JPH10145448A - 通信プロトコル処理方法及び処理装置 - Google Patents
通信プロトコル処理方法及び処理装置Info
- Publication number
- JPH10145448A JPH10145448A JP8304354A JP30435496A JPH10145448A JP H10145448 A JPH10145448 A JP H10145448A JP 8304354 A JP8304354 A JP 8304354A JP 30435496 A JP30435496 A JP 30435496A JP H10145448 A JPH10145448 A JP H10145448A
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- JP
- Japan
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- state transition
- associative memory
- state
- transition condition
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信プロトコルが現状態番号に依存せず、状
態遷移条件のみに依存する状態遷移を有している場合
に、現状態番号と状態遷移条件の組合せを全て連想メモ
リーに格納することなく、同様の処理を達成する処理方
法及び処理装置を提供する。 【解決手段】 プロトコルの現状態番号、状態遷移条
件、プロトコルの次状態及び状態遷移に伴う処理の起動
指示を保持した連想メモリーを、プロトコルの現状態番
号と状態遷移条件とから検索し、連想メモリーがヒット
した場合は、連想メモリーからプロトコルの次状態番号
と状態遷移に伴う処理の起動指示とを読み出し、これに
基づいて実行回路が必要な演算を行い、これらの動作を
繰り返す通信プロトコル処理において、前記連想メモリ
ーの検索前に、状態遷移条件が特定の場合に前記連想メ
モリーの検索範囲を設定するようにする。
態遷移条件のみに依存する状態遷移を有している場合
に、現状態番号と状態遷移条件の組合せを全て連想メモ
リーに格納することなく、同様の処理を達成する処理方
法及び処理装置を提供する。 【解決手段】 プロトコルの現状態番号、状態遷移条
件、プロトコルの次状態及び状態遷移に伴う処理の起動
指示を保持した連想メモリーを、プロトコルの現状態番
号と状態遷移条件とから検索し、連想メモリーがヒット
した場合は、連想メモリーからプロトコルの次状態番号
と状態遷移に伴う処理の起動指示とを読み出し、これに
基づいて実行回路が必要な演算を行い、これらの動作を
繰り返す通信プロトコル処理において、前記連想メモリ
ーの検索前に、状態遷移条件が特定の場合に前記連想メ
モリーの検索範囲を設定するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信を行う
システムにおいて、通信プロトコルを処理する方法及び
処理装置に関する。
システムにおいて、通信プロトコルを処理する方法及び
処理装置に関する。
【0002】従来の通信プロトコル処理装置は、通信プ
ロトコル処理の内容を格納したメモリーとマイクロプロ
セッサとで構成されている。このような構成におけるプ
ロトコルの状態遷移の制御は、複数の分岐先が存在する
場合はそれらを列挙し、プロトコルの現状態番号及び状
態遷移条件に合致するものを順次照合して次状態を得る
ようになっている。また、状態によっては必ずしも全て
の状態遷移条件を照合する必要がないため、必要な情報
のみを抽出した後に照合し次状態を得る。このような従
来の処理装置では、状態遷移から必要な情報のみを抽出
する処理及び現状態番号と状態遷移条件とを順次照合す
る処理のために、プロトコル処理能力を大幅に改善する
ことが困難である。
ロトコル処理の内容を格納したメモリーとマイクロプロ
セッサとで構成されている。このような構成におけるプ
ロトコルの状態遷移の制御は、複数の分岐先が存在する
場合はそれらを列挙し、プロトコルの現状態番号及び状
態遷移条件に合致するものを順次照合して次状態を得る
ようになっている。また、状態によっては必ずしも全て
の状態遷移条件を照合する必要がないため、必要な情報
のみを抽出した後に照合し次状態を得る。このような従
来の処理装置では、状態遷移から必要な情報のみを抽出
する処理及び現状態番号と状態遷移条件とを順次照合す
る処理のために、プロトコル処理能力を大幅に改善する
ことが困難である。
【0003】この問題を解決し、通信プロトコル処理に
おける状態遷移の制御を高速化し、処理能力を向上させ
ることができる方法及び装置が、本発明の発明者による
特許出願である特願平7−36920号「通信プロトコ
ル処理方法及び処理装置」によって提案されている。
おける状態遷移の制御を高速化し、処理能力を向上させ
ることができる方法及び装置が、本発明の発明者による
特許出願である特願平7−36920号「通信プロトコ
ル処理方法及び処理装置」によって提案されている。
【0004】この出願で提案されている装置において
は、プロトコルの現状態番号、複数の状態遷移条件、プ
ロトコルの次状態番号及び状態遷移に伴う処理の起動指
示を保持した連想メモリーを、プロトコルの現状態番号
と複数の状態遷移条件とから検索し、連想メモリーがヒ
ットした場合は、連想メモリーからプロトコルの次状態
番号と状態遷移に伴う処理の起動指示を読み出し、これ
に基づいて実行回路が必要な演算を行い、これらの動作
を必要な回数繰り返す。
は、プロトコルの現状態番号、複数の状態遷移条件、プ
ロトコルの次状態番号及び状態遷移に伴う処理の起動指
示を保持した連想メモリーを、プロトコルの現状態番号
と複数の状態遷移条件とから検索し、連想メモリーがヒ
ットした場合は、連想メモリーからプロトコルの次状態
番号と状態遷移に伴う処理の起動指示を読み出し、これ
に基づいて実行回路が必要な演算を行い、これらの動作
を必要な回数繰り返す。
【0005】通信プロトコルには、或る状態遷移条件が
入力された場合、現在の状態に依らずに或る共通の処理
を行うという動作を必要とするものがある。特願平7−
36920号の発明でこの動作を実現するには、全ての
プロトコルの現状態番号について、プロトコルの現状態
番号、共通の処理を行わせる状態遷移条件及び共通の処
理の起動指示を連想メモリーに格納しておく必要があ
る。
入力された場合、現在の状態に依らずに或る共通の処理
を行うという動作を必要とするものがある。特願平7−
36920号の発明でこの動作を実現するには、全ての
プロトコルの現状態番号について、プロトコルの現状態
番号、共通の処理を行わせる状態遷移条件及び共通の処
理の起動指示を連想メモリーに格納しておく必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法において
は、通信プロトコルが現状態番号に依存せず、状態遷移
条件のみに依存する状態遷移を有している場合であって
も、現状態番号と状態遷移条件の組合せを全て連想メモ
リーに格納する必要があり、連想メモリーの容量が大き
くなるという問題がある。
は、通信プロトコルが現状態番号に依存せず、状態遷移
条件のみに依存する状態遷移を有している場合であって
も、現状態番号と状態遷移条件の組合せを全て連想メモ
リーに格納する必要があり、連想メモリーの容量が大き
くなるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、通信プロトコルが現状態
番号に依存せず、状態遷移条件のみに依存する状態遷移
を有している場合に、現状態番号と状態遷移条件との組
合せを全て連想メモリーに格納することなく、同様の処
理を達成する処理方法及び処理装置を提供することにあ
る。
番号に依存せず、状態遷移条件のみに依存する状態遷移
を有している場合に、現状態番号と状態遷移条件との組
合せを全て連想メモリーに格納することなく、同様の処
理を達成する処理方法及び処理装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の通信プロトコル
処理方法は、この目的を達成するため、プロトコルの現
状態番号、状態遷移条件、プロトコルの次状態及び状態
遷移に伴う処理の起動指示を保持した連想メモリーを、
プロトコルの現状態番号と状態遷移条件とから検索し、
連想メモリーがヒットした場合は、連想メモリーからプ
ロトコルの次状態番号と状態遷移に伴う処理の起動指示
とを読み出し、これに基づいて実行回路が必要な演算を
行い、これらの動作を繰り返すデータ通信の通信プロト
コル処理方法において、前記連想メモリーの検索前に、
状態遷移条件が特定の場合に前記連想メモリーの検索範
囲を設定することを特徴とする。
処理方法は、この目的を達成するため、プロトコルの現
状態番号、状態遷移条件、プロトコルの次状態及び状態
遷移に伴う処理の起動指示を保持した連想メモリーを、
プロトコルの現状態番号と状態遷移条件とから検索し、
連想メモリーがヒットした場合は、連想メモリーからプ
ロトコルの次状態番号と状態遷移に伴う処理の起動指示
とを読み出し、これに基づいて実行回路が必要な演算を
行い、これらの動作を繰り返すデータ通信の通信プロト
コル処理方法において、前記連想メモリーの検索前に、
状態遷移条件が特定の場合に前記連想メモリーの検索範
囲を設定することを特徴とする。
【0009】このような本発明によれば、現状態番号に
依存せず、状態遷移条件のみに依存する状態遷移の原因
となる状態遷移条件が入力された場合には、連想メモリ
ーの検索対象範囲を変更することにより、現状態番号に
依存しない状態遷移を実現できる。
依存せず、状態遷移条件のみに依存する状態遷移の原因
となる状態遷移条件が入力された場合には、連想メモリ
ーの検索対象範囲を変更することにより、現状態番号に
依存しない状態遷移を実現できる。
【0010】また、本発明の通信プロトコル処理装置
は、プロトコルの現状態番号、状態遷移条件、プロトコ
ルの次状態番号及び状態遷移に伴う処理の起動指示を保
持した連想メモリーと、プロトコルの現状態番号と状態
遷移条件とから連想メモリーを検索し、プロトコルの次
状態番号と状態遷移に伴う処理の起動指示とを読み出す
状態遷移制御回路と、論理ゲートで構成され状態遷移に
伴って読み出される起動指示によって演算又はメモリー
の読み出し/書き込みを行う実行回路とを具備するデー
タ通信の通信プロトコル処理装置において、前記状態遷
移制御回路が、前記状態遷移条件が特定の場合に前記連
想メモリーの検索範囲を設定する手段を具えることを特
徴とする。
は、プロトコルの現状態番号、状態遷移条件、プロトコ
ルの次状態番号及び状態遷移に伴う処理の起動指示を保
持した連想メモリーと、プロトコルの現状態番号と状態
遷移条件とから連想メモリーを検索し、プロトコルの次
状態番号と状態遷移に伴う処理の起動指示とを読み出す
状態遷移制御回路と、論理ゲートで構成され状態遷移に
伴って読み出される起動指示によって演算又はメモリー
の読み出し/書き込みを行う実行回路とを具備するデー
タ通信の通信プロトコル処理装置において、前記状態遷
移制御回路が、前記状態遷移条件が特定の場合に前記連
想メモリーの検索範囲を設定する手段を具えることを特
徴とする。
【0011】このような本発明によれば、通信プロトコ
ルが現状態番号に依存せず、状態遷移条件のみに依存す
る状態遷移を有している場合の連想メモリーの容量を減
らすことができる。
ルが現状態番号に依存せず、状態遷移条件のみに依存す
る状態遷移を有している場合の連想メモリーの容量を減
らすことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明を実施するための通信プロ
トコル処理装置の構成例を示す図である。図1におい
て、通信プロトコル処理装置1は、現状態番号、状態遷
移条件、次状態番号及び状態遷移に伴う処理の起動指示
を格納した連想メモリー12、連想メモリー12の検索及び
連想メモリー12からの読出しを行い、場合によっては連
想メモリー12の検索対象範囲の変更を行う状態遷移制御
回路13、及び、処理の起動指示により起動される実行回
路14を具える。
を説明する。図1は、本発明を実施するための通信プロ
トコル処理装置の構成例を示す図である。図1におい
て、通信プロトコル処理装置1は、現状態番号、状態遷
移条件、次状態番号及び状態遷移に伴う処理の起動指示
を格納した連想メモリー12、連想メモリー12の検索及び
連想メモリー12からの読出しを行い、場合によっては連
想メモリー12の検索対象範囲の変更を行う状態遷移制御
回路13、及び、処理の起動指示により起動される実行回
路14を具える。
【0013】連想メモリー12と状態遷移制御回路13と
は、状態の授受を行うための信号線15、状態遷移条件を
連想メモリー12に与える信号線16、検索/読出し/書込
み/検索範囲を制御する信号線17、及び、検索の結果該
当するメモリー内容が連想メモリー12に格納されている
ことを示すヒット信号線18により結合されている。
は、状態の授受を行うための信号線15、状態遷移条件を
連想メモリー12に与える信号線16、検索/読出し/書込
み/検索範囲を制御する信号線17、及び、検索の結果該
当するメモリー内容が連想メモリー12に格納されている
ことを示すヒット信号線18により結合されている。
【0014】状態遷移制御回路13と実行回路14とは、連
想メモリー12の検索結果である処理の起動指示を実行回
路14に与えるための信号線19、及び、実行回路14が生成
した状態遷移条件を状態遷移制御回路13に与えるための
信号線20により結合されている。状態遷移制御回路13
は、現状態番号を格納するレジスタ31、状態遷移条件を
格納するレジスタ32、及び、連想メモリー12に対する検
索/読出し/書込み/検索範囲を制御する論理回路41を
具える。実行回路14は、演算又はメモリーの読出し/書
込みを行う論理回路42、及び、演算結果を保持するメモ
リー51を具える。
想メモリー12の検索結果である処理の起動指示を実行回
路14に与えるための信号線19、及び、実行回路14が生成
した状態遷移条件を状態遷移制御回路13に与えるための
信号線20により結合されている。状態遷移制御回路13
は、現状態番号を格納するレジスタ31、状態遷移条件を
格納するレジスタ32、及び、連想メモリー12に対する検
索/読出し/書込み/検索範囲を制御する論理回路41を
具える。実行回路14は、演算又はメモリーの読出し/書
込みを行う論理回路42、及び、演算結果を保持するメモ
リー51を具える。
【0015】状態遷移制御回路13と外部回路2とは、外
部回路からの状態遷移制御条件を受けるための信号線21
により結合されている。実行回路14と外部回路2とは、
演算の実行に必要なデータ又は演算結果のデータの読出
し/書込みを行うための信号線22により結合されてい
る。
部回路からの状態遷移制御条件を受けるための信号線21
により結合されている。実行回路14と外部回路2とは、
演算の実行に必要なデータ又は演算結果のデータの読出
し/書込みを行うための信号線22により結合されてい
る。
【0016】図2は連想メモリーの内容を説明する図で
ある。この連想メモリー12には、通信プロトコルに応じ
て現状態番号61、状態遷移条件62、次状態番号63、及
び、状態遷移に伴う動作の起動指示64の組合せが複数行
格納される。図2では、現状態番号61及び次状態番号63
としてS1、S2、S3、S4及び「不定」が、状態遷
移条件62としてC1、C2、C3及びC4の組が、状態
遷移に伴う動作の起動指示64としてA1、A2、A3及
びA4が必要な組合せで格納されている。
ある。この連想メモリー12には、通信プロトコルに応じ
て現状態番号61、状態遷移条件62、次状態番号63、及
び、状態遷移に伴う動作の起動指示64の組合せが複数行
格納される。図2では、現状態番号61及び次状態番号63
としてS1、S2、S3、S4及び「不定」が、状態遷
移条件62としてC1、C2、C3及びC4の組が、状態
遷移に伴う動作の起動指示64としてA1、A2、A3及
びA4が必要な組合せで格納されている。
【0017】連想メモリー12の1行目の記述は、現状態
番号がS1、状態遷移条件がC1が論理的に真でありC
2、C3及びC4が論理的に偽である場合に、動作A1
を起動して状態S3に遷移することを表している。4行
目の記述は、現状態番号に依らず、状態遷移条件C4が
真である場合に、動作A4を起動し、状態S4に遷移す
ることを表している。
番号がS1、状態遷移条件がC1が論理的に真でありC
2、C3及びC4が論理的に偽である場合に、動作A1
を起動して状態S3に遷移することを表している。4行
目の記述は、現状態番号に依らず、状態遷移条件C4が
真である場合に、動作A4を起動し、状態S4に遷移す
ることを表している。
【0018】図3は、図1及び図2に示された装置構成
の場合における通信プロトコル処理の例を説明するため
のフローチャートを示す。ステップ101 及びステップ10
2 は、連想メモリー及び状態遷移制御回路の初期設定を
行うステップである。現状態番号を参照しない状態遷移
条件が入力された場合には、現状態を参照しない状態遷
移条件を検索範囲に設定し、現状態番号を参照しない状
態遷移条件が入力されない場合には、現状態番号と状態
遷移条件とを検索範囲に設定する(ステップ103 )。
の場合における通信プロトコル処理の例を説明するため
のフローチャートを示す。ステップ101 及びステップ10
2 は、連想メモリー及び状態遷移制御回路の初期設定を
行うステップである。現状態番号を参照しない状態遷移
条件が入力された場合には、現状態を参照しない状態遷
移条件を検索範囲に設定し、現状態番号を参照しない状
態遷移条件が入力されない場合には、現状態番号と状態
遷移条件とを検索範囲に設定する(ステップ103 )。
【0019】連想メモリーの検索(ステップ104 )の結
果がヒット(該当項目が連想メモリー中にある)した場
合には、連想メモリーを読出し、実行回路の起動を行
い、レジスタ32(遷移条件レジスタ)の内容を更新する
(ステップ105 )。実行回路で処理が行われ(ステップ
106 )、処理の完了が通知される(ステップ107 )と、
ステップ103 からの処理を繰り返す。連想メモリーの検
索(ステップ104 )の結果がミスヒット(該当項目が連
想メモリー中にない)した場合には、ミスヒット処理を
行い(ステップ108 )、ステップ103 からの処理を繰り
返す。
果がヒット(該当項目が連想メモリー中にある)した場
合には、連想メモリーを読出し、実行回路の起動を行
い、レジスタ32(遷移条件レジスタ)の内容を更新する
(ステップ105 )。実行回路で処理が行われ(ステップ
106 )、処理の完了が通知される(ステップ107 )と、
ステップ103 からの処理を繰り返す。連想メモリーの検
索(ステップ104 )の結果がミスヒット(該当項目が連
想メモリー中にない)した場合には、ミスヒット処理を
行い(ステップ108 )、ステップ103 からの処理を繰り
返す。
【0020】図3のステップ105 の処理において、連想
メモリーから読出した状態番号によってレジスタ31の内
容を変更することにより、強制的な状態のリセットを行
う動作或いは自己診断状態に移行するような動作を、少
ない連想メモリー量で実現することができる。また、こ
のステップ105 の処理において、連想メモリーから読出
した状態番号によってレジスタ31の内容を変更しないこ
とにより、或る動作を行った後に元の状態に復帰するよ
うな動作を少ない連想メモリー量で実現することができ
る。
メモリーから読出した状態番号によってレジスタ31の内
容を変更することにより、強制的な状態のリセットを行
う動作或いは自己診断状態に移行するような動作を、少
ない連想メモリー量で実現することができる。また、こ
のステップ105 の処理において、連想メモリーから読出
した状態番号によってレジスタ31の内容を変更しないこ
とにより、或る動作を行った後に元の状態に復帰するよ
うな動作を少ない連想メモリー量で実現することができ
る。
【0021】更に、このステップ105 の処理において、
連想メモリーから読出した状態番号が有効な状態番号で
あった場合にはレジスタ31の内容を更新し、連想メモリ
ーから読出した状態番号が不定の値であった場合にはレ
ジスタ31の内容を更新しないようにすれば、上記の2種
類の動作を共に実現することができる。
連想メモリーから読出した状態番号が有効な状態番号で
あった場合にはレジスタ31の内容を更新し、連想メモリ
ーから読出した状態番号が不定の値であった場合にはレ
ジスタ31の内容を更新しないようにすれば、上記の2種
類の動作を共に実現することができる。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、通信プロトコルが、現状態番号に依存せずに状
態遷移条件のみに依存する状態遷移を有している場合
に、現状態番号と状態遷移条件との組合せを全て連想メ
モリーに格納する必要がないので、連想メモリーの量を
削減することができる。
よれば、通信プロトコルが、現状態番号に依存せずに状
態遷移条件のみに依存する状態遷移を有している場合
に、現状態番号と状態遷移条件との組合せを全て連想メ
モリーに格納する必要がないので、連想メモリーの量を
削減することができる。
【図1】本発明を実施するための通信プロトコル処理装
置の構成例を示す図である。
置の構成例を示す図である。
【図2】連想メモリーの内容を説明する図である。
【図3】図1及び図2に示された装置構成の場合におけ
る通信プロトコル処理の例を説明するためのフローチャ
ートである。
る通信プロトコル処理の例を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】 1 通信プロトコル処理装置 2 外部回路 12 連想メモリー 13 状態遷移制御回路 14 実行回路 15、16、17、18、19、20 信号線 31、32 レジスタ 41、42 論理回路 51 メモリー 61 現状態番号 62 状態遷移条件 63 次状態番号 64 起動指示
Claims (2)
- 【請求項1】 プロトコルの現状態番号、状態遷移条
件、プロトコルの次状態及び状態遷移に伴う処理の起動
指示を保持した連想メモリーを、プロトコルの現状態番
号と状態遷移条件とから検索し、連想メモリーがヒット
した場合は、連想メモリーからプロトコルの次状態番号
と状態遷移に伴う処理の起動指示とを読み出し、これに
基づいて実行回路が必要な演算を行い、これらの動作を
繰り返すデータ通信の通信プロトコル処理方法におい
て、前記連想メモリーの検索前に、状態遷移条件が特定
の場合には前記連想メモリーの検索範囲を設定すること
を特徴とする通信プロトコル処理方法。 - 【請求項2】 プロトコルの現状態番号、状態遷移条
件、プロトコルの次状態番号及び状態遷移に伴う処理の
起動指示を保持した連想メモリーと、プロトコルの現状
態番号と状態遷移条件とから連想メモリーを検索し、プ
ロトコルの次状態番号と状態遷移に伴う処理の起動指示
とを読み出す状態遷移制御回路と、論理ゲートで構成さ
れ状態遷移に伴って読み出される起動指示によって演算
又はメモリーの読み出し/書き込みを行う実行回路とを
具備するデータ通信の通信プロトコル処理装置におい
て、前記状態遷移制御回路が、前記状態遷移条件が特定
の場合に前記連想メモリーの検索範囲を設定する手段を
具えることを特徴とする通信プロトコル処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304354A JPH10145448A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 通信プロトコル処理方法及び処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8304354A JPH10145448A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 通信プロトコル処理方法及び処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10145448A true JPH10145448A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17932015
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8304354A Pending JPH10145448A (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 通信プロトコル処理方法及び処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10145448A (ja) |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP8304354A patent/JPH10145448A/ja active Pending
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