JPH10153288A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Publication number
JPH10153288A
JPH10153288A JP8327971A JP32797196A JPH10153288A JP H10153288 A JPH10153288 A JP H10153288A JP 8327971 A JP8327971 A JP 8327971A JP 32797196 A JP32797196 A JP 32797196A JP H10153288 A JPH10153288 A JP H10153288A
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JP
Japan
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pair
male member
clip
inward
female member
Prior art date
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Pending
Application number
JP8327971A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihide Ito
公英 伊藤
Kazuhiro Kato
和宏 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP8327971A priority Critical patent/JPH10153288A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】クリップのバネ弾性を大きくしても、雄部
材を容易に挿入接続できるクリップを備えたコネクタを
提供する。 【解決手段】環状突部31aを備えた雄部材30を雌部
材1に対して他端方向に挿入して雄部材30と雌部材1
とを接続する際、雌部材1のハウジング部10のクリッ
プ嵌着部15の外周に嵌裝されたC形形状のクリップ2
0が、クリップ嵌着部15に形成されている一対の止め
孔17に挿通された内向き突起22,22を備えてお
り、内向き突起22はそれぞれ止め孔17より半径方向
内方に突出せしめた係止爪23を備えており、この係止
爪23はそれぞれ内方に向かって漸次小径となる案内面
23aを備えており、雄部材30の環状突部31aが当
接するこの案内面23aが内方に向かって漸次大きくな
るための手段24を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雄部材を接続する
するためのコネクタに関し、より詳細には、先端から距
離を隔てて環状突部をもつ挿入端部を備えた雄部材を接
続できるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタとしては、特開
平8−233181号公報(図7に示す)に記載された
ものが知られている。即ち、先端から距離を隔てて環状
突部31aをもつ挿入端部31を備えた雄部材30と、
一端から他端に貫通する軸穴13を有し、軸方向一端に
雄部材30の挿入端部32を挿入可能な内方に延びる受
入穴12をもつハウジング部10を備えた雌部材1と、
ハウジング部10の一端に近接して径方向に貫通して対
向する一対の止め孔17をもつハウジング部10の一端
に形成された環状のクリップ嵌着部15の外周に嵌装さ
れたC形状のクリップ20とを備えている。
【0003】そして、クリップ20はその本体21の内
周面より径方向内方に突出してクリップ嵌着部15の一
対の止め孔17,17に挿通された一対の内向き突起2
2,22を備え、この一対の内向き突起22,22は一
対の止め孔17,17より半径方向内方に突出せしめた
一対の係止爪22a,22aを備え、さらに、一対の係
止爪22a,22aはそれぞれ内方に向かって漸次小径
となる案内面23,23を備え、雄部材30の挿入端部
32を雌部材1の受入穴12に挿入する際に挿入端部3
2の環状突部31が該一対の係止爪22a,22aの一
定幅の案内面23,23に当接して内向き突起22,2
2を径方向外方に押し広げることができるので、環状突
部31が一対の係止爪22a,22aにスナップ係合し
て雄部材30と雌部材1を接続するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、クリップの
バネ弾性を大きくすると、雄部材保持力を大きくできる
が、雄部材の挿入エネルギーも大きくなり、接続が困難
になり、クリップの保持力と雄部材の挿入エネルギーと
をバランスさせるのが困難であった。
【0005】そこで、本発明者はこのような問題に鑑
み、クリップの弾性材料の剛性を大きくしてクリップの
雄部材に対する保持力は大きくでき、雄部材を従来と同
じ程度に容易に接続できるクリップを備えたコネクタを
提供することことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載のコネクタは、軸方向一端に、先端か
ら距離を隔てた位置に環状突部をもつ挿入端部を備えた
雄部材と、該挿入端部を挿入可能な内方に延びる受入穴
をもつハウジング部を備えた雌部材と、該ハウジング部
の一端に近接して径方向に貫通して対向する一対の止め
孔をもつ該ハウジング部の一端に形成された環状のクリ
ップ嵌着部の外周に嵌装されたバネ弾性を有するC形状
のクリップとを備え、該クリップはその本体の内周面よ
り径方向内方に突出して該一対の止め孔に挿通された一
対の内向き突起を備え、且つ該一対の内向き突起は該一
対の止め孔より半径方向内方に突出せしめた一対の係止
爪を備え、該一対の係止爪は内面にそれぞれ内方に向か
って漸次小径となる案内面を備え、該雄部材の該挿入端
部を該雌部材の該受入穴に挿入する際に該挿入端部の該
環状突部が該一対の係止爪の該案内面に当接して該一対
の係止爪を径方向外方に押し広げることができるので、
該環状突部が該一対の係止爪にスナップ係合して該雄部
材と該雌部材を接続するコネクタにおいて、前記挿入端
部を前記雌部材の前記受入穴に挿入する際に前記環状突
部と当接する前記案内面が内方に向かって漸次大きくな
るための手段を備えていることを特徴とするコネクタを
構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明を具体化した実施の形態について説明する。図1は雄
部材を挿入する際の途中の状態を説明する本発明のコネ
クタの断面図であり、図6に示す従来の技術と同一箇所
は同一符号を付して説明する。
【0008】本発明のコネクタは、筒状の雌部材1と、
この雌部材1に脱着可能に装着されたバネ弾性を有する
C形形状のクリップ20とからなり、雌部材1に対して
雄部材30の挿入端部31を挿入した際にクリップ20
により雄部材30を抜止めすることができる。雄部材3
0の挿入端部31の外周面にはクリップ20に係合する
ための環状突部31aが先端から距離を隔てて設けられ
ている。雌部材1は一端から他端に通じる軸穴を有し、
一端側に雄部材3の挿入端部31を挿入可能になした一
端から内方に延びる受入穴12を有するハウジング部1
0と、他端側にホース4を接続するためのホース接続部
11とを備えている。ハウジング部10は、軸方向一端
部に雄部材30の挿入端部32を挿入可能なように軸方
向内方に延びた受入穴12をもち、一端周縁部に近接し
て、クリップ20を装着するための環状のクリップ嵌着
部15を形成している。クリップ嵌着部15には、径方
向に貫通して対向した一対の止め孔17,17を有して
いる。そして、ハウジング部10のクリップ嵌着部15
の外周に、C形状のクリップ20を嵌着するようにして
いる。
【0009】雌部材1は、軽量で強度が大きくできるよ
うに繊維強化プラスチックで一体成形している。雌部材
1のハウジング部10に形成された受入穴12の内径
は、クリップ嵌着部15に位置する一端部が雄部材30
の環状突部31が挿入可能なように大径に形成され、内
方の最内部は雄部材30の先端部を挿嵌可能なように小
径に形成されている。受入穴12から連通してホース接
続部11の軸心部にホース4に連通する小径の通孔部1
3が形成され、雌部材1の一端から他端に延びる軸穴が
構成されている。受入穴12の内方の小径部には、挿入
した雄部材30の挿入端部31の先端部の周面を気密に
シールするOリングなどのシール部材14,14が装着
されている。そして、クリップ20を嵌着するためのク
リップ嵌着部15の両端部は段差16を介して薄肉に形
成され、この薄肉部に径方向に対向する一対の止め孔1
7,17が施されている。
【0010】クリップ20は、バネ剛性を大きくするた
めに繊維強化ブラスチックで一体に形成され、C形状の
本体21の内周面より径方向内方に突出して、クリップ
嵌着部15に形成されている一対の止め孔17,17に
挿通された一対の内向き突起22,22を備え、且つ一
対の内向き突起22,22は一対の止め孔17,17よ
り半径方向内方に突出せしめた一対の係止爪23,23
を備え、一対の係止爪23,23はそれぞれ内方に向か
って漸次小径となる案内面23a,23aを備えてい
る。
【0011】従って、雄部材1の該挿入端部31を雌部
材1の一端から受入穴12に挿入すると、先ず挿入端部
31の環状突部31aが一対の係止爪23,23の該案
内面23a,23aに当接し、さらに強制的に挿入する
と、図1に示すように、本体21を拡径せしめて一対の
係止爪23,23を径方向外方に押し広げ、ついには環
状突部31aは一対の係止爪23,23を通過し、一対
の係止爪23,23が復元し、ワンタッチで一対の係止
爪23,23が雄部材30の環状突部31aの背後にス
ナップ係合することにより雄部材30と雌部材1を接続
するようにしている。
【0012】さらに詳しくは、クリップ20は、図4に
示すように、雄部材1の該挿入端部31を挿入する際
に、挿入端部31の環状突部31a(図示せず)と当接
する係止爪23の案内面23aが内方に向かって漸次大
きくなるための手段として、内向き突起22の周方向両
端にそれぞれ内方向に向かって漸次小さくなる三角形状
の表面24をもつ凹部が形成され、案内面23aが内方
に向かって漸次大きくなる台形形状にに形成されてい
る。また、図1に示すように、クリップ本体21の自由
端の一方に半径方向外方に突出した操作部24が設けら
れており、この操作部24によりクリップ本体21を拡
径でき、雄部材30と雌部材1の接続を解除することが
できる。
【0013】
【発明の効果】雄部材1の該挿入端部31を雌部材1の
一端から受入穴12に挿入すると、先ず挿入端部31の
環状突部31aが一対の係止爪23,23の該案内面2
3a,23aに当接し、さらに強制的に挿入すると、図
1に示すように、本体21を拡径せしめて一対の係止爪
23,23を径方向外方に押し広げ、やがて環状突部3
1aは一対の係止爪23,23を通過し、一対の係止爪
23,23が復元し、一対の係止爪23,23が雄部材
30の環状突部31の背後にスナップ係合することによ
り雄部材30と雌部材1を接続できる。この際、C形形
状のクリップ20に設けた一対の内向き突起22の係止
爪23の案内面23aが、雄部材30の挿入端部31を
雌部材1の受入穴13に挿入する際に挿入端部31の環
状突部31aが環状突部31aと当接する案内面23a
が内方に向かって漸次大きくなるための手段34を備え
ているので、一対の係止爪23,23を径方向外方に押
し広げ、ついには環状突部31aは一対の係止爪23,
23を通過するまでの摩擦抵抗エネルギーを、従来の当
接部が一様な構造に比べて少なくでき、瞬間的にスナッ
プ係合させる挿入力を軽減させることができる一方、係
止爪23の係止面積は従来と同一にできるので、雄部材
と雌部材の接続保持力は従来と同様に維持することがで
きる。
【0014】言い換えれば、クリップの弾性材料の剛性
を大きくしてクリップの雄部材に対する保持力は大きく
でき、雄部材を従来と同じ程度に容易に接続できるコネ
クタを提供することことができる。
【0015】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものでない。例えば、図5に示すように、挿入端
部の環状突部(図示せず)と当接する係止爪の案内面が
内方に向かって漸次大きくなるための手段として、内向
き突起22の周方向の一方に内方向に向かって漸次小さ
くなる三角形状の表面25をもつ凹部が形成され、案内
面23aが内方に向かって漸次大きくなる三角形状に形
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は雄部材を挿入する際の途中の状態を説
明する本発明の断面図。
【図2】 図1のコネクタのクリップの正面図。
【図3】 図2のX−X線に沿ったクリップの断面図。
【図4】 図2のクリップの係止爪を説明すのための要
部の斜視図。
【図5】 クリップの係止爪の他の例を説明するための
要部の斜視図。
【図6】 従来のコネクタを示す断面図。
【符号の説明】
1・・・雌部材 10・・・ハウジング部 12・・・受入穴 15・・・クリップ嵌着部 17,17・・・一対の止め孔 20・・・クリップ 22,22・・・一対の内向き突起 23・・・係止爪 23a・・・案内面 24,25・・・案内面が内方に向かって漸次大きくな
るための手段 30・・・雄部材 31・・・挿入端部 31a・・・環状突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向一端に、先端から距離を隔てた位
    置に環状突部をもつ挿入端部を備えた雄部材と、該挿入
    端部を挿入可能な内方に延びる受入穴をもつハウジング
    部を備えた雌部材と、該ハウジング部の一端に近接して
    径方向に貫通して対向する一対の止め孔をもつ該ハウジ
    ング部の一端に形成された環状のクリップ嵌着部の外周
    に嵌装されたバネ弾性を有するC形状のクリップとを備
    え、該クリップはその本体の内周面より径方向内方に突
    出して該一対の止め孔に挿通された一対の内向き突起を
    備え、且つ該一対の内向き突起は該一対の止め孔より半
    径方向内方に突出せしめた一対の係止爪を備え、該一対
    の係止爪は内面にそれぞれ内方に向かって漸次小径とな
    る案内面を備え、該雄部材の該挿入端部を該雌部材の該
    受入穴に挿入する際に該挿入端部の該環状突部が該一対
    の係止爪の該案内面に当接して該一対の係止爪を径方向
    外方に押し広げることができるので、該環状突部が該一
    対の係止爪にスナップ係合して該雄部材と該雌部材を接
    続するコネクタにおいて、 前記挿入端部を前記雌部材の前記受入穴に挿入する際に
    前記環状突部と当接する前記案内面が内方に向かって漸
    次大きくなるための手段を備えていることを特徴とする
    コネクタ。
JP8327971A 1996-11-21 1996-11-21 コネクタ Pending JPH10153288A (ja)

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JP8327971A JPH10153288A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155911A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Kao Corp パイプの連結構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002155911A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Kao Corp パイプの連結構造

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