JPH1015203A - 遊技機 - Google Patents
遊技機Info
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- JPH1015203A JPH1015203A JP8174889A JP17488996A JPH1015203A JP H1015203 A JPH1015203 A JP H1015203A JP 8174889 A JP8174889 A JP 8174889A JP 17488996 A JP17488996 A JP 17488996A JP H1015203 A JPH1015203 A JP H1015203A
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- JP
- Japan
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- ball
- card unit
- signal
- gaming machine
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数種類のカードユニットに対応可能な遊技
機を提供する。 【解決手段】 カードユニットの電源が投入された際に
(S3)、カードユニットから入力される識別情報に基
づいてカードユニットの種類を判別し(S4〜S6)、
判別結果に基づいて玉貸処理を実行可能なように構成し
た(S7〜S12)。
機を提供する。 【解決手段】 カードユニットの電源が投入された際に
(S3)、カードユニットから入力される識別情報に基
づいてカードユニットの種類を判別し(S4〜S6)、
判別結果に基づいて玉貸処理を実行可能なように構成し
た(S7〜S12)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機や
コイン遊技機あるいはスロットマシンなどで代表される
遊技機に関し、詳しくは、有価価値を特定可能な情報が
記録された記録媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対
応して設けられ、前記記録媒体に記録されている情報に
より特定される有価価値の範囲内で遊技媒体を用いた遊
技が可能となる遊技機に関する。
コイン遊技機あるいはスロットマシンなどで代表される
遊技機に関し、詳しくは、有価価値を特定可能な情報が
記録された記録媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対
応して設けられ、前記記録媒体に記録されている情報に
より特定される有価価値の範囲内で遊技媒体を用いた遊
技が可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機として従来から一般的に
知られているものに、たとえば、有価価値を特定可能な
情報が記録された記録媒体を処理可能な記録媒体処理装
置に対応して設けられ、前記記録媒体に記録されている
情報により特定される有価価値の範囲内で遊技媒体を用
いた遊技が可能となる遊技機があった。そして、従来の
この種の遊技機は前記記録媒体処理装置から出力され前
記遊技媒体を用いた遊技を可能にするための要求情報を
入力可能に構成されていた。
知られているものに、たとえば、有価価値を特定可能な
情報が記録された記録媒体を処理可能な記録媒体処理装
置に対応して設けられ、前記記録媒体に記録されている
情報により特定される有価価値の範囲内で遊技媒体を用
いた遊技が可能となる遊技機があった。そして、従来の
この種の遊技機は前記記録媒体処理装置から出力され前
記遊技媒体を用いた遊技を可能にするための要求情報を
入力可能に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、前記記録媒体処
理装置が、たとえば複数の製造メーカーにより複数種類
製造された場合、前記記録媒体処理装置の仕様が各製造
メーカーごとに異なる恐れがある。このため、従来の遊
技機ではこれまでの記録媒体処理装置と仕様の異なる記
録媒体処理装置から出力される要求情報を処理できない
可能性がある。したがって、記録媒体処理装置の種類別
に遊技機を製造する必要が生ずることになる。
理装置が、たとえば複数の製造メーカーにより複数種類
製造された場合、前記記録媒体処理装置の仕様が各製造
メーカーごとに異なる恐れがある。このため、従来の遊
技機ではこれまでの記録媒体処理装置と仕様の異なる記
録媒体処理装置から出力される要求情報を処理できない
可能性がある。したがって、記録媒体処理装置の種類別
に遊技機を製造する必要が生ずることになる。
【0004】しかしながら、遊技機メーカーにとって同
一機種の遊技機を記録媒体処理装置の種類別に製造する
ことは手間であり、製造コストが高くなるという不都合
が生ずる。
一機種の遊技機を記録媒体処理装置の種類別に製造する
ことは手間であり、製造コストが高くなるという不都合
が生ずる。
【0005】この不都合を極力防止すべく、遊技機と記
録媒体処理装置との間に記録媒体処理装置別に構成され
た所定のアジャスタを設けるように構成することが考え
られる。しかしながら、遊技場内における遊技機の入替
えごとにアジャスタの調整が必要となれば、遊技場にお
ける遊技機入替え作業が煩雑となる。特に、遊技機の入
替えは遊技場において頻繁に行なわれているため、遊技
場側の負担は非常に大きなものとなる。
録媒体処理装置との間に記録媒体処理装置別に構成され
た所定のアジャスタを設けるように構成することが考え
られる。しかしながら、遊技場内における遊技機の入替
えごとにアジャスタの調整が必要となれば、遊技場にお
ける遊技機入替え作業が煩雑となる。特に、遊技機の入
替えは遊技場において頻繁に行なわれているため、遊技
場側の負担は非常に大きなものとなる。
【0006】本発明は係る実情に鑑み考え出されたもの
であり、その目的は、仕様の異なる複数種類の記録媒体
処理装置に適用可能な利便性の高い遊技機を提供するこ
とである。
であり、その目的は、仕様の異なる複数種類の記録媒体
処理装置に適用可能な利便性の高い遊技機を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体を
処理可能な記録媒体処理装置に対応して設けられ、前記
記録媒体に記録されている情報により特定される有価価
値の範囲内で遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技機
であって、前記記録媒体処理装置から出力され、前記遊
技媒体を用いた遊技を可能にするための要求情報を入力
可能な情報入力手段と、複数種類の記録媒体処理装置の
中から遊技機に対応して設けられている記録媒体処理装
置の種類を判別する判別手段と、前記記録媒体処理装置
の種類に対応して複数種類の前記要求情報を処理可能で
あり、前記判別手段の判別した前記記録媒体処理装置の
種類に応じて前記情報入力手段から入力された前記要求
情報を処理する要求情報処理手段とを含むことを特徴と
する。
は、有価価値を特定可能な情報が記録された記録媒体を
処理可能な記録媒体処理装置に対応して設けられ、前記
記録媒体に記録されている情報により特定される有価価
値の範囲内で遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技機
であって、前記記録媒体処理装置から出力され、前記遊
技媒体を用いた遊技を可能にするための要求情報を入力
可能な情報入力手段と、複数種類の記録媒体処理装置の
中から遊技機に対応して設けられている記録媒体処理装
置の種類を判別する判別手段と、前記記録媒体処理装置
の種類に対応して複数種類の前記要求情報を処理可能で
あり、前記判別手段の判別した前記記録媒体処理装置の
種類に応じて前記情報入力手段から入力された前記要求
情報を処理する要求情報処理手段とを含むことを特徴と
する。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記判別手段は前記記録媒体
処理装置から入力される情報の入力態様に基づいて前記
記録媒体処理装置の種類を判別することを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記判別手段は前記記録媒体
処理装置から入力される情報の入力態様に基づいて前記
記録媒体処理装置の種類を判別することを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記遊技機に対応して設けら
れている前記記録媒体処理装置の種類を設定するための
設定操作手段を含み、前記判別手段は前記設定操作手段
で設定された設定内容に基づいて前記記録媒体処理装置
の種類を判別することを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記遊技機に対応して設けら
れている前記記録媒体処理装置の種類を設定するための
設定操作手段を含み、前記判別手段は前記設定操作手段
で設定された設定内容に基づいて前記記録媒体処理装置
の種類を判別することを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、情報入力手
段の働きにより、記録媒体処理装置から出力され、前記
遊技媒体を用いた遊技を可能にするための要求情報が入
力される。判別手段の働きにより、複数種類の記録媒体
処理装置の中から遊技機に対応して設けられている記録
媒体処理装置の種類が判別される。そして、要求情報処
理手段の働きにより、前記判別手段の判別した記録媒体
処理装置の種類に応じて前記情報入力手段から入力され
た前記要求情報が処理される。
段の働きにより、記録媒体処理装置から出力され、前記
遊技媒体を用いた遊技を可能にするための要求情報が入
力される。判別手段の働きにより、複数種類の記録媒体
処理装置の中から遊技機に対応して設けられている記録
媒体処理装置の種類が判別される。そして、要求情報処
理手段の働きにより、前記判別手段の判別した記録媒体
処理装置の種類に応じて前記情報入力手段から入力され
た前記要求情報が処理される。
【0011】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、判別手段の働きによ
り、前記記録媒体処理装置から入力される情報の入力態
様に基づいて、前記記録媒体処理装置の種類が判別され
る。
1に記載の発明の作用に加えて、判別手段の働きによ
り、前記記録媒体処理装置から入力される情報の入力態
様に基づいて、前記記録媒体処理装置の種類が判別され
る。
【0012】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、設定操作手段の働きに
より、前記遊技機に対応して設けられている前記記録媒
体処理装置の種類を設定可能となる。判別手段の働きに
より、前記設定操作手段で設定された設定内容に基づい
て前記記録媒体処理装置の種類が判別される。
1に記載の発明の作用に加えて、設定操作手段の働きに
より、前記遊技機に対応して設けられている前記記録媒
体処理装置の種類を設定可能となる。判別手段の働きに
より、前記設定操作手段で設定された設定内容に基づい
て前記記録媒体処理装置の種類が判別される。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態では、
遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明は
これに限らず、コイン遊技機やスロットマシンなどであ
ってもよく、有価価値を特定可能な情報が記録された記
録媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対応して設けら
れ、該記録媒体処理装置から出力される要求情報に基づ
いて所定量の遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技機
であればすべて対象となる。
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態では、
遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明は
これに限らず、コイン遊技機やスロットマシンなどであ
ってもよく、有価価値を特定可能な情報が記録された記
録媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対応して設けら
れ、該記録媒体処理装置から出力される要求情報に基づ
いて所定量の遊技媒体を用いた遊技が可能となる遊技機
であればすべて対象となる。
【0014】最初に、図1ないし図19を参照して、第
1実施形態を説明する。その後、図20ないし図22を
参照して第2実施形態を説明することにする。
1実施形態を説明する。その後、図20ないし図22を
参照して第2実施形態を説明することにする。
【0015】図1は、パチンコ遊技機1およびカードユ
ニット50の全体正面図である。また、図2は、パチン
コ遊技機1およびカードユニット50の一部内部構造を
示す全体背面図であり、図3はパチンコ遊技機1の遊技
盤30の背面図である。
ニット50の全体正面図である。また、図2は、パチン
コ遊技機1およびカードユニット50の一部内部構造を
示す全体背面図であり、図3はパチンコ遊技機1の遊技
盤30の背面図である。
【0016】まず、図1ないし図3を参照し、遊技機の
一例のパチンコ遊技機1および記録媒体処理装置の一例
のカ−ドユニット50の全体の構成について説明する。
一例のパチンコ遊技機1および記録媒体処理装置の一例
のカ−ドユニット50の全体の構成について説明する。
【0017】図1において、パチンコ遊技機1は、周知
のように額縁状に形成された前面枠2を有し、該前面枠
2の額縁状の開口には、扉保持枠3が周設され、その扉
保持枠3の上部にガラス板を有するガラス扉枠4が、そ
の下部に打球供給皿6を有する前面扉板5がそれぞれ開
閉自在に設けられている。また、前面枠2の下部の表面
には、打球供給皿6からあふれた余剰の景品玉を貯留す
る余剰玉受皿20が設けられているとともに、打球を発
射する操作ハンドル21も設けられている。さらに、前
面枠2には、その上部に遊技状態が予め定められた特定
遊技状態となったときに点灯または点滅する遊技効果ラ
ンプ22が設けられているとともに、その開放側側部に
は、図示しない施錠装置の錠の周囲を装飾する錠飾りが
設けられ、その錠飾りの内部に打球の発射動作が行なわ
れてパチンコ遊技機1が稼働中であることを表示する稼
働ランプ23が内蔵されている。
のように額縁状に形成された前面枠2を有し、該前面枠
2の額縁状の開口には、扉保持枠3が周設され、その扉
保持枠3の上部にガラス板を有するガラス扉枠4が、そ
の下部に打球供給皿6を有する前面扉板5がそれぞれ開
閉自在に設けられている。また、前面枠2の下部の表面
には、打球供給皿6からあふれた余剰の景品玉を貯留す
る余剰玉受皿20が設けられているとともに、打球を発
射する操作ハンドル21も設けられている。さらに、前
面枠2には、その上部に遊技状態が予め定められた特定
遊技状態となったときに点灯または点滅する遊技効果ラ
ンプ22が設けられているとともに、その開放側側部に
は、図示しない施錠装置の錠の周囲を装飾する錠飾りが
設けられ、その錠飾りの内部に打球の発射動作が行なわ
れてパチンコ遊技機1が稼働中であることを表示する稼
働ランプ23が内蔵されている。
【0018】前述した打球供給皿6について、さらに詳
細に説明すると、打球供給皿6は、その上流側に形成さ
れる景品玉払出口7aとその下流側に形成される供給口
7bとを連絡するように貯留整列路8が形成されてお
り、その貯留整列路8の中ほど底面裏面に玉検出器9が
設けられている。この玉検出器9は、打球供給皿6に残
留する打玉を検出するものである。なお、打球供給皿6
の上流側下部空間には、効果音を発生するスピーカ19
が内蔵されている。また、前記玉検出器9のやや上流側
にもう1つの同じ構造の玉検出器9aを設け、前記玉検
出器9が打玉の存在の検出をしなくなっても上流側の玉
検出器9aが打玉の存在を検出している場合には、玉詰
まり等のトラブルが発生していると判定して、前記玉検
出器9の打玉不存在の検出出力を無効処理するように構
成してもよい。
細に説明すると、打球供給皿6は、その上流側に形成さ
れる景品玉払出口7aとその下流側に形成される供給口
7bとを連絡するように貯留整列路8が形成されてお
り、その貯留整列路8の中ほど底面裏面に玉検出器9が
設けられている。この玉検出器9は、打球供給皿6に残
留する打玉を検出するものである。なお、打球供給皿6
の上流側下部空間には、効果音を発生するスピーカ19
が内蔵されている。また、前記玉検出器9のやや上流側
にもう1つの同じ構造の玉検出器9aを設け、前記玉検
出器9が打玉の存在の検出をしなくなっても上流側の玉
検出器9aが打玉の存在を検出している場合には、玉詰
まり等のトラブルが発生していると判定して、前記玉検
出器9の打玉不存在の検出出力を無効処理するように構
成してもよい。
【0019】また、打球供給皿6には、パチンコ遊技機
1に隣接して設けられるカードユニット(カード処理
機)50を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作
部が設けられている。操作部として玉貸スイッチ15と
返却スイッチ17とモード切換スイッチ18とが設けら
れ、また、その玉貸スイッチ15と返却スイッチ17の
間に度数表示LED16が設けられている。玉貸スイッ
チ15は、カードユニット50によって遊技玉を借り受
ける際に操作するものであり、返却スイッチ17は、遊
技終了の際にカードユニット50のカード挿入口55に
差し込まれたカードを返却するためのものである。な
お、カードがカード挿入口55に差し込まれていること
は、カードユニット50に設けられるカード投入表示ラ
ンプ54が点灯していることによりわかる。また、度数
表示LED16は、カードユニット50のカード挿入口
55に差し込まれたカードの残額が表示されるものであ
る。また、モード切換スイッチ18は、借り受けるべき
遊技玉を前記玉貸スイッチ15を操作して行なうマニュ
アルモードと、打球供給皿6の打玉の残量が前記玉検出
器9によって検出されなくなったときに自動的に遊技玉
を払出す自動モードと、のいずれかのモードに設定する
ものである。また、11は自動モードを表示する自動玉
貸表示器、12は玉貸が可能な旨を表示する玉貸可表示
器である。
1に隣接して設けられるカードユニット(カード処理
機)50を介して遊技玉を借り受ける際に操作する操作
部が設けられている。操作部として玉貸スイッチ15と
返却スイッチ17とモード切換スイッチ18とが設けら
れ、また、その玉貸スイッチ15と返却スイッチ17の
間に度数表示LED16が設けられている。玉貸スイッ
チ15は、カードユニット50によって遊技玉を借り受
ける際に操作するものであり、返却スイッチ17は、遊
技終了の際にカードユニット50のカード挿入口55に
差し込まれたカードを返却するためのものである。な
お、カードがカード挿入口55に差し込まれていること
は、カードユニット50に設けられるカード投入表示ラ
ンプ54が点灯していることによりわかる。また、度数
表示LED16は、カードユニット50のカード挿入口
55に差し込まれたカードの残額が表示されるものであ
る。また、モード切換スイッチ18は、借り受けるべき
遊技玉を前記玉貸スイッチ15を操作して行なうマニュ
アルモードと、打球供給皿6の打玉の残量が前記玉検出
器9によって検出されなくなったときに自動的に遊技玉
を払出す自動モードと、のいずれかのモードに設定する
ものである。また、11は自動モードを表示する自動玉
貸表示器、12は玉貸が可能な旨を表示する玉貸可表示
器である。
【0020】ところで、前記ガラス扉枠5の後方であっ
て前面枠2の裏面には、遊技盤30が着脱自在に取付け
られている。この遊技盤30には、打玉を誘導する誘導
レール31がほぼ円状に設けられ、その誘導レール31
に囲まれる中側範囲が遊技領域32を構成し、その遊技
領域32に可変表示装置や可変入賞球装置および入賞口
等の遊技装置が配置されるものである。より詳細に説明
すると、遊技領域32のほぼ中央には、複数の回転ドラ
ム機構を内蔵する可変表示装置33が配置され、該可変
表示装置33の下部に始動入賞口34と可変入賞球装置
35とが配置されている。始動入賞口34は、可変表示
装置33の回転ドラム機構を回転せしめるためのもので
あり、このため、始動入賞口34に入賞した入賞玉は、
遊技盤30の裏面に導かれて図3に示すように、入賞玉
集合カバー体45に設けられる始動入賞玉検出器46に
よって検出されるようになっている。また、可変入賞球
装置35は、ソレノイド37によって開閉駆動される開
閉板36を有し、該開閉板36の内部が3つに区画さ
れ、そのうちの中央が特定入賞領域として設定され、そ
の特定入賞領域に特定入賞玉検出器38が臨み、左右に
入賞玉検出器39a,39bが臨設されている。また、
遊技盤30には、前記した構成以外に遊技領域32の中
央部左右に入賞口42a,42bが設けられ、遊技領域
32の上部外側に払出ランプ43と玉切れランプ44と
が設けられている。
て前面枠2の裏面には、遊技盤30が着脱自在に取付け
られている。この遊技盤30には、打玉を誘導する誘導
レール31がほぼ円状に設けられ、その誘導レール31
に囲まれる中側範囲が遊技領域32を構成し、その遊技
領域32に可変表示装置や可変入賞球装置および入賞口
等の遊技装置が配置されるものである。より詳細に説明
すると、遊技領域32のほぼ中央には、複数の回転ドラ
ム機構を内蔵する可変表示装置33が配置され、該可変
表示装置33の下部に始動入賞口34と可変入賞球装置
35とが配置されている。始動入賞口34は、可変表示
装置33の回転ドラム機構を回転せしめるためのもので
あり、このため、始動入賞口34に入賞した入賞玉は、
遊技盤30の裏面に導かれて図3に示すように、入賞玉
集合カバー体45に設けられる始動入賞玉検出器46に
よって検出されるようになっている。また、可変入賞球
装置35は、ソレノイド37によって開閉駆動される開
閉板36を有し、該開閉板36の内部が3つに区画さ
れ、そのうちの中央が特定入賞領域として設定され、そ
の特定入賞領域に特定入賞玉検出器38が臨み、左右に
入賞玉検出器39a,39bが臨設されている。また、
遊技盤30には、前記した構成以外に遊技領域32の中
央部左右に入賞口42a,42bが設けられ、遊技領域
32の上部外側に払出ランプ43と玉切れランプ44と
が設けられている。
【0021】遊技領域32内には、さらに、通常の入賞
口48,49a,49bが設けられている。可変入賞球
装置35の開閉板36内部に打玉が入賞した場合には1
5個の景品玉が払出され、始動入賞口34に打玉が入賞
した場合には5個の景品玉が払出され、それ以外の通常
の入賞口42a,42b,48,49a,49bに打玉
が入賞した場合には10個の景品玉が払出される。この
ように、遊技領域32には、打玉の入賞により払出され
る景品玉が互いに異なる複数種別に分類される複数の入
賞領域が設けられている。
口48,49a,49bが設けられている。可変入賞球
装置35の開閉板36内部に打玉が入賞した場合には1
5個の景品玉が払出され、始動入賞口34に打玉が入賞
した場合には5個の景品玉が払出され、それ以外の通常
の入賞口42a,42b,48,49a,49bに打玉
が入賞した場合には10個の景品玉が払出される。この
ように、遊技領域32には、打玉の入賞により払出され
る景品玉が互いに異なる複数種別に分類される複数の入
賞領域が設けられている。
【0022】上記のように構成される遊技盤30の遊技
内容は、打玉が始動入賞口34に入賞して始動入賞玉検
出器46をONさせると、可変表示装置33の回転ドラ
ム機構が回転を開始し、一定時間(たとえば5秒)が経
過したときにその回転を停止する。そして、停止時の可
変表示装置33に表示される図柄の組合せが予め定めら
れた大当り図柄の組合せであるときに特定遊技状態(大
当り遊技状態とも言う)となって可変入賞球装置35の
開閉板36を一定時間(たとえば30秒間)が経過する
まで、または所定個数(たとえば10個)の入賞玉が発
生するまで開放する。そして、開閉板36の開放中に打
玉が特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器38をO
Nすると、継続権が発生し、再度開閉板36の上記した
開放動作を繰返す。この継続権の発生は、所定回数(た
とえば16回)許容される。したがって、大当り遊技状
態になると、短い間に多量の入賞玉を獲得するチャンス
がある。このように大当り遊技状態という遊技者にとっ
て極めて大きなチャンスは、可変表示装置33と1回の
可変表示結果に基づいて発生するため、打球供給皿6の
残留玉がほとんどなくなった時点で発生する場合もあ
り、このような場合、続けて打玉を発射させて打玉を可
変入賞球装置35の特定入賞領域に入賞させる必要があ
るにもかかわらず、打玉が打球供給皿6に残存していな
いので、あわてて玉貸スイッチ15を操作して遊技玉を
借受けなければならない。しかし、玉貸スイッチ15を
操作してから遊技玉が払出され、しかもその玉が発射さ
れて可変入賞球装置35の特定入賞領域に到達するまで
に多少の時間がかかるため、その時間の間に有利なチャ
ンス(継続権の成立)を逃してしまうという不都合があ
るが、本実施形態においては、モード切換スイッチ18
を自動モードに設定しておれば、玉検出器9が打玉の不
存在を検出した時点で自動的に遊技玉を打球供給皿6に
払出すので、上記したような不都合は生じない。一方、
上記したような自動モードに設定してあっても単位時間
当たりの景品玉払出度数が高い状態となったとき、たと
えば、上記した大当り遊技状態となったときには、その
後すぐに景品玉が払出されるので、遊技玉を自動的に払
出す必要がなく、磁気カードにおける残余玉貸情報を無
駄に消費することがない。
内容は、打玉が始動入賞口34に入賞して始動入賞玉検
出器46をONさせると、可変表示装置33の回転ドラ
ム機構が回転を開始し、一定時間(たとえば5秒)が経
過したときにその回転を停止する。そして、停止時の可
変表示装置33に表示される図柄の組合せが予め定めら
れた大当り図柄の組合せであるときに特定遊技状態(大
当り遊技状態とも言う)となって可変入賞球装置35の
開閉板36を一定時間(たとえば30秒間)が経過する
まで、または所定個数(たとえば10個)の入賞玉が発
生するまで開放する。そして、開閉板36の開放中に打
玉が特定入賞領域に入賞して特定入賞玉検出器38をO
Nすると、継続権が発生し、再度開閉板36の上記した
開放動作を繰返す。この継続権の発生は、所定回数(た
とえば16回)許容される。したがって、大当り遊技状
態になると、短い間に多量の入賞玉を獲得するチャンス
がある。このように大当り遊技状態という遊技者にとっ
て極めて大きなチャンスは、可変表示装置33と1回の
可変表示結果に基づいて発生するため、打球供給皿6の
残留玉がほとんどなくなった時点で発生する場合もあ
り、このような場合、続けて打玉を発射させて打玉を可
変入賞球装置35の特定入賞領域に入賞させる必要があ
るにもかかわらず、打玉が打球供給皿6に残存していな
いので、あわてて玉貸スイッチ15を操作して遊技玉を
借受けなければならない。しかし、玉貸スイッチ15を
操作してから遊技玉が払出され、しかもその玉が発射さ
れて可変入賞球装置35の特定入賞領域に到達するまで
に多少の時間がかかるため、その時間の間に有利なチャ
ンス(継続権の成立)を逃してしまうという不都合があ
るが、本実施形態においては、モード切換スイッチ18
を自動モードに設定しておれば、玉検出器9が打玉の不
存在を検出した時点で自動的に遊技玉を打球供給皿6に
払出すので、上記したような不都合は生じない。一方、
上記したような自動モードに設定してあっても単位時間
当たりの景品玉払出度数が高い状態となったとき、たと
えば、上記した大当り遊技状態となったときには、その
後すぐに景品玉が払出されるので、遊技玉を自動的に払
出す必要がなく、磁気カードにおける残余玉貸情報を無
駄に消費することがない。
【0023】ところで、遊技盤30の裏面には、図3に
示すように、遊技盤30の表面に設けられる前記の各種
の入賞口または入賞球装置に入賞した入賞玉を誘導して
集合させる入賞玉集合カバー体45が設けられている。
この入賞玉集合カバー体45には、入賞玉を誘導するた
めの複数の誘導通路451,452,453,454,
455が設けられている。そして、通常の入賞口48,
42a,42b,49a,49bに入賞した入賞玉が誘
導通路451,452,453,454により誘導され
る。誘導通路451,452で誘導されてきた入賞玉
は、それぞれ入賞玉検出器41a,41bにより検出さ
れる。入賞口49a,49bに入賞した入賞玉は、それ
ぞれ入賞玉検出スイッチ46b,46cにより検出され
る。始動入賞口34に入賞した入賞玉は、始動入賞玉検
出器46aにより検出される。可変入賞球装置35の開
閉板36内部に入賞した入賞玉のうち、特定入賞領域に
入賞した入賞玉が特定入賞玉検出器38により検出さ
れ、それ以外の入賞玉が入賞玉検出器39a,39bに
より検出される。開閉板36内部に入賞した入賞玉は、
誘導通路455により誘導される。
示すように、遊技盤30の表面に設けられる前記の各種
の入賞口または入賞球装置に入賞した入賞玉を誘導して
集合させる入賞玉集合カバー体45が設けられている。
この入賞玉集合カバー体45には、入賞玉を誘導するた
めの複数の誘導通路451,452,453,454,
455が設けられている。そして、通常の入賞口48,
42a,42b,49a,49bに入賞した入賞玉が誘
導通路451,452,453,454により誘導され
る。誘導通路451,452で誘導されてきた入賞玉
は、それぞれ入賞玉検出器41a,41bにより検出さ
れる。入賞口49a,49bに入賞した入賞玉は、それ
ぞれ入賞玉検出スイッチ46b,46cにより検出され
る。始動入賞口34に入賞した入賞玉は、始動入賞玉検
出器46aにより検出される。可変入賞球装置35の開
閉板36内部に入賞した入賞玉のうち、特定入賞領域に
入賞した入賞玉が特定入賞玉検出器38により検出さ
れ、それ以外の入賞玉が入賞玉検出器39a,39bに
より検出される。開閉板36内部に入賞した入賞玉は、
誘導通路455により誘導される。
【0024】このパチンコ遊技機1においては、前述し
たように、入賞領域の種別に応じて景品玉の払出し個数
が異なっており、このような入賞玉の区別をするため
に、特定入賞玉検出器38,入賞玉検出器39a,39
b,始動入賞玉検出器46a,入賞玉検出器41a,4
1b,46b,46cからの検出信号が、遊技制御基板
199に入力され、遊技制御基板199(図2参照)か
ら払出制御基板152に賞球個数信号(賞球個数データ
を表わす信号)が送られるようになっている。また、入
賞玉集合カバー体45の裏面には、遊技盤30に設けら
れるスイッチ類、ランプ類、駆動源類等から延びる配線
を中継する遊技中継基板47が取付けられている。
たように、入賞領域の種別に応じて景品玉の払出し個数
が異なっており、このような入賞玉の区別をするため
に、特定入賞玉検出器38,入賞玉検出器39a,39
b,始動入賞玉検出器46a,入賞玉検出器41a,4
1b,46b,46cからの検出信号が、遊技制御基板
199に入力され、遊技制御基板199(図2参照)か
ら払出制御基板152に賞球個数信号(賞球個数データ
を表わす信号)が送られるようになっている。また、入
賞玉集合カバー体45の裏面には、遊技盤30に設けら
れるスイッチ類、ランプ類、駆動源類等から延びる配線
を中継する遊技中継基板47が取付けられている。
【0025】上記のように構成されるパチンコ遊技機1
の側方に設けられるカードユニット50は、図1に示さ
れるように、使用可能状態であるか否かを表示する使用
可表示ランプ51と、カード内に記録された残額情報に
端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数を
前記度数表示LED16に表示させるための端数表示ス
イッチ52と、当該カードユニット50がいずれの側の
パチンコ遊技機1に対応しているか否かを表示する連結
台方向表示器53と、カードがカードユニット50内に
投入中であることを表示するカード投入表示ランプ54
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入
口55と、該カード挿入口55の裏面に設けられるカー
ドリーダライタの機構を点検する場合に開放するための
カードユニット錠56とが設けられている。
の側方に設けられるカードユニット50は、図1に示さ
れるように、使用可能状態であるか否かを表示する使用
可表示ランプ51と、カード内に記録された残額情報に
端数(100円未満の数)が存在する場合にその端数を
前記度数表示LED16に表示させるための端数表示ス
イッチ52と、当該カードユニット50がいずれの側の
パチンコ遊技機1に対応しているか否かを表示する連結
台方向表示器53と、カードがカードユニット50内に
投入中であることを表示するカード投入表示ランプ54
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード挿入
口55と、該カード挿入口55の裏面に設けられるカー
ドリーダライタの機構を点検する場合に開放するための
カードユニット錠56とが設けられている。
【0026】このように構成されるカードユニット50
は、その内部に設けられた独自の制御回路によって制御
されるものであるが、パチンコ遊技機1側に設けられる
前記スイッチ15、17、18、表示LED16や、払
出制御基板152とを接続する必要があるためパチンコ
遊技機1の裏面に設けられる後述する機構板60には、
インタフェース基板138が設けられている。そして、
パチンコ遊技機1は、インタフェ−ス基板138によ
り、カ−ドユニット50と接続されている。
は、その内部に設けられた独自の制御回路によって制御
されるものであるが、パチンコ遊技機1側に設けられる
前記スイッチ15、17、18、表示LED16や、払
出制御基板152とを接続する必要があるためパチンコ
遊技機1の裏面に設けられる後述する機構板60には、
インタフェース基板138が設けられている。そして、
パチンコ遊技機1は、インタフェ−ス基板138によ
り、カ−ドユニット50と接続されている。
【0027】次に、パチンコ遊技機1およびカ−ドユニ
ット50の裏面の構造について、図2に基づいて説明す
る。パチンコ遊技機1の機構板60には、その上部に玉
タンク65が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置
島に設置された状態でその上方からパチンコ玉がこの玉
タンク65内に供給される。67は玉欠乏検出器であ
る。この玉タンク65内に貯留されているパチンコ玉が
玉払出装置97に供給され、この玉払出装置97が作動
することにより玉が打球供給皿6内に払出される。
ット50の裏面の構造について、図2に基づいて説明す
る。パチンコ遊技機1の機構板60には、その上部に玉
タンク65が設けられ、パチンコ遊技機1が遊技機設置
島に設置された状態でその上方からパチンコ玉がこの玉
タンク65内に供給される。67は玉欠乏検出器であ
る。この玉タンク65内に貯留されているパチンコ玉が
玉払出装置97に供給され、この玉払出装置97が作動
することにより玉が打球供給皿6内に払出される。
【0028】機構板60には、さらに、払出制御基板用
の基板ボックス149と、遊技制御を行なうための遊技
制御基板199を収納する遊技制御基板ボックス198
とが設けられている。図中33は可変表示装置であり、
47は遊技中継基板である。遊技領域に打込まれて入賞
領域あるいは可変入賞球装置内に入賞した入賞玉は、入
賞玉処理装置115により処理され、その入賞玉1個に
つき所定個数の景品玉が玉払出装置97から払出され
る。
の基板ボックス149と、遊技制御を行なうための遊技
制御基板199を収納する遊技制御基板ボックス198
とが設けられている。図中33は可変表示装置であり、
47は遊技中継基板である。遊技領域に打込まれて入賞
領域あるいは可変入賞球装置内に入賞した入賞玉は、入
賞玉処理装置115により処理され、その入賞玉1個に
つき所定個数の景品玉が玉払出装置97から払出され
る。
【0029】196は打球発射装置であり、発射モータ
197の回転力を利用して打玉が1つずつ遊技領域に発
射される。図2において、パチンコ遊技機1の上方隅部
分に、ターミナル基板78が設けられている。このター
ミナル基板は、外部電源と接続するための電源コネクタ
80および電源スイッチ81が設けられている。さら
に、ターミナル基板78は、玉切れ情報出力端子79
a、発射制御信号入力端子79b、玉貸情報出力端子7
9c、補給情報出力端子79dが設けられている。
197の回転力を利用して打玉が1つずつ遊技領域に発
射される。図2において、パチンコ遊技機1の上方隅部
分に、ターミナル基板78が設けられている。このター
ミナル基板は、外部電源と接続するための電源コネクタ
80および電源スイッチ81が設けられている。さら
に、ターミナル基板78は、玉切れ情報出力端子79
a、発射制御信号入力端子79b、玉貸情報出力端子7
9c、補給情報出力端子79dが設けられている。
【0030】前記遊技制御基板ボックス198には、前
記可変表示装置33が予め定められた特定の表示態様と
なり前記特定遊技状態が発生する確率を入力設定するた
めのキースイッチ200が設けられており、遊技場の係
員が所定のキーをこのキースイッチ200に挿入した状
態で操作することにより、前記確率を、たとえば高確
率,中確率,低確率の3段階に設定することができる。
そして、その確率の設定状態が設定確率表示LED20
1により表示される。
記可変表示装置33が予め定められた特定の表示態様と
なり前記特定遊技状態が発生する確率を入力設定するた
めのキースイッチ200が設けられており、遊技場の係
員が所定のキーをこのキースイッチ200に挿入した状
態で操作することにより、前記確率を、たとえば高確
率,中確率,低確率の3段階に設定することができる。
そして、その確率の設定状態が設定確率表示LED20
1により表示される。
【0031】カ−ドユニット50とパチンコ遊技機1と
は、専用のインタフェ−スケ−ブル(図示省略)で接続
されており、このインタフェ−スケ−ブルを介してパチ
ンコ遊技機1およびカ−ドユニット50の間で、図12
〜図15で後述する各種信号が互いに入出力される。カ
−ドユニット50には、このインタフェ−スケ−ブルの
一方端を接続するためのコネクタ57が設けられてい
る。なお、インタフェ−スケ−ブルの他方端は、パチン
コ遊技機1の機構盤60に位置するインタフェ−ス基板
183に接続される。
は、専用のインタフェ−スケ−ブル(図示省略)で接続
されており、このインタフェ−スケ−ブルを介してパチ
ンコ遊技機1およびカ−ドユニット50の間で、図12
〜図15で後述する各種信号が互いに入出力される。カ
−ドユニット50には、このインタフェ−スケ−ブルの
一方端を接続するためのコネクタ57が設けられてい
る。なお、インタフェ−スケ−ブルの他方端は、パチン
コ遊技機1の機構盤60に位置するインタフェ−ス基板
183に接続される。
【0032】パチンコ遊技機1の側部に設けられている
カードユニット50には、玉貸額設定スイッチ213が
設けられており、遊技場の係員がこの玉貸額設定スイッ
チ213を操作することにより、1回の玉貸動作に伴っ
て貸し出される玉貸額が設定される。玉貸額設定スイッ
チ213を操作することにより、1回の玉貸動作に伴っ
て貸し出される玉貸額を、たとえば、100円(カ−ド
1度数分)、300円(カ−ド3度数分)、500円
(カ−ド5度数分)のうち、いずれかに設定可能であ
る。
カードユニット50には、玉貸額設定スイッチ213が
設けられており、遊技場の係員がこの玉貸額設定スイッ
チ213を操作することにより、1回の玉貸動作に伴っ
て貸し出される玉貸額が設定される。玉貸額設定スイッ
チ213を操作することにより、1回の玉貸動作に伴っ
て貸し出される玉貸額を、たとえば、100円(カ−ド
1度数分)、300円(カ−ド3度数分)、500円
(カ−ド5度数分)のうち、いずれかに設定可能であ
る。
【0033】次に、パチンコ遊技機1の背面に設けられ
る機構盤60の構成について、図4ないし図9を参照し
て説明する。図4は機構盤60の背面図であり、図5は
機構盤60に設けられる玉払出し装置97部分の背面か
ら見た正面図であり、図6は、機構盤60に設けられる
入賞玉処理装置115の背面から見た正面図であり、図
7は、機構盤60の下部背面を覆う通路カバー体132
の分解斜視図であり、図8は、機構盤60に取付けられ
る払出制御基板ボックス149の取付構造を示す分解斜
視図であり、図9(A)は、玉払出し装置97の側面か
ら見た断面図であり、図9(B)は、玉払出し装置97
の前方から見た断面図である。
る機構盤60の構成について、図4ないし図9を参照し
て説明する。図4は機構盤60の背面図であり、図5は
機構盤60に設けられる玉払出し装置97部分の背面か
ら見た正面図であり、図6は、機構盤60に設けられる
入賞玉処理装置115の背面から見た正面図であり、図
7は、機構盤60の下部背面を覆う通路カバー体132
の分解斜視図であり、図8は、機構盤60に取付けられ
る払出制御基板ボックス149の取付構造を示す分解斜
視図であり、図9(A)は、玉払出し装置97の側面か
ら見た断面図であり、図9(B)は、玉払出し装置97
の前方から見た断面図である。
【0034】また、図において、機構板60は、主とし
て景品玉を貯留する玉タンク65とその玉タンク65に
貯留された景品玉を下流側に整列しながら誘導する玉整
列レール69とが設けられる上部ベースユニット61
と、主として入賞に基づく景品玉を払出す玉払出装置9
7が設けられる中間ベースユニット62と、主として遊
技盤30に打込まれた入賞玉を含む打玉を処理する処理
機構が設けられる下部ベースユニット63と、に分割形
成したものを組付けて構成される。上記したように3つ
のベースユニット61〜63を組付けて構成した本実施
例の機構板60においては、図4に示されるように、背
面から見て全体として「コ」字状となっており、機構板
60を閉じた状態において遊技盤30の1側辺部が開放
された状態となる。このため、遊技盤30の裏面構造が
複雑(遊技盤にあっては、入賞装置の後方突出面積およ
び突出量の多いものがあり、また配線の複雑なものもあ
る)なものであっても、機構板60の開閉動作をスムー
ズに行なうことができる。なお、図示の実施例では、中
間ベースユニット62の反対側に上部ベースユニット6
1と下部ベースユニット63とを連結する連結仮部材6
4が設けられているが、この連結仮部材64は、必ずし
も必要ではなく、前記入賞玉集合カバー体45の構造に
よっては、必要とされないものもある。
て景品玉を貯留する玉タンク65とその玉タンク65に
貯留された景品玉を下流側に整列しながら誘導する玉整
列レール69とが設けられる上部ベースユニット61
と、主として入賞に基づく景品玉を払出す玉払出装置9
7が設けられる中間ベースユニット62と、主として遊
技盤30に打込まれた入賞玉を含む打玉を処理する処理
機構が設けられる下部ベースユニット63と、に分割形
成したものを組付けて構成される。上記したように3つ
のベースユニット61〜63を組付けて構成した本実施
例の機構板60においては、図4に示されるように、背
面から見て全体として「コ」字状となっており、機構板
60を閉じた状態において遊技盤30の1側辺部が開放
された状態となる。このため、遊技盤30の裏面構造が
複雑(遊技盤にあっては、入賞装置の後方突出面積およ
び突出量の多いものがあり、また配線の複雑なものもあ
る)なものであっても、機構板60の開閉動作をスムー
ズに行なうことができる。なお、図示の実施例では、中
間ベースユニット62の反対側に上部ベースユニット6
1と下部ベースユニット63とを連結する連結仮部材6
4が設けられているが、この連結仮部材64は、必ずし
も必要ではなく、前記入賞玉集合カバー体45の構造に
よっては、必要とされないものもある。
【0035】そこで、以下、機構板60の構成につい
て、各ベースユニット毎に説明する。まず、上部ベース
ユニット61には、図4に示すように、多量の景品玉を
貯留する玉タンク65と、該玉タンク65から供給され
る景品玉を複数列(本実施の形態の場合2列)に整列し
て流下させる玉整列レール69と、該玉整列レール69
によって誘導された景品玉を後述する玉払出装置97に
向けて方向転換するカーブ樋74と、そのカーブ樋74
の上方に設けられたターミナル基板78がそれぞれ所定
の位置に設けられている。
て、各ベースユニット毎に説明する。まず、上部ベース
ユニット61には、図4に示すように、多量の景品玉を
貯留する玉タンク65と、該玉タンク65から供給され
る景品玉を複数列(本実施の形態の場合2列)に整列し
て流下させる玉整列レール69と、該玉整列レール69
によって誘導された景品玉を後述する玉払出装置97に
向けて方向転換するカーブ樋74と、そのカーブ樋74
の上方に設けられたターミナル基板78がそれぞれ所定
の位置に設けられている。
【0036】玉タンク65は、その左右両側に突設され
た取付片によって上部ベースユニット61の所定の位置
(この位置には、玉タンク65の側面形状に沿った凹部
が形成されている)にビスで取付けられるようになって
いる。また、玉タンク65は、上面が開放したボックス
状に形成されるとともに、その底面下流側に玉整列レー
ル69と連通する落下口68が開設され、その落下口6
8に向かって傾斜する複数の傾斜底面によって底面が形
成されている。また、落下口68の上部の傾斜底面に
は、揺動自在に軸支される玉欠乏検知レバー66が設け
られ、その玉欠乏検知レバー66の下方に、玉欠乏検出
器67が固定されている。この玉欠乏検出器67は、玉
タンク65内に景品玉が不足したときに遊技場に設けら
れる管理コンピュータ(図示せず)に景品玉補給要求信
号を導出するとともに、遊技盤30に設けられる玉切れ
ランプ44を点灯するようになっている。なお、玉欠乏
検知レバー66は、玉タンク65内の景品玉が載置して
いるときに玉欠乏検出器67をOFFとし、玉タンク6
5内の景品玉が不足して載置しなくなったときに玉欠乏
検出器67をONして上記信号を出力するようになって
いる。また、玉欠乏検出器67から延びる配線は、一旦
ターミナル基板78に中継接続された後、ターミナル基
板78からホール用管理コンピュータに出力線が接続さ
れるようになっている。
た取付片によって上部ベースユニット61の所定の位置
(この位置には、玉タンク65の側面形状に沿った凹部
が形成されている)にビスで取付けられるようになって
いる。また、玉タンク65は、上面が開放したボックス
状に形成されるとともに、その底面下流側に玉整列レー
ル69と連通する落下口68が開設され、その落下口6
8に向かって傾斜する複数の傾斜底面によって底面が形
成されている。また、落下口68の上部の傾斜底面に
は、揺動自在に軸支される玉欠乏検知レバー66が設け
られ、その玉欠乏検知レバー66の下方に、玉欠乏検出
器67が固定されている。この玉欠乏検出器67は、玉
タンク65内に景品玉が不足したときに遊技場に設けら
れる管理コンピュータ(図示せず)に景品玉補給要求信
号を導出するとともに、遊技盤30に設けられる玉切れ
ランプ44を点灯するようになっている。なお、玉欠乏
検知レバー66は、玉タンク65内の景品玉が載置して
いるときに玉欠乏検出器67をOFFとし、玉タンク6
5内の景品玉が不足して載置しなくなったときに玉欠乏
検出器67をONして上記信号を出力するようになって
いる。また、玉欠乏検出器67から延びる配線は、一旦
ターミナル基板78に中継接続された後、ターミナル基
板78からホール用管理コンピュータに出力線が接続さ
れるようになっている。
【0037】上記した玉タンク65の下流側に配置され
る玉整列レール69は、上部ベースユニット61の一端
から他端に向けて傾斜状に取付けられ、その内部中央に
仕切壁69aが立設されている。この仕切壁69aは、
玉タンク65の落下口68から流出した景品玉を下流に
向かうに従って確実に左右2列に整列させるために徐々
に高く形成されている。また、玉整列レール69の下流
側上部には、玉ならし部材70が垂下され、玉整列レー
ル69上を上下2段となって流下する景品玉を1段とす
るようになっている。さらに、玉ならし部材70の下流
側に玉止め金具71と玉ならし金具72とが設けられて
いる。玉止め金具71は、故障や点検時に玉整列レール
69に貯留された玉を一時的に止めておくためのもので
あり、玉ならし金具72は、最終的に玉を1段に整列す
るものである。また、玉整列レール69を機構板60に
止着する際に、玉整列レール69の上流端側方に形成さ
れる調節長穴73の止着位置を調節することにより、玉
整列レール69の傾斜角度を調節することができる。
る玉整列レール69は、上部ベースユニット61の一端
から他端に向けて傾斜状に取付けられ、その内部中央に
仕切壁69aが立設されている。この仕切壁69aは、
玉タンク65の落下口68から流出した景品玉を下流に
向かうに従って確実に左右2列に整列させるために徐々
に高く形成されている。また、玉整列レール69の下流
側上部には、玉ならし部材70が垂下され、玉整列レー
ル69上を上下2段となって流下する景品玉を1段とす
るようになっている。さらに、玉ならし部材70の下流
側に玉止め金具71と玉ならし金具72とが設けられて
いる。玉止め金具71は、故障や点検時に玉整列レール
69に貯留された玉を一時的に止めておくためのもので
あり、玉ならし金具72は、最終的に玉を1段に整列す
るものである。また、玉整列レール69を機構板60に
止着する際に、玉整列レール69の上流端側方に形成さ
れる調節長穴73の止着位置を調節することにより、玉
整列レール69の傾斜角度を調節することができる。
【0038】さらに、整列レール69の下流側には、逆
「く」字状の通路が形成されるカーブ樋74が接続され
ている。このカーブ樋74は、玉整列レール69によっ
て前後方向(機構板60の背面から見て)2列に流下さ
れる景品玉を左右方向(同じく機構板60の背面から見
て)2列に流下するように方向転換するとともに、その
屈曲部に玉抜き口が形成され、その玉抜き口を玉抜き弁
75で開閉自在に閉塞するように構成されている。玉抜
き弁75は、パチンコ遊技機1の前面から玉抜きピンを
差し込む操作により玉抜き口を閉塞したり開放したりす
るものである。また、玉抜き口の下部には、玉抜き上部
通路76が形成されている。
「く」字状の通路が形成されるカーブ樋74が接続され
ている。このカーブ樋74は、玉整列レール69によっ
て前後方向(機構板60の背面から見て)2列に流下さ
れる景品玉を左右方向(同じく機構板60の背面から見
て)2列に流下するように方向転換するとともに、その
屈曲部に玉抜き口が形成され、その玉抜き口を玉抜き弁
75で開閉自在に閉塞するように構成されている。玉抜
き弁75は、パチンコ遊技機1の前面から玉抜きピンを
差し込む操作により玉抜き口を閉塞したり開放したりす
るものである。また、玉抜き口の下部には、玉抜き上部
通路76が形成されている。
【0039】上部ベースユニット61には、上記した構
成以外にターミナル基板78が設けられるが、このター
ミナル基板78は、外部電源供給線が接続される電源コ
ネクタ80、電源スイッチ81、外部(たとえばホール
用管理コンピュータ)とパチンコ遊技機1との間の信号
線を接続する玉切れ情報出力端子79aと発射制御信号
入力端子79bと玉貸情報出力端子79cと補給情報出
力端子79d等が設けられたプリント配線基板によって
構成されるものである。
成以外にターミナル基板78が設けられるが、このター
ミナル基板78は、外部電源供給線が接続される電源コ
ネクタ80、電源スイッチ81、外部(たとえばホール
用管理コンピュータ)とパチンコ遊技機1との間の信号
線を接続する玉切れ情報出力端子79aと発射制御信号
入力端子79bと玉貸情報出力端子79cと補給情報出
力端子79d等が設けられたプリント配線基板によって
構成されるものである。
【0040】また、上部ベースユニット61には、前記
カーブ樋74の下部左右に連結突部77が突接されてい
る。この連結突部77は、中間ベースユニット62の上
端に形成される連結凹突部82が嵌入されるものであ
り、上部ベースユニット61と中間ベースユニット62
とを組付けるものである。具体的には、連結凹突部82
には、連結突部77を嵌入する凹部が形成され、該凹部
を連結突部77に嵌合させた後、連結凹突部82の上方
からビスで一体的に螺着することにより、上部ベースユ
ニット61と中間ベースユニット62とを強固に連結す
るものである。
カーブ樋74の下部左右に連結突部77が突接されてい
る。この連結突部77は、中間ベースユニット62の上
端に形成される連結凹突部82が嵌入されるものであ
り、上部ベースユニット61と中間ベースユニット62
とを組付けるものである。具体的には、連結凹突部82
には、連結突部77を嵌入する凹部が形成され、該凹部
を連結突部77に嵌合させた後、連結凹突部82の上方
からビスで一体的に螺着することにより、上部ベースユ
ニット61と中間ベースユニット62とを強固に連結す
るものである。
【0041】次に、中間ベースユニット62の構成につ
いて、図5を参照して説明する。図5において、中間ベ
ースユニット62の上下には、連結凹突部82が形成さ
れるとともに、その側方に玉抜き中間通路83が形成さ
れている。連結凹突部82は、上部ベースユニット61
および下部ベースユニット63と中間ベースユニット6
2を連結固定するものであり、前記したように上部ベー
スユニット61の連結突部77に上部の連結凹突部82
を連結固定させるとともに、後述する下部ベースユニッ
ト63の連結突部102に下部の連結凹突部82を連結
固定させることにより、上部ベースユニット61と中間
ベースユニット62と下部ベースユニット63とを一体
的に連結するものである。なお、下部ベースユニット6
3の連結突部102と下部の連結凹突部82との連結固
定の仕方は、上部ベースユニット61の連結突部77と
上部の連結凹突部82の連結固定の仕方と同じである。
また、玉抜き中間通路83は、前記玉抜き上部通路76
と連通するものであって上記玉抜き弁75によって玉抜
きされた景品玉を流下させるものである。
いて、図5を参照して説明する。図5において、中間ベ
ースユニット62の上下には、連結凹突部82が形成さ
れるとともに、その側方に玉抜き中間通路83が形成さ
れている。連結凹突部82は、上部ベースユニット61
および下部ベースユニット63と中間ベースユニット6
2を連結固定するものであり、前記したように上部ベー
スユニット61の連結突部77に上部の連結凹突部82
を連結固定させるとともに、後述する下部ベースユニッ
ト63の連結突部102に下部の連結凹突部82を連結
固定させることにより、上部ベースユニット61と中間
ベースユニット62と下部ベースユニット63とを一体
的に連結するものである。なお、下部ベースユニット6
3の連結突部102と下部の連結凹突部82との連結固
定の仕方は、上部ベースユニット61の連結突部77と
上部の連結凹突部82の連結固定の仕方と同じである。
また、玉抜き中間通路83は、前記玉抜き上部通路76
と連通するものであって上記玉抜き弁75によって玉抜
きされた景品玉を流下させるものである。
【0042】ところで、中間ベースユニット62には、
その上部に通路体84が止着され、該通路体84の下方
に玉払出装置97が固着される。より詳細に説明する
と、通路体84は、前記カーブ樋74によって流下方向
を左右に変換された2列の景品玉を流下させる景品玉通
路86a,86bを有し、その景品玉通路86a,86
bの上流側に玉検出センサ87a,87bが臨むように
なっている。この玉検出センサ87a,87bは、景品
玉通路86a,86b内の景品玉の有無を検出するもの
で、いずれか一方の玉検出センサ87a,87bが景品
玉を検出しなくなったときには、景品玉払出装置97の
図示していないステッピングモータの回転を停止して景
品玉の払出を不能動化させるようになっている。なお、
玉検出センサ87a,87bは、景品玉払出装置97か
ら2列の景品玉通路86a,86b内に27〜28個の
景品玉を検出する位置に係止片88によって係止される
ようになっている。
その上部に通路体84が止着され、該通路体84の下方
に玉払出装置97が固着される。より詳細に説明する
と、通路体84は、前記カーブ樋74によって流下方向
を左右に変換された2列の景品玉を流下させる景品玉通
路86a,86bを有し、その景品玉通路86a,86
bの上流側に玉検出センサ87a,87bが臨むように
なっている。この玉検出センサ87a,87bは、景品
玉通路86a,86b内の景品玉の有無を検出するもの
で、いずれか一方の玉検出センサ87a,87bが景品
玉を検出しなくなったときには、景品玉払出装置97の
図示していないステッピングモータの回転を停止して景
品玉の払出を不能動化させるようになっている。なお、
玉検出センサ87a,87bは、景品玉払出装置97か
ら2列の景品玉通路86a,86b内に27〜28個の
景品玉を検出する位置に係止片88によって係止される
ようになっている。
【0043】また、通路体84は、その中央部で左右に
湾曲状となって内部を流下する景品玉の玉圧を弱めるよ
うに形成されるとともに、その湾曲部の中央に止め穴8
9が形成されている。止め穴89の裏面には、中間ベー
スユニット62に突設される取付ボス(図示せず)が嵌
入されるようになっており、止め穴89を取付ボスに嵌
入した後に止めネジを螺着して通路体84を中間ベース
ユニット62に固定するようになっている。なお、止め
ネジを螺着する前に、中間ベースユニット62に突設さ
れる係止突片85によって通路体84を所定の位置に装
着することができるようになっており、このような装着
を終えてから、止めネジを螺着することにより、最終的
に通路体84を中間ベースユニット62に固定するもの
である。
湾曲状となって内部を流下する景品玉の玉圧を弱めるよ
うに形成されるとともに、その湾曲部の中央に止め穴8
9が形成されている。止め穴89の裏面には、中間ベー
スユニット62に突設される取付ボス(図示せず)が嵌
入されるようになっており、止め穴89を取付ボスに嵌
入した後に止めネジを螺着して通路体84を中間ベース
ユニット62に固定するようになっている。なお、止め
ネジを螺着する前に、中間ベースユニット62に突設さ
れる係止突片85によって通路体84を所定の位置に装
着することができるようになっており、このような装着
を終えてから、止めネジを螺着することにより、最終的
に通路体84を中間ベースユニット62に固定するもの
である。
【0044】さらに、通路体84の下方には、玉止め装
置90が設けられている。この玉止め装置90は、支軸
93によって揺動自在に軸支され、かつ、その先端が景
品玉通路86a,86bに出没するストッパ片91と、
そのストッパ片91の上部後方に形成される係合部94
と係合する作動ピン95と、その作動ピン95に周設さ
れスプリング96とから構成され、作動ピン95が上下
方向にスライド自在に支持されている。
置90が設けられている。この玉止め装置90は、支軸
93によって揺動自在に軸支され、かつ、その先端が景
品玉通路86a,86bに出没するストッパ片91と、
そのストッパ片91の上部後方に形成される係合部94
と係合する作動ピン95と、その作動ピン95に周設さ
れスプリング96とから構成され、作動ピン95が上下
方向にスライド自在に支持されている。
【0045】そして、玉払出装置97が正常な状態で装
着された通常の使用状態においては、作動ピン95の下
端が玉払出装置97のケース98に当接してスプリング
96の付勢力に抗して押上げられた作動ピン95の中程
と係合部94とが係合してストッパ片91を景品玉通路
86a,86bから退避させる方向に回動させているの
で、景品玉通路86a,86bを流下する景品玉は、下
流側の玉払出装置97に供給される。一方、玉払出装置
97が逆方向に装着された状態では、作動ピン97の下
端がケース98に形成される穴(図示省略)に落ち込む
ように構成されているので、作動ピン95がスプリング
96の付勢力により下方に移動する。これにより、作動
ピン95の中程と係合部94との係合状態が解除され
る。そして、ストッパ片91の一部が景品玉通路86
a,86bに突出し、景品玉通路86a,86bを流下
する景品玉は、下流側の玉払出装置97に供給されるこ
となく係止される。このように、玉止め装置90は、玉
払出装置97に景品玉を供給したり、あるいはその供給
を停止したりするものであるが、たとえば、玉払出装置
97が故障したときに、玉払出装置97を取り外すこと
により自動的に景品玉の流下を停止し、従来のように、
すべての景品玉の玉抜き操作を終了してからでないと玉
払出装置97を取り外すことができないものに比較し
て、極めて簡単かつ迅速に玉払出装置97を取り外すこ
とができる。また、図示の玉払出装置97は、直方体状
のケース98に収納されているため、その上下方向に正
常な方向がわかりずらく、上下逆方向に取付ける場合が
あるが、このような場合にも、前述したように誤って逆
方向に装着した場合には、景品玉の流下を停止するよう
になっている。
着された通常の使用状態においては、作動ピン95の下
端が玉払出装置97のケース98に当接してスプリング
96の付勢力に抗して押上げられた作動ピン95の中程
と係合部94とが係合してストッパ片91を景品玉通路
86a,86bから退避させる方向に回動させているの
で、景品玉通路86a,86bを流下する景品玉は、下
流側の玉払出装置97に供給される。一方、玉払出装置
97が逆方向に装着された状態では、作動ピン97の下
端がケース98に形成される穴(図示省略)に落ち込む
ように構成されているので、作動ピン95がスプリング
96の付勢力により下方に移動する。これにより、作動
ピン95の中程と係合部94との係合状態が解除され
る。そして、ストッパ片91の一部が景品玉通路86
a,86bに突出し、景品玉通路86a,86bを流下
する景品玉は、下流側の玉払出装置97に供給されるこ
となく係止される。このように、玉止め装置90は、玉
払出装置97に景品玉を供給したり、あるいはその供給
を停止したりするものであるが、たとえば、玉払出装置
97が故障したときに、玉払出装置97を取り外すこと
により自動的に景品玉の流下を停止し、従来のように、
すべての景品玉の玉抜き操作を終了してからでないと玉
払出装置97を取り外すことができないものに比較し
て、極めて簡単かつ迅速に玉払出装置97を取り外すこ
とができる。また、図示の玉払出装置97は、直方体状
のケース98に収納されているため、その上下方向に正
常な方向がわかりずらく、上下逆方向に取付ける場合が
あるが、このような場合にも、前述したように誤って逆
方向に装着した場合には、景品玉の流下を停止するよう
になっている。
【0046】中間ベースユニット62の下方に装着され
る玉払出装置97は、直方体状のケース98の内部に収
納されて構成されるが、ケース98の左右4箇所の係合
突部(図示省略)を中間ベースユニット62に形成され
る位置決め突片100に当接させ、その状態で中間ベー
スユニット62の下部に形成される弾性係合片101に
よってケース98の下端を係合することにより装着され
る。また、ケース98内に構成される玉払出装置97の
具体的な構成は、次に詳細に説明するが、ステッピング
モータ189によってスクリュー188を回転せしめ
て、玉を1個ずつ計数しながら払出す形式のものであ
る。そして、この玉払出装置97によって払出される玉
は、入賞に基づく景品玉だけではなく、貸し出すべき遊
技玉も玉払出装置97によって払出されるようになって
いる。
る玉払出装置97は、直方体状のケース98の内部に収
納されて構成されるが、ケース98の左右4箇所の係合
突部(図示省略)を中間ベースユニット62に形成され
る位置決め突片100に当接させ、その状態で中間ベー
スユニット62の下部に形成される弾性係合片101に
よってケース98の下端を係合することにより装着され
る。また、ケース98内に構成される玉払出装置97の
具体的な構成は、次に詳細に説明するが、ステッピング
モータ189によってスクリュー188を回転せしめ
て、玉を1個ずつ計数しながら払出す形式のものであ
る。そして、この玉払出装置97によって払出される玉
は、入賞に基づく景品玉だけではなく、貸し出すべき遊
技玉も玉払出装置97によって払出されるようになって
いる。
【0047】そこで、玉払出装置97の構成について図
9(A),図9(B)を参照して説明すると、玉払出装
置97のケース98は、左右2つに分割形成され、それ
ぞれの分割ケース98a,98bに玉供給路181a,
181bが形成されている。玉供給路181a,181
bは、その内部で湾曲面182a,182bとなって後
方に向かって湾曲しており、その湾曲面182a,18
2bの終端の下方に玉送り水平路184a,184bが
形成され、さらに玉送り水平路184a,184bの終
端に玉排出路183a,183bが形成されている。こ
れらの玉供給路181a,181b、玉送り水平路18
4a,184b、および玉排出路183a,183b
は、分割ケース98a,98bを前後に区画する区画壁
195a,195bの前方に形成されている。また、分
割ケース98a,98bの前方には、玉圧緩衝部材18
5が挾持されるようになっている。この玉圧緩衝部材1
85は、前記通路体84の景品玉通路86a,86bか
ら供給される景品玉を、図9(B)に示すように、左右
側方に振り分けて玉供給路181a,181bに誘導す
るとともに、その下方部に発光素子186(LED)と
受光素子187とが設けられている。発光素子186と
受光素子187とは、所定の間隔をあけて設けられ、こ
の間隔内にスクリュー188の先端が挿入されるように
なっている。なお、玉圧緩衝部材185は、分割ケース
98a,98bを張り合わせたときに、完全に内部に収
納固定されるようになっている。
9(A),図9(B)を参照して説明すると、玉払出装
置97のケース98は、左右2つに分割形成され、それ
ぞれの分割ケース98a,98bに玉供給路181a,
181bが形成されている。玉供給路181a,181
bは、その内部で湾曲面182a,182bとなって後
方に向かって湾曲しており、その湾曲面182a,18
2bの終端の下方に玉送り水平路184a,184bが
形成され、さらに玉送り水平路184a,184bの終
端に玉排出路183a,183bが形成されている。こ
れらの玉供給路181a,181b、玉送り水平路18
4a,184b、および玉排出路183a,183b
は、分割ケース98a,98bを前後に区画する区画壁
195a,195bの前方に形成されている。また、分
割ケース98a,98bの前方には、玉圧緩衝部材18
5が挾持されるようになっている。この玉圧緩衝部材1
85は、前記通路体84の景品玉通路86a,86bか
ら供給される景品玉を、図9(B)に示すように、左右
側方に振り分けて玉供給路181a,181bに誘導す
るとともに、その下方部に発光素子186(LED)と
受光素子187とが設けられている。発光素子186と
受光素子187とは、所定の間隔をあけて設けられ、こ
の間隔内にスクリュー188の先端が挿入されるように
なっている。なお、玉圧緩衝部材185は、分割ケース
98a,98bを張り合わせたときに、完全に内部に収
納固定されるようになっている。
【0048】また、前記玉送り水平路184a,184
bの間には、ステッピングモータ189によって回転せ
しめられるスクリュー188が配置されている。すなわ
ち、区画壁195a,195bの後方に形成される固定
溝191a,191bにステッピングモータ189を固
定するモータ固定板190を嵌合固定し、ステッピング
モータ189のモータ軸を区画壁195a,195bの
前方に突出させて、その突出前方にスクリュー188が
固定されるものである。スクリュー188の外周には、
ステッピングモータ189の回転により玉送り水平路1
84a,184bに載置された景品玉を前方に移動せし
めるような螺旋突起188aが突設されるとともに、ス
クリュー188の先端には、前記発光素子186を被覆
する凹部が形成され、その凹部に2つの切欠部192が
形成されている。この切欠部192は、180度の対称
位置に形成されているので、スクリュー188が1回転
する間に、発光素子186からの光が切欠部192を介
して2回受光素子187によって検出されるようになっ
ている。なお、前記発光素子186、受光素子187、
およびステッピングモータ189からの配線193は、
まとめられてケース98の後部下方に形成された引出穴
から外部に引出されてコネクタ194に結線される。
bの間には、ステッピングモータ189によって回転せ
しめられるスクリュー188が配置されている。すなわ
ち、区画壁195a,195bの後方に形成される固定
溝191a,191bにステッピングモータ189を固
定するモータ固定板190を嵌合固定し、ステッピング
モータ189のモータ軸を区画壁195a,195bの
前方に突出させて、その突出前方にスクリュー188が
固定されるものである。スクリュー188の外周には、
ステッピングモータ189の回転により玉送り水平路1
84a,184bに載置された景品玉を前方に移動せし
めるような螺旋突起188aが突設されるとともに、ス
クリュー188の先端には、前記発光素子186を被覆
する凹部が形成され、その凹部に2つの切欠部192が
形成されている。この切欠部192は、180度の対称
位置に形成されているので、スクリュー188が1回転
する間に、発光素子186からの光が切欠部192を介
して2回受光素子187によって検出されるようになっ
ている。なお、前記発光素子186、受光素子187、
およびステッピングモータ189からの配線193は、
まとめられてケース98の後部下方に形成された引出穴
から外部に引出されてコネクタ194に結線される。
【0049】上記のように構成される玉払出装置97に
おいては、玉供給路181a,181bから供給される
景品玉が玉送り水平路184a,184bの後端部に供
給された位置で停止された状態において、ステッピング
モータ189の回転を開始すると、スクリュー188の
螺旋突起188aにより景品玉が玉送り水平路184
a,184b上を前方に向かって移動し、遂には、玉送
り水平路184a,184bの終端から玉排出路183
a,183bに向けて落下する。このとき、左右の玉送
り水平路184aと184bからの景品玉の落下は、交
互に行なわれるが、この交互の落下は、スクリュー18
8が半回転する毎に一方から1個の景品玉が落下するの
で、結局1個の景品玉が落下する毎に発光素子186か
らの光が受光素子187によって検出されることにな
る。このため、受光素子187によって検出された信号
数が予め定められた景品玉数(1個の入賞に対応する)
に到達したときにステッピングモータ189の駆動を停
止するように制御することにより、正確に入賞に対応す
る景品玉を払出すことができる。なお、回転体として
は、スクリュー188の他に、回転することにより玉を
下方に流下させるスプロケット等でもよい。
おいては、玉供給路181a,181bから供給される
景品玉が玉送り水平路184a,184bの後端部に供
給された位置で停止された状態において、ステッピング
モータ189の回転を開始すると、スクリュー188の
螺旋突起188aにより景品玉が玉送り水平路184
a,184b上を前方に向かって移動し、遂には、玉送
り水平路184a,184bの終端から玉排出路183
a,183bに向けて落下する。このとき、左右の玉送
り水平路184aと184bからの景品玉の落下は、交
互に行なわれるが、この交互の落下は、スクリュー18
8が半回転する毎に一方から1個の景品玉が落下するの
で、結局1個の景品玉が落下する毎に発光素子186か
らの光が受光素子187によって検出されることにな
る。このため、受光素子187によって検出された信号
数が予め定められた景品玉数(1個の入賞に対応する)
に到達したときにステッピングモータ189の駆動を停
止するように制御することにより、正確に入賞に対応す
る景品玉を払出すことができる。なお、回転体として
は、スクリュー188の他に、回転することにより玉を
下方に流下させるスプロケット等でもよい。
【0050】次に、下部ベースユニット63の構成につ
いて説明する。図4において、下部ベースユニット63
の前面側(遊技盤5に当接する側)には、そのほぼ中程
に入賞玉集合樋103が傾斜状に設けられている。この
入賞玉集合樋103は、遊技盤30の可変入賞球装置3
5等に入賞した入賞玉を受け止めて後述する入賞玉処理
装置115に誘導するものであり、その下流側が入賞玉
を1個ずつ流下させる入賞玉誘導通路105となってい
る。なお、入賞玉集合樋103の傾斜に沿ってゴミ排出
穴104が形成されている。また、入賞玉集合樋103
の下方には、遊技盤32に設けられるアウト口40から
のアウト玉を導くアウト玉誘導通路106も形成されて
いる。アウト玉誘導通路106の末端は、後述する玉抜
き下部通路107に合流するようになっている。
いて説明する。図4において、下部ベースユニット63
の前面側(遊技盤5に当接する側)には、そのほぼ中程
に入賞玉集合樋103が傾斜状に設けられている。この
入賞玉集合樋103は、遊技盤30の可変入賞球装置3
5等に入賞した入賞玉を受け止めて後述する入賞玉処理
装置115に誘導するものであり、その下流側が入賞玉
を1個ずつ流下させる入賞玉誘導通路105となってい
る。なお、入賞玉集合樋103の傾斜に沿ってゴミ排出
穴104が形成されている。また、入賞玉集合樋103
の下方には、遊技盤32に設けられるアウト口40から
のアウト玉を導くアウト玉誘導通路106も形成されて
いる。アウト玉誘導通路106の末端は、後述する玉抜
き下部通路107に合流するようになっている。
【0051】一方、下部ベースユニット63の後面側に
は、その1側上部に景品玉払出通路108が形成され、
その景品玉払出通路108の下端に上皿連通口110が
形成されている。この上皿連通口110は、パチンコ遊
技機1の前面に設けられる打球供給皿6に景品玉を導く
ものである。また、景品玉払出通路108の側方には、
前記玉抜き中間通路83と連通する玉抜き下部通路10
7が形成される。この玉抜き下部通路107は、下部ベ
ースユニット63の1側から中央にかけて形成されると
ともに、その途中において、前記景品玉払出通路108
と後述する入賞玉出口121と連通し、最終的に前記ア
ウト玉誘導通路106と合流するようになっている。
は、その1側上部に景品玉払出通路108が形成され、
その景品玉払出通路108の下端に上皿連通口110が
形成されている。この上皿連通口110は、パチンコ遊
技機1の前面に設けられる打球供給皿6に景品玉を導く
ものである。また、景品玉払出通路108の側方には、
前記玉抜き中間通路83と連通する玉抜き下部通路10
7が形成される。この玉抜き下部通路107は、下部ベ
ースユニット63の1側から中央にかけて形成されると
ともに、その途中において、前記景品玉払出通路108
と後述する入賞玉出口121と連通し、最終的に前記ア
ウト玉誘導通路106と合流するようになっている。
【0052】前述した景品玉払出通路108と玉抜き下
部通路107との間には、切換レバー109が配置され
ている。切換レバー109は、その下端部を支軸で軸支
されることにより回動自在となっており、図4の実線で
示すように、右側に傾動されているときには、玉払出装
置97から排出された景品玉を上皿連通口110に導
き、図4の一点鎖線で示すように、左側に傾動されてい
るときには、玉払出装置97から排出された景品玉を玉
抜き下部通路107に導いてパチンコ遊技機1の外部に
排出するようになっている。なお、切換レバー109の
切換操作は、切換レバー109の上部に突設される操作
ピン(図示せず)を手動操作することにより行なうこと
ができる。また、切換レバー109は、左右いずれに傾
動されたときにもその状態を保持するように付勢される
バネ製の部材を設けることが望ましい。なお、切換レバ
ー109をソレノイド等の電気的駆動源により切換操作
できるようにしてもよい。
部通路107との間には、切換レバー109が配置され
ている。切換レバー109は、その下端部を支軸で軸支
されることにより回動自在となっており、図4の実線で
示すように、右側に傾動されているときには、玉払出装
置97から排出された景品玉を上皿連通口110に導
き、図4の一点鎖線で示すように、左側に傾動されてい
るときには、玉払出装置97から排出された景品玉を玉
抜き下部通路107に導いてパチンコ遊技機1の外部に
排出するようになっている。なお、切換レバー109の
切換操作は、切換レバー109の上部に突設される操作
ピン(図示せず)を手動操作することにより行なうこと
ができる。また、切換レバー109は、左右いずれに傾
動されたときにもその状態を保持するように付勢される
バネ製の部材を設けることが望ましい。なお、切換レバ
ー109をソレノイド等の電気的駆動源により切換操作
できるようにしてもよい。
【0053】前記上皿連通口110の他の側方には、連
絡通路111が接続され、その連絡通路111の末端に
余剰玉通路112が接続されている。しかして、入賞に
基づく景品玉が多数払出されて打球供給皿6が景品玉で
満杯となり、ついには上皿連通口110に到達してさら
に景品玉が払出し続けられたときには、景品玉は連絡通
路111を介して余剰玉通路112に導かれ、その後、
図示しない接続樋を介して前記余剰玉受皿20に排出さ
れる。そして、さらに景品玉が払出し続けられたときに
は、余剰玉受皿20も満杯になるが、余剰玉通路112
の1側側壁に設けられた満タン検知板113部分に到達
すると、満タン検知板113が景品玉に押圧されて上端
の支軸を中心にして外側に向かって揺動し、これによっ
て満タン検出器114がONされて、玉払出装置97の
ステッピングモータの駆動を停止して景品玉の払出動作
を不能動化するとともに、必要に応じて打球発射装置の
駆動も停止される。
絡通路111が接続され、その連絡通路111の末端に
余剰玉通路112が接続されている。しかして、入賞に
基づく景品玉が多数払出されて打球供給皿6が景品玉で
満杯となり、ついには上皿連通口110に到達してさら
に景品玉が払出し続けられたときには、景品玉は連絡通
路111を介して余剰玉通路112に導かれ、その後、
図示しない接続樋を介して前記余剰玉受皿20に排出さ
れる。そして、さらに景品玉が払出し続けられたときに
は、余剰玉受皿20も満杯になるが、余剰玉通路112
の1側側壁に設けられた満タン検知板113部分に到達
すると、満タン検知板113が景品玉に押圧されて上端
の支軸を中心にして外側に向かって揺動し、これによっ
て満タン検出器114がONされて、玉払出装置97の
ステッピングモータの駆動を停止して景品玉の払出動作
を不能動化するとともに、必要に応じて打球発射装置の
駆動も停止される。
【0054】前記した景品玉払出通路108、玉抜き下
部通路107、連絡通路111、および余剰玉通路11
2の後面は、図7に示すような、ビスによって止着され
る通路カバー体132によって覆われるが、次に説明す
る入賞玉処理装置115部分に対応する位置には、取付
開口113が形成され、その取付開口113を支軸13
5を中心にして開閉する開閉蓋134で開閉自在に覆わ
れる。この開閉蓋134は、凹状に形成され、その凹状
部に前記カードユニット50とパチンコ遊技機1側の部
品とを電気的に接続するインタフェース基板138が収
納されるようになっている。さらに、下部ベースユニッ
ト63の下部1側には、入賞玉処理装置115および前
記玉払出装置97の動作を制御する景品玉払出制御基板
152を収納する基板ボックス149を収納する収納部
148が形成されている。
部通路107、連絡通路111、および余剰玉通路11
2の後面は、図7に示すような、ビスによって止着され
る通路カバー体132によって覆われるが、次に説明す
る入賞玉処理装置115部分に対応する位置には、取付
開口113が形成され、その取付開口113を支軸13
5を中心にして開閉する開閉蓋134で開閉自在に覆わ
れる。この開閉蓋134は、凹状に形成され、その凹状
部に前記カードユニット50とパチンコ遊技機1側の部
品とを電気的に接続するインタフェース基板138が収
納されるようになっている。さらに、下部ベースユニッ
ト63の下部1側には、入賞玉処理装置115および前
記玉払出装置97の動作を制御する景品玉払出制御基板
152を収納する基板ボックス149を収納する収納部
148が形成されている。
【0055】そこでまず、入賞玉処理装置115の構成
について、図6を参照して説明する。図6に示すよう
に、入賞玉処理装置115は、取付ベース116に集約
して形成され、このため、取付ベース116の周囲に形
成される取付部118を下部ベースユニット63に突接
される取付ボスに嵌入してビスで螺着することにより、
簡単に下部ベースユニット63に装着することができ
る。なお、取付ベース116の周囲は、補強リブ117
が形成され、全体の剛性を強化している。また、取付ベ
ース116を下部ベースユニット63に装着したときに
は、下部ベースユニット63に形成された入賞玉入口1
19と取付ベース116に形成される入賞玉流下路12
0の始端部とが合致するようになっており、これにより
入賞玉が入賞玉処理装置115に導かれるようになって
いる。また、入賞玉処理装置115で処理された後の入
賞玉は、下部ベースユニット63の玉抜き下部通路10
7に連通する位置に形成された入賞玉出口121に排出
されるようになっている。
について、図6を参照して説明する。図6に示すよう
に、入賞玉処理装置115は、取付ベース116に集約
して形成され、このため、取付ベース116の周囲に形
成される取付部118を下部ベースユニット63に突接
される取付ボスに嵌入してビスで螺着することにより、
簡単に下部ベースユニット63に装着することができ
る。なお、取付ベース116の周囲は、補強リブ117
が形成され、全体の剛性を強化している。また、取付ベ
ース116を下部ベースユニット63に装着したときに
は、下部ベースユニット63に形成された入賞玉入口1
19と取付ベース116に形成される入賞玉流下路12
0の始端部とが合致するようになっており、これにより
入賞玉が入賞玉処理装置115に導かれるようになって
いる。また、入賞玉処理装置115で処理された後の入
賞玉は、下部ベースユニット63の玉抜き下部通路10
7に連通する位置に形成された入賞玉出口121に排出
されるようになっている。
【0056】ところで、取付ベース116の下部側方か
ら中央にかけて直角状の入賞玉流下路120が形成さ
れ、その入賞玉流下路120の屈曲部よりやや下方に入
賞玉検出器122が係止爪123により固定されてい
る。この入賞玉検出器122は、近接型のスイッチであ
り、その前方部に入賞玉が通過する通過穴が形成されて
いる。また、この入賞玉検出器122の通過穴を挟むよ
うに第1玉係止部材124と第2玉係止部材130とが
それぞれ支軸125、131を中心にして揺動自在に軸
支されている。第1玉係止部材124の後端は、リンク
杆126を介してソレノイド127のプランジャ128
に連結されている。ソレノイド127は、取付ベース1
16に突設される係止爪によって着脱自在に装着される
とともに、そのプランジャ128にスプリング129が
周設され、常にプランジャ128を下方に向けて付勢し
ている。一方、第1玉係止部材124の先端側には、そ
の上部に玉止部124aが形成され、その下部に第2玉
止部130と係合する係合片124bが形成され、第2
玉止部130には、その前方上部に玉止部130aが形
成され、その中程に前記係合片124bと係合する係合
凹部130bが形成されている。
ら中央にかけて直角状の入賞玉流下路120が形成さ
れ、その入賞玉流下路120の屈曲部よりやや下方に入
賞玉検出器122が係止爪123により固定されてい
る。この入賞玉検出器122は、近接型のスイッチであ
り、その前方部に入賞玉が通過する通過穴が形成されて
いる。また、この入賞玉検出器122の通過穴を挟むよ
うに第1玉係止部材124と第2玉係止部材130とが
それぞれ支軸125、131を中心にして揺動自在に軸
支されている。第1玉係止部材124の後端は、リンク
杆126を介してソレノイド127のプランジャ128
に連結されている。ソレノイド127は、取付ベース1
16に突設される係止爪によって着脱自在に装着される
とともに、そのプランジャ128にスプリング129が
周設され、常にプランジャ128を下方に向けて付勢し
ている。一方、第1玉係止部材124の先端側には、そ
の上部に玉止部124aが形成され、その下部に第2玉
止部130と係合する係合片124bが形成され、第2
玉止部130には、その前方上部に玉止部130aが形
成され、その中程に前記係合片124bと係合する係合
凹部130bが形成されている。
【0057】上記した入賞玉処理装置115の作用につ
いて参照して説明すると、まず、ソレノイド127がO
FFである通常の状態においては、図6(A)に示すよ
うに、第1玉係止部124の玉止部124aは、入賞玉
流下路120内に突出していないか、第2玉止部材13
0の玉止部130aは、入賞玉検出器122の下方の入
賞玉流下路120に突出した状態となっている。そのよ
うな状態で入賞玉が発生して入賞玉が流下路120に流
下してきたときには、先頭の入賞玉P1が入賞玉検出器
122の通過穴に入った状態で玉止部130aによって
停留される。このため、入賞玉検出器122から検出信
号が払出制御基板152の制御回路に送られ、これによ
り玉払出装置97が駆動制御されて所定個数の景品玉の
払出が行なわれる。なお、先頭の入賞玉P1が玉止部1
30aで停留している状態において、後続の入賞玉を含
めたすべての入賞玉の玉圧が第2玉止部材130の玉止
部130aにかかるか、その荷重は、玉止部130aの
ほぼ真下に位置する支軸131で受止められるため、係
合凹部130bと係合片124bとの係合による第1玉
止部材124への負荷が減少することとなり、これによ
ってプランジャ128がスプリング129の付勢力に抗
して上昇することがない。すなわち、多数の入賞玉の荷
重によって第1および第2玉止部材124、130が盲
動することがなく、確実に入賞玉を1個ずつ処理するも
のである。
いて参照して説明すると、まず、ソレノイド127がO
FFである通常の状態においては、図6(A)に示すよ
うに、第1玉係止部124の玉止部124aは、入賞玉
流下路120内に突出していないか、第2玉止部材13
0の玉止部130aは、入賞玉検出器122の下方の入
賞玉流下路120に突出した状態となっている。そのよ
うな状態で入賞玉が発生して入賞玉が流下路120に流
下してきたときには、先頭の入賞玉P1が入賞玉検出器
122の通過穴に入った状態で玉止部130aによって
停留される。このため、入賞玉検出器122から検出信
号が払出制御基板152の制御回路に送られ、これによ
り玉払出装置97が駆動制御されて所定個数の景品玉の
払出が行なわれる。なお、先頭の入賞玉P1が玉止部1
30aで停留している状態において、後続の入賞玉を含
めたすべての入賞玉の玉圧が第2玉止部材130の玉止
部130aにかかるか、その荷重は、玉止部130aの
ほぼ真下に位置する支軸131で受止められるため、係
合凹部130bと係合片124bとの係合による第1玉
止部材124への負荷が減少することとなり、これによ
ってプランジャ128がスプリング129の付勢力に抗
して上昇することがない。すなわち、多数の入賞玉の荷
重によって第1および第2玉止部材124、130が盲
動することがなく、確実に入賞玉を1個ずつ処理するも
のである。
【0058】そして、所定個数の景品玉の払出しが終了
したときには、払出制御基板152からソレノイド12
7に駆動信号が送られてソレノイド127を所定時間O
Nする。ソレノイド127がONすると、図6(B)に
示すように、玉止部124aが入賞玉流下路120内に
進入して次の入賞玉P2の入賞玉検出器122の通過穴
への進入を阻止するとともに、玉止部130aが入賞玉
流下路120から退避するので、先頭の入賞玉P1が開
放されて下方に向かって流下する。そして、一定時間が
経過してソレノイド127がOFFになると、再度図6
(A)に示す状態に戻って次の入賞玉による景品玉の払
出動作が行なわれる。なお、本実施形態においては、入
賞玉検出器122が入賞玉を検出してから玉払出装置9
7を駆動するまでの時間をWAIT時間(待ち時間とも
言う)と言い、そのWAIT時間は、変動制御されるよ
うになっている。
したときには、払出制御基板152からソレノイド12
7に駆動信号が送られてソレノイド127を所定時間O
Nする。ソレノイド127がONすると、図6(B)に
示すように、玉止部124aが入賞玉流下路120内に
進入して次の入賞玉P2の入賞玉検出器122の通過穴
への進入を阻止するとともに、玉止部130aが入賞玉
流下路120から退避するので、先頭の入賞玉P1が開
放されて下方に向かって流下する。そして、一定時間が
経過してソレノイド127がOFFになると、再度図6
(A)に示す状態に戻って次の入賞玉による景品玉の払
出動作が行なわれる。なお、本実施形態においては、入
賞玉検出器122が入賞玉を検出してから玉払出装置9
7を駆動するまでの時間をWAIT時間(待ち時間とも
言う)と言い、そのWAIT時間は、変動制御されるよ
うになっている。
【0059】このように、本実施形態における入賞玉処
理装置115は、発生した入賞玉を一端停留し、所定の
景品玉が払出される毎に1個ずつ入賞玉を処理するよう
にしたので、停電時等においては、発生した入賞玉が証
拠玉として残留するので、遊技者との間でトラブルが生
じることがない。なお、バックアップ機能がある場合に
は、このような入賞玉処理装置115を使用することな
く、発生した入賞玉をすべて記憶して、記憶が終わった
入賞玉をパチンコ遊技機1の外部に排出するようにして
もよい。
理装置115は、発生した入賞玉を一端停留し、所定の
景品玉が払出される毎に1個ずつ入賞玉を処理するよう
にしたので、停電時等においては、発生した入賞玉が証
拠玉として残留するので、遊技者との間でトラブルが生
じることがない。なお、バックアップ機能がある場合に
は、このような入賞玉処理装置115を使用することな
く、発生した入賞玉をすべて記憶して、記憶が終わった
入賞玉をパチンコ遊技機1の外部に排出するようにして
もよい。
【0060】次に、図7を参照して通路カバー体132
の構成について説明する。通路カバー体132は、前述
したように、景品玉払出通路108、玉抜き下部通路1
07、連絡通路111、および余剰玉通路112の後面
を覆うものであるが、前記入賞玉処理装置115部分に
対応する位置には、取付開口133が形成され、その取
付開口133が支軸135を中心にして開閉する開閉蓋
134によって開閉自在に覆われる。また、開閉蓋13
4の開放側には、係止部134aが形成され、その係止
部134aに通路カバー体132が突設される係止爪1
36を係合することにより係止される。また、開閉蓋1
34には、基板収納凹部137が形成され、その基板収
納凹部137にインタフェース基板138が収納支持さ
れる。具体的には、インタフェース基板138の上端が
基板収納凹部137内に形成される係止部139に係止
され、基板収納凹部137内の下部1側に突設される取
付ボス140にビス141でインタフェース基板138
の下部を螺着して固定される。そして、インタフェース
基板138が基板収納凹部137に収納支持された状態
で蓋カバー142によって保護される。蓋カバー142
には、インタフェース基板138のコネクタ138b,
138c,138dと接続するための接続用開口143
が形成されているとともに、スピーカ19のコネクタと
接続する端子が臨む開口142aが形成されている。
の構成について説明する。通路カバー体132は、前述
したように、景品玉払出通路108、玉抜き下部通路1
07、連絡通路111、および余剰玉通路112の後面
を覆うものであるが、前記入賞玉処理装置115部分に
対応する位置には、取付開口133が形成され、その取
付開口133が支軸135を中心にして開閉する開閉蓋
134によって開閉自在に覆われる。また、開閉蓋13
4の開放側には、係止部134aが形成され、その係止
部134aに通路カバー体132が突設される係止爪1
36を係合することにより係止される。また、開閉蓋1
34には、基板収納凹部137が形成され、その基板収
納凹部137にインタフェース基板138が収納支持さ
れる。具体的には、インタフェース基板138の上端が
基板収納凹部137内に形成される係止部139に係止
され、基板収納凹部137内の下部1側に突設される取
付ボス140にビス141でインタフェース基板138
の下部を螺着して固定される。そして、インタフェース
基板138が基板収納凹部137に収納支持された状態
で蓋カバー142によって保護される。蓋カバー142
には、インタフェース基板138のコネクタ138b,
138c,138dと接続するための接続用開口143
が形成されているとともに、スピーカ19のコネクタと
接続する端子が臨む開口142aが形成されている。
【0061】また、蓋カバー142は、その1側に形成
される係合突片144を開閉蓋134に形成される係合
溝145に係合させ、その他側に形成される係止爪14
6を開閉蓋134に形成される係止部147に係合させ
ることにより、開閉蓋134に対し着脱自在に取付けら
れるようになっている。142aは、スピーカ19のコ
ネクタと接続される端子が臨む開口である。
される係合突片144を開閉蓋134に形成される係合
溝145に係合させ、その他側に形成される係止爪14
6を開閉蓋134に形成される係止部147に係合させ
ることにより、開閉蓋134に対し着脱自在に取付けら
れるようになっている。142aは、スピーカ19のコ
ネクタと接続される端子が臨む開口である。
【0062】インタフェース基板138には、カードユ
ニット50とのインタフェース部分であるメス型のコネ
クタ138aが設けられている。コネクタ138aに
は、カードユニット50から延びるインタフェースケー
ブルの先端に設けられたオス型コネクタが接続される。
また、蓋カバー142の底部には、インタフェースケー
ブルのオス型コネクタをメス型のコネクタ138aに接
続するための接続用開口(図示省略)が設けられてい
る。コネクタ138aは、カードユニット50の種類が
異なることに起因するインタフェースケーブルのコネク
タの形状の違いおよびその端子配列の違いに対応できる
ように構成されている。コネクタ138aの詳細につい
ては、図11で後述する。
ニット50とのインタフェース部分であるメス型のコネ
クタ138aが設けられている。コネクタ138aに
は、カードユニット50から延びるインタフェースケー
ブルの先端に設けられたオス型コネクタが接続される。
また、蓋カバー142の底部には、インタフェースケー
ブルのオス型コネクタをメス型のコネクタ138aに接
続するための接続用開口(図示省略)が設けられてい
る。コネクタ138aは、カードユニット50の種類が
異なることに起因するインタフェースケーブルのコネク
タの形状の違いおよびその端子配列の違いに対応できる
ように構成されている。コネクタ138aの詳細につい
ては、図11で後述する。
【0063】一方、コネクタ138bには、景品玉払出
制御基板152とインタフェース基板138とを接続す
るためのコネクタが接続される。景品玉払出制御基板1
52には、カードユニット50からインタフェース基板
138に入力される各種信号が、コネクタ138bを介
して入力される。
制御基板152とインタフェース基板138とを接続す
るためのコネクタが接続される。景品玉払出制御基板1
52には、カードユニット50からインタフェース基板
138に入力される各種信号が、コネクタ138bを介
して入力される。
【0064】また、コネクタ138cには、パチンコ遊
技機1の操作部に設けられた玉貸スイッチ15,返却ス
イッチ17,モード切換スイッチ18とインタフェース
基板138とを接続するためのコネクタが接続される。
そして、玉貸スイッチ15,返却スイッチ17,モード
切換スイッチ18が押圧操作されれば、操作信号がコネ
クタ138cを介してインタフェース基板138に入力
される。
技機1の操作部に設けられた玉貸スイッチ15,返却ス
イッチ17,モード切換スイッチ18とインタフェース
基板138とを接続するためのコネクタが接続される。
そして、玉貸スイッチ15,返却スイッチ17,モード
切換スイッチ18が押圧操作されれば、操作信号がコネ
クタ138cを介してインタフェース基板138に入力
される。
【0065】また、コネクタ138dには、パチンコ遊
技機1の操作部に設けられた度数表示LEDとインタフ
ェース基板138とを接続するためのコネクタが接続さ
れる。そして、コネクタ138aを介してカードユニッ
ト50から度数表示制御用の信号がインタフェース基板
138に入力されれば、その信号の内容に応じて度数表
示LED16を表示制御するための信号がコネクタ13
8dを介してインタフェース基板138から同数表示L
ED16へ出力される。
技機1の操作部に設けられた度数表示LEDとインタフ
ェース基板138とを接続するためのコネクタが接続さ
れる。そして、コネクタ138aを介してカードユニッ
ト50から度数表示制御用の信号がインタフェース基板
138に入力されれば、その信号の内容に応じて度数表
示LED16を表示制御するための信号がコネクタ13
8dを介してインタフェース基板138から同数表示L
ED16へ出力される。
【0066】また、コネクタ138eには、パチンコ遊
技機1の自動玉貸センサ9とインタフェース基板138
とを接続するためのコネクタが接続される。そして、自
動玉貸センサ9で打玉が所定量以下になったことが検出
されれば、検出信号がコネクタ138dを介してインタ
フェース基板138に入力される。
技機1の自動玉貸センサ9とインタフェース基板138
とを接続するためのコネクタが接続される。そして、自
動玉貸センサ9で打玉が所定量以下になったことが検出
されれば、検出信号がコネクタ138dを介してインタ
フェース基板138に入力される。
【0067】次に、図8を参照して、下部ベースユニッ
ト63の1側下部に形成される払出制御基板収納部14
8に取付けられる基板ボックス149の構成について説
明する。まず、基板ボックス149は、支持カバー15
0と蓋カバー151とから構成され、その内部に払出制
御基板152が収納されている。払出制御基板152に
は、玉払出装置97や入賞玉処理装置115、あるいは
カードユニット50からの配線を接続するためのコネク
タ端子153、たとえば玉欠乏検出器67の作動時に打
球の発射動作を停止させるか否かを選択するセレクトス
イッチ154、故障の種類を数値で表示する表示器15
5、制御動作のプログラム暴走時等にリセットするリセ
ットスイッチ156が設けられ、それらが外部に臨むよ
うに蓋カバー151が左右両側で段差状に形成されると
ともに開口部となっている。そして、その蓋カバー15
1の段差状部が係止部157となっている。このように
形成された基板ボックス149は、その下辺部を払出制
御基板収納部148から突設される当接片159に当接
させ、その上辺部の前記係止部157を払出制御基板収
納部148から突設される係止爪158に係合すること
により、下部ベースユニット63に装着される。
ト63の1側下部に形成される払出制御基板収納部14
8に取付けられる基板ボックス149の構成について説
明する。まず、基板ボックス149は、支持カバー15
0と蓋カバー151とから構成され、その内部に払出制
御基板152が収納されている。払出制御基板152に
は、玉払出装置97や入賞玉処理装置115、あるいは
カードユニット50からの配線を接続するためのコネク
タ端子153、たとえば玉欠乏検出器67の作動時に打
球の発射動作を停止させるか否かを選択するセレクトス
イッチ154、故障の種類を数値で表示する表示器15
5、制御動作のプログラム暴走時等にリセットするリセ
ットスイッチ156が設けられ、それらが外部に臨むよ
うに蓋カバー151が左右両側で段差状に形成されると
ともに開口部となっている。そして、その蓋カバー15
1の段差状部が係止部157となっている。このように
形成された基板ボックス149は、その下辺部を払出制
御基板収納部148から突設される当接片159に当接
させ、その上辺部の前記係止部157を払出制御基板収
納部148から突設される係止爪158に係合すること
により、下部ベースユニット63に装着される。
【0068】また、上記のように装着された基板ボック
ス149は、蓋カバー体160によって覆われる。すな
わち、蓋カバー体160の上部に突設される係止爪16
1を下部ベースユニット63に形成される係止部162
に係合させ、また、下部ベースユニット63に突設され
る係止爪164を蓋カバー体160の下部に形成される
係止部163に係合させることにより、蓋カバー体16
0を下部ベースユニット63に装着し、さらに簡単には
ずれないように、蓋カバー体160の1側側方に形成さ
れた止め穴165を下部ベースユニット63に突設され
る止め部166に対応させてビス167で螺着する。な
お、蓋カバー体160には、接続される配線を引出すた
めの配線引出開口168が形成されている。
ス149は、蓋カバー体160によって覆われる。すな
わち、蓋カバー体160の上部に突設される係止爪16
1を下部ベースユニット63に形成される係止部162
に係合させ、また、下部ベースユニット63に突設され
る係止爪164を蓋カバー体160の下部に形成される
係止部163に係合させることにより、蓋カバー体16
0を下部ベースユニット63に装着し、さらに簡単には
ずれないように、蓋カバー体160の1側側方に形成さ
れた止め穴165を下部ベースユニット63に突設され
る止め部166に対応させてビス167で螺着する。な
お、蓋カバー体160には、接続される配線を引出すた
めの配線引出開口168が形成されている。
【0069】前記基板ボックス149に収納される払出
制御基板152には、前記入賞玉検出器122からの入
賞玉信号を受けて玉払出装置97のステッピングモータ
189に駆動開始信号を導出し、玉払出装置97内に設
けられる計数検出手段からの信号を計数してその計数値
が予め定められた払出景品玉数となったときにステッピ
ングモータ189に駆動停止信号を導出して景品玉の払
出動作を停止させるとともに、入賞玉処理装置115の
ソレノイド127に駆動信号を与える。また、前記玉検
出センサ87a,87bや満タン検出器114からの信
号があったときには、その入賞に対する払出動作が終了
した時点または直ちにステッピングモータ189に停止
信号を導出するようになっている。また、本実施形態の
ように払出景品玉数が2種類ある場合には、払出景品玉
数の少ない方の入賞玉数を記憶しておき、その記憶値の
分に相当する払出動作を優先的に実行するようにすれば
よい。このようにすれば、仮に停電等で記憶値が消去さ
れても、遊技者に相対的に多い払出景品玉数で払出すこ
とができるからである。このことを考慮しなければ、い
ずれを記憶するように設計してもよい。また、同様にカ
ードユニット50からの遊技玉の玉貸要求信号があった
ときにも上記と同様の動作により,玉貸要求信号1パル
スにつき所定個数(25個/100円)の遊技玉を玉払
出装置97によって払出す。
制御基板152には、前記入賞玉検出器122からの入
賞玉信号を受けて玉払出装置97のステッピングモータ
189に駆動開始信号を導出し、玉払出装置97内に設
けられる計数検出手段からの信号を計数してその計数値
が予め定められた払出景品玉数となったときにステッピ
ングモータ189に駆動停止信号を導出して景品玉の払
出動作を停止させるとともに、入賞玉処理装置115の
ソレノイド127に駆動信号を与える。また、前記玉検
出センサ87a,87bや満タン検出器114からの信
号があったときには、その入賞に対する払出動作が終了
した時点または直ちにステッピングモータ189に停止
信号を導出するようになっている。また、本実施形態の
ように払出景品玉数が2種類ある場合には、払出景品玉
数の少ない方の入賞玉数を記憶しておき、その記憶値の
分に相当する払出動作を優先的に実行するようにすれば
よい。このようにすれば、仮に停電等で記憶値が消去さ
れても、遊技者に相対的に多い払出景品玉数で払出すこ
とができるからである。このことを考慮しなければ、い
ずれを記憶するように設計してもよい。また、同様にカ
ードユニット50からの遊技玉の玉貸要求信号があった
ときにも上記と同様の動作により,玉貸要求信号1パル
スにつき所定個数(25個/100円)の遊技玉を玉払
出装置97によって払出す。
【0070】機構板60には、前述した遊技制御基板1
99を収納した遊技制御基板ボックス198が設けられ
る。図4に示すように、下部ベースユニット63の上部
裏面に形成されるリブ部の適宜箇所に形成されるベース
取付部169にボックス用取付ベース170を止着し、
そのボックス用取付ベース170に前記遊技制御基板ボ
ックス198を着脱自在に取付ける。なお、遊技制御基
板199用の遊技制御基板ボックス198を遊技盤30
の裏面に直接取付けてもよく、その場合には、機構板6
0のコ字型空間から外部に飛び出させるようにすればよ
い。また、上記のように構成される機構板60をパチン
コ遊技機1の背面に設ける際には、1側を開閉自在に軸
支し、他側を機構板60の上下に設けられる機構板止着
部材171で係止することにより行なう。
99を収納した遊技制御基板ボックス198が設けられ
る。図4に示すように、下部ベースユニット63の上部
裏面に形成されるリブ部の適宜箇所に形成されるベース
取付部169にボックス用取付ベース170を止着し、
そのボックス用取付ベース170に前記遊技制御基板ボ
ックス198を着脱自在に取付ける。なお、遊技制御基
板199用の遊技制御基板ボックス198を遊技盤30
の裏面に直接取付けてもよく、その場合には、機構板6
0のコ字型空間から外部に飛び出させるようにすればよ
い。また、上記のように構成される機構板60をパチン
コ遊技機1の背面に設ける際には、1側を開閉自在に軸
支し、他側を機構板60の上下に設けられる機構板止着
部材171で係止することにより行なう。
【0071】図10は、カードユニット50から延びる
インタフェースケーブルのコネクタ端子部分を示す平面
図である。図10(A),図10(B)は、仕様の異な
る2種類のカードユニット50に対応してそれぞれ用い
られるオス型コネクタを示している。図10(A)は、
タイプAのカードユニットに用いられるコネクタ300
aであり、図10(B)は、タイプBのカードユニット
に用いられるコネクタ300bである。タイプAのカー
ドユニットとタイプBのカードユニットとでは、パチン
コ遊技機1との間で行なわれる玉貸制御手順が異なって
おり、したがって両者間で入出力される信号の種類,信
号数が相違する。このため、それぞれのカードユニット
で必要とされる信号を入力し、または出力可能なように
インタフェースケーブルのコネクタ端子が構成される結
果、両者のコネクタの形状および端子(ピン)の数など
に図10に示すような違いが見られる。
インタフェースケーブルのコネクタ端子部分を示す平面
図である。図10(A),図10(B)は、仕様の異な
る2種類のカードユニット50に対応してそれぞれ用い
られるオス型コネクタを示している。図10(A)は、
タイプAのカードユニットに用いられるコネクタ300
aであり、図10(B)は、タイプBのカードユニット
に用いられるコネクタ300bである。タイプAのカー
ドユニットとタイプBのカードユニットとでは、パチン
コ遊技機1との間で行なわれる玉貸制御手順が異なって
おり、したがって両者間で入出力される信号の種類,信
号数が相違する。このため、それぞれのカードユニット
で必要とされる信号を入力し、または出力可能なように
インタフェースケーブルのコネクタ端子が構成される結
果、両者のコネクタの形状および端子(ピン)の数など
に図10に示すような違いが見られる。
【0072】まず、図10(A)を参照して、シェル部
302aには、25本の端子(ピン)が植立されてお
り、コネクタカバー部301aによりその周縁を含む部
分が覆われている。コネクタカバー301の両側部に
は、図11において後述するメス型のコネクタ138a
の係止部材251がかけ止められる係止部304aが形
成されている。
302aには、25本の端子(ピン)が植立されてお
り、コネクタカバー部301aによりその周縁を含む部
分が覆われている。コネクタカバー301の両側部に
は、図11において後述するメス型のコネクタ138a
の係止部材251がかけ止められる係止部304aが形
成されている。
【0073】各端子303aは、コネクタ300a内部
で信号線に配線されており、これらの信号線がまとめて
たとえばシールド付多芯ケーブルとしてコネクタ300
aの背部より延びてカードユニット50に接続されてい
る。
で信号線に配線されており、これらの信号線がまとめて
たとえばシールド付多芯ケーブルとしてコネクタ300
aの背部より延びてカードユニット50に接続されてい
る。
【0074】コネクタ300aの端子(ピン)配列表を
図12および図13に示す。図12,図13を参照し
て、「ピンNO.」は、コネクタ300aに設けられた
端子配列位置を示しており、シェル303aの上段、図
面向かって左から右方向にNO.1,NO.2,…N
O.13、下段の図面向かって左から右方向にNO.1
4,NO.15,…NO.25として各端子のナンバー
が割振られている。
図12および図13に示す。図12,図13を参照し
て、「ピンNO.」は、コネクタ300aに設けられた
端子配列位置を示しており、シェル303aの上段、図
面向かって左から右方向にNO.1,NO.2,…N
O.13、下段の図面向かって左から右方向にNO.1
4,NO.15,…NO.25として各端子のナンバー
が割振られている。
【0075】「信号名」は、各端子に現れる信号名を示
す。「方向」は、信号の出力方向を示しており、“P→
U”は、パチンコ遊技機1から出力されカードユニット
50に入力される信号であることを、“U→P”はカー
ドユニット50から出力されパチンコ遊技機1に入力さ
れる信号であることをそれぞれ示している。
す。「方向」は、信号の出力方向を示しており、“P→
U”は、パチンコ遊技機1から出力されカードユニット
50に入力される信号であることを、“U→P”はカー
ドユニット50から出力されパチンコ遊技機1に入力さ
れる信号であることをそれぞれ示している。
【0076】「信号内容」は、各信号の種類を表わして
いる。「信号レベル」は、信号のレベルが所定の基準値
よりも高位にある場合、基準値にある場合にそれぞれ表
わす情報の内容を示している。なお、“ON”は信号が
高位にあることを意味し、“OFF”は信号が基準値に
あることを意味している。
いる。「信号レベル」は、信号のレベルが所定の基準値
よりも高位にある場合、基準値にある場合にそれぞれ表
わす情報の内容を示している。なお、“ON”は信号が
高位にあることを意味し、“OFF”は信号が基準値に
あることを意味している。
【0077】ピンNO.1およびNO.25の端子(以
下、1番端子、2番端子などと表記する)は、パチンコ
遊技機1からカードユニット50にAC24Vの電位を
付加するためのものである。
下、1番端子、2番端子などと表記する)は、パチンコ
遊技機1からカードユニット50にAC24Vの電位を
付加するためのものである。
【0078】2番端子に現れる信号は、接続確認信号で
あり、パチンコ遊技機1の電源投入時にパチンコ遊技機
から出力される。
あり、パチンコ遊技機1の電源投入時にパチンコ遊技機
から出力される。
【0079】3番端子〜7番端子、および19,20番
端子に現れる信号は、パチンコ遊技機1に設けられる残
度数表示器を構成するセグメント数字表示器の各セグメ
ントa〜gの表示状態を制御するための信号である。各
セグメントa〜gはLEDで構成されており、信号のオ
ン−オフに対応してLEDが点灯,消滅する。
端子に現れる信号は、パチンコ遊技機1に設けられる残
度数表示器を構成するセグメント数字表示器の各セグメ
ントa〜gの表示状態を制御するための信号である。各
セグメントa〜gはLEDで構成されており、信号のオ
ン−オフに対応してLEDが点灯,消滅する。
【0080】8,9番端子は、ライン(シグナル)グラ
ウンドであり、また、24番端子はフレームグラウンド
である。
ウンドであり、また、24番端子はフレームグラウンド
である。
【0081】10番端子に現れる信号「TDLO」は、
玉貸可表示器12のLEDの表示状態を制御するための
信号であり、カードユニット50からパチンコ遊技機1
に出力される。この信号のオン−オフに対応して、LE
Dが点灯,消灯する。
玉貸可表示器12のLEDの表示状態を制御するための
信号であり、カードユニット50からパチンコ遊技機1
に出力される。この信号のオン−オフに対応して、LE
Dが点灯,消灯する。
【0082】11番端子に現れる信号「BRDY」は、
玉貸スイッチ15の押圧に基づいて出力される信号であ
り、カードユニット50からパチンコ遊技機1に出力さ
れる。この信号は、玉貸スイッチが押圧されたことを条
件にオンとなり、玉貸処理が終了することに基づいてオ
フとなる。
玉貸スイッチ15の押圧に基づいて出力される信号であ
り、カードユニット50からパチンコ遊技機1に出力さ
れる。この信号は、玉貸スイッチが押圧されたことを条
件にオンとなり、玉貸処理が終了することに基づいてオ
フとなる。
【0083】12番端子に現れる信号「EXS」は、カ
ードユニット50からの玉貸要求に対して応答するため
の信号であり、後述する「BRQ」信号が入力されたこ
とに基づいてオンとなり、玉貸要求に基づく玉の払出し
が終了したことに基づいてオフとなる。この信号は、パ
チンコ遊技機1からカードユニット50へ出力される。
ードユニット50からの玉貸要求に対して応答するため
の信号であり、後述する「BRQ」信号が入力されたこ
とに基づいてオンとなり、玉貸要求に基づく玉の払出し
が終了したことに基づいてオフとなる。この信号は、パ
チンコ遊技機1からカードユニット50へ出力される。
【0084】13番端子に現れる信号「PRDY」は、
パチンコ遊技機1の玉貸機能が正常であるか否かをカー
ドユニット50に伝達するための信号であり、正常時に
はオンとなり、異常時にはオフとなる。たとえば、パチ
ンコ遊技機1で玉切れが発生した場合には、この信号の
状態はオンからオフに変化する。
パチンコ遊技機1の玉貸機能が正常であるか否かをカー
ドユニット50に伝達するための信号であり、正常時に
はオンとなり、異常時にはオフとなる。たとえば、パチ
ンコ遊技機1で玉切れが発生した場合には、この信号の
状態はオンからオフに変化する。
【0085】14番端子〜16番端子に現れる信号「D
G1〜DG3」は、度数表示LED55の桁数を指定す
るための信号であり、カードユニット50からパチンコ
遊技機1に出力される。この信号状態により、先に説明
した「seg a〜segg」の信号状態が反映される
残度数表示LED55の桁数が指定されることになる。
G1〜DG3」は、度数表示LED55の桁数を指定す
るための信号であり、カードユニット50からパチンコ
遊技機1に出力される。この信号状態により、先に説明
した「seg a〜segg」の信号状態が反映される
残度数表示LED55の桁数が指定されることになる。
【0086】17,18番端子は、カードユニット50
の電源電位+18Vをパチンコ遊技機1に付加するため
に用いられる端子である。
の電源電位+18Vをパチンコ遊技機1に付加するため
に用いられる端子である。
【0087】21番端子に現れる信号「TDS」は、玉
貸スイッチ15が押圧されたことに基づく検出信号であ
る。この信号「TDS」は、玉貸スイッチ15の押圧操
作が検出された場合にオンとなり、操作のない場合にオ
フとなる。この信号は、パチンコ遊技機1からカードユ
ニット50に出力される。
貸スイッチ15が押圧されたことに基づく検出信号であ
る。この信号「TDS」は、玉貸スイッチ15の押圧操
作が検出された場合にオンとなり、操作のない場合にオ
フとなる。この信号は、パチンコ遊技機1からカードユ
ニット50に出力される。
【0088】23番端子に現れる信号「BRQ」は、カ
ードユニット50がパチンコ遊技機1に対して玉貸が可
能であるか否かを確認し、かつ、玉貸可能である場合に
は玉貸要求を行なうための信号である。したがって、こ
の信号「BRQ」は、カードユニット50からパチンコ
遊技機1に出力される。この信号がオフからオンに立上
がることによって、パチンコ遊技機1は玉貸可能か否か
を確認し、また、オフからオンに立下がることによりパ
チンコ遊技機1は玉貸処理を実行する。
ードユニット50がパチンコ遊技機1に対して玉貸が可
能であるか否かを確認し、かつ、玉貸可能である場合に
は玉貸要求を行なうための信号である。したがって、こ
の信号「BRQ」は、カードユニット50からパチンコ
遊技機1に出力される。この信号がオフからオンに立上
がることによって、パチンコ遊技機1は玉貸可能か否か
を確認し、また、オフからオンに立下がることによりパ
チンコ遊技機1は玉貸処理を実行する。
【0089】22番端子に現れる信号「RES」は、返
却スイッチ17が押圧された際に発生するスイッチ信号
である。このスイッチ信号「RES」は、パチンコ遊技
機1からカードユニット50へ出力される。
却スイッチ17が押圧された際に発生するスイッチ信号
である。このスイッチ信号「RES」は、パチンコ遊技
機1からカードユニット50へ出力される。
【0090】以上のように、タイプAのカードユニット
50は、コネクタ300aの1番端子〜25番端子を利
用して各種信号を入力し、または出力する。
50は、コネクタ300aの1番端子〜25番端子を利
用して各種信号を入力し、または出力する。
【0091】次に図10(b)を参照して、タイプBの
カードユニットに用いられるコネクタ300bについて
説明する。コネクタ300bは、先に説明したコネクタ
300aと同様にコネクタカバー300b,係止部30
4b,シェル部302bより構成されている。ただし、
コネクタ300bはコネクタ300aと異なり、そのシ
ェル部302bに合計28本の端子(ピン)303bが
植立されている。したがって、コネクタ300bのシェ
ル部302bの形状は、コネクタ300aのものとは異
なっている。また、図面には表われないが、コネクタカ
バー部304bは、上方部分に一部隆起した形状のシェ
ル部302bを覆うように形成されているため、その形
状は先に説明したコネクタ300aのものとは異なって
いる。
カードユニットに用いられるコネクタ300bについて
説明する。コネクタ300bは、先に説明したコネクタ
300aと同様にコネクタカバー300b,係止部30
4b,シェル部302bより構成されている。ただし、
コネクタ300bはコネクタ300aと異なり、そのシ
ェル部302bに合計28本の端子(ピン)303bが
植立されている。したがって、コネクタ300bのシェ
ル部302bの形状は、コネクタ300aのものとは異
なっている。また、図面には表われないが、コネクタカ
バー部304bは、上方部分に一部隆起した形状のシェ
ル部302bを覆うように形成されているため、その形
状は先に説明したコネクタ300aのものとは異なって
いる。
【0092】しかしながら、コネクタ300bの一方の
係止部304bから他方の係止部304bに至るまでの
長さ、コネクタカバー部301bの上面から底面までの
高さ、シェル部302bに植立されている端子303b
の配置間隔、端子(ピン)NO.1〜NO.25の配置
位置は、それぞれコネクタ300aと同一である。
係止部304bから他方の係止部304bに至るまでの
長さ、コネクタカバー部301bの上面から底面までの
高さ、シェル部302bに植立されている端子303b
の配置間隔、端子(ピン)NO.1〜NO.25の配置
位置は、それぞれコネクタ300aと同一である。
【0093】コネクタ300bの端子配列表を図14,
図15に示す。この表において、ピンNO.1〜NO.
25の各端子の配列位置は、前述のとおり、先に説明し
たコネクタ300aと同一であり、シェル部302bの
上段左端がNO.1、下段右端がピンNO.25であ
る。一方、ピンNO.26〜NO.28は、図10
(b)の端子305を表わしており、その図面向かって
左より、ピンNO.26,NO.27,NO.28であ
る。
図15に示す。この表において、ピンNO.1〜NO.
25の各端子の配列位置は、前述のとおり、先に説明し
たコネクタ300aと同一であり、シェル部302bの
上段左端がNO.1、下段右端がピンNO.25であ
る。一方、ピンNO.26〜NO.28は、図10
(b)の端子305を表わしており、その図面向かって
左より、ピンNO.26,NO.27,NO.28であ
る。
【0094】次に、ピンNO.順に各端子に現れる信号
の内容について説明する。なお、ピンNO.1〜NO.
10、ピンNO.14〜NO.22、ピンNO.24,
25の各端子に現れる信号は、先に説明したコネクタ3
00aと同様であるので、その説明を省略する。また、
ピンNO.1〜NO.26の各端子を以下の説明におい
て1番端子〜26番端子として表記する。
の内容について説明する。なお、ピンNO.1〜NO.
10、ピンNO.14〜NO.22、ピンNO.24,
25の各端子に現れる信号は、先に説明したコネクタ3
00aと同様であるので、その説明を省略する。また、
ピンNO.1〜NO.26の各端子を以下の説明におい
て1番端子〜26番端子として表記する。
【0095】まず、11番端子に現れる信号「CIN」
は、共通カードがカードユニット50に挿入されている
ことを表わすものである。この信号は、カードユニット
50からパチンコ遊技機1に出力され、共通カードが挿
入中にオンになり共通カードが挿入されていない場合に
オフとなる。
は、共通カードがカードユニット50に挿入されている
ことを表わすものである。この信号は、カードユニット
50からパチンコ遊技機1に出力され、共通カードが挿
入中にオンになり共通カードが挿入されていない場合に
オフとなる。
【0096】12番端子に現れる信号「TOK」は、パ
チンコ遊技機1で玉貸が可能であることを表わす信号で
ある。この信号はパチンコ遊技機1からカードユニット
50に出力され、玉貸が可能である場合にオンとなり、
玉貸ができない場合にオフとなる。
チンコ遊技機1で玉貸が可能であることを表わす信号で
ある。この信号はパチンコ遊技機1からカードユニット
50に出力され、玉貸が可能である場合にオンとなり、
玉貸ができない場合にオフとなる。
【0097】13番端子に現れる信号「TACT」は、
パチンコ遊技機1で玉貸中である旨を表わす信号であ
る。この信号は、パチンコ遊技機1からカードユニット
50に出力され、玉貸中である場合にオンとなり、玉貸
中でない場合(通常時)にオフとなる。
パチンコ遊技機1で玉貸中である旨を表わす信号であ
る。この信号は、パチンコ遊技機1からカードユニット
50に出力され、玉貸中である場合にオンとなり、玉貸
中でない場合(通常時)にオフとなる。
【0098】23番端子に現れる信号「TRQ」は、玉
貸要求を表わす信号である。この信号は、カードユニッ
ト50からパチンコ遊技機1に出力され、玉貸要求時に
オンとなり、玉貸要求の確認時にオフとなる。
貸要求を表わす信号である。この信号は、カードユニッ
ト50からパチンコ遊技機1に出力され、玉貸要求時に
オンとなり、玉貸要求の確認時にオフとなる。
【0099】26番端子に現れる信号「US」は、カー
ドユニット(プリペイドカードユニット)の種類がタイ
プBであることを表わす信号である。タイプBのカード
ユニットはこの信号をオンにすることにより、パチンコ
遊技機1にカードユニットの種類がタイプBであること
を通知する。したがって、この信号はカードユニットち
50からパチンコ遊技機1に出力される。なお、前述し
たタイプAのカードユニット50からはこの信号は出力
されるようには構成されていない。したがって、パチン
コ遊技機1では、この信号がオフであることに基づいて
カードユニットの種類がタイプAであることを判断す
る。
ドユニット(プリペイドカードユニット)の種類がタイ
プBであることを表わす信号である。タイプBのカード
ユニットはこの信号をオンにすることにより、パチンコ
遊技機1にカードユニットの種類がタイプBであること
を通知する。したがって、この信号はカードユニットち
50からパチンコ遊技機1に出力される。なお、前述し
たタイプAのカードユニット50からはこの信号は出力
されるようには構成されていない。したがって、パチン
コ遊技機1では、この信号がオフであることに基づいて
カードユニットの種類がタイプAであることを判断す
る。
【0100】なお、27番端子および28番端子は未使
用である。図11は、パチンコ遊技機1のインタフェー
ス基板138に設けられたメス型のコネクタ138aの
端子穴部分を示す平面図である。このコネクタ138a
には、カードユニット50から延びるインタフェースケ
ーブルのコネクタが接続される。そのコネクタは、たと
えば、先に図10に例示したオス型のコネクタ300
a,300bなどである。
用である。図11は、パチンコ遊技機1のインタフェー
ス基板138に設けられたメス型のコネクタ138aの
端子穴部分を示す平面図である。このコネクタ138a
には、カードユニット50から延びるインタフェースケ
ーブルのコネクタが接続される。そのコネクタは、たと
えば、先に図10に例示したオス型のコネクタ300
a,300bなどである。
【0101】コネクタ138aには、オス型コネクタの
端子が嵌合する端子穴255,254が形成されたシェ
ル部252,253が設けられており、その周縁を含む
部分がコネクタカバー部250でカバーされている。シ
ェル部252に設けられた端子穴254は、図10に示
したコネクタ300aまたは300bの端子303aま
たは303bに対応している。したがって、シェル部2
52の上端図面向かって右端から左端に向かう方向に順
に1番端子,2番端子,…13番端子が各端子穴に嵌合
し、下段の右端から左端に向かう方向に順に14番端
子,15番端子,…25番端子が嵌合する。
端子が嵌合する端子穴255,254が形成されたシェ
ル部252,253が設けられており、その周縁を含む
部分がコネクタカバー部250でカバーされている。シ
ェル部252に設けられた端子穴254は、図10に示
したコネクタ300aまたは300bの端子303aま
たは303bに対応している。したがって、シェル部2
52の上端図面向かって右端から左端に向かう方向に順
に1番端子,2番端子,…13番端子が各端子穴に嵌合
し、下段の右端から左端に向かう方向に順に14番端
子,15番端子,…25番端子が嵌合する。
【0102】また、特にコネクタ300bが接続される
場合には、コネクタ300bの端子305がシェル部2
53に設けられた端子穴255に嵌合するように構成さ
れている。つまり、シェル部253の図面向かって右端
から順に26番端子,27番端子,28番端子が各端子
穴に嵌合する。
場合には、コネクタ300bの端子305がシェル部2
53に設けられた端子穴255に嵌合するように構成さ
れている。つまり、シェル部253の図面向かって右端
から順に26番端子,27番端子,28番端子が各端子
穴に嵌合する。
【0103】このように、コネクタ138aには、カー
ドユニット50の種類の違いに起因してそれぞれ異なる
複数種類のコネクタを接続可能である。したがって、パ
チンコ遊技機1は、部品交換などを要することなく複数
種類のカードユニット50を接続可能である。
ドユニット50の種類の違いに起因してそれぞれ異なる
複数種類のコネクタを接続可能である。したがって、パ
チンコ遊技機1は、部品交換などを要することなく複数
種類のカードユニット50を接続可能である。
【0104】なお、251は係止部材であり、接続され
るコネクタ300a,300bの係止部304a,30
4bにかけ止められる。
るコネクタ300a,300bの係止部304a,30
4bにかけ止められる。
【0105】図16は、払出制御基板152,遊技制御
基板199,カードユニット50に設けられているカー
ドユニット制御基板210a、それぞれの制御回路を示
すブロック図である。
基板199,カードユニット50に設けられているカー
ドユニット制御基板210a、それぞれの制御回路を示
すブロック図である。
【0106】カードユニット制御基板210aには、R
AM,ROM,CPU,I/Oポート等を含むカードユ
ニット制御用マイクロコンピュータ210と、スイッチ
からの検出信号をカードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ210に入力するためのスイッチ回路211と、
カードユニット制御用マイクロコンピュータ210から
の表示制御信号を各種表示器に出力するための表示回路
212と、カードユニット制御用マイクロコンピュータ
210と払出制御基板152の払出制御用マイクロコン
ピュータ220との間で信号のやり取りを行なうための
フォトカプラで構成される信号回路214と、電源回路
215とが設けられている。このように両マイクロコン
ピュータ210,220間での信号のやり取りをフォト
カプラを介して一旦光信号に変換して行なっているため
に、両マイクロコンピュータ210,220間が電気的
に遮断された状態となり、一方の故障等に起因した異常
高電圧等が他方のマイクロコンピュータにまで伝送され
ないために、一方の故障が他方にまで悪影響を及ぼすこ
とを防止できる。さらに、このカードユニット制御基板
210aには、前記スイッチ回路211に接続された端
数表示スイッチ52と玉貸額設定スイッチ213とが設
けられ、さらに、前記表示回路212に接続された、ユ
ニット使用可表示器51とカード挿入表示器54と連結
方向表示器53とが設けられている。
AM,ROM,CPU,I/Oポート等を含むカードユ
ニット制御用マイクロコンピュータ210と、スイッチ
からの検出信号をカードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ210に入力するためのスイッチ回路211と、
カードユニット制御用マイクロコンピュータ210から
の表示制御信号を各種表示器に出力するための表示回路
212と、カードユニット制御用マイクロコンピュータ
210と払出制御基板152の払出制御用マイクロコン
ピュータ220との間で信号のやり取りを行なうための
フォトカプラで構成される信号回路214と、電源回路
215とが設けられている。このように両マイクロコン
ピュータ210,220間での信号のやり取りをフォト
カプラを介して一旦光信号に変換して行なっているため
に、両マイクロコンピュータ210,220間が電気的
に遮断された状態となり、一方の故障等に起因した異常
高電圧等が他方のマイクロコンピュータにまで伝送され
ないために、一方の故障が他方にまで悪影響を及ぼすこ
とを防止できる。さらに、このカードユニット制御基板
210aには、前記スイッチ回路211に接続された端
数表示スイッチ52と玉貸額設定スイッチ213とが設
けられ、さらに、前記表示回路212に接続された、ユ
ニット使用可表示器51とカード挿入表示器54と連結
方向表示器53とが設けられている。
【0107】さらに、前記スイッチ回路211には、玉
貸スイッチ15と返却スイッチ17とが接続されてお
り、前記表示回路212には、カード残額表示器16が
接続されている。
貸スイッチ15と返却スイッチ17とが接続されてお
り、前記表示回路212には、カード残額表示器16が
接続されている。
【0108】払出制御基板152には、フォトカプラで
構成される信号回路216が設けられている。そして、
カードユニット制御用マイクロコンピュータ210と払
出制御用マイクロコンピュータ220との間で、信号回
路214,インタフェース基板138,信号回路216
を介して、図12,13または図14,15に示した各
種信号が送受信される。
構成される信号回路216が設けられている。そして、
カードユニット制御用マイクロコンピュータ210と払
出制御用マイクロコンピュータ220との間で、信号回
路214,インタフェース基板138,信号回路216
を介して、図12,13または図14,15に示した各
種信号が送受信される。
【0109】払出制御用マイクロコンピュータ220
は、パチンコ遊技機1の電源の投入と同時にカードユニ
ット制御用マイクロコンピュータ210から信号「U
S」が入力されているか否かを判断する。そして、入力
のない場合には、タイプBのカードユニット50が接続
されているものと判断する。一方、「US」信号の入力
がある場合には、タイプAのカードユニット50が接続
されているのと判断する。払出制御用マイクロコンピュ
ータ220内には、複数種類の玉払出制御処理プログラ
ムが記憶されており、接続されているカードユニット5
0の種類に応じた玉払出制御処理プログラムが選択さ
れ、実行されるように構成されている。
は、パチンコ遊技機1の電源の投入と同時にカードユニ
ット制御用マイクロコンピュータ210から信号「U
S」が入力されているか否かを判断する。そして、入力
のない場合には、タイプBのカードユニット50が接続
されているものと判断する。一方、「US」信号の入力
がある場合には、タイプAのカードユニット50が接続
されているのと判断する。払出制御用マイクロコンピュ
ータ220内には、複数種類の玉払出制御処理プログラ
ムが記憶されており、接続されているカードユニット5
0の種類に応じた玉払出制御処理プログラムが選択さ
れ、実行されるように構成されている。
【0110】このように第1実施形態に係るパチンコ遊
技機1は、接続されているカードユニット50の種類を
自動的に判別し、その判別種類に応じた処理を実行する
ため、カードユニット接続時の調整作業負担が軽減され
るとともに、人手で調整を行なうことに起因する調整ミ
スを防止することができる。
技機1は、接続されているカードユニット50の種類を
自動的に判別し、その判別種類に応じた処理を実行する
ため、カードユニット接続時の調整作業負担が軽減され
るとともに、人手で調整を行なうことに起因する調整ミ
スを防止することができる。
【0111】なお、玉払出制御処理が行なわれる際にカ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ210と払出
制御用マイクロコンピュータ220との間で送受信され
る各種信号のシーケンスについては、図19に示すタイ
ミングチャートを用いて後述する。
ードユニット制御用マイクロコンピュータ210と払出
制御用マイクロコンピュータ220との間で送受信され
る各種信号のシーケンスについては、図19に示すタイ
ミングチャートを用いて後述する。
【0112】遊技制御基板199には、ワンチップ化さ
れた遊技制御用マイクロコンピュータ202が設けられ
ている。この遊技制御用マイクロコンピュータ202に
は、CPU203,RAM205,I/Oポート20
6,セキュリティ回路204等が設けられている。そし
て、ワンチップ化された遊技制御用マイクロコンピュー
タ202の外部にROM207と、アドレスデコード回
路208とが設けられている。アドレスデコード回路2
08は、遊技制御用マイクロコンピュータ202からの
アドレスデータをデコードし、遊技制御用マイクロコン
ピュータ202内のRAM205,I/Oポート20
6、あるいは前記ROM207にそれぞれチップセレク
ト信号を与える。
れた遊技制御用マイクロコンピュータ202が設けられ
ている。この遊技制御用マイクロコンピュータ202に
は、CPU203,RAM205,I/Oポート20
6,セキュリティ回路204等が設けられている。そし
て、ワンチップ化された遊技制御用マイクロコンピュー
タ202の外部にROM207と、アドレスデコード回
路208とが設けられている。アドレスデコード回路2
08は、遊技制御用マイクロコンピュータ202からの
アドレスデータをデコードし、遊技制御用マイクロコン
ピュータ202内のRAM205,I/Oポート20
6、あるいは前記ROM207にそれぞれチップセレク
ト信号を与える。
【0113】セキュリティ回路204は、前記ROM2
07に記憶されているプログラムの不正改造を監視する
機能を有するものである。セキュリティ回路204に
は、ROM207の記憶プログラムに対応するセキュリ
ティデータが記憶されており、電源投入時において、R
OM207に記憶されているプログラムを読出してその
プログラムと前記記憶されているセキュリティデータと
を比較して両者が整合性を有するか否か判別し、整合性
がとれている場合にのみCPU203を正常に動作可能
な状態にする。また、パチンコ遊技機1の稼動中におい
ては、ROM207に記憶されているプログラムデータ
に従ってCPU203が動作するのであるが、このRO
M207に記憶されているプログラムデータのアドレス
が正常なアドレス範囲内を超えたものとなっているか否
かをセキュリティ回路204が判別し、正常なアドレス
範囲を超えているとセキュリティ回路204が判別した
場合には、CPU203が正常に制御動作できない状態
にする。
07に記憶されているプログラムの不正改造を監視する
機能を有するものである。セキュリティ回路204に
は、ROM207の記憶プログラムに対応するセキュリ
ティデータが記憶されており、電源投入時において、R
OM207に記憶されているプログラムを読出してその
プログラムと前記記憶されているセキュリティデータと
を比較して両者が整合性を有するか否か判別し、整合性
がとれている場合にのみCPU203を正常に動作可能
な状態にする。また、パチンコ遊技機1の稼動中におい
ては、ROM207に記憶されているプログラムデータ
に従ってCPU203が動作するのであるが、このRO
M207に記憶されているプログラムデータのアドレス
が正常なアドレス範囲内を超えたものとなっているか否
かをセキュリティ回路204が判別し、正常なアドレス
範囲を超えているとセキュリティ回路204が判別した
場合には、CPU203が正常に制御動作できない状態
にする。
【0114】前記ROM207には、打玉がどの入賞領
域に入賞したかに応じて払出すべき景品玉の数である賞
球個数データが記憶されている。そして、入賞玉検出器
122(図6参照)が入賞玉を検出してその検出信号が
スイッチ回路229を介して遊技制御用マイクロコンピ
ュータ202に入力されてくれば、遊技制御用マイクロ
コンピュータ202は、打玉が入賞した入賞領域に対応
する賞球個数データをROM207から読出して、信号
回路209,217(ともにフォトカプラで構成されて
いる)を介して払出制御用マイクロコンピュータ220
に返信する。本実施形態では、賞球個数信号は、図示す
るように4本の信号線からなる4ビットデータ(D0〜
D3)の形で払出制御用マイクロコンピュータ220に
伝送される。
域に入賞したかに応じて払出すべき景品玉の数である賞
球個数データが記憶されている。そして、入賞玉検出器
122(図6参照)が入賞玉を検出してその検出信号が
スイッチ回路229を介して遊技制御用マイクロコンピ
ュータ202に入力されてくれば、遊技制御用マイクロ
コンピュータ202は、打玉が入賞した入賞領域に対応
する賞球個数データをROM207から読出して、信号
回路209,217(ともにフォトカプラで構成されて
いる)を介して払出制御用マイクロコンピュータ220
に返信する。本実施形態では、賞球個数信号は、図示す
るように4本の信号線からなる4ビットデータ(D0〜
D3)の形で払出制御用マイクロコンピュータ220に
伝送される。
【0115】払出制御基板152には、さらにスイッチ
回路218が設けられており、上皿玉検出器9からの検
出信号,玉切れスイッチ87a,87bからの検出信
号,満タンスイッチ114からの検出信号,自動玉貸ス
イッチ118からの検出信号,玉払出検出器187から
の検出信号が、それぞれスイッチ回路218を介して払
出制御用マイクロコンピュータ220に入力される。払
出制御基板152には、打止モードスイッチ154(図
4参照)が設けられている。この打止モードスイッチ1
54がスイッチ回路218に接続されており、打止モー
ドスイッチ154による前述した打止モード入力操作が
行なわれれば、その打止モードデータがスイッチ回路2
18を介して払出制御用マイクロコンピュータ220に
入力される。払出制御基板152には、さらにリセット
スイッチ156(図4参照)が設けられており、このリ
セットスイッチ156がリセット回路221を介して払
出制御用マイクロコンピュータ220のリセット端子に
接続されている。そして、遊技場の係員がリセットスイ
ッチ156を操作してリセット操作を行なえば、そのリ
セット操作信号がリセット回路221を介して払出制御
用マイクロコンピュータ220に入力されて電源投入時
の状態になる。
回路218が設けられており、上皿玉検出器9からの検
出信号,玉切れスイッチ87a,87bからの検出信
号,満タンスイッチ114からの検出信号,自動玉貸ス
イッチ118からの検出信号,玉払出検出器187から
の検出信号が、それぞれスイッチ回路218を介して払
出制御用マイクロコンピュータ220に入力される。払
出制御基板152には、打止モードスイッチ154(図
4参照)が設けられている。この打止モードスイッチ1
54がスイッチ回路218に接続されており、打止モー
ドスイッチ154による前述した打止モード入力操作が
行なわれれば、その打止モードデータがスイッチ回路2
18を介して払出制御用マイクロコンピュータ220に
入力される。払出制御基板152には、さらにリセット
スイッチ156(図4参照)が設けられており、このリ
セットスイッチ156がリセット回路221を介して払
出制御用マイクロコンピュータ220のリセット端子に
接続されている。そして、遊技場の係員がリセットスイ
ッチ156を操作してリセット操作を行なえば、そのリ
セット操作信号がリセット回路221を介して払出制御
用マイクロコンピュータ220に入力されて電源投入時
の状態になる。
【0116】払出制御基板152には、さらに電源回路
219が設けられており、外部電源AC24Vからの電
力がこの電源回路219に供給され、所定の直流電流に
変換された状態で各種制御回路や電子機器にこの直流電
流が供給される。また、AC24Vの電力が払出制御基
板152を介してカードユニット制御基板210aに設
けられている電源回路215にも供給され、この電源回
路215からカードユニット50に設けられている各種
制御回路や電子機器に電力が供給される。
219が設けられており、外部電源AC24Vからの電
力がこの電源回路219に供給され、所定の直流電流に
変換された状態で各種制御回路や電子機器にこの直流電
流が供給される。また、AC24Vの電力が払出制御基
板152を介してカードユニット制御基板210aに設
けられている電源回路215にも供給され、この電源回
路215からカードユニット50に設けられている各種
制御回路や電子機器に電力が供給される。
【0117】図17は、払出制御用マイクロコンピュー
タ220によって制御される各種制御機器を含む制御回
路を示すブロック図である。払出制御基板152には、
前述した回路以外に、LED回路222,モータ回路2
23,リレー回路224,ソレノイド回路225,情報
出力回路226,ブザー・LED回路227,ランプ回
路228が設けられている。払出制御基板152には、
さらにエラー表示器155が設けられており、このエラ
ー表示器155が前記LED回路222に接続されてい
る。そして、払出制御用マイクロコンピュータ220か
らのエラーコード表示制御信号がLED回路222を介
してエラー表示器155に与えられる。払出制御用マイ
クロコンピュータ220から、モータ制御信号がモータ
回路223を介して払出モータ189に与えられるとと
もに、リレー回路224を介して発射モータ197に与
えられる。さらに、ソレノイド回路225を介してソレ
ノイド励磁用制御信号が入賞玉排出ソレノイド127に
与えられる。払出制御用マイクロコンピュータ220
は、情報出力回路226を介して、補給情報,玉貸情
報,玉貸条件成立情報を出力する。補給情報とは、景品
玉を所定個数(たとえば10個)払出す毎にその旨を表
わす出力パルスのことであり、補給情報出力端子79d
(図2参照)を介してホール用管理コンピュータに出力
される。玉貸情報とは、玉貸動作が行なわれたことを表
わす情報であり、玉貸情報出力端子79c(図2参照)
を介してホール用管理コンピュータに出力される。玉貸
条件成立情報とは、打球供給皿6に貸玉を払出すための
玉貸条件が成立したことを表わす情報であり、カードユ
ニット50に出力される。
タ220によって制御される各種制御機器を含む制御回
路を示すブロック図である。払出制御基板152には、
前述した回路以外に、LED回路222,モータ回路2
23,リレー回路224,ソレノイド回路225,情報
出力回路226,ブザー・LED回路227,ランプ回
路228が設けられている。払出制御基板152には、
さらにエラー表示器155が設けられており、このエラ
ー表示器155が前記LED回路222に接続されてい
る。そして、払出制御用マイクロコンピュータ220か
らのエラーコード表示制御信号がLED回路222を介
してエラー表示器155に与えられる。払出制御用マイ
クロコンピュータ220から、モータ制御信号がモータ
回路223を介して払出モータ189に与えられるとと
もに、リレー回路224を介して発射モータ197に与
えられる。さらに、ソレノイド回路225を介してソレ
ノイド励磁用制御信号が入賞玉排出ソレノイド127に
与えられる。払出制御用マイクロコンピュータ220
は、情報出力回路226を介して、補給情報,玉貸情
報,玉貸条件成立情報を出力する。補給情報とは、景品
玉を所定個数(たとえば10個)払出す毎にその旨を表
わす出力パルスのことであり、補給情報出力端子79d
(図2参照)を介してホール用管理コンピュータに出力
される。玉貸情報とは、玉貸動作が行なわれたことを表
わす情報であり、玉貸情報出力端子79c(図2参照)
を介してホール用管理コンピュータに出力される。玉貸
条件成立情報とは、打球供給皿6に貸玉を払出すための
玉貸条件が成立したことを表わす情報であり、カードユ
ニット50に出力される。
【0118】払出制御用マイクロコンピュータ220
は、さらに、ブザー・LED回路227を介して、ブザ
ー制御信号をブザー10に与え、自動玉貸表示信号を自
動玉貸表示器11に与える。また、ランプ回路228を
介して、賞球ランプ点灯用制御信号を賞球ランプ43に
与え、玉切れランプ点灯用制御信号を玉切れランプ44
に与える。図18は、払出制御基板152の払出制御用
マイクロコンピュータ220で実行される各種処理の処
理手順を示すフローチャートである。以下に説明する各
処理手順に基づく制御プログラムは、払出制御用マイク
ロコンピュータ220のROM内に記憶されている。
は、さらに、ブザー・LED回路227を介して、ブザ
ー制御信号をブザー10に与え、自動玉貸表示信号を自
動玉貸表示器11に与える。また、ランプ回路228を
介して、賞球ランプ点灯用制御信号を賞球ランプ43に
与え、玉切れランプ点灯用制御信号を玉切れランプ44
に与える。図18は、払出制御基板152の払出制御用
マイクロコンピュータ220で実行される各種処理の処
理手順を示すフローチャートである。以下に説明する各
処理手順に基づく制御プログラムは、払出制御用マイク
ロコンピュータ220のROM内に記憶されている。
【0119】まず、図18(A)は、スタート処理の処
理手順を示すフローチャートである。このスタート処理
は、後に説明するカードユニット種類設定処理および玉
払出制御処理の各処理に制御動作を移行させるためのも
のである。
理手順を示すフローチャートである。このスタート処理
は、後に説明するカードユニット種類設定処理および玉
払出制御処理の各処理に制御動作を移行させるためのも
のである。
【0120】まず、S1において、カードユニット種類
設定処理が実行される。カードユニット種類設定処理の
処理内容については、図18(B)を用いて後述する。
設定処理が実行される。カードユニット種類設定処理の
処理内容については、図18(B)を用いて後述する。
【0121】次にS2に進み、玉払出制御処理が実行さ
れる。玉払出制御の処理内容については、図18(C)
を用いて後述する。
れる。玉払出制御の処理内容については、図18(C)
を用いて後述する。
【0122】玉払出制御処理が実行された後、割込待ち
となる。次に、カードユニット種類設定処理の処理手順
を図18(B)を用いて説明する。まず、S3において
カードユニット50の電源投入時であるか否かが判断さ
れる。この判断は、カードユニット50からパチンコ遊
技機1に対して出力される信号「VL」(図12,図1
4参照)に基づいて行なわれる。
となる。次に、カードユニット種類設定処理の処理手順
を図18(B)を用いて説明する。まず、S3において
カードユニット50の電源投入時であるか否かが判断さ
れる。この判断は、カードユニット50からパチンコ遊
技機1に対して出力される信号「VL」(図12,図1
4参照)に基づいて行なわれる。
【0123】電源投入時でない場合は、処理が終了す
る。一方、電源投入時である場合には、S4に進む。
る。一方、電源投入時である場合には、S4に進む。
【0124】S4では、識別情報(信号「US」)がオ
ンとなっているか否かが判断される。識別情報(信号
「US」)は、図15に示したように26番端子に現れ
る端信号である。識別情報(信号「US」)がオンとな
っている場合には、S6に進み、カードユニットB使用
フラグが設定される。一方、識別情報(信号「US」)
がオンでない場合には、S5に進み、カードユニットA
使用フラグが設定される。
ンとなっているか否かが判断される。識別情報(信号
「US」)は、図15に示したように26番端子に現れ
る端信号である。識別情報(信号「US」)がオンとな
っている場合には、S6に進み、カードユニットB使用
フラグが設定される。一方、識別情報(信号「US」)
がオンでない場合には、S5に進み、カードユニットA
使用フラグが設定される。
【0125】S5あるいはS6でカードユニットA使用
フラグあるいはカードユニットB使用フラグが設定され
た後、処理が終了する。
フラグあるいはカードユニットB使用フラグが設定され
た後、処理が終了する。
【0126】次に、玉払出制御処理の処理手順を図18
(C)を用いて説明する。まず、S7において、カード
ユニットA使用フラグが設定されているか否かが判断さ
れる。カードユニットA使用フラグが設定されていない
場合には、S8に進み、カードユニットB使用フラグが
設定されているか否かが判断される。カードユニットB
使用フラグが設定されていない場合には、S9に進み、
プログラムエラーもしくはRAMエラー等の異常が生じ
ているものと判断され、その旨の報知がなされる。そし
て、S10に進み、所定のリセット操作が行なわれたか
否かが判断される。そして、所定のリセット操作が行な
われるまで、繰返しS10の処理が実行される。所定の
リセット操作が行なわれたことを条件に処理が終了す
る。
(C)を用いて説明する。まず、S7において、カード
ユニットA使用フラグが設定されているか否かが判断さ
れる。カードユニットA使用フラグが設定されていない
場合には、S8に進み、カードユニットB使用フラグが
設定されているか否かが判断される。カードユニットB
使用フラグが設定されていない場合には、S9に進み、
プログラムエラーもしくはRAMエラー等の異常が生じ
ているものと判断され、その旨の報知がなされる。そし
て、S10に進み、所定のリセット操作が行なわれたか
否かが判断される。そして、所定のリセット操作が行な
われるまで、繰返しS10の処理が実行される。所定の
リセット操作が行なわれたことを条件に処理が終了す
る。
【0127】一方、S7において、カードユニットA使
用フラグが設定されている場合には、S12に進み、カ
ードユニットA玉払出制御処理が実行される。カードユ
ニットA玉払出制御処理の処理内容については、図19
(A)を用いて詳細に説明する。カードユニットA玉払
出制御処理が終了した後、処理が終了する。
用フラグが設定されている場合には、S12に進み、カ
ードユニットA玉払出制御処理が実行される。カードユ
ニットA玉払出制御処理の処理内容については、図19
(A)を用いて詳細に説明する。カードユニットA玉払
出制御処理が終了した後、処理が終了する。
【0128】一方、S8においてカードユニットB使用
フラグが設定されていると判断された場合には、S11
に進み、カードユニットB玉払出制御処理が実行され
る。カードユニットB玉払出制御処理の処理内容につい
ては、図19(B)を用いて詳細に説明する。カードユ
ニットB玉払出制御処理が終了した後、処理が終了す
る。
フラグが設定されていると判断された場合には、S11
に進み、カードユニットB玉払出制御処理が実行され
る。カードユニットB玉払出制御処理の処理内容につい
ては、図19(B)を用いて詳細に説明する。カードユ
ニットB玉払出制御処理が終了した後、処理が終了す
る。
【0129】図19は、玉貸処理(玉払出処理)時にパ
チンコ遊技機1とカードユニット50との間で入出力さ
れる各種信号のタイミングチャートである。特に図19
(A)は、パチンコ遊技機1にタイプAのカードユニッ
ト50が接続されている場合を示し、図19(B)はタ
イプBのカードユニット50がパチンコ遊技機1に接続
されている場合を示す。
チンコ遊技機1とカードユニット50との間で入出力さ
れる各種信号のタイミングチャートである。特に図19
(A)は、パチンコ遊技機1にタイプAのカードユニッ
ト50が接続されている場合を示し、図19(B)はタ
イプBのカードユニット50がパチンコ遊技機1に接続
されている場合を示す。
【0130】以下に図面に基づいて各タイミングチャ−
トの内容について説明する。なお、各タイミングチャ−
トは、カ−ドユニット50の玉貸設定スイッチ213で
玉貸金額(引き落とし度数)が500円(5度数)に設
定されている場合を例示している。
トの内容について説明する。なお、各タイミングチャ−
トは、カ−ドユニット50の玉貸設定スイッチ213で
玉貸金額(引き落とし度数)が500円(5度数)に設
定されている場合を例示している。
【0131】まず、図19(A)を参照して、タイプA
のカードユニット50がパチンコ遊技機1に接続されて
いる場合について説明する。まず、パチンコ遊技機1の
電源が投入された段階で払出制御用マイクロコンピュー
タ220からカードユニット50のカードユニット制御
用マイクロコンピュータ210に対し、台READY信
号(PRDY)が出力される。この信号は、パチンコ遊
技機1の電源が投入されている間は継続して立上がって
いる。次に、カードユニット50側において共通カード
が受付けられて玉貸スイッチ15が操作され、その検出
信号が入力された段階で、カードユニットREADY信
号(BRDY)がカードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ210から払出制御用マイクロコンピュータ22
0に出力される。この時点から所定の遅延時間だけ経過
した時点で、台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)が
カードユニット制御用マイクロコンピュータ210から
払出制御用マイクロコンピュータ220に出力される。
この所定の遅延時間を設けた理由は、先に出力されてい
るカードユニットREADY信号(BRDY)をパチン
コ遊技機1が認識するのに十分な時間を設けて、ノイズ
による誤動作を防止するためである。
のカードユニット50がパチンコ遊技機1に接続されて
いる場合について説明する。まず、パチンコ遊技機1の
電源が投入された段階で払出制御用マイクロコンピュー
タ220からカードユニット50のカードユニット制御
用マイクロコンピュータ210に対し、台READY信
号(PRDY)が出力される。この信号は、パチンコ遊
技機1の電源が投入されている間は継続して立上がって
いる。次に、カードユニット50側において共通カード
が受付けられて玉貸スイッチ15が操作され、その検出
信号が入力された段階で、カードユニットREADY信
号(BRDY)がカードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ210から払出制御用マイクロコンピュータ22
0に出力される。この時点から所定の遅延時間だけ経過
した時点で、台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)が
カードユニット制御用マイクロコンピュータ210から
払出制御用マイクロコンピュータ220に出力される。
この所定の遅延時間を設けた理由は、先に出力されてい
るカードユニットREADY信号(BRDY)をパチン
コ遊技機1が認識するのに十分な時間を設けて、ノイズ
による誤動作を防止するためである。
【0132】前記遅延時間が経過した時点から、さらに
所定時間が経過した時点で、台端末貸出要求信号(EX
S)が払出制御用マイクロコンピュータ220からカー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ210に出力さ
れる。この時点から所定時間が経過した段階で、オンと
なっている台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)がオ
フに立下がり、これをもって玉貸要求のための玉貸指令
信号がカードユニット制御用マイクロコンピュータ21
0から払出制御用マイクロコンピュータ220に出力さ
れたものとされる。この時点から所定時間が経過した段
階で、払出制御用マイクロコンピュータ220が玉貸指
令信号に従って行なった玉貸制御動作が完了したことに
基づいてオンとなっている台端末貸出要求信号(EX
S)がオフに立下がりこれをもって玉貸制御動作の完了
が払出制御用マイクロコンピュータ220に通知され
る。
所定時間が経過した時点で、台端末貸出要求信号(EX
S)が払出制御用マイクロコンピュータ220からカー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ210に出力さ
れる。この時点から所定時間が経過した段階で、オンと
なっている台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)がオ
フに立下がり、これをもって玉貸要求のための玉貸指令
信号がカードユニット制御用マイクロコンピュータ21
0から払出制御用マイクロコンピュータ220に出力さ
れたものとされる。この時点から所定時間が経過した段
階で、払出制御用マイクロコンピュータ220が玉貸指
令信号に従って行なった玉貸制御動作が完了したことに
基づいてオンとなっている台端末貸出要求信号(EX
S)がオフに立下がりこれをもって玉貸制御動作の完了
が払出制御用マイクロコンピュータ220に通知され
る。
【0133】カードユニット制御用マイクロコンピュー
タ210は、台端末貸出要求信号(EXS)が立下がっ
たのを確認して所定時間が経過した段階で再び台端末貸
出要求完了確認信号(BRQ)を払出制御用マイクロコ
ンピュータ220に出力する。
タ210は、台端末貸出要求信号(EXS)が立下がっ
たのを確認して所定時間が経過した段階で再び台端末貸
出要求完了確認信号(BRQ)を払出制御用マイクロコ
ンピュータ220に出力する。
【0134】以下、前述と同様のタイミングで台端末貸
出要求信号(EXS)と台端末貸出要求完了確認信号
(BRQ)の信号状態が変化し、玉貸制御動作が完了す
る。そして、このような一単位の玉貸制御動作が合計5
回実行され、その間にカードユニットREADY信号
(BRDY)が立上がってから台端末貸出要求完了確認
信号(BRQ)および台端末貸出要求信号(EXS)の
信号パルスがそれぞれ5つ出力される。5つ目の台端末
貸出要求信号(EXS)の信号パルスが立下がった後、
所定時間(たとえば、0〜200msec)が経過した
後、カードユニットREADY信号(BRDY)が立下
がり、1回の玉貸操作に基づく玉貸処理(玉払出処理)
が終了する。
出要求信号(EXS)と台端末貸出要求完了確認信号
(BRQ)の信号状態が変化し、玉貸制御動作が完了す
る。そして、このような一単位の玉貸制御動作が合計5
回実行され、その間にカードユニットREADY信号
(BRDY)が立上がってから台端末貸出要求完了確認
信号(BRQ)および台端末貸出要求信号(EXS)の
信号パルスがそれぞれ5つ出力される。5つ目の台端末
貸出要求信号(EXS)の信号パルスが立下がった後、
所定時間(たとえば、0〜200msec)が経過した
後、カードユニットREADY信号(BRDY)が立下
がり、1回の玉貸操作に基づく玉貸処理(玉払出処理)
が終了する。
【0135】このように、このパチンコ遊技機1または
カードユニット50では、玉貸スイッチ15が1回押圧
操作されたこと(モード切換スイッチ18により自動モ
ードに設定されている場合には玉貸検出器9の1回の検
出動作)に基づいてカードユニットREADY信号(B
RDY)が立上がり、この信号が立上がっている期間中
に5回の玉貸制御動作が実行される。そして、単位額分
(たとえば1度数分=100円)相当数のパチンコ玉が
払出される。これが5回繰返されることにより500円
分に相当する数のパチンコ玉が払出される。また、1回
目に台端末貸出要求信号(EXS)の立上がった時点で
500円分(5度数分)のカード残額が引落される。な
お、玉貸金額が100円(1度数)に設定されている場
合には、カードユニットREADY信号(BRDY)が
立上がってから立下がるまでの間に台端末貸出要求完了
確認信号(BRQ)および台端末貸出要求信号(EX
S)がそれぞれ1パルスずつ現れ、玉貸制御動作が1回
だけ実行されることになる。また、玉貸金額が300円
(3度数)に設定されている場合には、カードユニット
READY信号(BRDY)が立上がってから立下がる
までの間に台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)およ
び台端末貸出要求信号(EXS)がそれぞれ3パルスず
つ現れ、玉貸制御動作が3回実行されることになる。な
お、上記説明中の遅延時間および所定時間は、カードユ
ニット制御用マイクロコンピュータ210、払出制御用
マイクロコンピュータ220の内部にそれぞれ構成され
ているタイマ(図示せず)により管理され、規定の時間
を超えても所定の信号がオンとならなかった場合(もし
くはオフとならなかった場合)は何らかの異常がある
旨、検出できる。
カードユニット50では、玉貸スイッチ15が1回押圧
操作されたこと(モード切換スイッチ18により自動モ
ードに設定されている場合には玉貸検出器9の1回の検
出動作)に基づいてカードユニットREADY信号(B
RDY)が立上がり、この信号が立上がっている期間中
に5回の玉貸制御動作が実行される。そして、単位額分
(たとえば1度数分=100円)相当数のパチンコ玉が
払出される。これが5回繰返されることにより500円
分に相当する数のパチンコ玉が払出される。また、1回
目に台端末貸出要求信号(EXS)の立上がった時点で
500円分(5度数分)のカード残額が引落される。な
お、玉貸金額が100円(1度数)に設定されている場
合には、カードユニットREADY信号(BRDY)が
立上がってから立下がるまでの間に台端末貸出要求完了
確認信号(BRQ)および台端末貸出要求信号(EX
S)がそれぞれ1パルスずつ現れ、玉貸制御動作が1回
だけ実行されることになる。また、玉貸金額が300円
(3度数)に設定されている場合には、カードユニット
READY信号(BRDY)が立上がってから立下がる
までの間に台端末貸出要求完了確認信号(BRQ)およ
び台端末貸出要求信号(EXS)がそれぞれ3パルスず
つ現れ、玉貸制御動作が3回実行されることになる。な
お、上記説明中の遅延時間および所定時間は、カードユ
ニット制御用マイクロコンピュータ210、払出制御用
マイクロコンピュータ220の内部にそれぞれ構成され
ているタイマ(図示せず)により管理され、規定の時間
を超えても所定の信号がオンとならなかった場合(もし
くはオフとならなかった場合)は何らかの異常がある
旨、検出できる。
【0136】次に図19(B)を参照して、タイプBの
カードユニット50がパチンコ遊技機1に接続されてい
る場合について説明する。まず、カードユニット50に
共通カード(タイプAとは別の種類のもの)が挿入され
た段階でカードユニット制御用マイクロコンピュータ2
10から払出制御用マイクロコンピュータ220に対し
カード挿入中信号(CIN)が出力される。そして、こ
の時点から所定の遅延時間だけ経過した時点で、玉貸可
能信号(TOK)が払出制御用マイクロコンピュータ2
20からカードユニット制御用マイクロコンピュータ2
10に出力される。カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ210は、この信号が入力されることにより、
挿入されている共通カードのカード残高を引落した玉貸
が可能であることを認識する。
カードユニット50がパチンコ遊技機1に接続されてい
る場合について説明する。まず、カードユニット50に
共通カード(タイプAとは別の種類のもの)が挿入され
た段階でカードユニット制御用マイクロコンピュータ2
10から払出制御用マイクロコンピュータ220に対し
カード挿入中信号(CIN)が出力される。そして、こ
の時点から所定の遅延時間だけ経過した時点で、玉貸可
能信号(TOK)が払出制御用マイクロコンピュータ2
20からカードユニット制御用マイクロコンピュータ2
10に出力される。カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ210は、この信号が入力されることにより、
挿入されている共通カードのカード残高を引落した玉貸
が可能であることを認識する。
【0137】次に、玉貸スイッチ15が押圧されたこ
と、あるいは玉検出器9の検出動作に基づいて玉貸要求
信号(TRQ)がカードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ210から払出制御用マイクロコンピュータ22
0に出力される。玉貸要求信号(TRQ)を受信した払
出制御用マイクロコンピュータ220は、玉貸し中信号
(TACT)をカードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ210に出力するとともに玉貸制御動作を実行す
る。そして、1回の玉貸制御動作が終了すれば玉貸中信
号(TACT)をオンからオフに立下げる。カードユニ
ット制御用マイクロコンピュータ210は、玉貸中信号
(TACT)が立下がることにより、1回の玉貸制御動
作が終了したことを認識する。そして、2つ目の玉貸要
求信号(TRQ)を払出制御用マイクロコンピュータ2
20に出力する。以下、同様にしてカードユニット制御
用マイクロコンピュータ210から払出制御用マイクロ
コンピュータ220に対して初回の玉貸要求信号(TR
Q)を含む合計5つの玉貸要求信号(TRQ)が出力さ
れ、これに基づいて払出制御用マイクロコンピュータ2
20から玉貸中信号(TACT)が出力されるとともに
玉貸制御動作が実行される。
と、あるいは玉検出器9の検出動作に基づいて玉貸要求
信号(TRQ)がカードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ210から払出制御用マイクロコンピュータ22
0に出力される。玉貸要求信号(TRQ)を受信した払
出制御用マイクロコンピュータ220は、玉貸し中信号
(TACT)をカードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ210に出力するとともに玉貸制御動作を実行す
る。そして、1回の玉貸制御動作が終了すれば玉貸中信
号(TACT)をオンからオフに立下げる。カードユニ
ット制御用マイクロコンピュータ210は、玉貸中信号
(TACT)が立下がることにより、1回の玉貸制御動
作が終了したことを認識する。そして、2つ目の玉貸要
求信号(TRQ)を払出制御用マイクロコンピュータ2
20に出力する。以下、同様にしてカードユニット制御
用マイクロコンピュータ210から払出制御用マイクロ
コンピュータ220に対して初回の玉貸要求信号(TR
Q)を含む合計5つの玉貸要求信号(TRQ)が出力さ
れ、これに基づいて払出制御用マイクロコンピュータ2
20から玉貸中信号(TACT)が出力されるとともに
玉貸制御動作が実行される。
【0138】このように、タイプBのカードユニット5
0においては1回の玉貸操作または玉検出器9の検出動
作に基づいて5回の玉貸制御動作が実行され、1回の玉
貸制御動作が実行されるごとに共通カードから単位額分
のカード残高が引落される。なお、玉貸金額が100円
(1度数)あるいは300円(3度数)に設定されてい
る場合には、同様の玉貸制御動作がそれぞれ1回、3回
実行されることになる。
0においては1回の玉貸操作または玉検出器9の検出動
作に基づいて5回の玉貸制御動作が実行され、1回の玉
貸制御動作が実行されるごとに共通カードから単位額分
のカード残高が引落される。なお、玉貸金額が100円
(1度数)あるいは300円(3度数)に設定されてい
る場合には、同様の玉貸制御動作がそれぞれ1回、3回
実行されることになる。
【0139】カードユニット50から共通カードが排出
されれば、カード挿入中信号(CIT)がオンからオフ
に立下がる。払出制御用マイクロコンピュータ220
は、この信号の変化に基づいて玉貸可能信号(TOK)
をオンからオフの状態に立下げる。
されれば、カード挿入中信号(CIT)がオンからオフ
に立下がる。払出制御用マイクロコンピュータ220
は、この信号の変化に基づいて玉貸可能信号(TOK)
をオンからオフの状態に立下げる。
【0140】以上で、本発明に係る第1実施形態の説明
を終了し、次に第2実施形態の説明を行なう。
を終了し、次に第2実施形態の説明を行なう。
【0141】先に説明した第1実施形態は、カードユニ
ット50から入力される情報の一例となる識別情報(信
号「US」)に基づいてパチンコ遊技機1側で自動的に
カードユニット50の種類を判別し、判別した種類に応
じて実行すべき玉払出制御(玉貸制御)内容を選択し、
実行するものであった。これに対し、以下に説明する第
2実施形態に係るパチンコ遊技機1は、たとえば遊技場
の係員などがカ−ドユニットの種類を設定可能なように
構成されており、その設定に基づいた玉払出制御(玉貸
制御)が実行される。
ット50から入力される情報の一例となる識別情報(信
号「US」)に基づいてパチンコ遊技機1側で自動的に
カードユニット50の種類を判別し、判別した種類に応
じて実行すべき玉払出制御(玉貸制御)内容を選択し、
実行するものであった。これに対し、以下に説明する第
2実施形態に係るパチンコ遊技機1は、たとえば遊技場
の係員などがカ−ドユニットの種類を設定可能なように
構成されており、その設定に基づいた玉払出制御(玉貸
制御)が実行される。
【0142】図20は、第2実施形態に係るパチンコ遊
技機1の払出制御基板152と遊技制御基板199、お
よびカードユニット50に設けられるカードユニット制
御基板210aの制御回路を示すブロック図である。ま
た、図21は、第2実施形態に係るパチンコ遊技機1お
よびカードユニット50の全体背面図であり、図22は
機構盤60の下部背面を覆う通路カバー体132の分解
斜視図である。
技機1の払出制御基板152と遊技制御基板199、お
よびカードユニット50に設けられるカードユニット制
御基板210aの制御回路を示すブロック図である。ま
た、図21は、第2実施形態に係るパチンコ遊技機1お
よびカードユニット50の全体背面図であり、図22は
機構盤60の下部背面を覆う通路カバー体132の分解
斜視図である。
【0143】まず、図20を参照して、先に図16にお
いて説明した第1実施形態と比較して、この第2実施形
態に係るパチンコ遊技機1のスイッチ回路218には、
カ−ドユニット50の種類を切り換え操作可能な切換ス
イッチ230が設けられている。この切換スイッチ23
0は、たとえば図21に示すように、基板ボックス14
9の所定位置に設けられる。この切換スイッチ230
を、たとえば遊技場の係員などが操作して右方向あるい
は左方向にスライドすることにより、タイプAあるいは
タイプBのカードユニット50に対応した設定に切換え
られる。この設定を払出制御用マイクロコンピュータが
判別して、対応するカードユニット種類ごとに玉貸処理
がなされる。
いて説明した第1実施形態と比較して、この第2実施形
態に係るパチンコ遊技機1のスイッチ回路218には、
カ−ドユニット50の種類を切り換え操作可能な切換ス
イッチ230が設けられている。この切換スイッチ23
0は、たとえば図21に示すように、基板ボックス14
9の所定位置に設けられる。この切換スイッチ230
を、たとえば遊技場の係員などが操作して右方向あるい
は左方向にスライドすることにより、タイプAあるいは
タイプBのカードユニット50に対応した設定に切換え
られる。この設定を払出制御用マイクロコンピュータが
判別して、対応するカードユニット種類ごとに玉貸処理
がなされる。
【0144】なお、この切換スイッチ230は、図20
の破線に示すように切換スイッチ138gとしてインタ
フェース基板138に設けてもよい。
の破線に示すように切換スイッチ138gとしてインタ
フェース基板138に設けてもよい。
【0145】次に、図22を参照して、この第2実施形
態に係るパチンコ遊技機1のインタフェース基板138
には、カードユニット50の種類別に使用される複数の
コネクタ138a,138fが設けられている。コネク
タ138aは、たとえば、タイプAのカードユニット5
0専用のコネクタであり、タイプAのカードユニット5
0から延びるインタフェースケーブルのコネクタが接続
される。一方、コネクタ138fは、たとえば、タイプ
Bのカードユニット50専用のコネクタであり、タイプ
Bのカードユニット50から延びるインタフェースケー
ブルのコネクタが接続される。蓋カバー142には、コ
ネクタ138fにインタフェースケーブルを接続するた
めの接続用開口142bが設けられている。図21に示
すように、この接続用開口142bにインタフェースケ
ーブルのコネクタを挿入し、インタフェース基板138
のコネクタ138fと接続可能である。
態に係るパチンコ遊技機1のインタフェース基板138
には、カードユニット50の種類別に使用される複数の
コネクタ138a,138fが設けられている。コネク
タ138aは、たとえば、タイプAのカードユニット5
0専用のコネクタであり、タイプAのカードユニット5
0から延びるインタフェースケーブルのコネクタが接続
される。一方、コネクタ138fは、たとえば、タイプ
Bのカードユニット50専用のコネクタであり、タイプ
Bのカードユニット50から延びるインタフェースケー
ブルのコネクタが接続される。蓋カバー142には、コ
ネクタ138fにインタフェースケーブルを接続するた
めの接続用開口142bが設けられている。図21に示
すように、この接続用開口142bにインタフェースケ
ーブルのコネクタを挿入し、インタフェース基板138
のコネクタ138fと接続可能である。
【0146】この第2実施形態によれば、パチンコ遊技
機1側で識別信号(信号「US」)を認識するための制
御動作を行なう必要がなく、制御手順を簡略できる。ま
た、コネクタ138aにあえて26番端子接続用の端子
穴を設ける必要がなくなり、構造を単純化できる。な
お、この実施形態においては、カ−ドユニット50の種
類に応じた2種類のコネクタ138a,138fをパチ
ンコ遊技機1に設けているが、いずれか1つのコネクタ
で兼用できるように構成してもよい。
機1側で識別信号(信号「US」)を認識するための制
御動作を行なう必要がなく、制御手順を簡略できる。ま
た、コネクタ138aにあえて26番端子接続用の端子
穴を設ける必要がなくなり、構造を単純化できる。な
お、この実施形態においては、カ−ドユニット50の種
類に応じた2種類のコネクタ138a,138fをパチ
ンコ遊技機1に設けているが、いずれか1つのコネクタ
で兼用できるように構成してもよい。
【0147】なお、図20〜図22のその他の符号につ
いては、第1実施形態と同様であるため、その詳細な説
明は省略する。
いては、第1実施形態と同様であるため、その詳細な説
明は省略する。
【0148】次に、以上説明した各実施形態の変形例を
特徴点を以下に列挙する。 (1) 図10(B)に示したコネクタ300bの27
番端子および28番端子は未使用であるため、これと対
応するコネクタ138aの端子穴は設けないように構成
してもよい。すなわち、図11において、シェル部25
3には26番端子と対応する端子穴を1つだけ設けるよ
うに構成してもよい。しかしながら、未使用の27番端
子および28番端子に対応した端子穴を設けておくこと
により、将来の使用に備えることができる。つまり、第
1実施形態においては、26番端子に現れる信号の状態
により2種類のカードユニットを識別できるが、さらに
27番端子あるいは28番端子を用いて各信号の入出力
状態の組合せにより一層多くの種類のカードユニットを
識別可能となる。
特徴点を以下に列挙する。 (1) 図10(B)に示したコネクタ300bの27
番端子および28番端子は未使用であるため、これと対
応するコネクタ138aの端子穴は設けないように構成
してもよい。すなわち、図11において、シェル部25
3には26番端子と対応する端子穴を1つだけ設けるよ
うに構成してもよい。しかしながら、未使用の27番端
子および28番端子に対応した端子穴を設けておくこと
により、将来の使用に備えることができる。つまり、第
1実施形態においては、26番端子に現れる信号の状態
により2種類のカードユニットを識別できるが、さらに
27番端子あるいは28番端子を用いて各信号の入出力
状態の組合せにより一層多くの種類のカードユニットを
識別可能となる。
【0149】(2) インタフェース基板138に設け
られるコネクタ138aは、メス型のコネクタとして構
成し、カードユニット50から延びるインタフェースケ
ーブルのコネクタ300a,300bはオス型のコネク
タとして構成した。しかしながら、138aがオス型の
コネクタであり300a,300bがメス型のコネクタ
であってもよい。
られるコネクタ138aは、メス型のコネクタとして構
成し、カードユニット50から延びるインタフェースケ
ーブルのコネクタ300a,300bはオス型のコネク
タとして構成した。しかしながら、138aがオス型の
コネクタであり300a,300bがメス型のコネクタ
であってもよい。
【0150】(3) 図11において、コネクタ138
aは2つのシェル部252,253を有する。しかしな
がら、これに代えて、シェル部252とシェル部253
とを一体的に構成し、1つのシェル部としてもよい。
aは2つのシェル部252,253を有する。しかしな
がら、これに代えて、シェル部252とシェル部253
とを一体的に構成し、1つのシェル部としてもよい。
【0151】(4) 図10,図11に示したように、
パチンコ遊技機1とカードユニット50とはコネクタで
接続されるように構成した。しかしながらこれに代え
て、モジュラーケーブルで接続されるように構成しても
よい。あるいは、物理的にパチンコ遊技機1とカードユ
ニット50とを接続することなく、無線、光通信などに
より双方の信号が送受信されるように構成してもよい。
パチンコ遊技機1とカードユニット50とはコネクタで
接続されるように構成した。しかしながらこれに代え
て、モジュラーケーブルで接続されるように構成しても
よい。あるいは、物理的にパチンコ遊技機1とカードユ
ニット50とを接続することなく、無線、光通信などに
より双方の信号が送受信されるように構成してもよい。
【0152】(5) 複数種類のカードユニット50を
説明するために、タイプAのカードユニット50とタイ
プBのカードユニット50の2つのカードユニット50
を例に挙げた。しかしながら、パチンコ遊技機1はこれ
らの2種類のカードユニット50に限られることなく、
他の種類のカードユニット50にも同様に対応可能なよ
うに構成してもよい。すなわち、パチンコ遊技機1が対
応可能なカードユニット50の種類は2種類に限られる
ものではない。
説明するために、タイプAのカードユニット50とタイ
プBのカードユニット50の2つのカードユニット50
を例に挙げた。しかしながら、パチンコ遊技機1はこれ
らの2種類のカードユニット50に限られることなく、
他の種類のカードユニット50にも同様に対応可能なよ
うに構成してもよい。すなわち、パチンコ遊技機1が対
応可能なカードユニット50の種類は2種類に限られる
ものではない。
【0153】(6) 図18(C)のS11,S12で
実行される玉払出制御処理は、払出制御用マイクロコン
ピュータ220において選択的に実行されるように構成
した。つまり、払出制御用マイクロコンピュータ220
のROM内に玉払出制御処理用の制御プログラムが2種
類記憶されるように構成した。しかしながらこれに代え
て、それぞれの制御プログラムを互いに異なる制御回路
内に記憶し、接続されたカードユニットに対応した処理
が実行されるように構成してもよい。
実行される玉払出制御処理は、払出制御用マイクロコン
ピュータ220において選択的に実行されるように構成
した。つまり、払出制御用マイクロコンピュータ220
のROM内に玉払出制御処理用の制御プログラムが2種
類記憶されるように構成した。しかしながらこれに代え
て、それぞれの制御プログラムを互いに異なる制御回路
内に記憶し、接続されたカードユニットに対応した処理
が実行されるように構成してもよい。
【0154】(7) 図10,11においてタイプBの
接続コネクタは1つのものであるがこれを2つのコネク
タとし、すなわち、図11のシェル部252とシェル部
253とをそれぞれ別のコネクタとしたものでも対応可
能としている。
接続コネクタは1つのものであるがこれを2つのコネク
タとし、すなわち、図11のシェル部252とシェル部
253とをそれぞれ別のコネクタとしたものでも対応可
能としている。
【0155】
【課題を解決するための手段の具体例】パチンコ遊技機
1により、有価価値を特定可能な情報が記録された記録
媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対応して設けら
れ、前記記録媒体に記録されている情報により特定され
る有価価値の範囲内で遊技媒体を用いて遊技が可能とな
る遊技機が構成されている。また、カードユニット50
により、前記記録媒体処理装置が構成されており、共通
カードにより、前記記録媒体が構成されている。さら
に、台端末貸出要求完了確認信号(BRQ),玉貸要求
信号(TRQ)により、前記要求情報が構成されてい
る。
1により、有価価値を特定可能な情報が記録された記録
媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対応して設けら
れ、前記記録媒体に記録されている情報により特定され
る有価価値の範囲内で遊技媒体を用いて遊技が可能とな
る遊技機が構成されている。また、カードユニット50
により、前記記録媒体処理装置が構成されており、共通
カードにより、前記記録媒体が構成されている。さら
に、台端末貸出要求完了確認信号(BRQ),玉貸要求
信号(TRQ)により、前記要求情報が構成されてい
る。
【0156】インタフェース基板138に設けられたコ
ネクタ138aあるいはコネクタ138fにより、前記
記録媒体処理装置から出力され、前記遊技媒体を用いた
遊技を可能にするための要求情報を入力可能な情報入力
手段が構成されている。
ネクタ138aあるいはコネクタ138fにより、前記
記録媒体処理装置から出力され、前記遊技媒体を用いた
遊技を可能にするための要求情報を入力可能な情報入力
手段が構成されている。
【0157】払出制御用マイクロコンピュータ220、
図18(B)に示したフローチャートにより、複数種類
の記録媒体処理装置の中から遊技機に対応して設けられ
ている記録媒体処理装置の種類を判別する判別手段が構
成されている。
図18(B)に示したフローチャートにより、複数種類
の記録媒体処理装置の中から遊技機に対応して設けられ
ている記録媒体処理装置の種類を判別する判別手段が構
成されている。
【0158】払出制御用マイクロコンピュータ220,
図18(C)のフローチャートにより、前記記録媒体処
理装置の種類に対応して複数種類の前記要求情報を処理
可能であり、前記判別手段の判別した前記記録媒体処理
装置の種類に応じて前記情報入力手段から入力された前
記要求情報を処理する要求情報処理手段が構成されてい
る。
図18(C)のフローチャートにより、前記記録媒体処
理装置の種類に対応して複数種類の前記要求情報を処理
可能であり、前記判別手段の判別した前記記録媒体処理
装置の種類に応じて前記情報入力手段から入力された前
記要求情報を処理する要求情報処理手段が構成されてい
る。
【0159】払出制御用マイクロコンピュータ220、
および図18(B)のフローチャートにより、前記記録
媒体処理装置から入力される情報の入力態様に基づいて
前記記録媒体処理装置の種類を判別する判別手段が構成
されている。また、識別情報(信号「US」)により、
前記記録媒体処理装置から入力される情報が構成されて
いる。
および図18(B)のフローチャートにより、前記記録
媒体処理装置から入力される情報の入力態様に基づいて
前記記録媒体処理装置の種類を判別する判別手段が構成
されている。また、識別情報(信号「US」)により、
前記記録媒体処理装置から入力される情報が構成されて
いる。
【0160】切換スイッチ230,138gにより、前
記遊技機に対応して設けられている前記記録媒体処理装
置の種類を設定するための設定操作手段が構成されてい
る。払出制御用マイクロコンピュータ220により、前
記設定操作手段で設定された設定内容に基づいて前記記
録媒体処理装置の種類を判別する判別手段が構成されて
いる。
記遊技機に対応して設けられている前記記録媒体処理装
置の種類を設定するための設定操作手段が構成されてい
る。払出制御用マイクロコンピュータ220により、前
記設定操作手段で設定された設定内容に基づいて前記記
録媒体処理装置の種類を判別する判別手段が構成されて
いる。
【0161】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、前記記録媒体処理装置の種類に応じて前記
情報入力手段から入力された前記要求情報を処理可能で
あるために、前記記録媒体処理装置の種類のそれぞれに
対応した複数種類の遊技機を製造する手間が省け、これ
により遊技機の製造コストを低く抑えることができる。
また、遊技場においては、複数種類の遊技機の中から前
記記録媒体処理装置の種類に対応した遊技機を選択して
設置する手間が省け、利便性の高い遊技機を提供するこ
とが可能となる。
に関しては、前記記録媒体処理装置の種類に応じて前記
情報入力手段から入力された前記要求情報を処理可能で
あるために、前記記録媒体処理装置の種類のそれぞれに
対応した複数種類の遊技機を製造する手間が省け、これ
により遊技機の製造コストを低く抑えることができる。
また、遊技場においては、複数種類の遊技機の中から前
記記録媒体処理装置の種類に対応した遊技機を選択して
設置する手間が省け、利便性の高い遊技機を提供するこ
とが可能となる。
【0162】請求項2に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、前記記録媒体処理装置から入力される情報
の入力態様に基づいて前記記録媒体処理装置の種類が判
別されるため、遊技機に前記記録媒体処理装置を設ける
際に遊技機に前記記録媒体処理装置の種類を設定するな
どという作業が不要となり、容易かつ誤りなく遊技機に
前記記録媒体処理装置を対応させることができる。
果に加えて、前記記録媒体処理装置から入力される情報
の入力態様に基づいて前記記録媒体処理装置の種類が判
別されるため、遊技機に前記記録媒体処理装置を設ける
際に遊技機に前記記録媒体処理装置の種類を設定するな
どという作業が不要となり、容易かつ誤りなく遊技機に
前記記録媒体処理装置を対応させることができる。
【0163】請求項3に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、設定操作手段で設定された設定内容に基づ
いて前記記録媒体処理装置の種類が判別されるために、
記録媒体処理装置から遊技機に該記録媒体処理装置の種
類を通知するための情報を入力する必要がなくなり、前
記記録媒体処理装置と遊技機との間の制御内容を単純化
できる。
果に加えて、設定操作手段で設定された設定内容に基づ
いて前記記録媒体処理装置の種類が判別されるために、
記録媒体処理装置から遊技機に該記録媒体処理装置の種
類を通知するための情報を入力する必要がなくなり、前
記記録媒体処理装置と遊技機との間の制御内容を単純化
できる。
【図1】パチンコ遊技機1およびカードユニット50の
全体正面図である。
全体正面図である。
【図2】パチンコ遊技機1およびカードユニット50の
全体背面図である。
全体背面図である。
【図3】遊技盤の裏面構造を示す背面図である。
【図4】機構盤を示す全体図である。
【図5】玉払出し装置およびその周辺機器を示す構成図
である。
である。
【図6】入賞玉処理装置の構造図である。
【図7】機構盤の下部背面を覆う通路カバー体の分解斜
視図である。
視図である。
【図8】機構盤に取付けられる払出制御基板ボックスの
取付構造を示す分解斜視図である。
取付構造を示す分解斜視図である。
【図9】玉払出し装置の断面図である。
【図10】カードユニット50から延びるインタフェー
スケーブルに設けられたコネクタを示す平面図である。
スケーブルに設けられたコネクタを示す平面図である。
【図11】インタフェース基板に設けられたコネクタの
平面図である。
平面図である。
【図12】コネクタ300aの端子配列表を示す図であ
る。
る。
【図13】コネクタ300aの端子配列表を示す図であ
る。
る。
【図14】コネクタ300bの端子配列表を示す図であ
る。
る。
【図15】コネクタ300bの端子配列表を示す図であ
る。
る。
【図16】パチンコ遊技機1およびカードユニット50
の制御回路を示すブロック図である。
の制御回路を示すブロック図である。
【図17】パチンコ遊技機1の制御回路を示すブロック
図である。
図である。
【図18】払出制御用マイクロコンピュータ220で実
行される各種処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
行される各種処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図19】払出制御用マイクロコンピュータ220とカ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ210との間
で送受信される各種信号のタイミングチャートを示す図
である。
ードユニット制御用マイクロコンピュータ210との間
で送受信される各種信号のタイミングチャートを示す図
である。
【図20】パチンコ遊技機1およびカードユニット50
の制御回路を示すブロック図である。
の制御回路を示すブロック図である。
【図21】パチンコ遊技機1およびカードユニット50
の全体背面図である。
の全体背面図である。
【図22】機構盤の下部背面を覆う通路カバー体の分解
斜視図である。
斜視図である。
1はパチンコ遊技機、15は玉貸スイッチ、16は度数
表示LED、17は返却スイッチ、18はモード切換ス
イッチ、50はカードユニット、57はコネクタ、13
8はインタフェース基板、138a,138fはコネク
タ、152は払出制御基板、210はカードユニット制
御用マイクロコンピュータ、214は信号回路、216
は信号回路、230,138gは切換スイッチ、210
aはカードユニット制御基板、220は払出制御用マイ
クロコンピュータ、300a,300bはコネクタであ
る。
表示LED、17は返却スイッチ、18はモード切換ス
イッチ、50はカードユニット、57はコネクタ、13
8はインタフェース基板、138a,138fはコネク
タ、152は払出制御基板、210はカードユニット制
御用マイクロコンピュータ、214は信号回路、216
は信号回路、230,138gは切換スイッチ、210
aはカードユニット制御基板、220は払出制御用マイ
クロコンピュータ、300a,300bはコネクタであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 有価価値を特定可能な情報が記録された
記録媒体を処理可能な記録媒体処理装置に対応して設け
られ、前記記録媒体に記録されている情報により特定さ
れる有価価値の範囲内で遊技媒体を用いた遊技が可能と
なる遊技機であって、 前記記録媒体処理装置から出力され、前記遊技媒体を用
いた遊技を可能にするための要求情報を入力可能な情報
入力手段と、 複数種類の記録媒体処理装置の中から遊技機に対応して
設けられている記録媒体処理装置の種類を判別する判別
手段と、 前記記録媒体処理装置の種類に対応して複数種類の前記
要求情報を処理可能であり、前記判別手段の判別した前
記記録媒体処理装置の種類に応じて前記情報入力手段か
ら入力された前記要求情報を処理する要求情報処理手段
とを含むことを特徴とする、遊技機。 - 【請求項2】 前記判別手段は前記記録媒体処理装置か
ら入力される情報の入力態様に基づいて前記記録媒体処
理装置の種類を判別することを特徴とする、請求項1記
載の遊技機。 - 【請求項3】 前記遊技機に対応して設けられている前
記記録媒体処理装置の種類を設定するための設定操作手
段を含み、 前記判別手段は前記設定操作手段で設定された設定内容
に基づいて前記記録媒体処理装置の種類を判別すること
を特徴とする、請求項1記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174889A JPH1015203A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8174889A JPH1015203A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015203A true JPH1015203A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15986455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8174889A Withdrawn JPH1015203A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1015203A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001224761A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-21 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2005237595A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Aruze Corp | 遊技媒体貸出機 |
JP2005237602A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Aruze Corp | 遊技機用のユニット装置 |
JP2005237600A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Aruze Corp | 遊技機用のユニット装置 |
JP2005334178A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Samii Kk | 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム |
JP2006000229A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Samii Kk | 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム |
JP2007215859A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Glory Ltd | 貯玉/貯メダル管理システム及び貯玉/貯メダル管理方法 |
JP2009233075A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010094538A (ja) * | 2010-01-18 | 2010-04-30 | Takeya Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP2013166013A (ja) * | 2013-05-01 | 2013-08-29 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015120082A (ja) * | 2015-04-02 | 2015-07-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP8174889A patent/JPH1015203A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001224761A (ja) * | 2000-02-18 | 2001-08-21 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2005237595A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Aruze Corp | 遊技媒体貸出機 |
JP2005237602A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Aruze Corp | 遊技機用のユニット装置 |
JP2005237600A (ja) * | 2004-02-25 | 2005-09-08 | Aruze Corp | 遊技機用のユニット装置 |
JP2005334178A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Samii Kk | 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム |
JP2006000229A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Samii Kk | 遊技機媒体の不正貸出防止方法及び不正貸出防止システム |
JP2007215859A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Glory Ltd | 貯玉/貯メダル管理システム及び貯玉/貯メダル管理方法 |
JP2009233075A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2010094538A (ja) * | 2010-01-18 | 2010-04-30 | Takeya Co Ltd | パチンコ遊技機 |
JP2013166013A (ja) * | 2013-05-01 | 2013-08-29 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015120082A (ja) * | 2015-04-02 | 2015-07-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |