JPH10154687A - 洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

洗浄装置及び洗浄方法

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JPH10154687A
JPH10154687A JP25902497A JP25902497A JPH10154687A JP H10154687 A JPH10154687 A JP H10154687A JP 25902497 A JP25902497 A JP 25902497A JP 25902497 A JP25902497 A JP 25902497A JP H10154687 A JPH10154687 A JP H10154687A
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gas
processed
drying chamber
processing tank
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Satoshi Nakajima
敏 中嶋
Yuji Kamikawa
裕二 上川
Kinya Ueno
欽也 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被処理基板表面にウォーターマークが発生す
るのを極力抑えることができる洗浄装置及び洗浄方法を
提供。 【解決手段】 乾燥室42においてDIWで濯がれたウ
エハWを冷却系で乾燥するようにしたので、例えばIP
AとDIWとウエハW表面のSiとの反応が鈍化してウ
エハ表面が酸化され難くなり、ウォーターマークの発生
を極力抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば半導体ウエ
ハやLCD用ガラス基板等の被処理基板を薬液や濯ぎ液
等に浸漬して乾燥する洗浄装置及び洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばLSI等の半導体デバイスの製造
工程における洗浄処理を例にとって説明すると、従来か
ら半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という。)表面のパ
ーティクル、有機汚染物、金属不純物等のコンタミネー
ションを除去するためには洗浄装置が使用されており、
その中でとりわけウエット洗浄装置は、上記のコンタミ
ネーションを効果的に除去できしかもバッチ処理が可能
でスループットが良好なため、幅広く普及している。
【0003】かかるウエット洗浄装置においては、被洗
浄処理体であるウエハに対してアンモニア処理、フッ酸
処理、硫酸処理等の薬液洗浄処理、純水等による水洗洗
浄処理、イソプロピルアルコール(以下、「IPA」い
う。)等による乾燥処理が行われるように構成されてお
り、例えば処理順に配列された処理槽、乾燥室にそれぞ
れ薬液、純水、IPAを供給するように構成し、例えば
50枚単位でウエハを処理槽に順次浸漬し、乾燥してい
くバッチ処理方式が広く採用されている。
【0004】しかしながら、各処理毎に処理槽や乾燥室
を設けることは、装置の大型化を招き、しかもウエハを
搬送する機会、すなわち大気に晒される機会が多いため
パーティクルが付着する可能性も高い。
【0005】そのため、例えば特開昭64−81230
号公報や特開平6−326073号公報等においては、
処理槽と乾燥室とを一体化して薬液処理等と乾燥処理と
を同一チャンバー内で行う洗浄装置が提唱されている。
これらの洗浄装置は、要するに図26に示すようにチャ
ンバー200の下部201において薬液202等を貯留
してウエハWを浸漬し、その後ウエハWを引上げ、チャ
ンバー200の上部203においてIPA等を使った乾
燥処理が行われるように構成されている。
【0006】ところで、上述したIPAによる乾燥処理
においては、上記の特開昭64−81230号公報や特
開平6−326073号公報に記載されているように、
IPAを加熱して沸騰させた処理蒸気を用いると共にチ
ャンバー内をヒータ等により加熱することで、IPAと
水との置換を促進し、乾燥をより急速に行うことが一般
的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように加熱をしながら乾燥処理を行う場合には、IP
Aと水との置換が促進される一方で、水とウエハ表面の
Siとの反応が促進してウエハ表面が酸化し、ウォータ
ーマークによる不良が発生するおそれがある。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、被処理基板表面にウォーターマークが発生するのを
極力抑えることができる洗浄装置及び洗浄方法を提供す
ることを目的としている。
【0009】また、本発明は、乾燥処理の際に薬液処理
による悪影響を受けることがない洗浄装置及び洗浄方法
を提供することを目的としている。
【0010】本発明のさらなる目的は、設計の自由度が
高く、洗浄処理の最適化や装置のさらなる小形化等を図
ることができる洗浄装置及び洗浄方法を提供することに
ある。 本発明の別の目的は、より効率良く乾燥処理を
行うことができる洗浄装置及び洗浄方法を提供すること
にある。
【0011】本発明の別の目的は、処理槽部と乾燥部を
分けることにより、処理液のミスト等が乾燥室に入るこ
とを防止し、安定的な乾燥性能が得られる洗浄装置及び
洗浄方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1によれば、被処理基板を濯ぎ液で濯ぐ濯ぎ
手段と、前記濯ぎ手段により濯がれた被処理基板を冷却
しながら乾燥する乾燥手段とを具備することを特徴とす
る、洗浄装置が提供される。
【0013】請求項2によれば、被処理基板を濯ぎ液で
濯ぐ濯ぎ手段と、前記濯ぎ手段により濯がれた被処理基
板に対して有機溶剤と不活性ガスとの混合ガスを冷却し
た気体を吹き付ける吹付手段と、前記被処理基板に対し
て不活性ガスを含む冷却された気体を吹き付けて乾燥す
る乾燥手段と、前記乾燥手段により乾燥された被処理基
板に対して不活性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常
温化する常温化手段とを具備することを特徴とする、洗
浄装置が提供される。
【0014】請求項3によれば、被処理基板を濯ぎ液で
濯ぐ工程と、前記濯がれた被処理基板を冷却系で乾燥す
る工程とを具備することを特徴とする、洗浄方法が提供
される。
【0015】請求項4によれば、被処理基板を濯ぎ液で
濯ぐ工程と、前記濯がれた被処理基板に対して有機溶剤
と不活性ガスとの混合ガスを冷却した気体を吹き付ける
工程と、前記混合ガスで乾燥された被処理基板に対して
不活性ガスを含む冷却された気体を吹き付けて乾燥する
工程と、前記不活性ガスで乾燥された被処理基板に対し
て不活性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化する
工程とを具備することを特徴とする、洗浄方法が提供さ
れる。
【0016】請求項5によれば、処理液を貯留し、貯留
した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記処
理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板を移
送するための開閉自在な開口部が設けられた乾燥室と、
前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被
処理基板を移送する移送手段と、前記乾燥室内に配置さ
れ、前記被処理基板に対して冷却された不活性ガスを含
んだ気体を吹き付ける気体吹付手段とを具備することを
特徴とする、洗浄装置が提供される。
【0017】かかる場合に、請求項6に記載したよう
に、前記処理槽と前記乾燥室との間に配置され、処理槽
から乾燥室へ移送される被処理基板に対して冷却された
不活性ガスを含んだ気体を吹き付ける手段をさらに設け
てもよい。
【0018】また、請求項7に記載したように、前記乾
燥室内に配置された冷却手段をさらに設けてもよい。
【0019】また、請求項8に記載したように、前記気
体吹付手段が、前記被処理基板に対して冷却された不活
性ガスを含んだ気体を前記乾燥室内の上部よりダウンフ
ロー状態に吹き付けるものであって、前記気体吹付手段
より吹き出された不活性ガスを含んだ気体を前記乾燥室
内の下部に設けられた排出口より排出する気体排出手段
をさらに設けてもよい。この場合、請求項9に記載した
ように、前記排出口に連通し、前記気体吹付手段より吹
き出された冷却された不活性ガスを含んだ気体を前記乾
燥室内の下部より取り込むための複数の取り込み口を有
する整流手段をさらに設けてもよい。
【0020】以上のように構成された洗浄装置におい
て、請求項10に記載したように、前記処理槽に貯留さ
れる処理液が、脱気処理された濯ぎ液であることが好ま
しい。また、請求項11に記載したように、前記処理槽
に貯留される処理液が、冷却された濯ぎ液であることが
好ましい。
【0021】請求項12によれば、処理液を貯留し、貯
留した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記
処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板を
移送するための開閉自在な開口部が設けられた乾燥室
と、前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
で被処理基板を移送する移送手段と、前記被処理基板に
対して有機溶剤と不活性ガスとの混合ガスを冷却した気
体を吹き付ける吹付手段と、前記被処理基板に対して不
活性ガスを含む冷却された気体を吹き付けて乾燥する乾
燥手段と、前記乾燥手段により乾燥された被処理基板に
対して不活性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化
する常温化手段とを具備することを特徴とする、洗浄装
置が提供される。
【0022】請求項13によれば、(a)処理液が貯留
された処理槽に被処理基板を浸漬する工程と、(b)前
記処理槽の上方に配置された乾燥室内へ開閉自在な開口
部を介して前記処理槽より被処理基板を移送する工程
と、(c)前記乾燥室内へ被処理基板を移送した後に前
記開口部を閉じる工程と、(d)前記乾燥室内へ移送さ
れた被処理基板に対して冷却された不活性ガスを含んだ
気体を吹き付ける工程とを具備することを特徴とする、
洗浄方法が提供される。
【0023】請求項14によれば、(a)処理液が貯留
された処理槽に被処理基板を浸漬する工程と、(b)前
記処理槽の上方に配置された乾燥室内へ開閉自在な開口
部を介して前記処理槽より被処理基板を移送する工程
と、(c)前記乾燥室内へ被処理基板を移送した後に前
記開口部を閉じる工程と、(d)前記乾燥室内へ移送さ
れた被処理基板に対して有機溶剤と不活性ガスとの混合
ガスを冷却した気体を吹き付ける工程と、(e)前記被
処理基板に対して不活性ガスを含む冷却された気体を吹
き付けて乾燥する工程と、(f)前記不活性ガスで乾燥
された被処理基板に対して不活性ガスを含む常温の気体
を吹き付けて常温化する工程とを具備することを特徴と
する、洗浄方法が提供される。
【0024】かかる場合に、請求項13または14に記
載したように、前記(b)工程より前に、前記乾燥室内
を、予め稀薄で冷却した有機溶剤の雰囲気にしておくこ
とが好ましい。
【0025】請求項1、3によれば、濯ぎ液で濯がれた
被処理基板を冷却系で乾燥するようにしたので、例えば
水とウエハ表面のSiとの反応が鈍化してウエハ表面が
酸化され難くなり、ウォーターマークの発生を極力抑え
ることができる。
【0026】請求項2、4によれば、濯ぎ液で濯がれた
被処理基板を冷却系で乾燥するようにしたので、例えば
水とウエハ表面のSiとの反応が鈍化してウエハ表面が
酸化され難くなり、ウォーターマークの発生を極力抑え
ることができる。また、冷却した上記気混ガスにより被
処理基板をある程度濯ぎ液と置換した後、不活性ガスを
含む冷却した気体により濯ぎ液を吹き飛ばすように構成
したので、例えば水とウエハ表面のSiとの反応が鈍化
してウエハ表面が酸化され難くなり、ウォーターマーク
の発生を極力抑えることができる。なぜならば、不活性
ガスを含む冷却した気体は酸化を抑えることができるか
らである。さらに、乾燥された被処理基板に対して不活
性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化しているの
で、被処理基板表面に水分が付着するのを防止できる。
【0027】請求項5、13によれば、濯ぎ液で濯がれ
た被処理基板に対して冷却された不活性ガスを含んだ気
体を吹き付けて乾燥するようにしたので、例えば水とウ
エハ表面のSiとの反応が鈍化してウエハ表面が酸化さ
れ難くなり、ウォーターマークの発生を極力抑えること
ができる。また、乾燥室と処理槽とをそれぞれ上下に分
離すると共に、乾燥室の空間と処理槽の空間とを開閉自
在な開口部により遮蔽可能としているので、乾燥処理の
際に薬液処理による悪影響を受けないようにすることが
できる。
【0028】請求項6によれば、処理槽から乾燥室へ移
送される被処理基板に対して不活性ガスを含んだ気体を
吹き付ける手段が補助的に被処理基板を乾燥させる役割
を果たすので、より効率良く乾燥処理を行うことができ
る。しかも、不活性ガスを含んだ気体として冷却された
ものを用いているので、ウエハ表面が酸化され難くな
り、ウォーターマークの発生を極力抑えることができ
る。
【0029】請求項7によれば、乾燥室内をより低温に
できるので、ウエハ表面がより酸化され難くなり、ウォ
ーターマークの発生を極力抑えることができる。
【0030】請求項8によれば、ダウンフローの不活性
ガスを含んだ気体によって被処理基板表面の処理液を吹
き飛ばすことができるので、より効率良く乾燥処理を行
うことができる。
【0031】請求項9によれば、整流手段によりダウン
フローの不活性ガスを含んだ気体を各被処理基板に均一
に流し込むことができ、より効率良く乾燥処理を行うこ
とができる。
【0032】請求項10によれば、処理槽に貯留される
処理液が脱気された濯ぎ液としたことで、例えば被処理
基板がSiからなるような場合に被処理基板表面が酸化
されるのを防止することがきる。
【0033】請求項11によれば、処理槽に貯留される
処理液が、冷却された濯ぎ液であるので、ウォーターマ
ークの発生を極力抑えつつより効率良く乾燥処理を行う
ことができる。
【0034】請求項12、14によれば、濯ぎ液で濯が
れた被処理基板に対して冷却された不活性ガスを含んだ
気体を吹き付けて乾燥するようにしたので、例えば水と
ウエハ表面のSiとの反応が鈍化してウエハ表面が酸化
され難くなり、ウォーターマークの発生を極力抑えるこ
とができる。また、冷却した上記気混ガスにより被処理
基板をある程度濯ぎ液と置換した後、不活性ガスを含む
冷却した気体により濯ぎ液を吹き飛ばすように構成した
ので、例えば水とウエハ表面のSiとの反応が鈍化して
ウエハ表面が酸化され難くなり、ウォーターマークの発
生を極力抑えることができる。さらに、乾燥された被処
理基板に対して不活性ガスを含む常温の気体を吹き付け
て常温化しているので、被処理基板表面に霜が付着する
のを防止できる。また、乾燥室と処理槽とをそれぞれ上
下に分離すると共に、乾燥室の空間と処理槽の空間とを
開閉自在な開口部により遮蔽可能としているので、乾燥
処理の際に薬液処理による悪影響を受けることはない。
また、乾燥処理の時に次の処理槽での処理の準備がで
き、スループットの向上を図ることができる。また、乾
燥室と処理槽とをそれぞれ別個の条件下で設計すること
ができるので、設計の自由度が高く、洗浄処理の最適化
や装置のさらなる小形化等を図ることができる。さら
に、冷却された不活性ガスを含んだ気体を被処理基板に
吹き付けて被処理基板表面の処理液を吹き飛ばすように
構成したので、より効率良く乾燥処理を行うことができ
る。そして、被処理基板に吹き付けて乾燥を行う空間
は、処理槽の空間とは別個にされているので、かかる空
間をより小さくすることができ、より効率良く乾燥処理
を行うことができる。
【0035】請求項15によれば、乾燥室内を、被処理
基板が乾燥室に移送される以前にすでに稀薄で冷却した
有機溶剤の雰囲気にしているので、乾燥処理をより効率
良く行うことができる。しかも上記溶剤を稀薄な蒸気と
したので、上記溶剤が凝縮することはない。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面も
基づいて説明すると、本実施形態は半導体ウエハ(以
下、「ウエハ」という。)の洗浄処理装置において適用
された例であり、まずその洗浄処理装置について説明す
ると、この洗浄処理装置1全体は、図1及び図2に示し
たように、洗浄処理前のウエハをキャリア単位で収容す
る搬入部2と、ウエハの洗浄処理が行われる洗浄処理部
3と、洗浄処理後のウエハをカセット単位で取り出すた
めの搬出部4の、3つのゾーンによって構成される。
【0037】前記搬入部2には、洗浄処理前のウエハが
所定枚数、例えば25枚収容されたキャリア5を待機さ
せる待機部6と、キャリア5からのウエハの取り出し、
オリフラ合わせ及び枚葉検出等を行うローダ部7が設け
られており、さらに外部から搬送ロボット等によって搬
入されるキャリア5の前記待機部6への搬送、及びこの
待機部6と前記ローダ部7との間で、キャリア5の搬送
を行うための搬送アーム8が設けられている。
【0038】前記洗浄処理部3には、その前面側(図1
における手前側)に3つのウエハ搬送装置11、12、
13が配置されており、またその背面側に隔壁を介して
薬液等の処理液を収容するタンクや各種の配管群等を収
容する配管領域14が形成されている。
【0039】一方、搬出部4には、洗浄処理部3で洗浄
処理されたウエハをキャリア5に収容するアンローダ部
15と、洗浄処理後のウエハが収容されたキャリア5を
待機させる待機部16と、アンローダ部15と待機部1
6との間で、キャリア5の搬送を行うための搬送アーム
17が設けられている。
【0040】なお、洗浄処理装置1には、搬入部2で空
になったキャリア5を搬出部4に搬送するキャリア搬送
部18が設けられている。キャリア搬送部18は、洗浄
処理部3の上部に設けられたキャリアコンベア19と、
搬入部2においてローダ部7から搬送アーム8によって
空のキャリア5を受け取りウエハの入ったキャリア及び
ウエハの入っていないキャリアをストックするキャリア
ストック20と、搬出部4においてキャリアコンベア1
9から搬送アーム17によって空のキャリア5を受け取
りアンローダ部15に受け渡すキャリア受け渡し部(図
示せず。)とを備える。
【0041】洗浄処理部3には、ローダ部7側から順
に、ウエハ搬送装置11のウエハチャック21を洗浄、
乾燥するチャック洗浄・乾燥処理槽22、ウエハ表面の
有機汚染物、金属不純物、パーティクル等の不純物を薬
液、例えばNH4 /H2 2 /H2 O混合液によって洗
浄処理する薬液洗浄処理槽23、薬液洗浄処理槽23で
洗浄されたウエハを例えば純水によって洗浄する水洗洗
浄処理槽24、ウエハ表面の金属汚染除去を薬液、例え
ばHCl/H2 2 /H2 O混合液によって洗浄処理す
る薬液洗浄処理槽25、薬液洗浄処理槽25で洗浄され
たウエハを例えば純水によって洗浄する水洗洗浄処理槽
26、ウエハ表面の酸化膜除去を薬液、例えばHF/H
2 O混合液によって洗浄処理すると共に、洗浄されたウ
エハを濯ぎ液、例えば純水によって洗浄し、さらに濯ぎ
洗浄されたウエハの乾燥処理を行う本発明に係る洗浄装
置27、ウエハ搬送装置13のウエハチャック(図示せ
ず。)を洗浄、乾燥するチャック洗浄・乾燥処理槽28
がそれぞれ配置されている。
【0042】なお、ローダ部7とチャック洗浄・乾燥処
理槽22との間、水洗洗浄処理槽24と薬液洗浄処理槽
25との間、水洗洗浄処理槽26と洗浄装置27との
間、チャック洗浄・乾燥処理槽28とアンローダ部15
との間には、それぞれこれらの間を仕切る仕切り板2
9、30、31、32が設けられている。仕切る仕切り
板29、30、31、32は、例えばウエハ受け渡しの
際にそれぞれ図示を省略した駆動機構によって上下に開
閉するようになっている。これにより隣接する空間への
薬液の雰囲気の拡散を防止することができる。
【0043】本発明に係る洗浄装置27の構成を図3〜
図11に基づいて説明すると、この洗浄装置27は、処
理液、例えばHF/H2 O混合液等の薬液や純水等の濯
ぎ液を貯留し、貯留した処理液に被処理基板としてのウ
エハWが浸漬される処理槽としての洗浄槽41と、前記
洗浄槽41の上方に配置され、洗浄槽41から移送され
たウエハWの乾燥処理を行う円筒形状の乾燥室42とを
備える。
【0044】上記洗浄槽41は、後述するウエハガイド
43と共にウエハガイド43に保持された例えば50枚
のウエハWを収容する。洗浄槽41の底部の両側には、
収容した各ウエハWに向けて処理液を噴射するノズル4
4、45が設けられている。なお、ノズル44、45
は、それぞれウエハWの配列方向に沿って例えば隣接す
るウエハW間の間隔と同一のピッチで設けられた噴出穴
を有するパイプにより構成することができる。ノズル4
4、45には、切換弁46の切換えにより図1及び図2
に示した配管領域14よりHF/H2 O混合液等の薬液
や冷却された純水(DIW:deionized water )等の濯
ぎ液のうち一方が供給されるようになっている。切換弁
46の切換制御は、例えば図示を省略した制御部によっ
て所定のタイミングで行われる。なお、濯ぎ液として
は、ウエハWの酸化防止のために、脱気したDIWを用
いた方がよい。
【0045】また、上記洗浄槽41の周囲には、洗浄槽
41から溢れた処理液を回収するための回収槽47が設
けられている。回収槽47で回収された処理液は、切換
弁48、ポンプ49、フィルタ50、切換弁51を介し
てノズル44、45に循環されるようになっている。切
換弁48は、回収槽47で回収された処理液を上記の如
く循環させるか排出するかを切換える。切換弁51は、
回収槽47で回収された処理液を上記の如く循環させる
か冷却器55で0℃〜常温、より好ましくは5℃程度の
温度に冷却されたDIWをノズル44、45に供給する
かを切換える。なお、ポンプ49とフィルタ50との間
にはダンパー52が設けられている。また洗浄槽41の
最下部には、処理液を排出するための排出口53が設け
られており、切換弁54によって処理液を排出口53よ
り排出するかどうかの切換が行われる。
【0046】一方、乾燥室42の上部及び下部には、そ
れぞれウエハWの受け渡しを行うための例えば矩形の開
口部61、62が設けられており、上部の開口部61に
は蓋63が配置され、下部の開口部62にはスライド扉
機構64が設けられている。蓋63はPVC(ポリ塩化
ビニル)やPP(ポリプロピレン)等の樹脂からなり、
図5に示すように内外共に円筒を縦方向に切断した形状
をなしている。これにより、蓋63により塞がれた乾燥
室42の内側を円筒形状とし、後述するウエハWに吹き
付けられる窒素ガス等の気流が乱流になることを防止
し、各ウエハWに対して均一に窒素ガス等が吹き付けら
れるようにしている。また、図6に示すように、開口部
61の周囲に沿ってOリング65が配置され、開口部6
1を蓋63で塞いだ際の密閉性が高められている。
【0047】また、乾燥室42の近傍には、蓋63を開
閉駆動する蓋駆動部66が設けられている。蓋駆動部6
6は、図7に示すように、蓋63を先端に固定する回転
アーム67を回転駆動するシリンダ68と、これらの蓋
63及びこれらの回転機構を上下動するシリンダ69と
を備える。蓋駆動部66は、開口部61を塞ぐ蓋63を
まず上方向に移動し(図7)、この後蓋63を開口部
61より外れた位置に回転移動し(図7)、その蓋6
3を下方向に移動する(図7)。開口部61を蓋63
で塞ぐときにはこの逆の動作を行う(図7→→
)。
【0048】スライド扉機構64は、図8に示すように
洗浄槽41と乾燥室42との間に配置された矩形のフラ
ンジ70と、フランジ70に設けられた開口部71より
挿抜されてフランジ70内を開閉するスライド扉72
と、スライド扉72を挿抜駆動するシリンダ73とを備
える。スライド扉72は、蓋63と同様にPVC(ポリ
塩化ビニル)やPP(ポリプロピレン)等の樹脂からな
り、開口部62とほぼ同じ形状の矩形をなしている。
【0049】ウエハガイド43は、図9に示すように支
持部材74の下端に、例えば50枚のウエハWを保持す
るウエハ保持部75を設けてなる。ウエハ保持部75
は、中央下端部に架設される中央保持棒76と左右両側
端部に互いに平行に架設される2本の側部保持棒77、
78とをこれらの両端で固定してなるもので、一端は支
持部材74の下端に固定され、他端は固定部部材79で
固定される。中央保持棒76及び側部保持棒77、78
には、それぞれ長手方向に所定の間隔をおいて複数個例
えば50個のウエハ保持溝80、80…が設けられてい
る。ウエハガイド43は、耐食性、耐熱性及び耐強度性
に優れた材質、例えばPEEK(ポリエーテルエーテル
ケトン)やQz等からなる。
【0050】また、ウエハガイド43の上端部には、ガ
イド上下棒81が固定されている。このガイド上下棒8
1は、図4及び図5に示すように乾燥室42の上部に設
けられた孔82に介して外側に上下動可能に突き出てい
る。ガイド上下棒81の上端は、乾燥室42の背後に設
けられたウエハガイドZ軸機構83に接続されている。
ウエハガイドZ軸機構83は、ガイド上下棒81を上下
動することで下部の開口部62を介し洗浄槽41と乾燥
室42との間でウエハガイド43に保持されたウエハW
を移送する。また、図4に示すようにこの洗浄装置27
の正面には、図2に示したウエハ搬送装置13が配置さ
れている。ウエハ搬送装置13に設けられたウエハチャ
ック84は、図9に示すように隣接する水洗洗浄処理槽
26から例えば50枚のウエハWを受け取り、乾燥室4
2内のウエハガイド43に受け渡し、また乾燥室42内
のウエハガイド43から例えば50枚のウエハWを受け
取り、搬出部4のアンローダ部15に受け渡す。
【0051】図3及び図10に示すように、乾燥室42
内の上部の両側には、乾燥室42内でウエハガイド43
に保持されたウエハWに対して冷却された窒素ガス等を
ダウンフローに吹き付けるノズル85、86が設けられ
ている。ノズル85、86は、それぞれウエハWの配列
方向に沿って例えば隣接するウエハW間の間隔と同一の
ピッチで設けられた噴出穴87を有するパイプ88によ
り構成することができる。ノズル44、45には、IP
A蒸発器89より制御弁90及びフィルタ91を介して
0℃〜常温、より好ましくは5℃程度の温度に冷却され
たIPAと窒素との混合ガスが供給されるようになって
いる。ここで「常温」とは環境温度、例えばクリーンル
ームの温度をいい、具体的には23℃がこれに該当す
る。
【0052】IPA蒸発器89には、窒素冷却器92及
び制御弁93を介して冷却した窒素が供給され、IPA
タンク94より制御弁95を介してIPAが供給される
ようになっている。IPAタンク94には、制御弁96
を介して窒素が補充され、制御弁97を介してIPAが
補充されるようになっている。これら制御弁の制御は、
図示を省略した制御部によって行われるようになってい
る。
【0053】一方、図3及び図10に示すように、乾燥
室42内の下部の両側には、ノズル85、86より吹き
出された窒素ガス等を排出するための排出口98、99
が設けられている。排出口98、99が図示を省略した
排気ポンプに接続されている。また、排出口98、99
には、ノズル85、86より吹き出された窒素ガス等を
乾燥室42内の下部の各部より均一に取り込むための複
数の取り込み口100、100…を有する整流手段とし
ての整流板101、102がそれぞれ連通している。こ
れにより、図11に示すように、各ノズル85、86の
各噴出穴87より吹き出された窒素ガス等は、同図点線
の如く各ウエハWの表面を通り、各整流板101、10
2の取り込み口100より取り込まれる。すなわち、窒
素ガス等の流れに乱流が生じることがなくなる。なお、
乾燥室42内の下部には、液体を排出する排出口(図示
せず。)が設けられている。
【0054】また、図3に示すように、乾燥室42内の
中部両側には、一対のパネルクーラ103、104が設
けられている。これらのパネルクーラ103、104に
は、パネルコントローラ105が接続され、温度コント
ロールが行われるようになっている。これにより、乾燥
室42内は例えば0℃〜常温、より好ましくは5℃程度
の温度にコントロールされる。
【0055】また、図3に示すように、洗浄槽41と乾
燥室42との間、例えば洗浄槽41の液面より上部の両
側には、洗浄槽41から乾燥室42へ移送されるウエハ
Wに対して例えばIPAと窒素の混合ガスを吹き付ける
ノズル106、107が設けられている。これらのノズ
ル106、107も上述したノズル85、86とほぼ同
様の構成とされている。ノズル106、107には、冷
却器108及び制御弁109を介して0℃〜常温、より
好ましくは5℃程度の温度に冷却されたIPAと窒素が
供給されるようになっている。そのため、窒素ガスとI
PAの混合ガスとしてノズル106、107から噴霧し
て供給し、洗浄槽41の液面より上部の空間に窒素及び
IPAの混合気体の雰囲気を形成することができる。
【0056】また、同様に窒素ガスとIPAの混合ガス
としてノズル106、107から噴霧して滴下させ洗浄
槽41の液面表面にIPA膜を形成することも可能であ
る。次に、以上のように構成された洗浄装置27の動作
を図12に示す処理フローに基づき説明する。なお、以
下の動作制御は、例えば図示を省略した制御部によって
行われる。
【0057】まず、乾燥室42下部のスライド扉72を
閉じた状態で、乾燥室42上部の蓋63を開ける(ステ
ップ1201、図13)。この状態で窒素ガスを供給
し、乾燥室42内を窒素ガスでパージする。なお、この
窒素ガスによるパージは上気蓋63を開ける前に行なっ
ても良い。
【0058】次に、ウエハチャック84が乾燥室42内
に降下し、乾燥室42内のウエハガイド43にウエハW
を受け渡す(ステップ1202、図14)。次に、乾燥
室42上部の蓋63を閉じて、乾燥室42下部のスライ
ド扉72を開ける(ステップ1203、図15)。そし
て、ウエハWが保持されたウエハガイド43を下降し、
ウエハWを洗浄槽41内に移送し(ステップ1204、
図16)、乾燥室42下部のスライド扉72を閉じる
(ステップ1205、図17)。
【0059】この後、洗浄層41内では、HF/H2
混合液をノズル44、45より噴出してHF/H2 O混
合液を貯留し、貯留したHF/H2 O混合液にウエハW
に浸漬して薬液による洗浄を行う(ステップ1206、
図18)。
【0060】なお、この実施形態ではウエハWを洗浄槽
41内に移送してからHF/H2 O混合液を洗浄層41
内に供給する構成としたが、これ以外の方法として、予
め洗浄槽41内をHF/H2 O混合液で満しておいて、
この中にウエハWを洗浄槽41内に移送する方法も採用
可能である。このとき、上気いずれの方法においても、
ノズル44、45より噴出されたHF/H2 O混合液
は、洗浄層41内においてウエハWに向かう対流を形成
し、薬液洗浄を促進する。
【0061】次いで、HF/H2 O混合液を排出し、そ
の後冷却されたDIWをノズル44、45より噴出し、
濯ぎ処理を行う(ステップ1207、図18)。同様に
ノズル44、45より噴出されたDIWは、洗浄層41
内においてウエハWに向かう対流を形成し、濯ぎ処理を
促進する。なお、HF/H2 O混合液を排出することな
く、HF/H2 O混合液を貯留した状態からそのままD
IWを噴出し、徐々にHF/H2 O混合液を薄くするよ
うにしてもよい。一方、このような洗浄処理が行われて
いる間に、乾燥室42内ではノズル85、86より冷却
されたIPAが吹き出され、乾燥室42内が稀薄なIP
A蒸気の雰囲気にされている(ステップ1208、図1
8)。
【0062】その後、乾燥室42下部のスライド扉72
を開け(ステップ1209、図19)、ウエハWが保持
されたウエハガイド43を上昇してウエハWを乾燥室4
2内に移送する(ステップ1210、図20、)。その
際、ノズル106、107から洗浄槽41から乾燥室4
2へ移送されるウエハWに対して冷却された窒素ガスま
たは窒素ガスとIPAとの混合ガスが吹き付けられる。
次に、乾燥室42下部のスライド扉72を閉じ(ステッ
プ1211、図21)、乾燥室42内のウエハWに対し
てノズル85、86から窒素ガス等がダウンフローに吹
き付けられる(ステップ1212〜1214、図2
2)。具体的には、まずウエハWに対して冷却されたI
PAと窒素の混合ガスが吹き付けられ(ステップ121
2)、冷却された窒素ガスが吹き付けられ(ステップ1
213)、最後に常温の窒素ガスが吹き付けられる(ス
テップ1214)。なお、冷却された窒素ガスの吹き付
け工程では、自然排気とされる。また、ステップ121
0においてウエハWを乾燥室42内に移送する以前より
ステップ1212におけるIPAと窒素の混合ガスの吹
き出しを開始してもよい。
【0063】しかる後に、乾燥室42上部の蓋63を開
け(ステップ1215、図23)、ウエハチャック84
が乾燥室42内に降下して乾燥室42内のウエハガイド
43よりウエハWを受け取り(ステップ1216、図2
4)、ウエハチャック84が上昇してウエハWを乾燥室
42の外側に搬出する(ステップ1217、図25)。
このように本実施形態に係る洗浄装置27では、乾燥
室42においてDIWで濯がれたウエハWを冷却系で乾
燥するようにしたので、例えばDIWとウエハW表面の
Siとの反応が鈍化してウエハ表面が酸化され難くな
り、ウォーターマークの発生を極力抑えることができ
る。また、冷却したIPAと窒素の混ガスによりウエハ
Wをある程度DIWと置換した後、冷却した窒素ガスに
よりウエハW表面のDIWを吹き飛ばすように構成した
ので、例えばDIWとウエハ表面のSiとの反応が鈍化
してウエハ表面が酸化され難くなり、ウォーターマーク
の発生を極力抑えることができる。さらに、乾燥された
ウエハWに対して常温の窒素ガスを吹き付けて常温化し
ているので、ウエハW表面に霜が付着するのを防止で
き、これによってもウォーターマークの発生を抑えるこ
とができる。また、乾燥室42と洗浄槽41とをそれぞ
れ上下に分離すると共に、乾燥室42の空間と洗浄槽4
1の空間とをスライド扉72により遮蔽可能とし、それ
ぞれの処理をスライド扉72により遮蔽して行うように
構成したので、乾燥室42と洗浄槽41との相互間で薬
液等による悪影響を及ぼし合うことはない。また、乾燥
室42と洗浄槽41とをそれぞれ別個の条件下で設計す
ることができるので、設計の自由度が高く、洗浄処理の
最適化や装置のさらなる小形化等を図ることができる。
例えば、乾燥室42内にパネルクーラ103、104を
取り付けて乾燥室42内を冷却して乾燥処理を不具合な
く行うようにすることも可能であるし、洗浄槽42でウ
エハWの洗浄を行っている際に乾燥室42内をIPA蒸
気で置換しておいて乾燥処理を短時間で行うようにする
ことも可能である。また、処理槽と乾燥室とが同一の室
内で行われていた従来の洗浄装置に比べ乾燥室42を小
形にできるので、より効率良く乾燥処理を行うことがで
きる。
【0064】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れることなく、その技術思想の範囲内で様々な変形が可
能である。
【0065】例えば、上述した実施形態では、不活性ガ
スとして窒素を用いていたが、アルゴンやヘリウム等の
他の不活性ガスを用いることも可能である。
【0066】また、上述した実施形態では、水溶性でか
つ被処理基板に対する純水の表面張力を低下させる作用
を有する有機溶剤としてIPAを用いていたが、IPA
等のアルコール類の他に、ジエチルケトン等のケトン類
やメチルエーテル、エチルエーテル等のエーテル類、エ
チレングリコール等の多価アルコール等の有機溶剤を用
いることが可能である。
【0067】また、上述した実施形態では、洗浄装置2
7においてHF/H2 O混合液による薬液処理と純水に
よる濯ぎ処理と乾燥処理とを行うものであったが、少な
くとも乾燥処理とその他の1つ以上の処理を行うものが
本発明の技術的範囲に含まれるものである。その他の処
理とは、HF/H2 O混合液による薬液処理、純水によ
る濯ぎ処理、NH4 /H2 2 /H2 O混合液による薬
液処理、HCl/H22 /H2 O混合液による薬液処
理等がある。従って、本発明に係る洗浄装置では、例え
ばNH4 /H2 2 /H2 O混合液による薬液処理とH
Cl/H2 2/H2 O混合液による薬液処理とHF/
2 O混合液による薬液処理と純水による濯ぎ処理と乾
燥処理とを行うように構成しても勿論よい。
【0068】また、上述した実施形態では、処理順に処
理槽を連接した洗浄処理装置に本発明に係る洗浄装置を
組み合わせた例を説明したが、本発明に係る洗浄装置を
スタンドアローンタイプの装置として用いることも可能
である。この場合、例えばローダ部とアンローダ部とを
兼ねた搬送部と本発明に係る洗浄装置とを連接して構成
することができる。
【0069】また、被処理基板も半導体ウエハに限るも
のでなく、LCD基板、ガラス基板、CD基板、フォト
マスク、プリント基板、セラミック基板等でも可能であ
る。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1によれ
ば、被処理基板を濯ぎ液で濯ぐ濯ぎ手段と、前記濯ぎ手
段により濯がれた被処理基板を冷却しながら乾燥する乾
燥手段とを具備したので、ウォーターマークの発生を極
力抑えることができる。
【0071】請求項2によれば、被処理基板を濯ぎ液で
濯ぐ濯ぎ手段と、前記濯ぎ手段により濯がれた被処理基
板に対して有機溶剤と不活性ガスとの混合ガスを冷却し
た気体を吹き付ける吹付手段と、前記被処理基板に対し
て不活性ガスを含む冷却された気体を吹き付けて乾燥す
る乾燥手段と、前記乾燥手段により乾燥された被処理基
板に対して不活性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常
温化する常温化手段とを具備したので、ウォーターマー
クの発生を極力抑えることができ、また被処理基板表面
に霜が付着するのを防止できる。
【0072】請求項3によれば、被処理基板を濯ぎ液で
濯ぐ工程と、前記濯がれた被処理基板を冷却系で乾燥す
る工程とを具備したので、ウォーターマークの発生を極
力抑えることができる。
【0073】請求項4によれば、被処理基板を濯ぎ液で
濯ぐ工程と、前記濯がれた被処理基板に対して有機溶剤
と不活性ガスとの混合ガスを冷却した気体を吹き付けて
乾燥する工程と、前記混合ガスで乾燥された被処理基板
に対して不活性ガスを含む冷却された気体を吹き付けて
乾燥する工程と、前記不活性ガスで乾燥された被処理基
板に対して不活性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常
温化する工程とを具備したので、ウォーターマークの発
生を極力抑えることができ、また被処理基板表面に霜が
付着するのを防止できる。
【0074】請求項5によれば、処理液を貯留し、貯留
した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記処
理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板を移
送するための開閉自在な開口部が設けられた乾燥室と、
前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被
処理基板を移送する移送手段と、前記乾燥室内に配置さ
れ、前記被処理基板に対して冷却された不活性ガスを吹
き付ける気体吹付手段とを具備したので、ウォーターマ
ークの発生を極力抑えることができ、乾燥処理の際に薬
液処理による悪影響を受けることはなく、また設計の自
由度が高く、洗浄処理の最適化や装置のさらなる小形化
等を図ることができ、さらにより効率良く乾燥処理を行
うことができる。
【0075】請求項6によれば、前記処理槽と前記乾燥
室との間に配置され、処理槽から乾燥室へ移送される被
処理基板に対して冷却された不活性ガスを吹き付ける手
段をさらに具備したので、効率良く乾燥処理を行うこと
ができ、かつウエハ表面が酸化され難くなり、ウォータ
ーマークの発生を極力抑えることができる。
【0076】請求項7によれば、前記乾燥室内に配置さ
れた冷却手段をさらに具備したので、ウォーターマーク
の発生を極力抑えることができる。
【0077】請求項8によれば、前記気体吹付手段が、
前記被処理基板に対して冷却された不活性ガスを前記乾
燥室内の上部よりダウンフロー状態に吹き付けるもので
あって、前記気体吹付手段より吹き出された不活性ガス
を前記乾燥室内の下部に設けられた排出口より排出する
気体排出手段をさらに具備したので、より効率良く乾燥
処理を行うことができる。
【0078】請求項9によれば、前記排出口に連通し、
前記気体吹付手段より吹き出された冷却された不活性ガ
スを前記乾燥室内の下部より取り込むための複数の取り
込み口を有する整流手段をさらに具備したので、より効
率良く乾燥処理を行うことができる。
【0079】請求項10によれば、前記処理槽に貯留さ
れる処理液が、脱気処理された濯ぎ液であるので、被処
理基板表面が酸化されるのを防止することがきる。
【0080】請求項11によれば、前記処理槽に貯留さ
れる処理液が、冷却された濯ぎ液であるので、ウォータ
ーマークの発生を極力抑えつつより効率良く乾燥処理を
行うことができる。
【0081】請求項12によれば、処理液を貯留し、貯
留した処理液に被処理基板が浸漬される処理槽と、前記
処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基板を
移送するための開閉自在な開口部が設けられた乾燥室
と、前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間
で被処理基板を移送する移送手段と、前記処理槽から受
け渡された被処理基板に対して有機溶剤と不活性ガスと
の混合ガスを冷却した気体を吹き付ける吹付手段と、前
記被処理基板に対して不活性ガスを含む冷却された気体
を吹き付けて乾燥する乾燥手段と、前記乾燥手段により
乾燥された被処理基板に対して不活性ガスを含む常温の
気体を吹き付けて常温化する常温化手段とを具備したの
で、ウォーターマークの発生を極力抑えることができ、
被処理基板表面に霜が付着するのを防止でき、乾燥処理
の際に薬液処理による悪影響を受けることはなく、また
設計の自由度が高く、洗浄処理の最適化や装置のさらな
る小形化等を図ることができ、さらにより効率良く乾燥
処理を行うことができる。
【0082】請求項13によれば、(a)処理液が貯留
された処理槽に被処理基板を浸漬する工程と、(b)前
記処理槽の上方に配置された乾燥室内へ開閉自在な開口
部を介して前記処理槽より被処理基板を移送する工程
と、(c)前記乾燥室内へ被処理基板を移送した後に前
記開口部を閉じる工程と、(d)前記乾燥室内へ移送さ
れた被処理基板に対して冷却された不活性ガスを吹き付
ける工程とを具備したので、ウォーターマークの発生を
極力抑えることができ、乾燥処理の際に薬液処理による
悪影響を受けることはなく、また設計の自由度が高く、
洗浄処理の最適化や装置のさらなる小形化等を図ること
ができ、さらにより効率良く乾燥処理を行うことができ
る。
【0083】請求項14によれば、(a)処理液が貯留
された処理槽に被処理基板を浸漬する工程と、(b)前
記処理槽の上方に配置された乾燥室内へ開閉自在な開口
部を介して前記処理槽より被処理基板を移送する工程
と、(c)前記乾燥室内へ被処理基板を移送した後に前
記開口部を閉じる工程と、(d)前記乾燥室内へ移送さ
れた被処理基板に対して有機溶剤と不活性ガスとの混合
ガスを冷却した気体を吹き付ける工程と、(e)前記被
処理基板に対して不活性ガスを含む冷却された気体を吹
き付けて乾燥する工程と、(f)前記不活性ガスで乾燥
された被処理基板に対して不活性ガスを含む常温の気体
を吹き付けて常温化する工程とを具備したので、ウォー
ターマークの発生を極力抑えることができ、被処理基板
表面に霜が付着するのを防止でき、乾燥処理の際に薬液
処理による悪影響を受けることはなく、また設計の自由
度が高く、洗浄処理の最適化や装置のさらなる小形化等
を図ることができ、さらにより効率良く乾燥処理を行う
ことができる。
【0084】請求項15によれば、前記(b)工程より
前に、前記乾燥室内を、稀薄で冷却した有機溶剤の雰囲
気にしておくので、乾燥処理をより効率良く行うことが
でき、しかも上記溶剤が凝縮することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る本実施形態は半導体
ウエハの洗浄処理装置の斜視図である。
【図2】図1に示した洗浄処理装置の平面図である。
【図3】図1の示した洗浄処理装置おける洗浄装置の縦
断正面図である。
【図4】図3に示した洗浄装置の縦断側面図である。
【図5】図3に示した洗浄装置の斜視図である。
【図6】図3に示した洗浄装置の上部の蓋の近傍を示す
斜視図である。
【図7】図3に示した洗浄装置の蓋駆動部の概略構成を
示す図である。
【図8】図3に示した洗浄装置のスライド扉機構を示す
斜視図である。
【図9】図3に示した洗浄装置のウエハガイドを示す斜
視図である。
【図10】図3に示した洗浄装置のノズルと排出口を示
す斜視図である。
【図11】図3に示した洗浄装置の整流板の作用を説明
するための図である。
【図12】図3に示した洗浄装置の動作を処理フローで
ある。
【図13】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1201に対応)。
【図14】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1202に対応)。
【図15】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1203に対応)。
【図16】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1204に対応)。
【図17】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1205に対応)。
【図18】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1206〜1208に対応)。
【図19】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1209に対応)。
【図20】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1210に対応)。
【図21】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1211に対応)。
【図22】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1212〜1214に対応)。
【図23】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1215に対応)。
【図24】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1216に対応)。
【図25】図3に示した洗浄装置の動作を示す概略図で
ある(図12のステップ1217に対応)。
【図26】従来の洗浄装置を示す概略図である。
【符号の説明】
27 洗浄装置 41 洗浄槽 42 乾燥室 43 ウエハガイド 44、45 ノズル 61 乾燥室上部の開口部 62 乾燥室下部の開口部 63 蓋 64 スライド扉機構 66 蓋駆動部 72 スライド扉 85、86 ノズル 98、99 排出口 101、102 整流板 103、104 パネルクーラ 106、107 ノズル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を濯ぎ液で濯ぐ濯ぎ手段と、 前記濯ぎ手段により濯がれた被処理基板を冷却しながら
    乾燥する乾燥手段とを具備することを特徴とする洗浄装
    置。
  2. 【請求項2】 被処理基板を濯ぎ液で濯ぐ濯ぎ手段と、 前記濯ぎ手段により濯がれた被処理基板に対して有機溶
    剤と不活性ガスとの混合ガスを冷却した気体を吹き付け
    る吹付手段と、 前記被処理基板に対して不活性ガスを含む冷却された気
    体を吹き付けて乾燥する乾燥手段と、 前記乾燥手段により乾燥された被処理基板に対して不活
    性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化する常温化
    手段とを具備することを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 被処理基板を濯ぎ液で濯ぐ工程と、 前記濯がれた被処理基板を冷却系で乾燥する工程とを具
    備することを特徴とする洗浄方法。
  4. 【請求項4】 被処理基板を濯ぎ液で濯ぐ工程と、 前記濯がれた被処理基板に対して有機溶剤と不活性ガス
    との混合ガスを冷却した気体を吹き付ける工程と、 前記被処理基板に対して不活性ガスを含む冷却された気
    体を吹き付けて乾燥する工程と、 前記不活性ガスで乾燥された被処理基板に対して不活性
    ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化する工程とを
    具備することを特徴とする洗浄方法。
  5. 【請求項5】 処理液を貯留し、貯留した処理液に被処
    理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な開口部が設けられた乾燥
    室と、 前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被
    処理基板を移送する移送手段と、 前記乾燥室内に配置され、前記被処理基板に対して冷却
    された不活性ガスを含んだ気体を吹き付ける気体吹付手
    段とを具備することを特徴とする洗浄装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の洗浄装置において、 前記処理槽と前記乾燥室との間に配置され、処理槽から
    乾燥室へ移送される被処理基板に対して冷却された不活
    性ガスを含んだ気体を吹き付ける手段をさらに具備する
    ことを特徴とする洗浄装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の洗浄装置において、 前記乾燥室内に配置された冷却手段をさらに具備するこ
    とを特徴とする洗浄装置。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の洗浄装置において、 前記気体吹付手段が、前記被処理基板に対して冷却され
    た不活性ガスを含んだ気体を前記乾燥室内の上部よりダ
    ウンフロー状態に吹き付けるものであって、前記気体吹
    付手段より吹き出された不活性ガスを含んだ気体を前記
    乾燥室内の下部に設けられた排出口より排出する気体排
    出手段をさらに具備することを特徴とする洗浄装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の洗浄装置において、 前記排出口に連通し、前記気体吹付手段より吹き出され
    た冷却された不活性ガスを含んだ気体を前記乾燥室内の
    下部より取り込むための複数の取り込み口を有する整流
    手段をさらに具備することを特徴とする洗浄装置。
  10. 【請求項10】 請求項5記載の洗浄装置において、 前記処理槽に貯留される処理液が、脱気処理された濯ぎ
    液であることを特徴とする洗浄装置。
  11. 【請求項11】 請求項5記載の洗浄装置において、 前記処理槽に貯留される処理液が、冷却された濯ぎ液で
    あることを特徴とする洗浄装置。
  12. 【請求項12】 処理液を貯留し、貯留した処理液に被
    処理基板が浸漬される処理槽と、 前記処理槽の上方に配置され、処理槽との間で被処理基
    板を移送するための開閉自在な開口部が設けられた乾燥
    室と、 前記開口部を介して前記処理槽と前記乾燥室との間で被
    処理基板を移送する移送手段と、 前記処理槽から受け渡された被処理基板に対して有機溶
    剤と不活性ガスとの混合ガスを冷却した気体を吹き付け
    る吹付手段と、 前記被処理基板に対して不活性ガスを含む冷却された気
    体を吹き付けて乾燥する乾燥手段と、 前記乾燥手段により乾燥された被処理基板に対して不活
    性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化する常温化
    手段とを具備することを特徴とする洗浄装置。
  13. 【請求項13】(a)処理液が貯留された処理槽に被処
    理基板を浸漬する工程と、(b)前記処理槽の上方に配
    置された乾燥室内へ開閉自在な開口部を介して前記処理
    槽より被処理基板を移送する工程と、(c)前記乾燥室
    内へ被処理基板を移送した後に前記開口部を閉じる工程
    と、(d)前記乾燥室内へ移送された被処理基板に対し
    て冷却された不活性ガスを含んだ気体を吹き付ける工程
    とを具備することを特徴とする洗浄方法。
  14. 【請求項14】(a)処理液が貯留された処理槽に被処
    理基板を浸漬する工程と、(b)前記処理槽の上方に配
    置された乾燥室内へ開閉自在な開口部を介して前記処理
    槽より被処理基板を移送する工程と、(c)前記乾燥室
    内へ被処理基板を移送した後に前記開口部を閉じる工程
    と、(d)前記乾燥室内へ移送された被処理基板に対し
    て有機溶剤と不活性ガスとの混合ガスを冷却した気体を
    吹き付ける工程と、(e)前記被処理基板に対して不活
    性ガスを含む冷却された気体を吹き付けて乾燥する工程
    と、(f)前記不活性ガスで乾燥された被処理基板に対
    して不活性ガスを含む常温の気体を吹き付けて常温化す
    る工程とを具備することを特徴とする洗浄方法。
  15. 【請求項15】 請求項13または14記載の洗浄方法
    において、 前記(b)工程より前に、前記乾燥室内を予め稀薄で冷
    却した有機溶剤の雰囲気にしておくことを特徴とする洗
    浄方法。
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