JPH10155099A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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Publication number
JPH10155099A
JPH10155099A JP31030696A JP31030696A JPH10155099A JP H10155099 A JPH10155099 A JP H10155099A JP 31030696 A JP31030696 A JP 31030696A JP 31030696 A JP31030696 A JP 31030696A JP H10155099 A JPH10155099 A JP H10155099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sensitivity
time division
division multiplex
clamp circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP31030696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Amino
忠 網野
Yoshiyuki Miyazaki
善行 宮▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP31030696A priority Critical patent/JPH10155099A/ja
Publication of JPH10155099A publication Critical patent/JPH10155099A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 クランプ回路24aの感度が、マイコン22
によって切り換えられる。すなわちVTRの再生信号が
入力されるときには、その再生信号にスキューひずみが
発生している恐れがあるので、クランプ期間がずれるこ
とによってペデスタルレベルが大きく変動しないように
低く設定される。一方、複数のカメラ信号を時分割多重
した時分割多重信号が入力されるときには、それぞれの
カメラ信号のペデスタルレベルが互いに異なるため、俊
敏にクランプをかけるべく感度が高く設定される。 【効果】 感度を切り換えることによって、再生信号お
よび時分割多重信号のいずれにも適切にクランプをかけ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号処理装置に関
し、特にたとえばビデオテープレコーダ(VTR)から
の再生信号と複数のカメラ入力からの映像信号とを処理
する、信号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示す従来のこの種の信号処理装置
1では、複数のカメラ信号をビデオスイッチ2で時分割
多重した時分割多重信号またはVTRの再生信号が、ビ
デオスイッチ3を介してクランプ回路4に与えられ、こ
れによってそれぞれの信号のペデスタルレベルが調整さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術では、クランプ回路4は共用されかつその感度は
固定であったため、時分割多重信号および再生信号の両
方に適切なクランプをかけることはできなかった。すな
わち、時分割多重信号が選択された場合、それに含まれ
るそれぞれのカメラ信号は互いに異なるペデスタルレベ
ルをもっている。このため、クランプ回路4の感度を高
くして、クランプを急速にかける必要がある。一方、V
TRの再生信号が選択された場合、その再生信号にヘッ
ドの切り替わりによるスキューひずみが発生するため、
垂直帰線消去期間ではPLL制御が安定しない。このた
め、通常の場合には期間Bにクランプがかけられるが、
上述の原因によりコード多重期間や水平同期信号期間に
クランプ期間がまたがる恐れがある。なお、コード多重
期間には、カメラの識別コードなどが多重される。した
がって、クランプ回路4の感度を低くして、ペデスタル
レベルの変動を抑制する必要がある。このような点か
ら、時分割多重信号および再生信号のいずれか一方に感
度を合わせると、他方にうまくクランプをかけることが
できなかった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、複
数のカメラ信号を時分割多重した時分割多重信号および
VTRの再生信号のいずれにも適切にクランプをかける
ことができる、信号処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のカメ
ラ信号を時分割多重した時分割多重信号またはビデオテ
ープレコーダによって再生された再生信号をクランプす
るクランプ回路を備える信号処理装置において、時分割
多重信号が入力されたときクランプ回路を第1感度に設
定し、再生信号が入力されたときクランプ回路を第1感
度よりも感度が低い第2感度に設定する感度設定手段を
備える、信号処理装置である。
【0006】
【作用】VTRの再生信号および時分割多重信号のそれ
ぞれに対応してクランプ回路の感度が設定される。すな
わち、時分割多重信号が選択されたときには、クランプ
回路は第1感度に設定され、再生信号が選択されたとき
には、クランプ回路は第1感度よりも感度が低い第2感
度に設定される。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、クランプ回路の感度
を入力によって切り換えるようにしたため、時分割多重
信号および再生信号のいずれにも適切にクランプをかけ
ることができる。この発明の上述の目的,その他の目
的,特徴および利点は、以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【0008】
【実施例】図1を参照して、この実施例の信号処理装置
10は、図示しない複数のカメラからのカメラ信号を受
ける複数の入力端子12を含む。Aチャネル用のビデオ
スイッチ14aおよびBチャネル用のビデオスイッチ1
4bは、マイコン16からのスイッチング信号によって
制御され、ビデオスイッチ14aによって、半数のカメ
ラ信号が時分割多重され、ビデオスイッチ14bによっ
て残り半数のカメラ信号が時分割多重される。
【0009】ビデオスイッチ18には、ビデオスイッチ
14aから出力された時分割多重信号または図示しない
VTRによって再生され入力端子20から入力された再
生信号が与えられる。マイコン22はオペレータの指令
に従ってビデオスイッチ18およびクランプ回路24a
を制御し、これによって時分割多重信号または再生信号
が選択されるとともに、クランプ回路24bが所定の感
度に設定される。
【0010】ビデオスイッチ18の出力は、クランプ回
路24aおよび同期分離回路26aに与えられる。同期
分離回路26aでは、再生信号または時分割多重信号に
含まれる複合同期信号が検出され、これによって水平P
LL回路28aから出力されるパルスの位相が複合同期
信号にロックされる。タイミングジェネレータ30a
は、水平PLL回路28aからのパルスに基づいてクラ
ンプパルスと書込タイミングパルスとを生成し、クラン
プパルスをクランプ回路24aに与えるとともに、書込
タイミングパルスを書込コントローラ32aに与える。
なお、クランプパルスは垂直帰線消去期間に存在する複
数の水平同期信号の間のペデスタル期間において出力さ
れる。ただし、識別コードもこのペデスタル期間に多重
されるため、識別コードにまたがらないようにクランプ
パルスが出力される。
【0011】したがって、再生信号または時分割多重信
号が所定の感度をもつクランプ回路24aでクランプさ
れ、クランプ回路24aの出力がA/Dコンバータ36
aでディジタル信号に変換される。一方、書込コントロ
ーラ32aからは、書込タイミング信号に応答して書込
信号が出力され、これによってディジタル信号が画像メ
モリ34の所定エリアに書き込まれる。
【0012】ビデオスイッチ14bで選択された信号も
また、クランプ回路24bおよびA/Dコンバータ36
bを介して画像メモリ34の所定エリアに書き込まれる
が、この処理は、クランプ回路24bの感度が固定であ
る点を除き上述の処理と同様であるため、図中の番号に
付した“a”を“b”に変更することで重複した説明を
省略する。
【0013】画像メモリ34に書き込まれた信号は、図
示しない読出コントローラによってインタレース方式で
読み出され、D/Aコンバータ38でアナログ信号に変
換され、そして出力端子40を介して図示しないモニタ
に出力される。注目すべきは、図2に示すクランプ回路
24aの構成である。入力端子50と出力端子52との
間には、コンデンサC1が介挿され、コンデンサC1の
他端にスイッチSW1の一方端が接続される。スイッチ
SW1の他端はコンデンサC2を介して接地されるとと
もに、スイッチSW2の一方端および抵抗R2の一方端
に接続される。スイッチSW2の他端は、抵抗R1を介
して抵抗R2の他端に接続される。抵抗R1と抵抗R2
の接続点は、定電圧源V1を介して接地される。
【0014】クランプパルスが出力されるとスイッチS
W1がオンされ、そのとき入力端子50からの入力信号
にクランプがかけられる。また、マイコン22によって
スイッチSW2がオン/オフされ、感度が切り換えられ
る。具体的には、時分割多重信号が入力されるときはス
イッチSW2がオンされ、抵抗R1およびR2とコンデ
ンサC2によってCR回路が構成される。すなわち、ク
ランプ回路24aの感度は第1感度に設定される。この
とき、時分割多重信号には敏感にクランプがかけられ
る。したがって、時分割多重信号に含まれるカメラ信号
のペデスタルレベルが互いに異なっていても、そのペデ
スタルレベルを適切に調整できる。
【0015】一方、再生信号が入力されるときはスイッ
チSW2がオフされる。このため、抵抗R2とコンデン
サC2とによってCR回路が構成され、クランプ回路2
4aの感度は第2感度に設定される。すなわち、CR回
路の時定数はスイッチSW2がオンされているときより
も大きく(約5倍程度)なり、これによって感度が低く
なるため、再生信号にはゆるやかにクランプがかけられ
る。したがって、再生信号にスキューひずみが発生する
ことによってコード多重期間や水平同期信号期間にクラ
ンプ期間がまたがったりしても、ペデスタルレベルが大
きく変化することはない。
【0016】この実施例によれば、再生信号と時分割多
重信号との切り換えに応じてクランプ回路24aの感度
を切り換えるようにしたため、再生信号および時分割多
重信号のいずれにも適切にクランプをかけることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例のクランプ回路の回路図である。
【図3】従来の信号処理装置を示すブロック図である。
【図4】垂直帰線消去期間における信号を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
10 …信号処理装置 14a,14b,18 …ビデオスイッチ 16,22 …マイコン 24a,24b …クランプ回路 34 …画像メモリ 36a,36b …A/Dコンバータ 38 …D/Aコンバータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のカメラ信号を時分割多重した時分割
    多重信号またはビデオテープレコーダによって再生され
    た再生信号をクランプするクランプ回路を備える信号処
    理装置において、 前記時分割多重信号が入力されたとき前記クランプ回路
    を第1感度に設定し、前記再生信号が入力されたとき前
    記クランプ回路を前記第1感度よりも感度が低い第2感
    度に設定する感度設定手段を備える、信号処理装置。
JP31030696A 1996-11-21 1996-11-21 信号処理装置 Pending JPH10155099A (ja)

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JP31030696A JPH10155099A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 信号処理装置

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JP31030696A JPH10155099A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 信号処理装置

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JP31030696A Pending JPH10155099A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 信号処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7735239B2 (en) 2002-12-24 2010-06-15 Lg Electronics Inc. Automatic dryer control based on load information

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7735239B2 (en) 2002-12-24 2010-06-15 Lg Electronics Inc. Automatic dryer control based on load information
US8567091B2 (en) 2002-12-24 2013-10-29 Lg Electronics Inc Automatic dryer control based on load information

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Effective date: 20020312