JPH10145696A - テレビジョン画面表示装置 - Google Patents
テレビジョン画面表示装置Info
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- JPH10145696A JPH10145696A JP8304844A JP30484496A JPH10145696A JP H10145696 A JPH10145696 A JP H10145696A JP 8304844 A JP8304844 A JP 8304844A JP 30484496 A JP30484496 A JP 30484496A JP H10145696 A JPH10145696 A JP H10145696A
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- Japan
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- circuit
- signal
- screen display
- time constant
- television
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ローコスト・小面積・簡単な回路構成で、映
像信号が無信号の時でも安定したオンスクリーン表示を
可能とするテレビジョン画面表示装置B,Cを提供す
る。 【解決手段】 同期信号の有無を判別する回路14と、
オンスクリーン表示中に同期信号なしの信号を通過させ
るゲート回路15と、ゲート回路を通過した信号によっ
て水平同期回路4のAFC積分回路にコンデンサCを接
続して時定数を大きくするする時定数可変回路5を、オ
ンスクリーン表示を行うマイクロコンピュータによって
構成し、回路の簡素化を図りながら無信号時でもオンス
クリーン表示を安定させる。
像信号が無信号の時でも安定したオンスクリーン表示を
可能とするテレビジョン画面表示装置B,Cを提供す
る。 【解決手段】 同期信号の有無を判別する回路14と、
オンスクリーン表示中に同期信号なしの信号を通過させ
るゲート回路15と、ゲート回路を通過した信号によっ
て水平同期回路4のAFC積分回路にコンデンサCを接
続して時定数を大きくするする時定数可変回路5を、オ
ンスクリーン表示を行うマイクロコンピュータによって
構成し、回路の簡素化を図りながら無信号時でもオンス
クリーン表示を安定させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビ画面上
に、オンスクリーン文字で各種情報を重ねて表示するテ
レビジョン画面表示装置に関する。
に、オンスクリーン文字で各種情報を重ねて表示するテ
レビジョン画面表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送のされていないチャン
ネルを受信した時、テレビジョン放送が終了した時、あ
るいは衛星放送受信システムにおいてアンテナ設置時に
アンテナ調整をする時などの無信号時、又は弱電界でS
/N比が悪く同期信号入力が不安定な場合に、マイコン
を用いた回路でテレビ画面上に各種情報をオンスクリー
ン表示をさせると、表示した文字や図形が画面の左右・
上下にジッタ状に揺れて非常に見ずらくなる。
ネルを受信した時、テレビジョン放送が終了した時、あ
るいは衛星放送受信システムにおいてアンテナ設置時に
アンテナ調整をする時などの無信号時、又は弱電界でS
/N比が悪く同期信号入力が不安定な場合に、マイコン
を用いた回路でテレビ画面上に各種情報をオンスクリー
ン表示をさせると、表示した文字や図形が画面の左右・
上下にジッタ状に揺れて非常に見ずらくなる。
【0003】この問題を解決するため、従来は、図4に
示すように、水平同期回路のAFC時定数を大きくする
ことによって水平出力周波数を固定化する回路を設けて
いた。
示すように、水平同期回路のAFC時定数を大きくする
ことによって水平出力周波数を固定化する回路を設けて
いた。
【0004】図4は、従来のテレビジョン受信機の中に
組み込まれたテレビジョン画面表示装置Aを示す。
組み込まれたテレビジョン画面表示装置Aを示す。
【0005】テレビジョン画面表示装置Aは、同期信号
の有無を検出し同期信号がないときHiになる同期検出
信号sを出力する同期信号判別回路1と、オンスクリー
ン文字による表示出力を発生し、オンスクリーン表示中
のときHiになるオンスクリーン信号hを出力するオン
スクリーン表示回路2と、同期検出信号sとオンスクリ
ーン信号hの論理和を検出するAND回路3と、AND
回路3の出力があるとき水平同期回路4のAFC時定数
を大きくする時定数可変回路5とから構成される。
の有無を検出し同期信号がないときHiになる同期検出
信号sを出力する同期信号判別回路1と、オンスクリー
ン文字による表示出力を発生し、オンスクリーン表示中
のときHiになるオンスクリーン信号hを出力するオン
スクリーン表示回路2と、同期検出信号sとオンスクリ
ーン信号hの論理和を検出するAND回路3と、AND
回路3の出力があるとき水平同期回路4のAFC時定数
を大きくする時定数可変回路5とから構成される。
【0006】アンテナ6で受信した電波をチューナ回路
7で選局し映像検波回路8で復調されたたビデオ信号
と、外部ビデオ入力回路9から入力されたビデオ信号
は、映像信号切換回路10により、いずれか一方が選択
されて同期分離回路11に与えられ、このビデオ信号か
ら分離した水平同期信号がテレビジョン画面表示装置A
の同期信号判別回路1に入力されている。
7で選局し映像検波回路8で復調されたたビデオ信号
と、外部ビデオ入力回路9から入力されたビデオ信号
は、映像信号切換回路10により、いずれか一方が選択
されて同期分離回路11に与えられ、このビデオ信号か
ら分離した水平同期信号がテレビジョン画面表示装置A
の同期信号判別回路1に入力されている。
【0007】水平同期回路4は、内部に水平偏向信号の
発振器を持ち、内部のAFC回路により、その発振周波
数を同期分離回路11から入力された同期信号に追従さ
せて、偏向回路12に出力するものであり、CRT13
は、映像信号切換回路10の出力する映像信号と、オン
スクリーン表示回路2の出力する映像信号を重ねて画面
に映し出す。
発振器を持ち、内部のAFC回路により、その発振周波
数を同期分離回路11から入力された同期信号に追従さ
せて、偏向回路12に出力するものであり、CRT13
は、映像信号切換回路10の出力する映像信号と、オン
スクリーン表示回路2の出力する映像信号を重ねて画面
に映し出す。
【0008】時定数可変回路5は、水平同期回路4のA
FC積分回路にコンデンサCを追加・接続することによ
り、その時定数を大きくするもので、その接続はトラン
ジスタ、ダイオード等を用いたスイッチング回路により
行なわれている。
FC積分回路にコンデンサCを追加・接続することによ
り、その時定数を大きくするもので、その接続はトラン
ジスタ、ダイオード等を用いたスイッチング回路により
行なわれている。
【0009】オンスクリーン表示回路2はマイクロコン
ピュータを用いて構成され、キャラクタ文字又は図形に
より、チャンネルや時刻等の各種表示の映像信号を作り
出すものである。
ピュータを用いて構成され、キャラクタ文字又は図形に
より、チャンネルや時刻等の各種表示の映像信号を作り
出すものである。
【0010】上記構成において、無信号時又は弱電界時
に同期信号判別回路1によって水平同期信号が検出され
なくなると、同期検出信号がHiになる。また、オンス
クリーン表示回路2は、オンスクリーン表示の発生中
に、オンスクリーン信号をHiにする。したがって、同
期信号がなく、かつオンスクリーン表示中というジッタ
が発生する期間には、AND回路3の出力によって、水
平同期回路4のAFC回路の積分回路にコンデンサCを
接続して、その時定数を大きくする。これによって、水
平出力周波数をフリーランで固定化し、オンスクリーン
表示を左右・上下にジッタ状に揺れないように安定させ
ていた。
に同期信号判別回路1によって水平同期信号が検出され
なくなると、同期検出信号がHiになる。また、オンス
クリーン表示回路2は、オンスクリーン表示の発生中
に、オンスクリーン信号をHiにする。したがって、同
期信号がなく、かつオンスクリーン表示中というジッタ
が発生する期間には、AND回路3の出力によって、水
平同期回路4のAFC回路の積分回路にコンデンサCを
接続して、その時定数を大きくする。これによって、水
平出力周波数をフリーランで固定化し、オンスクリーン
表示を左右・上下にジッタ状に揺れないように安定させ
ていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
テレビジョン画面表示装置Aは、次に列挙するような欠
点があった。
テレビジョン画面表示装置Aは、次に列挙するような欠
点があった。
【0012】すなわち、第1点として、同期信号判別回
路1、AND回路3、時定数可変回路5を個別回路とし
て必要とし、コストアップの要因となるという欠点があ
った。
路1、AND回路3、時定数可変回路5を個別回路とし
て必要とし、コストアップの要因となるという欠点があ
った。
【0013】第2点として、同期信号判別回路1、AN
D回路3、時定数可変回路5の3つの回路が増えるため
回路構成・配線が複雑になり、製品設計時に余分な手間
と時間がかかるという欠点があった。
D回路3、時定数可変回路5の3つの回路が増えるため
回路構成・配線が複雑になり、製品設計時に余分な手間
と時間がかかるという欠点があった。
【0014】第3点として、同期信号判別回路1、AN
D回路3、時定数可変回路5の3つの回路が増えるため
プリント基板の使用面積が増え、基板のサイズアップが
必要という欠点があった。
D回路3、時定数可変回路5の3つの回路が増えるため
プリント基板の使用面積が増え、基板のサイズアップが
必要という欠点があった。
【0015】ここにおいて本発明の目的は、従来、別回
路として構成されていた同期信号判別回路1、AND回
路3、時定数可変回路5を、オンスクリーン表示回路2
を構成しているマイクロコンピュータの機能として構成
し、回路を簡素化することにより、ローコスト・小面積
・簡単な回路構成でテレビジョン入力信号が無信号の時
又は弱電界時でも左右・上下にジッタ状に揺れない安定
したオンスクリーン表示を可能とするテレビジョン画面
表示装置を提供することである。
路として構成されていた同期信号判別回路1、AND回
路3、時定数可変回路5を、オンスクリーン表示回路2
を構成しているマイクロコンピュータの機能として構成
し、回路を簡素化することにより、ローコスト・小面積
・簡単な回路構成でテレビジョン入力信号が無信号の時
又は弱電界時でも左右・上下にジッタ状に揺れない安定
したオンスクリーン表示を可能とするテレビジョン画面
表示装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の新規な特微的構成手段を採用する。す
なわち、本発明の第1の特徴は、マイクロコンピュータ
によって構成され、テレビ画面に各種表示をオンスクリ
ーン文字によって表示するオンスクリーン表示回路を備
えたテレビジョン受信機において、同期分離回路の水平
同期信号出力を受け、水平同期信号の有無を判定する同
期信号判別回路と、この同期信号判別回路で水平同期信
号なしと判定された信号を、オンスクリーン表示中であ
ることを条件に通過させるゲート回路を、オンスクリー
ン表示回路を構成するマイクロコンピュータのソフトウ
ェア処理によって構成し、上記ゲート回路を通過した同
期信号なしの判定信号を、水平同期回路のAFC積分回
路にコンデンサを追加接続して積分時定数を大きくする
時定数可変回路に、コンデンサ接続信号として出力する
ことである。
決するため、次の新規な特微的構成手段を採用する。す
なわち、本発明の第1の特徴は、マイクロコンピュータ
によって構成され、テレビ画面に各種表示をオンスクリ
ーン文字によって表示するオンスクリーン表示回路を備
えたテレビジョン受信機において、同期分離回路の水平
同期信号出力を受け、水平同期信号の有無を判定する同
期信号判別回路と、この同期信号判別回路で水平同期信
号なしと判定された信号を、オンスクリーン表示中であ
ることを条件に通過させるゲート回路を、オンスクリー
ン表示回路を構成するマイクロコンピュータのソフトウ
ェア処理によって構成し、上記ゲート回路を通過した同
期信号なしの判定信号を、水平同期回路のAFC積分回
路にコンデンサを追加接続して積分時定数を大きくする
時定数可変回路に、コンデンサ接続信号として出力する
ことである。
【0017】本発明の第2の特徴は、上記テレビジョン
画像表示装置において、ゲート回路の出力ポートとし
て、オープンドレイン型の出力ポートを用い、この出力
ポートと水平同期回路のAFC積分回路との間に、積分
時定数を大きくするコンデンサを直結して、時定数可変
回路を構成したことである。
画像表示装置において、ゲート回路の出力ポートとし
て、オープンドレイン型の出力ポートを用い、この出力
ポートと水平同期回路のAFC積分回路との間に、積分
時定数を大きくするコンデンサを直結して、時定数可変
回路を構成したことである。
【0018】本発明の第3の特徴は、上記テレビジョン
画像表示装置において、水平同期信号の有無を判定する
同期信号判別回路が、同期分離回路が出力する水平同期
信号を所定期間毎にカウントして、各期間のカウント値
が設定範囲内にないとき同期信号なしと判定することで
ある。
画像表示装置において、水平同期信号の有無を判定する
同期信号判別回路が、同期分離回路が出力する水平同期
信号を所定期間毎にカウントして、各期間のカウント値
が設定範囲内にないとき同期信号なしと判定することで
ある。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面を用いて説明する。図1は、テレビジョン受信
機に組み込まれた第1の実施の形態であるテレビジョン
画面表示装置Bを示すものである。
き、図面を用いて説明する。図1は、テレビジョン受信
機に組み込まれた第1の実施の形態であるテレビジョン
画面表示装置Bを示すものである。
【0020】この実施の形態は、図4に示す構成におけ
る同期信号判別回路1とAND回路3の2つの回路を、
夫々同期信号判別回路14とゲート回路15としてマイ
クロコンピュータ2′の機能によって構成したもので、
他の共通する部分には図4と同一の付号を付けている。
る同期信号判別回路1とAND回路3の2つの回路を、
夫々同期信号判別回路14とゲート回路15としてマイ
クロコンピュータ2′の機能によって構成したもので、
他の共通する部分には図4と同一の付号を付けている。
【0021】マイクロコンピュータ2′によって構成さ
れる同期信号判別回路14とゲート回路15は、図3に
示すような手順で、時定数可変回路5をオン・オフし、
水平同期回路4の時定数を制御する。
れる同期信号判別回路14とゲート回路15は、図3に
示すような手順で、時定数可変回路5をオン・オフし、
水平同期回路4の時定数を制御する。
【0022】マイクロコンピュータ2′は、内部のカウ
ンタとタイマーを0に初期化した後、同期分離回路11
からマイクロコンピュータの入力ポートに入力される水
平同期信号の有無に応じて、所定期間毎にカウントを行
なう。タイマー時間が経過すると、カウント値より求め
られる水平同期周波数が設定範囲内にあるか否かを判定
する。範囲内にあるとき同期信号有りと判定し、この範
囲から外れているとき同期信号なしと判定する。
ンタとタイマーを0に初期化した後、同期分離回路11
からマイクロコンピュータの入力ポートに入力される水
平同期信号の有無に応じて、所定期間毎にカウントを行
なう。タイマー時間が経過すると、カウント値より求め
られる水平同期周波数が設定範囲内にあるか否かを判定
する。範囲内にあるとき同期信号有りと判定し、この範
囲から外れているとき同期信号なしと判定する。
【0023】カウント値と比較される設定範囲は、同期
信号が抜ける場合と、ノイズにより多くカウントされる
場合を同期信号なしとして検出するためのもので、上記
カウント期間中に発生する正規の水平同期信号の変化し
得る範囲を基準に決定される。
信号が抜ける場合と、ノイズにより多くカウントされる
場合を同期信号なしとして検出するためのもので、上記
カウント期間中に発生する正規の水平同期信号の変化し
得る範囲を基準に決定される。
【0024】一回のカウント期間は、水平同期信号がな
い期間の継続又はノイズの発生量がジッタを起こす程に
達しているか否かを確実に判定できる期間であって、判
定の遅れによって人の目にジッタが発生していると認識
されるよりも短い期間とする。
い期間の継続又はノイズの発生量がジッタを起こす程に
達しているか否かを確実に判定できる期間であって、判
定の遅れによって人の目にジッタが発生していると認識
されるよりも短い期間とする。
【0025】オンスクリーン表示回路2は、上記同期信
号判別回路14を構成するマイクロコンピュータ′によ
って構成されているので、オンスクリーン表示中である
か否かを、その内部処理データとして持っている。
号判別回路14を構成するマイクロコンピュータ′によ
って構成されているので、オンスクリーン表示中である
か否かを、その内部処理データとして持っている。
【0026】したがって、同期信号なしと判定されたと
きに、オンスクリーン表示中であれば、マイクロコンピ
ュータ2′の出力ポートから時定数可変回路5に出力
し、時定数可変回路5のスイッチング素子5aを導通さ
せて、水平時定数回路4のAFC積分回路にコンデンサ
Cを接続して、その時定数を大きくする。同期信号有り
と判定された場合と、同期信号なしと判定されオンスク
リーン表示中でないと判断された場合には、時定数可変
回路5のスイッチング素子5aをオフ状態に保ち、コン
デンサCが接続されない標準の時定数で水平同期回路4
を動作させる。
きに、オンスクリーン表示中であれば、マイクロコンピ
ュータ2′の出力ポートから時定数可変回路5に出力
し、時定数可変回路5のスイッチング素子5aを導通さ
せて、水平時定数回路4のAFC積分回路にコンデンサ
Cを接続して、その時定数を大きくする。同期信号有り
と判定された場合と、同期信号なしと判定されオンスク
リーン表示中でないと判断された場合には、時定数可変
回路5のスイッチング素子5aをオフ状態に保ち、コン
デンサCが接続されない標準の時定数で水平同期回路4
を動作させる。
【0027】また、水平同期回路4の回路構成によって
は、時定数可変回路のキャパシタCの代わりに抵抗Rを
切り替える方法や、水平同期回路4がフリーラン発振切
換を具備している場合は、時定数可変回路5によって、
水平同期回路4の発振をフリーランに切り換えることに
よって、オンスクリーンを安定させることもできる。
は、時定数可変回路のキャパシタCの代わりに抵抗Rを
切り替える方法や、水平同期回路4がフリーラン発振切
換を具備している場合は、時定数可変回路5によって、
水平同期回路4の発振をフリーランに切り換えることに
よって、オンスクリーンを安定させることもできる。
【0028】上記第1の実施の形態は、同期信号判別回
路1とAND回路3の2つの回路をマイクロコンピュー
タによって構成したものであったが、時定数可変回路5
をも、マイクロコンピュータ2′によって構成すること
ができる。これを図2に、第2の実施の形態として示
す。
路1とAND回路3の2つの回路をマイクロコンピュー
タによって構成したものであったが、時定数可変回路5
をも、マイクロコンピュータ2′によって構成すること
ができる。これを図2に、第2の実施の形態として示
す。
【0029】この実施の形態は、オープンドレイン型の
マイコン出力ポート16によって、時定数可変回路5の
スイッチング素子を構成し、この出力ポート16に水平
同期回路4のAFC積分回路に接続されるコンデンサC
を直結する。プログラム的に構成されるゲート回路15
の出力で、ポート出力をGNDに落とすことにより、A
FC回路の積分時定数を大きくする。他の回路構成は図
1と共通するので、説明を略す。
マイコン出力ポート16によって、時定数可変回路5の
スイッチング素子を構成し、この出力ポート16に水平
同期回路4のAFC積分回路に接続されるコンデンサC
を直結する。プログラム的に構成されるゲート回路15
の出力で、ポート出力をGNDに落とすことにより、A
FC回路の積分時定数を大きくする。他の回路構成は図
1と共通するので、説明を略す。
【0030】この第2の実施の形態によれば、部品とし
てコンデンサCを用いるだけでよく、同期信号判別回路
14及びゲート回路15、及び時定数可変回路16のス
イッチング素子をマイクロコンピュータ2′によって構
成できるので、部品数の大幅な削減が図れる。
てコンデンサCを用いるだけでよく、同期信号判別回路
14及びゲート回路15、及び時定数可変回路16のス
イッチング素子をマイクロコンピュータ2′によって構
成できるので、部品数の大幅な削減が図れる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明では、同期信号判別
回路14、ゲート回路15、時定数可変回路5のスイッ
チング素子16を、オンスクリーン表示等を行なうシス
テムマイコン2′によって構成しているので、個別回路
を必要とせず、コストアップ無しで、テレビジョン入力
信号か無信号の時でもテレビ画面上に左右・上下にジッ
タ状に揺れない安定したオンスクリーン表示を可能とす
る事ができる。
回路14、ゲート回路15、時定数可変回路5のスイッ
チング素子16を、オンスクリーン表示等を行なうシス
テムマイコン2′によって構成しているので、個別回路
を必要とせず、コストアップ無しで、テレビジョン入力
信号か無信号の時でもテレビ画面上に左右・上下にジッ
タ状に揺れない安定したオンスクリーン表示を可能とす
る事ができる。
【0032】また、本発明は、回路構成・配線が簡単
で、製品設計時に余分な手間と時間がかからずに、テレ
ビジョン入力信号が無信号の時でもテレビ画面上に左右
・上下にジッタ状に揺れない安定したオンスクリーン表
示を可能とする事ができる利点がある。
で、製品設計時に余分な手間と時間がかからずに、テレ
ビジョン入力信号が無信号の時でもテレビ画面上に左右
・上下にジッタ状に揺れない安定したオンスクリーン表
示を可能とする事ができる利点がある。
【0033】さらに、本発明は、プリント基板の使用面
積を増やさずに、テレビジョン入力信号が無信号の時で
もテレビ画面上に左右・上下にジッタ状に揺れない安定
したオンスクリーン表示を可能とする事ができる利点が
ある。
積を増やさずに、テレビジョン入力信号が無信号の時で
もテレビ画面上に左右・上下にジッタ状に揺れない安定
したオンスクリーン表示を可能とする事ができる利点が
ある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すテレビジョン
画面表示装置Bの構成図である。
画面表示装置Bの構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すテレビジョン
画面表示装置Cの構成図である。
画面表示装置Cの構成図である。
【図3】図1及び図2に示したテレビジョン画面表示装
置B,Cにおける処理プログラム例を示すフローチャー
トである。
置B,Cにおける処理プログラム例を示すフローチャー
トである。
【図4】従来のテレビジョン画面表示装置Aを示す構成
図である。
図である。
B,C テレビジョン画面表示装置 2 マイクロコンピュータによって構成されたオンスク
リーン表示回路 2′マイクロコンピュータ 4 水平同期回路 5 時定数可変回路 5a スイッチング素子 11 同期分離回路 14 同期信号判別回路 15 ゲート回路 16 オープンドレイン型のマイコン出力ポート C 積分時定数を大きくするコンデンサ
リーン表示回路 2′マイクロコンピュータ 4 水平同期回路 5 時定数可変回路 5a スイッチング素子 11 同期分離回路 14 同期信号判別回路 15 ゲート回路 16 オープンドレイン型のマイコン出力ポート C 積分時定数を大きくするコンデンサ
Claims (3)
- 【請求項1】 マイクロコンピュータによって構成さ
れ、テレビ画面に各種表示をオンスクリーン文字によっ
て表示するオンスクリーン表示回路を備えたテレビジョ
ン受信機において、 同期分離回路の水平同期信号出力を受け、水平同期信号
の有無を判定する同期信号判別回路と、この同期信号判
別回路で水平同期信号なしと判定された信号を、オンス
クリーン表示中であることを条件に通過させるゲート回
路を、オンスクリーン表示回路を構成するマイクロコン
ピュータのソフトウェア処理によって構成し、 上記ゲート回路を通過した同期信号なしの判定信号を、
水平同期回路のAFC積分回路にコンデンサを追加接続
して積分時定数を大きくする時定数可変回路に、コンデ
ンサ接続信号として出力することを特徴とするテレビジ
ョン画面表示装置。 - 【請求項2】 ゲート回路の出力ポートとして、オープ
ンドレイン型の出力ポートを用い、この出力ポートと水
平同期回路のAFC積分回路との間に、積分時定数を大
きくするコンデンサを直結して時定数可変回路を構成し
たことを特徴とする請求項1に記載したテレビジョン画
像表示装置。 - 【請求項3】 水平同期信号の有無を判定する同期信号
判別回路が、同期分離回路が出力する水平同期信号を所
定期間毎にカウントし、各期間のカウント値が設定範囲
内にないとき同期信号なしと判定するものであることを
特徴とする請求項1又は2に記載したテレビジョン受信
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304844A JPH10145696A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | テレビジョン画面表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304844A JPH10145696A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | テレビジョン画面表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145696A true JPH10145696A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17937956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8304844A Pending JPH10145696A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | テレビジョン画面表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10145696A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005522150A (ja) * | 2002-04-03 | 2005-07-21 | トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム | デジタル・ビジュアル・インタフェースレシーバ集積回路の電源オンの検出 |
JP2005223639A (ja) * | 2004-02-05 | 2005-08-18 | Matsushita Electric Works Ltd | 画像インターホン機器 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP8304844A patent/JPH10145696A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100959619B1 (ko) * | 2002-04-03 | 2010-05-27 | 톰슨 라이센싱 | 비디오 디스플레이 장치 및 시스템 |
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