JPH10155050A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10155050A
JPH10155050A JP8323388A JP32338896A JPH10155050A JP H10155050 A JPH10155050 A JP H10155050A JP 8323388 A JP8323388 A JP 8323388A JP 32338896 A JP32338896 A JP 32338896A JP H10155050 A JPH10155050 A JP H10155050A
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JP
Japan
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data
facsimile
sorting
facsimile reception
host device
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JP8323388A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Origasa
言亮 折笠
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接続した各ホスト装置から自分宛てのファクシ
ミリであるか否かを判断するのが容易でなかった。そこ
で、ファクシミリ受信データの有無を通知する。 【解決手段】宛先データ判別部14はファクシミリ受信
したデータから宛先データを判別する。受信データ仕分
部15は宛先データ判別部14の判別結果を基にファク
シミリ受信データをホスト装置2毎に仕分けし、仕分デ
ータ記憶部13にその仕分け結果を表す情報を登録す
る。仕分データ送信部16はホスト装置2からファクシ
ミリ受信状況情報の要求を受けると、要求したホスト装
置2に対して仕分データ記憶部13に登録した仕分け結
果を表わす情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数のホスト装置
を接続して各ホスト装置に対してファクシミリ受信デー
タを転送するファクシミリ装置、特に各ホスト装置に対
するファクシミリ受信データの仕分けに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置とパーソナルコンピュ
ータ等のホスト装置とを接続してホスト装置から通信履
歴を確認できるようにしたものがある。例えば特開平5
-292288号公報に掲載されたファクシミリ装置では、D
チャネルにより転送された呼設定メッセージより検出し
た相手端末情報とBチャネルにより転送された呼設定メ
ッセージより検出した相手端末情報とから最も有効な相
手端末情報を選択して記録管理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ァクシミリ装置では相手端末装置の情報認識しか行って
いないために、複数のホスト装置がファクシミリ装置に
接続された場合には、各ホスト装置の使用者はその相手
端末情報から自分宛てのファクシミリであるか否かを判
断しなければならなかった。
【0004】また、各ホスト装置の使用者が全てのファ
クシミリ受信データを見ることができ、各使用者の機密
保持をすることができなかった。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、ファクシミリ受信データをファクシ
ミリ装置に接続した各ホスト装置毎に分け、各ホスト装
置の使用者が容易に受信確認を行うことができるように
することにより操作性の向上を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、宛先データ判別部と受信データ仕分部と仕
分データ記憶部と仕分データ送信部を有し、宛先データ
判別部はファクシミリ受信したデータの中からファクシ
ミリ受信データの宛先のホスト装置を示す宛先データを
判別し、受信データ仕分部は宛先データ判別部の判別結
果を基にファクシミリ受信データをホスト装置毎に仕分
けし、仕分データ記憶部にホスト装置毎に仕分けしたフ
ァクシミリ受信データを示す情報を登録し、仕分データ
送信部はホスト装置からファクシミリ受信状況情報の要
求を受けると、仕分データ記憶部に登録した受信データ
仕分部の仕分け結果を表わす情報をファクシミリ受信状
況情報を要求したホスト装置に送信して、各ホスト装置
の使用者が自分宛てのファクシミリ受信データの有無を
容易に確認できるようする。
【0007】さらに、仕分データ送信部はホスト装置か
らファクシミリ受信情報の要求を受けると、仕分データ
記憶部に登録した受信データ仕分部の仕分け結果を示す
情報の中からファクシミリ受信情報を要求したホスト装
置に対するファクシミリ受信データの仕分け結果を表わ
す情報を送信して、各ホスト装置で互いに他のホスト装
置のファクシミリ受信情報を知ることができないように
することにより、各ホスト装置におけるファクシミリ受
信の機密性を確保する。
【0008】また、ファクシミリ装置は、宛先データ判
別部と受信データ仕分部と受信データ送信部を有し、宛
先データ判別部はファクシミリ受信したデータの中から
ファクシミリ受信データの宛先のホスト装置を示す宛先
データを判別し、受信データ仕分部は宛先データ判別部
の判別結果を基にファクシミリ受信データをホスト装置
毎に仕分けし、受信データ送信部は受信データ仕分部の
仕分け結果を基に各ホスト装置にファクシミリ受信デー
タを転送して、各ホスト装置の使用者が転送要求をする
手間をなくす。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリ装置は、
複数のホスト装置に、例えばネットワークを介して接続
し、外部のファクシミリ装置等から受信したファクシミ
リデータの管理及びネットワークを介して接続したホス
ト装置に対するファクシミリ受信データの転送を行うも
のである。
【0010】ファクシミリ装置は、例えば画像データ記
憶部、仕分データ記憶部、宛先データ判別部、受信デー
タ仕分部、仕分データ送信部、受信データ送信部、通信
制御部、網制御部、モデム、スキャナ、プロッタ及びネ
ットワークインターフェイス(以後「ネットワークI/
F」という。)を有する。
【0011】画像データ記憶部はファクシミリ受信した
画像データを記憶する。仕分データ記憶部はネットワー
クI/Fを介して接続したホスト装置を示すデータ及び
各ホスト装置に対するファクシミリ受信データの識別コ
ードを仕分データとして記憶する。ここで、ファクシミ
リ受信データの識別コードとは、画像データ記憶部に記
憶したファクシミリ受信データを示すコードである。宛
先データ判別部はファクシミリ受信したデータを調べ、
その中に宛先データがあるか否かを調べる。ここで、宛
先データとは送信側のファクシミリ装置でファクシミリ
受信データに付けたデータであり、この宛先データに
は、例えばホスト装置の電話番号又はホスト装置のネッ
トワークアドレス等がある。
【0012】受信データ仕分部は宛先データ判別部の判
別結果を基にファクシミリ受信データをホスト装置毎に
仕分けする。例えば受信データ仕分部はファクシミリ受
信データに宛先データがない場合及び宛先データはある
が、その宛先データで示すホスト装置が仕分データ記憶
部に登録されていない場合には、ファクシミリ受信デー
タを全ホスト装置に対するファクシミリ受信データであ
ると判断して、宛先データ記憶部の共通データであるこ
とを示す領域に、そのファクシミリ受信データの識別コ
ードを登録する。また、受信データ仕分部はファクシミ
リ受信データに宛先データがあり、その宛先データで示
すホスト装置が仕分けデータ記憶部に登録されている場
合には、そのファクシミリ受信データを各個人宛てのフ
ァクシミリ受信データであると判断し、そのファクシミ
リ受信データの識別コードを仕分データ記憶部のその該
当するホスト装置に対する領域に登録する。
【0013】仕分データ送信部はホスト装置からファク
シミリ受信状況情報の要求を受けると、受信データ仕分
部が仕分けした結果を仕分データ記憶部から読み出し、
ファクシミリ受信状況情報の要求をしたホスト装置に送
信する。ここで、仕分データ送信部はホスト装置からフ
ァクシミリ受信状況情報の要求を受けると、仕分データ
記憶部に記憶した仕分データの中からファクシミリ受信
状況情報の要求をしたホスト装置に対するファクシミリ
受信データの仕分データを送信するようにしても良い。
これにより、各個人宛てのファクシミリデータの機密性
を確保することができる。受信データ送信部はホスト装
置からの転送要求に応じてファクシミリ受信データをホ
スト装置に転送する。
【0014】また、ファクシミリ装置は、例えば画像デ
ータ記憶部、宛先データ判別部、受信データ仕分部、受
信データ送信部、通信制御部、網制御部、モデム、スキ
ャナ、プロッタ及びネットワークI/Fを有し、受信デ
ータ送信部は受信データ仕分部の仕分け結果を基にファ
クシミリ受信データを受信するとただちに該当するホス
ト装置に転送するようにしても良い。これにより、各ホ
スト装置の使用者が転送要求をする手間をなくすことが
できると共に、転送要求を出さずにファクシミリ受信デ
ータが転送されないままになることを防止する。
【0015】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリ装
置1の構成図である。図に示すように、ファクシミリ装
置1は、ネットワーク3を介して複数のホスト装置2a
〜2nに接続する。
【0016】ファクシミリ装置1はシステム制御部1
1、画像データ記憶部12、仕分データ記憶部13、宛
先データ判別部14、受信データ仕分部15、仕分デー
タ送信部16、受信データ送信部17、通信制御部1
8、網制御部19、モデム20、符号化復号化部21、
スキャナ22、プロッタ23、操作表示部24及びネッ
トワークワークI/F25を有する。
【0017】システム制御部11はファクシミリ装置1
の動作全体の制御を行う。画像データ記憶部12はファ
クシミリ受信データ及び送信用のファクシミリデータ等
を記憶する。仕分データ記憶部13は、例えば図2に示
すようにネットワークI/F25を介して接続したホス
ト装置2a〜2nのアドレス及びそのホスト装置2a〜
2n宛てのファクシミリ受信データの識別コードをホス
ト装置2a〜2nを示すデータとして記憶する。ここ
で、ホスト装置2a〜2nのアドレス等は予め記憶して
おき、そのホスト装置2a〜2n宛てのファクシミリ受
信データの識別コードはファクシミリ受信することによ
り追加していく。ファクシミリ受信データの識別コード
は、例えばシーケンシャル番号に送信元名称等を付加し
たものである。また、仕分データ記憶部13は、各ホス
ト装置2a〜2nに共通なファクシミリ受信データを示
す識別コードを登録する領域として、例えばホスト装置
名称の代わりに共通マークを登録した領域を備える。こ
こで、共通マークとは予め定めたマークであり、共通の
ファクシミリ受信データの識別コードを登録する部分を
示すマークである。
【0018】宛先データ判別部14はファクシミリ送信
側のファクシミリ装置(不図示)等からファクシミリ受
信したデータを調べ、その中に宛先データがあるか否か
を調べる。ここで、宛先データとは送信側のファクシミ
リ装置でファクシミリ受信データに付けたデータであ
り、この宛先データには、例えばホスト装置2a〜2n
のネットワークアドレス等がある。
【0019】受信データ仕分部15は宛先データ判別部
14の判別結果を基にファクシミリ受信データをホスト
装置2a〜2n毎に仕分けする。例えば受信データ仕分
部15はファクシミリ受信データに宛先データがない場
合及び宛先データはあるが、その宛先データで示すホス
ト装置が仕分データ記憶部13に登録されていない場合
には、ファクシミリ受信データを全ホスト装置2a〜2
nに対するファクシミリ受信データであると判断して、
仕分データ記憶部13の共通データであることを示す領
域にそのファクシミリ受信データの識別コードを登録す
る。また、受信データ仕分部15はファクシミリ受信デ
ータに宛先データがあり、その宛先データで示すホスト
装置が仕分データ記憶部13に記憶されている場合に
は、そのファクシミリ受信データを各個人宛てのファク
シミリ受信データであると判断し、そのファクシミリ受
信データの識別コードを仕分データ記憶部のその該当す
るホスト装置2a〜2nに対する領域に登録する。
【0020】仕分データ送信部16はホスト装置2a〜
2nからファクシミリ受信状況情報の送信要求を受ける
と、仕分データ記憶部13に記憶した仕分データの中か
らファクシミリ受信状況情報の送信要求をしたホスト装
置2a〜2nに対する仕分データを読み出し、ファクシ
ミリ受信状況情報の送信要求をしたホスト装置2a〜2
nに送信する。受信データ送信部17はホスト装置2a
〜2nからの転送要求に応じて画像データ記憶部21に
記憶したファクシミリ受信データをホスト装置2a〜2
nに転送する。
【0021】通信制御部18はファクシミリ通信の通信
制御を行なう。網制御部19はファクシミリ回線の接続
及び切断などを管理する。符号化復号化部21はファク
シミリ送信データの符号化及びファクシミリ受信データ
の復号化を行う。スキャナ22はファクシミリ送信画像
等を読み込む。プロッタ23はファクシミリ受信画像等
の印刷を行う。操作表示部24はファクシミリ送信操作
等を入力する。ネットワークI/F25はネットワーク
3を介してホスト装置2a〜2nとデータ等の送受信を
行う。
【0022】上記構成のファクシミリ装置1でファクシ
ミリ受信する場合の動作について、図3のフローチャー
トを参照して説明する。
【0023】外部のファクシミリ装置からファクシミリ
受信し、ファクシミリ受信データを画像データ記憶部1
2に記憶すると(ステップS1)、宛先データ判別部1
4は画像データ記憶部12に記憶したファクシミリ受信
データを調べ、その中に宛先としてホスト装置2a〜2
nを示す宛先データがあるか否かを調べる。受信データ
仕分部15はファクシミリ受信データの中に宛先データ
がない場合(ステップS3)、又は、ファクシミリ受信
データの中に宛先データがあるがその宛先データが示す
ホスト装置が仕分データ記憶部13に登録されていない
場合は(ステップS3)、そのファクシミリ受信データ
を共通文書のデータとして認識する(ステップS4)。
受信データ仕分部15はファクシミリ受信データを共通
文書のデータとして認識すると、そのファクシミリ受信
データを示す識別コードを仕分データ記憶部13の共通
文書に対する領域に登録する(ステップS5)。
【0024】受信データ仕分部15はファクシミリ受信
データの中に宛先データとして接続したホスト装置2a
〜2nを示すデータがあると、そのファクシミリ受信デ
ータを個別文書のデータとして認識する(ステップS
6)。受信データ仕分部15はファクシミリ受信文書を
個別文書のデータであると認識すると、仕分データ記憶
部13のそのホスト装置2a〜2nに対する領域にその
ファクシミリ受信データを示す識別コードを登録する
(ステップS7)。このように、各ファクシミリ受信デ
ータの識別コードを宛先のホスト装置2a〜2n毎に分
けて登録するので、宛先のホスト装置2a〜2n毎にフ
ァクシミリ受信文書の有無を容易に確認することができ
る。
【0025】次ぎに、各ホスト装置2a〜2nでファク
シミリ受信データの有無を確認する場合の動作につい
て、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0026】ホスト装置2a〜2nのいずれかからファ
クシミリ受信状況情報の送信要求を受けると(ステップ
S11)、仕分データ送信部16はファクシミリ受信状
況情報の送信要求をしたホスト装置2a〜2nに対する
ファクシミリ受信データを示す識別コード及び共通文書
の領域に登録したファクシミリ受信データを示す識別コ
ードを仕分データ記憶部13から読み出し(ステップS
12)、ファクシミリ受信状況情報の送信要求をしたホ
スト装置2a〜2nに対してその識別コードを送信する
(ステップS13)。ここで、識別コードの送信は、個
別文書データ及び共通文書データに分けて行う。このよ
うに、ファクシミリ受信状況情報の送信要求をしたホス
ト装置2a〜2nに対するファクシミリ受信データの識
別コード及び全ホスト装置2a〜2nに対して共通なフ
ァクシミリ受信データに対する識別コードのみをファク
シミリ受信状況情報の送信要求をしたホスト装置2a〜
2nに送信するので、各ホスト装置2a〜2n間のファ
クシミリ受信情報の機密を保持することができる。
【0027】ホスト装置2a〜2nは、ファクシミリ装
置1からファクシミリ受信データの識別コードを受信す
ると、それを個別文書データ及び共通文書データに分け
て表示する(ステップS14)。このように、ホスト装
置2a〜2nの使用者はホスト装置2a〜2n上でその
ホスト装置2a〜2n宛てのファクシミリ受信データ及
び共通のファクシミリ受信データの有無を確認すること
ができ、ファクシミリ受信データの有無の確認が容易に
できる。また、ファクシミリ受信データを示す識別コー
ドを表示するので、ホスト装置2a〜2nの使用者はそ
の識別コードを用いて、ファクシミリ受信データを特定
して転送要求をすることができる。
【0028】上記のようにしてホスト装置2a〜2nの
使用者がファクシミリ受信データの有無を確認して、特
定のファクシミリ受信データの転送要求をして、ファク
シミリ装置1がその転送要求を受信すると(ステップS
15)、ファクシミリ装置1の受信データ送信部17
は、転送要求があったファクシミリ受信文書を画像デー
タ記憶部12から読み出して、転送要求をしたホスト装
置2a〜2nに対してその読み出したファクシミリ受信
データを送信する(ステップS16)。このように、自
分宛てのファクシミリ受信データを指定して転送要求す
ることができるので、各ホスト装置2a〜2nの使用者
は全ファクシミリ受信データをファクシミリ装置1から
印刷出力した後に仕分けする必要がなく、作業効率を高
めることができると共に、自分宛てのファクシミリ受信
データによるファクシミリ受信画像の見落としを防止で
きる。
【0029】ここで、上記実施例では、仕分データ送信
部16はホスト装置2a〜2nからファクシミリ受信状
況情報の送信要求を受けると、仕分データ記憶部13に
記憶した仕分データの中からファクシミリ受信状況情報
の送信要求をしたホスト装置2a〜2nに対する仕分デ
ータを送信するようにしたが、機密性を保持する必要が
ない場合は、仕分データ記憶部13に記憶した仕分デー
タを全てホスト装置2a〜2nに送信するようにしても
良い。
【0030】次ぎに、ファクシミリ装置1でファクシミ
リ受信データの管理を行わずに、ファクシミリ受信をす
ると、ただちにホスト装置2a〜2nに転送するモード
を設定した場合の動作について、図5のフローチャート
を参照して説明する。
【0031】外部のファクシミリ装置からファクシミリ
受信し、ファクシミリ受信データを画像データ記憶部1
2に記憶すると(ステップS21)、既に説明したよう
に宛先データ判別部14は画像データ記憶部12に記憶
したファクシミリ受信データを調べ、その中に宛先とし
てホスト装置2a〜2nを示す宛先データがあるか否か
を調べる。受信データ仕分部15はファクシミリ受信デ
ータの中に宛先としてホスト装置2a〜2nを示す宛先
データがない場合(ステップS22)、又は、ファクシ
ミリ受信データの中に宛先としてホスト装置を示す宛先
データがあるがその宛先データで示すホスト装置が仕分
データ記憶部13に登録されていない場合は(ステップ
S23)、そのファクシミリ受信データを共通文書のデ
ータとして認識する(ステップS24)。受信データ仕
分部15はファクシミリ受信データを共通文書のデータ
として認識すると、そのファクシミリ受信データを示す
識別コードを仕分データ記憶部13の共通文書に対する
領域に登録する(ステップS25)。これは、個人宛の
ファクシミリ受信データではなく、このファクシミリ受
信データを全て接続したホスト装置2a〜2nに送信す
ると、各ホスト装置2a〜2nでは不必要なファクシミ
リ受信データまで転送されることになるからである。こ
のようにして仕分データ記憶部13の共通文書に対する
領域に識別コードを登録したファクシミリ受信データ
は、既に説明したようにホスト装置2a〜2nからのフ
ァクシミリ受信状況情報の送信要求により受信を確認で
き、ホスト装置2a〜2nからの転送要求により各ホス
ト装置2a〜2nにより転送できる。ここで、共通文書
のファクシミリデータを仕分データ記憶部13に登録す
る代わりに、受信データ送信部17が必要に応じて全ホ
スト装置2a〜2nに転送するようにしても良い。
【0032】受信データ仕分部15はファクシミリ受信
データの中に宛先としてホスト装置2a〜2nを示すデ
ータがあると、そのファクシミリ受信データを個別文書
のデータとして認識し(ステップS26)、受信データ
送信部17はそのファクシミリ受信データを受信データ
仕分部15が判別した宛先のホスト装置2a〜2nに送
信する(ステップS27)。このように、各ファクシミ
リ受信データを自動的に宛先のホスト装置2a〜2n毎
に転送するので、ホスト装置2a〜2nの使用者がファ
クシミリ受信状況の確認を行うのを忘れてファクシミリ
受信している旨の通知が遅くなることを防止できる。
【0033】ホスト装置2a〜2nはファクシミリ受信
データをファクシミリ装置1から受信すると、その旨を
表示し、ホスト装置2a〜2nの使用者にファクシミリ
受信があったことを通知する。
【0034】なお、上記実施例では、ネットワーク3を
介してホスト装置2a〜2nと接続したが、RS232
C準拠のインターフェイス等を用いてホスト装置と一対
一で接続しても良い。
【0035】また、上記実施例では、ファクシミリ受信
するたびにファクシミリ受信データの宛先を調べたが、
予め定めた一定間隔又はホスト装置2a〜2nからファ
クシミリ受信状況の要求を受信するたびにファクシミリ
受信データの宛先を調べるようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、ファク
シミリ受信データを基にファクシミリ受信データの宛先
のホスト装置を判別し、ファクシミリ受信データを宛先
のホスト装置毎に仕分けし、ホスト装置からファクシミ
リ受信状況情報の要求を受けると、ファクシミリ受信デ
ータの仕分け結果を表わす情報をファクシミリ受信状況
情報を要求したホスト装置に送信するので、ホスト装置
の使用者は自分に対するファクシミリ受信データの有無
を確認して、そのファクシミリ受信データのみを転送す
るように指示することができる。
【0037】さらに、ホスト装置からファクシミリ受信
状況情報の要求を受けると、ファクシミリ受信データの
仕分け結果を表わす情報の中からファクシミリ受信状況
情報の要求をしたホスト装置に対するファクシミリ受信
データの仕分け結果を表わす情報を抽出して、ファクシ
ミリ受信状況情報の要求をしたホスト装置に送信するの
で、各ホスト装置間でのファクシミリ受信状況の機密性
を確保することができる。
【0038】また、ファクシミリ受信したデータを基に
ファクシミリ受信データの宛先のホスト装置を判別し、
判別したホスト装置にファクシミリ受信データを転送す
るので、ホスト装置ではファクシミリ受信状況の確認等
を行うことなく容易にファクシミリ受信データを入力す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置の構成図である。
【図2】仕分データ記憶部の構成図である。
【図3】ファクシミリ装置のファクシミリ受信動作を表
わすフローチャートである。
【図4】ファクシミリ装置の転送動作を表わすフローチ
ャートである。
【図5】他のファクシミリ受信動作を表わすフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 12 画像データ記憶部 13 仕分データ記憶部 14 宛先データ判別部 15 受信データ仕分部 16 仕分データ送信部 17 受信データ送信部 25 ネットワークI/F 2 ホスト装置 3 ネットワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のホスト装置に接続したファクシミ
    リ装置において、宛先データ判別部と受信データ仕分部
    と仕分データ記憶部と仕分データ送信部を有し、宛先デ
    ータ判別部はファクシミリ受信したデータの中からファ
    クシミリ受信データの宛先のホスト装置を示す宛先デー
    タを判別し、受信データ仕分部は宛先データ判別部の判
    別結果を基にファクシミリ受信データをホスト装置毎に
    仕分けし、仕分データ記憶部にホスト装置毎に仕分けし
    たファクシミリ受信データを示す情報を登録し、仕分デ
    ータ送信部はホスト装置からファクシミリ受信状況情報
    の要求を受けると、仕分データ記憶部に登録した受信デ
    ータ仕分部の仕分け結果を表わす情報をファクシミリ受
    信状況情報を要求したホスト装置に送信することを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 仕分データ送信部はホスト装置からファ
    クシミリ受信状況情報の要求を受けると、仕分データ記
    憶部に登録した受信データ仕分部の仕分け結果を表わす
    情報の中からファクシミリ受信状況情報の要求をしたホ
    スト装置に対するファクシミリ受信データの仕分け結果
    を表わす情報を抽出して、ファクシミリ受信状況情報の
    要求をしたホスト装置に送信する請求項1記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】 複数のホスト装置に接続したファクシミ
    リ装置において、宛先データ判別部と受信データ仕分部
    と受信データ送信部を有し、宛先データ判別部はファク
    シミリ受信したデータの中からファクシミリ受信データ
    の宛先のホスト装置を示す宛先データを判別し、受信デ
    ータ仕分部は宛先データ判別部の判別結果を基にファク
    シミリ受信データをホスト装置毎に仕分けし、受信デー
    タ送信部は受信データ仕分部の仕分け結果を基に各ホス
    ト装置にファクシミリ受信データを転送することを特徴
    とするファクシミリ装置。
JP8323388A 1996-11-20 1996-11-20 ファクシミリ装置 Pending JPH10155050A (ja)

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JP8323388A JPH10155050A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 ファクシミリ装置

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JP8323388A JPH10155050A (ja) 1996-11-20 1996-11-20 ファクシミリ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8184346B2 (en) 2006-10-02 2012-05-22 Seiko Epson Corporation Status sending facsimile transmission system, status sending facsimile receiving device, and status sending facsimile receiving method

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