JPH10150393A - 送信装置 - Google Patents

送信装置

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JPH10150393A
JPH10150393A JP8307686A JP30768696A JPH10150393A JP H10150393 A JPH10150393 A JP H10150393A JP 8307686 A JP8307686 A JP 8307686A JP 30768696 A JP30768696 A JP 30768696A JP H10150393 A JPH10150393 A JP H10150393A
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JP
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signal
compensation
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coefficient
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Masayuki Orihashi
雅之 折橋
Akihiko Matsuoka
昭彦 松岡
Kenichi Takahashi
憲一 高橋
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル変調方式を用いた無線通信システ
ムの通信機に備えられた送信装置において、漏洩電力が
容易に制御可能で、非線形歪による影響を抑えて電力増
幅の効率向上を容易に実現する手段を提供することを目
的とする。 【解決手段】 振幅算出部101で求めた振幅情報を用
いて振幅制限テーブル102で得られる振幅制限係数に
より送信信号の振幅制限を行う。振幅制限した信号を、
補償テーブル104の歪補償係数と歪補償部105で歪
補償して変調する。変調信号の一部を復調した信号か
ら、推定部110は歪補償係数の更新を行う。この結
果、変調部106以降の歪は歪補償部105で補償さ
れ、出力には振幅制限された信号が出てくる。振幅制限
された信号の歪は振幅制限係数で制御され、歪を制御し
ながら出力アンプの増幅の効率を向上させることが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル無線通
信の送信装置における非線形歪補償技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、ディジタル変調方式を用いた移
動体通信システムの研究開発が盛んである。無線端末の
省電力化をはかるため送信系の増幅器に高効率のものを
適用すると、非線形歪が多く発生しやすくなる。したが
って非線形歪の補償を何らかの方法で行う必要がある
が、1つの手段として、送信ベースバンド信号の値を用
いて歪補償テーブルを参照し、振幅と位相の非線形歪補
償を行う方法がある。
【0003】以下に従来の送信装置について説明する。
図6は、従来の送信装置のブロック構成を示すものであ
る。図6において、振幅算出部601は、送信信号60
9の振幅情報610を算出し、補償テーブル602は歪
補償係数611を出力する。歪補償部603は送信信号
609と歪補償係数611から歪補償信号612を出力
し、変調部604、出力アンプ605を通って増幅RF
信号614を出力する。結合器606から帰還した帰還
RF信号616を復調部607が帰還ベースバンド信号
617に復調し、推定部608は歪補償係数618、送
信信号609及び帰還ベースバンド信号617とから補
償テーブル602の歪補償係数を更新する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術においては、最大振幅を有する信号を出力アンプの最
大出力以下に抑える必要があり、結果的に出力アンプに
於いて効率の低下を招いていた。
【0005】本発明は、漏洩電力が容易に制御可能で、
電力増幅の効率向上を容易に実現する手段を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、非線形歪補償を行う前段に於いて振幅の大
きな信号に対して振幅制限を行う。これにより、最大振
幅値が下がるため、出力アンプに余裕ができ、平均電力
の向上を図ることが出来る。
【0007】一方、振幅制限した歪成分は、その変調方
式と制限特性から事前に設計可能であるため、非線形性
からくる信号帯域外の漏洩電力を規定値以下に抑え、ア
ンプの非線形範囲までを使うことにより、電力増幅の効
率を向上させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ディジタル変調方式を用いた無線通信システムの通
信機に備えられた送信装置であって、送信信号から振幅
値を算出する振幅算出部と、前記振幅値に対応する振幅
制限情報を格納する振幅制限テーブルと、前記振幅制限
情報を用いて前記送信信号の振幅を制限する振幅制限部
と、前記振幅値に対応する非線形補償情報を格納する補
償テーブルと、振幅制限された送信信号を前記非線形補
償情報を用いて歪補償したベースバンド信号を出力する
歪補償部と、前記ベースバンド信号を変調してRF信号
を出力する変調部と、前記RF信号を電力増幅する出力
アンプ部と、増幅された前記RF信号の一部をフィード
バックする結合器と、フィードバックされた前記RF信
号を帰還ベースバンド信号に復調する復調部と、前記振
幅制限された送信信号と前記帰還ベースバンド信号及び
前記振幅値を用いて前記非線形補償情報を更新し、前記
補償テーブルを書き換える推定部とを具備した送信装置
であり、送信信号を歪ませて最大振幅を制限した制限信
号に対して出力アンプの歪み補償を行うことで、歪み成
分を制限した上で出力アンプの効率を向上させるという
作用を有している。
【0009】請求項2に記載の発明は、ディジタル変調
方式を用いた無線通信システムの通信機に備えられた送
信装置であって、送信信号から第1の振幅値を算出する
第一振幅算出部と、前記第1の振幅値に対応する振幅制
限情報を格納する振幅制限テーブルと、前記振幅制限情
報を用いて前記送信信号の振幅を制限する振幅制限部
と、振幅制限された送信信号から第2の振幅値を算出す
る第二振幅算出部と、前記第2の振幅値に対応する非線
形補償情報を格納する補償テーブルと、前記振幅制限さ
れた送信信号を前記非線形補償情報を用いて歪補償した
ベースバンド信号を出力する歪補償部と、前記ベースバ
ンド信号を変調してRF信号を出力する変調部と、前記
RF信号を電力増幅する出力アンプ部と、増幅された前
記RF信号の一部をフィードバックする結合器と、フィ
ードバックされた前記RF信号を帰還ベースバンド信号
に復調する復調部と、前記振幅制限された送信信号と前
記帰還ベースバンド信号及び前記第2の振幅値を用いて
前記非線形補償情報を更新し、前記補償テーブルを書き
換える推定部とを具備した送信装置であり、送信信号を
歪ませて最大振幅を制限した制限信号に対して出力アン
プの歪み補償を行うことで、歪み成分を制限した上で出
力アンプの効率を向上させるという作用を有している。
【0010】請求項3に記載の発明は、ディジタル変調
方式を用いた無線通信システムの通信機に備えられた送
信装置であって、送信信号から振幅値を算出する振幅算
出部と、前記振幅値に対応する振幅制限係数を算出する
制限係数算出部と、前記振幅制限係数を用いて前記送信
信号の振幅を制限する振幅制限部と、前記振幅値に対応
する非線形補償情報を格納する補償テーブルと、振幅制
限された送信信号を前記非線形補償情報を用いて歪補償
したベースバンド信号を出力する歪補償部と、前記ベー
スバンド信号を変調してRF信号を出力する変調部と、
前記RF信号を電力増幅する出力アンプ部と、増幅され
た前記RF信号の一部をフィードバックする結合器と、
フィードバックされた前記RF信号を帰還ベースバンド
信号に復調する復調部と、前記振幅制限された送信信号
と前記帰還ベースバンド信号及び前記振幅値を用いて前
記非線形補償情報を更新し、前記補償テーブルを書き換
える推定部とを具備した送信装置であり、送信信号の振
幅情報から振幅制限係数を計算で求め、この振幅制限係
数により送信信号の振幅制限を行うことによって、メモ
リを付加することなく、歪み成分を制限した上で出力ア
ンプの効率を向上させるという作用を有している。
【0011】請求項4に記載の発明は、ディジタル変調
方式を用いた無線通信システムの通信機に備えられた送
信装置であって、送信信号から第1の振幅値を算出する
第一振幅算出部と、前記第1の振幅値に対応する振幅制
限係数を算出する制限係数算出部と、前記振幅制限係数
を用いて前記送信信号の振幅を制限する振幅制限部と、
振幅制限された送信信号から第2の振幅値を算出する第
二振幅算出部と、前記第2の振幅値に対応する非線形補
償情報を格納する補償テーブルと、前記振幅制限された
送信信号を前記非線形補償情報を用いて歪補償したベー
スバンド信号を出力する歪補償部と、前記ベースバンド
信号を変調してRF信号を出力する変調部と、前記RF
信号を電力増幅する出力アンプ部と、増幅された前記R
F信号の一部をフィードバックする結合器と、フィード
バックされた前記RF信号を帰還ベースバンド信号に復
調する復調部と、前記振幅制限された送信信号と前記帰
還ベースバンド信号及び前記第2の振幅値を用いて前記
非線形補償情報を更新し、前記補償テーブルを書き換え
る推定部とを具備した送信装置であり、送信信号の振幅
情報から振幅制限係数を計算で求め、この振幅制限係数
により送信信号の振幅制限を行うことによってメモリを
付加することなく、歪み成分を制限した上で出力アンプ
の効率を向上させるという作用を有している。
【0012】請求項5に記載の発明は、ディジタル変調
方式を用いた無線通信システムの通信機に備えられた送
信装置であって、送信信号から振幅値を算出する振幅算
出部と、予め定められた閾値を格納する閾値格納部と、
前記振幅値と前記閾値とを比較する比較器と、前記振幅
値に対応する非線形補償係数を格納する第1の補償テー
ブルと、前記振幅値に対応する位相補償係数を格納する
第2の補償テーブルと、前記比較器の出力を用いて前記
非線形補償係数及び前記位相補償係数をそれぞれ選択す
る係数選択部と、前記送信信号を、前記係数選択部で選
択された前記非線形補償係数及び前記位相補償係数を用
いて歪補償したベースバンド信号を出力する歪補償部
と、前記ベースバンド信号を変調してRF信号を出力す
る変調部と、前記RF信号を電力増幅する出力アンプ部
と、増幅された前記RF信号の一部をフィードバックす
る結合器と、フィードバックされた前記RF信号を帰還
ベースバンド信号に復調する復調部と、前記送信信号、
前記帰還ベースバンド信号、前記振幅値及び前記比較器
の出力を用いて前記非線形補償係数及び前記位相補償係
数それぞれの係数更新情報を推定する推定部と、前記比
較器の出力と前記係数更新情報を用いて前記非線形補償
係数及び前記位相補償係数をそれぞれ書き換える書込部
を具備した送信装置であり、送信信号の振幅を一定値で
区切り、出力アンプの歪み補償に用いるテーブルを換え
ることで効率よく歪み補償を行い、且つ歪みを抑制しな
がら出力アンプの効率を向上させるという作用を有して
いる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図5を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本実施の形態による送信装置
の主要部の構成ブロック図である。図1において、10
1は振幅算出部、102は振幅制限テーブル、103は
振幅制限部、104は補償テーブル、105は歪補償
部、106は変調部、107は出力アンプ、108は結
合器、109は復調部、110は推定部、111は送信
信号、112は送信信号の振幅情報、113は振幅制限
係数、114は振幅制限信号、115は歪補償係数、1
16は歪補償信号、117はRF信号、118は増幅R
F信号、119は出力信号、120は帰還RF信号、1
21は帰還ベースバンド信号、122は係数更新信号で
ある。
【0014】以上のように構成された送信装置につい
て、図1を用いてその動作について説明する。
【0015】振幅算出部101は、送信信号111から
振幅情報112を算出して出力する。振幅制限テーブル
102には、系全体としてのノイズマージンや漏洩電力
値などから設計される変調方式について、適切な振幅制
限情報が予め格納されており、振幅情報112に応じて
振幅制限係数113を出力する。振幅制限部103は、
振幅制限係数113と送信信号111から振幅制限信号
114を算出する。この振幅制限信号114の漏洩電力
は、変調方式と振幅制限情報から事前に設計が可能であ
ることは明白である。
【0016】補償テーブル104は、振幅情報112に
応じて歪補償係数115を出力する。歪補償部105
は、歪補償係数115と振幅制限信号114とから歪補
償信号116を算出する。変調部106は、歪補償信号
116を、搬送波帯の信号であるRF信号117に変調
する。出力アンプ107は、RF信号117を電力増幅
し、増幅RF信号118を出力する。
【0017】結合器108は、増幅RF信号118の一
部を帰還RF信号120として出力し、残りを出力信号
119として出力する。復調部109は、帰還RF信号
120を帰還ベースバンド信号121に復調する。推定
部110は、振幅制限信号114を目標値として、係数
更新信号122を通じて読み出した歪補償係数と、振幅
情報112、帰還ベースバンド信号121とから、係数
更新信号122を通じて、補償テーブル104に格納さ
れた歪補償係数を更新する。
【0018】この結果、振幅制限信号114と帰還ベー
スバンド信号121との間での線形性は、補償テーブル
104に格納された歪補償係数によって保たれることと
なる。出力信号119の歪成分は、振幅制限信号114
の歪成分と等化なものとなる。前述の通り、振幅制限信
号114は、変調方式と振幅制限テーブル102に格納
された振幅制限情報から設計可能であり、系全体として
の歪成分は、振幅制限情報によって容易に制御すること
が可能である。
【0019】従来の非線形歪補償技術では、アンプの最
大出力値に最大振幅信号を割り当てていたが、最大値の
振幅を持つ信号はその存在確率が低いため、最大振幅信
号は多少歪ませても漏洩電力として大きく影響はしな
い。そこで、最大振幅信号を振幅制限して平均振幅を相
対的に持ち上げることで、アンプの増幅効率を向上させ
ることが可能となる。
【0020】本方式では、歪成分を簡単な構成で制御で
きるため、従来の非線形歪補償技術よりも効率のよい送
信装置を構成することが可能である。
【0021】一般に、振幅の大きな信号を抑圧すること
が、効率を向上させるのには効果的であるが、振幅の小
さな信号を伸張することでも同様の効果を得ることが出
来る。また、前者と後者を組み合わせて振幅幅を狭める
ことで、さらに効率の向上を図ることが可能である。
【0022】(実施の形態2)図1は、本実施の形態に
よる送信装置の主要部の構成ブロック図である。図1に
おいて、201は第一振幅算出部、202は振幅制限テ
ーブル、203は振幅制限部、204は第二振幅算出
部、205は補償テーブル、206は歪補償部、207
は変調部、208は出力アンプ、209は結合器、21
0は復調部、211は推定部、212は送信信号、21
3は送信信号の振幅情報、214は振幅制限係数、21
5は振幅制限信号、216は制限振幅情報、217は歪
補償係数、218は歪補償信号、219はRF信号、2
20は増幅RF信号、221は出力信号、222は帰還
RF信号、223は帰還ベースバンド信号、224は係
数更新信号である。
【0023】以上のように構成された送信装置につい
て、図2を用いてその動作について説明する。
【0024】第一振幅算出部201は、送信信号212
から振幅情報213を算出して出力する。振幅制限テー
ブル202には、系全体としてのノイズマージンや漏洩
電力値などから設計される変調方式について、適当な振
幅制限情報が予め格納されており、振幅情報213に応
じて振幅制限係数214を出力する。振幅制限部203
は、振幅制限係数214と送信信号212から振幅制限
信号215を算出する。この振幅制限信号215の漏洩
電力は、変調方式と振幅制限情報から事前に設計が可能
であることは明白である。
【0025】第二振幅算出部204は、振幅制限信号2
15から制限振幅情報216を算出して出力する。補償
テーブル205は、制限振幅情報216に応じて歪補償
係数217を出力する。歪補償部206は、歪補償係数
217と振幅制限信号215とから歪補償信号218を
算出する。変調部207は、歪補償信号218を、搬送
波帯の信号であるRF信号219に変調する。出力アン
プ208は、RF信号219を電力増幅し、増幅RF信
号220を出力する。
【0026】結合器209は、増幅RF信号220の一
部を帰還RF信号222として出力し、残りを出力信号
221として出力する。復調部210は、帰還RF信号
222を帰還ベースバンド信号223に復調する。推定
部211は、振幅制限信号215を目標値として、係数
更新信号224を通じて読み出した歪補償係数と、制限
振幅情報216、帰還ベースバンド信号223とから、
係数更新信号224を通じて、補償テーブル205に格
納された歪補償係数を更新する。
【0027】この結果、振幅制限信号215と帰還ベー
スバンド信号223との間での線形性は、補償テーブル
205に格納された歪補償係数によって保たれることと
なる。出力信号221の歪成分は、振幅制限信号215
の歪成分と等化なものとなる。前述の通り、振幅制限信
号215は、変調方式と振幅制限テーブル202に格納
された振幅制限情報から容易に設計可能であり、系全体
としての歪成分は、振幅制限情報によって制御すること
が可能である。
【0028】従来の非線形歪補償技術では、アンプの最
大出力値に最大振幅信号を割り当てていたが、最大値の
振幅を持つ信号はその存在確率が低いため、最大振幅信
号は多少歪ませても漏洩電力として大きく影響はしな
い。そこで、最大振幅信号を振幅制限して平均振幅を相
対的に持ち上げることで、アンプの増幅効率を向上させ
ることが可能となる。
【0029】本方式では、歪成分を簡単な構成で制御で
きるため、従来の非線形歪補償技術よりも効率のよい送
信装置を構成することが可能である。
【0030】一般に、振幅の大きな信号を抑圧すること
が、効率を向上させるのには効果的であるが、振幅の小
さな信号を伸張することでも同様の効果を得ることが出
来る。また、前者と後者を組み合わせて振幅幅を狭める
ことで、さらに効率の向上を図ることが可能である。
【0031】(実施の形態3)図3は本実施の形態によ
る送信装置の主要部の構成ブロック図である。図3にお
いて、301は振幅算出部、302は制限係数算出部、
303は振幅制限部、304は補償テーブル、305は
歪補償部、306は変調部、307は出力アンプ、30
8は結合器、309は復調部、310は推定部、311
は送信信号、312は送信信号の振幅情報、313は振
幅制限係数、314は振幅制限信号、315は歪補償係
数、316は歪補償信号、317はRF信号、318は
増幅RF信号、319は出力信号、320は帰還RF信
号、321は帰還ベースバンド信号、322は係数更新
信号である。
【0032】以上のように構成された送信装置につい
て、図3を用いてその動作について説明する。
【0033】振幅算出部301は、送信信号311から
振幅情報312を算出して出力する。制限係数算出部3
02には、系全体としてのノイズマージンや漏洩電力値
などから設計される変調方式について、適当な振幅制限
係数演算方法が予め定義されており、振幅情報312に
応じて振幅制限係数313を出力する。振幅制限部30
3は、振幅制限係数313と送信信号311から振幅制
限信号314を算出する。この振幅制限信号314の漏
洩電力は、変調方式と制限係数算出部302の演算方法
から事前に設計が可能であることは明白である。
【0034】補償テーブル304は、振幅情報312に
応じて歪補償係数315を出力する。歪補償部305
は、歪補償係数315と振幅制限信号314とから歪補
償信号316を算出する。変調部306は、歪補償信号
316を、搬送波帯の信号であるRF信号317に変調
する。出力アンプ307は、RF信号317を電力増幅
し、増幅RF信号318を出力する。
【0035】結合器308は、増幅RF信号318の一
部を帰還RF信号320として出力し、残りを出力信号
319として出力する。復調部309は、帰還RF信号
320を帰還ベースバンド信号321に復調する。推定
部310は、振幅制限信号314を目標値として、係数
更新信号322を通じて読み出した歪補償係数と、振幅
情報312、帰還ベースバンド信号321とから、係数
更新信号322を通じて、補償テーブル304に格納さ
れた歪補償係数を更新する。
【0036】この結果、振幅制限信号314と帰還ベー
スバンド信号321との間での線形性は、補償テーブル
304に格納された歪補償係数によって保たれることと
なる。出力信号319の歪成分は、振幅制限信号314
の歪成分と等化なものとなる。前述の通り、振幅制限信
号314は、変調方式と制限係数算出部302に定義さ
れた演算方法から設計可能であり、系全体としての歪成
分は、振幅制限係数演算方法によって容易に制御するこ
とが可能である。
【0037】従来の非線形歪補償技術では、アンプの最
大出力値に最大振幅信号を割り当てていたが、最大値の
振幅を持つ信号はその存在確率が低いため、最大振幅信
号は多少歪ませても漏洩電力として大きく影響はしな
い。そこで、最大振幅信号を振幅制限して平均振幅を相
対的に持ち上げることで、アンプの増幅効率を向上させ
ることが可能となる。
【0038】本方式では、歪成分を簡単な構成で制御で
きるため、従来の非線形歪補償技術よりも効率のよい送
信装置を構成することが可能である。
【0039】一般に、振幅の大きな信号を抑圧すること
が、効率を向上させるのには効果的であるが、振幅の小
さな信号を伸張することでも同様の効果を得ることが出
来る。また、前者と後者を組み合わせて振幅幅を狭める
ことで、さらに効率の向上を図ることが可能である。
【0040】(実施の形態4)図4は、本実施の形態に
よる送信装置の主要部の構成ブロック図である。図4に
おいて、401は第一振幅算出部、402は制限係数算
出部、403は振幅制限部、404は第二振幅算出部、
405は補償テーブル、406は歪補償部、407は変
調部、408は出力アンプ、409は結合器、410は
復調部、411は推定部、412は送信信号、413は
送信信号の振幅情報、414は振幅制限係数、415は
振幅制限信号、416は制限振幅情報、417は歪補償
係数、418は歪補償信号、419はRF信号、420
は増幅RF信号、421は出力信号、422は帰還RF
信号、423は帰還ベースバンド信号、424は係数更
新信号である。
【0041】以上のように構成された送信装置につい
て、図4を用いてその動作について説明する。
【0042】第一振幅算出部401は、送信信号412
から振幅情報413を算出して出力する。制限係数算出
部402には、系全体としてのノイズマージンや漏洩電
力値などから設計される変調方式について、適当な振幅
制限係数演算方法が予め定義されており、振幅情報41
3に応じて振幅制限係数414を出力する。振幅制限部
403は、振幅制限係数414と送信信号412から振
幅制限信号415を算出する。この振幅制限信号415
の漏洩電力は、変調方式と振幅制限情報から事前に設計
が可能であることは明白である。
【0043】第二振幅算出部404は、振幅制限信号4
15から制限振幅情報416を算出して出力する。補償
テーブル405は、制限振幅情報416に応じて歪補償
係数417を出力する。歪補償部406は、歪補償係数
417と振幅制限信号415とから歪補償信号418を
算出する。変調部407は、歪補償信号418を、搬送
波帯の信号であるRF信号419に変調する。出力アン
プ408は、RF信号419を電力増幅し、増幅RF信
号420を出力する。
【0044】結合器409は、増幅RF信号420の一
部を帰還RF信号422として出力し、残りを出力信号
421として出力する。復調部410は、帰還RF信号
422を帰還ベースバンド信号423に復調する。推定
部411は、振幅制限信号415を目標値として、係数
更新信号424を通じて読み出した歪補償係数と、制限
振幅情報416、帰還ベースバンド信号423とから、
係数更新信号424を通じて、補償テーブル405に格
納された歪補償係数を更新する。
【0045】この結果、振幅制限信号415と帰還ベー
スバンド信号423との間での線形性は、補償テーブル
405に格納された歪補償係数によって保たれることと
なる。出力信号421の歪成分は、振幅制限信号415
の歪成分と等化なものとなる。前述の通り、振幅制限信
号415は、変調方式と制限係数算出部402に定義さ
れた演算方法から容易に設計可能であり、系全体として
の歪成分は、振幅制限係数演算方法によって制御するこ
とが可能である。
【0046】従来の非線形歪補償技術では、アンプの最
大出力値に最大振幅信号を割り当てていたが、最大値の
振幅を持つ信号はその存在確率が低いため、最大振幅信
号は多少歪ませても漏洩電力として大きく影響はしな
い。そこで、最大振幅信号を振幅制限して平均振幅を相
対的に持ち上げることで、アンプの増幅効率を向上させ
ることが可能となる。
【0047】本方式では、歪成分を簡単な構成で制御で
きるため、従来の非線形歪補償技術よりも効率のよい送
信装置を構成することが可能である。
【0048】一般に、振幅の大きな信号を抑圧すること
が、効率を向上させるのには効果的であるが、振幅の小
さな信号を伸張することでも同様の効果を得ることが出
来る。また、前者と後者を組み合わせて振幅幅を狭める
ことで、さらに効率の向上を図ることが可能である。
【0049】(実施の形態5)図5は、本実施の形態に
よる送信装置の主要部の構成ブロック図である。図5に
おいて、501は振幅算出部、502は閾値格納部、5
03は振幅比較器、504は第一補償テーブル、505
は第二補償テーブル、506は係数選択部、507は歪
補償部、508は変調部、509は出力アンプ、510
は結合器、511は復調部、512は推定部、513は
書込選択部、514は送信信号、515は送信信号の振
幅情報、516は閾値情報、517は振幅比較結果、5
18は第一補償係数、519は第二補償係数、520は
歪補償係数、521は歪補償信号、522はRF信号、
523は増幅RF信号、524は出力信号、525は帰
還RF信号、526は帰還ベースバンド信号、527は
係数更新信号、528は第一更新信号、529は第二更
新信号である。
【0050】以上のように構成された送信装置につい
て、図5を用いてその動作について説明する。
【0051】振幅算出部501は、送信信号514から
振幅情報515を算出して出力する。閾値格納部502
は、閾値情報516を出力する。比較器503は、振幅
情報515と閾値情報516との比較を行い、振幅比較
結果517を出力する。第一補償テーブル504と第二
補償テーブル505は、振幅情報515に応じてそれぞ
れ第一補償係数518と第二補償係数519を出力す
る。係数選択部506は、振幅比較結果517によっ
て、第一補償係数518と第二補償係数519から一方
を選択し、歪補償係数520を出力する。歪補償部50
7は、送信信号514と歪補償係数520から歪補償信
号521を算出する。変調部508は、歪補償信号52
1を、搬送波帯の信号であるRF信号522に変調す
る。出力アンプ509は、RF信号522を電力増幅
し、増幅RF信号523を出力する。
【0052】結合器510は、増幅RF信号523の一
部を帰還RF信号525として出力し、残りを出力信号
524として出力する。復調部511は、帰還RF信号
525を帰還ベースバンド信号526に復調する。推定
部512は、送信信号514を目標値として、第一更新
信号528あるいは第二更新信号529を、書込選択部
513を介して係数更新信号527として読み出した歪
補償係数と、振幅情報515、振幅比較結果517、帰
還ベースバンド信号526とから、係数更新信号527
を更新して出力する。書込選択部513は、更新された
係数更新信号527を、振幅比較結果517によって、
第一更新信号528と第二更新信号529から選択し、
第一補償テーブル504あるいは第二補償テーブル50
5の歪補償係数を更新する。
【0053】従来の非線形歪補償技術では、アンプの最
大出力値に最大振幅信号を割り当てていたが、最大値の
振幅を持つ信号はその存在確率が低いため、最大振幅信
号は多少歪ませても漏洩電力として大きく影響はしな
い。そこで、第一補償テーブル504には線形性を保つ
ように歪補償係数を更新し、第二補償テーブル505に
は位相のみを調整するように歪補償係数を更新すること
で、振幅の大きな信号は、出力アンプのゲイン低下によ
って適当に振幅制限される一方、位相成分は線形性を保
たれているため、大きく信号が歪む事がないといった特
長を持たせることが可能である。
【0054】また、最大振幅信号を振幅制限しているた
め、平均振幅が相対的に持ち上がり、出力アンプの増幅
効率を向上させることが可能となる。
【0055】本方式では、歪成分を簡単な構成で制御で
きるため、従来の非線形歪補償技術よりも効率のよい送
信装置を構成することが可能である。
【0056】一般に、振幅の大きな信号を抑圧すること
が、効率を向上させるのには効果的であるが、振幅の小
さな信号を伸張することでも同様の効果を得ることが出
来る。また、前者と後者を組み合わせて振幅幅を狭める
ことで、さらに効率の向上を図ることが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、従来の非
線形歪補償技術に振幅算出部、振幅制限テーブル、振幅
制限部を付加し、送信信号の振幅制限機能を設けること
により、系全体としての歪みを制限した上で、容易に出
力アンプの効率を向上させることが可能になるといった
有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による送信装置の主要部
の構成ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態による送信装置の主要部
の構成ブロック図
【図3】本発明の一実施の形態による送信装置の主要部
の構成ブロック図
【図4】本発明の一実施の形態による送信装置の主要部
の構成ブロック図
【図5】本発明の一実施の形態による送信装置の主要部
の構成ブロック図
【図6】従来の送信装置の主要部の構成ブロック図
【符号の説明】
101 振幅算出部 102 振幅制限テーブル 103 振幅制限部 104 補償テーブル 105 歪補償部 106 変調部 107 出力アンプ 108 結合器 109 復調部 110 推定部 201 第一振幅算出部 202 振幅制限テーブル 203 振幅制限部 204 第二振幅算出部 205 補償テーブル 206 歪補償部 207 変調部 208 出力アンプ 209 結合器 210 復調部 211 推定部 301 振幅算出部 302 制限係数算出部 303 振幅制限部 304 補償テーブル 305 歪補償部 306 変調部 307 出力アンプ 308 結合器 309 復調部 310 推定部 401 第一振幅算出部 402 振幅制限テーブル 403 振幅制限部 404 第二振幅算出部 405 補償テーブル 406 歪補償部 407 変調部 408 出力アンプ 409 結合器 410 復調部 411 推定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル変調方式を用いた無線通信シ
    ステムの通信機に備えられた送信装置であって、送信信
    号から振幅値を算出する振幅算出部と、前記振幅値に対
    応する振幅制限情報を格納する振幅制限テーブルと、前
    記振幅制限情報を用いて前記送信信号の振幅を制限する
    振幅制限部と、前記振幅値に対応する非線形補償情報を
    格納する補償テーブルと、振幅制限された送信信号を前
    記非線形補償情報を用いて歪補償したベースバンド信号
    を出力する歪補償部と、前記ベースバンド信号を変調し
    てRF信号を出力する変調部と、前記RF信号を電力増
    幅する出力アンプ部と、増幅された前記RF信号の一部
    をフィードバックする結合器と、フィードバックされた
    前記RF信号を帰還ベースバンド信号に復調する復調部
    と、前記振幅制限された送信信号と前記帰還ベースバン
    ド信号及び前記振幅値を用いて前記非線形補償情報を更
    新し、前記補償テーブルを書き換える推定部とを具備し
    た送信装置。
  2. 【請求項2】 ディジタル変調方式を用いた無線通信シ
    ステムの通信機に備えられた送信装置であって、送信信
    号から第1の振幅値を算出する第一振幅算出部と、前記
    第1の振幅値に対応する振幅制限情報を格納する振幅制
    限テーブルと、前記振幅制限情報を用いて前記送信信号
    の振幅を制限する振幅制限部と、振幅制限された送信信
    号から第2の振幅値を算出する第二振幅算出部と、前記
    第2の振幅値に対応する非線形補償情報を格納する補償
    テーブルと、前記振幅制限された送信信号を前記非線形
    補償情報を用いて歪補償したベースバンド信号を出力す
    る歪補償部と、前記ベースバンド信号を変調してRF信
    号を出力する変調部と、前記RF信号を電力増幅する出
    力アンプ部と、増幅された前記RF信号の一部をフィー
    ドバックする結合器と、フィードバックされた前記RF
    信号を帰還ベースバンド信号に復調する復調部と、前記
    振幅制限された送信信号と前記帰還ベースバンド信号及
    び前記第2の振幅値を用いて前記非線形補償情報を更新
    し、前記補償テーブルを書き換える推定部とを具備した
    送信装置。
  3. 【請求項3】 ディジタル変調方式を用いた無線通信シ
    ステムの通信機に備えられた送信装置であって、送信信
    号から振幅値を算出する振幅算出部と、前記振幅値に対
    応する振幅制限係数を算出する制限係数算出部と、前記
    振幅制限係数を用いて前記送信信号の振幅を制限する振
    幅制限部と、前記振幅値に対応する非線形補償情報を格
    納する補償テーブルと、振幅制限された送信信号を前記
    非線形補償情報を用いて歪補償したベースバンド信号を
    出力する歪補償部と、前記ベースバンド信号を変調して
    RF信号を出力する変調部と、前記RF信号を電力増幅
    する出力アンプ部と、増幅された前記RF信号の一部を
    フィードバックする結合器と、フィードバックされた前
    記RF信号を帰還ベースバンド信号に復調する復調部
    と、前記振幅制限された送信信号と前記帰還ベースバン
    ド信号及び前記振幅値を用いて前記非線形補償情報を更
    新し、前記補償テーブルを書き換える推定部とを具備し
    た送信装置。
  4. 【請求項4】 ディジタル変調方式を用いた無線通信シ
    ステムの通信機に備えられた送信装置であって、送信信
    号から第1の振幅値を算出する第一振幅算出部と、前記
    第1の振幅値に対応する振幅制限係数を算出する制限係
    数算出部と、前記振幅制限係数を用いて前記送信信号の
    振幅を制限する振幅制限部と、振幅制限された送信信号
    から第2の振幅値を算出する第二振幅算出部と、前記第
    2の振幅値に対応する非線形補償情報を格納する補償テ
    ーブルと、前記振幅制限された送信信号を前記非線形補
    償情報を用いて歪補償したベースバンド信号を出力する
    歪補償部と、前記ベースバンド信号を変調してRF信号
    を出力する変調部と、前記RF信号を電力増幅する出力
    アンプ部と、増幅された前記RF信号の一部をフィード
    バックする結合器と、フィードバックされた前記RF信
    号を帰還ベースバンド信号に復調する復調部と、前記振
    幅制限された送信信号と前記帰還ベースバンド信号及び
    前記第2の振幅値を用いて前記非線形補償情報を更新
    し、前記補償テーブルを書き換える推定部とを具備した
    送信装置。
  5. 【請求項5】 ディジタル変調方式を用いた無線通信シ
    ステムの通信機に備えられた送信装置であって、送信信
    号から振幅値を算出する振幅算出部と、予め定められた
    閾値を格納する閾値格納部と、前記振幅値と前記閾値と
    を比較する比較器と、前記振幅値に対応する非線形補償
    係数を格納する第1の補償テーブルと、前記振幅値に対
    応する位相補償係数を格納する第2の補償テーブルと、
    前記比較器の出力を用いて前記非線形補償係数及び前記
    位相補償係数をそれぞれ選択する係数選択部と、前記送
    信信号を、前記係数選択部で選択された前記非線形補償
    係数及び前記位相補償係数を用いて歪補償したベースバ
    ンド信号を出力する歪補償部と、前記ベースバンド信号
    を変調してRF信号を出力する変調部と、前記RF信号
    を電力増幅する出力アンプ部と、増幅された前記RF信
    号の一部をフィードバックする結合器と、フィードバッ
    クされた前記RF信号を帰還ベースバンド信号に復調す
    る復調部と、前記送信信号、前記帰還ベースバンド信
    号、前記振幅値及び前記比較器の出力を用いて前記非線
    形補償係数及び前記位相補償係数それぞれの係数更新情
    報を推定する推定部と、前記比較器の出力と前記係数更
    新情報を用いて前記非線形補償係数及び前記位相補償係
    数をそれぞれ書き換える書込部を具備した送信装置。
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