JPH10146274A - ガス炊飯器 - Google Patents

ガス炊飯器

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JPH10146274A
JPH10146274A JP32354896A JP32354896A JPH10146274A JP H10146274 A JPH10146274 A JP H10146274A JP 32354896 A JP32354896 A JP 32354896A JP 32354896 A JP32354896 A JP 32354896A JP H10146274 A JPH10146274 A JP H10146274A
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卓己 吉野
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義生 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造により電気部品の温度上昇を防止
する。 【解決手段】 炊飯動作時にはバーナ31の燃焼により
内胴17が高温となるが、空気流路20内に設けられた
操作基板21と第1コントローラ22とは、空気流路形
成板19から距離をおいて設けられており、空気流路形
成板19の熱が外気と共に器具外へ排出されるため、空
気流路形成板19の熱が伝わりにくくなり所定温度以下
に保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス炊飯器に関し、
詳しくは操作部を器具上部に備えたガス炊飯器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、ガスの燃焼熱により炊飯を行
なうガス炊飯器において、使用者による入力に基づいて
炊飯制御を行なうための操作部を備えたものが知られて
いる。このようなガス炊飯器では、使い勝手やデザイン
等の理由から、器具の上部に操作部を設けるのが望まし
い。しかしながら、バーナの火炎や排気の影響により、
器具の上側ほど温度が高くなるため、操作基板及びコン
トローラといった電気部品の温度条件から、温度の低い
器具下部に操作部を備えたものが多かった。だが、この
ようなガス炊飯器で、操作部を器具の上部に備えたもの
も知られている。このような器具では、円筒状の内胴の
外側に断面が略ロの字状で上下方向に延びた外気通路を
形成すると共に、外気通路を挟んで内胴と反対側に電気
部品を取付けている。このように外気通路を設け、器具
の下部から外気通路を介して排気口へ外気を通過させる
ことにより、内胴からの熱の伝わりを抑えている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうして内胴からの熱
を低減することができるが、外胴と空気流路との隙間か
ら熱せられた空気が空気流路を挟んで反対側に入り込む
ため、この部分に取付けた電気部品の温度が上昇してし
まう。そのため、バーナの最大熱量を抑えるといった対
策が必要であった。本発明のガス炊飯器は上記課題を解
決し、簡単な構造により電気部品の温度上昇を防止する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載のガス炊飯器は、釜を収納する内胴
と、上記内胴の周囲を空間をあけて囲む外胴と、上記外
胴に取付けられ、開閉自在に設けられる蓋と、上記釜を
加熱するバーナと、器具上部に設けられ、各動作目的に
応じて入力操作する操作部とを備えたガス炊飯器におい
て、上記外胴と上記内胴との間の空間を区画して外気を
流す外気流路を形成し、上記操作部の電子基板を該外気
流路内に設けたことを要旨とする。
【0005】上記課題を解決する本発明の請求項2記載
のガス炊飯器は、請求項1記載のガス炊飯器において、
上記内胴と上記外気流路との間に遮熱板を設けたことを
要旨とする。
【0006】上記課題を解決する本発明の請求項3記載
のガス炊飯器は、請求項1又は2記載のガス炊飯器にお
いて、上記外気流路の外気出口を上記操作部近傍に設け
たことを要旨とする。
【0007】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
ガス炊飯器は、炊飯動作時にはバーナにより釜を加熱す
るため、釜を収納する内胴の温度が高くなる。操作部の
電子基板は器具上部に設けられるが、外気を流す外気流
路内に設けて電子基板周りの熱を外気と共に器具外に排
出するため、内胴の断熱性能が低くても電子基板を所定
温度以下に保つことができる。
【0008】上記構成を有する本発明の請求項2記載の
ガス炊飯器は、内胴と外気流路との間に遮熱板を設ける
ことにより、内胴から外気流路への輻射熱を低減できる
ため、電子基板の温度上昇をより低減させることができ
る。
【0009】上記構成を有する本発明の請求項3記載の
ガス炊飯器は、操作部近傍に外気の出口を設けることに
より、操作部を器具内部から冷却し、また操作部附近に
バーナからの排気ガスが流れないようにすることで、操
作部の温度が上昇することを防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明のガス炊飯器の
好適な実施例について説明する。図1は、本発明の一実
施例としてのガス炊飯器の側面図である。このガス炊飯
器は、大別して上部の釜部10と下部のコンロ部30と
から構成される。釜部10は、外胴11と蓋12とで外
面が形成される。蓋12を閉位置で係合保持するキャッ
チャー部13の下部近傍には、スイッチ類及び表示器か
らなる操作部14が設けられる。また外胴11の前面下
部には、外気を取入れるための外気取入口15が形成さ
れる。また外胴11の内側には、釜16と、釜16を収
納するアルミメッキ板製の内胴17とが設けられる。ま
た、操作部14の近傍には、外気取入口15から外胴1
1内部に取入れた外気を器具外部に排出するための外気
排出口18を備え、外胴11の内面には外気取入口15
から取入れた外気を外気排出口18に導くための空気流
路形成板19が取付けられる。この空気流路形成板19
は、図2に示すように、上面から見て略コの字状となっ
ており、空気流路形成板19の内側と外側との空間を隔
離している。この空気流路形成板19と外胴11との間
に形成される空気流路20内には、操作部14の電子基
板である操作基板21と、操作基板21に接続される第
1コントローラ22とが空気流路形成板19から距離を
おいて設けられる。また、空気流路形成板19と内胴1
7との間には、内胴17からの輻射熱低減と空気層を形
成するための遮熱板23が設けられる。そのため遮熱板
23は、放射係数の低いアルミ材或はアルミが表面に付
いている材料が用いられる。また、内胴17と遮熱板2
3との間及び空気流路形成板19と遮熱板23との間
は、断熱のための空気層となっている。
【0011】また図3の上面図に示すように、蓋12の
外周には、釜16と内胴17との間を通って上昇する排
気ガスを器具外部に排出する排ガス出口24が設けられ
る。また、外気の排出口18は排ガス出口24に向かっ
て設けられるため、外気排出口18から排出される外気
により、操作部14近傍の排ガス出口24からの排ガス
量が減少し、操作部14及びキャッチャー部13の温度
上昇が抑えられる。
【0012】コンロ部30は、図4の斜視図に示すよう
に、釜16を加熱するバーナ31と、釜底の温度を検出
する釜底サーミスタ32と、バーナ31の周りに設置し
た受皿33とを備える。また、図示しないが、受皿33
の下部に燃焼制御を行なうための第2コントローラとを
備える。
【0013】釜部10はコンロ部30から分離して移動
可能となっている。そのため、釜部10の外胴11下面
には、A矢視図に示すように接続プラグ25が設けら
れ、またコンロ部30の上面には接続ソケット34が設
けられる。そして、釜部10をコンロ部30にセットし
た際にそれらが接続されることで、第1コントローラ2
2と第2コントローラとの通信が可能となり、操作部1
4からの入力に基づいて第2コントローラにより燃焼制
御を行なうことができる。つまり、第1コントローラ2
2は、釜部10の操作基板21とコンロ部30の第2コ
ントローラとの通信を行なう際の接点の数を少なくし
て、釜部10とコンロ部30との分離及び接続を容易に
するために設けられている。
【0014】次に、本実施例のガス炊飯器の動作につい
て説明する。炊飯動作時にはバーナ31の燃焼により内
胴17が高温となるが、遮熱板23及び空気層により空
気流路形成板19への熱移動が低減される。ここで、空
気流路形成板19は内胴17からの伝熱により若干温度
は高くなるが、空気流路20内の空気がこの熱を奪うた
めドラフト力が生じ、外気取入口15から外気が取入れ
られ外気排出口18にて排出される。空気流路20内に
設けられた操作基板21と第1コントローラ22とは、
空気流路形成板19から距離をおいて設けられており、
空気流路形成板19の熱が外気と共に器具外へ排出され
るため、空気流路形成板19の熱が伝わりにくくなり所
定温度以下に保たれる。
【0015】また、外気排出口18から排出された空気
により、操作部14近傍の排ガス出口24からの排ガス
量が減少し、操作部14及びキャッチャー部13の温度
上昇が抑えられる。
【0016】尚、炊飯完了後には、釜部10をコンロ部
30から分離することで、ガスホースやコンセントを取
り外すこと無く、焚き上がった御飯を移動させることが
できる。
【0017】以上説明したように、本実施例のガス炊飯
器によれば、以下の様な効果を生ずる。 1.空気流路形成板19を外胴11に取付けて空気流路
を形成することにより、空気流路形成板19の内側の空
間と外側の空間とを隔離するため、内胴17から空気流
路20内に設けられた操作基板21及び第1コントロー
ラ22への伝熱を少なくすることができる。また、操作
基板21と第1コントローラ22とを空気流路形成板1
9から距離をおいて設け、空気流路形成板19の熱を外
気と共に器具外に排出するため、空気流路形成板19か
ら熱が伝わりにくくなり、所定温度以下に保つことがで
きる。加えて、遮熱板23及び空気層により釜16の保
温性能を満足させると共に、内胴17から空気流路形成
板19への輻射熱を低減させることができる。このよう
に簡単な構造により断熱できるため、器具を小型化する
ことができると共に、コストを低減することができる。 2.外気排出口18から排出された空気により、操作部
14近傍の排ガス出口24からの排ガス量を減少させ、
使用者が触れる可能性のある操作部14及びキャッチャ
ー部13の温度上昇を抑えることができるため、火傷の
危険を少なくすることができ安全性が向上する。 3.釜部10をコンロ部30に載置することで接続プラ
グ25と接続ソケット34とが嵌合し、第1コントロー
ラと第2コントローラとが接続されるといった簡単な構
成により、釜部10とコンロ部30とを容易に分離する
ことができ、炊飯完了後に御飯を移動させたい場合に
も、ガスホースやコンセントを取り外す手間が必要無い
ため使い勝手がよい。
【0018】尚、本実施例のガス炊飯器では、内胴をア
ルミメッキ板のみにより形成したが、断熱材を用いたも
のであってもよい。断熱材を用いた場合でも、輻射熱低
減の為内胴の外面は放射係数の低い材料(アルミ材等)
を用いるのが望ましい。
【0019】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載のガス炊飯器によれば、電子基板を外気流路内に設
け、電子基板周りの熱を外気と共に器具外に排出して所
定温度以下に保つことで、内胴の断熱性能をそれほど高
くする必要が無いため、コストを低減することができ
る。
【0021】更に、本発明の請求項2記載のガス炊飯器
によれば、遮熱板を設けるといった簡単な構成により、
電子基板の温度上昇をより低減させることができる。
【0022】更に、本発明の請求項3記載のガス炊飯器
によれば、操作部の温度上昇を防ぐことにより、火傷の
危険を少なくすることができるため、安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのガス炊飯器の側面図である。
【図2】ガス炊飯器の内部構造の説明図である。
【図3】一実施例としてのガス炊飯器の上面図である。
【図4】一実施例としてのガス炊飯器の斜視図である。
【符号の説明】
10…釜部、 11…外胴、 12…蓋、 13…キャ
ッチャー部、14…操作部、 15…外気取入口、 1
7…内胴、 18…外気排出口、19…空気流路形成
板、 20…空気流路、 21…操作基板、22…第1
コントローラ、 23…遮熱板、 24…排ガス出口、
25…接続プラグ、 30…コンロ部、 34…接続ソ
ケット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釜を収納する内胴と、 上記内胴の周囲を空間をあけて囲む外胴と、 上記外胴に取付けられ、開閉自在に設けられる蓋と、 上記釜を加熱するバーナと、 器具上部に設けられ、各動作目的に応じて入力操作する
    操作部とを備えたガス炊飯器において、 上記外胴と上記内胴との間の空間を区画して外気を流す
    外気流路を形成し、上記操作部の電子基板を該外気流路
    内に設けたことを特徴とするガス炊飯器。
  2. 【請求項2】 上記内胴と上記外気流路との間に遮熱板
    を設けたことを特徴とする請求項1記載のガス炊飯器。
  3. 【請求項3】 上記外気流路の外気出口を上記操作部近
    傍に設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のガス
    炊飯器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010075272A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
US7980003B2 (en) * 2006-01-25 2011-07-19 Tokyo Electron Limited Heat processing apparatus and heat processing method
JP2020065680A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 株式会社パロマ ガス炊飯器

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