JPH10146434A - 遊技場運営方法および遊技場運営システム - Google Patents

遊技場運営方法および遊技場運営システム

Info

Publication number
JPH10146434A
JPH10146434A JP30789196A JP30789196A JPH10146434A JP H10146434 A JPH10146434 A JP H10146434A JP 30789196 A JP30789196 A JP 30789196A JP 30789196 A JP30789196 A JP 30789196A JP H10146434 A JPH10146434 A JP H10146434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
prize
information
game
customer
catalog
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP30789196A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Kubota
純雄 久保田
Sadanobu Ogawa
定信 小川
Hiroyuki Kanai
宏之 金井
Koichiro Maruhashi
孝一郎 丸橋
Shinji Sawada
信次 澤田
Takeshi Kobayashi
剛 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AMTEX KK
Original Assignee
AMTEX KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AMTEX KK filed Critical AMTEX KK
Priority to JP30789196A priority Critical patent/JPH10146434A/ja
Publication of JPH10146434A publication Critical patent/JPH10146434A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客が、自身の予約した遊技景品の残数情報を
確認しながら遊技を行うことができ、景品交換の機会を
逸しないような手段を提供すること。 【解決手段】顧客を識別する顧客識別情報を用いて、遊
技景品の残数情報を遊技機に表示する方法であって、遊
技景品毎に、景品交換可能な総個数(割当数)を登録し
ておくステップと、顧客識別情報に、顧客が景品交換を
予約する遊技景品の識別情報(予約カタログ景品ID)
を対応させるステップと、ある予約カタログ景品IDに
対する遊技景品が実際に景品交換された数と当該遊技景
品の総個数とを参照して、当該遊技景品の残数情報を求
めるステップと、求めた残数情報を、同一の予約カタロ
グ景品IDに対応する顧客識別情報の顧客が操作する遊
技機に表示するステップと、を含む遊技場運営方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が、自身の予
約した遊技景品の残数情報を確認しながら遊技を行うこ
とができ、景品交換の機会を逸しないような発明に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技媒体との景品交換は以下のよ
うにして行われていた。これを、特にパチンコ機で遊技
を行う場合を例にとり説明する。通常、顧客は遊技後
に、景品が陳列されている交換所のカウンタまで行き、
陳列された景品と自身が獲得したた玉又は貯玉との交換
を行う。また、これ以外の景品交換の態様としては、カ
タログを利用した予約交換がある。
【0003】この予約交換を行うためには、まず、顧客
は、遊技開始前に交換所に行って、自身が獲得する遊技
媒体(パチンコ玉)との交換を望む遊技景品の予約操作
を、遊技景品がカタログ状に画面表示された装置を用い
て行い、予約チケットの発行を受ける。この予約チケッ
トには、交換する景品を識別する景品コード情報とその
交換数とが少なくとも記憶されている。
【0004】そして、顧客は、パチンコ機による遊技を
開始し、遊技中や遊技後に、自身の貯玉と事前に予約し
ておいた遊技景品との交換を行うために交換所に行き、
そこで予約チケットを提出し、自身が望む景品交換を行
うことによってパチンコ遊技を楽しんでいた。
【0005】この様子を、図10を参照し、遊技景品管
理の観点から説明すると以下のようになる。図10は、
ある景品の「割当数」(交換可能な総数)、当該景品に
対する「予約数」、および、現在交換可能な総数である
「現在割当数」の時間変化の一例を示している。今、パ
チンコ機の操業開始の時点で、割当数が「30個」、予
約「0」、現在割当数「30個」とする。時間経過にし
たがって、予約が「0」から「1」になると、その時点
での現在割当数は「30個」のままであるが、実際に景
品交換されることによって、予約が1減じられ、現在割
当数が1減少する。つまり、図10に示すように、実際
に景品交換されることによって、予約は「0」、現在割
当数は「29個」となる。このように、割当数は一定で
あるが、予約と現在割当数とは、顧客の予約操作や実際
の景品交換行為によって変化していくことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術によれば、顧客による景品予約が行われると、
即座に、予約チケットを発行していた。しかしながら、
顧客が予約チケットの発行を受けてから、実際に景品交
換を行うまでには、通常、時間ずれが生じており、その
時間ずれ量も、顧客によってまちまちであった。
【0007】さらに、予約チケットの発行を受けていて
も、実際に交換を行わない顧客が多く、景品の残数が
「0」になるまで、予約チケットの発行を望む店側の事
情があった。
【0008】したがって、予約チケット数が、現在割当
数を超えるように発行されてしまい、実際には景品交換
不可能な予約チケットが多く出回る事態が頻繁に発生し
ていた。
【0009】このような事態が発生すると、自身が望む
景品との交換が行えない顧客が発生して、顧客は、自身
が望む景品とパチンコ玉との交換の機会を逸することを
余儀なくされしまい、遊技意欲が著しく損なわれてい
た。
【0010】そこで、本発明は、このような課題を解決
するためになされたものであり、その目的は、自身が予
約した遊技景品の残数を確認しながら遊技を行うことが
でき、景品交換の機会を逸して遊技意欲が損なわれるの
を防止可能な手段を提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明によれば、遊技場にて予約可能
な景品を管理する方法であって、前記予約可能な一の景
品を予約したが未交換のまま前記遊技場にいる1以上の
顧客に対して、前記一の景品について他の顧客の予約が
入ったこと、および、前記一の景品に対して交換が行わ
れその総数が減じたことの、少なくとも一方を通知する
ようにした、遊技場運営方法が提供される。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、顧客
を識別する顧客識別情報を用いて、遊技景品の残数情報
を遊技機側に通知する方法であって、遊技景品毎に、景
品交換可能な総個数(割当数)を登録しておくステップ
と、顧客識別情報に、顧客が景品交換を予約した遊技景
品の識別情報(予約カタログ景品ID)を対応させるス
テップと、ある予約カタログ景品IDに対する遊技景品
が実際に景品交換された数と当該遊技景品の総個数とを
参照して、当該遊技景品の残数情報を求めるステップ
と、求めた残数情報を、同一の予約カタログ景品IDに
対応する顧客識別情報の顧客が操作する遊技機側に通知
するステップと、を含む、遊技場運営方法が提供され
る。
【0013】さらに、請求項3記載の発明によれば、デ
ータ管理を行うデータベース管理装置と、遊技媒体と交
換する景品を予約するためのカタログ景品情報装置と、
遊技機に設けられ、必要な情報を表示する機能を有する
遊技機情報装置とを用いて、遊技景品の残数情報を遊技
機側に通知する方法であって、前記カタログ景品情報装
置は、顧客を識別する顧客識別情報と遊技景品を予約す
るための予約カタログ景品IDとを受付けて、前記デー
タベース管理装置に送信するステップと、遊技景品を予
約した場合に発行され、予約数の減算と交換数の加算を
行うための予約チケットを発行するステップと、を含む
処理を行い、前記遊技機情報装置は、顧客識別情報と、
該顧客識別情報を有する顧客が遊技する遊技機の遊技開
始、終了情報とを受付けて、前記データベース管理装置
に送信するステップと、予約数および現在割当数を通知
するステップと、を含む処理を行い、前記データベース
管理装置は、遊技景品毎に、景品交換可能な総個数(割
当数)を登録しておくステップと、顧客識別情報に対し
て、予約カタログ景品ID、顧客が遊技する遊技機の遊
技開始、終了情報を対応づけるステップと、予約カタロ
グ景品IDに対する景品コードに対応づけている、予約
数の減算と交換数の加算を行うステップと、予約した遊
技景品の予約カタログ景品IDと同一のものが、遊技中
の顧客を示す顧客識別情報に対応づけられた予約カタロ
グ景品IDの中に存在するか否かを判定し、存在すると
判定された場合には、予約数および現在割当数(ここ
で、現在割当数=割当数−交換数)を、対応する遊技機
情報装置に送信するステップと、を含む処理を行う、遊
技場運営方法が提供される。
【0014】さらに、請求項4記載の発明によれば、請
求項3において、さらに、景品交換処理を行うための景
品交換装置を用い、前記景品交換装置は、顧客識別情報
と、該顧客識別情報を有する顧客が発行を受けた予約チ
ケットに記録された、予約数の減算と交換数の加算の情
報とを受け付けて、前記データベース管理装置に送信す
るステップを含む処理を行うことを特徴とする、遊技場
運営方法が提供される。
【0015】さらにまた、本発明の他の態様である、請
求項5記載の発明によれば、データ管理を行うデータベ
ース管理装置と、遊技媒体と交換する景品を予約するた
めのカタログ景品情報装置と、遊技機に設けられ、必要
な情報を表示する機能を有する遊技機情報装置とを有
し、遊技景品の残数情報を遊技機側に通知するシステム
であって、前記カタログ景品情報装置は、顧客を識別す
る顧客識別情報と遊技景品を予約するための予約カタロ
グ景品IDとを受付けて、前記データベース管理装置に
送信する手段と、遊技景品を予約した場合に発行され、
予約数の減算と交換数の加算を行うための予約チケット
を発行する手段とを備え、前記遊技機情報装置は、顧客
識別情報と、該顧客識別情報を有する顧客が遊技する遊
技機の遊技開始、終了情報とを受付けて、前記データベ
ース管理装置に送信する手段と、予約数および現在割当
数を表示する手段とを備え、前記データベース管理装置
は、遊技景品毎に、景品交換可能な総個数(割当数)を
登録しておく手段と、顧客識別情報に対して、予約カタ
ログ景品ID、顧客が遊技する遊技機の遊技開始、終了
情報を対応づける手段と、予約カタログ景品IDに対す
る景品コードに対応づけている、予約数の減算と交換数
の加算を行う手段と、予約した遊技景品の予約カタログ
景品IDと同一のものが、遊技中の顧客を示す顧客識別
情報に対応づけられた予約カタログ景品IDの中に存在
するか否かを判定し、存在すると判定された場合には、
予約数および現在割当数(ここで、現在割当数=割当数
−交換数)を、対応する遊技機情報装置に送信する手段
とを備える、遊技場運営システムが提供される。
【0016】また、請求項6記載の発明によれば、さら
に、景品交換処理を行うための景品交換装置を有し、該
景品交換装置は、顧客識別情報と、該顧客識別情報を有
する顧客が発行を受けた予約チケットに記録された、予
約数の減算と交換数の加算の情報とを受け付けて、前記
データベース管理装置に送信する手段を備えることを特
徴とする、遊技場運営システムが提供される。
【0017】また、請求項7記載の発明のように、請求
項5および6のいずれかにおいて、前記顧客識別情報は
記憶媒体に記憶されていて、この記憶媒体の記憶内容の
読み込み動作によって、顧客識別情報を獲得する読み込
み手段を備えるようにすると、顧客が、可搬性を有する
記憶媒体によって顧客識別情報を与えることができるの
で好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。なお、以下の説明においては、遊
技機を利用する特定の顧客のみを会員とし、各会員に対
して、顧客を識別する顧客識別情報を記憶した磁気カー
ド等の記憶媒体を、予め渡しているものとする。
【0019】まず、図1を参照して、本実施形態にかか
るシステムの構成について説明する。本システムは、遊
技機を複数台配設して島状となっている遊技機島1、交
換所2、および、監視室3の夫々に配設された各装置
を、通信ケーブル80で情報通信可能に接続して構成さ
れている。
【0020】まず、遊技機島1には、図示しない遊技機
毎に設けられ、磁気カード等の記憶媒体に記憶された顧
客識別情報(会員ID)を読み込み可能なカードリーダ
41が装着されていて、通信ケーブル80を介して必要
な情報を通信する遊技機情報装置40が、複数台配設さ
れている。そして、各遊技機情報装置40には、遊技機
を識別する遊技機番号が割り当てられていている。遊技
機情報装置40は、自身に割り当てられている遊技機番
号やカードリーダ41によって読み込まれた顧客識別情
報、さらには、遊技開始、遊技終了の情報を通信ケーブ
ル80上に送出して、データベース管理装置10に送信
可能に構成されている。
【0021】次に、交換所2では、景品交換を望む景品
を予約するためのカタログ景品情報装置20が配設さ
れ、該装置には、磁気カード等の記憶媒体に記憶された
顧客識別情報(会員ID)を読み込み可能なカードリー
ダ21が装着されている。そして、カタログ景品情報装
置20は、読み込まれた顧客識別情報や予約した景品を
識別する情報である予約カタログ景品IDを通信ケーブ
ル80上に送出して、データベース管理装置10に送信
するとともに、チケットを発行可能に構成されている。
なお、図11に示すように、発行されるチケットには、
交換する景品の名称を示す景品名、この景品と交換する
ためのパチンコ玉の数である交換玉数、景品交換の数を
示す交換数情報、および、予約カタログ景品IDに対す
る、景品の識別子である景品コードが記録されている。
図11では、景品名「×××」、交換玉数「100
個」、交換数情報が「01」で、景品コードが「000
01」である場合を示している。
【0022】また、交換所2では、カタログ景品情報装
置20の他に、磁気カード等の記憶媒体に記憶された顧
客識別情報(会員ID)を読み込み可能なカードリーダ
31を装着した景品交換装置30が配設されている。こ
の景品交換装置30は、顧客識別情報と、該顧客識別情
報を有する顧客が発行を受けた予約チケットの記憶内容
を読み込んで、予約数の減算と交換数の加算を行う旨の
情報とを、通信ケーブル80上に送出して、データベー
ス管理装置10に送信可能に構成されている。
【0023】次に、通常、店舗の1階に設けられる監視
室3には、データベース管理装置10が配設されてい
る。そして、データベース管理装置10は、通信ケーブ
ル80を介して受信された情報に基づいて、カタログ景
品管理DB(データベース)50、会員管理DB60、
および、景品管理DB70の記憶内容を更新、検索し、
所定の遊技機情報装置に、景品の残数情報表示を行わせ
るための情報を通信ケーブル80を介して、前記所定の
遊技機情報装置に送信するように構成されている。
【0024】ここで、DBの記憶内容を図9を参照して
説明しておくことにする。景品管理DB70は、陳列さ
れている総ての景品の景品コード等の景品に関する情報
を記憶している。会員管理DB60は、図9(a)に示
すように、「会員ID」と、「貯玉数」と、「予約カタ
ログ景品ID」と、「遊技開始情報」、「遊技終了情
報」と、「遊技機番号」とを、対応づけて記憶してい
て、このような対応づけは、会員である顧客毎に行われ
ている。図9(a)では、一例として、「0001」な
る会員IDを有する会員に対するものを示しており、こ
の会員の貯玉数は「90個」、カタログ景品情報装置2
0を操作して、「00001」なる予約カタログ景品I
Dを有する景品を予約操作し、遊技機番号「003」に
て、既に遊技開始が行われていることを示している。な
お、遊技開始前には、遊技開始情報、遊技終了情報がと
もに「00」で、遊技開始後には、遊技開始情報、遊技
終了情報が夫々「01」、「00」となり、さらに、遊
技終了後には、遊技開始情報、遊技終了情報が夫々「0
0」、「01」となるように、遊技機情報装置40か
ら、遊技開始情報、遊技終了情報が送られてくる。
【0025】また、図9(b)は、カタログ景品管理D
B50の記憶内容を示しており、「景品コード」と、当
該景品の総数である「割当数」と、当該景品に対してカ
タログ景品情報装置20を用いて予約操作が行われた件
数を示す「予約」、当該製品が予約後実際に交換された
数を示す「交換数」と、当該景品の現時点での総数を示
す「現在割当数」とが対応づけされて記憶されていて、
このような対応づけは景品コード毎に行われている。そ
して、割当数は、交換数と現在割当数との和になる。図
9(b)では、一例として、「00001」なる景品コ
ードを有する景品に対するものを示しており、この景品
の割当数は「20」、予約は「1」、交換数は「1
1」、現在割当数は「9」となっている。すなわち、店
の操業開始時点から、この景品に対しては、既に、11
個が実際に遊技媒体と交換されて、残りの在庫が9個で
あり、予約が現在1件あることを示している。
【0026】次に、図2から図5までのブロック図を参
照して、図1に示した各装置の構成をより詳細に説明す
る。図2に示すように、データべース管理装置10は、
各DBや他の装置との間で情報を通信するためのインタ
フェースとして機能するI/F部13(以下、I/F
は、インタフェースを示す)と、各DB(データーベー
ス)の記憶内容等を表示するための表示部14と、各D
Bや他の装置からの情報に対して所定の処理を行う処理
部12とを有する。なお、処理部12が行う所定の処理
については後にフローチャートを参照して説明するが、
例えば、DBの内容更新や遊技機情報装置への表示情報
の送信処理等が挙げられる。
【0027】また、図3に示すように、カタログ景品情
報装置は、会員である顧客を識別する顧客識別情報を記
憶する磁気カード等の記憶媒体(以下、単に「カード」
と記す)であって、正常でないものを、カードリーダ2
1を駆動して排出させるカード排出部27と、予約操作
に対応してチケットを発行するチケット発行部26と、
予約可能な景品を選択可能にカタログ表示する表示部2
4と、予約する景品を選択するための選択部25と、カ
ードリーダ21やデータベース管理装置19との間で情
報を通信するためのI/F部23と、各部の動作制御を
行ったり、カードリーダ21によって得られた顧客識別
情報や、予約カタログ景品IDをI/F部23を介して
データベース管理装置19に送信する処理等を行う処理
部22とを有する。
【0028】なお、選択部25と表示部24とを操作し
て、特定の景品を予約するためには、マウスと、マウス
で指示操作可能な公知の表示処理装置で実現可能であ
る。もちろん、表示部自体をタッチパネルディスプレイ
として、予約者の画面タッチ操作によって、カタログ表
示されたいずれかの景品を選択して予約可能としてもよ
い。なお、このようなタッチパネルディスプレイも、公
知の技術で実現可能であるので、これについての詳細な
説明は省略する。
【0029】さらに、図4に示すように、遊技機情報装
置40は、カードリーダ21やデータベース管理装置1
9との間で情報を通信するためのI/F部23と、顧客
自身が予約した景品の残数情報を表示する表示部44
と、表示部44の表示処理や、顧客が遊技をする遊技機
に割り当てられている遊技機番号、顧客識別情報(カー
ドリーダ41によって読み込まれる)、遊技開始情報、
遊技終了情報等の各情報をI/F部23を介してデータ
ベース管理装置10に送信する送信処理を行う処理部4
2と、を有している。
【0030】表示部44が表示する残数情報としては、
カタログ景品管理DB50に記憶された、予約、交換
数、現在割当数等が挙げられる。また、前述したよう
に、処理部42は、遊技開始前には、遊技開始情報、遊
技終了情報がともに「00」、遊技開始後には、遊技開
始情報、遊技終了情報が夫々「01」、「00」、さら
に、遊技終了後には、遊技開始情報、遊技終了情報が夫
々「00」、「01」となるように、遊技開始情報、遊
技終了情報をI/F部23を介してデータベース管理装
置10に送信する。
【0031】また、図5に示すように、景品交換装置3
0は、カードリーダ31やデータベース管理装置19と
の間で情報を通信するためのI/F部33と、正常でな
いカードを、カードリーダ31を駆動して排出させるカ
ード排出部34と、チケット発行部26によって発行さ
れたチケットの記憶内容(交換数情報、景品コード)を
読み込むチケット読み込み部35と、顧客識別情報、チ
ケットの記憶内容を参照し、予約数の減算と交換数の加
算を行う旨の指示情報等を、I/F部33を介してデー
タベース管理装置10に送信する処理等を行う処理部3
2とを有している。
【0032】そして、図2から図5までに示した、I/
F部(13、23、33、43)やカード排出部(2
7、34)は、通信IC、各種論理ゲート回路等の電子
デバイスで、各表示部(14、24、44)は、液晶デ
ィスプレイ、CRT、LED等の表示デバイスや発光素
子で実現でき、また、各処理部(12、22、32、4
2)は、例えば、ワークエリアとして機能するRAM、
動作プログラムを内蔵するROM等の記憶媒体、動作プ
ログラムにしたがった処理を行うCPU等の電子デバイ
スで実現できるため、各装置は基本的には、コンピュー
ター装置で実現できる。また、チケット発行部26、チ
ケット読み込み部35は、チケットに情報をアクセス可
能な装置、例えば、チケットが磁気記憶媒体であれば、
磁気記憶ドライバで実現できる。
【0033】次に、図6から図8までのフローチャート
を参照して、システムの動作について説明する。なお、
フローチャートでは図示しないが、顧客による、各遊技
機に設けられている遊技機情報装置40が装着している
カードリーダ41へのカード挿入により、遊技機情報装
置40が、データベース管理装置10に対して、遊技開
始情報(遊技開始情報「01」)、遊技機番号、顧客識
別情報を送り、データベース管理装置10が会員管理D
B60内の対応する位置に、これらの情報を記憶して、
当該顧客識別情報を有する会員が当該遊技機番号で遊技
中であることを定める。また、顧客が、カードの抜き出
しを行った場合には、遊技機情報装置40が、データベ
ース管理装置10に対して、遊技開始情報をリセットし
(遊技開始情報「00」)、遊技終了情報(遊技終了情
報「01」)、遊技機番号、顧客識別情報を送り、デー
タベース管理装置10が会員管理DB60内の対応する
位置に、これらの情報を記憶して、当該顧客識別情報を
有する会員の、当該遊技機番号での遊技が終了したこと
を定めるものとする。
【0034】まず、図6のステップS601において初
期設定を行う。初期設定としては、データベース管理装
置10の処理部12が図示しない指示手段による起動指
示によって、操業開始時点での、カタログ景品管理DB
50内における割当数を各景品コードごとに記憶するも
のとする。なお、このような割当数情報は、例えば、景
品管理DB70内に割当数情報を予め記憶しておき、処
理部12が、この予め記憶しておいた割当数情報をカタ
ログ景品管理DB50内に移すようにしておけばよい。
【0035】さて、朝10時に操業が開始されたとし、
操業開始後、ある顧客Aが、まず、本日の獲得遊技媒体
で交換することを望む景品を予約するものとする。ただ
し、既に予約を終えて、遊技を楽しんでいる他の顧客が
存在しているとする。
【0036】このとき、顧客Aは、ステップS601に
て、カタログ景品情報装置20に装着されたカードリー
ダ21に、カードを挿入する。これにより、処理部22
は、I/F部23を介して取り込んだ顧客識別情報をI
/F部23を介して、データベース管理装置10に送信
する。
【0037】次に、ステップS602において、処理部
12は、I/F部13を介して得られた顧客識別情報
と、会員管理DB60内の会員IDとを比較し一致する
ものがあれば(Yes)、ステップS606に進み、一
致するものがなければ(No)ステップS604に進
む。一致するものが無い場合には、処理部12は、当該
カードが正常なものではないとして、I/F部13を介
して、カード排出部27の駆動信号を送信する。このと
き、処理部12は、表示部14に所定の表示を行い、監
視室内のオペレータに警告するようにしてもよい。
【0038】ステップS604では、処理部22が、I
/F部23を介して、この駆動信号を受信すると、これ
をカード排出部27に与え、さらに、カード排出部27
は、カードリーダ21を駆動してカードの排出動作を行
わせ処理を終了する(エンド)。
【0039】さて、カードが正常なものであれば、処理
部22は、表示部24に景品の予約を促す表示(例え
ば、「カードOK、ご予約下さい」なる表示)を行う。
そこで、ステップS606にて、顧客Aは、表示部24
にカタログ状に表示されている景品のうちで予約を望む
ものを、選択部25を操作して予約する。すると、ステ
ップS608において、処理部22は、予約されたカタ
ログ景品名に対応する予約カタログ景品IDをI/F部
23を介して、データベース管理装置10に送信する。
なお、処理部22に、不揮発性メモリを備えておき、こ
のメモリ内にカタログ景品名と予約カタログ景品IDと
を対応づけて記憶しておき、カタログ景品名が選択され
ると、対応する予約カタログ景品IDをデータベース管
理装置10に送信するようにしておく。
【0040】次に、ステップS610にて、データベー
ス管理装置10の処理部12は、予約カタログ景品ID
を、ステップS602において得られた顧客識別情報に
対する、会員管理DB60の予約カタログ景品IDの記
憶位置に記憶する。さらに、処理部12は、当該予約カ
タログ景品に対応する、カタログ景品管理DB50の景
品コードの「予約」の数を「1」だけ増加する。
【0041】ここで、フローチャートでは、ステップS
612に進む前に、サブルーチンAの処理が行われるよ
うに記載しているが、このサブルーチンAの処理は、図
6に示す処理と並行して行われてもよいし、また、図6
に示す処理が行われた後に実行されてもよい。なお、こ
のサブルーチンAについては、理解の容易化のため、後
に説明するものとして、次に、ステップS612の処理
について説明する。ステップS612では、処理部22
がチケット発行部26を駆動し、駆動されたチケット発
行部26は、交換数情報と、景品コード(ステップS6
10にて用いた景品コードと同一のコード)とが記憶さ
れているチケットを発行する。
【0042】そして、ステップS614では、処理部2
2が、カード排出部27を駆動して、カードをカードリ
ーダー21から排出させる。このとき、顧客Aは、ステ
ップS612で発行されたチケットとカードとを受け取
って、遊技を行うために、交換所から遊技機島へと向か
い、自分の好みの遊技機を捜し出した後、この遊技機に
設けられているカードリーダにカードを挿入する。先ほ
ど説明したように、この顧客Aによるカードリーダ41
へのカード挿入操作により、遊技機情報装置40の処理
部42がI/F部43を介して、データベース管理装置
10に対し、遊技開始情報、遊技機番号、顧客識別情報
を送り、データベース管理装置10の処理部12が、会
員管理DB60内の対応する記憶位置に、これらの情報
を記憶して、当該顧客識別情報を有する会員が当該遊技
機番号で遊技中であることを定める。以降、顧客Aは、
遊技を行うことになる。
【0043】さて、本発明の主要な処理であるサブルー
チンAの処理について、図7を参照して説明する。ま
ず、ステップS700において、データベース管理装置
10の処理部12は、予約したカタログ景品の予約カタ
ログ景品IDと同一のものが、遊技中の会員の予約カタ
ログ景品IDの中に存在するか否かを判定する。
【0044】このためには、処理部12は、まず、会員
管理DB60の予約カタログ景品IDの欄を検索して、
ステップS610で得られた予約カタログ景品IDと同
一の予約カタログ景品IDを有する会員IDを検出す
る。次に、処理部12は、検出した会員IDのうちで遊
技中のものを、遊技開始情報を参照して求める。具体的
には、遊技開始情報が「01」のものである。そして、
処理部12は、前記検出した会員IDのうちで遊技中の
ものに対する遊技機番号を獲得し、獲得した遊技機番号
に対応する遊技機に設けられた遊技機情報装置40に対
して、カタログ景品管理DB50における、当該予約カ
タログ景品IDに対する景品コードに対して記憶されて
いる情報を送信する。このとき送信する情報は、予約、
交換数、現在割当数等の景品の残数情報である。
【0045】そして、ステップS702では、遊技機情
報装置40の処理部42は、I/F部43を介して受信
した残数情報を、表示部44に表示する。これによっ
て、顧客は、自身が予約した遊技景品の残数を確認しな
がら遊技を行うことができ、景品交換の機会を逸するこ
とによって遊技意欲が損なわれるのを防止することがで
きる。なお、残数情報は、遊技者に対して通知されれば
よく、表示部44によって表示通知する他、例えば、音
源やLED等を用い音や光によって通知することも好ま
しい。
【0046】さて、次に、遊技中の顧客Aが遊技媒体と
景品とを実際に交換する際の処理について説明する。な
お、このような交換は、遊技終了後はもちろんのこと、
遊技中に遊技媒体が所定数以上になった判断した場合に
行ってもよいが、本実施形態では、理解の容易化のた
め、顧客Aが、遊技終了後に遊技媒体と景品とを交換す
る場合について説明する。
【0047】まず、顧客が、カードの抜き出しを行うこ
とによって、遊技機情報装置40が、データベース管理
装置10に対して、遊技開始情報をリセットし(遊技開
始情報「00」)、遊技終了情報(遊技終了情報「0
1」)、遊技機番号、顧客識別情報を送り、データベー
ス管理装置10が会員管理DB60内の対応する記憶位
置に、これらの情報を記憶して、当該顧客識別情報を有
する会員の、当該遊技機番号での遊技が終了したことを
定めるものとする。
【0048】次に、図8のステップS800において、
まず、顧客Aは、カードリーダ31にカードを挿入す
る。これにより、景品交換装置30の処理部32は、I
/F部33を介して取り込んだ顧客識別情報をI/F部
33を介して、データベース管理装置10に送信する。
【0049】次に、ステップS802において、処理部
12は、I/F部13を介して得られた顧客識別情報
と、会員管理DB60内の会員IDとを比較し一致する
ものがあれば(Yes)、ステップS806に進み、一
致するものがなければ(No)ステップS804に進
む。一致するものが無い場合には、処理部12は、当該
カードが正常なものではないとして、I/F部13を介
して、カード排出部34の駆動信号を送信する。このと
き、処理部12は、表示部14に所定の表示を行い、監
視室内のオペレータに警告するようにしてもよい。
【0050】ステップS804では、処理部32が、I
/F部33を介して、この駆動信号を受信すると、これ
をカード排出部34に与え、さらに、カード排出部34
は、カードリーダ31を駆動してカードの排出動作を行
わせ、処理を終了する(エンド)。
【0051】一方、カードが正常である場合、ステップ
S806に進み、処理部12は、ステップS802で得
られた顧客識別情報(会員ID)に対して、予約カタロ
グ景品IDが対応づけられているか否かを判定して、予
約カタログ景品IDが対応づけられていなれば(N
o)、ステップS804に進み、前述したようなカード
排出処理を行って、処理を終了する(エンド)。
【0052】一方、処理部12が、ステップS802で
得られた顧客識別情報(会員ID)に対して、予約カタ
ログ景品IDが対応づけられていると判断した場合(Y
es)にはステップS808に進む。
【0053】そして、ステップS808において、顧客
Aは、遊技開始前に発行されたチケットを、チケット読
み込み部35に読み込ませる。読み込まれた情報、具体
的には、景品名、交換玉数、交換数情報、および景品コ
ードの各情報が、処理部32によって、データベース管
理装置10に送信される。
【0054】次に、処理部12は、会員管理DB60内
の、ステップS800にて得られた顧客識別情報に対応
する貯玉数から、景品交換に要する数(カタログ景品交
換玉数)だけ減ずる処理、具体的には「貯玉数=貯玉数
−カタログ景品交換玉数」なる演算処理を行い、この演
算結果で元の貯玉数の値を更新する。
【0055】さらに、ステップS812において、処理
部12は、ステップS802で得られた顧客識別情報
の、ステップS808にて得られた景品コードに対する
予約カタログ景品IDを、会員管理DB60から消去す
る。
【0056】さらにまた、ステップS814において、
処理部12は、カタログ景品管理DB50における、ス
テップS808にて得られた景品コードに対する、予約
数および交換数を更新する。具体的には、処理部12
は、カタログ景品管理DB50において、予約数から、
予約が解除された数を減じて、交換数に対して交換した
数を加算する処理を行う。なお、本実施形態において
は、顧客Aは、景品コード「00001」なる景品を1
個交換することを1件予約していたので、予約数から1
を減じて、交換数に1を加算する処理を行うが、顧客が
行う交換の態様によっては、予約数、交換数に減算、加
算する値は、必ずしも「1」とは限らないことは言うま
でもない。
【0057】そして、ステップS816において、処理
部12は、カード排出部34へ駆動信号を送信する。こ
の駆動信号を、I/F部33を介して受信した処理部3
2は、これをカード排出部34に与え、さらに、カード
排出部34は、カードリーダ31を駆動してカードの排
出動作を行わせて処理を終了する(エンド)。この時、
顧客Aは、排出されたカードを受け取る。このような処
理によって、顧客Aは、景品交換を望む景品と遊技媒体
との交換を希望通りに行うことができる。
【0058】なお、本実施形態では、景品交換装置30
にチケット読み込み部35を設けて、自動的にチケット
に記録された情報を読み込む動作を行うようにしている
が、このチケット読み込み部35の替わりに、交換所2
にいる店員が、チケットに記録された情報を見ながら手
入力可能な、チケット情報の入力部を設けておいて、こ
の入力部によって入力された情報を、処理部32が受け
付け、データベース管理装置10に送るように、景品交
換装置30を構成してもよい。この場合、チケットへの
情報の記録は、例えば、プリンターでの印字動作により
行うようにして、店員が記録された情報を判読可能なよ
うにしておけばよい。
【0059】以上説明してきたように、本実施形態によ
れば、顧客は、カタログ景品情報装置20を操作して交
換を望む景品を予約しておき、遊技中も、遊技機情報装
置40の表示部44に表示される残数情報を随時確認す
ることができるので、景品交換装置30を用いて行う景
品交換の機会を逸してしまい遊技意欲が損なわれるのを
防止できることになる。
【0060】また、読み込み手段(カードリーダ)によ
る、顧客識別情報が記憶されているカード等の記憶媒体
の読み込み動作によって、顧客識別情報を獲得すること
ができるので、可搬性を有する記憶媒体を用いて顧客識
別情報を与えることができ、顧客にとって使い勝手のよ
いシステムを構築できる。
【0061】なお、本発明は、遊技媒体と景品との交換
を行う遊技を行うための遊技機であればいかなる遊技機
にも適用可能であり、パチンコ機はもちろんのこと、ス
ロットマシーン等の他の遊技機の管理手段としても好適
である。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、予約可能な一の景品を予約したが未交換の
まま遊技場にいる1以上の顧客に対して、この一の景品
について他の顧客の予約が入ったこと、および、前記一
の景品に対して交換が行われその総数が減じたことの、
少なくとも一方を通知するようにしたので、顧客は、自
身が予約した遊技景品の残数を確認しながら遊技を行う
ことができ、景品交換の機会を逸してしまい遊技意欲が
損なわれるのを防止できる。
【0063】また、請求項2に係る発明によれば、顧客
識別情報に予約カタログ景品IDを対応させ、ある予約
カタログ景品IDに対する遊技景品が実際に景品交換さ
れた数と当該遊技景品の総個数とを参照して、当該遊技
景品の残数情報を求め、残数情報を、同一の予約カタロ
グ景品IDに対応する顧客識別情報の顧客が操作する遊
技機に表示するので、顧客は、自身が予約した遊技景品
の残数を確認しながら遊技を行うことができ、景品交換
の機会を逸してしまい遊技意欲が損なわれるのを防止で
きる。
【0064】また、請求項3に係る発明によれば、カタ
ログ景品情報装置が、顧客識別情報と予約カタログ景品
IDとを受付けて、データベース管理装置に送信し、遊
技景品を予約した場合に発行され、予約数の減算と交換
数の加算を行うための予約チケットを発行し、また、遊
技機情報装置は、顧客識別情報と、この顧客の遊技開
始、終了情報とを受付けて、データベース管理装置に送
信し、予約数および現在割当数を通知し、さらに、デー
タベース管理装置は、遊技景品毎に割当数を登録し、顧
客識別情報に対して、予約カタログ景品ID、遊技開
始、終了情報を対応づけ、景品コードに対応づけている
予約数の減算と交換数の加算を行い、予約した遊技景品
の予約カタログ景品IDと同一のものが、遊技中の顧客
を示す顧客識別情報に対応づけられた予約カタログ景品
IDの中に存在するか否かを判定し、存在すると判定さ
れた場合には、残数情報を対応する遊技機情報装置に送
信するので、顧客は、自身が予約した遊技景品の残数を
確認しながら遊技を行うことができ、景品交換の機会を
逸してしまい遊技意欲が損なわれるのを防止できる。
【0065】そして、請求項4に係る発明によれば、さ
らに、景品交換装置が、顧客識別情報と、この顧客が発
行を受けた予約チケットに記録された、予約数の減算と
交換数の加算の情報とを受け付けて、データベース管理
装置に送信するので、景品交換の情報を迅速に更新する
ことが可能となる。
【0066】さらに、請求項5に係る発明によれば、カ
タログ景品情報装置が備える手段が、顧客識別情報と予
約カタログ景品IDとを受付けて、データベース管理装
置に送信し、遊技景品を予約した場合に発行され、予約
数の減算と交換数の加算を行うための予約チケットを発
行し、また、遊技機情報装置が備える手段が、顧客識別
情報と、この顧客の遊技開始、終了情報とを受付けて、
データベース管理装置に送信し、予約数および現在割当
数を通知し、さらに、データベース管理装置が備える手
段が、遊技景品毎に割当数を登録し、顧客識別情報に対
して、予約カタログ景品ID、遊技開始、終了情報を対
応づけ、景品コードに対応づけている予約数の減算と交
換数の加算を行い、予約した遊技景品の予約カタログ景
品IDと同一のものが、遊技中の顧客を示す顧客識別情
報に対応づけられた予約カタログ景品IDの中に存在す
るか否かを判定し、存在すると判定された場合には、残
数情報を対応する遊技機情報装置に送信するので、顧客
は、自身が予約した遊技景品の残数を確認しながら遊技
を行うことができ、景品交換の機会を逸してしまい遊技
意欲が損なわれるのを防止できる。
【0067】また、請求項6に係る発明によれば、さら
に、景品交換装置が備える手段が、顧客識別情報と、こ
の顧客が発行を受けた予約チケットに記録された、予約
数の減算と交換数の加算の情報とを受け付けて、データ
ベース管理装置に送信するので、景品交換の情報を迅速
に更新することが可能となる。
【0068】さらに、請求項7に係る発明によれば、読
み込み手段による、顧客識別情報が記憶されている記憶
媒体の読み込み動作によって、顧客識別情報を獲得する
ことができるので、可搬性を有する記憶媒体を用いて顧
客識別情報を与えることができ、顧客にとって使い勝手
のよいシステムを構築できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるシステムの構成図で
ある。
【図2】データベース管理装置のブロック図である。
【図3】カタログ景品情報装置のブロック図である。
【図4】遊技機情報装置のブロック図である。
【図5】景品交換装置のブロック図である。
【図6】本発明の実施形態の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の実施形態の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図8】本発明の実施形態の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図9】会員管理DB、カタログ景品管理DBの記憶内
容の説明図である。
【図10】従来技術の説明図である。
【図11】チケットの記憶情報の説明図である。
【符号の説明】
1 遊技機島 2 交換所 3 監視室 10 データベース管理装置 20 カタログ景品情報装置 21 カードリーダ 30 景品交換装置 31 カードリーダ 40 遊技機 41 カードリーダ 50 カタログ景品管理DB 60 会員管理DB 70 景品管理DB 80 通信ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/08 G07F 7/08 S (72)発明者 丸橋 孝一郎 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内 (72)発明者 澤田 信次 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内 (72)発明者 小林 剛 群馬県桐生市境野町7丁目86番地 株式会 社アムテックス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技場にて予約可能な景品を管理する方
    法であって、 前記予約可能な一の景品を予約したが未交換のまま前記
    遊技場にいる1以上の顧客に対して、 前記一の景品について他の顧客の予約が入ったこと、お
    よび、前記一の景品に対して交換が行われその総数が減
    じたことの、少なくとも一方を通知するようにした、遊
    技場運営方法。
  2. 【請求項2】 顧客を識別する顧客識別情報を用いて、
    遊技景品の残数情報を遊技機側に通知する方法であっ
    て、 遊技景品毎に、景品交換可能な総個数(割当数)を登録
    しておくステップと、 顧客識別情報に、顧客が景品交換を予約した遊技景品の
    識別情報(予約カタログ景品ID)を対応させるステッ
    プと、 ある予約カタログ景品IDに対する遊技景品が実際に景
    品交換された数と当該遊技景品の総個数とを参照して、
    当該遊技景品の残数情報を求めるステップと、 求めた残数情報を、同一の予約カタログ景品IDに対応
    する顧客識別情報の顧客が操作する遊技機側に通知する
    ステップと、を含む、遊技場運営方法。
  3. 【請求項3】 データ管理を行うデータベース管理装置
    と、遊技媒体と交換する景品を予約するためのカタログ
    景品情報装置と、遊技機に設けられ、必要な情報を表示
    する機能を有する遊技機情報装置とを用いて、遊技景品
    の残数情報を遊技機側に通知する方法であって、 前記カタログ景品情報装置は、 顧客を識別する顧客識別情報と遊技景品を予約するため
    の予約カタログ景品IDとを受付けて、前記データベー
    ス管理装置に送信するステップと、 遊技景品を予約した場合に発行され、予約数の減算と交
    換数の加算を行うための予約チケットを発行するステッ
    プと、を含む処理を行い、 前記遊技機情報装置は、 顧客識別情報と、該顧客識別情報を有する顧客が遊技す
    る遊技機の遊技開始、終了情報とを受付けて、前記デー
    タベース管理装置に送信するステップと、 予約数および現在割当数を通知するステップと、を含む
    処理を行い、 前記データベース管理装置は、 遊技景品毎に、景品交換可能な総個数(割当数)を登録
    しておくステップと、 顧客識別情報に対して、予約カタログ景品ID、顧客が
    遊技する遊技機の遊技開始、終了情報を対応づけるステ
    ップと、 予約カタログ景品IDに対する景品コードに対応づけて
    いる、予約数の減算と交換数の加算を行うステップと、 予約した遊技景品の予約カタログ景品IDと同一のもの
    が、遊技中の顧客を示す顧客識別情報に対応づけられた
    予約カタログ景品IDの中に存在するか否かを判定し、
    存在すると判定された場合には、予約数および現在割当
    数(ここで、現在割当数=割当数−交換数)を、対応す
    る遊技機情報装置に送信するステップと、を含む処理を
    行う、遊技場運営方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、さらに、景品交換処
    理を行うための景品交換装置を用い、該景品交換装置
    は、 顧客識別情報と、該顧客識別情報を有する顧客が発行を
    受けた予約チケットに記録された、予約数の減算と交換
    数の加算の情報とを受け付けて、前記データベース管理
    装置に送信するステップを含む処理を行うことを特徴と
    する、遊技場運営方法。
  5. 【請求項5】 データ管理を行うデータベース管理装置
    と、遊技媒体と交換する景品を予約するためのカタログ
    景品情報装置と、遊技機に設けられ、必要な情報を表示
    する機能を有する遊技機情報装置とを有し、遊技景品の
    残数情報を遊技機側に通知するシステムであって、 前記カタログ景品情報装置は、 顧客を識別する顧客識別情報と遊技景品を予約するため
    の予約カタログ景品IDとを受付けて、前記データベー
    ス管理装置に送信する手段と、 遊技景品を予約した場合に発行され、予約数の減算と交
    換数の加算を行うための予約チケットを発行する手段と
    を備え、 前記遊技機情報装置は、 顧客識別情報と、該顧客識別情報を有する顧客が遊技す
    る遊技機の遊技開始、終了情報とを受付けて、前記デー
    タベース管理装置に送信する手段と、 予約数および現在割当数を表示する手段とを備え、 前記データベース管理装置は、 遊技景品毎に、景品交換可能な総個数(割当数)を登録
    しておく手段と、 顧客識別情報に対して、予約カタログ景品ID、顧客が
    遊技する遊技機の遊技開始、終了情報を対応づける手段
    と、 予約カタログ景品IDに対する景品コードに対応づけて
    いる、予約数の減算と交換数の加算を行う手段と、 予約した遊技景品の予約カタログ景品IDと同一のもの
    が、遊技中の顧客を示す顧客識別情報に対応づけられた
    予約カタログ景品IDの中に存在するか否かを判定し、
    存在すると判定された場合には、予約数および現在割当
    数(ここで、現在割当数=割当数−交換数)を、対応す
    る遊技機情報装置に送信する手段とを備える、遊技場運
    営システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、さらに、景品交換処
    理を行うための景品交換装置を有し、該景品交換装置
    は、 顧客識別情報と、該顧客識別情報を有する顧客が発行を
    受けた予約チケットに記録された、予約数の減算と交換
    数の加算の情報とを受け付けて、前記データベース管理
    装置に送信する手段を備えることを特徴とする、遊技場
    運営システム。
  7. 【請求項7】 請求項5および6のいずれかにおいて、 前記顧客識別情報は記憶媒体に記憶されていて、この記
    憶媒体の記憶内容の読み込み動作によって、顧客識別情
    報を獲得する読み込み手段を備えることを特徴とする、
    遊技場運営システム。
JP30789196A 1996-11-19 1996-11-19 遊技場運営方法および遊技場運営システム Withdrawn JPH10146434A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30789196A JPH10146434A (ja) 1996-11-19 1996-11-19 遊技場運営方法および遊技場運営システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30789196A JPH10146434A (ja) 1996-11-19 1996-11-19 遊技場運営方法および遊技場運営システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10146434A true JPH10146434A (ja) 1998-06-02

Family

ID=17974416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30789196A Withdrawn JPH10146434A (ja) 1996-11-19 1996-11-19 遊技場運営方法および遊技場運営システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10146434A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104627A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Ace Denken:Kk 景品交換装置
JP2002052221A (ja) * 2000-08-10 2002-02-19 Sankyo Kk 景品交換装置及び景品交換システム
JP2007312943A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Daikoku Denki Co Ltd 遊技店用の景品交換管理装置及び景品交換システム
JP2008259778A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2008259775A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2008259776A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009000172A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009034287A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009034284A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009034283A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009178269A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009193210A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Sankyo Co Ltd 景品交換システム及び管理装置

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001104627A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Ace Denken:Kk 景品交換装置
JP4646088B2 (ja) * 2000-08-10 2011-03-09 株式会社三共 景品交換装置及び景品交換システム
JP2002052221A (ja) * 2000-08-10 2002-02-19 Sankyo Kk 景品交換装置及び景品交換システム
JP2007312943A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Daikoku Denki Co Ltd 遊技店用の景品交換管理装置及び景品交換システム
JP2008259778A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2008259775A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2008259776A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009000172A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009034284A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009034283A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009034287A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009178269A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Sankyo Co Ltd 景品交換システム
JP2009193210A (ja) * 2008-02-13 2009-08-27 Sankyo Co Ltd 景品交換システム及び管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5155118B2 (ja) 遊技場用システム
JP4999233B2 (ja) 遊技システム
JPH10146434A (ja) 遊技場運営方法および遊技場運営システム
US8821236B2 (en) Table game system
JP2002315934A (ja) 遊技機予約装置
JP2002066085A (ja) 景品交換装置
JP2008194119A (ja) 景品交換システム
JP2004129894A (ja) 有価遊技媒体貯蓄データの管理方法、管理システム、その付設処理装置及びその中央管理装置
JP4646088B2 (ja) 景品交換装置及び景品交換システム
JP2002085649A (ja) 広告情報配信装置、遊技機への広告情報配信方法、遊技機および記録媒体
JP5282249B2 (ja) 計数装置とこの計数装置を含む交換管理システム
WO1995015801A1 (fr) Systeme de jeu
JP4476440B2 (ja) 遊技媒体貸出装置および遊技媒体貸出システム
JP2008229149A (ja) 遊技場用管理システム
JP4269314B2 (ja) 遊技用システム
JP2006136529A (ja) 景品交換システム
JP4435501B2 (ja) 遊技場システム
JPH1033796A (ja) パチンコホール管理システム
JP4222604B2 (ja) 遊技用システム
JP4458411B2 (ja) 遊技用システム
JP2017176537A (ja) ホールシステム
JP2007037854A (ja) 遊技媒体貸し装置、サーバ装置、遊技媒体貸しシステム
JPH11114194A (ja) 遊技機管理装置
JP2002119729A (ja) 遊技システム
JP2002177587A (ja) 遊技機予約装置

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20061213