JPH10151598A - チューブカッター - Google Patents
チューブカッターInfo
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- JPH10151598A JPH10151598A JP30880196A JP30880196A JPH10151598A JP H10151598 A JPH10151598 A JP H10151598A JP 30880196 A JP30880196 A JP 30880196A JP 30880196 A JP30880196 A JP 30880196A JP H10151598 A JPH10151598 A JP H10151598A
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- Japan
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- tube
- cutting
- cutter
- metal
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Abstract
れるカッターにおいて、チューブの切り口に錆や金属粉
が付着しないようにする。 【解決手段】 受け部材3に対して操作部材2を接近お
よび離反操作可能に設け、受け部材3のチューブ受け台
9に位置決め載置された樹脂製のチューブTを操作部材
2に取り付けた切断刃1で押し切り切断するよう構成す
るとともに、この切断刃1を、セラミックの一体成形物
か、金属ベースに非金属材の表層材をコーティングした
ものに構成する。
Description
装置において使用される各種の処理液を供給する合成樹
脂製のチューブを所望の長さに切断するときに用いられ
るチューブカッターに係り、特に、その切断刃に関す
る。
るスピンコーターや、半導体基板に洗浄液を供給して洗
浄する洗浄装置などの半導体製造装置においては、レジ
スト液や洗浄液、あるいは純水などの各種の処理液を供
給するのに合成樹脂製のチューブが用いられている。そ
して、この種の装置の組み立て時や、メンテナンス時
に、このチューブが所望の長さに切断されて装置各部に
組付けられている。このときに使用されるチューブカッ
ターは、切断されるチューブが載置されるチューブ受台
と、このチューブ受け台に対して接近および離反操作さ
れる操作部材とを備え、この操作部材に金属製の切断刃
を取り付けて構成されている。
チューブカッターは次のような問題点がある。すなわ
ち、従来のチューブカッターは、金属製の切断刃を用い
ているので、切断刃に発生した微細な錆や切断に伴って
発生した微細な金属粉がチューブの切り口に付着しやす
い。このような錆や金属粉が薬液に混じって供給される
と、処理対象の半導体基板が金属汚染を被るおそれがあ
る。
もので、チューブの切り口に錆や金属粉が付着すること
のないチューブカッターを提供することを目的とする。
成するために次のような構成をとる。すなわち、請求項
1に係る発明は、切断されるチューブが載置されるチュ
ーブ受台と、このチューブ受け台に対して接近および離
反するように操作される操作部材とを備え、前記操作部
材に、少なくとも表面が非金属材で形成された切断刃を
取り付けたものである。
係る発明において、前記切断刃がセラミック材で一体形
成されたものである。
係る発明において、前記切断刃が金属材のベースの表面
に非金属の表層材をコーティングして形成されたもので
ある。
る。少なくとも表面が非金属材で形成された切断刃の表
面には、錆の発生が全くない。また、仮に、切断刃の刃
縁などから遊離した微細な塵埃がチューブの切り口に付
着して、処理液とともに半導体基板に供給されるような
ことがあったとしても、非金属材の塵埃であるので金属
汚染のおそれはない。
ると(請求項2)、チューブの切り口に錆や金属粉が付
着することがなく、しかも長期間にわたって使用しても
切断刃が変質することがない。
層材をコーティングした切断刃を構成すると(請求項
3)、チューブの切り口に錆や金属粉が付着することが
なく、しかも切断刃全体としての強度を確保することが
できる。
施例を説明する。図1は本発明に係るチューブカッター
の一実施例の縦断側面図、図2は開放されたカッターの
側面図、図3はカッターの正面図である。
側に切断刃1を備えた合成樹脂製の操作部材2と、切断
されるチューブを載置するための合成樹脂製の受け部材
3とを備える。操作部材2と受け部材3とは、支軸4を
介して上下に揺動可能に枢支連結されている。操作部材
2と受け部材3との間であって、支軸4を挟んで切断刃
1とは反対側に、屈曲した板バネ5が装着されている。
この板バネ5によって、操作部材2の先端側が受け部材
3に接近する方向に揺動付勢されるようになっている。
2の先端側の下面には切断刃取付け座6が突設されてい
る。この取付け座6の側面に切断刃1が当て板7を介し
てネジ8で固定されている。また、受け部材3の先端側
の上面にはチューブ受け台9が突設されている。このチ
ューブ受け台9には、横断して置かれたチューブTを安
定的に保持するV形の位置決め凹部10と、チューブ切
断時に切断刃1が入り込むスリット11が形成されてい
る。なお、切断刃取付け座6および当て板7は、チュー
ブTとの干渉を避けるよう、その中央部が丸く切り欠か
れている。切断刃1はセラミック材で一体形成されたも
のであり、その下側に山形に形成された刃縁が備えられ
ている。
ように構成されている。このチューブカッターの操作部
材2と受け部材3の他端側を手指で摘んで接近させる
と、図2に示すように、板バネ5の付勢力に抗して操作
部材2と受け部材3の先端側が開放する。この状態で、
受け部材3におけるチューブ受け台9の位置決め凹部1
0にチューブTを横断状態に載置する。その後、操作部
材2を受け部材3側に強く押さえつけ揺動させること
で、切断刃1をチューブTに食い込ませて任意の位置で
切断する。ここで、切断刃取付け座6の下端がチューブ
受け台9の上端に当接することで、操作部材2の操作限
界が規制される。この規制状態では切断刃1の刃先全体
がスリット11に係入されてチューブTが完全に切断さ
れ、かつ、切断刃1の刃先がスリット11の底に到達し
ないよう設定されている。
することもできる。 図5および図6に示すように、操作部材2に突設し
た切断刃取付け座6にスリット12を形成する。このス
リット12に切断刃1を下方から圧入して保持するよう
にする。この場合、切断刃1の上部に小孔13を形成す
るとともに、スリット12の内部に、この小孔13に係
合する小突起14を形成しておくと、小孔13と小突起
14の係合によって切断刃1が幅方向に位置決めされる
とともに、切断板1の抜け出し防止を図ることができ
る。
に突設した切断刃取付け座6の側面に切断刃1を当て付
け保持した状態で、角リング状に形成した樹脂製の押圧
部材15を切断刃取付け座6と切断刃1とを覆うように
嵌めつけて、切断刃1を保持するようにする。この場
合、切断刃1の脱落を防止するために、切断刃取付け座
6の側面に設けた小突起14を、切断刃1に形成した小
孔13に係合させるとよい。
の刃先1aを複数の山形に形成してもよい。このように
すれば、チューブを安定して切断することができる。ま
た、図10(b)、(c)に示すように、切断刃1の刃
先1aは斜め、または水平でもよい。
を、金属材のベース16にセラミック材、あるいはフッ
素樹脂などの非金属材の表層材17でコーティングして
構成してもよい。このようすれば、切断刃1の強靱性を
確保することができる。
1記載の発明によれば、切断刃の少なくとも表面が非金
属材で形成されているので、切断されたチューブの切り
口に錆や金属微粉などのパーティクルが付着するおそれ
が皆無となり、供給された薬液にこれら金属性パーティ
クルが混じって、処理対象の半導体基板などに金属汚染
をもたらすような事態を未然に回避することができる。
刃がセラミック材で一体形成されているので、長期にわ
たって請求項1の発明の効果を発揮することができる。
断刃が金属材のベースに非金属材をコーティングして形
成されているので、請求項1の発明の効果を発揮すると
ともに、強靱な切断刃を実現することができる。
断側面図である。
である。
視図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 切断されるチューブが載置されるチュー
ブ受台と、このチューブ受け台に対して接近および離反
するように操作される操作部材とを備え、前記操作部材
に、少なくとも表面が非金属材で形成された切断刃を取
り付けたことを特徴とするチューブカッター。 - 【請求項2】 請求項1記載のチューブカッターにおい
て、前記切断刃が、セラミック材で一体形成されたもの
であるチューブカッター。 - 【請求項3】 請求項1記載のチューブカッターにおい
て、前記切断刃が、金属材のベースの表面に非金属の表
層材をコーティングしたものであるチューブカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30880196A JPH10151598A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | チューブカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30880196A JPH10151598A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | チューブカッター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10151598A true JPH10151598A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=17985480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30880196A Abandoned JPH10151598A (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | チューブカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10151598A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015039758A (ja) * | 2013-08-23 | 2015-03-02 | 株式会社関電工 | 管切断装置 |
CN104476593A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-04-01 | 辽宁科技大学 | 一种减振轻便铡刀 |
JP2020517350A (ja) * | 2017-04-20 | 2020-06-18 | メルク パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングMerck Patent Gesellschaft mit beschraenkter Haftung | 無菌試験用の人間工学に基づいた使い捨て切断ツール |
CN112788999A (zh) * | 2018-10-05 | 2021-05-11 | 阿克拉伦特公司 | 扩张导管末端移除器械 |
KR102269910B1 (ko) * | 2020-03-25 | 2021-06-28 | (주)신우에이엔티 | 웨이퍼 척에 설치되는 튜브의 절단을 위한 튜브 절단 유닛 |
-
1996
- 1996-11-20 JP JP30880196A patent/JPH10151598A/ja not_active Abandoned
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN104476593B (zh) * | 2014-11-19 | 2016-02-17 | 辽宁科技大学 | 一种减振轻便铡刀 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040210 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20040402 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040713 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |
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A762 | Written abandonment of application |
Effective date: 20040722 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 |