JPH1015174A - 遊技機の表示制御装置 - Google Patents

遊技機の表示制御装置

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JPH1015174A
JPH1015174A JP8167619A JP16761996A JPH1015174A JP H1015174 A JPH1015174 A JP H1015174A JP 8167619 A JP8167619 A JP 8167619A JP 16761996 A JP16761996 A JP 16761996A JP H1015174 A JPH1015174 A JP H1015174A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に更新された画像データに基づいて画像表
示装置に描画を行い得る表示制御装置において、ノイズ
の発生等があっても画像の停止が生じないものを提供す
る。 【解決手段】 役物制御装置(遊技制御装置)10から
表示制御装置11のCPU21に画像データ(表示情
報)の送信を行う通信割り込みの通信割り込み時間を、
表示制御装置10のVDP22がLCD12の描画起点
から終点まで描画を行う時間(V_SYNC割り込み時
間)よりも短く設定するとともに、この通信割り込みを
V_SYNC割り込みよりも優先しつつ、通信割り込み
またはV_SYNC割り込みのタイミングと同期して、
VDP22による垂直同期信号のクリアと、CPU21
からVDP22ヘの画像データの転送の開始を行うよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機に設置され
る画像表示装置の制御を行う表示制御装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ遊技機は、遊技盤に設
けられた各種の遊技装置(いわゆる役物)を制御する役
物制御装置(遊技制御装置)と、この役物制御装置から
の指令にしたがって、遊技盤上に設置された画像表示装
置への表示画像を制御する表示制御装置を備えている。
【0003】この場合、表示制御装置のCPUは、役物
制御装置からの割り込み信号(通信割り込み信号)を受
けて、画像表示装置に表示すべき画像データ(表示情
報)の読み込みを行うとともに、画像表示装置に図柄等
を描画するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッ
サ)からの垂直同期信号に同期した割り込み信号(V_
SYNC割り込み信号)を受けて、VDPへの画像デー
タの転送を行っている。
【0004】この場合、図8に示すように、通信割り込
みの割り込み時間(割り込みから次の割り込みの時間)
は、例えば2.085msec*8=16.668ms
ecに設定され、これは、例えば1/60=16.66
7msecに設定されるV_SYNC割り込みの割り込
み時間よりも、長い時間とされている。
【0005】また、通信割り込みとV_SYNC割り込
みとでは、割り込みレベルが違えてあり、通信割り込み
がV_SYNC割り込みよりも優先して処理されるよう
になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このよう
に、通信割り込みの割り込み時間を、V_SYNC割り
込みの割り込み時間よりも短く設定すると、通信割り込
みによる画像データの読み込みと、V_SYNC割り込
みによる画像データの転送が進むうちに、画像データの
読み込みが画像データの転送に追いつかなくなってしま
うが、この場合でも、通信割り込みがV_SYNC割り
込みよりも優先される結果、VDPには更新された画像
データの転送がなされず、画像表示装置にはVDPによ
り前回表示したのと同一の画像データによる描画がなさ
れることとなり、このような同一画面の2回続けての描
画は、画像の流れのスムーズな連続性を阻害し、画像を
見ている者に違和感を与えてしまう。
【0007】これに対して、役物制御装置からの通信割
り込み時間を、V_SYNC割り込み時間よりも短く設
定しておき、VDPによる描画の開始を通信割り込みの
タイミングに同期させて行うようにすれば、更新されな
い同一画面が続けて描画されることは防止できる。
【0008】しかしながら、この場合には、ノイズ等に
より役物制御装置から表示制御装置ヘの通信が阻害さ
れ、表示制御装置が通信割り込み信号を受信できなくな
ることがあり、この場合には、表示制御装置のCPU
は、VDPに対する垂直同期信号のクリア信号の出力お
よび画像データの転送のタイミングを無くしてしまう。
【0009】このため、VDPは画面の更新ができなく
なってしまい、この瞬間に、画像表示装置の画像に乱れ
を生じてしまう。
【0010】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、常に更新された画像データに基づいて画
像表示装置に描画を行い得る表示制御装置において、ノ
イズの発生等があっても画像の停止が生じないものを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、遊技機の
遊技の進行を制御する遊技制御装置から送信される表示
情報を受信して、この表示情報に基づいて画像表示装置
に描画を行う遊技機の表示制御装置において、遊技制御
装置から表示制御装置への表示情報の送信時間を、表示
制御装置が画像表示装置の描画起点から終点まで描画を
行う描画時間よりも短く設定するとともに、この描画の
開始を前記表示情報の送信に同期した信号または表示制
御装置の内部での割り込み信号と同期させて行い、かつ
この同期では前記表示情報の送信に同期した信号を前記
表示制御装置の内部での割り込み信号よりも優先させる
ようにした。
【0012】第2の発明は、前記表示制御装置の内部で
の割り込み信号は、表示制御装置の垂直同期信号と同期
した信号である。
【0013】
【作用】第1の発明では、表示制御装置は、遊技制御装
置から送信される表示情報にしたがって、画像表示装置
の描画起点から終点まで描画を行うが、この遊技制御装
置からの表示情報の送信時間は、表示制御装置が描画起
点から終点まで描画を行う描画時間よりも短く、また、
表示制御装置は表示情報の送信に同期した信号または表
示制御装置の内部での割り込み信号と同期して新たな画
面の描画を開始し、かつ、この同期は表示情報の送信に
同期した信号の方を表示制御装置の内部での割り込み信
号よりも優先するようになっている。
【0014】したがって、表示情報の送信に同期した信
号に同期して表示制御装置が描画を行うときには、遊技
制御装置から送信された表示情報は常に新しい表示情報
へと更新されており、表示制御装置は2回続けて更新さ
れていない同一の表示情報に基づく描画を行うことはな
く、画像表示装置の画像には常にスムーズな流れが確保
される。
【0015】一方、ノイズ等の影響で役物制御装置から
の表示情報の送信に同期した信号が表示制御装置に到達
しなかったときには、表示制御装置は、ノイズ等の影響
を受けにくい表示制御装置の内部での割り込み信号に同
期して、その時点で送信されている表示情報にしたがっ
た描画を行うので、この場合にも、表示制御装置は描画
のタイミングを失うことはなく、表示画像が一瞬でも途
絶えてしまうことはない。
【0016】第2の発明では、表示制御装置の内部での
割り込み信号が、表示制御装置の垂直同期信号であるの
で、表示情報の送信に同期した信号が表示制御装置に到
達しなかったときでも、表示制御装置による描画は途絶
えることなく連続して行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0018】図1に示すように、遊技盤1のほぼ中央に
は画像表示装置2が設置される。この画像表示装置2
は、例えばCRT、LCD等から構成されるものであり
(本実施形態では後述するようにLCDを用いた)、そ
の画面に、遊技の進行状況に対応した種々の図柄等が描
画されるようになっている。
【0019】画像表示装置2の下方には変動入賞装置3
が配設され、そのすぐ上方には始動口4が、下方にはア
ウト口5が、それぞれ配設される。また、一般入賞口と
して、画像表示装置2の上方には天入賞口6が、画像表
示装置3の左右には袖入賞口7a、7b、7c、7d
が、それぞれ配設される。
【0020】遊技は、打球発射装置から遊技球を、各一
般入賞口、始動口4、および変動入賞装置3へ向けて、
ガイドレール8に沿って発射することにより進行する
が、このとき、各一般入賞口、始動口4、および変動入
賞装置3への遊技球の入賞状況にしたがって、遊技盤1
の裏面に設けられた図示されない役物制御装置(遊技制
御装置)により、変動入賞装置3や各種装飾ランプ等の
動作が制御されるようになっている。
【0021】さらに、同じく遊技盤1の裏面には、図示
されない表示制御装置が役物制御装置とは別体で設けら
れており、これは、役物制御装置からの指示(通信割り
込み)に基づいて、画像表示装置2に所定の図柄等を表
示するようになっている。
【0022】図2は、役物制御装置10と表示制御装置
11とLCD(画像表示装置)12との接続を示すブロ
ック構成図である。
【0023】図示されるように、表示制御装置11は、
その内部に、LCD12に図柄等を描画する描画手段で
あるVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)22
と、このVDP22による表示制御を管理するCPU
(演算処理装置)21とを備えている。
【0024】CPU21は、役物制御装置10からイン
ターフェイス23を介して通信割り込み信号を受けて、
役物制御装置10から転送される画像データ(表示情
報)の読み込みを開始し、この画像データを表示制御装
置11内のRAM24内に記憶する。なお、この通信割
り込みは、後述するとおり、役物制御装置の所定の1サ
イクルの処理が終了するごとのタイミングで行われるも
のである。
【0025】一方、VDP22からLCD12へは、図
3に示すように、V_SYNC信号(垂直同期信号)3
2およびH_SYNC信号(水平同期信号)33が出力
される。これにより、V_SYNC信号32に同期した
タイミングで、長方形のLCD画面(走査領域)の左上
隅の描画起点から水平走査が開始され、VDP22は、
LCD画面31の各番地に、RAM24から転送された
画像データに基づいて描画して行くこととなる。
【0026】さらに、この画面31の左端から右端に至
る水平走査を順次一定間隔づつ垂直方向にずらした垂直
走査が、H_SYNC信号33に同期したタイミングで
組み合わせて行われ、LCD画面31の1画面全体の走
査が行われるようになっている。
【0027】なお、この場合、実際に図柄等の表示が行
われる視認表示領域34の前後には、図柄等の表示が行
われない領域であるブランキング期間(帰線消去期間)
35が設けられる。
【0028】また、このV_SYNC信号の発信のタイ
ミングで、VDP22からCPU21へとV_SYNC
割り込み(垂直同期割り込み)が行われるようになって
いる。
【0029】図4に示すように、役物制御装置10から
の通信割り込みの割り込み時間x(例えば16.665
msec)は、VDP22が本来備えているV_SYN
C割り込みの割り込み時間y、すなわち1画面の描画起
点から終点までの時間(例えば16、667msec=
1/60msec)よりも短く設定される。また、この
役物制御装置10からの通信割り込みのタイミングで、
VDP22の垂直同期信号のクリアおよびVDP22へ
の画像データの転送を行うようになっている。
【0030】ところでこの場合、表示制御装置11とは
別体で設けられた役物制御装置10からの通信は、この
通信を行う回線の周囲に発生するノイズ(例えば多数の
遊技球から発生する電磁波等)によって阻害されること
があり、このため、表示制御装置11のCPU21は、
所定の通信割り込み時間ごとの通信割り込み信号を受信
できないことがある。
【0031】そこで、本発明では、VDP22への画像
データの転送等を同期させる信号としてV_SYNC割
り込み信号も有効としておき、上述のように通信割り込
みが無かった場合には、図4に想像線で示すVDP22
からのV_SYNC割り込み信号の受信のタイミング
で、VDP22の垂直同期信号のクリアおよびVDP2
2への画像データの転送を行うようにしている。
【0032】このように、本発明では、VDP22が本
来備えた1画面の描画起点から終点までの時間(V_S
YNC割り込みの割り込み時間y)よりも、CPU21
のデータ読み込みの時間(通信割り込み信号の割り込み
時間x)の方が短く、かつこの通信割り込みのタイミン
グで垂直同期信号のクリア、すなわちLCD画面の次の
画面の描画への移行がなされるので、常にVDP22に
よる描画より先にRAM24内の画像データの書き換え
がなされることとなる。
【0033】したがって、VDP22へと転送される画
像データは、常に1回前のサイクルで役物制御装置10
からRAM24へと読み込まれたものとなり、RAM2
4に書き込まれた同一の画像データがVDP22に2回
続けて転送されて、LCD画面に2回続けて同一画面の
描画がなされることはないので、LCD画面の画像の流
れをスムーズなものに保つことができる。
【0034】なお、この場合、LCD画面31の1画面
全体の描画が終了する前に、画面が次の描画へと更新さ
れてしまうが、この更新の時点では、走査は視認表示領
域後のブランキング期間内まで達しているので、表示画
像に問題が生じることはない。
【0035】さらに、本発明では、役物制御装置10か
ら表示制御装置11のCPU21に通信割り込み信号が
到達しなかった場合には、表示制御装置11のCPU2
1は、VDP22からのV_SYNC割り込み信号の受
信のタイミングで、VDP22の垂直同期信号のクリア
およびVDP22への画像データの転送を行うので、こ
の場合でも、LCD画面31から画像表示が途絶えてし
まうことは無く、VDP22は、CPU21が前回の通
信割り込みで受け取った画像データにしたがった画像を
描画することができる。
【0036】つぎに、図5〜図7のフローチャートにし
たがって、本発明の制御手順について説明する。
【0037】図5は、役物制御装置10による役物制御
を示すフローチャートである。
【0038】これに示すように、役物制御装置10はス
テップ1で所定の役物制御の処理を行った後、ステップ
2で表示制御装置11のCPU21に通信割り込み(I
NT)信号を送信するループを繰り返す。
【0039】図6は、表示制御装置11のVDP22が
行う表示制御のフローチャートである。
【0040】これでは、まずステップ11において初期
設定処理を行った後、ステップ12において、RAM2
4内の画像作成フラグの有無を判定する。
【0041】このステップ12において画像作成フラグ
有りと判定されたならば、ステップ13に進み、画像作
成フラグをクリアする。
【0042】その後、ステップ14においてモード別分
岐処理を、ステップ15において画面表示クリア処理
を、ステップ16においてスプライト処理を、順次行
い、再び、ステップ12の画像作成フラグの有無の判定
に戻るループを繰り返す。
【0043】一方、ステップ12において画像作成フラ
グ無しと判定されたならば、再びステップ12の画像作
成フラグの有無の確認を、画像作成フラグ有りと判定さ
れるまで行うこととなる。
【0044】図7は、表示制御装置11のCPU21に
おける割り込み処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【0045】これでは、まずステップ21において、V
DP22からのV_SYNC割り込みの有無が判定され
る。
【0046】このステップ21において、V_SYNC
割り込みと判定されたならば、ステップ22に進み、V
DP22への画像データの転送を行い、さらに、ステッ
プ27に進んで、画像作成フラグのセットを行って、割
り込み処理のルーチンを終了する。
【0047】一方、ステップ21において、V_SYN
C割り込みがないと判定されたならば、ステップ23に
進み、通信割り込みの有無が判定される。
【0048】このステップ23において、通信割り込み
と判定されたならば、ステップ24に進んで、V_SY
NC信号およびH_SYNC信号をクリアする。
【0049】その後、ステップ25において画像データ
の転送を、ステップ26において受信処理を行った後、
ステップ27に進んで、画像作成フラグのセットをし
て、割り込み処理のルーチンを終了する。
【0050】一方、ステップ23において通信割り込み
がないと判定されたならば、そのまま、割り込み処理の
ルーチンを終了する。
【0051】なお、本発明では、通信割り込みの割り込
み時間はV_SYNC割り込みの割り込み時間よりも短
く、また通信割り込みのタイミングでV_SYNC信号
のクリア(ステップ24)がなされるため、この図7の
フローチャートにおいて、実際にはノイズ等の影響で通
信割り込みが行われなかった場合以外では、ステップ2
1でV_SYNC割り込みと判定されてステップ22に
進むことはなく、常にステップ23側に制御が進行する
ことになる。
【0052】一方、ノイズ等の影響で通信割り込みが中
断した場合には、V_SYNC割り込みが行われるの
で、これが有効となり、ステップ22において画像デー
タの転送が行われることとなる。なお、このときVDP
22は、当然に自らV_SYNC信号およびH_SYN
C信号のクリアを行う。
【0053】つぎに全体の作用を説明する。
【0054】遊技の進行状態にしたがって、役物制御装
置(遊技制御装置)10は、変動入賞装置3や各種装飾
ランプ等の動作を制御するとともに、この1サイクルの
処理時間に対応した所定の通信割り込み時間(例えば1
6.665msec)で、画像表示装置2(LCD1
2)の画像を制御する表示制御装置10のCPU21へ
と通信割り込みを行い、RAM24へと所定の画像デー
タを入力する。
【0055】一方、この表示制御装置10のCPU21
は、画像表示装置2へ描画を行うVDP22からも、所
定のV_SYNC割り込み時間(例えば16、667m
sec=1/60msec)で、V_SYNC割り込み
を受けている。
【0056】ところでこの場合、本発明では、V_SY
NC割り込み時間よりも通信割り込み時間を短く設定し
ており、かつ通信割り込みのタイミングでV_SYNC
信号をクリアするとともに、VDP22への画像データ
の転送を行うようになっている。
【0057】このため、画像表示装置2は、常に、V_
SYNC割り込み時間すなわち描画起点から終点に走査
が至る時間より短い通信割り込みのタイミングで次の画
面に切り換えられることとなり、結局、画像表示装置2
の画面には、常に更新された画像データの画像が表示さ
れ続け、2画面続けて同一の画像データによる画像が表
示されることはないので、画像の流れを常にスムーズに
保ち続けることが可能となる。
【0058】さらに、ノイズ等の影響により役物制御装
置10からの通信割り込みが阻害され、CPU21が通
信割り込み信号を受信できなかったときには、図4に想
像線で示すVDP22からのV_SYNC割り込み信号
が有効となり、このV_SYNC割り込みのタイミング
でVDP22の垂直同期信号のクリアおよびVDP22
への画像データの転送が行われる。
【0059】このため、VDP22は、通信割り込みが
無い場合でも、画像表示装置2の画面に前回の通信割り
込みで読み込まれた画像データにしたがった描画を行う
ので、画面表示が一瞬停止してしまうことはなく、画像
の流れの連続性が確保できる。
【0060】なお、この場合、VDP22からCPU2
1ヘのV_SYNC割り込みは、表示制御装置11の内
部で行われるものであり、ノイズ等の影響を受けにく
く、V_SYNC割り込みが阻害される可能性は低いの
で、CPU21が、VDP22の垂直同期信号のクリア
およびVDP22への画像データの転送のタイミングを
全く無くしてしまうことはない。
【0061】
【発明の効果】第1の発明によれば、表示制御装置は、
遊技制御装置から送信される表示情報にしたがって、画
像表示装置の描画起点から終点まで描画を行うが、この
遊技制御装置からの表示情報の送信時間は、表示制御装
置が描画起点から終点まで描画を行う描画時間よりも短
く、また、表示制御装置は表示情報の送信に同期した信
号または表示制御装置の内部での割り込み信号と同期し
て新たな画面の描画を開始し、かつ、この同期は表示情
報の送信に同期した信号の方を表示制御装置の内部での
割り込み信号よりも優先するようになっている。
【0062】したがって、表示情報の送信に同期した信
号に同期して表示制御装置が描画を行うときには、遊技
制御装置から送信された表示情報は常に新しい表示情報
へと更新されており、表示制御装置は2回続けて更新さ
れていない同一の表示情報に基づく描画を行うことはな
く、画像表示装置の画像には常にスムーズな流れが確保
される。
【0063】一方、ノイズ等の影響で役物制御装置から
の表示情報の送信に同期した信号が表示制御装置に到達
しなかったときには、表示制御装置は、ノイズ等の影響
を受けにくい表示制御装置の内部での割り込み信号に同
期して、その時点で送信されている表示情報にしたがっ
た描画を行うので、この場合にも、表示制御装置は描画
のタイミングを失うことはなく、表示画像が一瞬でも途
絶えてしまうことはない。
【0064】第2の発明によれば、表示制御装置の内部
での割り込み信号が、表示制御装置の垂直同期信号であ
るので、表示情報の送信に同期した信号が表示制御装置
に到達しなかったときでも、表示制御装置による描画は
途絶えることなく連続して行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図である。
【図2】同じく役物制御装置および表示制御装置を示す
構成図である。
【図3】同じく走査領域を示す概念図である。
【図4】同じく通信割り込みとV_SYNC割り込みの
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】同じく役物制御装置による役物制御の手順を示
すフローチャートである。
【図6】同じくVDPによる表示制御の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図7】同じく表示制御装置にCPUにおける割り込み
処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】従来のを示す通信割り込みとV_SYNC割り
込みのタイミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
2 画像表示装置 10 役物制御装置 11 表示制御装置 12 LCD 21 CPU 22 VDP 24 RAM 31 LCD画面 32 V_SYNC信号 33 H_SYNC信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技機の遊技の進行を制御する遊技制御装
    置から送信される表示情報を受信して、この表示情報に
    基づいて画像表示装置に描画を行う遊技機の表示制御装
    置において、 遊技制御装置から表示制御装置への表示情報の送信時間
    を、表示制御装置が画像表示装置の描画起点から終点ま
    で描画を行う描画時間よりも短く設定するとともに、こ
    の描画の開始を前記表示情報の送信に同期した信号また
    は表示制御装置の内部での割り込み信号と同期させて行
    い、かつこの同期では前記表示情報の送信に同期した信
    号を前記表示制御装置の内部での割り込み信号よりも優
    先させるようにしたことを特徴とする遊技機の表示制御
    装置。
  2. 【請求項2】前記表示制御装置の内部での割り込み信号
    は、表示制御装置の垂直同期信号と同期した信号である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の表示制御装
    置。
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