JPH10144934A - 半導体圧力センサ及びその製造方法 - Google Patents

半導体圧力センサ及びその製造方法

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JPH10144934A
JPH10144934A JP30138396A JP30138396A JPH10144934A JP H10144934 A JPH10144934 A JP H10144934A JP 30138396 A JP30138396 A JP 30138396A JP 30138396 A JP30138396 A JP 30138396A JP H10144934 A JPH10144934 A JP H10144934A
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diaphragm
semiconductor pressure
pressure sensor
groove
etching
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JP30138396A
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Takashi Saijo
隆司 西條
Shuichiro Yamaguchi
周一郎 山口
Kazuo Eda
和夫 江田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイズが大きくなることなく、感度を向上さ
せることのできる半導体圧力センサ及びその製造方法を
提供する。 【解決手段】 (110)単結晶シリコン基板1の一主
表面に不純物をIon注入及びアニールすることによりピ
エゾ抵抗素子2を形成し、(110)単結晶シリコン基
板1の二主表面の略中央部をKOH水溶液等のアルカリ
系のエッチャントを用いてエッチングを行うことにより
ダイアフラム1aと支持部1bとを形成する。そして、
(110)単結晶シリコン基板1の二主表面側のダイア
フラム1aの略中央部に、開口部7が形成されたシリコ
ン窒化膜6をマスクとしてKOH水溶液等のアルカリ系
のエッチャントを用いてエッチングを行うことにより溝
部8を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体圧力センサ
及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来例に係る半導体圧力センサ
の製造工程を示す略断面図である。先ず、厚さが約30
0μmの単結晶シリコン基板10の一主表面に、所定形
状にパターニングされたフォトレジスト(図示せず)を
マスクとしてボロン(B)等の不純物をイオン注入及び
アニールを行うことにより、圧電変換素子としてのピエ
ゾ抵抗素子2を形成し、プラズマアッシング等によりフ
ォトレジストを除去した後、単結晶シリコン基板10の
両面に、熱酸化等によりシリコン酸化膜3を形成し、シ
リコン酸化膜3上に減圧CVD法等によりシリコン窒化
膜4を形成する。
【0003】次に、シリコン窒化膜4上にフォトレジス
ト(図示せず)を塗布し、露光,現像を行うことによ
り、単結晶シリコン基板10の二主表面に形成されたフ
ォトレジストに開口部(図示せず)を形成し、開口部が
形成されたフォトレジストをマスクとしてシリコン窒化
膜4及びシリコン酸化膜3のエッチングを行うことによ
り開口部5を形成し、プラズマアッシング等によりフォ
トレジストを除去する(図9(a))。
【0004】続いて、開口部5が形成されたシリコン窒
化膜4をマスクとして水酸化カリウム(KOH)水溶液
等のアルカリ系のエッチャントを用いて単結晶シリコン
基板10の異方性エッチングを行うことにより、凹部を
形成して厚さが約30μmのダイアフラム1aと支持部
1bとを形成し(図9(b))、エッチングにより単結
晶シリコン基板10の二主表面に形成されたシリコン窒
化膜4及びシリコン酸化膜3を除去する。
【0005】次に、所定形状にパターニングされたフォ
トレジスト(図示せず)をマスクとしてピエゾ抵抗素子
2上のシリコン酸化膜3及び窒化シリコン膜4のエッチ
ングを行うことにより、コンタクトホール11を形成し
(図9(c))、コンタクトホール11を埋め込むよう
にアルミニウム(Al)等から成る配線層12を形成す
る(図9(d))。
【0006】最後に、支持部1bに中央部に貫通孔13
aを有して成る厚みが約1mmのガラス台座13を接合
して半導体圧力センサを製造する(図9(e))。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の半導体圧力センサにおいては、必要な出力を得
るためにはダイアフラム1aの厚み(D)及びサイズ
(L)を調整する必要があり、低圧を測定(感度を向
上)するためには、ダイアフラム1aの厚み(D)を薄
くし、ダイアフラム1aのサイズ(L)を大きくする必
要がある。
【0008】また、必要なダイアフラム1aのサイズを
得るためには、単結晶シリコン基板10の厚みに応じた
サイドエッチ量(l)を考慮し、さらにパッケージ本体
に実装する際に必要なガラス台座13との貼りしろ
(A)も確保する必要がある。
【0009】更に、パッケージ本体からガラス台座13
へ、ガラス台座13からピエゾ抵抗素子2へと影響を及
ぼす熱膨張率の違いによるストレスを緩和するために
は、単結晶シリコン基板10の厚みができるだけ厚い方
が望ましく、結果的に、感度を向上させるためにはどう
してもチップサイズが大きくなってしまうという問題が
あった。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、サイズが大きくなる
ことなく、感度を向上させることのできる半導体圧力セ
ンサ及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
薄肉部より成るダイアフラムと、該ダイアフラムを支持
して成る支持部と、前記ダイアフラム上に形成され、圧
力変化を電気的性質に変換する圧電変換素子とを有して
成る半導体圧力センサにおいて、前記ダイアフラムの略
中央部に溝部を有することを特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体圧力センサにおいて、前記溝部を複数個設けたこと
を特徴とするものである。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体圧力センサにおいて、前記溝部を前
記圧電変換素子に対して対称となるように配置したこと
を特徴とするものである。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の半導体圧力センサにおいて、前記ダイアフラ
ムにおける前記圧電変換素子を形成した面と異なる面
に、前記溝部を形成したことを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の半導体圧力センサにおいて、前記ダイアフラ
ムにおける前記圧電変換素子を形成した面に、前記溝部
を形成したことを特徴とするものである。
【0016】請求項6記載の発明は、単結晶シリコン基
板の一方の面の略中央部をエッチングすることにより薄
肉部より成るダイアフラムと該ダイアフラムを支持して
成る支持部とを形成し、前記ダイアフラム上に圧力変化
を電気的性質に変換する圧電変換素子を形成して成る半
導体圧力センサの製造方法において、前記ダイアフラム
の略中央部にエッチングを行うことにより溝部を形成し
たことを特徴とするものである。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項6記載の半
導体圧力センサの製造方法において、前記ダイアフラム
における前記圧電変換素子を形成した面と異なる面に、
前記ダイアフラムの形成の際に、同時に前記溝部を形成
するようにしたことを特徴とするものである。
【0018】請求項8記載の発明は、請求項6または請
求項7記載の半導体圧力センサの製造方法において、前
記溝部を、アルカリ系のエッチャントを用いたウェット
エッチングにより形成するようにしたことを特徴とする
ものである。
【0019】請求項9記載の発明は、請求項6または請
求項7記載の半導体圧力センサの製造方法において、前
記溝部を、RIEにより形成するようにしたことを特徴
とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る半導体圧力センサの製造工程を示す略断面図であ
り、図2は、本実施形態に係る半導体圧力センサの裏面
から見た状態を示す略平面図である。先ず、厚さが約3
00μmの(110)単結晶シリコン基板1の一主表面
に、所定形状にパターニングされたフォトレジスト(図
示せず)をマスクとしてボロン(B)等の不純物をイオ
ン注入及びアニールを行うことにより、圧電変換素子と
してのピエゾ抵抗素子2を形成し、プラズマアッシング
等によりフォトレジストを除去した後、(110)単結
晶シリコン基板1の両面に、熱酸化等によりシリコン酸
化膜3を形成し、シリコン酸化膜3上に減圧CVD法等
によりシリコン窒化膜4を形成する。
【0021】次に、シリコン窒化膜4上にフォトレジス
ト(図示せず)を塗布し、露光,現像を行うことによ
り、(110)単結晶シリコン基板1の二主表面に形成
されたフォトレジストに開口部(図示せず)を形成し、
開口部が形成されたフォトレジストをマスクとしてシリ
コン窒化膜4及びシリコン酸化膜3のエッチングを行う
ことにより開口部5を形成し、プラズマアッシング等に
よりフォトレジストを除去する(図1(a))。
【0022】なお、シリコン酸化膜3及びシリコン窒化
膜4のエッチング方法の一例としては、四弗化炭素(C
4)のガスプラズマ中でフッ素ラジカルでエッチング
を行う方法がある。
【0023】続いて、開口部5が形成されたシリコン窒
化膜4をマスクとして水酸化カリウム(KOH)水溶液
等のアルカリ系のエッチャントを用いて(110)単結
晶シリコン基板1の異方性エッチングを行うことによ
り、凹部を形成して厚さが約30μmのダイアフラム1
aと支持部1bとを形成し(図1(b))、エッチング
により(110)単結晶シリコン基板1の二主表面に形
成されたシリコン窒化膜4及びシリコン酸化膜3を除去
する(図1(c))。
【0024】次に、減圧CVD法等により(110)単
結晶シリコン基板1の二主表面にシリコン窒化膜6を形
成し、シリコン窒化膜6上にフォトレジスト(図示せ
ず)を塗布し、露光,現像を行うことによりフォトレジ
ストに開口部(図示せず)を形成する。
【0025】そして、開口部が形成されたフォトレジス
トをマスクとしてシリコン窒化膜6のエッチングを行う
ことにより、ダイアフラム1aの略中央部のシリコン窒
化膜6に開口部7を形成し、プラズマアッシング等によ
りフォトレジストを除去し、開口部7が形成されたシリ
コン窒化膜6をマスクとしてKOH水溶液等のアルカリ
系のエッチャントを用いて(110)単結晶シリコン基
板1の異方性エッチングを行うことにより、ダイアフラ
ム1aの略中央部に溝部8を形成する(図1(d))。
なお、この時のエッチングは、エッチング孔内が全て
(111)面で形成されるようになった時点でストップ
する。
【0026】最後に、ピエゾ抵抗素子2上のシリコン酸
化膜3及び窒化シリコン膜4に、エッチングにより開口
部(図示せず)を形成し、前記開口部を埋め込むように
アルミニウム(Al)等から成る配線層(図示せず)を
形成し、支持部1bに厚みが約1mmのガラス台座(図
示せず)を接合する。
【0027】なお、配線層の形成方法の一例としては、
ターゲットにアルミニウム(Al)を用いてスパッタリ
ングを行うことによりアルミニウム層を形成し、フォト
リソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて所定形状
にパターニングすることにより形成する方法がある。
【0028】従って、本実施形態においては、ダイアフ
ラム1aの略中央部に溝部8を形成したので、従来に比
べて応力による歪みが大きくなり、ダイアフラム1aの
厚みを薄くしたり、ダイアフラム1aのサイズを大きく
したりすることなく、出力感度を向上させることができ
る。
【0029】なお、本実施形態においては、KOH水溶
液等のアルカリ系のエッチャントを用いて異方性エッチ
ングを行うことにより溝部8を形成するようにしたが、
これに限定される必要はなく、例えば、RIE(Reacti
ve Ion Etching)により溝部8を形成するようにして
も良く、この場合、溝部8の深さを所望の値に設定する
ことができる。
【0030】また、本実施形態においては、(110)
単結晶シリコン基板1のピエゾ抵抗素子2を形成した面
と異なる面に溝部8を形成するようにしたが、これに限
定される必要はなく、例えば、図3に示すように、(1
10)単結晶シリコン基板1のピエゾ抵抗素子2を形成
した面に、KOH水溶液等のアルカリ系のエッチャント
を用いて異方性エッチングを行うことにより溝部8を形
成したり、図4に示すように、(110)単結晶シリコ
ン基板1のピエゾ抵抗素子2を形成した面に、RIEに
より溝部8を形成するようにしても良い。図3に示す半
導体圧力センサの場合、ダイアフラム1aの形成の際の
エッチングと同時に溝部8を形成することができ、工程
数を増やすことなく半導体圧力センサを製造することが
できる。また、ダイヤフラム1aの両面に溝部8を形成
するようにしても良い。
【0031】また、上述の実施形態においては、基板と
して(110)単結晶シリコン基板1を用いたが、これ
に限定される必要はなく、例えば(100)単結晶シリ
コン基板を用いても良い。このとき、(110)単結晶
シリコン基板1を用いた場合には、ピエゾ抵抗素子2は
ダイアフラム1aと支持部1bとの境界部分に2つとダ
イアフラム1aの略中心部分に2つ形成され、図5に示
すように、(100)単結晶シリコン基板9を用いた場
合には、ピエゾ抵抗素子2はダイアフラム1aと支持部
1bとの境界部分に2つとダイアフラム1aの周辺部分
に2つ形成されることになる。
【0032】また、本実施形態においては、溝部8を1
つ形成する場合について説明したが、これに限定される
必要はなく、2つ以上の溝部8を形成するようにしても
良く、例えば、図6に示すように溝部8を3つ形成した
り、図7に示すように溝部8を4つ形成するようにして
も良く、これによりさらに出力感度を向上させることが
できる。このとき、図6に示す半導体圧力センサでは、
溝部8が直列に並んでいる方向に対する応力を強くする
ことができ、溝部8の配置により、所定方向の応力を強
めることができる。更に、1つの大きな溝部8を形成す
るよりも、複数の小さな溝部8を形成する方が、溝部8
の深さが浅くなり、ダイヤフラム1aの厚みをあまり薄
くすることなく出力感度を向上させることができる。
【0033】更に、図6,図7においては、同一形状の
溝部8を複数形成する場合について示しているが、これ
に限定される必要はなく、例えば図8に示すように、異
なる形状の溝部8を形成するようにしても良い。このと
き、図8においては長方形の溝部8を形成しているの
で、正方形の溝部8よりもさらに浅い溝部8を形成する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】請求項1または請求項4乃至請求項6記
載の発明は、薄肉部より成るダイアフラムと、ダイアフ
ラムを支持して成る支持部と、ダイアフラム上に形成さ
れ、圧力変化を電気的性質に変換する圧電変換素子とを
有して成る半導体圧力センサにおいて、ダイアフラムの
略中央部に溝部を有するので、応力による歪みが大きく
なり、ダイアフラムの厚みを薄くしたり、ダイアフラム
のサイズを大きくしたりすることなく、出力感度を向上
させることができ、サイズが大きくなることなく、出力
感度を向上させることのできる半導体圧力センサ及びそ
の製造方法を提供することができた。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の半
導体圧力センサにおいて、溝部を複数個設けたので、さ
らに出力感度を向上させることができる。
【0036】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の半導体圧力センサにおいて、溝部を圧電変
換素子に対して対称となるように配置したので、所定方
向の感度を向上させることができる。
【0037】請求項7記載の発明は、請求項6記載の半
導体圧力センサの製造方法において、ダイアフラムにお
ける圧電変換素子を形成した面と異なる面に、ダイアフ
ラムの形成の際に、同時に溝部を形成するようにしたの
で、工程数が増加することなく出力感度を向上させるこ
とができる。
【0038】請求項8記載の発明は、請求項6または請
求項7記載の半導体圧力センサの製造方法において、溝
部をアルカリ系のエッチャントを用いたウェットエッチ
ングにより形成するようにしたので、安価に溝部8を形
成することができる。
【0039】請求項9記載の発明は、請求項6または請
求項7記載の半導体圧力センサの製造方法において、溝
部をRIEにより形成するようにしたので、溝部の深さ
を所望の値に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る半導体圧力センサの
製造工程を示す略断面図である。
【図2】本実施形態に係る半導体圧力センサの裏面から
見た状態を示す略平面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る半導体圧力センサ
を示す略断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る半導体圧力センサ
を示す略断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る半導体圧力センサ
の裏面から見た状態を示す略平面図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係る半導体圧力センサ
の裏面から見た状態を示す略平面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係る半導体圧力センサ
の裏面から見た状態を示す略平面図である。
【図8】本発明の他の実施形態に係る半導体圧力センサ
の裏面から見た状態を示す略平面図である。
【図9】従来例に係る半導体圧力センサの製造工程を示
す略断面図である。
【符号の説明】
1 (110)単結晶シリコン基板 1a ダイアフラム 1b 支持部 2 ピエゾ抵抗素子 3 シリコン酸化膜 4 シリコン窒化膜 5 開口部 6 シリコン窒化膜 7 開口部 8 溝部 9 (100)単結晶シリコン基板 10 単結晶シリコン基板 11 コンタクトホール 12 配線層 13 ガラス台座 13a 貫通孔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄肉部より成るダイアフラムと、該ダイ
    アフラムを支持して成る支持部と、前記ダイアフラム上
    に形成され、圧力変化を電気的性質に変換する圧電変換
    素子とを有して成る半導体圧力センサにおいて、前記ダ
    イアフラムの略中央部に溝部を有することを特徴とする
    半導体圧力センサ。
  2. 【請求項2】 前記溝部を複数個設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の半導体圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記溝部を前記圧電変換素子に対して対
    称となるように配置したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の半導体圧力センサ。
  4. 【請求項4】 前記ダイアフラムにおける前記圧電変換
    素子を形成した面と異なる面に、前記溝部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の半導体圧力
    センサ。
  5. 【請求項5】 前記ダイアフラムにおける前記圧電変換
    素子を形成した面に、前記溝部を形成したことを特徴と
    する請求項1乃至請求項4記載の半導体圧力センサ。
  6. 【請求項6】 単結晶シリコン基板の一方の面の略中央
    部をエッチングすることにより薄肉部より成るダイアフ
    ラムと該ダイアフラムを支持して成る支持部とを形成
    し、前記ダイアフラム上に圧力変化を電気的性質に変換
    する圧電変換素子を形成して成る半導体圧力センサの製
    造方法において、前記ダイアフラムの略中央部にエッチ
    ングを行うことにより溝部を形成したことを特徴とする
    半導体圧力センサの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記ダイアフラムにおける前記圧電変換
    素子を形成した面と異なる面に、前記ダイアフラムの形
    成の際に、同時に前記溝部を形成するようにしたことを
    特徴とする請求項6記載の半導体圧力センサの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記溝部を、アルカリ系のエッチャント
    を用いたウェットエッチングにより形成するようにした
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の半導体
    圧力センサの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記溝部を、RIEにより形成するよう
    にしたことを特徴とする請求項6または請求項7記載の
    半導体圧力センサの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110274712A (zh) * 2018-03-13 2019-09-24 阿自倍尓株式会社 压阻式传感器

Cited By (2)

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CN110274712A (zh) * 2018-03-13 2019-09-24 阿自倍尓株式会社 压阻式传感器
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