JPH10154436A - メンブレンスイッチ - Google Patents
メンブレンスイッチInfo
- Publication number
- JPH10154436A JPH10154436A JP8312028A JP31202896A JPH10154436A JP H10154436 A JPH10154436 A JP H10154436A JP 8312028 A JP8312028 A JP 8312028A JP 31202896 A JP31202896 A JP 31202896A JP H10154436 A JPH10154436 A JP H10154436A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- membrane sheet
- membrane
- hole
- lower membrane
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 完全防水構造のメンブレンスイッチを得る。
【解決手段】 上部メンブレンシートとスペーサシート
及び下部メンブレンシートを積層して構成されるメンブ
レンスイッチにおいて、上部メンブレンシートか下部メ
ンブレンシートの何れか一方又は双方に貫通孔を形成
し、この貫通孔を気体だけを透過させる性質を持つシー
ル材で閉塞してシート相互間の空気層を外気と呼吸可能
な構造とし、上部メンブレンシート、スペーサシート、
下部メンブレンシートの各間を周縁部において完全密封
した。
及び下部メンブレンシートを積層して構成されるメンブ
レンスイッチにおいて、上部メンブレンシートか下部メ
ンブレンシートの何れか一方又は双方に貫通孔を形成
し、この貫通孔を気体だけを透過させる性質を持つシー
ル材で閉塞してシート相互間の空気層を外気と呼吸可能
な構造とし、上部メンブレンシート、スペーサシート、
下部メンブレンシートの各間を周縁部において完全密封
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えばパーソナル
コンピュータ等のキーボードに利用されるメンブレンス
イッチに関する。
コンピュータ等のキーボードに利用されるメンブレンス
イッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図8に従来のメンブレンスイッ
チの構造を示す。図中11,12,13は例えば厚みが
0.1mm程度のポリエステルフィルムによって構成さ
れる上部メンブレンシート、スペーサシート、下部メン
ブレンシートをそれぞれ示す。上部メンブレンシート1
1と下部メンブレンシート13は互に対向する面に接点
15と16が形成され、この接点15と16がスペーサ
シート12に形成された孔12Aを通じて互に対向して
配置される。上部メンブレンシート11が特に図示しな
いがキーとゴム材を介して押されることにより接点15
と16が接触し、図8に示す信号取出端子部17から接
点信号を出力する。
チの構造を示す。図中11,12,13は例えば厚みが
0.1mm程度のポリエステルフィルムによって構成さ
れる上部メンブレンシート、スペーサシート、下部メン
ブレンシートをそれぞれ示す。上部メンブレンシート1
1と下部メンブレンシート13は互に対向する面に接点
15と16が形成され、この接点15と16がスペーサ
シート12に形成された孔12Aを通じて互に対向して
配置される。上部メンブレンシート11が特に図示しな
いがキーとゴム材を介して押されることにより接点15
と16が接触し、図8に示す信号取出端子部17から接
点信号を出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上部メンブレンシート
11、スペーサシート12と下部メンブレンシート13
はその周縁部において、例えば粘着剤層14によって積
層合体されている。粘着剤層14は図6に示すように要
所で不連続に形成され、その不連続部分14Aによって
上部メンブレンシート11とスペーサシート12及びス
ペーサシート12と下部メンブレンシート13との間の
それぞれが外気に連通されている。
11、スペーサシート12と下部メンブレンシート13
はその周縁部において、例えば粘着剤層14によって積
層合体されている。粘着剤層14は図6に示すように要
所で不連続に形成され、その不連続部分14Aによって
上部メンブレンシート11とスペーサシート12及びス
ペーサシート12と下部メンブレンシート13との間の
それぞれが外気に連通されている。
【0004】つまり、この不連続部分14Aは各メンブ
レンシート11と12及び12と13の間の空気層が外
気に対して呼吸できるように構成し、温度変化が与えら
れても、また気圧の変化が与えられても上部メンブレン
シート11と下部メンブレンシート13との間が脹らん
だり、また内部の気圧の低下によって無操作状態である
にも係わらず接点15と16が接触する等の事故が起き
ないようにするために設けられている。
レンシート11と12及び12と13の間の空気層が外
気に対して呼吸できるように構成し、温度変化が与えら
れても、また気圧の変化が与えられても上部メンブレン
シート11と下部メンブレンシート13との間が脹らん
だり、また内部の気圧の低下によって無操作状態である
にも係わらず接点15と16が接触する等の事故が起き
ないようにするために設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来はメンブレンスイ
ッチの内部を外気に対して呼吸できるように粘着剤層1
4に不連続部分14Aを形成しなければならないから、
完全防水構造にできない不都合がある。また、長期にわ
たって使用している間に粘着剤層14の不連続部分14
Aからゴミ等がシート間に侵入し、これが接点15と1
6の間に入り込んで接触不良事故を起こさせる不都合も
ある。
ッチの内部を外気に対して呼吸できるように粘着剤層1
4に不連続部分14Aを形成しなければならないから、
完全防水構造にできない不都合がある。また、長期にわ
たって使用している間に粘着剤層14の不連続部分14
Aからゴミ等がシート間に侵入し、これが接点15と1
6の間に入り込んで接触不良事故を起こさせる不都合も
ある。
【0006】一方、この種のメンブレンスイッチでは上
部メンブレンシート11及び下部メンブレンシート13
の双方に図7及び図8に示すように舌片11A,13A
を形成し、この舌片11A及び13Aの先端部分に信号
取出端子部17を形成している。信号取出端子部17に
は接点15及び16に接続される印刷配線パターン15
A,16Aが形成され、この印刷配線パターン15Aと
16Aの端部が露出されて信号取出端子部17が構成さ
れる。
部メンブレンシート11及び下部メンブレンシート13
の双方に図7及び図8に示すように舌片11A,13A
を形成し、この舌片11A及び13Aの先端部分に信号
取出端子部17を形成している。信号取出端子部17に
は接点15及び16に接続される印刷配線パターン15
A,16Aが形成され、この印刷配線パターン15Aと
16Aの端部が露出されて信号取出端子部17が構成さ
れる。
【0007】尚図8に示す11B,13Bは信号取出端
子部17を補強するための補強材を示す。印刷配線パタ
ーン15Aと16Aは図8に示すように舌片11Aと1
3Aの互に対向する面に形成される。従って、この印刷
配線パターン15Aと16Aの形成面には図8に示すよ
うにこれらの印刷配線パターン15Aと16Aが接触す
ることを阻止し、また外気から印刷配線パターン15
A,16Aを保護するための保護シート18を被着して
いる。この保護シート18は約0.05mm程度の厚み
を有し、上部メンブレンシート11及び下部メンブレン
シート13の約半分程度の厚みを持つため、この保護シ
ート18が粘着剤層14の部分に挟み込まれることによ
り、保護シート18の側部19(図8参照)において上
部メンブレンシート11及び下部メンブレンシート13
には大きな段差が形成され、この段差部分で空隙が発生
し易くなり、この部分で防水性及び防塵性が損なわれる
不都合が生じる。
子部17を補強するための補強材を示す。印刷配線パタ
ーン15Aと16Aは図8に示すように舌片11Aと1
3Aの互に対向する面に形成される。従って、この印刷
配線パターン15Aと16Aの形成面には図8に示すよ
うにこれらの印刷配線パターン15Aと16Aが接触す
ることを阻止し、また外気から印刷配線パターン15
A,16Aを保護するための保護シート18を被着して
いる。この保護シート18は約0.05mm程度の厚み
を有し、上部メンブレンシート11及び下部メンブレン
シート13の約半分程度の厚みを持つため、この保護シ
ート18が粘着剤層14の部分に挟み込まれることによ
り、保護シート18の側部19(図8参照)において上
部メンブレンシート11及び下部メンブレンシート13
には大きな段差が形成され、この段差部分で空隙が発生
し易くなり、この部分で防水性及び防塵性が損なわれる
不都合が生じる。
【0008】この発明の第1の目的は完全防水構造及び
完全防塵構造としたメンブレンスイッチを提供すること
にある。この発明の第2の目的は信号取出端子部の導出
部分において、防水性及び防塵性が損なわれることのな
い構造としたメンブレンスイッチを提供することにあ
る。
完全防塵構造としたメンブレンスイッチを提供すること
にある。この発明の第2の目的は信号取出端子部の導出
部分において、防水性及び防塵性が損なわれることのな
い構造としたメンブレンスイッチを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明では上部メンブ
レンシート及びスペーサシート、下部メンブレンシート
の各周縁を完全密封構造にすると共に、上部メンブレン
シート又は下部メンブレンシートの何れか一方又は双方
に貫通孔を形成し、この貫通孔を気体のみを通過させる
性質を持つシール材によって閉塞した構造としたもので
ある。
レンシート及びスペーサシート、下部メンブレンシート
の各周縁を完全密封構造にすると共に、上部メンブレン
シート又は下部メンブレンシートの何れか一方又は双方
に貫通孔を形成し、この貫通孔を気体のみを通過させる
性質を持つシール材によって閉塞した構造としたもので
ある。
【0010】従って、この発明の構造によれば、上部メ
ンブレンシート又は下部メンブレンシートの何れか一方
又は双方に貫通孔を形成し、この貫通孔を気体のみを通
過させるシール材で閉塞したから、ゴミ或は水の侵入を
阻止した状態で空気は流通しシート相互間の空気層は外
気に対して呼吸することができる。従って、この発明に
よればメンブレンシート間の空気層は呼吸することがで
き、温度変化、或は気圧の変化が与えられても上部メン
ブレンシート及び下部メンブレンシートの間が膨張した
り、収縮変形することを抑えることができる効果が得ら
れるにも係わらず、完全防水及び完全防塵構造とするこ
とができる。よって長期にわたって安全に実用すること
ができるメンブレンスイッチを提供することができる実
益が得られる。
ンブレンシート又は下部メンブレンシートの何れか一方
又は双方に貫通孔を形成し、この貫通孔を気体のみを通
過させるシール材で閉塞したから、ゴミ或は水の侵入を
阻止した状態で空気は流通しシート相互間の空気層は外
気に対して呼吸することができる。従って、この発明に
よればメンブレンシート間の空気層は呼吸することがで
き、温度変化、或は気圧の変化が与えられても上部メン
ブレンシート及び下部メンブレンシートの間が膨張した
り、収縮変形することを抑えることができる効果が得ら
れるにも係わらず、完全防水及び完全防塵構造とするこ
とができる。よって長期にわたって安全に実用すること
ができるメンブレンスイッチを提供することができる実
益が得られる。
【0011】また、この発明では信号取出端子部に形成
される印刷配線パターン及び上部メンブレンシート及び
下部メンブレンシートの周縁に絶縁レジスト層を被せ、
この絶縁レジスト層をシール部に挟み込む構造とするも
のである。従って、この構造により信号取出端子部の導
出部分に段差が発生することはなく、シール性が損なわ
れることを阻止することができる。このために信頼性の
高いメンブレンスイッチを提供することができる実益が
得られる。
される印刷配線パターン及び上部メンブレンシート及び
下部メンブレンシートの周縁に絶縁レジスト層を被せ、
この絶縁レジスト層をシール部に挟み込む構造とするも
のである。従って、この構造により信号取出端子部の導
出部分に段差が発生することはなく、シール性が損なわ
れることを阻止することができる。このために信頼性の
高いメンブレンスイッチを提供することができる実益が
得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1にこの発明の一実施例を示
す。この発明では上部メンブレンシート11とスペーサ
シート12、下部メンブレンシート13を積層して構成
されるメンブレンスイッチにおいて、上部メンブレンシ
ート11、スペーサシート12、下部メンブレンシート
13の各周縁を粘着剤14によって、図2に示すように
完全密封すると共に、上部メンブレンシート11又は下
部メンブレンシート13の何れか一方、又は双方に貫通
孔20を形成する。図1及び図2に示す実施例では上部
メンブレンシート11に貫通孔20を形成した場合を示
す。
す。この発明では上部メンブレンシート11とスペーサ
シート12、下部メンブレンシート13を積層して構成
されるメンブレンスイッチにおいて、上部メンブレンシ
ート11、スペーサシート12、下部メンブレンシート
13の各周縁を粘着剤14によって、図2に示すように
完全密封すると共に、上部メンブレンシート11又は下
部メンブレンシート13の何れか一方、又は双方に貫通
孔20を形成する。図1及び図2に示す実施例では上部
メンブレンシート11に貫通孔20を形成した場合を示
す。
【0013】貫通孔20をシール剤21によって閉塞す
る。シール材21としては例えば「日東電工株式会社」
殿が製造販売する商品名「ミクロテックス」と呼ばれる
シール材を用いることができる。このシール材は気体、
特に空気の透過は許すが、水或はホコリ等の異物が透過
しない性質を具備している。従って上部メンブレンシー
ト11及びスペーサシート12の間の層間及び下部メン
ブレンシート13とスペーサシート12の間の層間に存
在する空気層は貫通孔20を通じて外気に対して呼吸す
ることができる。
る。シール材21としては例えば「日東電工株式会社」
殿が製造販売する商品名「ミクロテックス」と呼ばれる
シール材を用いることができる。このシール材は気体、
特に空気の透過は許すが、水或はホコリ等の異物が透過
しない性質を具備している。従って上部メンブレンシー
ト11及びスペーサシート12の間の層間及び下部メン
ブレンシート13とスペーサシート12の間の層間に存
在する空気層は貫通孔20を通じて外気に対して呼吸す
ることができる。
【0014】この結果、例えば温度が上昇してシート間
の空気が膨張しても、内部の圧力が高くなると、シート
相互間の空気は貫通孔20とシール材21を通じて外部
に排気され内部の圧力は外気と平衡する。また温度が低
下し、シート間の空気が収縮し、内部の圧力が低下しよ
うとすると、外部から空気をシール材21と貫通孔20
を通じて吸引し、内部の空気圧を外気圧と平衡させる。
従って温度の低下時に空気圧の低下によって接点15と
16が誤まって接触する事故が起きることはない。然も
シール材21は空気のみを吸引し、水分、ホコリ等を吸
引しないから、シート間に水分或はホコリ等が侵入する
ことが阻止される。
の空気が膨張しても、内部の圧力が高くなると、シート
相互間の空気は貫通孔20とシール材21を通じて外部
に排気され内部の圧力は外気と平衡する。また温度が低
下し、シート間の空気が収縮し、内部の圧力が低下しよ
うとすると、外部から空気をシール材21と貫通孔20
を通じて吸引し、内部の空気圧を外気圧と平衡させる。
従って温度の低下時に空気圧の低下によって接点15と
16が誤まって接触する事故が起きることはない。然も
シール材21は空気のみを吸引し、水分、ホコリ等を吸
引しないから、シート間に水分或はホコリ等が侵入する
ことが阻止される。
【0015】この発明では更に、信号取出端子部17の
導出部分において、舌片11A及び13Aに形成した印
刷配線パターンの形成面と、上部メンブレンシート11
及び下部メンブレンシート13の各周縁に図3及び図4
に示すように絶縁レジスト層22を被着形成する。この
絶縁レジスト層22は例えば印刷技術によって被着形成
することができ、厚みは約0.01〜0.02mm程度
に形成することができる。
導出部分において、舌片11A及び13Aに形成した印
刷配線パターンの形成面と、上部メンブレンシート11
及び下部メンブレンシート13の各周縁に図3及び図4
に示すように絶縁レジスト層22を被着形成する。この
絶縁レジスト層22は例えば印刷技術によって被着形成
することができ、厚みは約0.01〜0.02mm程度
に形成することができる。
【0016】この絶縁レジスト層22を被着形成した後
に、これら上部メンブレンシート11及び下部メンブレ
ンシート13の各周縁に粘着剤層14を印刷技術によっ
て被着し、粘着剤層14の形成面を向い合せてスペーサ
シート12の両面に重ね合せることにより、上部メンブ
レンシート11とスペーサシート12及びスペーサシー
ト12と下部メンブレンシート13は貼り合される。シ
ール部分の外側(舌片11Bと13Bの配線パターンの
形成面)には必要に応じて保護シート18を被着しても
よい。図3に示す例では保護シート18を被着した場合
を示す。
に、これら上部メンブレンシート11及び下部メンブレ
ンシート13の各周縁に粘着剤層14を印刷技術によっ
て被着し、粘着剤層14の形成面を向い合せてスペーサ
シート12の両面に重ね合せることにより、上部メンブ
レンシート11とスペーサシート12及びスペーサシー
ト12と下部メンブレンシート13は貼り合される。シ
ール部分の外側(舌片11Bと13Bの配線パターンの
形成面)には必要に応じて保護シート18を被着しても
よい。図3に示す例では保護シート18を被着した場合
を示す。
【0017】尚、図4に示す符号23はメンブレンシー
トの全体を貫通する孔を示す。この孔23の周縁にも上
記メンブレンシート11と下部メンブレンシート13の
双方に絶縁レジスト層22を形成し、この絶縁レジスト
層22の表面に粘着剤14を被着してスペーサシート1
2に被着させる構造とする。
トの全体を貫通する孔を示す。この孔23の周縁にも上
記メンブレンシート11と下部メンブレンシート13の
双方に絶縁レジスト層22を形成し、この絶縁レジスト
層22の表面に粘着剤14を被着してスペーサシート1
2に被着させる構造とする。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
上部メンブレンシート11又は下部メンブレンシート1
3の何れか一方又は双方に貫通孔20を形成し、この貫
通孔20を気体のみを透過させるシール材21で閉塞し
た構造としたから、シートの周縁を完全にシールし密封
することができる。
上部メンブレンシート11又は下部メンブレンシート1
3の何れか一方又は双方に貫通孔20を形成し、この貫
通孔20を気体のみを透過させるシール材21で閉塞し
た構造としたから、シートの周縁を完全にシールし密封
することができる。
【0019】この結果完全防水及び完全防塵構造のメン
ブレンスイッチを構成することができる。また、信号取
出端子部17の導出部分において、印刷配線パターンの
形成面と上部メンブレンシート11及び下部メンブレン
シート13の各周縁に絶縁レジスト層22を被着し、こ
の絶縁レジスト層22の表面に粘着剤14を被着する構
造としたから、信号取出端子部17の導出部分に段差が
発生することはない。よって信号取出端子部17の導出
部分のシール性が損なわれるおそれはなく、信頼性の高
いメンブレンスイッチを提供できる利点が得られる。
ブレンスイッチを構成することができる。また、信号取
出端子部17の導出部分において、印刷配線パターンの
形成面と上部メンブレンシート11及び下部メンブレン
シート13の各周縁に絶縁レジスト層22を被着し、こ
の絶縁レジスト層22の表面に粘着剤14を被着する構
造としたから、信号取出端子部17の導出部分に段差が
発生することはない。よって信号取出端子部17の導出
部分のシール性が損なわれるおそれはなく、信頼性の高
いメンブレンスイッチを提供できる利点が得られる。
【図1】この発明の第1発明の実施例を説明するための
断面図。
断面図。
【図2】図1を上部から見た平面図。
【図3】この発明の第2発明の実施例を説明するための
断面図。
断面図。
【図4】図3を上部から見た平面図。
【図5】従来の技術を説明するための断面図。
【図6】図5を上部から見た平面図。
【図7】従来の信号取出端子部の構造を説明するための
断面図。
断面図。
【図8】図7を上部から見た平面図。
11 上部メンブレンシート 12 スペーサシート 13 下部メンブレンシート 11A,13A 舌片 14 粘着剤層 15,16 接点 17 信号取出端子部 18 保護シート 20 貫通孔 21 シール材
Claims (3)
- 【請求項1】 スペーサシートに形成された孔を通じて
上部メンブレンシート及び下部メンブレンシートの双方
に形成した接点を対向させ、これら上部メンブレンシー
ト、スペーサシート、下部メンブレンシートを積層して
構成されるメンブレンスイッチにおいて、 上記各シートの周縁部の全てを完全にシールすると共に
上記上部メンブレンシート又は下部メンブレンシートの
何れか一方、又は双方に外気に通じる貫通孔を形成し、
この貫通孔を気体のみを透過させるシール材によって閉
塞したことを特徴とするメンブレンスイッチ。 - 【請求項2】 請求項1記載のメンブレンスイッチにお
いて、上記上部メンブレンシート及び下部メンブレンシ
ートのそれぞれは上記シールされるべき周縁部から外部
に突出して形成した舌片と、この舌片の面に形成され上
記接点で発生する接点信号を外部に出力するための印刷
配線パターンと、この印刷配線パターンの形成面及び上
記上部メンブレンシート及び下部メンブレンシートの各
周縁に被着形成した絶縁レジスト層と、上記上部メンブ
レンシート及び下部メンブレンシートの周縁に形成した
絶縁レジスト層の表面に周方向に関して連続して形成し
た粘着剤層とを具備し、この絶縁レジスト層の表面に形
成した粘着剤層によって上記上部メンブレンシートとス
ペーサシート及び下部メンブレンシートとスペーサシー
トの間を貼り合せた構造としたことを特徴とするメンブ
レンスイッチ。 - 【請求項3】 請求項2記載のメンブレンスイッチにお
いて、上記シールされた周縁部の外側に突出した上記舌
片の上記印刷配線パターン形成面に、絶縁レジスト層を
介して保護シートを被着したことを特徴とするメンブレ
ンスイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8312028A JPH10154436A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | メンブレンスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8312028A JPH10154436A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | メンブレンスイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154436A true JPH10154436A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18024359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8312028A Pending JPH10154436A (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | メンブレンスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10154436A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007080665A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Fujikura Ltd | メンブレンスイッチ |
US7528333B2 (en) | 2003-05-20 | 2009-05-05 | Fujikura Ltd. | Seating detection switch |
KR101019414B1 (ko) | 2008-06-20 | 2011-03-08 | (주) 성수기전 | 멤브레인스위치를 구비한 방수 인쇄회로기판. |
US20130170884A1 (en) * | 2011-12-29 | 2013-07-04 | Getac Technology Corporation | Input device |
CN107230572A (zh) * | 2017-06-16 | 2017-10-03 | 深圳市恒怡多精彩科技有限公司 | 薄型防水电脑键盘按键 |
KR20210011953A (ko) * | 2018-05-18 | 2021-02-02 | 밸브 코포레이션 | 폴리이미드 기판을 갖는 힘 감지 저항기(fsr), 시스템 및 이의 방법 |
US11786809B2 (en) | 2016-10-11 | 2023-10-17 | Valve Corporation | Electronic controller with finger sensing and an adjustable hand retainer |
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US12042718B2 (en) | 2016-10-11 | 2024-07-23 | Valve Corporation | Holding and releasing virtual objects |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP8312028A patent/JPH10154436A/ja active Pending
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