JPH10152019A - 自動車用シートベルト装置 - Google Patents

自動車用シートベルト装置

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JPH10152019A
JPH10152019A JP8314829A JP31482996A JPH10152019A JP H10152019 A JPH10152019 A JP H10152019A JP 8314829 A JP8314829 A JP 8314829A JP 31482996 A JP31482996 A JP 31482996A JP H10152019 A JPH10152019 A JP H10152019A
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JP
Japan
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tongue
occupant
seat belt
vehicle
belt
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JP8314829A
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English (en)
Inventor
Yoichi Watanabe
洋一 渡辺
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗員膝部前方に位置する乗員膝部拘束用部品
を乗員側へ突出させることで乗員の腰部・膝部の前方移
動量を抑制すると同時に、ラップベルトのたるみがタン
グを通してショルダーベルト側に流入するのを防止する
ことにより安全性の高い自動車用シートベルト装置を提
供すること。 【解決手段】 車両衝突を検知した場合には、ニーボル
スター・アクチュエーター41を作動させることでニー
ボルスター40を乗員側へ突出させると同時に、インナ
ーバックル20に設定されたバックルアクチュエーター
22を作動させてインナーバックル20内のプッシュプ
レートを動かすことで、タング10のタングスライダー
12がタング10の上方へ動き、タング10がシートベ
ルト30にロックされる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シートベル
ト装置、より具体的には、乗員膝部前方に位置する乗員
膝部拘束用部品を車両衝突時に乗員側へ突出させること
で、乗員の腰部・膝部の前方移動量を抑制させるような
装置を有する車両のシートベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗員膝部拘束用部品としては、図
21に示すように例えば特開平2−182553号公報
にて開示されているものがある。この従来技術は、車両
衝突を検知した場合には、乗員膝部拘束用部品を乗員側
へ突出させることで、初期拘束を早めると同時に、乗員
の腰部・膝部の前方移動量を抑制して乗員下肢がダッシ
ュロアパネルから受ける反力を低減させる構成となって
いる。また、ニーボルスター・アクチュエーターとして
エアバックを用いた従来技術として特開平2−1494
5号公報があり、図22にこれを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の乗員膝部拘束用部品にあっては、乗員腰部の
前方移動量を抑制する構成となっている為、乗員腰部の
前方移動量を抑制しない場合に比べて、車両衝突時にラ
ップベルトのたるみが残ってしまう場合が考えられる。
この時、このラップベルトのたるみは、乗員上体が前方
移動しながらショルダーベルトを引き出そうとするに従
いタングを通してショルダーベルト側に流入し、その分
だけショルダーベルトのたるみが増加してしまうことが
考えられる。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、乗員膝部前方に位置する乗員膝部
拘束用部品を乗員側へ突出させることで乗員の腰部・膝
部の前方移動量を抑制すると同時に、ラップベルトのた
るみがタングを通してショルダーベルト側に流入するの
を防止する自動車用シートベルト装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、車両衝突時にシートベルトがタング上を
移動するのを防止する為の機構を備えたことを特徴とす
る。
【0006】また、本発明は、前記車両衝突時に、乗員
膝部略前方に位置する乗員膝部拘束用部品を乗員側へ突
出させると同時に、前記シートベルトが前記タング上を
移動するのを防止する為の機構が作動することを特徴と
する。
【0007】また、本発明は、前記タングにタング上方
へと可動可能なタング上方可動部品が設けられており、
このタング上方可動部品がタング上方へと動くことで前
記シートベルトをはさむことを特徴とする。
【0008】また、本発明は、前記タングにタング上方
へと可動可能なタング上方可動部品が設けられており、
前記タング上方可動部品がタング上方へと動くことで、
「タングのシートベルトと通常接している部位よりも摩
擦力の大きい部位」とシートベルトとが接する構成とな
っていることを特徴とする。
【0009】また、本発明は、前記タングと嵌合するイ
ンナーバックルから突出する部品において、前記タング
上方可動部品がタング上方へと動かされることを特徴と
する。
【0010】また、本発明は、前記シートベルトの張力
により、前記タング上方可動部品がタング上方へと動か
されることを特徴とする。
【0011】また、本発明は、前記タング上方可動部品
が、前記タングの略中心部よりも乗員側に設けられてい
ることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明は、前記車両衝突時にシー
トベルトがタング上を移動する量を検知し、この量があ
る任意の値を越える場合には、乗員側へ突出された前記
乗員膝部拘束用部品を車両前方(乗員の反対側)へある
任意の量だけ引き戻すことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明による自動車用シー
トベルト装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に
説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図5は、本発明による自動
車用シートベルト装置の第1の実施の形態を示す説明図
である。まず、構成を説明すると、第1の実施の形態に
よる自動車用シートベルト装置は、図1に示すように、
車両衝突を検知する衝突センサー1と、ニーボルスター
40を乗員側へ突出させるニーボルスター・アクチュエ
ーター41と、タング10を有するシートベルト30
と、タング10と嵌合可能なインナーバックル20とに
より構成されている。また、図2に示すように、タング
10に取り付けられているタングスライダー12を矢印
A方向(タング上方)へ動かす為のプッシュプレート2
3と、プッシュプレート23を動かす為のバックルアク
チュエーター22とを備えている。
【0014】このような車両において、車両衝突を検知
した場合には、ニーボルスター・アクチュエーター41
を作動させることでニーボルスター40を乗員側へ突出
させると同時に、インナーバックル20に設定されたバ
ックルアクチュエーター22を作動させてプッシュプレ
ート23を動かすことでタングスライダー12が矢印A
方向(タング上方)へ動き、タング10がシートベルト
30にロックされる(図5)構成となっている。
【0015】このとき、タングスライダー12のスライ
ド量を制御するバネは、図4に示すような巻バネ15の
他に、板バネ、その他様々な弾性体が考えられるが、塑
性変形にて不可逆的にスライド量を制御する物でも良
い。
【0016】なお、ニーボルスター・アクチュエーター
41としては、シリンダー内の油圧を制御して可動させ
る物、シリンダー内にガスを発生させて可動させる物、
エアバッグを用いた物(図22、特開平2−14945
号公報参照)等が考えられる。また、バックルアクチュ
エーター22としては、ガスを発生させて可動させる
物、電気ソレノイドにて可動させる物等が考えられる。
【0017】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。通常、図1に示すように、乗員がシートベルト30
を着用している場合、シートベルト30(ラップベルト
31、ショルダーベルト32それぞれ)には多少のたる
みがあるが、車両衝突時には、図6に示すように乗員が
前方移動しながらシートベルト30(ラップベルト3
1、ショルダーベルト32それぞれ)を引っ張ることで
このたるみが無くなり、そこからベルト張力が発生す
る。
【0018】ところが、従来技術のように車両衝突を検
知した場合にニーボルスター40を乗員側へ突出させて
乗員の腰部前方移動量を抑制すると、ラップベルト31
にはたるみが残ってしまい、乗員上体が前方移動してシ
ョルダーベルト32のたるみを引っ張りきり、たるみが
無くなった後に張力が上がる。このため、このラップベ
ルト31のたるみがタング10のベルト通し穴17(図
2参照)を通ってショルダーベルト32側に流入し、そ
の結果、乗員上体、特に頭部の前方移動量が増加してし
まうという状態が考えられる(図7)。つまり、図6と
図7を比較すると、頭部前方移動量は、 Shead1<Shead2 となる場合が考えられる。
【0019】そこで第1の実施の形態では、車両衝突を
検知した場合には、図8に示すように、ニーボルスター
・アクチュエーター41を作動させることでニーボルス
ター40を乗員側へ突出させると同時に、タングスライ
ダー12が矢印A方向(タング上方)に動きタング10
がシートベルト30にロックされる(図5)。このた
め、ラップベルト31のたるみがタング10のベルト通
し穴17を通ってショルダーベルト32側に流入するこ
とが防止され、乗員上体、特に頭部の前方移動量が増加
することはない(図8)。つまり、この時の頭部前方移
動量Shead3は、 Shead3≒Shead1<Shead2 となる(図6〜8)。
【0020】なお、図2に示すタングスライダー12の
剛性が低くても、第1の実施の形態のようにタングスラ
イダー12をラップベルト31側に設定しておけば、ラ
ップベルト31のたるみがタング10のベルト通し穴1
7を通ってショルダーベルト32側に流入しようとする
際、タングスライダー12はベルト通し穴17に吸い込
まれる方向でベルト通し穴17を埋める為、ラップベル
ト31のたるみがショルダーベルト32側に流入するこ
とを防止する効果が損なわれることはない。
【0021】また、タングスライダー12のシートベル
ト30と接する部位に突起形状等を設定して、タングス
ライダー12とシートベルト30との摩擦力を大きくす
ることで、より確実にロックするのが可能である。
【0022】(第2の実施の形態)次に、本発明による
自動車用シートベルト装置の第2の実施の形態を、図9
〜図12を用いて説明する。第2の実施の形態では、図
9に示すように、車両衝突を検知する衝突センサー1
と、ニーボルスター40を乗員側へ突出させるニーボル
スター・アクチュエーター41と、タング70を有する
シートベルト30と、タング70と嵌合可能なインナー
バックル20とを有する。タング70は、図10に示す
シートベルトの張力により矢印A方向(タング上方)に
可動なタングスライダー72と、このタングスライダー
72が動いた時にシートベルト30(31,32)と接
触する高抵抗部位76とから構成されている。
【0023】なお、タングスライダー72のスライド量
を制御するバネ75は、図11に示すような巻バネの他
に、板バネ、その他様々な弾性体が考えられるが、塑性
変形にて不可逆的にスライド量を制御する物でも良いの
は第1の実施の形態と同じである。
【0024】車両衝突時にニーボルスター・アクチュエ
ーター41(図9参照)を作動させることでニーボルス
ター40を乗員側へ突出させると同時に、乗員の上体が
前方移動しながらショルダーベルト32に張力を発生さ
せる。このため、タングスライダー72が矢印A方向
(タング上方)に動いてシートベルト30が高抵抗部位
76に接触することでタング70がシートベルト30に
ロックされ(図12)、ラップベルト31のたるみがタ
ング70のベルト通し穴17を通ってショルダーベルト
32側に流入することが防止される。これにより、乗員
の上体、特に頭部の前方移動量の増加抑制が可能となる
(図8参照)。
【0025】(第3の実施の形態)次に、本発明による
自動車用シートベルト装置の第3の実施の形態を図13
に示す。第3の実施の形態は、第2の実施の形態のタン
グ70の代わりに、タングスライダーを片側の1個だけ
としたタングスライダー32を備えたタング80を用い
たものであり、作用は第2の実施の形態と同一である。
【0026】(第4の実施の形態)次に、本発明による
自動車用シートベルト装置の第4の実施の形態を図14
〜図16に示す。第4の実施の形態は、第2の実施の形
態のタング70の代わりに、タングスライダーを大型化
したタングスライダー92を備えたタング90を用いた
ものであり、作用は第2の実施の形態と同一である。こ
の実施の形態ではタングスライダーを大型化したことに
より、タングプレート91には4つのタングスライダー
ガイド93がそれぞれ遊嵌される4つの穴が穿設されて
いる。
【0027】(第5の実施の形態)本発明による自動車
用シートベルト装置の第5の実施の形態は、図1のシス
テム概要と、図2のインナーバックル20と、図17の
タング100を組み合わせたものである。車両衝突を検
知する衝突センサー1と、ニーボルスター40を乗員側
へ突出させるニーボルスター・アクチュエーター41と
を有し、タング100を有するシートベルト30と、タ
ング100と嵌合可能なインナーバックル20と、タン
グスライダー12を矢印A方向(タング上方)へ動かす
為のプッシュプレート23と、プッシュプレート23を
動かす為のバックルアクチュエーター22とを備えた。
この車両において、車両衝突を検知した場合には、ニー
ボルスター・アクチュエーター41を作動させることで
ニーボルスター40を乗員側へ突出させると同時に、イ
ンナーバックル20に設定されたバックルアクチュエー
ター22を作動させてプッシュプレート23を動かすこ
とでタングスライダー102が矢印A方向(タング上
方)へ動き、シートベルト30が高抵抗部位76に接触
することでタング100がシートベルト30にロックさ
れ、ラップベルト31のたるみがタング100のベルト
通し穴17を通ってショルダーベルト32側に流入する
ことが防止され、乗員上体、特に頭部の前方移動量の増
加抑制が可能となる。
【0028】(第6の実施の形態)第6の実施の形態の
処理フローを図20に示す。これは、図1および図2を
参照すると、シートベルト30の滑り量、つまりラップ
ベルト31のたるみがタング10のベルト通し穴17を
通ってショルダーベルト32側に流入した量がある一定
以上になると、乗員側へ突出されたニーボルスター40
が任意の量だけ車両前方へ引き戻される構成となってい
る。
【0029】これにより、これまでに述べた実施の形態
等にて本来抑制されるべき「シートベルト30の滑り、
つまりラップベルト31のたるみがタング10のベルト
通し穴17を通ってショルダーベルト32側に流入す
る」という現象が特別な事情により発生してしまった場
合でも、乗員側へ突出されたニーボルスター40が任意
の量だけ車両前方へ引き戻される為、その分だけ乗員の
腰部前方移動量が発生する。すると、ラップベルト31
に張力が発生し、それ以降は「シートベルト30の滑
り、つまりラップベルト31のたるみがタング10のベ
ルト通し穴17を通ってショルダーベルト32側に流入
する」という現象が抑制されることになり、本実施の形
態の無い場合に比べて頭部前方移動量を軽減可能とな
る。したがって第6の実施の形態は第1〜第5の実施の
形態と組み合わすことで、さらに安定性が高くなる。
【0030】なお、シートベルト30の滑り量、つまり
ラップベルト31のたるみがタング10のベルト通し穴
17を通ってショルダーベルト32側に流入した量を検
知するセンサーは、タング10に設定しておくことが考
えられる。
【0031】以上説明してきたように、上記実施の形態
によれば、その構成を、車両衝突時にはラップベルトの
たるみがタングを通してショルダーベルト側に流入する
ことを防止する構成としたため、乗員膝部前方に位置す
る乗員膝部拘束用部品を乗員側へ突出させることで乗員
の腰部・膝部の前方移動量(Splvs)を抑制しなが
ら、乗員の上体、特に頭部の前方移動量(Shead)
が増加してしまう現象を回避出来るという効果を得られ
る。つまり、図6〜図8に示す Splvs3≒Splvs2<Splvs1 を確保しながら、 Shead3≒Shead1<Shead2 が可能であり、Splvs低減とShead低減とを両
立させられる。
【0032】なお、本発明は運転席に限らず助手席にお
いても同様の効果が得られる。また、エアバッグ装備の
有無には無関係に採用可能な発明である。
【0033】なお、タング70〜100の高抵抗部位7
6は、表面に突起形状を成型することや、別体の突起物
を設定することなどで対応可能である(図17)。ま
た、突起形状を図18に示すような形状とすることで、
ラップベルト31側からショルダーベルト32側へのシ
ートベルト流入は困難であるが、ショルダーベルト32
側からラップベルト31側への流入は容易である構成と
するのが可能である。これにより、車両衝突時のラップ
ベルト31側からショルダーベルト32側へのシートベ
ルトの流入防止機能を確保しながら、乗員がシートベル
ト30を脱着する際のタング10とシートベルト30と
の引っ掛かりによる操作性悪化の回避が可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、車両衝突時にラップベルトのたるみがタングを通
してショルダーベルト側に流入することを防止できるの
で、乗員の腰部・膝部や上体(特に頭部)の前方移動量
の増加を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車用シートベルト装置の第1
の実施の形態のシステム概念図である。
【図2】第1の実施の形態のインナーバックル20の詳
細図である。
【図3】第1の実施の形態のタング10の詳細図であ
る。
【図4】第1の実施の形態のタング10の分解図であ
る。
【図5】第1の実施の形態の、タングスライダー12が
可動してシートベルト30とロックした状態でのタング
10の詳細図である。
【図6】乗員膝部拘束用部品を突出させない場合の乗員
前方移動量を示す図である。
【図7】従来例における、乗員前方移動量を示す図であ
る。
【図8】本発明における、乗員前方移動量を示す図であ
る。
【図9】第2の実施の形態のシステム概念図である。
【図10】第2の実施の形態のタング70の詳細図であ
る。
【図11】第2の実施の形態のタング80の分解図であ
る。
【図12】第2の実施の形態の、タングスライダー72
が可動してシートベルト30とロックした状態でのタン
グ70の詳細図である。
【図13】第3の実施の形態のタング80の詳細図であ
る。
【図14】第4の実施の形態のタング90の詳細図であ
る。
【図15】第4の実施の形態のタング90の分解図であ
る。
【図16】第4の実施の形態の、タングスライダー92
が可動してシートベルト30とロックした状態でのタン
グ90の詳細図である。
【図17】第5の実施の形態のタング100の詳細図で
ある。
【図18】高抵抗部位76の例を示す図である。
【図19】高抵抗部位76の例を示す図である。
【図20】第6の実施の形態の動作フローである。
【図21】従来例技術における乗員膝部拘束用部品を示
す図である。
【図22】ニーボルスター・アクチュエーターとしてエ
アバッグを用いた図である。
【符号の説明】
1 衝突センサー 10,70,80,90,100 タング 11,71,81,91,101 タングベースプレ
ート 12,72,82,92,102 タングスライダー 13,73,93 タングスライダーガイド 14 ガイドストッパー 15,75 スライド量制御用バネ 16 タング高抵抗部位 17 ベルト通し穴 20 インナーバックル 21 ハーネス 22 バックルアクチュエーター 23 プッシュプレート 30 シートベルト 31 ラップベルト 32 ショルダーベルト 40 ニーボルスター 41 ニーボルスター・アクチュエーター 50 エアバッグ 51 エアバッグ・インフレーター

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両衝突時にシートベルトがタング上を
    移動するのを防止する為の機構を備えたことを特徴とす
    る自動車用シートベルト装置。
  2. 【請求項2】 前記車両衝突時に、乗員膝部略前方に位
    置する乗員膝部拘束用部品を乗員側へ突出させると同時
    に、前記シートベルトが前記タング上を移動するのを防
    止する為の機構が作動することを特徴とする請求項1に
    記載の自動車用シートベルト装置。
  3. 【請求項3】 前記タングにはタング上方へと可動可能
    なタング上方可動部品が設けられており、このタング上
    方可動部品がタング上方へと動くことで前記シートベル
    トをはさむことを特徴とする請求項1または2に記載の
    自動車用シートベルト装置。
  4. 【請求項4】 前記タングにはタング上方へと可動可能
    なタング上方可動部品が設けられており、前記タング上
    方可動部品がタング上方へと動くことで、タングのシー
    トベルトと通常接している部位よりも摩擦力の大きい部
    位とシートベルトとが接する構成となっていることを特
    徴とする請求項1または2に記載の自動車用シートベル
    ト装置。
  5. 【請求項5】 前記タングと嵌合するインナーバックル
    から突出する部品において、前記タング上方可動部品が
    タング上方へと動かされることを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載の自動車用シートベルト装置。
  6. 【請求項6】 前記シートベルトの張力により、前記タ
    ング上方可動部品がタング上方へと動かされることを特
    徴とする請求項3または4に記載の自動車用シートベル
    ト装置。
  7. 【請求項7】 前記タング上方可動部品が、前記タング
    の略中心部よりも乗員側に設けられていることを特徴と
    する請求項3乃至6のいずれかに記載の自動車用シート
    ベルト装置。
  8. 【請求項8】 前記車両衝突時にシートベルトがタング
    上を移動する量を検知し、この量がある任意の値を越え
    る場合には、乗員側へ突出された前記乗員膝部拘束用部
    品を車両前方(乗員の反対側)へある任意の量だけ引き
    戻すことを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載
    の自動車用シートベルト装置。
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