JPH10145126A - 設備機器用アンテナ - Google Patents
設備機器用アンテナInfo
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- JPH10145126A JPH10145126A JP8298313A JP29831396A JPH10145126A JP H10145126 A JPH10145126 A JP H10145126A JP 8298313 A JP8298313 A JP 8298313A JP 29831396 A JP29831396 A JP 29831396A JP H10145126 A JPH10145126 A JP H10145126A
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Abstract
価に実現する。 【解決手段】 設備機器を覆う外ケースである設備機器
の金属製筐体1と、金属製筐体1に収納され無線信号を
送受信する無線通信部2と、金属製筐体1の一部に形成
されたスリット4と、スリット4の長辺間に無線信号を
給電する給電部5を備え、スリット4に無線通信部2を
接続し無線信号を給電させることでスロットアンテナを
構成する。
Description
により水を加熱し、給湯する給湯器などの設備機器に使
用される無線装置におけるアンテナに関するものであ
る。
設備機器が増えてきている。家庭内においては、給湯器
を無線リモコンによって制御を行う無線リモコン付き給
湯器が商品化されてきており、特開平7−139808
号公報には伸縮可能なロッドアンテナを給湯器の金属製
筐体の外に配置したものが示されている。また設備機器
に使用されるアンテナとして、登録実用新案第2056
100号には送電線に取付けられた無線送信機の金属製
筐体にスロットアンテナを構成し、無線によって送電線
の諸情報を伝送する設備機器用アンテナが示されてい
る。
コン付き給湯器の構成を図8に示して説明する。図8に
おいて21は家屋の外に設置されている給湯器、22は
給湯器21を屋内より無線によって制御を行う給湯器リ
モコン、23は給湯器の内部に収納されている無線信号
を送受信する無線通信部、24は無線通信部23に接続
されるとともに空間に電波を輻射するアンテナである。
給湯器21は屋外に設置され、給湯器リモコン22は屋
内に設置されており、利用者は給湯器リモコン22を操
作することで電波によって無線制御信号が送信され、ア
ンテナ24、無線通信部23を介して制御情報を受信
し、前記制御情報に応じて給湯器21を制御する。アン
テナ24は給湯器21の外殻ケースである金属製筐体の
上部に取り付けられており給湯器21の外部に突き出て
いる構成である。
の構成では、給湯器21などの設備機器は金属製筐体に
より覆われているため、アンテナ24が給湯器21に内
蔵できず、給湯器21の外側に取り付けられ給湯器21
の外観を損ない、またアンテナ24が外部に露出してい
ることで風雨による金属の劣化やいたずらなどによる破
損があり、さらに取り付ける家庭によっては設置スペー
スが狭く給湯器が取り付けられない事態が発生する場合
がある。またアンテナ24の周囲に金属物が存在したり
または置かれたりする場合があり、金属物がアンテナ2
4に著しく近接した時にはアンテナ利得が劣化し無線通
信に支障を来す恐れがある。また給湯器21とアンテナ
24を別々に構成することで製造コストが上昇するなど
の課題があった。
器などの設備機器に使用される無線装置のアンテナにお
いて、設備機器の外観を損なうことなく、また金属の劣
化やいたずらによってアンテナが破損することなく、省
スペースで金属物等の近接による利得低下の可能性を減
少させ、安価に製造できる設備機器用アンテナを提供す
ることを目的としたものである。
成するための手段として、設備機器の金属製筐体の一部
にスリットを設け、前記スリットに無線通信部より無線
信号を給電することでスロットアンテナを形成したもの
である。
ットを設け、前記スリットに無線通信部より無線信号を
給電することでスロットアンテナを形成したものであ
る。
筐体に形成された熱排気口または吸気口に無線通信部よ
り無線信号を給電することでスロットアンテナを形成し
たものである。
ットを形成し、前記スリットに無線通信部より無線信号
を給電することでスロットアンテナを形成したものであ
る。
1対の対向する面を有し、前記金属製筐体の対向する面
のそれぞれにスリットを形成し複数のスロットアンテナ
を構成したものである。
ットを形成し、前記スリットに無線通信部より無線信号
を給電することで、スロットアンテナを構成するととも
に複数のスロットアンテナをダイバーシティアンテナと
して構成したものである。
形成された無線コントローラを設備機器とは別に形成
し、無線コントローラの金属製筐体にスリットを形成す
るとともに、前記スリットに前記無線通信部より無線信
号を給電することでスロットアンテナを構成したもので
ある。
用設備機器の外部に突き出さないので設備機器の外観を
損なったり風雨による金属の劣化やいたずらなどによっ
て破損する恐れがなくなる。さらに無線コントローラ及
びアンテナの部分が家庭用設備機器に内蔵(一体化)で
きる為、省スペースとなり設備機器の取り付け自由度が
向上し設置スペースによる取付け不可能な状況をなくす
ことができる。また、アンテナが外部に突き出ていない
為、配管パイプなどの金属物が近接する可能性を減少さ
せアンテナ利得が劣化し無線通信に支障を来す恐れを減
少する。また、無線コントローラやアンテナを給湯器に
内蔵(一体化)することで無線コントローラ筐体あるい
はアンテナを形成する部品をなくすことでき製造コスト
を減少させることができる。また、設備機器の金属製筐
体を利用することで、無線通信部を収納するとともにア
ンテナが取付けられた無線コントローラを別に取付ける
ことなく、しかも金属製筐体で覆われた設備機器の無線
通信部及びアンテナを内蔵(一体化)することができる
ようになり、設備機器の外観を損なうことがなくなる。
ように、給湯器などの家庭に設置される設備機器の金属
製筐体と、前記金属製筐体に収納され無線信号を送受信
する無線通信部と、前記金属製筐体の一部に形成された
スリットと、無線信号を供給する給電部とを備え、前記
スリットに無線通信部より無線信号を給電して設備機器
用アンテナとすることにより実施することができる。
の金属筐体に形成されるので無線通信部を収納するとと
もにアンテナの取付けられた無線コントローラを別に取
付けることなく、しかも金属製筐体で覆われた設備機器
の無線通信部及びアンテナを内蔵(一体化)することが
できるようになり、設備機器の外観を損なうことがなく
なる。アンテナが給湯器外部に突き出さないので風雨に
よる金属の劣化やいたずらなどによって破損する恐れが
なくなる。さらに無線コントローラ及びアンテナの部分
が給湯器に内蔵(一体化)できる為、省スペースとなり
給湯器の取り付け自由度が向上し設置スペースによる取
付け不可能な状況をなくすことができる。また、アンテ
ナが給湯器外部に突き出ていない為、配管パイプなどの
金属物が近接する可能性を減少させアンテナ利得が劣化
し無線通信に支障を来す恐れを減少する。また、無線コ
ントローラやアンテナを給湯器に内蔵(一体化)するこ
とで無線コントローラの筐体やアンテナを形成する部品
をなくすことでき安価に製造できるようになる。
に屋外の壁または壁に近接した位置に設置されている設
備機器の金属製筐体の背面にスリットを形成し設備機器
用アンテナとすることにより実施できる。この場合は設
備機器の金属製筐体の背面にアンテナを形成すること
で、前記アンテナは開口方向に電波を強く放射するので
壁面方向すなわち屋内の方向に電波を強く放射すること
が可能となり通信が良好となるとともに不要輻射を減少
させるこが可能となり、自システムまたは他システムの
無線装置に与える影響を減少させることが可能となる。
に設備機器を燃焼設備機器で構成し、前記燃焼設備機器
は前記金属製筐体の一部に熱排気口及び吸気口を備え、
前記熱排気口あるいは吸気口に無線通信部より無線信号
を給電し、設備機器用アンテナとすることにより実施で
きる。そして燃焼設備機器の熱排気口または吸気口をア
ンテナとして構成することで設備機器のアンテナの外観
を損なうことなく無線装置及びアンテナを内蔵でき、金
属製筐体に覆われているにもかかわらずアンテナを外部
に突き出すことなく無線システムを構成できるようにな
る。
に設備機器の金属製筐体に複数のスリットを形成し、設
備機器用アンテナとすることにより実施できる。そして
複数のスリットを形成することで、複数のアンテナを構
成し、それぞれのアンテナの偏波成分を変化させて構成
したり、互いのアンテナの放射しない方向を補うように
構成することができるようになるため無線通信を良好に
行うように構成できる。また、設備機器の金属製筐体に
スリットを複数形成するだけなので安価にかつ簡単に製
造することができる。
に設備機器の金属製筐体は少なくとも1対の対向する面
を有し、前記金属製筐体の対向する面のそれぞれにスリ
ットを形成し複数のスロットアンテナとすることにより
実施できる。そしてスリットの開口方向にのみに指向性
を有するスロットアンテナを対向面に形成することで、
互いのアンテナの放射しない方向を補いあうことができ
るとともに設備機器の金属製筐体に形成したアンテナ全
体として無指向性に近い放射特性を持たせることがで
き、設置状態が不確定な設備機器においても無線通信を
良好に行うことができるようになる。
に複数のスリットを夫々アンテナとして形成するととも
に、無線通信部において前記複数のアンテナを切り替え
て無線信号の送受信を行うダイバーシティアンテナとし
て形成し設備機器用アンテナとすることにより実施でき
る。そして金属製筐体に形成されたスロットアンテナに
よってダイバーシティアンテナを構成することで、屋外
に設置される設備機器と屋内に設置される無線リモコン
の通信においては、電波の多重反射が発生しフェージン
グなどによる受信電力の落ち込みが発生するが、設備機
器の外部にアンテナを取付けることなくダイバーシティ
アンテナによって受信電力の強いアンテナを選択して受
信可能となるので通信品質を向上することができる。
に、設備機器に取り付けられるとともに無線信号により
前記設備機器の制御を行う無線通信部と、前記無線通信
部を収納し金属製筐体で形成された無線コントローラ
と、前記無線コントローラの金属製筐体に形成されたス
リットと、無線信号を供給する給電部とを備え、前記ス
リットに無線通信部より給電を行って設備機器用アンテ
ナとして実施することができる。そして無線コントロー
ラ側にスリットを形成しスロットアンテナを構成するこ
とで、既存の設備機器に取付けて用いることを可能とす
るとともにアンテナを無線コントローラと一体化できる
為、アンテナを安価に構成でき、しかも空間への張り出
しを小さくでき、またいたずらやアンテナの酸化などに
よる破損によって通信不能になる恐れを減少する。
て図1を参照して説明する。図1において、1は家庭に
設置される給湯器の金属製筐体、2は給湯器の金属製筐
体1の内部に設けられた無線通信部、3は無線通信部2
に接続されアンテナに無線信号を給電するための給電
線、4は給湯器の金属製筐体1上に形成しているスリッ
ト、5は給電線3によってスリット4に無線信号を供給
する給電部、6は給湯器の内部で発生する熱を給湯器の
外部に排気する熱排気口である。
器本体は外ケースである給湯器の金属製筐体1に覆わ
れ、給湯器の金属製筐体1の内部には給湯器を屋内から
リモコンによって無線で制御する為に無線通信部2を備
え、使用周波数帯は特定な小電力無線テレメータ・テレ
コントロール用の429MHz帯を用いている。さらに
給湯器の金属製筐体1の側面に長辺が使用する周波数の
1/2波長程度(429MHzの場合、スリット長は約
35cm)の長さにした細長いスリット4を形成し、ス
リット4の長辺間に給電線3を介して無線通信部2から
無線信号を給電する給電部5を設けてスロットアンテナ
を構成している。スロットアンテナについて図2を使用
して説明すると、図2において7は広い導体板である。
図2(A)のように導体板7に細長いスリット4を形成
し前記スリットの長辺の中央部付近a,b間に給電する
と、前記スリット周囲に発生する電界により電波が放射
するようになる。スリット4の長辺を1/2波長にとる
と、図2(B)に示すような導体8のc、d間に給電し
たような1/2波長ダイポールアンテナ(補対ダイポー
ル)と等価と考えることができる。指向性においては導
体板7の片側のみを考えるためダイポールアンテナの指
向性の半分をもつ。
でスリット長を変化させることも可能である。またスリ
ット4の切り方は縦長形、横長形またはL字形など、ど
のような形状でも構成でき給湯器の金属製筐体1の形状
に自由に対応することもできる。また本実施例1におい
てスリット4は給湯器の金属製筐体1の側面に設けた
が、給湯器の金属製筐体1のどの面に形成しても構わな
い。
給湯器として説明したが、風呂がま用給湯器、電気温水
器またはメータ装置などの他の設備機器においても同様
に構成することができる。以上の説明は以下のどの実施
例においても同様に構成することができるとともに同様
の効果がある。
備機器用アンテナはスロットアンテナが家庭用設備機器
の金属製筐体1に形成されるので無線通信部2を収納す
るとともにアンテナが取付けられた無線コントローラを
別に取付けることなく、しかも金属製筐体で覆われた設
備機器の無線通信部2及びアンテナを内蔵(一体化)す
ることができるようになり、設備機器の外観を損なうこ
とがなくなる。アンテナが外に突き出さないので風雨に
よる金属の劣化やいたずらなどによって破損する恐れが
なくなる。さらに無線コントローラ及びアンテナの部分
が給湯器に内蔵(一体化)できる為、省スペースとなり
給湯器の取り付け自由度が向上し設置スペースによる取
付け不可能な状況をなくすことができる。またアンテナ
が外部に突き出ていない為、配管パイプなどの金属物が
近接する可能性を減少させアンテナ利得が劣化し無線通
信に支障を来す恐れを減少する。また無線コントローラ
やアンテナを給湯器に内蔵(一体化)することで無線コ
ントローラの筐体やアンテナを形成する部品をなくすこ
とでき製造コストを減少させることができる。
て図3を用いて説明する。実施例2で前記実施例1と異
なるのは家屋外壁の近傍に配置された給湯器においてス
リットを給湯器の金属製筐体の背面に設けている点であ
る。また図3において前記実施例1において説明した構
成要素については同一番号を付して説明は省略する。図
3において9は給湯器が設置されている近傍の家屋外壁
である。
図3に示すように家屋外壁9の近傍に配置された給湯器
の金属製筐体1の背面側すなわち家屋外壁9と対向して
いる面に長辺が使用周波数の1/2波長程度のスリット
4を形成し、無線通信部2に接続された給電線3を介し
てスリット4の長辺間の給電部5に給電しスロットアン
テナを構成している。
ナは開口方向に強く電波を放射する指向性を有するため
壁面方向すなわち屋内の方向に電波を強く放射すること
が可能となり、屋内との通信が良好となるとともに不要
輻射を減少させるこが可能となり、自システムまたは他
システムの無線装置に与える通信への影響を減少させる
ことが可能となる。
を用いて説明する。実施例3で前記実施例1、2と異な
るのは給湯器の金属製筐体1に設けられた熱排気口6に
給電し、スロットアンテナを構成している点である。ま
た図4において前記実施例1、2において説明した構成
要素については同一番号を付して説明は省略する。
図4において給湯器の金属製筐体1に配される熱排気口
6の長辺を使用周波数の1/2波長程度の長さのスリッ
トとして形成し、前記熱排気口6の長辺間の給電部5に
給湯器の金属製筐体1の内部に備えた無線通信部2に接
続された給電線3を介して給電することでスロットアン
テナを構成している。
ンテナとして構成したが、給湯器の金属製筐体1に形成
された吸気口についても同様に構成でき、その構成を図
5に示す。図5において前記実施例1、2、3と同様の
構成要素については同一番号を付して説明を省略する。
図5において、10は給湯器の内部において燃焼に必要
な空気を取り込むための吸気口であり、給湯器の金属製
筐体1に形成された吸気口10は長辺の長さが使用周波
数の1/2波長程度の長さのスリットとして形成し、前
記熱排気口6と同様な構成によりスロットアンテナを構
成している。
気口をスロットアンテナとして構成することで設備機器
の外観を全く損なうことなく無線装置及びアンテナ装置
を内蔵でき、設備機器が金属製筐体に覆われていてもア
ンテナを設備機器の外部に突き出すことなく無線システ
ムを構成できるため燃焼設備機器の設置性を損なうこと
がなくなる。また燃焼設備機器に必ず形成されている熱
排気口または吸気口を利用しアンテナを構成することで
アンテナを安価に構成できる。
を用いて説明する。実施例4で前記実施例1、2、3と
異なるのは給湯器の金属製筐体1に複数のスリットを形
成し、スロットアンテナとして構成している点である。
また図6において前記実施例1、2、3において説明し
た構成要素については同一番号を付して説明は省略す
る。図6において11は給湯器の金属製筐体1に設けら
れた第1のスリット、12は給湯器の金属製筐体1に設
けられた第2のスリットである。
図6において給湯器の金属製筐体1の右側面に第1のス
リット11を形成し、左側面に第2のスリット12を形
成している。そして給湯器の金属製筐体1に内蔵されて
いる無線通信部2に接続された給電線3を介して第1の
スリット11及び第2のスリット12のそれぞれのスリ
ット長辺間に設けた給電部5に無線信号を給電し複数の
スロットアンテナを構成している。このように複数のス
リットを形成し複数のスロットアンテナを構成させるこ
とでそれぞれのアンテナの偏波成分を変化させて構成し
たり、互いのアンテナ放射パターンのヌル方向を補うよ
うに構成することができるようになる。また設備機器の
金属製筐体にスリットを複数形成するだけなので安価に
かつ簡単に形成できる。なお本実施例4は2つのスリッ
トを給湯器の金属製筐体1の異なる面に形成している
が、それぞれのスリットを金属製筐体1の同一の面上に
構成することもできる。さらにスリットは2つ以上の複
数でも構わない。
1を直方体に構成し、第1のスリット11と第2のスリ
ット12を対向する面に構成し、熱排気口6が形成され
た面を給湯器の前面とすると給湯器の前面に向かって右
側面方向を第1のスリット11のスロットアンテナが、
また左側面方向を第2のスリット12のスロットアンテ
ナが電波を放射するように構成する。このようにすると
スロットアンテナはダイポールアンテナの半分の指向性
を有する為、対向する面にスロットアンテナを配置する
と水平面に無指向性に近い特性を得ることが可能とな
る。よって設置される設備機器の向きが不確定な設備機
器においても設置状態によることなく良好に通信できる
ようになる。なお対向する面はどの面においても構成可
能で複数の対向面にスロットアンテナを構成しても同様
の効果がある。またスリットは各面において複数でも構
わない。
ト12によるスロットアンテナを無線通信部2において
受信電力の大きいアンテナを選択して受信するようにし
ダイバーシティアンテナとして構成させることも可能で
ある。このように構成することで、屋外に設置される設
備機器と屋内に設置される無線リモコンの通信において
は、電波の多重反射が発生しフェージングなどによる受
信電力の落ち込みが発生するが、設備機器の外部にアン
テナを取付けることなくダイバーシティアンテナによっ
て受信電力の強いアンテナを選択して受信可能となる。
て図7を用いて説明する。実施例5で前記実施例1ない
し4と異なるのはスリットを金属製の無線コントローラ
にスリットを設けスロットアンテナを構成している点で
ある。また図7において前記実施例1ないし4において
説明した構成要素については同一番号を付して説明は省
略する。図7において13は給湯器を遠隔において無線
リモコンによって制御を行う為に設けられ、屋内に設置
されている無線リモコンと無線通信を行う無線コントロ
ーラである。
無線コントローラ13は金属製の筐体で前記無線コント
ローラ13の内部に無線通信部2を内蔵するともに、無
線コントローラ13上の一面に長辺を無線通信を行う使
用周波数の1/2波長程度で形成したスリット4を設
け、前記スリット4に無線通信部2より給電線3を介し
てスリット4の長辺間の給電部5に無線信号を給電しス
ロットアンテナを形成する。また無線コントローラ13
は給湯器の金属製筐体1に取り付けられており、無線コ
ントローラ13に内蔵された無線通信部2によって通信
される制御信号は給湯器の金属製筐体1に内蔵される制
御部と通信される構成である。
リット4を形成しスロットアンテナを構成することで既
存の設備機器に取付けて用いることができるようにな
る。アンテナを無線コントローラ13と一体化できる
為、アンテナを安価に構成できしかも空間への張り出し
を小さくでき、またいたずらや金属の酸化などによるア
ンテナの破損によって通信が不可能になる恐れを減少さ
せる。
用アンテナはスロットアンテナが家庭用設備機器の金属
製筐体に形成されるので無線通信部を収納するとともに
アンテナが取付けられた無線コントローラを別に取付け
ることなく、しかも金属製筐体で覆われた設備機器の無
線通信部及びアンテナを内蔵(一体化)することができ
るようになり、設備機器の外観を損なうことがなくな
る。アンテナが設備機器の外部に突き出さないので風雨
による金属の劣化やいたずらなどによって破損する恐れ
がなくなる。さらに無線コントローラ及びアンテナの部
分が設備機器に内蔵(一体化)できる為、省スペースと
なり前記設備機器の取り付け自由度が向上し設置スペー
スによる取付け不可能な状況をなくすことができる。ま
たアンテナが外部に突き出ていない為、配管パイプなど
の金属物が近接する可能性を減少させアンテナ利得が劣
化し無線通信に支障を来す恐れを減少する。また無線コ
ントローラやアンテナを給湯器等の設備機器に内蔵(一
体化)することで無線コントローラの筐体やアンテナを
形成する部品をなくすことでき安価に製造できるように
なる。
トアンテナを形成することで、スロットアンテナは開口
方向に強く放射する指向性を有する為に壁面方向すなわ
ち屋内の方向に電波を強く放射することが可能となり、
設備機器において屋内との通信が良好となるとともに不
要輻射を減少させるこが可能となり、自システムまたは
他システムの無線装置に与える影響を減少させることが
可能となる。
ロットアンテナとして構成することで設備機器のアンテ
ナの外観を全く損なうことなく無線装置を内蔵でき、金
属製筐体に覆われているにもかかわらずアンテナを外部
に突き出すことなく無線通信を可能とする。
ロットアンテナを構成させることでアンテナの偏波成分
を変化させて構成したり、互いのアンテナ放射パターン
のヌル方向を補うように構成することができるようにな
るため無線通信が良好になる。また、設備機器の金属製
筐体にスリットを複数形成するだけなので安価にかつ簡
単に形成することができる。
対向する面を有して構成するとともに対向する面のそれ
ぞれにスロットアンテナを構成することで、スロットア
ンテナがダイポールアンテナの半分の指向性を有する
為、対向する面にスロットアンテナを配置すると水平面
に無指向性に近い特性を得ることが可能となる。よって
設置される設備機器の向きが不確定な設備機器において
も設置状態によることなく良好に無線通信できる。
ットアンテナによってダイバーシティアンテナを構成す
ることで、機器外部にアンテナを設けることなく簡単に
複数アンテナをダイバーシティアンテナとして構成で
き、電波が多重反射し干渉することでフェージングが発
生しやすい設備機器の無線通信環境において、空間的に
異なった位置に配置したあるいは偏波の異なったスロッ
トアンテナによってより強い電波を選択し受信でき、特
定の偏波や空間に依存した受信電力の落ち込みを回避し
C/Nを向上させることで、無線通信の品質を向上する
ことができる。
し、スロットアンテナを構成することで既存の設備機器
に取付けて用いることを可能とするとともにアンテナを
無線コントローラと一体化できる為、アンテナを安価に
構成できしかも空間への張り出しを小さくでき、またい
たずらや酸化などによるアンテナの破損によって通信が
不能になる恐れを減少するなどの効果がある。
の構成を示す斜視図
の構成を示す斜視図
の構成を示す斜視図
の構成を示す斜視図
の構成を示す斜視図
す斜視図
Claims (7)
- 【請求項1】設備機器の金属製筐体と、前記金属製筐体
に収納され無線信号を送受信する無線通信部と、前記金
属筐体の一部に形成されたスリットと、無線信号を供給
する給電部とを備え、前記スリットに無線通信部より無
線信号を給電する設備機器用アンテナ。 - 【請求項2】屋外の壁又は壁に近接した位置に設置され
ている設備機器の金属製の筐体の背面にスリットを形成
した請求項1記載の設備機器用アンテナ。 - 【請求項3】設備機器を燃焼部分を有する燃焼設備機器
とし、前記燃焼設備機器は金属製筐体の一部に熱排気口
及び吸気口を備え、前記熱排気口あるいは吸気口に無線
通信部より無線信号を給電する請求項1又は2記載の設
備機器用アンテナ。 - 【請求項4】設備機器の金属製筐体に複数のスリットを
形成した請求項1又は2記載の設備機器用アンテナ。 - 【請求項5】設備機器の金属製筐体は少なくとも1対の
対向する面を有し、前記金属製筐体の対向する面のそれ
ぞれにスリットを形成した請求項4記載の設備機器用ア
ンテナ。 - 【請求項6】複数のスリットを夫々アンテナとして形成
するとともに、無線通信部において、前記複数のアンテ
ナを切り替えて無線信号の送受信を行うダイバーシティ
アンテナとした請求項4又は5記載の設備機器用アンテ
ナ。 - 【請求項7】設備機器に取り付けられるとともに無線信
号により前記設備機器の制御を行う無線通信部と、前記
無線通信部を収納し金属製筐体で形成された無線コント
ローラと、前記無線コントローラの金属製筐体に形成さ
れたスリットと、無線信号を供給する給電部とを備え、
前記スリットに無線通信部より無線信号を給電する設備
機器用アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29831396A JP3617218B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 設備機器用アンテナ |
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---|---|---|---|
JP29831396A JP3617218B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 設備機器用アンテナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10145126A true JPH10145126A (ja) | 1998-05-29 |
JP3617218B2 JP3617218B2 (ja) | 2005-02-02 |
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ID=17858035
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---|---|---|---|
JP29831396A Expired - Fee Related JP3617218B2 (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 設備機器用アンテナ |
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