JPH10150720A - モータ保護回路 - Google Patents

モータ保護回路

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Publication number
JPH10150720A
JPH10150720A JP8318512A JP31851296A JPH10150720A JP H10150720 A JPH10150720 A JP H10150720A JP 8318512 A JP8318512 A JP 8318512A JP 31851296 A JP31851296 A JP 31851296A JP H10150720 A JPH10150720 A JP H10150720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
power supply
motor
circuit
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8318512A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Kitazawa
弘則 北沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
Japan Radio Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Japan Radio Co Ltd filed Critical Japan Radio Co Ltd
Priority to JP8318512A priority Critical patent/JPH10150720A/ja
Publication of JPH10150720A publication Critical patent/JPH10150720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダアンテナを駆動する駆動モータに使用
される従来の保護回路は、例えばヒューズや過電流検出
リレーを使用するものがあるが、電源形式(DC,単
相,三相)や電源容量が異なる場合に、そのまま使用で
きない。 【解決手段】 各相を流れる電圧,電流を、直流,交流
を問わず各相ごと個別に検出し最初に検出した電圧,電
流値から所定のしきい値以上の変動があった場合、その
出力論理を変化させる相電圧,相電流検出回路と、使用
している相電圧,相電流検出回路の何れか1つの出力論
理が変化した場合、電源ケーブル全相を遮断する保護手
段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータ保護回路、さ
らに詳しくは例えばレーダアンテナを駆動するモータへ
電源を供給しているケーブルに欠相が生じた場合にこの
モータを保護するモータ保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】良く知られているようにレーダ装置には
種々の大きさや形式のものがあり、その種類に合わせて
各種のアンテナが使用される。従ってアンテナを駆動す
るモータも、アンテナの大きさや種類に合わせて電力容
量や電源形式が種々異なり、直流電源を使用するモー
タ、単相電源を使用するモータ、三相電源を使用するモ
ータ等が混在する。そして、例えば大型船舶では一般的
にその用途に合わせて大きさや形式の異なる複数のレー
ダ装置が搭載されている。
【0003】またレーダ装置は、その目的に合わせて使
用中にアンテナの切り替えを行う等の観測方法も行われ
るため、アンテナ駆動モータへ電源を供給する電源ケー
ブルもその都度接続されたり、接続を切り替えたりする
必要性から、固定的な配線ととはなっておらず、煩雑な
配線が行われるのが一般的である。従って電源ケーブル
が正しく接続されて欠相を生じていないかを調べる必要
性や、過電流からアンテナ駆動モータを保護する必要性
から保護手段が設けられているが、従来のこの種の保護
手段は、一般的に電源ケーブルへヒューズや過電流検出
リレーを挿入する方法が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来、レ
ーダアンテナ等を駆動するモータを保護する保護手段と
しては、電源ケーブルへヒューズや過電流検出リレーを
挿入する方法が一般的であるが、モータの電力容量が相
違すると、その都度、ヒューズの容量やリレーの過電流
保護値の設定を変更する必要がある。またヒューズや過
電流検出リレーでは欠相の検出が困難であり、例えば三
相電源を使用していて、ヒューズ断その他で一相のみ欠
相しモータが停止した場合、残りの二相に過電流が流れ
てモータが焼損してしまう等の問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、電源容量や形式の異なるモータに共
通して使用でき、過電流の検出だけでなく電源ケーブル
の欠相検出も行えるモータ保護回路を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるモータ保
護回路は、駆動電源とモータとを、リレーを介して接続
する電源ケーブル各相を流れる電圧,電流を、直流,交
流を問わず各相ごと個別に検出し、最初に検出した電
圧,電流値から所定のしきい値以上の変動があった場
合、その出力論理を変化させる相電圧,相電流検出回路
と、使用している相電圧,相電流検出回路の何れか1つ
の出力論理が変化した場合、異常を検出して上記リレー
を動作させ上記電源ケーブル全相を遮断する保護手段と
を備え、使用する電源形式および電源容量を問わず、欠
相および過電流から当該モータを保護する構成を特徴と
する。また、各種レーダアンテナの駆動モータを一律に
保護する保護回路としたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図1は、本発明のモータ保護回路の構
成の一実施形態を説明するための図であり、レーダアン
テナを駆動する駆動モータに使用する場合を示す。図に
おいて、1は駆動電源、2は電磁リレー、3は駆動モー
タ、4はアンテナである。本実施形態では駆動モータ3
に三相モータが使用され、駆動電源1からは電磁リレー
2を介して三相交流がモータ3に入力されており、アン
テナ4がこのモータ3で駆動される。電磁リレー2は、
リレー駆動用電源21と、駆動モータ3を手動でON/
OFFするスイッチ(トランジスタスイッチ)22と、
異常時に駆動モータ3を保護するための保護スイッチ
(トランジスタスイッチ)23とが接続されている。
【0008】30a〜30cはそれぞれ各相を流れる電
圧,電流を検出する相電圧,相電流検出回路である。こ
の相電圧,相電流検出回路30は、例えば電圧検出器,
電流検出器,整流回路,メモリ回路,しきい値設定回路
等の従来の技術の組合せで構成でき、直流,交流に係わ
らずその相を流れる電圧,電流を検出でき、一度(最初
に)検出した電圧,電流値から所定のしきい値を超える
変動があった場合、出力論理値を「正」から「負」にす
る動作を行う。すなわち駆動電源の各相それぞれに取り
付けられた場合、取付時に検出された電圧,電流から例
えば±20%以上を超える変動があった場合、これを検
出してそれまで出力していた「正」の論理値を「負」に
する。
【0009】31は論理積回路で、動作中の相電圧,相
電流検出回路30a〜30cからの出力が全て「正」の
場合にはその論理積である「正」を出力するが、相電
圧,相電流検出回路30a〜30cの何れかの出力が
「負」になると、その論理積である「負」を出力する。
この論理積回路31からの出力は、異常検出回路32に
入力され、異常検出回路32でトランジスタのゲート電
圧に変換され、保護スイッチ23のゲート電圧を負にす
るように構成されている。
【0010】従って以上のような構成において、駆動電
源1の各相の何れか一相が欠相した場合、または何れか
一相に過電流が流れた場合、トランジスタのゲート電圧
が負になり、保護スイッチ23が動作してリレー回路を
遮断し、電磁リレー2が駆動電源1を遮断して、駆動モ
ータ3を過電流による焼損等から保護することができ
る。また相電圧,相電流検出回路30a〜30cは、交
流,直流を問わずその相電圧,相電流を検出できる構成
とし、また接続時に検出される電圧値,電流値を基準と
して電圧,電流変動の許容範囲を予め定めた割合(%)
で設定する構成とし、且つ論理積回路31で使用中の相
電圧,相電流検出回路30の何れか1つが、しきい値以
上の電圧,電流変動を検出すると動作する構成としてい
るので、アンテナ駆動モータの電源形式(直流,単相,
三相)や電源容量を問わず使用することができる。なお
上記実施形態では、アンテナ駆動モータを保護する保護
回路として説明しているが、各種のモータを保護する保
護回路として使用できることは言うまでもない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明のモータ保護
回路は、モータの使用電源形式や電源容量を問わず保護
することができ、汎用の保護回路が得られ、特に各種の
レーダ装置のアンテナ駆動モータを一律に保護できるモ
ータ保護回路が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路の一実施形態を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 駆動電源 2 電磁リレー 3 駆動モータ 4 アンテナ 21 リレー駆動用電源 22 ON/OFFスイッチ 23 保護スイッチ 30a〜30c 相電圧,相電流検出回路 31 論理積回路 32 異常検出回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電源とモータとを、リレーを介して
    接続する電源ケーブル各相を流れる電圧,電流を、直
    流,交流を問わず各相ごと個別に検出し、最初に検出し
    た電圧,電流値から所定のしきい値以上の変動があった
    場合、その出力論理を変化させる相電圧,相電流検出回
    路と、 使用している相電圧,相電流検出回路の何れか1つの出
    力論理が変化した場合、異常を検出して上記リレーを動
    作させ上記電源ケーブル全相を遮断する保護手段とを備
    え、 使用する電源形式および電源容量を問わず、欠相および
    過電流から当該モータを保護する汎用のモータ保護回
    路。
  2. 【請求項2】 各種レーダアンテナの駆動モータを一律
    に保護する保護回路を構成することを特徴とする請求項
    第1項記載のモータ保護回路。
JP8318512A 1996-11-15 1996-11-15 モータ保護回路 Pending JPH10150720A (ja)

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JP8318512A JPH10150720A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 モータ保護回路

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JP8318512A JPH10150720A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 モータ保護回路

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Publication Number Publication Date
JPH10150720A true JPH10150720A (ja) 1998-06-02

Family

ID=18099948

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JP8318512A Pending JPH10150720A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 モータ保護回路

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JP (1) JPH10150720A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015094590A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 日本無線株式会社 レーダ空中線の輻射器回転数制御装置
CN111129771A (zh) * 2019-11-30 2020-05-08 Oppo广东移动通信有限公司 网络设备

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JP2015094590A (ja) * 2013-11-08 2015-05-18 日本無線株式会社 レーダ空中線の輻射器回転数制御装置
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