徴とする請求項32記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項45】 前記対象物内部符号化部の可変長符号
化時適用される可変長符号化テ ブルは、(N×N)大
きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブブロッ
クにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行した結
果、対象物映像を含む物体ブロックが1個であり、イン
ターブロック、またはスプライトブロックであり、DC
成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外の情
報がない場合を“0”にて現す場合、 物体ブロックの状態が“0”であれば、可変長符号を
“1”にて成し、 物体ブロックの状態が“1”であれば、可変長符号を
“0”にて成すことを特徴とする請求項32記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項46】 前記対象物内部符号化部は、入力され
る模様情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界
ブロックを、境界ブロック合併技術によって合併する境
界ブロック合併部と;前記境界ブロック合併部において
入力される合併された境界ブロックを可変長符号化する
可変長符号化部と;前記可変長符号化部において合併さ
れた境界ブロックを可変長符号化する場合適用する符号
化テーブルを貯蔵する可変長符号化テーブル貯蔵部を含
んで構成されることを特徴とする請求項32記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項47】 前記対象物内部符号化部は、入力され
る模様情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界
ブロックを、境界ブロック合併技術によって合併する境
界ブロック合併部と;前記境界ブロック合併部において
入力される合併された境界ブロックに対する映像信号の
入力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦変換部
と;前記離散余弦変換部において出力される変換係数の
入力を受け、量子化して出力する量子化部と;前記量子
化部において入力される量子化された映像信号を可変長
符号化する可変長符号化部と;前記可変長符号化部にお
いて合併された境界ブロックを可変長符号化する場合適
用する符号化テーブルを貯蔵する可変長符号化テーブル
貯蔵部を含んで構成されることを特徴とする請求項32
記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項48】 前記対象物内部符号化部は、入力され
る模様情報中対象物映像と背景映像との境界を含む境界
ブロックを境界ブロック合併技術によって合併して、合
併された境界ブロックに対する映像信号と合併情報を出
力する境界ブロック合併部と;前記境界ブロック合併部
において入力される合併された境界ブロックに対する映
像信号の入力を受け、離散余弦変換を遂行する離散余弦
変換部と;前記離散余弦変換部において出力される変換
係数の入力を受け量子化して出力する量子化部と;前記
量子化部において入力される量子化された変換係数を可
変長符号化し、前記境界ブロック合併部において入力さ
れる合併情報を利用してテックスチャ 情報を符号化し
て出力する変換係数および符号化パターン符号化部を含
んで構成されることを特徴とする請求項32記載の映像
情報符号化装置。 - 【請求項49】 前記対象物内部符号化部は、映像信
号、または映像誤差信号と元来の模様情報の入力を受
け、対象物映像と背景映像との境界を含む境界ブロック
を成すサブブロックにおいて、対象物映像がない領域を
対象物映像がある領域の平均値と低周波フィルターリン
グを利用して設定するかゼロ(ZERO)値にて設定す
る境界ブロックフェージング部と;前記境界ブロックフ
ェージング部において入力される模様情報中対象物映像
と背景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブロック
合併技術によって合併して、合併された境界ブロックに
対する映像信号と合併情報を出力する境界ブロック合併
部と;前記境界ブロック合併部において出力される合併
された境界ブロックに対する映像信号の入力を受け、離
散余弦変換を遂行する離散余弦変換部と;前記離散余弦
変換部において出力される変換係数の入力を受け量子化
して出力する量子化部と;前記量子化部において入力さ
れる量子化された変換係数を可変長符号化し、前記境界
ブロック合併部において入力される合併情報を利用して
テックスチャ 情報を符号化して出力する変換係数およ
び符号化パターン符号化部と;前記量子化部において量
子化された変換係数の入力を受け逆量子化して変換係数
を抽出して出力する逆量子化部と;前記逆量子化部にお
いて出力される変換係数の入力を受け逆離散余弦変換を
遂行する逆離散余弦変換部と;前記前記逆離散余弦変換
部において出力される映像信号と前記再現された模様情
報の入力を受け復号化されたデータを出力する境界ブロ
ック分離部を含んで構成されたことを特徴とする請求項
32記載の映像情報符号化装置。 - 【請求項50】 映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離して復号化する映像情報復号化装置において、 前記映像情報復号化装置は、境界ブロック合併技術によ
って合併された後、可変長符号化方法によって符号化さ
れた映像信号の入力を受け可変長復号化する可変長復号
化部と;前記可変長復号化部において符号化された映像
信号を可変長復号化する場合、適用する符号化テーブル
を貯蔵する可変長復号化テーブル貯蔵部と;前記可変長
復号化部において出力される復号化された映像信号の入
力を受け、境界ブロック合併技術によって合併された境
界ブロック、または境界ブロックを成すサブブロックを
合併前の境界ブロック、またはサブブロックにて分離す
る境界ブロック分離部を含んで構成されることを特徴と
する映像情報復号化装置。 - 【請求項51】 前記可変長復号化部は、境界ブロック
を成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体
ブロックの数に従って各々異なる可変長復号化テーブル
を適用して符号化することを特徴とする請求項50記載
の映像情報復号化装置。 - 【請求項52】 前記可変長復号化テーブル貯蔵部の可
変長復号化テーブルは、境界ブロックを成す多数個のサ
ブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特
性に従って構成することを特徴とする請求項50記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項53】 前記物体ブロックの配列特性に伴う可
変長復号化テーブルは、もっとも少ない数の符号化ビッ
トがもっとも多い発生頻度を有する配列特性を現すよう
にして、符号化ビット数が多くなるほど発生頻度が漸次
的に減少する配列特性を現すように構成することを特徴
とする請求項52記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項54】 映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離して復号化する映像情報復号化装置において、 前記映像情報復号化装置は、境界ブロック合併技術によ
って合併された後、可変長符号化方法によって符号化さ
れた映像信号の入力を受け、可変長復号化する可変長復
号化部と;前記可変長復号化部において符号化された映
像信号を可変長復号化する場合、適用する符号化テ ブ
ルを貯蔵する可変長復号化テ ブル貯蔵部と;前記可変
長復号化部において出力される復号化された映像信号の
入力を受け、逆量子化して出力する逆量子化部と;前記
逆量子化部において出力される逆量子化された信号の入
力を受け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部
と;前記逆離散余弦変換部において出力される逆離散余
弦変換された映像信号の入力を受け、境界ブロック合併
技術によって合併された境界ブロック、または境界ブロ
ックを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、また
はサブブロックにて分離する境界ブロック分離部を含ん
で構成されることを特徴とする映像情報復号化装置。 - 【請求項55】 前記可変長復号化部は、境界ブロック
を成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物体
ブロックの数に従って各々異なる可変長復号化テーブル
を適用して符号化することを特徴とする請求項54記載
の映像情報復号化装置。 - 【請求項56】 前記可変長復号化テーブル貯蔵部の可
変長復号化テーブルは、境界ブロックを成す多数個のサ
ブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特
性に従って構成することを特徴とする請求項54記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項57】 前記物体ブロックの配列特性に伴う可
変長復号化テーブルは、もっとも少ない数の符号化ビッ
トがもっとも多い発生頻度を有する配列特性を現すよう
にして、符号化ビット数が多くなるほど発生頻度が漸次
的に減少する配列特性を現すように構成することを特徴
とする請求項56記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項58】 可変長復号化テーブル貯蔵部の可変長
復号化テ ブルは、符号化された物体ブロックの個数が
4個であり、イントラブロックであり、復号化された信
号のビットが現すところを左側ビットより右側ビット順
にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物
体ブロック、第4物体ブロックと成し、復号化された信
号のビットが“1”である場合には、各物体ブロックに
DC成分以外の情報があるものとなし、復号化された信
号のビットが“0”である場合には、各物体ブロックに
DC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“0011”であれば“00
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00101”であれば“0
001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00100”であれば“0
010にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1001”であれば“00
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00011”であれば“0
100にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0111”であれば“01
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000010”であれば
“0110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1011”であれば“01
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00010”であれば“1
000にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000011”であれば
“1001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0101”であれば“10
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1010”であれば“10
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0100”であれば“11
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1000”であれば“11
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0110”であれば“11
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11”であれば、“111
1”にて復号化することを特徴とする請求項54記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項59】 可変長復号化テーブル貯蔵部の可変長
復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個数が
4個であり、インターブロック、またはスプライトブロ
ックであり、復号化された信号のビットが現すところを
左側ビットより右側ビット順にて各々第1物体ブロッ
ク、第2物体ブロック、第3物体ブロック、第4物体ブ
ロックと成し、復号化された信号のビットが“1”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報があ
るものとなし、復号化された信号のビットが“0”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無
いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“0011”であれば“11
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00101”であれば“1
110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00100”であれば“1
101にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1001”であれば“11
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00011”であれば“1
011にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0111”であれば“10
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000010”であれば
“1001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1011”であれば“10
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00010”であれば“0
111にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000011”であれば
“0110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0101”であれば“01
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1010”であれば“01
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0100”であれば“00
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1000”であれば“00
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0110”であれば“00
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11”であれば、“000
0”にて復号化することを特徴とする請求項54記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項60】 可変長復号化テーブル貯蔵部の可変長
復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個数が
3個であり、イントラブロックであり、復号化された信
号のビットが現すところを左側ビットより右側ビット順
にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物
体ブロックと成し、復号化された信号のビットが“1”
である場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報
があるものとなし、復号化された信号のビットが“0”
である場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報
が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“100”であれば“000
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11111”であれば“0
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11110”であれば“0
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“101”であれば“011
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11101”であれば“1
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11100”であれば“1
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“110
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“111”
にて復号化することを特徴とする請求項54記載の映像
情報復号化装置。 - 【請求項61】 可変長復号化テーブル貯蔵部の可変長
復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個数が
3個であり、インターブロック、またはスプライトブロ
ックであり、復号化された信号のビットが現すところを
左側ビットより右側ビット順にて各々第1物体ブロッ
ク、第2物体ブロック、第3物体ブロックと成し、復号
化された信号のビットが“1”である場合には、各物体
ブロックにDC成分以外の情報があるものとなし、復号
化された信号のビットが“0”である場合には、各物体
ブロックにDC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“100”であれば“111
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11111”であれば“1
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11110”であれば“1
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“101”であれば“100
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11101”であれば“0
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11100”であれば“0
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“001
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“000”
にて復号化することを特徴とする請求項54記載の映像
情報復号化装置。 - 【請求項62】 可変長復号化テ ブル貯蔵部の可変長
復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個数が
2個であり、イントラブロックであり、復号化された信
号のビットが現すところを左側ビットより右側ビット順
にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロックと成し、
復号化された信号のビットが“1”である場合には、各
物体ブロックにDC成分以外の情報があるものとなし、
復号化された信号のビットが“0”である場合には、各
物体ブロックにDC成分以外の情報が無いものと成す場
合、 入力される符号化ビットが“111”であれば“00に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“01に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“10”であれば“10にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“11”に
て復号化することを特徴とする請求項54記載の映像情
報復号化装置。 - 【請求項63】 可変長復号化テーブル貯蔵部の可変長
復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個数が
2個であり、インターブロック、またはスプライトブロ
ックであり、復号化された信号のビットが現すところを
左側ビットより右側ビット順にて各々第1物体ブロッ
ク、第2物体ブロックと成し、復号化された信号のビッ
トが“1”である場合には、各物体ブロックにDC成分
以外の情報があるものとなし、復号化された信号のビッ
トが“0”である場合には、各物体ブロックにDC成分
以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“111”であれば“11に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“10に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“10”であれば“01にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“00”に
て復号化することを特徴とする請求項54記載の映像情
報復号化装置。 - 【請求項64】 前記可変長復号化テーブル貯蔵部の可
変長復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個
数が1個であり、イントラブロックであり、符号化され
た信号のビットが“1”である場合には各物体ブロック
にDC成分以外の情報があるものとし、復号化された信
号のビットが“0”である場合には、各物体ブロックに
DC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“1”であれば、“0にて復
号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“1”にて
復号化することを特徴とする請求項54記載の映像情報
復号化装置。 - 【請求項65】 前記可変長復号化テーブル貯蔵部の可
変長復号化テーブルは、符号化された物体ブロックの個
数が1個であり、インターブロック、またはスプライト
ブロックであり、符号化された信号のビットが“1”で
ある場合には各物体ブロックにDC成分以外の情報があ
るものとし、復号化された信号のビットが“0”である
場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無い
ものと成す場合、 入力される符号化ビットが“1”であれば、“1“にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“0”にて
復号化することを特徴とする請求項54記載の映像情報
復号化装置。 - 【請求項66】 映像入力装置を通じて入力される映像
を任意の模様情報を有する、対象物映像と背景映像にて
分離して復号化する映像情報復号化装置において、 前記映像情報復号化装置は、境界ブロック合併技術によ
って合併され符号化された対象物映像の模様情報の入力
を受け合併情報を抽出する合併情報抽出部と;前記合併
情報抽出部において出力される合併情報と、符号化装置
において出力される符号化された映像信号の入力を受
け、可変長復号化して変換係数と符号化パターンを復号
化する変換係数および符号化パターン復号化部と;前記
変換係数および復号化パターン復号化部において出力さ
れる復号化された映像信号の入力を受け逆量子化して出
力する逆量子化部と;前記逆量子化部において出力され
る逆量子化された信号の入力を受け、逆離散余弦変換を
遂行する逆離散余弦変換部と;前記逆離散余弦変換部に
おいて出力される逆離散余弦変換された映像信号と、 前記合併情報抽出部において出力される合併情報の入力
を受け、境界ブロック合併技術によって合併された境界
ブロック、または境界ブロックを成すサブブックを合併
前の境界ブロック、またはサブブロックにて分離する境
界ブロック分離部を含んで構成されることを特徴とする
映像情報復号化装置。 - 【請求項67】 映像入力装置を通じて入力される映像
を任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて分
離して復号化する映像情報復号化装置において、 前記映像情報復号化装置は、境界ブロック合併技術によ
って境界ブロックが合併された後、可変長符号化によっ
て符号化され多重化された映像信号を含む符号化された
映像信号の入力を受け、逆多重化して出力する逆多重化
部と;前記逆多重化部において逆多重化され出力される
映像信号の入力を受け模様情報を復号化する模様情報復
号化部と;前記逆多重化部において逆多重化され出力さ
れる映像信号の入力を受け、動き情報を復号化する動き
情報復号化部と;前記逆多重化部において逆多重化され
出力される映像信号の入力を受け、対象物内部に対する
符号化情報を復号化して出力する対象物内部情報復号化
部と;再現された単位ブロックに対する映像を貯蔵する
単位ブロック貯蔵部と;前記動き情報復号化部において
出力された動き情報と;模様情報復号化部において出力
された模様情報と、単位ブロック貯蔵部において出力さ
れた再現された以前単位ブロックに対する情報の入力を
受け、動きを補償する動き補償部と;前記動き補償部に
おいて出力された動き補償情報と、模様情報復号化部に
おいて出力された模様情報と、対象物内部情報復号化部
において出力された対象物内部に対する情報の入力を受
け、単位ブロック単位の映像を再現して前記単位ブロッ
ク貯蔵部に出力する単位ブロック形成部再現部と;前記
単位ブロック再現部において単位ブロック単位にて再現
された単位ブロックに対する映像を合成して出力する合
成部を含んで構成されることを特徴とする映像情報復号
化装置。 - 【請求項68】 前記単位ブロックはVOPであること
を特徴とする請求項67記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項69】 前記対象物内部情報復号化部は、境界
ブロック合併技術によって合併された境界ブロック、ま
たは境界ブロックを成すサブブロックを合併前の境界ブ
ロック、またはサブブロックにて分離する境界ブロック
分離部を含んで構成されることを特徴とする請求項67
記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項70】 前記対象物内部情報復号化部は、境界
ブロック合併技術によって合併された後、可変長符号化
方法によって符号化された映像信号の入力を受け、可変
長復号化する可変長復号化部と;前記可変長復号化部に
おいて符号化された映像信号を可変長復号化する場合、
適用する符号化テ ブルを貯蔵する可変長復号化テーブ
ル貯蔵部と;前記可変長復号化部において出力される復
号化された映像信号の入力を受け、逆量子化して出力す
る逆量子化部と;前記逆量子化部において出力される逆
量子化された信号の入力を受け、逆離散余弦変換を遂行
する逆離散余弦変換部と;前記逆離散余弦変換部におい
て出力される逆離散余弦変換された映像信号の入力を受
け、境界ブロック合併技術によって合併された境界ブロ
ック、または境界ブロックを成すサブブロックを合併前
の境界ブロック、またはサブブロックにて分離する境界
ブロック分離部を含んで構成されることを特徴とする請
求項67記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項71】 前記対象物内部情報復号化部は、境界
ブロック合併技術によって合併され符号化された対象物
映像の模様情報の入力を受け合併情報を抽出する合併情
報抽出部と; 前記合併情報抽出部において出力される
合併情報と、符号化装置において出力される符号化され
た映像信号の入力を受け、可変長復号化して変換係数と
符号化パターンを復号化する変換係数および符号化パタ
ン復号化部と;前記変換係数および復号化パターン復
号化部において出力される復号化された映像信号の入力
を受け逆量子化して出力する逆量子化部と;前記逆量子
化部において出力される逆量子化された信号の入力を受
け、逆離散余弦変換を遂行する逆離散余弦変換部と;前
記逆離散余弦変換部において出力される逆離散余弦変換
された映像信号と、前記合併情報抽出部において出力さ
れる合併情報の入力を受け、境界ブロック合併技術によ
って合併された境界ブロック、または境界ブロックを成
すサブブックを合併前の境界ブロック、またはサブブロ
ックにて分離する境界ブロック分離部を含んで構成され
ることを特徴とする請求項67記載の映像情報復号化装
置。 - 【請求項72】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部は、境界ブロックを成す多数個のサブブロック
中、対象物映像を含む物体ブロックの数に従って各々異
なる可変長復号化テーブルを適用して構成されることを
特徴とする請求項71記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項73】 前記可変長復号化テーブル貯蔵部の可
変長復号化テ ブルは、境界ブロックを成す多数個のサ
ブブロック中、対象物映像を含む物体ブロックの配列特
性に従って構成することを特徴とする請求項72記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項74】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長符号化時適用される可変長符号化テーブ
ルは、もっとも少ない数の符号化ビットがもっとも多い
発生頻度を有する配列特性を現すようにして、符号化ビ
ット数が多くなるほど発生頻度が漸次的に減少する配列
特性を現すように構成することを特徴とする請求項71
記載の映像情報復号化装置。 - 【請求項75】前記変換係数および符号化パターン復号
化部の可変長復号化テーブルは、符号化された物体ブロ
ックの個数が4個であり、イントラブロックであり、復
号化された信号のビットが現すところを左側ビットより
右側ビット順にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロ
ック、第3物体ブロック、第4物体ブロックと成し、復
号化された信号のビットが“1”である場合には、各物
体ブロックにDC成分以外の情報があるものとなし、復
号化された信号のビットが“0”である場合には、各物
体ブロックにDC成分以外の情報が無いものと成す場
合、 入力される符号化ビットが“0011”であれば“00
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00101”であれば“0
001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00100”であれば“0
010にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1001”であれば“00
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00011”であれば“0
100にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0111”であれば“01
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000010”であれば
“0110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1011”であれば“01
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00010”であれば“1
000にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000011”であれば
“1001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0101”であれば“10
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1010”であれば“10
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0100”であれば“11
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1000”であれば“11
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0110”であれば“11
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11”であれば、“111
1”にて復号化することを特徴とする請求項71記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項76】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長復号化テ ブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が4個であり、インタ ブロック、または
スプライトブロックであり、復号化された信号のビット
が現すところを左側ビットより右側ビット順にて各々第
1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物体ブロッ
ク、第4物体ブロックと成し、復号化された信号のビッ
トが“1”である場合には、各物体ブロックにDC成分
以外の情報があるものとなし、復号化された信号のビッ
トが“0”である場合には、各物体ブロックにDC成分
以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“0011”であれば“11
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00101”であれば“1
110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00100”であれば“1
101にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1001”であれば“11
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00011”であれば“1
011にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0111”であれば“10
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000010”であれば
“1001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1011”であれば“10
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00010”であれば“0
111にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000011”であれば
“0110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0101”であれば“01
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1010”であれば“01
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0100”であれば“00
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1000”であれば“00
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0110”であれば“00
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11”であれば、“000
0”にて復号化することを特徴とする請求項71記載の
映像情報復号化装置。 - 【請求項77】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長復号化テーブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が3個であり、イントラブロックであり、
復号化された信号のビットが現すところを左側ビットよ
り右側ビット順にて各々第1物体ブロック、第2物体ブ
ロック、第3物体ブロックと成し、復号化された信号の
ビットが“1”である場合には、各物体ブロックにDC
成分以外の情報があるものとなし、復号化された信号の
ビットが“0”である場合には、各物体ブロックにDC
成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“100”であれば“000
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11111”であれば“0
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11110”であれば“0
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“101”であれば“011
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11101”であれば“1
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11100”であれば“1
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“110
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“111”
にて復号化することを特徴とする請求項71記載の映像
情報復号化装置。 - 【請求項78】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長復号化テーブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が3個であり、インターブロック、または
スプライトブロックであり、復号化された信号のビット
が現すところを左側ビットより右側ビット順にて各々第
1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物体ブロック
と成し、復号化された信号のビットが“1”である場合
には、各物体ブロックにDC成分以外の情報があるもの
となし、復号化された信号のビットが“0”である場合
には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無いもの
と成す場合、 入力される符号化ビットが“100”であれば“111
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11111”であれば“1
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11110”であれば“1
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“101”であれば“100
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11101”であれば“0
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11100”であれば“0
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“001
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“000”
にて復号化することを特徴とする請求項71記載の映像
情報復号化装置。 - 【請求項79】 前記変換係数および符号化パタ ン復
号化部の可変長復号化テ ブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が2個であり、イントラブロックであり、
復号化された信号のビットが現すところを左側ビットよ
り右側ビット順にて各々第1物体ブロック、第2物体ブ
ロックと成し、復号化された信号のビットが“1”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報があ
るものとなし、復号化された信号のビットが“0”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無
いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“111”であれば“00に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“01に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“10”であれば“10にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“11”に
て復号化することを特徴とする請求項71記載の映像情
報復号化装置。 - 【請求項80】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長復号化テーブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が2個であり、インターブロック、または
スプライトブロックであり、復号化された信号のビット
が現すところを左側ビットより右側ビット順にて各々第
1物体ブロック、第2物体ブロックと成し、復号化され
た信号のビットが“1”である場合には、各物体ブロッ
クにDC成分以外の情報があるものとなし、復号化され
た信号のビットが“0”である場合には、各物体ブロッ
クにDC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“111”であれば“11に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“10に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“10”であれば“01にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“00”に
て復号化することを特徴とする請求項71記載の映像情
報復号化装置。 - 【請求項81】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長復号化テーブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が1個であり、イントラブロックであり、
符号化された信号のビットが“1”である場合には各物
体ブロックにDC成分以外の情報があるものとし、復号
化された信号のビットが“0”である場合には、各物体
ブロックにDC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“1”であれば、“0にて復
号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“1”にて
復号化することを特徴とする請求項71記載の映像情報
復号化装置。 - 【請求項82】 前記変換係数および符号化パターン復
号化部の可変長復号化テ ブルは、符号化された物体ブ
ロックの個数が1個であり、インターブロック、または
スプライトブロックであり、符号化された信号のビット
が“1“である場合には各物体ブロックにDC成分以外
の情報があるものとし、復号化された信号のビットが
“0”である場合には、各物体ブロックにDC成分以外
の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“1”であれば、“1”にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“0”にて
復号化することを特徴とする請求項71記載の映像情報
復号化装置。 - 【請求項83】 映像入力装置を通じて入力される映像
を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像にて
分離して符号化する映像情報符号化方法において、 前記映像情報符号化方法は、入力される模様情報中対象
物映像と背景映像との境界を含む境界ブロックを境界ブ
ロック合併技術によって合併した後、前記合併された結
果に基づいて可変長符号化することを特徴とする映像情
報符号化方法。 - 【請求項84】 前記境界ブロック合併方法は、多数個
の境界ブロックを合併することを特徴とする請求項83
記載の映像情報符号化方法。 - 【請求項85】 前記境界ブロック合併方法は、境界ブ
ロックを成す多数個のサブブロックを合併することを特
徴とする請求項83記載の映像情報符号化方法。 - 【請求項86】 前記境界ブロック合併方法は、輝度ブ
ロックを合併することを特徴とする請求項83記載の映
像情報符号化方法。 - 【請求項87】 前記境界ブロック合併方法は、色彩ブ
ロックを合併することを特徴とする請求項83記載の映
像情報符号化方法。 - 【請求項88】 前記境界ブロック合併方法は、輝度ブ
ロックは輝度ブロック同士に合併し、色彩ブロックは色
彩ブロック同士で合併することを特徴とする請求項83
記載の映像情報符号化方法。 - 【請求項89】 前記可変長符号化方法は、境界ブロッ
クを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物
体ブロックの数に従って各々異なる可変長符号化テーブ
ルを適用して符号化することを特徴とする請求項83記
載の映像情報符号化方法。 - 【請求項90】 前記可変長符号化方法は、境界ブロッ
クを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む物
体ブロックの数に従って符号化ビット数が各々異なる可
変長符号化テーブルを適用して符号化することを特徴と
する請求項83記載の映像情報符号化方法。 - 【請求項91】 前記可変長符号化方法は、発生頻度が
もっとも多い配列特性より、発生頻度がもっとも少ない
配列特性順にて、もっとも少ない数のビットより漸進的
に多い数のビットを割り当てて構成することを特徴とす
る請求項83記載の映像情報符号化方法。 - 【請求項92】 前記可変長符号化テーブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが4個であり、
イントラブロックであれば、その各々を第1物体ブロッ
ク、第2物体ブロック、第3物体ブロック、第4物体ブ
ロックとした後、前記各物体ブロックにおいてDC成分
以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外の情報が
ない場合を“0”にて示し、その配列を左側より右側順
序に第1物体ブロック乃至第4物体ブロックを順次的に
配列して4ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、可変長
符号を“0011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば、可変長
符号を“00101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば、可変長
符号を“00100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば、可変長
符号を“1001”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば、可変長
符号を“00011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば、可変長
符号を“0111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば、可変長
符号を“000010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば、可変長
符号を“1011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば、可変長
符号を“00010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば、可変長
符号を“000011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば、可変長
符号を“0101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば、可変長
符号を“1010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば、可変長
符号を“0100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば、可変長
符号を“1000”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば、可変長
符号を“0110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、可変長
符号を“11”にて成すことを特徴とする請求項91記
載の映像情報符号化方法。 - 【請求項93】 前記可変長符号化テーブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが4個であり、
インターブロック、またはスプライトブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロック、第4物体ブロックとした後、前記各
物体ブロックにおいてDC成分以外の情報がある場合を
“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0”にて示
し、その配列を左側より右側順序に第1物体ブロック乃
至第4物体ブロックを順次的に配列して4ビットにて現
す場合、 各物体ブロックの状態が“1111”であれば、可変長
符号を“0011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1110”であれば、可変長
符号を“00101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1101”であれば、可変長
符号を“00100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1100”であれば、可変長
符号を“1001”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1011”であれば、可変長
符号を“00011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1010”であれば、可変長
符号を“0111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1001”であれば、可変長
符号を“000010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1000”であれば、可変長
符号を“1011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0111”であれば、可変長
符号を“00010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0110”であれば、可変長
符号を“000011”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0101”であれば、可変長
符号を“0101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0100”であれば、可変長
符号を“1010”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0011”であれば、可変長
符号を“0100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0010”であれば、可変長
符号を“1000”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0001”であれば、可変長
符号を“0110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“0000”であれば、可変長
符号を“11”にて成すことを特徴とする請求項91記
載の映像情報符号化方法。 - 【請求項94】 前記可変長符号化テーブル貯蔵部の可
変長符号化テーブルは、(N×N)大きさの境界ブロッ
クを(N/2×N/2)のサブブロックにて構成して、
境界ブロック合併技術を遂行した結果、対象物映像を含
む物体ブロックが3個であり、イントラブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおい
てDC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以
外の情報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側
より右側順序に第1物体ブロック乃至第3物体ブロック
を順次的に配列して3ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“000”であれば、可変長符
号を“100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば、可変長符
号を“11111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば、可変長符
号を“11110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば、可変長符
号を“101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば、可変長符
号を“11101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば、可変長符
号を“11100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“111”であれば、可変長符
号を“0”にて成すことを特徴とする請求項91記載の
映像情報符号化方法。 - 【請求項95】 前記可変長符号化テーブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが3個であり、
インターブロック、またはスプライトブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロック、
第3物体ブロックとした後、前記各物体ブロックにおい
てDC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以
外の情報がない場合を“0”にて示し、その配列を左側
より右側順序に第1物体ブロック乃至第3物体ブロック
を順次的に配列して3ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“111”であれば、可変長符
号を“100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“110”であれば、可変長符
号を“11111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“101”であれば、可変長符
号を“11110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“100”であれば、可変長符
号を“101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“011”であれば、可変長符
号を“11101”にて成し、 各物体ブロックの状態が“010”であれば、可変長符
号を“11100”にて成し、 各物体ブロックの状態が“001”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“000”であれば、可変長符
号を“0”にて成すことを特徴とする請求項91記載の
映像情報符号化方法。 - 【請求項96】 前記可変長符号化テ ブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが2個であり、
イントラブロックであれば、その各々を第1物体ブロッ
ク、第2物体ブロックとした後、前記各物体ブロックに
おいてDC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成
分以外の情報がない場合を“0”にて示し、その配列を
左側より右側順序に第1物体ブロック乃至第2物体ブロ
ックを順次的に配列して2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“00”であれば、可変長符号
を“111”にて成し 、各物体ブロックの状態が“01”であれば、可変長符
号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“10”であれば、可変長符号
を“10”にて成し、 各物体ブロックの状態が“11”であれば、可変長符号
を“0”にて成すことを特徴とする請求項91記載の映
像情報符号化方法装置。 - 【請求項97】 前記可変長符号化テーブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが2個であり、
インタ ブロック、またはスプライトブロックであれ
ば、その各々を第1物体ブロック、第2物体ブロックと
した後、前記各物体ブロックにおいてDC成分以外の情
報がある場合を“1”、DC成分以外の情報がない場合
を“0”にて示し、その配列を左側より右側順序に第1
物体ブロック乃至第2物体ブロックを順次的に配列して
2ビットにて現す場合、 各物体ブロックの状態が“11”であれば、可変長符号
を“111”にて成し、 各物体ブロックの状態が“1
0”であれば、可変長符号を“110”にて成し、 各物体ブロックの状態が“01”であれば、可変長符号
を“10“にて成し、 各物体ブロックの状態が“00”であれば、可変長符号
を“0”にて成すことを特徴とする請求項91記載の映
像情報符号化方法。 - 【請求項98】 前記可変長符号化テ ブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが1個であり、
イントラブロックであり、DC成分以外の情報がある場
合を“1”、DC成分以外の情報がない場合を“0“に
て現す場合、 物体ブロックの状態が“0”であれば、可変長符号を
“1”にて成し、 物体ブロックの状態が“1”であれば、可変長符号を
“0”にて成すことを特徴とする請求項91記載の映像
情報符号化方法。 - 【請求項99】 前記可変長符号化テーブルは、(N×
N)大きさの境界ブロックを(N/2×N/2)のサブ
ブロックにて構成して、境界ブロック合併技術を遂行し
た結果、対象物映像を含む物体ブロックが1個であり、
インターブロック、またはスプライトブロックであり、
DC成分以外の情報がある場合を“1”、DC成分以外
の情報がない場合を“0”にて現す場合、 物体ブロックの状態が“0”であれば、可変長符号を
“1”にて成し、 物体ブロックの状態が“1”であれば、可変長符号を
“0”にて成すことを特徴とする請求項91記載の映像
情報符号化方法。 - 【請求項100】 映像入力装置を通じて入力される映
像を、任意の模様情報を有する対象物映像と背景映像に
て分離して復号化する模様情報復号化方法において、 前記模様情報復号化方法は、境界ブロック合併技術によ
って合併された後、可変長符号化方法によって符号化さ
れた映像信号を可変長復号化した後、境界ブロック合併
技術によって合併された境界ブロック、または境界ブロ
ックを成すサブブロックを合併前の境界ブロック、また
サブブロックにて分離することを特徴とする映像情報復
号化方法。 - 【請求項101】 前記可変長復号化方法は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの数に従って符号化ビット数が各々異なる
可変長符号化テーブルを構成して適用することを特徴と
する請求項100記載の映像情報復号化方法。 - 【請求項102】 前記可変長復号化方法は、境界ブロ
ックを成す多数個のサブブロック中、対象物映像を含む
物体ブロックの配列特性より、各々異なる可変長符号化
テーブルを構成して適用することを特徴とする請求項1
00記載の映像情報復号化方法。 - 【請求項103】 前記可変長復号化方法は、もっとも
少ない数の符号化ビットがもっとも多い発生頻度を有す
る配列特性を現すようにして、符号化ビット数が多くな
るほど発生頻度が漸次的に減少する配列特性を現すよう
に各々異なる可変長符号化テーブルを構成して適用する
構成することを特徴とする映像情報復号化方法。 - 【請求項104】 前記可変長復号化テーブルは、符号
化された物体ブロックの個数が4個であり、イントラブ
ロックであり、復号化された信号のビットが現すところ
を左側ビットより右側ビット順にて各々第1物体ブロッ
ク、第2物体ブロック、第3物体ブロック、第4物体ブ
ロックと成し、復号化された信号のビットが“1”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報があ
るものとなし、復号化された信号のビットが“0”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無
いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“0011”であれば“00
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00101”であれば“0
001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00100”であれば“0
010にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1001”であれば“00
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00011”であれば“0
100にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0111”であれば“01
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000010”であれば
“0110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1011”であれば“01
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00010”であれば“1
000にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000011”であれば
“1001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0101”であれば“10
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1010”であれば“10
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0100”であれば“11
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1000”であれば“11
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0110”であれば“11
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11”であれば、“111
1”にて復号化することを特徴とする請求項105記載
の映像情報復号化方法。 - 【請求項105】 前記可変長復号化テーブルは、符号
化された物体ブロックの個数が4個であり、インターブ
ロック、またはスプライトブロックであり、復号化され
た信号のビットが現すところを左側ビットより右側ビッ
ト順にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロック、第
3物体ブロック、第4物体ブロックと成し、復号化され
た信号のビットが“1”である場合には、各物体ブロッ
クにDC成分以外の情報があるものとなし、復号化され
た信号のビットが“0”である場合には、各物体ブロッ
クにDC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“0011”であれば“11
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00101”であれば“1
110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00100”であれば“1
101にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1001”であれば“11
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00011”であれば“1
011にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0111”であれば“10
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000010”であれば
“1001にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1011”であれば“10
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“00010”であれば“0
111にて復号化し、 入力される符号化ビットが“000011”であれば
“0110にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0101”であれば“01
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1010”であれば“01
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0100”であれば“00
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“1000”であれば“00
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0110”であれば“00
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11”であれば、“000
0”にて復号化することを特徴とする請求項103記載
の映像情報復号化方法。 - 【請求項106】 可変長復号化テーブルは、符号化さ
れた物体ブロックの個数が3個であり、イントラブロッ
クであり、復号化された信号のビットが現すところを左
側ビットより右側ビット順にて各々第1物体ブロック、
第2物体ブロック、第3物体ブロックと成し、復号化さ
れた信号のビットが“1”である場合には、各物体ブロ
ックにDC成分以外の情報があるものとなし、復号化さ
れた信号のビットが“0”である場合には、各物体ブロ
ックにDC成分以外の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“100”であれば“000
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11111”であれば“0
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11110”であれば“0
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“101”であれば“011
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11101”であれば“1
00にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11100”であれば“1
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“110
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“111”
にて復号化することを特徴とする請求項103記載の映
像情報復号化方法。 - 【請求項107】 可変長復号化テーブルは、符号化さ
れた物体ブロックの個数が3個であり、インターブロッ
ク、またはスプライトブロックであり、復号化された信
号のビットが現すところを左側ビットより右側ビット順
にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロック、第3物
体ブロックと成し、復号化された信号のビットが“1”
である場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報
があるものとなし、復号化された信号のビットが“0”
である場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報
が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“100”であれば“111
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11111”であれば“1
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11110”であれば“1
01にて復号化し、 入力される符号化ビットが“101”であれば“100
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11101”であれば“0
11にて復号化し、 入力される符号化ビットが“11100”であれば“0
10にて復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“001
にて復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“000”
にて復号化することを特徴とする請求項103記載の映
像情報復号化方法。 - 【請求項108】 可変長復号化テーブルは、符号化さ
れた物体ブロックの個数が2個であり、イントラブロッ
クであり、復号化された信号のビットが現すところを左
側ビットより右側ビット順にて各々第1物体ブロック、
第2物体ブロックと成し、復号化された信号のビットが
“1”である場合には、各物体ブロックにDC成分以外
の情報があるものとなし、復号化された信号のビットが
“0”である場合には、各物体ブロックにDC成分以外
の情報が無いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“111”であれば“00に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“01に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“10”であれば“10にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“11”に
て復号化することを特徴とする請求項103記載の映像
情報復号化方法。 - 【請求項109】 可変長復号化テーブル、符号化され
た物体ブロックの個数が2個であり、インターブロッ
ク、またはスプライトブロックであり、復号化された信
号のビットが現すところを左側ビットより右側ビット順
にて各々第1物体ブロック、第2物体ブロックと成し、
復号化された信号のビットが“1”である場合には、各
物体ブロックにDC成分以外の情報があるものとなし、
復号化された信号のビットが“0”である場合には、各
物体ブロックにDC成分以外の情報が無いものと成す場
合、 入力される符号化ビットが“111”であれば“11に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“110”であれば“10に
て復号化し、 入力される符号化ビットが“10”であれば“01にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“00”に
て復号化することを特徴とする請求項103記載の映像
情報復号化方法。 - 【請求項110】 前記可変長復号化テーブルは、符号
化された物体ブロックの個数が1個であり、イントラブ
ロックであり、符号化された信号のビットが“1”であ
る場合には各物体ブロックにDC成分以外の情報がある
ものとし、復号化された信号のビットが“0”である場
合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無いも
のと成す場合、 入力される符号化ビットが“1”であれば、“0にて復
号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“1”にて
復号化することを特徴とする請求項103記載の映像情
報復号化方法。 - 【請求項111】 前記可変長復号化テーブル貯蔵部の
可変長復号化テ ブルは、符号化された物体ブロックの
個数が1個であり、インタ ブロック、またはスプライ
トブロックであり、符号化された信号のビットが“1”
である場合には各物体ブロックにDC成分以外の情報が
あるものとし、復号化された信号のビットが“0”であ
る場合には、各物体ブロックにDC成分以外の情報が無
いものと成す場合、 入力される符号化ビットが“1”であれば、“1”にて
復号化し、 入力される符号化ビットが“0”であれば、“0”にて
復号化することを特徴とする請求項103記載の映像情
報復号化方法。
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