JPH10154468A - シャドウマスク形カラー受像管とその解体方法 - Google Patents

シャドウマスク形カラー受像管とその解体方法

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JPH10154468A
JPH10154468A JP31402396A JP31402396A JPH10154468A JP H10154468 A JPH10154468 A JP H10154468A JP 31402396 A JP31402396 A JP 31402396A JP 31402396 A JP31402396 A JP 31402396A JP H10154468 A JPH10154468 A JP H10154468A
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JP
Japan
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shadow mask
picture tube
panel
glass
mask type
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Application number
JP31402396A
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English (en)
Inventor
Hideo Tanide
秀雄 谷出
Kenji Sano
賢治 佐野
Ryuichi Someya
隆一 染矢
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10154468A publication Critical patent/JPH10154468A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

Landscapes

  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャドウマスク形カラー受像管のガラスのリ
サイクルのための解体作業の効率と安全性を高める。 【解決手段】 ネック部3とファンネル部2との結合部
やファンネル部2とパネル部1との結合部に、ガラスカ
ラーを設けるなどしてこれらを明確に認識できるように
し、この部分を切断治具で切断する。また、パネル1部
の側内面には、これと同質のガラスの突起部14が設け
られ、この先端に異質のパネルピン9が固定され、これ
にシャドウマスク組立体7のサポートスプリング12が
嵌め込まれ、さらに、外れ防止部材15が取り付けられ
てサポートスプリング12が外れないようにしている。
分離されたパネル部1からシャドウマスク組立体7を取
り外す場合には、突起部14をパネル部1の側内面に沿
って(矢印P)カットする。これにより、シャドウマス
ク組立体7と一体にパネルピン9が除かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ受像機やコ
ンピュータなどのディスプレイ装置に用いるシャドウマ
スク形カラー受像管に係り、特に、シャドウマスク形カ
ラー受像管のガラス部分のリサイクルに関連させたシャ
ドウマスク形カラー受像管の構造とその解体方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のシャドウマスク形カラー受
像管の概略構成を示す断面図であって、1はパネル部1
はファンネル部、3はネック部、4は電子銃、5はシャ
ドウマスク、6はフレーム、7はシャドウマスク組立
体、8は蛍光面、9はパネルピン、10は口金部、11
は半田ガラス、12はサポートスプリング、13は黒鉛
膜である。
【0003】同図において、シャドウマスク形カラー受
像管は、シャドウマスク5がフレーム6に取り付けられ
てなるシャドウマスク組立体7をパネル部1の内面に装
着する構成をなしており、ネック部3内に位置する電子
銃4からの電子ビームがシャドウマスク5に設けられた
穴を通ってパネル部1に設けられた蛍光面8に照射さ
れ、これによって螢光面8が発光する。
【0004】パネル部1とファンネル部2とは半田ガラ
ス11で接合されている。また、ファンネル部2とネッ
ク部3とは同質のガラス材料で結合されており、これら
を結合する場合には、ファンネル部2のネック部3側の
端部とこのネック部3のファンネル部2側の端部とを溶
かし、これに端部を突き合わせて固化する。
【0005】シャドウマスク組立体7は、そのフレーム
6にサポートスプリング12が取り付けられており、パ
ネル部1の側内面に設けられたパネルピン9にこのサポ
ートスプリング12を係合することにより、パネル部1
に固定されている。
【0006】ファンネル部2の外面と内面には、コンデ
ンサの役割を果たすための黒鉛膜13が設けている。電
子銃4には、その先を保護する口金部10が取り付けら
れており、この口金部10がソケットとしても機能して
いる。
【0007】ところで、かかるシャドウマスク形カラー
受像管を用いたテレビ受像機やディスプレイ装置を廃棄
する際には、シャドウマスク形カラー受像管を構成する
ガラスのリサイクル(再生)を図ることが環境保護の見
地から望まれており、ブラウン管の解体ラインが「日経
メカニカル」no.492に記載されているように作ら
れ、その再生試験が「日経メカニカル」no.487に
記載されているように開始された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】シャドウマスク形カラ
ー受像管を構成するガラスのリサイクルを図るために
は、このシャドウマスク形カラー受像管のガラス部だけ
を選別して取り出すことが必要がある。シャドウマスク
形カラー受像管内には、ガラス以外の部品、即ち、電子
銃や口金部10,シャドウマスク組立体7,セラミック
などからなるパネルピン9,蛍光体が設けられており、
ガラスとともにこれらの選別をしなければならない。ま
た、パネル部1とファンネル部2とは、ガラスからなる
といっても、夫々での鉛の含有量が異なるため、異なる
種類のガラスであり、このため、これらガラスを別々に
して回収処理しなければならない。
【0009】シャドウマスク形カラー受像管の解体とか
かる部品の選別を行なう際には、ガラスを扱うため、ガ
ラスの破片などによる怪我などがないように細心の注意
が必要である。従来では、リサイクルに使用できない電
子銃を有するネック部3をファンネル部2から排除する
ために、ネック部3を叩き割ったりしていたが、そのガ
ラスの破片などで怪我をする可能性が高くなり、このた
め、作業に細心の注意が必要となるが、これにより、ガ
ラスを分別する作業の効率が損なわれると、再生事業を
円滑に進めることができなくなる。
【0010】また、パネル部1とファンネル部2とは半
田ガラスによって結合されているが、これらパネル部1
とファンネル部2とのガラスや半田ガラスは外見上区別
するのが非常に難しく、このために、パネル部1とファ
ンネル部2との結合部を探し出すのに手間がかかって作
業効率を低下させていた。かかるパネル部1とファンネ
ル部2は、これらを構成するガラスの種類が異なるた
め、リサイクルの上から正確にこれらの部分を分離する
ことが望ましい。
【0011】さらに、シャドウマスク組立体7は、そこ
に取り付けられているサポートスプリング12がパネル
部1の側内面に固定されたパネルピン9に嵌め込まれる
ことにより、パネル部1に取り付けられているため、パ
ネル部1をファンネル部2から分離した後には、このサ
ポートスプリング12をパネルピン9から取り外すこと
により、シャドウマスク組立体7をパネル部1から容易
に分離することができるが、パネルピン9はガラスとは
異質のセラミックなどからなるため、これをパネル部1
から分離するための手間のかかる作業を必要とする。
【0012】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、ガラスとそれ以外の部品との分別
作業を正確かつ安全に、しかも、効率良く行なうことが
できるようにした構成のシャドウマスク形カラー受像管
及びその解体方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるシャドウマスク形カラー受像管は、パ
ネル部の側内側に設けたパネルピンを、パネル部内面よ
り突起したパネル面と同質の材料の突起部を設け、その
上にパネルピンを設ける構成とし、かつパネルピンにシ
ャドウマスク組立体のサポートスプリングを嵌め込むと
ともに、このパネルピンの先端に外れ防止部材を取り付
ける構成とした。これにより、シャドウマスク組立体の
パネルピンへの取り付けに格別手間が掛らず、しかも、
サポートスプリングがこの突起部から外れることがな
い。
【0014】かかるシャドウマスク形カラー受像機の本
発明による解体方法としては、ファンネル部から分離さ
れたパネル部に対し、この突起部を切断してシャドウマ
スク組立体を分離する。この際、この突起部はパネル部
と同質のガラスからなるものであるから、これをパネル
部から取り除くという作業が不要となるし、パネル部か
ら分離されたパネルピンはシャドウマスク組立体と一体
になっているから、細かい部品である突起部をこのシャ
ドウマスク組立体とまとめて処置することができ、作業
工程を低減できる。
【0015】また、本発明によるシャドウマスク形カラ
ー受像管は、パネル部とファンネル部との半田ガラスに
よる結合部に、この結合部とは異なる色のマーキングを
施したり、ガラスカラーを焼き付ける。これにより、こ
れらパネル部とファンネル部との境が明確になり、かか
るシャドウマスク形カラー受像機の解体に際しては、こ
のマーキングやガラスカラーでもって切断箇所が容易に
認識できるし、かかるマーキングやガラスカラーの幅以
上の幅の刃先を有する切断治具でこのマーキングやガラ
スカラーの部分を切断することにより、マーキングやガ
ラスカラーを含まずにパネル部とファンネル部とが分離
でき、分離されたこれらパネル部とファンネル部に対す
るマーキングやガラスカラーの除去作業が不要となる。
【0016】さらに、本発明によるシャドウマスク形カ
ラー受像機は、ファンネル部とネック部との境にこれら
とは異なる色のマーキングを施したり、これらとは異な
る色の着色ガラスを混入したり、あるいは、ネック部の
ガラスをファンネル部のガラスとは異なる色とする。こ
れにより、これらネック部とファンネル部との境、即
ち、結合部が明確になり、かかるシャドウマスク形カラ
ー受像機の解体に際しては、この結合部にガラスカッタ
ーで切込みを形成し、ネック部を叩くことにより、ネッ
ク部とファンネル部とを分離する。このように、ネック
部とファンネル部との境が明確であって、これらの切断
箇所を容易に認識できて、しかも、フック部のガラスが
割れることがなく、危険な作業を伴うことがない。ま
た、この切断箇所をこの結合部でのファンネル部に若干
かかる箇所とすることにより、分離されたファンネル部
にマーキングや着色ガラスが含まれないようにすること
ができて、これらマーキングや着色ガラスの除去作業も
不要とすることができる。
【0017】さらにまた、本発明によるシャドウマスク
形カラー受像管の解体方法は、解体作業の最初の工程と
して、ネック部を固定した状態でこのネック部の口金部
を叩き、受像管の真空を除去をするようにする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。但し、以下に説明する実施形態は、基本
構成としては、図5に示した従来のシャドウマスク形カ
ラー受像機と同様である。
【0019】図1は本発明によるシャドウマスク形カラ
ー受像管の第1の実施形態の要部を示す概略構成図であ
って、9aは孔、14は突起部、15は外れ防止部材で
あり、図5に対応する部分には同一符号をつけて重複す
る説明は省略する。
【0020】図1は図5でのシャドウマスク組立体7の
パネル部1への取り付け部分に相当する部分を示したも
のである。
【0021】同図において、パネル部1の側内面に、こ
のパネル部1と同一材質のガラスからなる突起部14
が、このパネル部1の側内面から内側に突出するよう
に、設けられており、その突起部14上に、例えば、セ
ラミックなどからなるパネルピン9が固定されている。
そして、かかるパネルピン9にシャドウマスク組立体7
のフレーム6に設けられたサポートスプリング12が嵌
め込まれ、さらに、このパネルピン9の先端部に設けら
れた孔9aに外れ防止部材15が押し込み固定されて、
サポートスプリング12がパネルピン9からはずれない
ようにしている。
【0022】ここで、外れ防止部材15の孔9aへの固
定方法としては、しまりばめにして固定してもよいし、
孔9aと外れ防止部材15とにねじを切ることにより、
ねじ止めで固定するようにしてもよく、任意の方法を採
ることができる。
【0023】かかる構成にすると、このシャドウマスク
形カラー受像管を解体する際に、ガラスの突起部14を
カットすることにより、シャドウマスク組立体7をパネ
ル部1から簡単に切り離すことができ、しかも、外れ防
止部材15により、パネルピン9とサポートスプリング
12とは外れないようになっているので、このパネルピ
ン9はシャドウマスク組立体7と一体にパネル部1から
切り離されることになる。ガラスの突起部14をカット
する際、パネル部1の側内面に沿って切断する手法をと
れば、突起部14の位置確認が行ない易くなって好適で
ある。
【0024】従って、シャドウマスク組立体7は突起部
14を切断治具で切断するという簡単な作業でもってパ
ネル部1から分離することができるし、パネル部1から
パネルピン9を取り外すという作業も不要となるし、ま
た、シャドウマスク組立体7と一体にパネルピン9を取
り除くことができるから、パネルピン9を切断したとき
に、パネルピン9がサポートスプリング12から外れて
パネル部1内に落ちてしまうような構成とした場合のパ
ネルピン9と切り取られた突起部14の除去作業も不要
となる。特に、シャドウマスク組立体7の少なくとも一
部、例えば、フレーム6を磁石にくっつく材料で構成す
ることにより、一体となった突起部14やパネルピン
9,シャドウマスク組立体7,外れ防止部材15を、手
を使うことなく、機械で分別することができる。
【0025】このように、この実施形態では、シャドウ
マスク組立体7をパネルピン9から取り外す作業や、パ
ネル部1から分離した後のパネルピン9を取り除く作業
を人手を使わずに行なうことができ、ガラス再生のため
の安全性や効率性を高めることができる。
【0026】図2は本発明によるシャドウマスク形カラ
ー受像管の第2の実施形態の要部を示す概略構成図であ
って、16はガラスカラーであり、図5に対応する部分
には同一符号をつけて重複する説明は省略する。
【0027】図2は図5でのパネル部1とファンネル部
2との結合部分に相当する部分を示したものである。
【0028】同図において、パネル部1とファンネル部
2とは、半田ガラス11により、結合固定されており、
この半田ガラス11の外面にガラスカラー16が焼き付
けられている。このガラスカラー16はガラスの焼き付
け絵具であって、低温溶融ガラスに着色剤を混合したも
のであり、これを半田ガラス11に塗布して焼き付け
る。
【0029】これにより、パネル部1とファンネル部2
との境界(結合部)を明確かつ簡単に認識することがで
き、このガラスカラー16の部分に沿って切断治具によ
りカットすることにより、パネル部1とファンネル部2
を分別することができ、この分離作業を効率良く行なう
ことができる。
【0030】なお、ガラスカラー16を焼き付ける代わ
りに、パネル部1とファンネル部2の境界部の半田ガラ
ス11上に、塗装などにより、マーキングを施してもよ
く、同様の効果を得ることができる。
【0031】また、使用する切断治具として、このガラ
スカラー16やマーキングの幅よりも若干幅の広いもの
を用い、この切断治具でガラスカラー16やマーキング
を取り除くようにカットすることにより、分離されたパ
ネル部1やファンネル部2からこれらを形成するガラス
の不純物となるガラスカラーやマーキングを取り除く作
業を省くことができる。
【0032】図3は本発明によるシャドウマスク形カラ
ー受像管の第3の実施形態の要部を示す概略構成図であ
って、17は結合部、18はガラスカラーであり、図5
に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明は省
略する。
【0033】図1は図5でのファンネル部2へのネック
部3の取り付け部分に相当する部分を示したものであ
る。
【0034】同図において、ネック部3とファンネル部
2との結合部17は、ファンネル部2またはネック部2
と同じガラス成分から構成されており、その結合部17
の外周上にガラスカラー18が塗布されて焼き付けられ
ている。これにより、ネック部3とファンネル部2との
境界部(結合部17)を簡単かつ明確に認識することが
でき、その境界部をカットすることにより、ネック部3
とファンネル部2を分別することができる。
【0035】なお、ネック部3とファンネル部2との結
合部17を着色ガラスにより融着しても、同様の効果を
得ることができる。この場合、この着色ガラスとして
は、シャドウマスク形カラー受像管内が真空にされるた
め、ネック部3やファンネル部2のガラスの熱膨張率と
あまり大きく変わらないようなものにする必要がある。
従って、結合部17のガラス成分としては、ネック部3
やファンネル部2のガラス成分に例えば、酸化コバルト
やセレンなどの着色剤を混ぜたものとすることが望まし
い。
【0036】また、ネック部3自体を着色ガラスとし、
ファンネル部2とは色が異なるようにしてもよく、この
場合も同様の効果が得られる。この場合も、勿論、この
ネック部3の熱膨張率がファンネル部2と大きく変わら
ないようにする必要がある。
【0037】さらに、切断治具によってカットする箇所
としては、カットして分離されたファンネル部2にその
ガラスに対して不純物となる上記のガラスカラー18や
着色ガラスが残らないように、結合部17でわずかにフ
ァンネル部2にかかるように設定することにより、分離
されたファンネル部2からのかかる不純物の除去作業を
省略することができる。
【0038】図4は上記の各実施形態を適用したシャド
ウマスク形カラー受像管に対する本発明による解体方法
の第1の実施形態を概略工程図であって、19は押え装
置、20は防爆バンド、21は切断治具、22は回転
台、23,24は切断治具であり、前出図面に対応する
部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
【0039】図4(a)はこの実施形態の第1の工程を
示すものである。この第1の工程では、シャドウマスク
形カラー受像管のネック部3を押え装置19で固定し、
この状態で口金部10のみを叩いて壊し、そこからシャ
ドウマスク形カラー受像管内に空気が入るようにして内
部のの真空を除去するものである。この際、口金部10
とネック部3との境界を認識し、口金部10のみを叩く
ようにする。これにより、これ以降の工程でガラスが飛
び散るなどの危険な事態の発生を回避できる。
【0040】また、押え装置19でネック部3を掴む
際、次の工程で必要となるカラー受像管の中心軸をネッ
ク部3の口径から割り出せるようにすることが望まし
い。
【0041】図4(b)はこの実施形態の第2の工程を
示すものである。この第2の工程では、ネック部3とフ
ァンネル部2との境界を認識し、その境界に切断治具2
1を押し当てた状態で、シャドウマスク形カラー受像管
をその中心軸を中心に回転させて切り欠きを入れ、しか
る後、ネック部3を軽く叩くことにより、ネック部3を
除去するもの程である。
【0042】この第2の工程では、図3で説明した実施
形態のように、ネック部3とファンネル部2との結合部
17の外周上にガラスカラー18を設けるなどの構成に
することにより、ネック部3とファンネル部2との境界
の認識が容易となり、解体作業の効率を向上できる効果
がある。
【0043】また、先に説明したように、ネック部3と
ファンネル部2との境界のファンネル部2側寄りをカッ
トする方が、ファンネル部2に不純物が残らないので望
ましい。
【0044】さらに、シャドウマスク形カラー受像管を
その中心軸を中心に回転させる方法としては、回転台2
2の回転中心にシャドウマスク形カラー受像管の中心軸
を合わせ、回転台22を回転させればよいが、この場
合、図4(a)で示したように押え装置19がネック部
3を掴んでシャドウマスク形カラー受像管を吊り下げた
まま直線状または円弧状などの軌跡を一定距離だけ移動
することにより、このシャドウマスク形カラー受像管の
中心軸が回転台22の回転に合うようにすることが好ま
しく、かかる状態でシャドウマスク形カラー受像管を降
下させてパネル部1のフェイス面を下向きにして回転台
22上に載置し、このフェイス面を回転台22に真空吸
着などによって固定する。そして、シャドウマスク形カ
ラー受像管を押え装置19から開放し、回転台22を回
転させることにより、シャドウマスク形カラー受像管を
その中心軸を中心に回転させる。
【0045】ネック部3付近のガラス厚さは2mm程度と
薄いため、上記のように、切断治具21でネック部3と
ファンネル部2との境界に切り込みを入れ、ネック部3
を軽く叩くことにより、ファンネル部2からネック部3
を取り除くことができ、ネック部3のガラスが破砕する
ことを防ぐことができて、作業の安全性を高めることが
できる。切断治具21としては、ガラスカット用のダイ
ヤモンドカッターや熱を与えたニクロム線などガラスに
切り込みを入れることができるものである。
【0046】図4(c)はこの実施形態の第3の工程を
示すものである。この第3の工程では、防爆バンド20
とパネル部1とを認識し、防爆バンド20だけを押すこ
とにより、防爆バンド20をパネル部1から取り外す工
程である。この場合、ネック部3のないシャドウマスク
形カラー受像管を少し加熱すると、防爆バンド20とパ
ネル部1の熱膨張率の違いから、防爆バンド20が外し
易くなる。
【0047】図4(d)はこの実施形態の第4の工程を
示すものである。この第4の工程では、パネル部1とフ
ァンネル部2の境界を認識切断し、ファンネル部2を取
り外す工程である。
【0048】パネル部1とファンネル部2の境界には、
図2で説明したように、これらの結合部となる半田ガラ
ス11の外周面に、この境界が容易に認識できるよう
に、ガラスカラー16やマーキングが設けられており、
これら沿って切断治具23で切断するようにする。この
場合、パネル部1やファンネル部2や半田ガラス11は
10mm以上と肉厚であるため、切断治具23に回転刃を
用いてもガラスの破砕は起こりにくい。また、この回転
刃の厚さをこれらガラスカラー16やマーキングの幅よ
りも若干厚くし、この回転刃がガラスカラー16やマー
キングの幅を含むようにして切断を行なうことにより、
切断分離されたパネル部1とファンネル部2とにそのガ
ラスに対して不純物となるガラスカラー16やマーキン
グが残らず、このため、かかる不純物を除去する作業が
不要となる。切断治具23としては、回転刃の他に、ダ
イヤモンドカッターや熱を与えたニクロム線などでもよ
い。
【0049】図4(e)はこの実施形態の第5の工程を
示すものであって、この第5の工程では、上記第4の工
程で分離されたファンネル部2の内外面に付着している
黒鉛部13を除去し、また、パネル部1からシャドウマ
スク組立体7などのガラス部品以外の部品を排除する。
かかる黒鉛部13は、溶剤で洗浄することにより、除去
可能である。これにより、ファンネル部2はリサイクル
可能な状態となる。
【0050】また、パネル部1からシャドウマスク組立
体7などの取外しは、図4(f)に示すように、パネル
部1の側内面に沿って矢印P方向に、切断治具24によ
り、突起部14を切断すればよい。これにより、パネル
ピン9が外れ防止部材15によってサポートスプリング
12に取り付けられたまま、シャドウマスク組立体7と
一体にパネル部1から分離される。
【0051】これによると、この突起部14はパネル部
1と同質のガラスからなるものであるが、パネル部1に
残った突起部14の残骸を取り除く必要がないし、ま
た、セラミックなどからなるパネルピン9はシャドウマ
スク組立体7と一体に除かれるから、従来のシャドウマ
スク形カラー受像管の場合のように、パネル部1からパ
ネルピン9を取り除くという作業も不要となるし、さら
に、パネルピン9をシャドウマスク組立体7と一緒に取
り除くことができるから、パネルピン9だけの取り除き
作業も不要となり、解体の作業効率が大幅に向上する
し、ガラスのリサイクルに不要な部品を一括して除去で
きるので、安全性も向上する。この場合、シャドウマス
ク組立体7の一部、例えば、フレーム6を磁石にくっつ
く材料で構成することにより、ガラスの切断によって生
じたガラス粉に触れることなく、シャドウマスク組立体
7やパネルピン9,外れ防止部材15を同時に1つの作
業で除去することができ、さらに安全性が向上する。な
お、蛍光面の除去は、拭き取りや研磨,溶剤による洗浄
などによって除去することができる。
【0052】切断治具24は、ダイヤモンドカッターや
熱を与えたニクロム線や電動ハサミなどガラスをカット
することができるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によると、パ
ネル部の側内面から突出して該パネル部と同一ガラスの
突起部を設け、この突起部の先端にパネルピンを固定し
て、シャドウマスク組立体のサポートスプリングをこの
突起部に嵌め込んで外れ防止部材により外れないように
することにより、シャドウマスク組立体をパネル部に取
り付けたものであるから、パネル部へのシャドウマスク
組立体の取付け作業としては、格別手間がかかるもので
はないし、シャドウマスク形カラー受像管の解体作業に
おいても、パネル部からシャドウマスク組立体を分離す
る際には、パネル部の側内面に沿って該突起部を切断す
るだけでよく、パネル部のガラスに対して不純物となる
パネルピンもシャドウマスクマスク組立体と一体に分離
されてパネル部からの該パネルピンの取り除き作業が不
要となるし、また、突起部はパネル部と同質のガラスで
構成されているものであるから、パネル部に残ったパネ
ルビンの残骸をパネル部から取り除くことも不要であ
り、解体作業の効率や安全性が大幅に向上する。
【0054】また、本発明によると、パネル部とファン
ネル部との結合部の外周面にに、その結合部をなす半田
ガラスとは異なる色のガラスカラーやマーキングが施さ
れており、これにより、かかる結合部の認識が容易かつ
確実に行なうことができる。このために、シャドウマス
ク形カラー受像管の解体作業においても、パネル部とフ
ァンネル部とを分離する際には、かかるガラスカラーや
マーキングに沿ってカットすればよく、その作業効率が
向上するとともに、材質が異なるガラスからなるこれら
パネル部とファンネル部との分離を精度良く行なうこと
ができる。さらに、かかる分離に使用する切断治具とし
て、これらガラスカラーやマーキングの幅よりも若干広
い厚みのものを使用することにより、分離されたパネル
部やファンネル部に不純物となるガラスカラーやマーキ
ングが残らないようにすることができる。
【0055】さらに、本発明によると、電子銃が設けら
れたネック部とファンネル部との境に、ネック部の色と
異なるマーキングを施しており、これにより、ネック部
とファンネル部との境界部を簡単かつ正確に認識するこ
とができ、その境界部をカットすることにより、ネック
部とファンネル部を分別することを効率良く行なうこと
ができる。
【0056】さらに、本発明によると、解体作業の第1
の工程として、ネック部の口金部を叩くことにより、こ
われた口金部からシャドウマスク形カラー受像管内に空
気が入り込んで内部の真空が除かれるから、それ以降の
工程でガラスが飛び散るといった危険な事態の発生を回
避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャドウマスク形カラー受像管の
第1の実施形態の要部を示す構成図である。
【図2】本発明によるシャドウマスク形カラー受像管の
第2の実施形態の要部を示す構成図である。
【図3】本発明によるシャドウマスク形カラー受像管の
第3の実施形態の要部を示す構成図である。
【図4】本発明によるシャドウマスク形カラー受像管の
解体方法の第1の実施形態を示す工程図である。
【図5】従来のシャドウマスク形カラー受像管の一例を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 パネル部 2 ファンネル部 3 ネック部 4 電子銃 5 シャドウマスク 6 フレーム 7 シャドウマスク組立体 8 蛍光面 9 パネルピン 10 口金部 11 半田ガラス 12 サポートスプリング 13 黒鉛膜 14 突起部 15 外れ防止部材 16 ガラスカラー 17 結合部 18 ガラスカラー 19 押え装置 20 防爆バンド 21 切断治具 22 回転台 23,24 切断治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染矢 隆一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャドウマスク組立体のサポートスプリ
    ングをパネル部の内面に設けたパネルピンに嵌め合い、
    該シャドウマスク組立体を該パネル部の内面に支持固定
    したシャドウマスク形カラー受像管において、 該パネル部内面に該パネル部と同質のガラスからなる突
    起部を設けられて、該突起部上に該パネルピンが固定さ
    れ、 かつ該サーポートスプリングが嵌め込まれた該パネルピ
    ンの先端部に、該サポートスプリングの該パネルピンか
    らの外れを防止するための外れ防止部材を取り付けたこ
    とを特徴とするシャドウマスク形カラー受像管。
  2. 【請求項2】 パネル部とファンネル部とを固化された
    半田ガラスで結合したシャドウマスク形カラー受像管に
    おいて、 該半田ガラスによる結合部に該半田ガラスとは異なる色
    のマーキングを施したことを特徴とするシャドウマスク
    形カラー受像管。
  3. 【請求項3】 パネル部とファンネル部とを半田ガラス
    で結合したシャドウマスク形カラー受像管において、 該半田ガラスによる結合部に該半田ガラスとは異なる色
    のガラスカラーを焼き付けたことを特徴とするシャドウ
    マスク形カラー受像管。
  4. 【請求項4】 シャドウマスク形カラー受像管におい
    て、 電子銃が設けられているネック部とファンネル部との境
    に、該ネック部と異なる色のマーキングを施したことを
    特徴とするシャドウマスク形カラー受像管。
  5. 【請求項5】 シャドウマスク形カラー受像管におい
    て、 電子銃が設けられているネック部とファンネル部とを結
    合する際に、該ネック部とは異なる色の着色ガラスを混
    入したことを特徴とするシャドウマスク形カラー受像
    管。
  6. 【請求項6】 シャドウマスク形カラー受像管におい
    て、 内部に電子銃が設けられているネック部とファンネル部
    との境に、該ネック部とは異なる色のガラスカラーを焼
    き付けたことを特徴とするシャドウマスク形カラー受像
    管。
  7. 【請求項7】 シャドウマスク形カラー受像管におい
    て、 内部に電子銃が設けられているネック部を形成するガラ
    スを、該ネック部と結合されたファンネル部を形成する
    ガラスとは異なる着色ガラスとしたことを特徴とするシ
    ャドウマスク形カラー受像管。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1つに記載のシ
    ャドウマスク形カラー受像管を解体して少なくとも前記
    パネル部を形成するガラスのリサイクルを行なうための
    シャドウマスク形カラー受像管の解体方法において、 前記シャドウマスク形カラー受像管のネック部とファン
    ネル部との結合部近傍に切断治具を押し当てた状態で、
    前記シャドウマスク形カラー受像管をその中心軸を中心
    に回転させることにより切込みを形成し、前記ネック部
    を軽く叩くことにより、前記ネック部を除去する工程を
    含むことを特徴とするシャドウマスク形カラー受像管の
    解体方法。
  9. 【請求項9】 請求項1に記載のシャドウマスク形カラ
    ー受像管を解体して少なくとも前記パネル部を形成する
    ガラスのリサイクルを行なうためのシャドウマスク形カ
    ラー受像管の解体方法において、 前記突起部を切断することにより、前記パネル部から前
    記シャドウマスク組立体と該パネルピンとを一体にして
    同時に離脱させる工程を含むことを特徴とするシャドウ
    マスク形カラー受像管の解体方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか1つに記載の
    シャドウマスク形カラー受像管を解体して少なくとも前
    記パネル部を形成するガラスのリサイクルを行なうため
    のシャドウマスク形カラー受像管の解体方法において、 前記シャドウマスク形カラー受像管のネック部を固定し
    た状態で、該ネック部の先端に設けられた口金部を叩く
    ことにより、前記シャドウマスク形カラー受像管内の真
    空を除去する工程を含むことを特徴とするシャドウマス
    ク形カラー受像管の解体方法。
  11. 【請求項11】 請求項2または3のいずれか1つに記
    載のシャドウマスク形カラー受像管を解体して少なくと
    も前記パネル部を形成するガラスのリサイクルを行なう
    ためのシャドウマスク形カラー受像管の解体方法におい
    て、 前記結合部の幅以上の幅の刃先を有する切断治具で前記
    結合部を切断することにより、前記パネル部と前記ファ
    ンネル部とを分離する工程を含むことを特徴とするシャ
    ドウマスク形カラー受像管の解体方法。
  12. 【請求項12】 シャドウマスク組立体のサポートスプ
    リングをパネル部の内面に設けたパネルピンに嵌め合
    い、該シャドウマスク組立体を該パネル部の内面に支持
    固定したシャドウマスク形カラー受像管において、 電子銃が設けられているネック部とファンネル部との境
    に、該ネック部と異なる色のマーキングを施し、また
    は、該ネック部とは異なる色の着色ガラスを混入し、ま
    たは、該ネック部とは異なる色のガラスカラーを焼き付
    け、もしくは、該ネック部を該ファンネル部とは異なる
    色のガラスで形成し、 該パネル部とファンネル部とが半田ガラスで結合され
    て、該半田ガラスによる結合部に該半田ガラスとは異な
    る色のマーキングを施し、もしくは該半田ガラスとは異
    なる色のガラスカラーを焼き付け、 該パネル部内面に該パネル部と同質のガラスからなる突
    起部を設けられて、該突起部上に該パネルピンが固定さ
    れ、 かつ該サーポートスプリングが嵌め込まれた該パネルピ
    ンの先端部に、該サポートスプリングの該パネルピンか
    らの外れを防止するための外れ防止部材を取り付けたこ
    とを特徴とするシャドウマスク形カラー受像管。
  13. 【請求項13】 請求項13に記載のシャドウマスク形
    カラー受像管を解体して少なくとも前記パネル部を形成
    するガラスのリサイクルを行なうためのシャドウマスク
    形カラー受像管の解体方法において、 前記シャドウマスク形カラー受像管のネック部を固定し
    た状態で、該ネック部の先端に設けられた口金部を叩く
    ことにより、前記シャドウマスク形カラー受像管内の真
    空を除去する第1の工程と、 前記シャドウマスク形カラー受像管のネック部とファン
    ネル部との結合部近傍に切断治具を押し当てた状態で、
    前記シャドウマスク形カラー受像管をその中心軸を中心
    に回転させることにより切込みを形成し、前記ネック部
    を軽く叩くことにより、前記ネック部を除去する第2の
    工程と、 前記パネル部と前記ファンネル部との前記結合部の幅以
    上の幅の刃先を有する切断治具で前記結合部を切断する
    ことにより、前記パネル部と前記ファンネル部とを分離
    する第3の工程と、 前記パネル部の内面に沿って前記突起部を切断すること
    により、前記パネル部から前記シャドウマスク組立体と
    前記パネルピンとを一体にして同時に離脱させる第4の
    工程ととを含むことを特徴とするシャドウマスク形カラ
    ー受像管の解体方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105170610A (zh) * 2015-10-16 2015-12-23 珠海格力电器股份有限公司 Crt显示装置拆解设备

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