JPH10154199A - カードリーダ - Google Patents
カードリーダInfo
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- JPH10154199A JPH10154199A JP8314875A JP31487596A JPH10154199A JP H10154199 A JPH10154199 A JP H10154199A JP 8314875 A JP8314875 A JP 8314875A JP 31487596 A JP31487596 A JP 31487596A JP H10154199 A JPH10154199 A JP H10154199A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- card reader
- contact
- substrate
- reader according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ICカードのデータを読み取るためのカード
リーダをできるだけ薄型にする。 【解決手段】 カードリーダ1のケース10は、薄型の
ケースであり、表側ハーフ11および裏側ハーフ12を
重ねることにより形成されている。表側ハーフ11に
は、液晶パネル13が設けられている。ケース10に
は、裏側ハーフ12の一側面を切り欠くことにより、カ
ード挿入口14が形成されている。表側ハーフ11のカ
ード挿入口側の側端部11bは、ウェーブ状に形成され
ており、裏側ハーフ12の顎部12aよりも内側に窪む
ように形成されている。このようなカード挿入口14に
は、ICチップ2aを搭載したICカード2が挿入され
る。
リーダをできるだけ薄型にする。 【解決手段】 カードリーダ1のケース10は、薄型の
ケースであり、表側ハーフ11および裏側ハーフ12を
重ねることにより形成されている。表側ハーフ11に
は、液晶パネル13が設けられている。ケース10に
は、裏側ハーフ12の一側面を切り欠くことにより、カ
ード挿入口14が形成されている。表側ハーフ11のカ
ード挿入口側の側端部11bは、ウェーブ状に形成され
ており、裏側ハーフ12の顎部12aよりも内側に窪む
ように形成されている。このようなカード挿入口14に
は、ICチップ2aを搭載したICカード2が挿入され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はICカードのデータ
を読み取って表示するカードリーダに関し、特に携帯型
のカードリーダに関する。
を読み取って表示するカードリーダに関し、特に携帯型
のカードリーダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子マネー等、ICカードを利用
してデータのやりとりを行う試みがなされている。例え
ば電子マネーへの利用では、銀行等に設置されたデータ
読み書き機によって、希望の金額データをICカードに
記録することにより、現金に代わってこのICカードで
買い物等ができる。具体的には、電子マネーを使用する
度に、その支払い場所(マーケットやレストラン等)で
用意された専用の引き落し装置によって、消費金額分の
データをICカードから引き出す。これにより、現金と
同様の使い方が可能となる。このICカードは、残高が
0になるまで利用でき、残高が0になれば、銀行等で再
び希望の金額データをICカードに記録することができ
る。
してデータのやりとりを行う試みがなされている。例え
ば電子マネーへの利用では、銀行等に設置されたデータ
読み書き機によって、希望の金額データをICカードに
記録することにより、現金に代わってこのICカードで
買い物等ができる。具体的には、電子マネーを使用する
度に、その支払い場所(マーケットやレストラン等)で
用意された専用の引き落し装置によって、消費金額分の
データをICカードから引き出す。これにより、現金と
同様の使い方が可能となる。このICカードは、残高が
0になるまで利用でき、残高が0になれば、銀行等で再
び希望の金額データをICカードに記録することができ
る。
【0003】ところで、このようにICカードを使用す
る場合、利用者としては、残高や過去の引出し金額等の
データを常時確認できることが好ましい。そこで、携帯
型のカードリーダが種々製造されている。この携帯型の
カードリーダは、挿入口にICカード挿入することによ
り、液晶パネル上に残高やその他のデータが表示される
ものである。
る場合、利用者としては、残高や過去の引出し金額等の
データを常時確認できることが好ましい。そこで、携帯
型のカードリーダが種々製造されている。この携帯型の
カードリーダは、挿入口にICカード挿入することによ
り、液晶パネル上に残高やその他のデータが表示される
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カードリーダ
内には、液晶パネル、電池等の各種部品に加えて、これ
らを搭載するための基板、さらにはICカードを挿入す
るためのスペースも必要となる。このため、従来のカー
ドリーダは、厚みが大きく、携帯に不便であるという問
題があった。
内には、液晶パネル、電池等の各種部品に加えて、これ
らを搭載するための基板、さらにはICカードを挿入す
るためのスペースも必要となる。このため、従来のカー
ドリーダは、厚みが大きく、携帯に不便であるという問
題があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、薄型のカードリーダを提供することを目的と
する。
のであり、薄型のカードリーダを提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ICカードのデータを読み取って表示す
る携帯型のカードリーダにおいて、表側ハーフと裏側ハ
ーフとを重ねることにより形成されるとともに、前記I
Cカードの挿入口を有する薄型のケースと、表側面に各
種部品を搭載する一方、裏側面には前記ICカードのデ
ータを読み取る接点部を有するとともに、前記裏側面と
前記裏側ハーフとの間で前記ICカードの挿入空間を形
成するように前記ケース内に収納される基板と、を有す
ることを特徴とするカードリーダが提供される。
決するために、ICカードのデータを読み取って表示す
る携帯型のカードリーダにおいて、表側ハーフと裏側ハ
ーフとを重ねることにより形成されるとともに、前記I
Cカードの挿入口を有する薄型のケースと、表側面に各
種部品を搭載する一方、裏側面には前記ICカードのデ
ータを読み取る接点部を有するとともに、前記裏側面と
前記裏側ハーフとの間で前記ICカードの挿入空間を形
成するように前記ケース内に収納される基板と、を有す
ることを特徴とするカードリーダが提供される。
【0007】このようなカードリーダでは、基板の表側
面に各種部品を搭載するので、厚みを小さくできる。ま
た、基板の裏側面と裏側ハーフとの間でICカードの挿
入空間を形成することにより、空間形成のために特別な
仕切り板等を設ける必要がなく、より薄型化が図られ
る。このとき、ICカードのデータを読み取る接点部
は、基板の裏側面に設けられているので、データの読み
取りが確実にできる。また、接点部は微小量だけ突き出
ていればよく、さらに、ICチップとの接触によって基
板側に押し込まれるので、カードリーダの厚み方向のサ
イズには影響がない。
面に各種部品を搭載するので、厚みを小さくできる。ま
た、基板の裏側面と裏側ハーフとの間でICカードの挿
入空間を形成することにより、空間形成のために特別な
仕切り板等を設ける必要がなく、より薄型化が図られ
る。このとき、ICカードのデータを読み取る接点部
は、基板の裏側面に設けられているので、データの読み
取りが確実にできる。また、接点部は微小量だけ突き出
ていればよく、さらに、ICチップとの接触によって基
板側に押し込まれるので、カードリーダの厚み方向のサ
イズには影響がない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面を参
照して説明する。図1は本形態のカードリーダの外観構
成を示す斜視図である。カードリーダ1のケース10
は、薄型のケースであり、表側ハーフ11および裏側ハ
ーフ12を重ねることにより形成されている。ケース1
0全体の形状は、人の手の内に収まり、しかも握りやす
く持ち運びや操作のしやすいように、角を曲線状にした
形状、例えば楕円形状となっている。表側ハーフ11に
は、ほぼ平板状の印刷面11aが形成されている。この
印刷面11aには、ロゴマーク等が印刷される。また、
表側ハーフ11には、液晶パネル13が設けられてい
る。
照して説明する。図1は本形態のカードリーダの外観構
成を示す斜視図である。カードリーダ1のケース10
は、薄型のケースであり、表側ハーフ11および裏側ハ
ーフ12を重ねることにより形成されている。ケース1
0全体の形状は、人の手の内に収まり、しかも握りやす
く持ち運びや操作のしやすいように、角を曲線状にした
形状、例えば楕円形状となっている。表側ハーフ11に
は、ほぼ平板状の印刷面11aが形成されている。この
印刷面11aには、ロゴマーク等が印刷される。また、
表側ハーフ11には、液晶パネル13が設けられてい
る。
【0009】ケース10には、裏側ハーフ12の一側面
を切り欠くことにより、カード挿入口14が形成されて
いる。表側ハーフ11のカード挿入口側の側端部11b
は、ウェーブ状に形成されており、裏側ハーフ12の顎
部12aよりも内側に窪むように形成されている。この
ようなカード挿入口14には、ICチップ2aを搭載し
たICカード2が挿入される。なお、側端部11bの形
状は、ウェーブ状に限定されることなく、ICカード2
が挿入しやすいように裏側ハーフ12の面と表側ハーフ
11の面とが同一面上に位置することなく、段差のある
状態になっていればよいものである。
を切り欠くことにより、カード挿入口14が形成されて
いる。表側ハーフ11のカード挿入口側の側端部11b
は、ウェーブ状に形成されており、裏側ハーフ12の顎
部12aよりも内側に窪むように形成されている。この
ようなカード挿入口14には、ICチップ2aを搭載し
たICカード2が挿入される。なお、側端部11bの形
状は、ウェーブ状に限定されることなく、ICカード2
が挿入しやすいように裏側ハーフ12の面と表側ハーフ
11の面とが同一面上に位置することなく、段差のある
状態になっていればよいものである。
【0010】また、ケース10の一部分には、孔15が
形成されており、キーホルダ等との連結が可能となって
いる。図2は本形態のカードリーダ10の組み立て構造
の概略を示す分解斜視図である。裏側ハーフ12の内側
面12bには、基板支持用のリブ121が形成されてい
る。このリブ121には、基板20が載置される。ま
た、裏側ハーフ12の顎部12aの両端部分には、IC
カード2を挿入しやすくするためのガイド片123a,
123bが形成されている。このガイド片123a,1
23bは、顎部12aと平行に、かつICカード2の収
納空間側に突き出るように形成されている。さらに、裏
側ハーフ12の内側面12bには、ガイドリブ124
a,124bが形成されている。このガイドリブ124
a,124bの作用については後述する。
形成されており、キーホルダ等との連結が可能となって
いる。図2は本形態のカードリーダ10の組み立て構造
の概略を示す分解斜視図である。裏側ハーフ12の内側
面12bには、基板支持用のリブ121が形成されてい
る。このリブ121には、基板20が載置される。ま
た、裏側ハーフ12の顎部12aの両端部分には、IC
カード2を挿入しやすくするためのガイド片123a,
123bが形成されている。このガイド片123a,1
23bは、顎部12aと平行に、かつICカード2の収
納空間側に突き出るように形成されている。さらに、裏
側ハーフ12の内側面12bには、ガイドリブ124
a,124bが形成されている。このガイドリブ124
a,124bの作用については後述する。
【0011】基板20の表側面20a上には、制御用I
C21、データ読み取り用の接点ユニット22、カード
挿入検出およびスクロール指令検出のための複合接点ユ
ニット23等が搭載されている。
C21、データ読み取り用の接点ユニット22、カード
挿入検出およびスクロール指令検出のための複合接点ユ
ニット23等が搭載されている。
【0012】表側ハーフ11の内側面と基板20との間
には、薄型の液晶パネル13と、2個の円板型の電池1
6,17が設けられる。液晶パネル13は、表側ハーフ
11に形成された開口部11c部分に設置される。ま
た、液晶パネル13は、図示されていない薄型の接続部
材を介して、基板20の配線パターンと電気的に接続さ
れる。
には、薄型の液晶パネル13と、2個の円板型の電池1
6,17が設けられる。液晶パネル13は、表側ハーフ
11に形成された開口部11c部分に設置される。ま
た、液晶パネル13は、図示されていない薄型の接続部
材を介して、基板20の配線パターンと電気的に接続さ
れる。
【0013】一方、電池16,17は、互いに表側ハー
フ11の内側面に対向する面の極性が反対になるよう
に、後述の電池収納部に収納される。また、表側ハーフ
11および裏側ハーフ12には、図1で示した孔15を
形成する孔15a,15bがそれぞれ形成されている。
フ11の内側面に対向する面の極性が反対になるよう
に、後述の電池収納部に収納される。また、表側ハーフ
11および裏側ハーフ12には、図1で示した孔15を
形成する孔15a,15bがそれぞれ形成されている。
【0014】次に、カードリーダ1を形成する各部の具
体的な構成について説明する。図3はカードリーダ1の
ケース10の具体的な形状を示す図であり、(A)は正
面図、(B)は背面図である。図(A)に示すように、
ケース10の一側面には、カード挿入口14が形成され
ている。表側ハーフ11のカード挿入口14側の側端部
11bは、図1で述べたように、ウェーブ状に形成さ
れ、裏側ハーフ12の顎部12aよりも内側に窪んでい
る。
体的な構成について説明する。図3はカードリーダ1の
ケース10の具体的な形状を示す図であり、(A)は正
面図、(B)は背面図である。図(A)に示すように、
ケース10の一側面には、カード挿入口14が形成され
ている。表側ハーフ11のカード挿入口14側の側端部
11bは、図1で述べたように、ウェーブ状に形成さ
れ、裏側ハーフ12の顎部12aよりも内側に窪んでい
る。
【0015】一方、ケース10の裏側ハーフ12には、
図(B)に示すように、切り込み12cによって、スク
ロールスイッチ122が形成されている。スクロールス
イッチ122には、楕円形または円形の窪み122aが
形成されている。スクロールスイッチ122の窪み12
2aを適度な力で押すことにより、スクロールスイッチ
122が湾曲し、後述する内部のスクロール指令検出用
のスイッチ部をオンにする。このスクロール指令検出用
のスイッチ部がオンになる毎に、液晶パネル13の表示
内容が順に切り替わる。
図(B)に示すように、切り込み12cによって、スク
ロールスイッチ122が形成されている。スクロールス
イッチ122には、楕円形または円形の窪み122aが
形成されている。スクロールスイッチ122の窪み12
2aを適度な力で押すことにより、スクロールスイッチ
122が湾曲し、後述する内部のスクロール指令検出用
のスイッチ部をオンにする。このスクロール指令検出用
のスイッチ部がオンになる毎に、液晶パネル13の表示
内容が順に切り替わる。
【0016】図4は表側ハーフ11の内側面の構造を示
す図である。液晶パネル用の開口部11cの周りには、
複数のリブ111が形成されている。このリブ111に
囲まれた領域には、図1等で示した液晶パネル13がは
め込まれる。表側ハーフの内側面11dの中央部分に
は、基板20を支持するためのリブ112が形成されて
いる。また、その下方には、リブで囲むようにして電池
収納部113が形成されている。電池収納部113に
は、仕切り部113aが形成されており、この仕切り部
113aを挟んで電池16,17がそれぞれ収納され
る。仕切り部113aには、切り欠き113bが形成さ
れており、この切り欠き113bを介して、左右の電池
16,17の電極を接続させるための電極接続金具18
が両収納領域間に架けられている。
す図である。液晶パネル用の開口部11cの周りには、
複数のリブ111が形成されている。このリブ111に
囲まれた領域には、図1等で示した液晶パネル13がは
め込まれる。表側ハーフの内側面11dの中央部分に
は、基板20を支持するためのリブ112が形成されて
いる。また、その下方には、リブで囲むようにして電池
収納部113が形成されている。電池収納部113に
は、仕切り部113aが形成されており、この仕切り部
113aを挟んで電池16,17がそれぞれ収納され
る。仕切り部113aには、切り欠き113bが形成さ
れており、この切り欠き113bを介して、左右の電池
16,17の電極を接続させるための電極接続金具18
が両収納領域間に架けられている。
【0017】図5は電極接続金具18の具体的な形状を
示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図であ
る。電極接続金具18は、軸部183を有しており、こ
の軸部183の両端には、それぞれ端子部181および
端子部182が一体形成されている。端子部181は、
3本のピン状の端子181a,181b,181cを有
している。これら端子181a,181b,181c
は、図(B)に示すように、電池16側に適度な角度だ
け折り曲げ形成されている。同様に、端子部182は、
3本のピン状の端子182a,182b,182cを有
しており、これら端子182a,182b,182c
は、電池17側に適度な角度だけ折り曲げ形成されてい
る。
示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図であ
る。電極接続金具18は、軸部183を有しており、こ
の軸部183の両端には、それぞれ端子部181および
端子部182が一体形成されている。端子部181は、
3本のピン状の端子181a,181b,181cを有
している。これら端子181a,181b,181c
は、図(B)に示すように、電池16側に適度な角度だ
け折り曲げ形成されている。同様に、端子部182は、
3本のピン状の端子182a,182b,182cを有
しており、これら端子182a,182b,182c
は、電池17側に適度な角度だけ折り曲げ形成されてい
る。
【0018】このような形状の電極接続金具18は、そ
の端子部181に例えば電池16のプラス(+)極側
が、端子部182に電池17のマイナス(−)極側が接
触される。電池16のマイナス(−)極側および電池1
7のプラス(+)極側は、基板20の電極パターンとそ
れぞれ接続される。これにより、電池16、電池17
は、互いに直列状態で基板20の回路と接続される。こ
のとき、各端子部181,182は、各端子181a,
181b,181c、端子182a,182b,182
cが電池側に折り曲げられているので、電池側と強く接
触できる。よって、錆等の付着による接触不良を低減す
ることができる。
の端子部181に例えば電池16のプラス(+)極側
が、端子部182に電池17のマイナス(−)極側が接
触される。電池16のマイナス(−)極側および電池1
7のプラス(+)極側は、基板20の電極パターンとそ
れぞれ接続される。これにより、電池16、電池17
は、互いに直列状態で基板20の回路と接続される。こ
のとき、各端子部181,182は、各端子181a,
181b,181c、端子182a,182b,182
cが電池側に折り曲げられているので、電池側と強く接
触できる。よって、錆等の付着による接触不良を低減す
ることができる。
【0019】図6は裏側ハーフ12の内側面の構造を示
す図である。裏側ハーフ12の内側面12bには、図2
で示したように、基板20を支持するリブ121が形成
されている。リブ121の一部は、ICカード2の進入
を制限するストッパ部121aとなっている。
す図である。裏側ハーフ12の内側面12bには、図2
で示したように、基板20を支持するリブ121が形成
されている。リブ121の一部は、ICカード2の進入
を制限するストッパ部121aとなっている。
【0020】顎部12aの両端部分には、ICカード2
を挿入しやすくするためのガイド片123a,123b
が形成されている。内側面12b上には、顎部12a側
から奥に向かう2本のガイドリブ124a,124bが
互いに平行に形成されている。ガイドリブ124a,1
24bの顎部12a側部分は、図2で示したように、カ
ード挿入側端部がなだらかに立ち上がるように形成され
ている。ガイドリブ124a,124bは、基板20に
搭載される接点ユニット22(図2参照)の下方に位置
するように形成されている。
を挿入しやすくするためのガイド片123a,123b
が形成されている。内側面12b上には、顎部12a側
から奥に向かう2本のガイドリブ124a,124bが
互いに平行に形成されている。ガイドリブ124a,1
24bの顎部12a側部分は、図2で示したように、カ
ード挿入側端部がなだらかに立ち上がるように形成され
ている。ガイドリブ124a,124bは、基板20に
搭載される接点ユニット22(図2参照)の下方に位置
するように形成されている。
【0021】また、内側面12b上には、リブ121の
ストッパ部121a近傍に2本の押し上げリブ125
a,125bが形成されている。この押し上げリブ12
5a,125bは、基板20に搭載される複合接点ユニ
ット23(図2参照)の下方に位置するように形成され
ている。
ストッパ部121a近傍に2本の押し上げリブ125
a,125bが形成されている。この押し上げリブ12
5a,125bは、基板20に搭載される複合接点ユニ
ット23(図2参照)の下方に位置するように形成され
ている。
【0022】スクロールスイッチ122の内側面122
b上には、長手方向に延びるリブ122cが少なくとも
1本形成されている。このリブ122cの幅や厚み、そ
の本数を変えることにより、スクロールスイッチ122
の可撓性の度合いを調整することができる。
b上には、長手方向に延びるリブ122cが少なくとも
1本形成されている。このリブ122cの幅や厚み、そ
の本数を変えることにより、スクロールスイッチ122
の可撓性の度合いを調整することができる。
【0023】次に、基板20に搭載される各種部品の取
り付け構造について説明する。図7はデータ読み取り用
の接点ユニット22の取り付け部分の構造を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)はICカード挿入側から見
た図である。接点ユニット22は、その基台220に6
本の端子221〜226を有している。各端子221〜
226は、折り曲げ形成されており、それぞれの先端部
には、ICカード2のICチップ2aの各配線パッドと
接触するための接触部221a,222a,223a,
224a,225a,226aが形成されている。
り付け構造について説明する。図7はデータ読み取り用
の接点ユニット22の取り付け部分の構造を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)はICカード挿入側から見
た図である。接点ユニット22は、その基台220に6
本の端子221〜226を有している。各端子221〜
226は、折り曲げ形成されており、それぞれの先端部
には、ICカード2のICチップ2aの各配線パッドと
接触するための接触部221a,222a,223a,
224a,225a,226aが形成されている。
【0024】接触部221a,222a,223a,2
24a,225a,226aは、図(B)に示すよう
に、基板20の裏側に所定量だけ突き出ている。端子2
21〜226は、弾性を有しているので、接触部221
a,222a,223a,224a,225a,226
aは、裏側から押されることにより基台220側に押し
込まれる。
24a,225a,226aは、図(B)に示すよう
に、基板20の裏側に所定量だけ突き出ている。端子2
21〜226は、弾性を有しているので、接触部221
a,222a,223a,224a,225a,226
aは、裏側から押されることにより基台220側に押し
込まれる。
【0025】このような接点ユニット22の近傍で、か
つ基板20の縁端部には、静電気除去部材24が取り付
けられている。図8は静電気除去部材24の具体的な構
成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は側面図である。静電気防止部材24は、1本の
金属ピンを折り曲げることにより形成されている。静電
気防止部材24の両端部241,242は、折返し形成
されている。また、静電気防止部材24の中心付近に
は、ICカード2の表面と接触する接触部243が湾曲
形成されている。
つ基板20の縁端部には、静電気除去部材24が取り付
けられている。図8は静電気除去部材24の具体的な構
成を示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は側面図である。静電気防止部材24は、1本の
金属ピンを折り曲げることにより形成されている。静電
気防止部材24の両端部241,242は、折返し形成
されている。また、静電気防止部材24の中心付近に
は、ICカード2の表面と接触する接触部243が湾曲
形成されている。
【0026】図7に戻り、このような形状の静電気除去
部材24は、基板20に形成された切り欠き20bには
め込まれ、その両端部241,242がそれぞれアース
端子201,202と接触する位置に設置される。そし
て、この状態で基板表側から表側ハーフ11を装着する
と、端部241,242の各折返し部分が図4で示した
リブ112の一部に押される。これにより、静電気除去
部材24全体は、基板20に固定される。
部材24は、基板20に形成された切り欠き20bには
め込まれ、その両端部241,242がそれぞれアース
端子201,202と接触する位置に設置される。そし
て、この状態で基板表側から表側ハーフ11を装着する
と、端部241,242の各折返し部分が図4で示した
リブ112の一部に押される。これにより、静電気除去
部材24全体は、基板20に固定される。
【0027】なお、静電気除去部材24の形状は、図8
の例に限られず、他の形状、例えばブラシ状のものでも
よい。図9は複合接点ユニット23の取り付け部分の構
造を示す図である。複合接点ユニット23は、2つのス
イッチ部231,232が基台230に一体に形成され
ているものである。一方のスイッチ部231は、スクロ
ール指令検出用のスイッチ部であり、もう一方のスイッ
チ部232は、カード挿入検出用のスイッチ部である。
の例に限られず、他の形状、例えばブラシ状のものでも
よい。図9は複合接点ユニット23の取り付け部分の構
造を示す図である。複合接点ユニット23は、2つのス
イッチ部231,232が基台230に一体に形成され
ているものである。一方のスイッチ部231は、スクロ
ール指令検出用のスイッチ部であり、もう一方のスイッ
チ部232は、カード挿入検出用のスイッチ部である。
【0028】スイッチ部231は、固定端子231aと
可動端子231bとから構成されている。可動端子23
1bの一部は、折り曲げ形成されており、基板20に形
成された開口部203を介して裏側面に突き出ている。
固定端子231aと可動端子231bは、通常は非接触
状態にある。
可動端子231bとから構成されている。可動端子23
1bの一部は、折り曲げ形成されており、基板20に形
成された開口部203を介して裏側面に突き出ている。
固定端子231aと可動端子231bは、通常は非接触
状態にある。
【0029】同様に、スイッチ部232は、固定端子2
32aと可動端子232bとから構成されている。可動
端子232bの一部は、折り曲げ形成されており、基板
20に形成された開口部204を介して裏側面に突き出
ている。固定端子232aと可動端子232bは、通常
は非接触状態にある。
32aと可動端子232bとから構成されている。可動
端子232bの一部は、折り曲げ形成されており、基板
20に形成された開口部204を介して裏側面に突き出
ている。固定端子232aと可動端子232bは、通常
は非接触状態にある。
【0030】図10は図9のX−X線に沿う断面図であ
る。スイッチ部231の可動端子231bは、スクロー
ルスイッチ122の内側面122bと接近して設けられ
ている。スクロールスイッチ122の窪み122aを矢
印方向に押すと、内側面122bがスイッチ部231の
可動端子231bを押す。これにより、可動端子231
bが固定端子231aと接触し、スクロール指令がなさ
れたことが制御側で検知される。
る。スイッチ部231の可動端子231bは、スクロー
ルスイッチ122の内側面122bと接近して設けられ
ている。スクロールスイッチ122の窪み122aを矢
印方向に押すと、内側面122bがスイッチ部231の
可動端子231bを押す。これにより、可動端子231
bが固定端子231aと接触し、スクロール指令がなさ
れたことが制御側で検知される。
【0031】図11はカード挿入検出用のスイッチ部2
32の作用を説明する図であり、(A)は図9のY−Y
線に沿う断面図、(B)はカード挿入の検出状態を示す
図である。図(A)に示すように、裏側ハーフ12の内
側面12bには、スイッチ部232と対向する部分に、
押し上げリブ125a,125b(ここでは押し上げリ
ブ125bのみ図示)が形成されている。ICカード2
が挿入されていない状態では、スイッチ部232の可動
端子232bは、基板20の開口部204を介して裏側
に突き出ている。
32の作用を説明する図であり、(A)は図9のY−Y
線に沿う断面図、(B)はカード挿入の検出状態を示す
図である。図(A)に示すように、裏側ハーフ12の内
側面12bには、スイッチ部232と対向する部分に、
押し上げリブ125a,125b(ここでは押し上げリ
ブ125bのみ図示)が形成されている。ICカード2
が挿入されていない状態では、スイッチ部232の可動
端子232bは、基板20の開口部204を介して裏側
に突き出ている。
【0032】そして、図(B)に示すように、ICカー
ド2を基板20と裏側ハーフ12との間に挿入し、IC
カード2の奥側の端部がストッパ部121aに当接した
状態では、可動端子232bはICカード2の上面部と
接触して上方に押し上げられ、固定端子232aと接触
する。これにより、制御側では、ICカード2が完全に
カードリーダ1に挿入されたことを検出する。
ド2を基板20と裏側ハーフ12との間に挿入し、IC
カード2の奥側の端部がストッパ部121aに当接した
状態では、可動端子232bはICカード2の上面部と
接触して上方に押し上げられ、固定端子232aと接触
する。これにより、制御側では、ICカード2が完全に
カードリーダ1に挿入されたことを検出する。
【0033】また、このとき、ICカード2の奥側の端
部は、押し上げリブ125a,125bによって確実に
押し上げられるので、裏側ハーフ12や基板20の撓み
等に影響されず、確実に可動端子232bを押し上げ
る。よって、正確な検出が行われる。
部は、押し上げリブ125a,125bによって確実に
押し上げられるので、裏側ハーフ12や基板20の撓み
等に影響されず、確実に可動端子232bを押し上げ
る。よって、正確な検出が行われる。
【0034】次に、このような構成を有する本形態のカ
ードリーダ1における作用を説明する。まず、カードリ
ーダ1を使用する場合、図1に示したように、ICカー
ド2をカードリーダ1のカード挿入口14に挿入する。
このとき、図2等で示したガイド片123a,123b
の作用によって、ICカード2の挿入側端部が基板20
等に引っ掛かったりすることなく、ICカード2はスム
ーズにカード挿入口14に導入される。
ードリーダ1における作用を説明する。まず、カードリ
ーダ1を使用する場合、図1に示したように、ICカー
ド2をカードリーダ1のカード挿入口14に挿入する。
このとき、図2等で示したガイド片123a,123b
の作用によって、ICカード2の挿入側端部が基板20
等に引っ掛かったりすることなく、ICカード2はスム
ーズにカード挿入口14に導入される。
【0035】図12はICカード2を挿入するときのデ
ータ読み取り用の接点ユニット22付近の作用を示す断
面図であり、(A)は挿入直前の状態を示す図、(B)
は挿入途中の状態を示す図、(C)は挿入完了の状態を
示す図である。まず、図(A)に示すように、顎部12
aは、表側ハーフ11の側端部11bよりも外側に突き
出ているので、この段差がガイドの役目を果たし、IC
カード2を容易にカード挿入口14に挿入することがで
きる。
ータ読み取り用の接点ユニット22付近の作用を示す断
面図であり、(A)は挿入直前の状態を示す図、(B)
は挿入途中の状態を示す図、(C)は挿入完了の状態を
示す図である。まず、図(A)に示すように、顎部12
aは、表側ハーフ11の側端部11bよりも外側に突き
出ているので、この段差がガイドの役目を果たし、IC
カード2を容易にカード挿入口14に挿入することがで
きる。
【0036】ICカード2がある程度挿入されると、裏
側ハーフ12のガイドリブ124a,124b(こで
は、ガイドリブ124bのみ図示)によって押し上げら
れ、ICカード2の上面部分は接点ユニット22の接触
部223a等や、静電気除去部材24の接触部243と
接触する。静電気除去部材24の接触部243と接触す
ることにより、ICカード2に帯電していた静電気が除
去される。これにより、ICチップ2a内の回路が保護
される。
側ハーフ12のガイドリブ124a,124b(こで
は、ガイドリブ124bのみ図示)によって押し上げら
れ、ICカード2の上面部分は接点ユニット22の接触
部223a等や、静電気除去部材24の接触部243と
接触する。静電気除去部材24の接触部243と接触す
ることにより、ICカード2に帯電していた静電気が除
去される。これにより、ICチップ2a内の回路が保護
される。
【0037】そして、図(C)に示すように、ICカー
ド2が完全に挿入された状態では、ICチップ2aは、
接点ユニット22の各接触部223a,226a等と電
気的に接触する。これにより、制御側では、ICチップ
2a内のデータを読み取ることができ、図1等で示した
液晶パネル13上に残高等のデータを表示することがで
きる。また、図3等で示したスクロールスイッチ122
を押す毎に、液晶パネル13上のデータ内容が順に切り
替わる。
ド2が完全に挿入された状態では、ICチップ2aは、
接点ユニット22の各接触部223a,226a等と電
気的に接触する。これにより、制御側では、ICチップ
2a内のデータを読み取ることができ、図1等で示した
液晶パネル13上に残高等のデータを表示することがで
きる。また、図3等で示したスクロールスイッチ122
を押す毎に、液晶パネル13上のデータ内容が順に切り
替わる。
【0038】このように、本形態では、基板20の表側
面20aに、制御用IC21、接点ユニット22、複合
接点ユニット23等の各種回路部品を搭載し、裏側面と
裏側ハーフ12との間にICカード2を挿入するように
したので、カードリーダ1全体を、より薄型にすること
ができる。
面20aに、制御用IC21、接点ユニット22、複合
接点ユニット23等の各種回路部品を搭載し、裏側面と
裏側ハーフ12との間にICカード2を挿入するように
したので、カードリーダ1全体を、より薄型にすること
ができる。
【0039】また、カードリーダ1のケース10の形状
を楕円形状のように角を取った形状にしたので、触感に
優れ、女性や子供のように手の小さい人にとっても持ち
運びや操作が簡単となる。なお、ケース10の形状は、
楕円形状に限られず、触感に優れ、手の内に収まり、し
かも握りやすく、持ち運びや操作がしやすい形状ならよ
いものである。
を楕円形状のように角を取った形状にしたので、触感に
優れ、女性や子供のように手の小さい人にとっても持ち
運びや操作が簡単となる。なお、ケース10の形状は、
楕円形状に限られず、触感に優れ、手の内に収まり、し
かも握りやすく、持ち運びや操作がしやすい形状ならよ
いものである。
【0040】また、本形態では、表側ケース11の印刷
面11aをほぼ平板状に形成したので、ロゴマーク等が
簡単にかつイメージ通りに印刷できる。さらに、本形態
では、複合接点ユニット23として、2つのスイッチ部
231,232を基台230に一体に形成するようにし
たので、省スペース化とともに、薄型化、低コスト化が
図られる。
面11aをほぼ平板状に形成したので、ロゴマーク等が
簡単にかつイメージ通りに印刷できる。さらに、本形態
では、複合接点ユニット23として、2つのスイッチ部
231,232を基台230に一体に形成するようにし
たので、省スペース化とともに、薄型化、低コスト化が
図られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、基板の
表側面に各種部品を搭載し、また、基板の裏側面と裏側
ハーフとの間でICカードの挿入空間を形成するように
したので、カードリーダ全体をより薄型化にすることが
できる。
表側面に各種部品を搭載し、また、基板の裏側面と裏側
ハーフとの間でICカードの挿入空間を形成するように
したので、カードリーダ全体をより薄型化にすることが
できる。
【図1】本形態のカードリーダの外観構成を示す斜視図
である。
である。
【図2】本形態のカードリーダの組み立て構造の概略を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図3】カードリーダのケースの具体的な形状を示す図
であり、(A)は正面図、(B)は背面図である。
であり、(A)は正面図、(B)は背面図である。
【図4】表側ハーフの内側面の構造を示す図である。
【図5】電極接続金具の具体的な形状を示す図であり、
(A)は平面図、(B)は側面図である。
(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図6】裏側ハーフの内側面の構造を示す図である。
【図7】データ読み取り用の接点ユニットの取り付け部
分の構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)はI
Cカード挿入側から見た図である。
分の構造を示す図であり、(A)は平面図、(B)はI
Cカード挿入側から見た図である。
【図8】静電気除去部材の具体的な構成を示す図であ
り、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。
り、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は側面図
である。
【図9】複合接点ユニットの取り付け部分の構造を示す
図である。
図である。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図である。
【図11】カード挿入検出用のスイッチ部の作用を説明
する図であり、(A)は図9のY−Y線に沿う断面図、
(B)はカード挿入の検出状態を示す図である。
する図であり、(A)は図9のY−Y線に沿う断面図、
(B)はカード挿入の検出状態を示す図である。
【図12】ICカードを挿入するときのデータ読み取り
用の接点ユニット付近の作用を示す断面図であり、
(A)は挿入直前の状態を示す図、(B)は挿入途中の
状態を示す図、(C)は挿入完了の状態を示す図であ
る。
用の接点ユニット付近の作用を示す断面図であり、
(A)は挿入直前の状態を示す図、(B)は挿入途中の
状態を示す図、(C)は挿入完了の状態を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 カードリーダ 2 ICカード 2a ICチップ 10 ケース 11 表側ハーフ 11a 印刷面 11b 側端部 12 裏側ハーフ 12a 顎部 13 液晶パネル 14 カード挿入口 16,17 電池 20 基板 21 制御用IC 22 接点ユニット 23 複合接点ユニット 122 スクロールスイッチ
Claims (10)
- 【請求項1】 ICカードのデータを読み取って表示す
る携帯型のカードリーダにおいて、 表側ハーフと裏側ハーフとを重ねることにより形成され
るとともに、前記ICカードの挿入口を有する薄型のケ
ースと、 表側面に各種部品を搭載する一方、裏側面には前記IC
カードのデータを読み取る接点部を有するとともに、前
記裏側面と前記裏側ハーフとの間で前記ICカードの挿
入空間を形成するように前記ケース内に収納される基板
と、 を有することを特徴とするカードリーダ。 - 【請求項2】 前記挿入口部分では、前記裏側ハーフの
端面が前記表側ハーフの端面よりも相対的に突出するよ
うに形成されていることを特徴とする請求項1記載のカ
ードリーダ。 - 【請求項3】 前記表側ハーフの端面は、ウェーブ状に
形成されていることを特徴とする請求項2記載のカード
リーダ。 - 【請求項4】 前記ケースの角は、曲線状に形成されて
いることを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。 - 【請求項5】 前記ケース内の前記挿入口付近には、前
記ICカードの表面の静電気を除去するための静電気除
去部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1
記載のカードリーダ。 - 【請求項6】 前記裏側ハーフの内側面上には、前記挿
入されたICカードを、前記基板に設けられたデータ読
み取り用の接点に押しつける突状部が形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。 - 【請求項7】 前記裏側ハーフの内側面の前記挿入空間
奥側部分には、前記挿入されたICカードを、カード挿
入検出用の接点に押しつける突状部が形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のカードリーダ。 - 【請求項8】 前記基板の裏側に突き出るように取り付
けられるスクロール指令検出用の接点と、前記裏側ハー
フの一部に切り込みを入れることにより可撓性を持つよ
うに形成され、前記ケース内側方向に所定の力で押され
ることにより前記スクロール指令検出用の接点をオンに
するスクロールスイッチ片と、を有することを特徴とす
る請求項1記載のカードリーダ。 - 【請求項9】 前記スクロールスイッチ片の内側部分に
は、前記可撓性を調整するためのリブが形成されている
ことを特徴とする請求項8記載のカードリーダ。 - 【請求項10】 複数の接点が一体に形成されて前記基
板上に搭載されていることを特徴とする請求項1記載の
カードリーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314875A JPH10154199A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | カードリーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8314875A JPH10154199A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | カードリーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154199A true JPH10154199A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18058680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8314875A Pending JPH10154199A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | カードリーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10154199A (ja) |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP8314875A patent/JPH10154199A/ja active Pending
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