JPS61194983A - テレビジヨン受信機における子画面消去装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、親画面と子画面とを映像表示させるための親
画面表示部分と子画面表示部分とを有するＣＲＴを備え
たテレビジョン受信機に備えられるものであって、特に
子画面表示部分に表示されている子画面を消去する装置
に関する。

（従来技術） このようなテレビジョン受信機には、第５図に示すよう
にそのＣＲＴＩＯに親画面表示部分１０ａと子画面表示
部分子ｏｂとを有し、その各表示部分１０ａ、１０ｂに
親画面（図例では富士山）と子画面（図例では花）とを
各別に表示できるようにしたものがある。親画面と子画
面とに対する映像信号に応じてそれぞれの画面に第５図
のようにして映像が表示されている場合は、映像表示上
の問題はない。

ところで、子画面に映像表示させるための映像信号が存
在しない場合は、第６図のように親画面表示部分１０ａ
には富士山の親画面が映像表示されるが、子画面表示部
分１０ｂには花の子画面が映像表示されず、映像が流れ
たようになるなど不安定な映像表示となり好ましくない
。このような映像表示となる原因としては、例えば子画
面表示部分１０ｂに映像表示させる映像信号がこのテレ
ビジョン受信機に接続されたＶＴＲからのものであり、
そのＶＴＲのビデオテープが終了してしまい、該ＶＴＲ
からの映像信号がテレビジョン受信機に供給されなくな
った場合である。

（発明の目的） 本発明は、子画面表示部分でみ不安定な映像表示を解消
することを目的とする。

（発明の構成） 本発明は、このような目的を達成するため、親画面と子
画面とを映像表示させるための親画面表示部分と子画面
表示部分とを有するＣＲＴと、映像ソース切換信号に応
答して、第１．第２映像信号を切り換えて個別に出力す
る映像ソース切換スイッチと、前記映像ソース切換スイ
ッチから個別に出力される各映像信号を処理してこれら
を親画面用映像信号と子画面用映像信号としてそれぞれ
出力する親画面映像信号処理回路と子画面映像信号処理
回路と、前記両映像信号処理回路からの親画面用と子画
面用の映像信号とを合成して前記ＣＲＴに出力する合成
回路と、前記映像ソース切換スイッチを介して前記子画
面映像信号処理回路に与えられる一方の映像信号の有無
を検出し、その検出信号を出力する信号検出回路と、制
御指示信号に応答して前記映像ソース切換信号を出力す
るとともに、前記検出信号に応答して子画面切換信号を
出力する制御部と、前記子画面切換信号に応答して前記
子画面映像信号処理回路と前記合成回路との接続を遮断
する子画面切換スイッチとで構成されたことを特徴とし
、この構成においては前記信号検出回路で子画面に関す
る映像信号が検出されない場合は、前記制御部から子画
面映像信号処理回路と前記合成回路とを遮断する子画面
切換信号を出力し、この子画面切換信号により子画面切
換スイッチを作動させてその遮断を行わせ、子画面表示
部分には、子画面の映像が表示されないようにしている
。

（実施例） 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は、本発明の実施例に係るテレビジョン受
信機における子画面消去装置の回路ブロック図である。

操作部４を操作することにより制御部５には、該操作部
４から制御指示信号が与えられる。制御部５は、与えら
れた制御指示信号に応答して映像ソース切換信号を出力
する。

操作部４はまた、操作に対応するチャンネルの選局信号
を出す。チューナ２は、選局信号に対応してアンテナｌ
から得られるＶＨＦ、ＵＨＦの各信号の中から、そのチ
ャンネルの信号を選択して出力する。中間周波処理回路
３は、前記チャンネル信号を処理してこれを映像信号と
して出力する。

６は、制御部５からの映像ソース切換信号に応答して切
り換え動作させられる映像ソース切換スイッチであり、
この映像ソース切換信号により各映像信号を切り換えて
個別に出力するようになっている。この映像ソース切換
スイッチ６は、２つのスイッチ部６１．６２からなり、
一方のスイッチ部６１は第１共通接点ａと２つの個別接
点す、ｃとを備え、また他方のスイッチ部６２も同じく
第２共通接点ｄと２つの個別接点ｅ、ｆとを備える。そ
して、第１共通接点ａには、外部映像信号入力としてこ
の実施例のテレビジョン受信機に接続されたＶＴＲから
の映像信号が与えられる。第２共通接点ｄには、中間周
波処理回路３からこのテレビジョン受信機の映像信号が
与えられる。

７．８は、映像ソース切換スイッチ６から個別に出力さ
れる各映像信号を処理してこれらを親画画用映像信号と
子画面用映像信号としてそれぞれ出力する親画面映像信
号処理回路と子画面映像信号処理回路、９は、両映像信
号処理回路７．８からの親画面用と子画面用の映像信号
とをＲＧＢ合成してカラーＣＲＴ　Ｉ　Ｏに出力する合
成回路である。このカラーＣＲＴ　１０は、第５図およ
び第６図に示すように親画面と子画面とを映像表示させ
るための親画面表示部分１０ａと子画面表示部分１０ｂ
とを有する。１２は、映像ソース切換スイッチ６を介し
て子画面映像信号処理回路８に与えられる一方の映像信
号の有無を検出し、その検出信号を出力する信号検出回
路である。そして、制御部５は操作部４からの制御指示
信号に応答して前述のように映像ソース切換スイッチ６
に対して映像ソース切換信号を出力するとともに、前記
信号検出回路１２からの検出信号に応答して子画面切換
信号を出力するようになっている。１１は、制御部５か
らの子画面切換信号に応答して子画面映像信号処理回路
８と合成回路９との接続を遮断する子画面切換スイッチ
である。

第２図は、信号検出回路１２の具体的回路ブロック図で
ある。この信号検出回路１２における信号検出方法とし
ては、例えば特公昭５８−１６７９０号公報に提案され
ている。この公報に記載のものでは、テレビジョン信号
の同期信号の数を計算し、一定期間中に所定数の同期信
号が存在するか否かにより正規のテレビジョン信号の同
期信号か否かを判断するものである。第２図の信号検出
回路１２では、このような技術により子画面映像信号処
理回路８に与えられる映像信号中の同期信号が正規の同
期信号であるか否かを判断する機能を備えているもので
ある。第２図において、１３は映像ソース切換スイッチ
６の個別接点Ｃから与えられるＶＴＲまたはテレビジョ
ン受信機からの映像信号の有無を同期信号により検出し
、映像信号があるときはＯＮ信号を出力するが、映像信
号がないときはＯＦＦ信号を出力する検出部、１４は検
出部１３からＯＦＦ信号、ＯＮ信号のいずれが入力され
たかを判断するとともに、次に述べるカウンタ１５から
カウントアツプ出力が与えられたときに出力命令を出す
判断部、１５は判断部１４からＯＦＦ信号が与えられて
から所定時間だけカウント動作を行い、カウント値Ｎが
Ｎ＝０からカウント動作してＮ＝Ｍになったときに判断
部１４にカウントアツプ出力を出すカウンタ、１６は判
断部１４からの出力命令により検出信号を出す検出信号
出力部である。

次に動作を第３図に示す信号検出回路１２のフローチャ
ートに従って説明する。この実施例の装置の電源投入時
にスタートし、ステップｎ１で初期設定するとともに、
カウンタ１５をリセットする。ステップｎ２では、検出
部１３からの検出信号がＯＮ信号か否かを判断する。子
画面映像信号　□処理回路８に子画面映像信号が与えら
れているときは、検出部１３の検出信号はＯＮ信号であ
るので、ＹＥＳであると判断部１４で判断しステップｎ
３に進む。このステップｎ３で、カウンタ１５をリセッ
トする。ステップｎ８から再びステップｎｌ’に戻る。

次に、子画面映像信号が信号検出回路１２の検出部１３
に与えられなくなると、ステップｎ２ではＮｏと判断し
、カウンタ１５のカウント値Ｎを＋１カウントアツプす
る。ステップｎ５ではカウント値ＮがＮ＝Ｍであるか否
かを判断する。

Ｎｏと判断すると、前記同様にステップｎ１に戻る。

そして、カウンタ１５のカウント値ＮがＮ＝Ｍになると
、ステップｎ５でＹＥＳと判断し、ステップｎ６で検出
信号出力部１６から検出信号を出力、する。即ち、この
フローチャートの説明から分かるように、子画面映像信
号処理回路８に子画面映像信号が与えられなくなってか
らカウンタ１５のカウント値がＮ＝Ｍになったとき、換
言すれば所定の遅延時間を持って信号検出回路１２から
制御部５に対して検出信号が与えられることになる。

制御部５は、この検出信号により子画面切換スイッチ１
１を切え換え動作させる。これにより、合成回路９にお
いては、子画面映像信号処理回路８カ）ら子画面映像信
号が与えられず、親画面映像信号処理回路７からの親画
面映像信号のみが与えられる。このようにして、カラー
ＣＲＴ　１０上では最初第５図のように親画面表示部分
１０ａには富士山の映像が、子画面表示部分ｔａｂには
花の映像が、それぞれ表示されている。そして、ＶＴＲ
のビデオテープが終了するなどして映像ソース切換スイ
ッチ６の第１共通接点ａに映像信号が与えられなくなる
と、その時点から所定時間経過するまでは第６図のよう
に子画面表示部分ＩＱｂには花の映像が表示されない状
態となるが、その所定時間経過後は、制御部５からの子
画面切換信号により子画面切換スイッチ１１が遮断され
、この遮断後は、第４図に示すように子画面表示部分１
０ｂには子画面である花の映像が消去され、親画面のみ
が表示される。

（発明の効果） 以上のように、本発明によれば、子画面切換信号に応答
して前記子画面映像信号処理回路と前記合成回路との接
続を遮断する子画面切換スイッチを設けたので、子画面
映像信号がなくなった場合には、子画面をＣＲＴの子画
面表示部分から消去させることができ、子画面表示部分
に子画面が表示されないまま不安定な映像が表示される
ことがなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るテレビジョン受信機の子
画面消去装置の回路ブロック図、第２図は第１図装置の
信号検出回路の具体的回路ブロック図、第３ｒｆ！Ｊは
実施例装置の動作説明のためのフローチャート、第４図
は実施例装置によりカラーＣＲＴの子画面表示部分から
子画面を消去した場合の該ＣＲＴの正面図、第５図はＣ
ＲＴの親画面表示部分と子画面表示部分とにそれぞれ親
画面と子画面とを表示した場合の該ＣＲＴの正面図、第
６図は第５図のＣＲＴの子画面表示部分に不安定な映像
が映し出されている状態の該ＣＲＴの正面図である。 各図中、符号５は制御部、６は映像ソース切換スイッチ
、７は親画面映像信号処理回路、８は子画面映像信号処
理回路、９は合成回路、ＩＯはカラーＣＲＴＳ　１１は
子画面切換スイッチ、１２は信号検出回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）親画面と子画面とを映像表示させるための親画面
   表示部分と子画面表示部分とを有するＣＲＴと、 映像ソース切換信号に応答して、第１、第２映像信号を
   切り換えて個別に出力する映像ソース切換スイッチと、 前記映像ソース切換スイッチから個別に出力される各映
   像信号を処理してこれらを親画面用映像信号と子画面用
   映像信号としてそれぞれ出力する親画面映像信号処理回
   路と子画面映像信号処理回路と、 前記両映像信号処理回路からの親画面用と子画面用の映
   像信号とを合成して前記ＣＲＴに出力する合成回路と、 前記映像ソース切換スイッチを介して前記子画面映像信
   号処理回路に与えられる一方の映像信号の有無を検出し
   、その検出信号を出力する信号検出回路と、 制御指示信号に応答して前記映像ソース切換信号を出力
   するとともに、前記検出信号に応答して子画面切換信号
   を出力する制御部と、 前記子画面切換信号に応答して前記子画面映像信号処理
   回路と前記合成回路との接続を遮断する子画面切換スイ
   ッチとを含むことを特徴とするテレビジョン受信機にお
   ける子画面消去装置。