JPH1015025A

JPH1015025A - 足裏ツボ突き押し器具。

Info

Publication number: JPH1015025A
Application number: JP21296096A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Oso; 清尾曽
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-07-09
Filing date: 1996-07-09
Publication date: 1998-01-20

Abstract

(57)【要約】【課題】この発明は、突起状の凸部の上に足裏を乗せ
て振動させ、足裏のみならず、全身をも振動させる従来
の器具と異なり、足裏のみを突き押して刺激する器具に
関するものである。【解決手段】突起棒３の長短を、使用者の足裏の凹凸
に合わせ、台座板４に装着し、上板５を設置後、上板５
の上に足裏を乗せる。モーター１３の回転により、円形
ローター１は、台座板４を上下運動させ、足裏ツボを突
起棒３の先端が突き押して刺激する足裏ツボ突き押し器
具。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、電気モーターの
回転力を活用し、円形ローターにより突起棒を上に押し
上げ足裏ツボを突き押しする器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の足裏マッサージ器具は、大小の突
起状の凸部の上に足裏を乗せ、振動させるだけの器具で
あった。そのために足裏のツボを強く押したいときは、
凸部の上に足裏を強く力を入れ押しつける必要があり、
その結果足首は疲れ膝上まで振動が伝わり、振動は全身
に及び不快感を感じ、本来の足裏マッサージ器具の目的
を逸脱した器具であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】したがって、従来の器
具は、足は疲れ、振動は全身に及び、気分を害すること
さえあり、不快を感じる器具であった。全身を振動させ
ることなく、足裏のみ突き押しをし更には、強く突き押
しをしたいときも、足に力をいれなくても可能にする必
要があった。本発明はこうした使用者の強い要望にこた
えるために発明されたのである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構造を説明す
ると、（イ）突起棒３を台座板４に装着する。（ロ）台座板４の下面を、円形ローター１が、回転運動
により上に押し上げる。（ハ）突起棒３は、上板５の穴６をとうり抜けて、足裏
を突き押しする。（ニ）円形ローター１の円は真円形で直径２５ミリメー
トル、厚さ１０ミリメートルであるが、その回転軸２
は、真円形の中心でなく、円形の端に位置している。（ホ）円形ローター１の外周面の幅１０ミリメートルの
ほぼ中央に位置するところに、ボールキャスター１１の
球体１２の頂点が常に接触している。（ヘ）円形ローター１の回転軸２の中心線上にボールキ
ャスター１１の球体１２の頂点が常に位置する。（ト）一つの台座板４の下面には、スプリング８を二本
取り付けて、本体９の底板１０に接続され、常にスプリ
ング８は、台座板４を底板１０方向に引っ張ている。（チ）更に一つの台座板４の下面には、ボールキャスタ
ー１１を、４ケ処に固定させている。（リ）又、一つの台座板４には、ガイドレール凹部２０
を、４側面に設けて台座板４の上下運動を正確に且つ滑
らかにしている。（ヌ）足裏を直接乗せる板を、上板５と言い、突起棒３
がとうり抜ける穴６がある。（ル）足裏のツボを強く押したい処には、突起棒３の長
いものを、優しく押したい処には短い突起棒３に交換す
る。（オ）突起棒３の調整後、本体９外郭側面のバンド２２
で、足の甲を軽く締めることで、足裏ツボ突き押し効果
は増大する。

【０００５】

【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を述べる
と、電動モーター１３による回転力は、回転主軸１４か
ら、歯車１５．１６．１７に伝わり、円形ローター１と
同じ回転軸に固定された歯車１８．１９に及び、円形ロ
ーター１の回転が始まる。そのとき円形ローター１の外
周面に常時接している、ボールキャスター１１は、固定
されている台座板４を上下に動かすことになる。突起棒
３は台座板４に装着されているから、台座板４が上に作
動したとき、突起棒３の先端は、上板５の穴６をとうり
抜けて、足の裏面に到達し、突き押しの刺激を与える。
又、突起棒３の装着された台座板４を上下に動かすため
に、円形ローター１の回転軸に、クランク軸７を設けて
も同じ効果がある。

【０００６】

【発明の効果】人の足裏の形や大きさ、更には凹凸の差
は正に百人百様であるが、その足裏のツボを強く突くこ
とや押すこと、又優しく押すことも使用する人の足裏に
合わせて、強く突きたい処は長い突起棒３を台座板４に
装着し、モーター１３の回転を早めにする。優しく押し
たいときにはモーター１３の回転を遅くすることで調整
できる。突き押しの刺激が調整できたとき、本体９の外
郭上面中央の左右に伸びているバンド２２で、足の甲を
軽く締めてバンド２２の先端部に設けたマジックテープ
２３を、本体９外郭左右側面のマジックテープ２３に貼
ればより一層の効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の透視図

【図２】本発明の円形ローターと台座板と上板の断面図

【図３】本発明の台座板と円形ローターと歯車の透視図

【図４】本発明の台座板平面図

【図５】本発明の円形ローターとボールキャスターの断
面図

【図６】本発明の台座板作動部品他の実施例・クランク
軸の透視図

【図７】本発明の本体外郭内側斜視図

【図８】本発明の本体外観図

【符号の説明】

１は円形ローター２は円形ローター回転軸３は突起棒４は台座板５は上板６は穴７はクランク軸８はスプリング９は本体１０は本体底部１１はボールキャスター１２はボールキャスターの球体１３は電気モーター１４は回転主軸１５は歯車１６は歯車１７は歯車１８は歯車１９は歯車２０はガイドレール凹部２１はガイドレール凸部２２はバンド２３はマジックテープ２４は本体外郭２５はスイッチ２６は回転軸固定金具

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】（イ）円形ローター１の回転により、突起
棒３が数十本装着された台座板４を上に押し上げる。（ロ）押し上げられた突起棒３は、上板５の穴６をとう
り抜けて、足裏ツボを突き押す。（ハ）突起棒３の長短を交換することで足裏ツボに突き
押しの強弱をつける以上の如く構成された、足裏ツボ突
き押し器具。
【請求項２】台座板４を上に押し上げる力の作用とし
て、クランク軸７を活用した請求項１の足裏ツボ突き押
し器具。