JPH10145207A - パルス電源用ロスレススナバ回路 - Google Patents

パルス電源用ロスレススナバ回路

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Publication number
JPH10145207A
JPH10145207A JP30140696A JP30140696A JPH10145207A JP H10145207 A JPH10145207 A JP H10145207A JP 30140696 A JP30140696 A JP 30140696A JP 30140696 A JP30140696 A JP 30140696A JP H10145207 A JPH10145207 A JP H10145207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
snubber
switching element
diode
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP30140696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehisa Koganezawa
竹久 小金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP30140696A priority Critical patent/JPH10145207A/ja
Publication of JPH10145207A publication Critical patent/JPH10145207A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電器11によって充電される主コンデンサ
Coと、該主コンデンサCoの両端間に接続されたリア
クトルLおよびスイッチング素子14と、スナバエネル
ギーを処理するスナバ回路とを有し、スイッチング素子
14をオン、オフ制御してパルス電流を得るパルス電源
用のスナバ回路において、スナバ回路のエネルギーロス
をなくす。 【解決手段】 前記スナバ回路は、スイッチング素子1
4の両端間に直列接続された逆流防止ダイオードD2お
よびスナバコンデンサCsと、前記スナバコンデンサC
sおよびダイオードD2の共通接続点と主コンデンサC
oの正極充電側端とを結ぶ電路に直列に介挿されたリア
クトルLおよびダイオードD1とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はパルス電源のパルス
発生用スイッチング素子のスナバ回路に係り、特にパル
ス電源用ロスレススナバ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパルス電源におけるパルス発生用
スイッチング素子のスナバ回路は例えば図3のように構
成されていた。図3において1は充電器(図示省略)に
よって充電される主コンデンサである。この主コンデン
サ1の両端間には、リアクトル2、コイル3および図示
極性のスイッチング素子4(サイリスタ、GTO等)が
直列に接続されている。
【0003】前記スイッチング素子4の両端間には、図
示極性のダイオード5およびスナバコンデンサ6が直列
に接続されている。スイッチング素子4には還流ダイオ
ード7が並列接続されている。前記ダイオード5には抵
抗8が並列接続されている。
【0004】スイッチング素子4のオフ時は、主コンデ
ンサ1からリアクトル2、コイル3、ダイオード5を介
してスナバコンデンサ6に充電されている。スイッチン
グ素子4のオン時は、主コンデンサ1からリアクトル
2、コイル3およびスイッチング素子4を介して主電流
が流れるとともに、前記スナバコンデンサ6の蓄積エネ
ルギーは抵抗8およびスイッチング素子4を介して放出
され、抵抗8によって消費される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来の装置にお
いては、スナバコンデンサ6のエネルギーは抵抗8によ
って消費されるためエネルギーロスが非常に大きい。ま
たこのためスナバコンデンサを大きくすることができ
ず、スイッチング素子に大きな負担がかかるというよう
な問題点があった。
【0006】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、スナバ回路のエネル
ギーロスをなくしたパルス電源用ロスレススナバ回路を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の充電手
段によって充電される主コンデンサと、該コンデンサの
両端間に直列に接続されたコイルおよびスイッチング素
子と、該スイッチング素子のスナバエネルギーを処理す
るスナバ回路とを有し、スイッチング素子をオン、オフ
制御してパルス電流を得るパルス電源用ロスレススナバ
回路において、(1)前記スナバ回路は、スイッチング
素子の両端間に直列接続された逆流防止ダイオードおよ
びスナバコンデンサと、前記スナバコンデンサおよび逆
流防止ダイオードの共通接続点と主コンデンサの正極充
電側端とを結ぶ電路に直列に介挿されたリアクトルおよ
びダイオードとから成ることを特徴とし、(2)前記ス
ナバコンデンサおよび逆流防止ダイオードの共通接続点
と主コンデンサの正極充電側端とを結ぶ電路には、該電
路を開閉制御するためのスイッチが設けられていること
を特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。本発明ではスナバ回路を図1
のように構成した。図1において、11は主コンデンサ
Coを充電する充電器、12はパルス電源である。主コ
ンデンサCoの両端間にはリアクトルSL、コイル13
およびスイッチング素子14が直列に接続されている。
【0009】スイッチング素子14の両端間には図示極
性の逆流防止ダイオードD2およびスナバコンデンサC
sが直列に接続されている。D3はスイッチング素子1
4に並列接続された還流ダイオードである。逆流防止ダ
イオードD2およびスナバコンデンサCsの共通接続点
と主コンデンサCoの正極充電側端との間には図示極性
のダイオードD1およびリアクトルLが直列に接続され
ている。
【0010】上記のように構成された図3の動作は以下
のとおりである。 (1)充電器11でコンデンサCo,Csを充電する。 (2)スイッチング素子14をオン制御する。すると主
コンデンサCoは放電するがスナバコンデンサCsはダ
イオードD2のためそのままである。 (3)スナバコンデンサCsのエネルギーはVco<V
csとなったときから、τ=π(LCx)1/2のパルス
幅でコンデンサCoへ移る。ただし、Cx=(CoC
s)/(Co+Cs)である。 (4)スイッチング素子14をオフ制御する。するとリ
アクトルSLに電流が流れていてもスイッチング素子1
4のサージ電圧はスナバコンデンサCsで吸収する。こ
のエネルギーもダイオードD1およびリアクトルLを通
って主コンデンサCoへ戻る。
【0011】尚τは主回路の時定数より十分に大きくし
ておく。またスイッチング素子14のオン時間よりτは
長くしておく。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図2において図1と同一部分は同一符号をもって示
している。図2において図1と異なる点は、スナバコン
デンサCsおよびダイオードD2の共通接続点とダイオ
ードD1の間にスイッチ15を挿入したことにある。図
2においてスイッチ15はスイッチング素子14をオフ
してからオンし、スナバコンデンサCsのエネルギーを
主コンデンサCoに移す。
【0013】前記図1の構成では時定数を考慮しなけれ
ばならなかったが、図2の回路によれば、スイッチ15
のオンのタイミングにおいてはスナバコンデンサCsの
エネルギーがスイッチング素子14に流れることがない
ため、リアクトルLの値を小さくすることができる(素
子の耐量に合わせて小さくできる)。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、次のよう
な優れた効果が得られる。 (1)パルス電源のようにVCoが零とVCoで繰り返
しになるようなスイッチのスナバに非常に有効である。
【0015】(2)従来の回路ではエネルギーロスが大
きくなるためスナバコンデンサは大きくできなかった。
そのためスイッチング素子で電流を遮断するとスイッチ
ング素子が破壊された。しかし本発明の回路によれば、
エネルギーロスがないためスナバコンデンサを大きくす
ることができる。
【0016】(3)また、電流を遮断できるため、スイ
ッチング素子のオン時間を減らすことができるため、高
周波化に向いている。
【0017】(4)また、スナバコンデンサのエネルギ
ーは主コンデンサで再利用されるため、スナバコンデン
サを大きくしても充電器のパワーを上げる必要はない。
【0018】(5)スイッチング素子のオフ時のdv/
dtが減る。
【0019】(6)スナバ回路の損失が無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図。
【図2】本発明の他の実施例を示す回路図。
【図3】従来のパルス電源の回路図。
【符号の説明】
L…リアクトル D1〜D3…ダイオード Cs…スナバコンデンサ Co…主コンデンサ 11…充電器 12…パルス電源 13…コイル 14…スイッチング素子 15…スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の充電手段によって充電される主コ
    ンデンサと、該コンデンサの両端間に直列に接続された
    コイルおよびスイッチング素子と、該スイッチング素子
    のスナバエネルギーを処理するスナバ回路とを有し、ス
    イッチング素子をオン、オフ制御してパルス電流を得る
    パルス電源用ロスレススナバ回路において、 前記スナバ回路は、スイッチング素子の両端間に直列接
    続された逆流防止ダイオードおよびスナバコンデンサ
    と、前記スナバコンデンサおよび逆流防止ダイオードの
    共通接続点と前記主コンデンサの正極充電側端とを結ぶ
    電路に直列に介挿されたリアクトルおよびダイオードと
    から成ることを特徴とするパルス電源用ロスレススナバ
    回路。
  2. 【請求項2】 前記スナバコンデンサおよび逆流防止ダ
    イオードの共通接続点と主コンデンサの正極充電側端と
    を結ぶ電路には、該電路を開閉制御するためのスイッチ
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のパ
    ルス電源用ロスレススナバ回路。
JP30140696A 1996-11-13 1996-11-13 パルス電源用ロスレススナバ回路 Pending JPH10145207A (ja)

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JP30140696A JPH10145207A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 パルス電源用ロスレススナバ回路

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JPH10145207A true JPH10145207A (ja) 1998-05-29

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ID=17896496

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30140696A Pending JPH10145207A (ja) 1996-11-13 1996-11-13 パルス電源用ロスレススナバ回路

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JP (1) JPH10145207A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7514956B2 (en) 2006-01-31 2009-04-07 Nec System Technologies, Ltd. Semiconductor device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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