JPH067637Y2 - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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JPH067637Y2
JPH067637Y2 JP1987001766U JP176687U JPH067637Y2 JP H067637 Y2 JPH067637 Y2 JP H067637Y2 JP 1987001766 U JP1987001766 U JP 1987001766U JP 176687 U JP176687 U JP 176687U JP H067637 Y2 JPH067637 Y2 JP H067637Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
television receiver
vtr
video signal
deflection
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1987001766U
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JPS63111072U (ja
Inventor
敏夫 天野
鞆明 宮坂
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、VTRが一体化されたテレビジョン受像機
に関する。
〔考案の概要〕
この考案は、VTRが一体化されたテレビジョン受像機
において、テレビジョン受像機系統のビデオ信号が無信
号のときには、テレビジョン受像機系統の偏向系をVT
R系統のビデオ信号により動作させることにより、テレ
ビジョン受像機の偏向系の乱れがVTRの記録画面に影
響を及ぼすことがないようにしたものである。
〔従来の技術〕
VTRとテレビジョン受像機とが一体化された装置で
は、VTRとテレビジョン受像機とが非常に近接した位
置に配置されるため、テレビジョン受像機に偏向系の乱
れが生じると、VTRの記録画面にその影響が現れるこ
とがある。例えば、このようにVTRとテレビジョン受
像機とが一体化された装置において、VTRで特定のチ
ャンネルの放送番組を録画している最中に、テレビジョ
ン受像機のチャンネルが空きチャンネルに切り換えられ
たとする。この時、テレビジョン受像機の偏向系では同
期信号が分離できないため、水平発振回路が自由発振に
なる。このため第2図に示すように、VTRの記録画面
21にビートによる横縞が発生することがある。
VTRとテレビジョン受像機とが夫々別々の筐体に収め
られている場合には、VTRとテレビジョン受像機とが
離れていて、シールドが完全であるため、このようにテ
レビジョン受像機の偏向系の乱れがVTRの記録画面に
影響を及ぼすことはない。ところが、VTRとテレビジ
ョン受像機とが一体化された装置では、たとえその内部
にシールドを施したとしても、VTRとテレビジョン受
像機が非常に近接しているため、テレビジョン受像機の
偏向系の乱れがVTRの記録画面に影響を及ぼす。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、VTRとテレビジョン受像機とが一体化さ
れた装置では、従来、テレビジョン受像機の偏向系の乱
れがVTRの記録画面に影響を及ぼすという問題があっ
た。したがってこの考案の目的は、テレビジョン受像機
の偏向系の乱れがVTRの記録画面に影響を及ぼすこと
がないテレビジョン受像機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、VTRが一体化されたテレビジョン受像機
において、テレビジョン受像機系統におけるビデオ信号
とVTR系統におけるビデオ信号とを選択的にテレビジ
ョン受像機の偏向系に供給するスイッチ回路と、テレビ
ジョン受像機系統におけるビデオ信号の有無を検出する
検出回路とを設け、この検出回路の出力によりスイッチ
回路を制御するようにしたことを特徴とするテレビジョ
ン受像機である。
〔作用〕
ビデオ信号有無検出回路15により、テレビジョン受像
機系にビデオ信号が供給されているかどうかが検出され
る。テレビジョン受像機系のチューナ回路3が空きチャ
ンネルに設定されているときには、ビデオ信号有無検出
回路15でビデオ信号が検出されない。このときには、
スイッチ回路14の端子14Aと端子14Cが接続さ
れ、VTR系のビデオ信号により偏向回路6が動作され
る。このため、空きチャンネルに設定されたときでも水
平発振回路が自由発振にならず、VTR8の記録画面に
ビートが生じない。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図において、1はテレビジョン受像機系列の回路、
2はVTR系列の回路である。テレビジョン受像機系列
の回路1は、テレビジョン受像機系のチューナ回路3
と、ビデオ信号処理回路4と、同期分離回路5及び偏向
回路6とにより構成される。テレビジョン受像機系列の
回路1においては、入力切り換えスイッチ9が設けられ
ていて、この入力切り換えスイッチ9を操作することに
より、入力信号が切り換えられる。ディスプレイ11で
テレビジョン放送の受信番組を映し出す場合には、入力
切り換えスイッチ9の端子9Aと端子9Bが接続され
る。外部入力端子12からのビデオ入力をディスプレイ
11で映し出す場合には、入力切り換えスイッチ9の端
子9Aと端子9Cが接続される。VTR8の再生ビデオ
信号を映し出す場合には、入力切り換えスイッチ9の端
子9Aと端子9Dが接続される。
VTR系統の回路2は、VTR系のチューナ回路7と、
VTR8とから構成される。VTR系統の回路2におい
ては、入力切り換えスイッチ10が設けられている。テ
レビジョン放送をVTR8で記録する場合には、入力切
り換えスイッチ10の端子10Aと端子10Bとが接続
される。外部入力端子13からのビデオ入力をVTR8
で記録する場合には、入力切り換えスイッチ10の端子
10Aと端子10Cとが接続される。
アンテナ14で受信された信号がテレビジョン受像機系
のチューナ回路3に供給されると共に、VTR系のチュ
ーナ回路7に供給される。テレビジョン受像機系のチュ
ーナ回路3の出力が入力切り換えスイッチ9を介してビ
デオ信号処理回路4に供給されると共に、スイッチ回路
14の端子14Bに供給される。スイッチ回路14は、
ビデオ信号有無検出回路15から出力されるスイッチン
グ制御信号により制御される。スイッチ回路14の出力
が同期分離回路5に供給され、同期信号が分離される。
同期分離回路5の出力が偏向回路6に供給され、分離さ
れた同期信号を基に偏向電流が形成される。この偏向電
流がディスプレイ11に流される。また、VTR系のチ
ューナ回路7の出力が入力切り換えスイッチ10を介し
てVTR8に供給されると共に、スイッチ回路14の端
子14Cに供給される。
ビデオ信号有無検出回路15は、テレビジョン受像機に
ビデオ信号が供給されているかどうかを検出するもの
で、このビデオ信号有無検出回路15は、同期分離回路
16、積分回路17、レベル検出回路18とにより構成
される。すなわち、スイッチ9の出力が同期分離回路1
6に供給され、同期分離回路16の出力が積分回路17
に供給される。積分回路17の出力がレベル検出回路1
8に供給される。テレビジョン受像機系にビデオ信号が
入力されていれば、同期分離回路16で同期信号が分離
され、積分回路17の出力レベルが所定値以上になる。
この時には、レベル検出回路18の出力により、スイッ
チ回路14の端子14Aと端子14Bとが接続される。
テレビジョン受像機系にビデオ信号が入力されていなけ
れば、同期分離回路16で同期信号が分離できず、積分
回路17の出力が所定値以下になる。この時には、レベ
ル検出回路18の出力により、スイッチ回路14の端子
14Aと端子14Cとが接続される。
この考案の一実施例の動作について説明する。VTR8
にVTR系のチューナ回路7で選択された放送番組を記
録している最中に、ディスプレイ11にテレビジョン受
像機系のチューナ回路3で選択された放送番組を映し出
すとする。テレビジョン受像機系のチューナ回路3が放
送の有るチャンネルに設定されているときには、ビデオ
信号有無検出回路15でビデオ信号が検出されるので、
スイッチ回路14の端子14Aと端子14Bとが接続さ
れる。このため、テレビジョン受像機系のチューナ回路
3から出力されるビデオ信号がスイッチ回路14を介し
て同期分離回路5に供給される。同期分離回路5でテレ
ビジョン受像機系のチューナ回路3から出力されるビデ
オ信号の同期信号が分離され、偏向回路6でこの分離さ
れた同期信号に基づいて偏向電流が形成される。
一方、テレビジョン受像機系のチューナ回路3の出力が
ビデオ信号処理回路4に供給され、ビデオ信号処理回路
4の出力がディスプレイ11に供給される。これによ
り、テレビジョン受像機系のチューナ回路3で選択され
た放送番組がディスプレイ11に映し出される。
テレビジョン受像機系のチューナ回路3が空きチャンネ
ルに設定されているときには、ビデオ信号有無検出回路
15でビデオ信号が検出されず、スイッチ回路14の端
子14Aと端子14Cが接続される。このため、VTR
系のチューナ回路7から出力されるビデオ信号がスイッ
チ回路14を介して同期分離回路5に供給される。同期
分離回路5でVTR系のチューナ回路7から出力される
ビデオ信号の同期信号が分離され、偏向回路6でこの分
離された同期信号に基づいて偏向電流が形成される。
このように、テレビジョン受像機系のチューナ回路3が
空きチャンネルに設定されるときには、VTR8に供給
されるビデオ信号から分離された同期信号により、偏向
系が動作される。このため、テレビジョン受像機系のチ
ューナ回路3が空きチャンネルに設定されたときでも、
水平発振回路が自由発振にならず、VTR8の記録画面
にビートが生じない。
なお、上述の一実施例では、テレビジョン受像機系のビ
デオ信号の有無をテレビジョン受像機系の入力信号中に
同期信号が検出されるかどうかにより行うようにしてい
るが、入力信号レベルを検出して行うようにしても良
い。また、AGC電圧のレベルを検出して行うようにし
ても良い。
〔考案の効果〕
この考案に依れば、テレビジョン受像機系のチューナ回
路3が空きチャンネルに設定されるときには、VTR8
に供給されるビデオ信号から分離された同期信号によ
り、テレビジョン受像機の偏向系が動作される。このた
め、テレビジョン受像機系列の回路1とVTR系列の回
路2とが一体化されている場合において、テレビジョン
受像機系のチューナ回路3が空きチャンネルに設定され
たときでも、水平発振回路が自由発振にならず、VTR
8の記録画面にビートが生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のブロック図、第2図は従
来のテレビジョン受像機における問題点の説明に用いる
略線図である。 図面における主要な符号の説明 1:テレビジョン受像機系列の回路、2:VTR系列の
回路、6:偏向回路、8:VTR、14:スイッチ回
路、15:ビデオ信号有無検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】VTRが一体化されたテレビジョン受像機
    において、 テレビジョン受像機系統におけるビデオ信号とVTR系
    統におけるビデオ信号とを選択的に上記テレビジョン受
    像機の同期分離回路を介して偏向回路に供給するスイッ
    チ回路と、 テレビジョン受像機系統におけるビデオ信号の有無を検
    出する検出回路とを設け、 上記検出回路によりビデオ信号が検出されない時には上
    記VTR系統におけるビデオ信号を上記同期分離回路を
    介して上記偏向回路に供給するようにしたことを特徴と
    するテレビジョン受像機。
JP1987001766U 1987-01-09 1987-01-09 テレビジヨン受像機 Expired - Lifetime JPH067637Y2 (ja)

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JPS63111072U JPS63111072U (ja) 1988-07-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6110388Y2 (ja) * 1979-09-21 1986-04-03
JPS5812483A (ja) * 1981-07-15 1983-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ビデオテ−プレコ−ダ内蔵テレビ受信機

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JPS63111072U (ja) 1988-07-16

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