JPH1014977A - 使いすておむつ - Google Patents

使いすておむつ

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JPH1014977A
JPH1014977A JP8172363A JP17236396A JPH1014977A JP H1014977 A JPH1014977 A JP H1014977A JP 8172363 A JP8172363 A JP 8172363A JP 17236396 A JP17236396 A JP 17236396A JP H1014977 A JPH1014977 A JP H1014977A
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JP
Japan
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liquid
seconds
time
superabsorbent polymer
absorber
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JP8172363A
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English (en)
Inventor
Yasushi Ando
靖 安藤
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New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏れを防止し、かつサラット感の良好な使い
すておむつを提供する。 【解決手段】 吸収体が上層と下層の間に高吸収性層を
設けた構成からなり、さらに高吸収性層が吸収体の幅方
向中央部に長手方向に細長く設けられた、幅10〜40
mmの高吸収性ポリマーの存在しない区域と、この区域
の両側に設けられた高吸収性ポリマーの存在する区域と
からなっており、かつ吸収体の液体吸収速度が1回目が
20秒以下、2回目が30秒以下、3回目が40秒以下
であり、さらに液体逆戻り量が10g以下である使いす
ておむつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は乳幼児または大人用
おむつとして使用される使いすておむつに関するもので
ある。さらに詳しくは、体液の吸収速度が速く、逆戻り
量の少ない使いすておむつに関するものである。
【0002】
【従来の技術】使いすておむつに使用される吸収体とし
ては、フラッフパルプと高吸収性ポリマーとティシュを
主な材料とした吸収体が広く用いられており、さらに吸
収体の形状を維持するために、必要に応じて熱融着繊維
を加えて熱処理を行い吸収体の形状を維持したものが用
いられていた。また、高吸収性ポリマーの散布方法とし
ては、高吸収性ポリマーを吸収層の全域に均一に散布し
たもの、あるいは吸収層の全域に均一に混合したもの、
さらに散布形状が模様状(長手方向に筋状に高吸収性ポ
リマーの散布区域と非散布区域が交互に配置されてい
る)となったもの等が提案されていた(特開平1−31
4704号公報)。
【0003】しかしながら、前記公知の使いすておむつ
においては、高吸収性ポリマーが吸収層の全域にわたっ
て均一に散布されているものは体液が排泄されると、排
泄された位置で高吸収性ポリマーは体液を吸収してゲル
状となり、その後体液は吸収層に浸透し難くなるもので
あった。即ち、高吸収性ポリマーは最初は体液を吸収す
るが、その後は吸収層の幅方向のほぼ中央部の継続して
体液を受け入れる区域がゲル状となって飽和状態とな
り、体液の吸収を阻害するため、吸収速度と拡散が遅く
なり、その結果排泄された体液の漏れと肌への逆戻りが
顕著になるという問題があった。
【0004】一方、筋状に高吸収性ポリマーの散布区域
と非散布区域が交互に長手方向に配置されたものでは、
全体として非散布部分の占める割合が多くなり、拡散性
は良いものの、逆戻りが多くなり、更に高吸収性ポリマ
ーの散布密度を増すと、体液吸収後ゲル化部分が集中し
て、型くずれを誘発し易いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の従来の使いすておむつの有する吸収体の問題点を解決
し、体液の吸収速度が速く、逆戻りが少なく、漏れや使
用中のサラット感(乾いてサラッとした感じ)等の性能
の改善された使いすておむつを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、液透過性のト
ップシートと、液不透過性のバックシートと、これら両
シートの間に配置された吸収体からなる使いすておむつ
において、該吸収体が、液透過性のトップシート側に位
置する上層と、液不透過性のバックシート側に位置する
下層と、これら両層間に配置された高吸収性層とからな
り、該高吸収性層は、吸収体の幅方向中央部の10〜4
0mm幅に長手方向に細長く設けられた高吸収性ポリマ
ーの存在しない区域と、該区域の両側部に長手方向に設
けられた高吸収性ポリマーの存在する区域とから構成さ
れており、かつ前記吸収体の、下記に規定する方法で測
定した液体吸収速度が1回目が20秒以下、2回目が3
0秒以下、3回目が40秒以下であり、さらに下記に規
定する方法で測定した液体逆戻り量が10g以下である
ことを特徴とする使いすておむつである。
【0007】〔測定方法〕本発明で用いる液体吸収速度
の測定方法は次のとおりである。水平においた使いすて
おむつの中央領域の液透過性のトップシート上に、中央
に直径25mmの穴を開けた、一辺が100mm、厚さ
が8mm、重さが662gの正方形のステンレス板を置
き、ステンレス板の穴に下記に示す組成の人工尿50m
lを、常時人工尿が穴の中に溜まっている状態を保ちな
がら、分液ロートで連続して注入し、吸収体が50ml
の人工尿を吸収するまでの時間(秒)を測定する。この
操作を30分間隔で3回行い、各回毎の時間を測定す
る。
【0008】また、液体逆戻り量の測定方法は次のとお
りである。上記の液体吸収速度の測定を行った使いすて
おむつを用い、3回目の人工尿を吸収させてから60分
間放置した後、おむつの中央領域の液透過性のトップシ
ート上に100mm×100mmの下記仕様の濾紙を1
0枚置き、その上に1辺が100mm、厚さが3mmの
アクリル板を置くことにより、5kgfの荷重(アクリ
ル板の荷重を含む)を均等に5分間かけ、その間に濾紙
に吸収された人工尿の量を測定して、液体逆戻り量とす
る。
【0009】この際使用する人工尿の組成は次の通りで
ある。 人工尿組成(重量%) 尿素 1.9% NaCl 0.8% CaCl2 0.1% MgSO4 0.1% 残部は水
【0010】また、液体逆戻り量の測定で使用する濾紙
の仕様は以下の通りである。 製造元 東洋特紙工業株式会社 (販売 アドバンテック東洋株式会社) 規格 ADVANTEC NO.63 アナナシ 坪量 350 g/m2 厚さ 1.0 mm ろ水時間 35 sec 破裂強度 190 kPa (2.0 kg/cm2 ) 保留粒子径 4 μm 表面 平滑 色 白色
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の使いすておむつにおける
吸収体の構造は、液透過性のトップシート側に位置する
上層と、液不透過性のバックシート側に位置する下層
と、これら両層の間に配置された高吸収性層とからな
り、さらに高吸収性層は、吸収体の幅方向の中央部に長
手方向に細長く設けられた高吸収性ポリマーの存在しな
い区域と、高吸収性ポリマーの存在しない区域の両側
に、該区域に沿って長手方向に設けられた高吸収性ポリ
マーの存在する区域とからなっている。
【0012】この場合、高吸収性層の高吸収性ポリマー
の存在しない区域の幅は、10〜40mmであることが
好ましく、さらに好ましくは15〜30mmである。高
吸収性ポリマーの存在しない区域の幅が40mmを超え
ると吸収速度は徐々に悪くなり、また逆戻り量も急激に
増えるため、おむつの着用者に不快感を与えるようにな
る。逆に10mm未満では吸収速度が遅く、逆戻り量も
増えるため、本発明の目的が発揮されず効果が得られな
い。高吸収性ポリマーの存在する区域の両者の幅は同じ
であっても異なっていても良く、特に限定されるもので
はない。また、2つの高吸収性ポリマーの存在する区域
の幅方向のそれぞれの寸法をより大きくし、均一に散布
することにより、使いすておむつの吸収量をより多くす
ることができる。
【0013】また、吸収体の長手方向両端部に高吸収性
ポリマーの存在しない領域を配置しても良い。高吸収性
ポリマーが吸収体の長手方向いっぱいに存在していなく
ても、吸収速度、逆戻り性は変わらない。むしろ尿等が
使いすておむつに吸収される部分に、集中的に高吸収性
ポリマーを散布した方が経済的に効率が良い。またおむ
つ製造工程においてポリマー漏れが急激に減り、作業能
率、作業環境をよくし、吸収体をカットする刃に高吸収
性ポリマーが付着して、作業が円滑に進まないことを防
止する効果がある。またこの領域の吸収体長手方向の寸
法は実用上20〜150mmが好ましい。
【0014】本発明に用いられる吸収体としては、人体
から排泄された尿等を吸収体内にとどめ外部に漏らさな
いようにするためには、前述の方法によって測定した液
体吸収速度の1回目の値が20秒以下であることが好ま
しく、10秒以下であることがより好ましい。また、2
回目の値が30秒以下であることが好ましく、20秒以
下であることがより好ましい。さらに、3回目の値が4
0秒以下であることが好ましく、30秒以下であること
がより好ましい。それぞれの吸収速度の値が上記の値を
越えて大きくなると、吸収体としての吸収速度が悪く、
尿等が漏れやすくなり好ましくない。
【0015】また、前述の方法によって測定した液体逆
戻り量の値が10g以下であることが好ましく、5g以
下であることがより好ましい。10gを越えて多くなる
と使いすておむつの吸収面のサラット感(乾いてサラッ
とした感じ)が悪くなり、装着中のおしりの肌触りが悪
くなって好ましくない。
【0016】以下に本発明の使いすておむつに用いられ
る材料、および適切な液体吸収速度を有し、かつ液体逆
戻り量の少ない吸収体を得るための条件について説明す
る。上層としては、液透過性のトップシートの上に滴下
された体液を迅速に吸収体内に吸収するため、吸収速度
の大きいフラッフパルプ単独、またはフラッフパルプに
熱融着繊維、高吸収性ポリマー等の混合物を混合したマ
ット状のもの、または嵩高で柔らかい不織布等のシート
状のものを用いることができる。また、必要に応じティ
シュ等で包んだ状態にしても良い。下層としては、吸収
体内に達した体液を溜めおくため、繊維間隙の大きいフ
ラッフパルプ単独、またはフラッフパルプに高吸収性ポ
リマー等の混合物を混合したマット状のものを用いるこ
とができる。またマット状、シート状に形成された吸収
紙等を単独で用いることができる。また、必要に応じテ
ィシュ等で包んだ状態にしても良い。
【0017】高吸収性層は、高吸収性ポリマーの存在す
る区域と存在しない区域の二つの区域に分かれている
が、吸収体の幅方向中央部の高吸収性ポリマーの存在し
ない区域には、フラッフパルプや熱融着性繊維が存在し
てもよいし、何も存在しない状態でもよい。また、該区
域の両側部に位置する高吸収性ポリマーの存在する区域
は高吸収性ポリマーのみから構成されている。
【0018】高吸収性ポリマーとしては、デンプン系、
セルロース系、合成ポリマー系が挙げられる。すなわ
ち、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、デ
ンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化
物、デンプン−メタクル酸メチルグラフト共重合体のケ
ン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト共重合体の
ケン化物、デンプン−アクリロニトリル−2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸グラフト共重合
体のケン化物、アクリル酸(塩)重合体、アクリル酸で
架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウムカルボキ
シメチルセルローズの架橋物、ポリビニールアルコール
−無水マレイン酸反応物の架橋物等である。自重の20
倍以上の尿、体液および水を吸収するもので、ポリアク
リル酸ナトリウム系のものが吸収性能の点から最も適当
である。
【0019】フラッフパルプとしては、化学パルプシー
トまたは機械パルプシートを粉砕機で解繊することによ
り得られるものが使用される。パルプ原料としては、針
葉樹に限らず、広葉樹、わら、竹およびケナフも適用さ
れる。嵩高なマットを効率よく形成するためには、捲縮
している繊維を用いることが好ましい。
【0020】熱融着性繊維としては、ポリプロピレン、
ポリエチレン、ポリエステル、ポリビニリデン、アクリ
ル樹脂、ナイロン樹脂等を原料とした繊維状のものが挙
げられる。また、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
エチレン等の2成分以上からなる複合繊維等が良く、特
に、ポリエステル−ポリエチレン、ポリプロピレン−ポ
リエチレン、ポリエステル−変性ポリエステル、ポリプ
ロピレン−変性ポリプロピレンによる芯鞘繊維、サイド
バイサイド繊維等の複合繊維が接着性の面から好まし
い。繊維径は1〜5デニール程度が好ましく、繊維長は
3〜30mmのものがフラッフパルプと混合するのに好
適であるが特に制限はない。
【0021】適切な吸収体を得るための条件は、上層と
しては、液透過性のトップシート上に滴下された体液を
迅速に吸収体内に吸収するため、フラッフパルプを主に
用いた層であれば、坪量が80〜200g/m2である
ことが好ましい。坪量が80g/m2未満では上層とし
ての吸収力が十分でなく好ましくない。また、坪量が2
00g/m2を越えると、高吸収性ポリマーに達しなか
った尿等が上層内に留まり液体逆戻り量が大きくなり好
ましくない。また、密度が0.02〜0.25g/cm
3であることが好ましく、0.03〜0.20g/m3
あることがより好ましい。密度が0.02g/cm3
満であれば、液体逆戻り量が大きくなり、サラット感が
悪くなる。また、密度が0.25g/cm3を越える
と、使いすておむつの吸収体としては、固くなりすぎ
る。
【0022】上層に高吸収性ポリマーを混合するための
条件は、上層がフラッフパルプを主に用いた層であれ
ば、フラッフパルプ1重量部に対し高吸収性ポリマーは
0〜1.2重量部であることが好ましい。上層として
は、高吸収性ポリマーを1.2重量部を越えて多く含ん
でいると、集中的に体液を吸収する箇所でポリマーブロ
ッキングにより体液の浸透が阻害され、使いすておむつ
が漏れやすくなる。また、できるだけ均一に混合するこ
とが好ましい。混合にむらがある場合、散布密度が大き
い箇所ではポリマーブロッキングにより体液の浸透を阻
害する現象が生じ、散布密度の小さいところでは吸収体
の吸収力が小さくなりサラット感が悪くなる。吸収体の
全吸収量も、均一に散布した場合に比べ小さくなり、効
率が良くない。
【0023】上層に熱融着繊維を混合するための条件
は、上層がフラッフパルプを主に用いた層であれば、フ
ラッフパルプ9重量部に対し熱融着繊維0〜1重量部で
あることが好ましい。熱融着繊維は層状マットを固め吸
収体の型くずれ防止の効果があるが、1重量部を越える
と、型くずれ防止の効果がそれ以上上がらず、またコス
トがかかり好ましくない。さらに、熱融着繊維と高吸収
性ポリマーを同時に使用することは好ましくない。熱融
着繊維で上層を固めた場合、上層中に含まれる高吸収性
ポリマーの膨潤を妨げ、高吸収性ポリマーの吸収性能が
充分に発揮されないからである。
【0024】下層としては、吸収体内に達した体液を留
めおくため、フラッフパルプを主に用いた層であれば、
坪量が100〜250g/m2であることが好ましい。
坪量が100g/m2未満では下層としての吸収力が十
分でなく好ましくない。また、坪量が250g/m2
越えて大きくなると、吸収性能の改善は見られず、かえ
って使いすておむつとして厚くなりすぎてしまう。ま
た、密度が0.02〜0.25g/cm3であることが
好ましく、0.03〜0.20g/m3であることがよ
り好ましい。密度が0.02g/cm3未満であれば、
液体逆戻り量が大きくなり、サラット感が悪くなる。ま
た、密度が0.25g/cm3を越えて大きくなると、
使いすておむつの吸収体としては、固くなりすぎる。
【0025】下層に高吸収性ポリマーを混合するための
条件は、下層がフラッフパルプを主に用いた層であれ
ば、フラッフパルプ1重量部に対し高吸収性ポリマーは
0〜2重量部であることが好ましい。下層としては、高
吸収性ポリマーを2重量部を越えて多く含んでいると集
中的に体液を吸収する箇所で、ポリマーブロッキングに
より体液の浸透が阻害され使いすておむつが漏れやすく
なる。また高吸収性ポリマーの膨潤により吸収体に型く
ずれが生じる。さらに、できるだけ均一に混合すること
が好ましい。混合にむらがある場合、散布密度が大きい
箇所ではポリマーブロッキングにより体液の浸透を阻害
する現象が生じ、散布密度の小さいところでは吸収体の
吸収力が小さくなりサラット感が悪くなる。また、吸収
体の全吸収量も、均一に散布した場合に比べ小さくな
り、効率が良くない。
【0026】下層に熱融着繊維を混合するための条件
は、下層がフラッフパルプを主に用いた層であれば、フ
ラッフパルプ9重量部に対し熱融着繊維0〜1重量部で
あることが好ましい。熱融着繊維は層状マットを固め吸
収体の型くずれ防止の効果があるが、1重量部を越える
と、型くずれ防止の効果がそれ以上上がらず、コストが
かかり好ましくない。また、熱融着繊維と高吸収性ポリ
マーを同時に使用することは好ましくない。熱融着繊維
で上層を固めた場合、上層中に含まれる高吸収性ポリマ
ーの膨潤を妨げ、高吸収性ポリマーの吸収性能が充分に
発揮されないからである。
【0027】上層と下層の中間に位置する高吸収性層に
用いる高吸収性ポリマーの割合は、吸収体全体のフラッ
フパルプ10重量部に対し高吸収性ポリマーが1〜15
重量部であることが好ましい。高吸収性ポリマーが1重
量部未満の場合、吸収速度が悪くなり、漏れが生じるよ
うになる。また、高吸収性ポリマーが15重量部を越え
ると、ポリマーブロッキングにより体液の浸透が阻害さ
れ、高吸収性ポリマーのそれ以上の吸収性能向上が見ら
れず、またコストがかかり好ましくない。さらに、高吸
収性ポリマーが膨潤し過ぎて吸収体の型くずれが著しく
なる。
【0028】高吸収性層の中央部の高吸収性ポリマーの
存在しない区域の幅は、実用上10〜40mmであるこ
とが好ましく、さらに好ましくは15〜30mmであ
る。高吸収性ポリマーの存在しない区域の幅が40mm
を超えると吸収速度は徐々に悪くなり、また逆戻り量も
急激に増えるため、おむつの着用者に不快感を与えるよ
うになる。逆に10mm未満では吸収速度が遅く、逆戻
り量も増えるため、本発明の目的が発揮されず効果が得
られない。高吸収性ポリマーの存在する区域の両者の幅
は同じであっても異なっていても良く、特に限定される
ものではない。また、2つの高吸収性ポリマーの存在す
る区域の幅方向のそれぞれの寸法をより大きくし、均一
に散布することにより、使いすておむつの吸収量をより
多くすることができる。さらに、高吸収性ポリマーをで
きるだけ均一に散布することが好ましい。散布にむらが
ある場合、散布密度が大きい箇所ではポリマーブロッキ
ングにより体液の浸透を阻害する現象が生じ、散布密度
の小さいところでは吸収体の吸収力が小さくなりサラッ
ト感が悪くなる。また吸収体の全吸収量も、均一に散布
した場合に比べ小さくなり、効率が良くない。
【0029】液透過性のトップシートとしては、一般に
使いすておむつの液透過性のトップシートとして使用さ
れる嵩高で柔らかい不織布であれば良い。材料はポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の熱可
塑性樹脂を原料とした合成繊維であり、これらを組み合
わせることで作られる芯鞘繊維、サイドバイサイド繊維
等で形成されていても良い。液透過性のトップシートに
使用する不織布はスパンボンド不織布、カードエンボス
不織布、カード熱融着不織布、その他の液透過性不織布
であるのが好ましい。液透過性のトップシートの坪量は
15〜30g/m2、厚さは0.2〜2mmであること
が好ましい。
【0030】液不透過性のバックシートとしては、液不
透過性のポリエチレンシート、好ましくは微孔を設けた
ポリエチレンシート、あるいは熱可塑性樹脂にフィラー
を加えて延伸した透湿性のある液体不透過性のシートが
用いられ、透湿性を付与することにより蒸れる心配が無
くなりより快適である。液不透過性のバックシートの厚
さは20〜40μmであることが好ましい。また、孔の
大きさは直径0.05〜5μm、フィルムの1cm3
たりの空孔容積が0.1〜0.3cm3であることが好
ましい。
【0031】図1は本発明の使いすておむつの一例を示
す一部切り欠き平面図である。図1において、使いすて
おむつ1は液透過性のトップシート2と、液不透過性の
バックシート3と、両シートの間に配置された吸収体4
から構成されている。また吸収体4は液透過性のトップ
シート側に位置する上層5と、液不透過性のバックシー
ト側に位置する下層6、両層の間に配置された高吸収性
層7とから形成されており、さらに、高吸収性層7は、
吸収体の幅方向の中央部に長手方向に細長く設けられた
高吸収性ポリマーの存在しない区域7aと、高吸収性ポ
リマーの存在しない区域7aの両側に設けられた矩形状
の高吸収性ポリマーの存在する区域7bとからなってい
る。
【0032】図2は本発明の使いすておむつの一例を示
す図1のX-X'線における断面図である。図2におい
て、使いすておむつ1は液透過性のトップシート2と、
液不透過性のバックシート3と、両シートの間に配置さ
れた吸収体4から形成されており、吸収体4は上層5と
下層6の間に高吸収性層7を配置した構成を有してい
る。
【0033】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明は勿論これらに限定されるものでは
ない。 実施例1 液透過性のトップシートとして、ポリエステル−ポリエ
チレンからなる芯−鞘型の親水化処理を施した複合繊維
(繊維径2デニール、繊維長50mm)により作製し
た、坪量24g/m2の不織布を用い、液不透過性のバ
ックシートとして、インフレーション形成した厚さ20
μmのポリエチレンシートを用いた。
【0034】また、針葉樹晒しクラフトパルプ(NBK
P)からなるフラッフパルプを積層して形成した、坪量
180g/m2のマットを下層として用い、この下層上
の幅方向中央部に25mmの幅で、長手方向に細長く高
吸収性ポリマーの存在しない区域を設け、さらにこの区
域の両側にそれぞれ30mmの幅で長手方向に380m
mの長さに高吸収性ポリマー(三洋化成製、IM−58
00)5gを均一に散布して高吸収性ポリマーの存在す
る区域を設け、高吸収性層を形成した。次いで、高吸収
性層の上に、上層として、NBKPからなるフラッフパ
ルプを積層して形成した坪量150g/m2のマットを
積層した後、クリアランス0.5mmのプレスロールを
通して、長さ400mm、幅100mmの吸収体を作製
した。
【0035】得られた吸収体の上層面に液透過性のトッ
プシートを、また下層面に液不透過性のバックシートを
それぞれ積層し、使いすておむつを作製した。かくして
得られた使いすておむつの液体吸収速度は、1回目が1
2秒、2回目が22秒、3回目が36秒であった。ま
た、液体逆戻り量は3.2gであった。
【0036】実施例2 高吸収性層の高吸収性ポリマーの存在しない区域の幅を
10mmとした以外は実施例1と同様にして使いすてお
むつを作製した。得られた使いすておむつの液体吸収速
度は、1回目が15秒、2回目が26秒、3回目が29
秒であった。また、液体逆戻り量は7.6gであった。
【0037】実施例3 高吸収性層の高吸収性ポリマーの存在しない区域の幅を
40mmとした以外は実施例1と同様にして使いすてお
むつを作製した。得られた使いすておむつの液体吸収速
度は、1回目が17秒、2回目が23秒、3回目が32
秒であった。また、液体逆戻り量は7.1gであった。
【0038】実施例4 NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成した、
坪量180g/m2のマットを上層として用いた以外
は、実施例1と同様にして使いすておむつを作製した。
かくして得られた使いすておむつの液体吸収速度は1回
目が10秒、2回目が19秒、3回目が36秒であっ
た。また、液体逆戻り量は4.9gであった。
【0039】実施例5 NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成した、
坪量210g/m2のマットを下層として用いた以外
は、実施例1と同様にして使いすておむつを作製した。
かくして得られた使いすておむつの液体吸収速度は1回
目が11秒、2回目が22秒、3回目が38秒であっ
た。また、液体逆戻り量は4.0gであった。
【0040】実施例6 NBKPからなるフラッフパルプ7.2重量部と高吸収
性ポリマー2重量部とを均一に混合して形成した坪量1
80g/m2のマットを下層として用い、この下層上の
幅方向中央部に25mmの幅で、長手方向に細長く高吸
収性ポリマーの存在しない区域を設け、さらにこの区域
の両側にそれぞれ30mmの幅で長手方向に380mm
の長さに3gの高吸収性ポリマーを均一に散布して、高
吸収性ポリマーの存在する区域を設け、高吸収性層を形
成した。次いで、高吸収性層の上に、上層として、NB
KPからなるフラッフパルプと熱融着繊維(クラレ製、
ソフィット、繊維径2デニール、繊維長10mm)とを
9:1の割合で混合して形成した坪量150g/m2
マットを、170℃で10秒間熱風乾燥機で処理し、厚
さを2.5〜3mmにしたものを積層し、実施例1と同
様にしてプレスロールで処理して吸収体を作製し、さら
に得られた吸収体を用いて、実施例1と同様にして使い
すておむつを作製した。得られた使いすておむつの液体
吸収速度は、1回目12秒、2回目が24秒、3回目が
33秒であった。また、液体逆戻り量は3.5gであっ
た。
【0041】実施例7 NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成した、
坪量180g/m2のマットを下層として用い、この下
層上の幅方向中央部に25mmの幅で、長手方向に細長
く高吸収性ポリマーの存在しない区域を設け、さらにこ
の区域の両側にそれぞれ30mmの幅で長手方向に沿っ
て380mmの長さに高吸収性ポリマー5gを均一に散
布して、高吸収性ポリマーの存在する区域を設けた以外
は、実施例6と同様にして使いすておむつを作製した。
得られた使いすておむつの液体吸収速度は、1回目が1
6秒、2回目が26秒、3回目が36秒であった。ま
た、液体逆戻り量は5.2gであった。
【0042】実施例8 ポリエステル−ポリエチレンからなる芯−鞘型の親水化
処理を施した複合繊維(繊維径2.6デニール、繊維長
30mm)により作製した、坪量60g/m2、厚さ
3.0mmの嵩高で柔らかい不織布を上層に用いた以外
は、実施例1と同様にして使いすておむつを作製した。
得られた使いすておむつの液体吸収速度は、1回目が1
5秒、2回目が23秒、3回目が30秒であった。ま
た、液体逆戻り量は5.4gであった。
【0043】比較例1 下層上の幅方向中央部に90mmの幅で、長手方向に3
80mmの長さに高吸収性ポリマー5gを均一に散布し
て高吸収性層を形成した以外は、実施例1と同様にして
使いすておむつを作製した。得られた使いすておむつの
液体吸収速度は、1回目が25秒、2回目が33秒、3
回目が45秒であった。また、液体逆戻り量は18.0
gであった。
【0044】比較例2 下層上の幅方向中央部に5mmの幅で、長手方向に細長
く高吸収性ポリマーの存在しない区域を設けた以外は、
実施例1と同様にして使いすておむつを作製した。得ら
れた使いすておむつの液体吸収速度は、1回目が29
秒、2回目が36秒、3回目が44秒であった。また、
液体逆戻り量は20.3gであった。
【0045】比較例3 下層上の幅方向中央部に45mmの幅で、長手方向に細
長く高吸収性ポリマーの存在しない区域を設け、さらに
この区域の両側にそれぞれ25mmの幅で長手方向に3
80mmの長さに高吸収性ポリマー5gを均一に散布し
て、高吸収性ポリマーの存在する区域を設け、高吸収性
層を形成した以外は、実施例1と同様にして使いすてお
むつを作製した。得られた使いすておむつの液体吸収速
度は、1回目が23秒、2回目が31秒、3回目が45
秒であった。また、液体逆戻り量は17.8gであっ
た。
【0046】比較例4 NBKPからなるフラッフパルプ7.2重量部と高吸収
性ポリマー5重量部とを均一に混合して形成した坪量1
80g/m2のマットを下層として用い、この下層上に
は高吸収性層を設けなかった以外は、実施例1と同様に
して使いすておむつを作製した。得られた使いすておむ
つの液体吸収速度は、1回目が25秒、2回目が44
秒、3回目が50秒であった。また、液体逆戻り量は2
4.2gであった。
【0047】比較例5 NBKPからなるフラッフパルプ7.2重量部と高吸収
性ポリマー5重量部とを均一に混合して形成した坪量1
80g/m2のマットを上層として用い、この上層の下
に高吸収性層を設けなかった以外は、実施例1と同様に
して使いすておむつを作製した。得られた使いすておむ
つの液体吸収速度は、1回目が22秒、2回目が40
秒、3回目が51秒であった。また、液体逆戻り量は2
6.7gであった。
【0048】比較例6 上層を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして使
いすておむつを作製した。得られた使いすておむつの液
体吸収速度は、1回目が22秒、2回目が41秒、3回
目が55秒であった。また、液体逆戻り量は15.3g
であった。
【0049】比較例7 下層を形成しなかった以外は、実施例1と同様にして使
いすておむつを作製した。得られた使いすておむつの液
体吸収速度は、1回目が26秒、2回目が47秒、3回
目が59秒であった。また、液体逆戻り量は25.1g
であった。
【0050】比較例8 NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成した、
坪量90g/m2のマットを下層として用い、上層とし
て、NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成し
た坪量70g/m2のマットを積層した以外は、実施例
1と同様にして使いすておむつを作製した。得られた使
いすておむつの液体吸収速度は、1回目が32秒、2回
目が41秒、3回目が60秒であった。また、液体逆戻
り量は29.3gであった。
【0051】比較例9 NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成した、
坪量270g/m2のマットを下層として用い、上層と
して、NBKPからなるフラッフパルプを積層して形成
した坪量230g/m2のマットを積層した以外は、実
施例1と同様にして使いすておむつを作製した。得られ
た使いすておむつの液体吸収速度は、1回目が14秒、
2回目が31秒、3回目が45秒であった。また、液体
逆戻り量は13.5gであった。
【0052】上記の各実施例および比較例で作製した使
いすておむつを用いて、被験者10名、使用枚数を1例
につき5枚/人としてモニター調査を行い、漏れ率およ
びサラット感の調査を行った。結果を表1に示す。モニ
ター調査で行った漏れ率およびサラット感の調査方法は
以下のとおりである。 漏れ率 使用中に漏れたおむつの枚数の、使用したおむつの枚数
に対する割合を示した。 サラット感 使用後のおむつの液透過性のトップシートの表面、及び
おしりの表面を手で軽く触れて、そのサラット感(乾い
てサラッとした感じ)を官能評価で判定した。判定基準
は、下記3段階に分けた。 サラット感判定基準 ○:乾いている △:やや湿っている ×:湿っている
【0053】
【表1】
【0054】表1に示したように、実施例1〜8の本発
明の使いすておむつに比べて、比較例1〜6のおむつは
漏れ率やサラット感が劣っており、本発明の効果が確認
された。また、比較例8および9に示したように、吸収
体として層状マットが薄すぎるものや厚すぎるものは良
い結果が得られず、尿等を吸収した後の装着感も良くな
かった。
【0055】
【発明の効果】本発明による使いすておむつは、液体の
吸収速度が速く、液体逆戻り量が少なく、かつ吸収体の
幅方向のほぼ中央部の長手方向に細長い高吸収性ポリマ
ーが存在しない区域と、該区域の両隣に高吸収性ポリマ
ーが存在する矩形状の区域が設けられているので、漏れ
率が低くサラット感が良い、使いすておむつを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使いすておむつの一部切り欠き平面
図。
【図2】本発明の使いすておむつの一例を示す図1のX
−X'線における断面図。
【符号の説明】
1.使いすておむつ 2.液透過性のトップシート 3.液不透過性のバックシート 4.吸収体 5.上層 6.下層 7.高吸収性層 7a.高吸収性層の内、高吸収性ポリマーの存在しない
区域 7b.高吸収性層の内、高吸収性ポリマーの存在する区
域 8.レッグギャザー 9.止着テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性のトップシートと、液不透過性
    のバックシートと、これら両シートの間に配置された吸
    収体からなる使いすておむつにおいて、該吸収体が、液
    透過性のトップシート側に位置する上層と、液不透過性
    のバックシート側に位置する下層と、これら両層間に配
    置された高吸収性層とからなり、該高吸収性層は、吸収
    体の幅方向中央部の10〜40mm幅に長手方向に細長
    く設けられた高吸収性ポリマーの存在しない区域と、該
    区域の両側部に長手方向に設けられた高吸収性ポリマー
    の存在する区域とから構成されており、 かつ前記吸収体の、下記に規定する方法で測定した液体
    吸収速度が1回目が20秒以下、2回目が30秒以下、
    3回目が40秒以下であり、さらに下記に規定する方法
    で測定した液体逆戻り量が10g以下であることを特徴
    とする使いすておむつ。 〔測定方法〕本発明で用いる液体吸収速度の測定方法は
    次のとおりである。水平においた使いすておむつの中央
    領域の液透過性のトップシート上に、中央に直径25m
    mの穴を開けた、一辺が100mm、厚さが8mm、重
    さが662gの正方形のステンレス板を置き、ステンレ
    ス板の穴に下記に示す組成の人工尿50mlを、常時人
    工尿が穴の中に溜まっている状態を保ちながら、分液ロ
    ートで連続して注入し、吸収体が50mlの人工尿を吸
    収するまでの時間(秒)を測定する。この操作を30分
    間隔で3回行い、各回毎の時間を測定する。また、液体
    逆戻り量の測定方法は次のとおりである。上記の液体吸
    収速度の測定を行った使いすておむつを用い、3回目の
    人工尿を吸収させてから60分間放置した後、おむつの
    中央領域の液透過性のトップシート上に100mm×1
    00mmの下記仕様の濾紙を10枚置き、その上に1辺
    が100mm、厚さが3mmのアクリル板を置くことに
    より、5kgfの荷重(アクリル板の荷重を含む)を均
    等に5分間かけ、その間に濾紙に吸収された人工尿の量
    を測定して、液体逆戻り量とする。この際使用する人工
    尿の組成は次の通りである。 人工尿組成(重量%) 尿素 1.9% NaCl 0.8% CaCl2 0.1% MgSO4 0.1% 残部は水 また、液体逆戻り量の測定で使用する濾紙の仕様は以下
    の通りである。 製造元 東洋特紙工業株式会社 (販売 アドバンテック東洋株式会社) 規格 ADVANTEC NO.63 アナナシ 坪量 350 g/m2 厚さ 1.0 mm ろ水時間 35 sec 破裂強度 190 kPa (2.0 kg/cm2 ) 保留粒子径 4 μm 表面 平滑 色 白色
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008168079A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Uni Charm Corp 生理用ナプキン
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