JPH10143536A - 画像情報の検索、記憶、処理方法及び装置並びにメモリ - Google Patents
画像情報の検索、記憶、処理方法及び装置並びにメモリInfo
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- JPH10143536A JPH10143536A JP8316913A JP31691396A JPH10143536A JP H10143536 A JPH10143536 A JP H10143536A JP 8316913 A JP8316913 A JP 8316913A JP 31691396 A JP31691396 A JP 31691396A JP H10143536 A JPH10143536 A JP H10143536A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 色情報に特徴がある画像情報を能率よく検索
することができる画像情報の検索、記憶、処理方法及び
装置並びにメモリを提供する。 【解決手段】 色パレットから比較用色情報を指定し
(ステップS1102)、画像情報データベース中の画
像情報から予め抽出された代表色情報を読み込む(ステ
ップS1103)。比較用色情報と代表色情報のいずれ
かが一致するか否かを判別し(ステップS1104)、
一致する場合は当該画像情報が目的とする画像情報であ
るか否かを判別する一方(ステップS1110)、一致
しない場合は、比較用色情報に近似色演算処理を施すこ
とによりその範囲を広げ(ステップS1105)、上記
代表色情報との一致判別処理を再度実行する(ステップ
S1106、S1104)。
することができる画像情報の検索、記憶、処理方法及び
装置並びにメモリを提供する。 【解決手段】 色パレットから比較用色情報を指定し
(ステップS1102)、画像情報データベース中の画
像情報から予め抽出された代表色情報を読み込む(ステ
ップS1103)。比較用色情報と代表色情報のいずれ
かが一致するか否かを判別し(ステップS1104)、
一致する場合は当該画像情報が目的とする画像情報であ
るか否かを判別する一方(ステップS1110)、一致
しない場合は、比較用色情報に近似色演算処理を施すこ
とによりその範囲を広げ(ステップS1105)、上記
代表色情報との一致判別処理を再度実行する(ステップ
S1106、S1104)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶媒体に記憶さ
れた画像情報から所望の画像情報を検索する画像処理方
法及び画像処理装置並びにメモリに関する。
れた画像情報から所望の画像情報を検索する画像処理方
法及び画像処理装置並びにメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】多数のカラー画像を作成し、これらをハ
ードディスク等の記憶媒体に画像情報として記憶する一
方、記憶された画像情報を必要に応じて取り出せるよう
にしたワープロやパソコン等の画像処理装置が従来より
知られている。この装置では、所望の画像情報を検索す
るに際し、記憶された画像情報を1枚1枚表示させるの
では時間がかかるため、例えばサムネイルと呼ばれる小
さな画像を一覧表示する手法を用いて検索能率を高める
ようにしている。
ードディスク等の記憶媒体に画像情報として記憶する一
方、記憶された画像情報を必要に応じて取り出せるよう
にしたワープロやパソコン等の画像処理装置が従来より
知られている。この装置では、所望の画像情報を検索す
るに際し、記憶された画像情報を1枚1枚表示させるの
では時間がかかるため、例えばサムネイルと呼ばれる小
さな画像を一覧表示する手法を用いて検索能率を高める
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手法では、検索すべき画像情報の種類によっては検
索能率を十分高めることができない場合があった。例え
ば、植物図鑑の画像のように画像間における特徴の差異
が小さく、画像同士を明確に区別・認識することが難し
い場合は、表示された小さな画像群から所望の画像を見
つけ出すことが困難であるという問題があった。
来の手法では、検索すべき画像情報の種類によっては検
索能率を十分高めることができない場合があった。例え
ば、植物図鑑の画像のように画像間における特徴の差異
が小さく、画像同士を明確に区別・認識することが難し
い場合は、表示された小さな画像群から所望の画像を見
つけ出すことが困難であるという問題があった。
【0004】その一方、植物図鑑の画像のように、形態
に特徴はなくとも色彩に特徴がある場合は、この色彩を
手掛かりに所望の画像情報を検索することも考えられ
る。
に特徴はなくとも色彩に特徴がある場合は、この色彩を
手掛かりに所望の画像情報を検索することも考えられ
る。
【0005】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、色情報に特徴がある画像情報を能
率よく検索することができる画像情報の検索、記憶、処
理方法及び装置並びにメモリを提供することにある。
であり、その目的は、色情報に特徴がある画像情報を能
率よく検索することができる画像情報の検索、記憶、処
理方法及び装置並びにメモリを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の画像情報の検索方法は、画像情報
が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報を検索す
る検索工程を含む画像情報の検索方法において、比較用
色情報を決定する決定工程と、前記記憶媒体に記憶され
た各画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定工程に
おいて決定された比較用色情報とを比較する比較工程と
を含み、前記検索工程では、前記比較工程における比較
結果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色情報を
含む画像情報を、検索された画像情報として取得するこ
とを特徴とする。
に本発明の請求項1の画像情報の検索方法は、画像情報
が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報を検索す
る検索工程を含む画像情報の検索方法において、比較用
色情報を決定する決定工程と、前記記憶媒体に記憶され
た各画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定工程に
おいて決定された比較用色情報とを比較する比較工程と
を含み、前記検索工程では、前記比較工程における比較
結果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色情報を
含む画像情報を、検索された画像情報として取得するこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2の画像情報の検索方法は、上記請
求項1記載の構成において、前記所定の色情報は、前記
各画像情報に含まれる色情報のうち該各画像情報を代表
する色情報であることを特徴とする。
求項1記載の構成において、前記所定の色情報は、前記
各画像情報に含まれる色情報のうち該各画像情報を代表
する色情報であることを特徴とする。
【0008】請求項3の画像情報の検索方法は、上記請
求項1または2記載の構成において、前記所定の色情報
は、前記記憶媒体に前記画像情報が記憶されるときに決
定されることを特徴とする。
求項1または2記載の構成において、前記所定の色情報
は、前記記憶媒体に前記画像情報が記憶されるときに決
定されることを特徴とする。
【0009】請求項4の画像情報の検索方法は、上記請
求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記
所定の色情報は、互いに近似しない色情報であることを
特徴とする。
求項1〜3のいずれか1項に記載の構成において、前記
所定の色情報は、互いに近似しない色情報であることを
特徴とする。
【0010】請求項5の画像情報の検索方法は、上記請
求項1〜4のいずれか1項に記載の構成において、前記
所定の色情報は、操作者により抽出されることを特徴と
する。
求項1〜4のいずれか1項に記載の構成において、前記
所定の色情報は、操作者により抽出されることを特徴と
する。
【0011】請求項6の画像情報の検索方法は、上記請
求項1〜5のいずれか1項に記載の構成において、前記
決定工程では、色情報を指定し、該指定された色情報に
近似する近似色情報を求め、該近似色情報を前記比較用
色情報として決定することを特徴とする。
求項1〜5のいずれか1項に記載の構成において、前記
決定工程では、色情報を指定し、該指定された色情報に
近似する近似色情報を求め、該近似色情報を前記比較用
色情報として決定することを特徴とする。
【0012】請求項7の画像情報の記憶方法は、画像情
報に含まれる所定の色情報を抽出する抽出工程と、該抽
出された所定の色情報を前記画像情報と共に請求項1〜
6のいずれか1項に記載の画像情報の検索方法において
用いられる記憶媒体に記憶する記憶工程とを含むことを
特徴とする。
報に含まれる所定の色情報を抽出する抽出工程と、該抽
出された所定の色情報を前記画像情報と共に請求項1〜
6のいずれか1項に記載の画像情報の検索方法において
用いられる記憶媒体に記憶する記憶工程とを含むことを
特徴とする。
【0013】請求項8の画像処理方法は、請求項1〜6
のいずれか1項に記載の画像情報の検索方法と請求項7
記載の画像情報の記憶方法とを含むことを特徴とする。
のいずれか1項に記載の画像情報の検索方法と請求項7
記載の画像情報の記憶方法とを含むことを特徴とする。
【0014】請求項9の画像情報の検索装置は、画像情
報が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報を検索
する検索手段を備えた画像情報の検索装置において、比
較用色情報を決定する決定手段と、前記記憶媒体に記憶
された各画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定手
段により決定された比較用色情報とを比較する比較手段
とを備え、前記検索手段は、前記比較手段による比較結
果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色情報を含
む画像情報を、検索された画像情報として取得すること
を特徴とする。
報が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報を検索
する検索手段を備えた画像情報の検索装置において、比
較用色情報を決定する決定手段と、前記記憶媒体に記憶
された各画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定手
段により決定された比較用色情報とを比較する比較手段
とを備え、前記検索手段は、前記比較手段による比較結
果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色情報を含
む画像情報を、検索された画像情報として取得すること
を特徴とする。
【0015】請求項10の画像情報の検索装置は、上記
請求項9記載の構成において、前記所定の色情報は、前
記各画像情報に含まれる色情報のうち該各画像情報を代
表する色情報であることを特徴とする。
請求項9記載の構成において、前記所定の色情報は、前
記各画像情報に含まれる色情報のうち該各画像情報を代
表する色情報であることを特徴とする。
【0016】請求項11の画像情報の検索装置は、上記
請求項9または10記載の構成において、前記所定の色
情報は、前記記憶媒体に前記画像情報が記憶されるとき
に決定されることを特徴とする。
請求項9または10記載の構成において、前記所定の色
情報は、前記記憶媒体に前記画像情報が記憶されるとき
に決定されることを特徴とする。
【0017】請求項12の画像情報の検索装置は、上記
請求項9〜11のいずれか1項に記載の構成において、
前記所定の色情報は、互いに近似しない色情報であるこ
とを特徴とする。
請求項9〜11のいずれか1項に記載の構成において、
前記所定の色情報は、互いに近似しない色情報であるこ
とを特徴とする。
【0018】請求項13の画像情報の検索装置は、上記
請求項9〜12のいずれか1項に記載の構成において、
前記所定の色情報は、操作者により抽出されることを特
徴とする。
請求項9〜12のいずれか1項に記載の構成において、
前記所定の色情報は、操作者により抽出されることを特
徴とする。
【0019】請求項14の画像情報の検索装置は、上記
請求項9〜13のいずれか1項に記載の構成において、
前記決定手段は、色情報を指定し、該指定された色情報
に近似する近似色情報を求め、該近似色情報を前記比較
用色情報として決定することを特徴とする。
請求項9〜13のいずれか1項に記載の構成において、
前記決定手段は、色情報を指定し、該指定された色情報
に近似する近似色情報を求め、該近似色情報を前記比較
用色情報として決定することを特徴とする。
【0020】請求項15の画像情報の記憶装置は、画像
情報に含まれる所定の色情報を抽出する抽出手段と、該
抽出された所定の色情報を前記画像情報と共に請求項9
〜14のいずれか1項に記載の画像情報の検索装置にお
いて用いられる記憶媒体に記憶する記憶手段とを備えた
ことを特徴とする。
情報に含まれる所定の色情報を抽出する抽出手段と、該
抽出された所定の色情報を前記画像情報と共に請求項9
〜14のいずれか1項に記載の画像情報の検索装置にお
いて用いられる記憶媒体に記憶する記憶手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0021】請求項16の画像処理装置は、請求項9〜
14のいずれか1項に記載の画像情報の検索装置と請求
項15記載の画像情報の記憶装置とから構成されること
を特徴とする。
14のいずれか1項に記載の画像情報の検索装置と請求
項15記載の画像情報の記憶装置とから構成されること
を特徴とする。
【0022】請求項17の画像情報の検索用メモリは、
画像情報が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報
を検索する検索モジュールを有するプログラムを格納し
た画像情報の検索用メモリにおいて、比較用色情報を決
定する決定モジュールと、前記記憶媒体に記憶された各
画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定モジュール
により決定された比較用色情報とを比較する比較モジュ
ールとを有するプログラムを格納し、前記検索モジュー
ルは、前記比較モジュールによる比較結果に基づいて、
前記比較用色情報と一致する色情報を含む画像情報を、
検索された画像情報として取得することを特徴とする。
画像情報が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報
を検索する検索モジュールを有するプログラムを格納し
た画像情報の検索用メモリにおいて、比較用色情報を決
定する決定モジュールと、前記記憶媒体に記憶された各
画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定モジュール
により決定された比較用色情報とを比較する比較モジュ
ールとを有するプログラムを格納し、前記検索モジュー
ルは、前記比較モジュールによる比較結果に基づいて、
前記比較用色情報と一致する色情報を含む画像情報を、
検索された画像情報として取得することを特徴とする。
【0023】請求項18の画像情報の記憶用メモリは、
画像情報に含まれる所定の色情報を抽出する抽出モジュ
ールと、該抽出された所定の色情報を前記画像情報と共
に請求項17記載のメモリに格納されたプログラムによ
って制御される記憶媒体に記憶する記憶モジュールとを
有するプログラムを格納したことを特徴とする。
画像情報に含まれる所定の色情報を抽出する抽出モジュ
ールと、該抽出された所定の色情報を前記画像情報と共
に請求項17記載のメモリに格納されたプログラムによ
って制御される記憶媒体に記憶する記憶モジュールとを
有するプログラムを格納したことを特徴とする。
【0024】請求項19の画像情報の処理用メモリは、
請求項17記載の画像情報の検索用メモリと請求項18
記載の画像情報の記憶用メモリとを含むことを特徴とす
る。
請求項17記載の画像情報の検索用メモリと請求項18
記載の画像情報の記憶用メモリとを含むことを特徴とす
る。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0026】(実施の第1形態)図1は、本発明の実施
の第1形態に係る画像処理装置の全体構成図を示すブロ
ック図である。
の第1形態に係る画像処理装置の全体構成図を示すブロ
ック図である。
【0027】本画像処理装置は、CPU(中央処理装
置)1に、バスライン(BL)6を介してキーボード
2、LCD(液晶表示装置)3、VRAM(ビデオRA
M)4、HD(ハードディスク)5、ROM7及びRA
M8が接続されて成る。
置)1に、バスライン(BL)6を介してキーボード
2、LCD(液晶表示装置)3、VRAM(ビデオRA
M)4、HD(ハードディスク)5、ROM7及びRA
M8が接続されて成る。
【0028】CPU1は、本画像処理装置全体を制御す
る。キーボード2は、文字入力キーや制御キー等を備え
る。LCD3はカラー画像を表示でき、表示用書き込み
メモリであるVRAM4に書き込まれた画像情報を可視
表示する。HD5は、外部記憶装置として、画像情報を
記憶する。
る。キーボード2は、文字入力キーや制御キー等を備え
る。LCD3はカラー画像を表示でき、表示用書き込み
メモリであるVRAM4に書き込まれた画像情報を可視
表示する。HD5は、外部記憶装置として、画像情報を
記憶する。
【0029】ROM7の内部は、複数の記憶領域(RO
M7a(PRG)、ROM7b(PAT))に分割され
ており、各記憶領域はそれぞれ所定の目的のために使用
される。ROM7aには、CPU1が実行する各種制御
プログラムが格納されており、ROM7bには、後述す
るように、表示する色の素となる色素データの集合(以
下「色パレット」という)が格納されている。
M7a(PRG)、ROM7b(PAT))に分割され
ており、各記憶領域はそれぞれ所定の目的のために使用
される。ROM7aには、CPU1が実行する各種制御
プログラムが格納されており、ROM7bには、後述す
るように、表示する色の素となる色素データの集合(以
下「色パレット」という)が格納されている。
【0030】不揮発性のメモリであるRAM8の内部
は、複数の記憶領域(RAM8a(WORK)、RAM
8b(IMAG)、RAM8c(COLOR)、RAM
8d(DATA))に分割されており、各記憶領域はそ
れぞれ所定の目的のために使用される。RAM8aは、
CPU1が各種制御プログラムを実行する際の演算や、
各種テーブルの一時作成等の作業領域として使用され
る。RAM8bは、後述する検索対象となる画像情報を
記憶する。RAM8cは、RAM8bに記憶された画像
情報に含まれている色情報の内、当該画像情報を代表す
る色情報であって後述の処理により決定される所定の色
情報(以下「代表色情報」という)を記憶する。RAM
8dは、画像検索における手掛かりとする色情報(以下
「比較用色情報」という)を一時記憶する。なお、HD
5に画像情報が記憶されるときは、RAM8cに記憶さ
れた代表色情報も併せてHD5に記憶される。
は、複数の記憶領域(RAM8a(WORK)、RAM
8b(IMAG)、RAM8c(COLOR)、RAM
8d(DATA))に分割されており、各記憶領域はそ
れぞれ所定の目的のために使用される。RAM8aは、
CPU1が各種制御プログラムを実行する際の演算や、
各種テーブルの一時作成等の作業領域として使用され
る。RAM8bは、後述する検索対象となる画像情報を
記憶する。RAM8cは、RAM8bに記憶された画像
情報に含まれている色情報の内、当該画像情報を代表す
る色情報であって後述の処理により決定される所定の色
情報(以下「代表色情報」という)を記憶する。RAM
8dは、画像検索における手掛かりとする色情報(以下
「比較用色情報」という)を一時記憶する。なお、HD
5に画像情報が記憶されるときは、RAM8cに記憶さ
れた代表色情報も併せてHD5に記憶される。
【0031】図2は、色情報(以下「色素データ」とい
う)のデータ構成を示す概念図である。色素データは、
表示1ドットにつきR(赤)が4ビット、G(緑)が4
ビット、B(青)が4ビットの計12ビットの情報から
成る。
う)のデータ構成を示す概念図である。色素データは、
表示1ドットにつきR(赤)が4ビット、G(緑)が4
ビット、B(青)が4ビットの計12ビットの情報から
成る。
【0032】図3は、RAM8bに記憶される画像情報
のデータ構成を示す概念図である。同図に示すように、
画像情報は図2に示す色素データを重ねた、いわゆる色
素データの集合体であり、LCD3における表示1ドッ
ト毎に12ビットの情報が対応している。このようにし
て全ドットの色素データが特定されることにより、1枚
の画像が表現される。
のデータ構成を示す概念図である。同図に示すように、
画像情報は図2に示す色素データを重ねた、いわゆる色
素データの集合体であり、LCD3における表示1ドッ
ト毎に12ビットの情報が対応している。このようにし
て全ドットの色素データが特定されることにより、1枚
の画像が表現される。
【0033】図4は、RAM8cに記憶される代表色情
報のデータ構成を示す概念図である。代表色情報(CO
LOR(1)〜(5)・・・)は、画像情報の一部であ
るからその構成は図3に示すものと同様である。ただ
し、代表色情報は、RAM8bに記憶された画像情報に
含まれている色情報の中から当該画像情報の象徴する特
徴的な色情報として選ばれるものであるから、その数は
例えば数個とするのが好ましい。
報のデータ構成を示す概念図である。代表色情報(CO
LOR(1)〜(5)・・・)は、画像情報の一部であ
るからその構成は図3に示すものと同様である。ただ
し、代表色情報は、RAM8bに記憶された画像情報に
含まれている色情報の中から当該画像情報の象徴する特
徴的な色情報として選ばれるものであるから、その数は
例えば数個とするのが好ましい。
【0034】図5は、ROM7bに格納される色パレッ
トのデータ構成の一例を示す概念図である。その構成は
図3に示すものと同様である。色パレットは、R、G、
Bをそれぞれ4ビットの情報で表現した場合の全ての組
み合わせである。1つの色(例えばB)は4ビットで表
現すると、「0000」〜「1111」であるから、こ
れを16進数で表すと「0…8、9、A、B…F」とな
る。従って、R、G、Bを12ビットで表現したときの
組み合わせ総数は、16の3乗、つまり4096種類と
なる。このように色パレットは予め4096色設定され
ている。
トのデータ構成の一例を示す概念図である。その構成は
図3に示すものと同様である。色パレットは、R、G、
Bをそれぞれ4ビットの情報で表現した場合の全ての組
み合わせである。1つの色(例えばB)は4ビットで表
現すると、「0000」〜「1111」であるから、こ
れを16進数で表すと「0…8、9、A、B…F」とな
る。従って、R、G、Bを12ビットで表現したときの
組み合わせ総数は、16の3乗、つまり4096種類と
なる。このように色パレットは予め4096色設定され
ている。
【0035】以下に、本実施の第1形態における画像情
報の保存及び検索の処理を説明する。
報の保存及び検索の処理を説明する。
【0036】図6は、画像情報データベース作成処理の
手順を示すフローチャートであり、CPU1により実行
される。
手順を示すフローチャートであり、CPU1により実行
される。
【0037】まず、データベース化しようとする画像情
報を、RAM8cからVRAM4に書き込むことによ
り、LCD3に表示する(ステップS601)。図7に
その表示の一例を示す。
報を、RAM8cからVRAM4に書き込むことによ
り、LCD3に表示する(ステップS601)。図7に
その表示の一例を示す。
【0038】次に、画像から後述する図9の処理により
代表色情報を抽出する(ステップS602)。例えば図
7に示す花の画像の場合は、代表色情報として、背景、
花弁、花芯、葉の色等を抽出するのが適当である。
代表色情報を抽出する(ステップS602)。例えば図
7に示す花の画像の場合は、代表色情報として、背景、
花弁、花芯、葉の色等を抽出するのが適当である。
【0039】図8は、代表色情報のRAM8cにおける
登録状態を示す図である。上記抽出された代表色情報
は、図8中の左側に示すようにRAM8cに記憶される
と共に、図7に示すLCD3の右端の表示領域71〜7
6に表示される。例えば背景の色情報が先頭の表示領域
71に、花弁の色情報が表示領域72に、花芯の色情報
が表示領域73に、葉の色情報が表示領域74に、それ
ぞれ表示される。
登録状態を示す図である。上記抽出された代表色情報
は、図8中の左側に示すようにRAM8cに記憶される
と共に、図7に示すLCD3の右端の表示領域71〜7
6に表示される。例えば背景の色情報が先頭の表示領域
71に、花弁の色情報が表示領域72に、花芯の色情報
が表示領域73に、葉の色情報が表示領域74に、それ
ぞれ表示される。
【0040】次いで、上記抽出された代表色情報のRA
M8cにおける登録順位及びLCD3における表示順位
を変更する(ステップS603)。すなわち、当該画像
を最も象徴する特徴的な色情報から優先順位を付けるの
である。
M8cにおける登録順位及びLCD3における表示順位
を変更する(ステップS603)。すなわち、当該画像
を最も象徴する特徴的な色情報から優先順位を付けるの
である。
【0041】具体的には、図7に示す花の画像の場合
は、画像の特徴を最も良く表す色は通常は花弁の色であ
るので、図8に示すようにRAM8cにおける花弁の色
情報の登録順位を第2番目から先頭に変更する。これに
次いで、花芯の色情報、葉の色情報を繰り上げる一方、
花とは無関係な背景の色情報は削除する。その結果、図
7に示す画像情報からは3つの代表色情報を得ることに
なる。LCD3には、変更された代表色情報に応じた色
が表示される。なお、このような登録内容の入替え操作
は、公知の図形編集機能を用いて操作者が行うことがで
きる。
は、画像の特徴を最も良く表す色は通常は花弁の色であ
るので、図8に示すようにRAM8cにおける花弁の色
情報の登録順位を第2番目から先頭に変更する。これに
次いで、花芯の色情報、葉の色情報を繰り上げる一方、
花とは無関係な背景の色情報は削除する。その結果、図
7に示す画像情報からは3つの代表色情報を得ることに
なる。LCD3には、変更された代表色情報に応じた色
が表示される。なお、このような登録内容の入替え操作
は、公知の図形編集機能を用いて操作者が行うことがで
きる。
【0042】次に、上記代表色情報を当該画像情報に対
応付けて、これらを共にHD5に記憶・保存する(ステ
ップS604)。このような処理を複数の画像情報につ
いて行うことにより、画像情報データベースが作成され
る。
応付けて、これらを共にHD5に記憶・保存する(ステ
ップS604)。このような処理を複数の画像情報につ
いて行うことにより、画像情報データベースが作成され
る。
【0043】図9は、図6のステップS602で実行さ
れる代表色情報抽出処理の手順を示すフローチャートで
ある。
れる代表色情報抽出処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【0044】まず、LCD3に表示されているデータベ
ース化しようとする画像情報の先頭の色素データを抽出
する(ステップS901)。
ース化しようとする画像情報の先頭の色素データを抽出
する(ステップS901)。
【0045】図10に示すように、画像情報はLCD3
内の左上から順に1ドットの表示単位101、102、
103・・・として区分され、1ドットの色素データは
前述したとおり12ビットの情報で表現される。この表
示単位のうち最上段左端のドットが「先頭」である。
内の左上から順に1ドットの表示単位101、102、
103・・・として区分され、1ドットの色素データは
前述したとおり12ビットの情報で表現される。この表
示単位のうち最上段左端のドットが「先頭」である。
【0046】次に、抽出された色素データをRAM8c
に登録し(ステップS902)、次の色素データが存在
するか否かを判別する(ステップS903)。その判別
の結果、次の色素データが存在する場合は、当該次の色
素データを抽出し(ステップS904)、当該次の色素
データのコード値と既に登録されている色素データのコ
ード値との差が所定値より大きいか否かを判別する(ス
テップS905)。その判別の結果、上記コード値の差
が所定値以下である場合は、当該次の色素データと既に
登録されている色素データが互いに近似しているので前
記ステップS903へ戻る一方、上記コード値の差が所
定値より大きい場合は、当該次の色素データが既に登録
されている色素データと近似しないので、新たに当該次
の色素データを登録すべく、前記ステップS902に戻
る。
に登録し(ステップS902)、次の色素データが存在
するか否かを判別する(ステップS903)。その判別
の結果、次の色素データが存在する場合は、当該次の色
素データを抽出し(ステップS904)、当該次の色素
データのコード値と既に登録されている色素データのコ
ード値との差が所定値より大きいか否かを判別する(ス
テップS905)。その判別の結果、上記コード値の差
が所定値以下である場合は、当該次の色素データと既に
登録されている色素データが互いに近似しているので前
記ステップS903へ戻る一方、上記コード値の差が所
定値より大きい場合は、当該次の色素データが既に登録
されている色素データと近似しないので、新たに当該次
の色素データを登録すべく、前記ステップS902に戻
る。
【0047】上記コード値の差の所定値は、RAM8c
の記憶容量等に応じて決定するようにしてもよい。ま
た、例えば、R、G、Bの各色全てについてコード値の
差が2以上であれば「所定値より大きい」であると見な
すようしてもよい。または、R、G、Bのうち1色につ
いてコード値の差が3以上であれば「所定値より大き
い」であると見なすようしてもよい。
の記憶容量等に応じて決定するようにしてもよい。ま
た、例えば、R、G、Bの各色全てについてコード値の
差が2以上であれば「所定値より大きい」であると見な
すようしてもよい。または、R、G、Bのうち1色につ
いてコード値の差が3以上であれば「所定値より大き
い」であると見なすようしてもよい。
【0048】前記ステップS903の判別の結果、次の
色素データが存在しない場合は、画像情報全体について
処理が終了したので、直ちに本処理を終了する。
色素データが存在しない場合は、画像情報全体について
処理が終了したので、直ちに本処理を終了する。
【0049】本処理により、互いに近似する色素データ
の登録を排除しつつ特徴的な色素データを複数登録で
き、比較対象を必要最低限に限定できるため、後の検索
処理を簡素化することができる。
の登録を排除しつつ特徴的な色素データを複数登録で
き、比較対象を必要最低限に限定できるため、後の検索
処理を簡素化することができる。
【0050】以下に、図6及び図9の処理により作成さ
れた画像情報データベースから、所望の画像情報を検索
する処理を説明する。
れた画像情報データベースから、所望の画像情報を検索
する処理を説明する。
【0051】図11は、この画像情報検索処理の手順を
示すフローチャートであり、本処理はCPU1により実
行される。
示すフローチャートであり、本処理はCPU1により実
行される。
【0052】まず、ROM7bに格納されている色パレ
ットをVRAM4に書き込むことにより、図12に示す
ようにLCD3に表示する(ステップS1101)。色
パレットは複数に分割されてマトリックス上に表示され
る。色パレットを構成する1つのセル(例えばセル12
1)は、前述した図5に示す12ビットで表現される1
つの色素データに対応する。なお、1つのセルは1ドッ
トでもよいが、比較用色情報の指定操作を容易化するた
めには、1つのセルは2ドットまたは4ドットとするこ
とがより好ましい。
ットをVRAM4に書き込むことにより、図12に示す
ようにLCD3に表示する(ステップS1101)。色
パレットは複数に分割されてマトリックス上に表示され
る。色パレットを構成する1つのセル(例えばセル12
1)は、前述した図5に示す12ビットで表現される1
つの色素データに対応する。なお、1つのセルは1ドッ
トでもよいが、比較用色情報の指定操作を容易化するた
めには、1つのセルは2ドットまたは4ドットとするこ
とがより好ましい。
【0053】次に、比較用色情報を色パレットの中から
キーボード2によるカーソル移動等によって操作者が指
定する(ステップS1102)。比較用色情報は検索の
手掛かりとするのに最も適したものとして指定すべきも
のであるから、所望の画像情報に含まれ、その画像情報
を最も象徴すると思われる色素データを操作者が判断し
て指定する。指定された比較用色情報は、RAM8dに
記憶される。
キーボード2によるカーソル移動等によって操作者が指
定する(ステップS1102)。比較用色情報は検索の
手掛かりとするのに最も適したものとして指定すべきも
のであるから、所望の画像情報に含まれ、その画像情報
を最も象徴すると思われる色素データを操作者が判断し
て指定する。指定された比較用色情報は、RAM8dに
記憶される。
【0054】次いで、画像情報データベースから、画像
情報の1つについて、その代表色情報をRAM8aに読
み込み(ステップS1103)、上記比較用色情報が、
読み込まれた代表色情報のいずれかと一致するか否かを
判別する(ステップS1104)。その判別の結果、比
較用色情報が代表色情報のいずれとも一致しない場合
は、比較用色情報に対して近似色演算処理を施す(ステ
ップS1105)。
情報の1つについて、その代表色情報をRAM8aに読
み込み(ステップS1103)、上記比較用色情報が、
読み込まれた代表色情報のいずれかと一致するか否かを
判別する(ステップS1104)。その判別の結果、比
較用色情報が代表色情報のいずれとも一致しない場合
は、比較用色情報に対して近似色演算処理を施す(ステ
ップS1105)。
【0055】図13に、この近似色演算処理の態様の一
例を示す。例えば、R、G、Bが16進数で「12A」
であるときに、各色についてそれぞれ「1」を加減算し
た値を含めると、Rが「0、1、2」、Gが「1、2、
3」、Bが「9、A、B」となる。これら各色を組み合
わせると、3の3乗、すなわち「12A」を含めて27
種類の色素データが得られる。これらはいずれも色素デ
ータ「12A」に近似した色素データとなる。この近似
色演算処理で得られた色素データを新たな比較用色情報
として以後の処理を実行する。所望の画像情報に含まれ
る色素データが、操作者が認識している色素データと完
全に一致することは稀であるので、このような処理を施
すことにより、色情報が一致する範囲を実情に沿う程度
に広げることができ、より現実的な検索を行うことがで
きる。
例を示す。例えば、R、G、Bが16進数で「12A」
であるときに、各色についてそれぞれ「1」を加減算し
た値を含めると、Rが「0、1、2」、Gが「1、2、
3」、Bが「9、A、B」となる。これら各色を組み合
わせると、3の3乗、すなわち「12A」を含めて27
種類の色素データが得られる。これらはいずれも色素デ
ータ「12A」に近似した色素データとなる。この近似
色演算処理で得られた色素データを新たな比較用色情報
として以後の処理を実行する。所望の画像情報に含まれ
る色素データが、操作者が認識している色素データと完
全に一致することは稀であるので、このような処理を施
すことにより、色情報が一致する範囲を実情に沿う程度
に広げることができ、より現実的な検索を行うことがで
きる。
【0056】なお、加減する値は「1」に限らず「2」
または「3」でもよく、本実施の第1形態では、図13
に示すように、加減値を第1段階として「1」、第2段
階として「2」、第3段階として「3」として、色情報
の一致が得られなかった都度、比較用色情報の範囲を徐
々に広げるようにした。
または「3」でもよく、本実施の第1形態では、図13
に示すように、加減値を第1段階として「1」、第2段
階として「2」、第3段階として「3」として、色情報
の一致が得られなかった都度、比較用色情報の範囲を徐
々に広げるようにした。
【0057】次に、全演算(上記第1〜第3段階)が終
了したか否かを判別し(ステップS1106)、全演算
が終了していない場合は前記ステップS1104に戻る
一方、全演算が終了した場合は、画像情報データベース
の全画像情報に対する処理が終了したか否かを判別する
(ステップS1107)。その判別の結果、未処理の画
像情報がある場合は比較用色情報を初期化(前記ステッ
プS1102で指定したものに戻す)して(ステップS
1108)、前記ステップS1103に戻る一方、全画
像情報に対する処理が終了した場合は本処理を終了す
る。
了したか否かを判別し(ステップS1106)、全演算
が終了していない場合は前記ステップS1104に戻る
一方、全演算が終了した場合は、画像情報データベース
の全画像情報に対する処理が終了したか否かを判別する
(ステップS1107)。その判別の結果、未処理の画
像情報がある場合は比較用色情報を初期化(前記ステッ
プS1102で指定したものに戻す)して(ステップS
1108)、前記ステップS1103に戻る一方、全画
像情報に対する処理が終了した場合は本処理を終了す
る。
【0058】前記ステップS1104の判別の結果、比
較用色情報が代表色情報のいずれかと一致した場合は、
当該画像情報をRAM8bに読み込み、LCD3に表示
して(ステップS1109)、それが目的とする画像情
報であるか否かを操作者が判別する(ステップS111
0)。その判別の結果、LCD3に表示された画像情報
が目的とする画像情報でない場合は、前記ステップS1
107に進む一方、目的とする画像情報である場合は検
索目的が達成されたので、本処理を終了する。
較用色情報が代表色情報のいずれかと一致した場合は、
当該画像情報をRAM8bに読み込み、LCD3に表示
して(ステップS1109)、それが目的とする画像情
報であるか否かを操作者が判別する(ステップS111
0)。その判別の結果、LCD3に表示された画像情報
が目的とする画像情報でない場合は、前記ステップS1
107に進む一方、目的とする画像情報である場合は検
索目的が達成されたので、本処理を終了する。
【0059】本実施の第1形態によれば、色情報に特徴
がある画像情報について、能率よく検索することができ
る。また、検索の状況に応じて比較用色情報の範囲を徐
々に近似範囲にまで広げつつ検索処理を行うようにした
ので、より現実的な検索を行うことができる。
がある画像情報について、能率よく検索することができ
る。また、検索の状況に応じて比較用色情報の範囲を徐
々に近似範囲にまで広げつつ検索処理を行うようにした
ので、より現実的な検索を行うことができる。
【0060】(実施の第2形態)以下に、本発明の実施
の第2形態に係る画像処理装置を説明する。
の第2形態に係る画像処理装置を説明する。
【0061】本実施の第2形態に係る画像処理装置は、
その構成が基本的に実施の第1形態に係る画像処理装置
と同一であり、図1の通りである。本実施の第2形態で
は、画像情報検索処理における比較用色情報と代表色情
報との一致判別の処理方法のみが実施の第1形態と異な
り、他の処理は同様であるので、図11に代え図14を
用いて、本実施の第2形態に係る画像処理装置を説明す
る。
その構成が基本的に実施の第1形態に係る画像処理装置
と同一であり、図1の通りである。本実施の第2形態で
は、画像情報検索処理における比較用色情報と代表色情
報との一致判別の処理方法のみが実施の第1形態と異な
り、他の処理は同様であるので、図11に代え図14を
用いて、本実施の第2形態に係る画像処理装置を説明す
る。
【0062】図14は、本実施の第2形態に係る画像処
理装置による画像情報検索処理の手順を示すフローチャ
ートであり、本処理はCPU1により実行される。
理装置による画像情報検索処理の手順を示すフローチャ
ートであり、本処理はCPU1により実行される。
【0063】まず、ステップS1401、S1402で
は、図11のステップS1101、S1102と同様の
処理を実行する。
は、図11のステップS1101、S1102と同様の
処理を実行する。
【0064】続くステップS1403では、代表色情報
の先頭のもの(前述した図6のステップS603の処理
により最も順位を優先した代表色情報であり、以下「先
頭代表色情報」という)のみを、画像情報データベース
の全画像情報について読み込み、RAM8a内に集約す
る。
の先頭のもの(前述した図6のステップS603の処理
により最も順位を優先した代表色情報であり、以下「先
頭代表色情報」という)のみを、画像情報データベース
の全画像情報について読み込み、RAM8a内に集約す
る。
【0065】図15は、この先頭代表色情報をRAM8
aに集約する処理の概念を示す図である。同図におい
て、画像情報A、B、Cの先頭代表色情報は、それぞれ
COLOR(11)、COLOR(21)、COLOR
(31)であり、これらがRAM8aに順に記憶(集
約)される。
aに集約する処理の概念を示す図である。同図におい
て、画像情報A、B、Cの先頭代表色情報は、それぞれ
COLOR(11)、COLOR(21)、COLOR
(31)であり、これらがRAM8aに順に記憶(集
約)される。
【0066】続くステップS1404では、比較用色情
報がRAM8aの最上段に記憶された先頭代表色情報
(例えばCOLOR(11))と一致するか否かを判別
する。その判別の結果、比較用色情報が上記先頭代表色
情報と一致しない場合は、比較対象となる先頭代表色情
報を次の画像情報の先頭代表色情報(例えばCOLOR
(21))に更新し(ステップS1405)、全ての先
頭代表色情報について処理が終了したか否かを判別する
(ステップS1406)。その判別の結果、未処理の先
頭代表色情報が存在する場合は前記ステップS1404
に戻る一方、全ての先頭代表色情報について処理が終了
した場合は、ステップS1407に進み、図11のステ
ップS1105と同様の処理を実行する。
報がRAM8aの最上段に記憶された先頭代表色情報
(例えばCOLOR(11))と一致するか否かを判別
する。その判別の結果、比較用色情報が上記先頭代表色
情報と一致しない場合は、比較対象となる先頭代表色情
報を次の画像情報の先頭代表色情報(例えばCOLOR
(21))に更新し(ステップS1405)、全ての先
頭代表色情報について処理が終了したか否かを判別する
(ステップS1406)。その判別の結果、未処理の先
頭代表色情報が存在する場合は前記ステップS1404
に戻る一方、全ての先頭代表色情報について処理が終了
した場合は、ステップS1407に進み、図11のステ
ップS1105と同様の処理を実行する。
【0067】続くステップS1408では、全演算が終
了したか否かを判別し、全演算が終了していない場合は
前記ステップS1404に戻る一方、全演算が終了した
場合は、本処理を終了する。
了したか否かを判別し、全演算が終了していない場合は
前記ステップS1404に戻る一方、全演算が終了した
場合は、本処理を終了する。
【0068】前記ステップS1404の判別の結果、比
較用色情報が先頭代表色情報と一致する場合は、当該先
頭代表色情報に係る画像情報をRAM8bに読み込み、
LCD3に表示して(ステップS1409)、それが目
的とする画像情報であるか否かを操作者が判別する(ス
テップS1410)。その判別の結果、LCD3に表示
された画像情報が目的とする画像情報でない場合は、前
記ステップS1405に進む一方、目的とする画像情報
である場合は検索目的が達成されたので、本処理を終了
する。
較用色情報が先頭代表色情報と一致する場合は、当該先
頭代表色情報に係る画像情報をRAM8bに読み込み、
LCD3に表示して(ステップS1409)、それが目
的とする画像情報であるか否かを操作者が判別する(ス
テップS1410)。その判別の結果、LCD3に表示
された画像情報が目的とする画像情報でない場合は、前
記ステップS1405に進む一方、目的とする画像情報
である場合は検索目的が達成されたので、本処理を終了
する。
【0069】本実施の第2形態によれば、実施の第1形
態と同様の効果を得られるほか、画像情報が多数である
場合には特に高い検索能率向上の効果を得ることができ
る。例えば植物図鑑のデータベースから花の画像を検索
する際、各画像の最も特徴的な色情報を手掛かりとして
能率よく検索することができる。
態と同様の効果を得られるほか、画像情報が多数である
場合には特に高い検索能率向上の効果を得ることができ
る。例えば植物図鑑のデータベースから花の画像を検索
する際、各画像の最も特徴的な色情報を手掛かりとして
能率よく検索することができる。
【0070】(実施の第3形態)以下に、本発明の実施
の第3形態に係る画像処理装置を説明する。本実施の第
3形態に係る画像処理装置は、その構成が実施の第1、
第2形態に係る画像処理装置と同様であり、図1の通り
である。
の第3形態に係る画像処理装置を説明する。本実施の第
3形態に係る画像処理装置は、その構成が実施の第1、
第2形態に係る画像処理装置と同様であり、図1の通り
である。
【0071】本実施の第3形態では、画像情報データベ
ースの作成方法のみが実施の第1形態と異なり、他は同
様であるので、図6及び図9に代え、図16を用い、図
7に代え、図17を用いて本実施の第3形態に係る画像
処理装置を説明する。
ースの作成方法のみが実施の第1形態と異なり、他は同
様であるので、図6及び図9に代え、図16を用い、図
7に代え、図17を用いて本実施の第3形態に係る画像
処理装置を説明する。
【0072】図16は、本実施の第3形態における画像
情報データベースの作成処理の手順を示すフローチャー
トであり、本処理はCPU1により実行される。
情報データベースの作成処理の手順を示すフローチャー
トであり、本処理はCPU1により実行される。
【0073】まず、データベース化しようとする画像情
報を、RAM8cからVRAM4に書き込むことによ
り、LCD3に表示する(ステップS1601)。図1
7にその表示の一例を示す。同図に示すLCD3には、
花の画像及びカーソル170が表示されている。
報を、RAM8cからVRAM4に書き込むことによ
り、LCD3に表示する(ステップS1601)。図1
7にその表示の一例を示す。同図に示すLCD3には、
花の画像及びカーソル170が表示されている。
【0074】次に、代表色情報とすべき色を表示する部
位にカーソル170を操作者が移動して(ステップS1
602)、代表色情報を抽出する(ステップS160
3)。これを繰り返すことにより、代表色情報を複数抽
出し、抽出された代表色情報をRAM8cに記憶すると
共にLCD3の右端の表示領域171〜176に順に表
示する。なお、カーソル170はドット単位で移動でき
るように構成されており、また、代表色情報は前述した
通り12ビットの情報で表現される。
位にカーソル170を操作者が移動して(ステップS1
602)、代表色情報を抽出する(ステップS160
3)。これを繰り返すことにより、代表色情報を複数抽
出し、抽出された代表色情報をRAM8cに記憶すると
共にLCD3の右端の表示領域171〜176に順に表
示する。なお、カーソル170はドット単位で移動でき
るように構成されており、また、代表色情報は前述した
通り12ビットの情報で表現される。
【0075】続くステップS1604、S1605で
は、図6のステップS603、S604と同様の処理を
実行して、本処理を終了する。
は、図6のステップS603、S604と同様の処理を
実行して、本処理を終了する。
【0076】本実施の第3形態によれば、実施の第1形
態と同様の効果を得られるほか、画像検索の手掛かりと
なる代表色情報を、操作者のイメージにより適合したも
のとすることができ、検索の精度を向上できる。また、
代表色情報の指定が的確で且つ迅速に行える。
態と同様の効果を得られるほか、画像検索の手掛かりと
なる代表色情報を、操作者のイメージにより適合したも
のとすることができ、検索の精度を向上できる。また、
代表色情報の指定が的確で且つ迅速に行える。
【0077】なお、本実施の第3形態における画像情報
データベースの作成方法は、実施の第2形態に適用する
ようにしてもよい。
データベースの作成方法は、実施の第2形態に適用する
ようにしてもよい。
【0078】なお、本発明を達成するためのソフトウェ
アによって表される制御プログラムを格納したフロッピ
ディスク(FD)等のメモリを、本発明の画像情報の検
索、記憶、処理装置に読み出すことによっても、同様の
効果を奏することができる。
アによって表される制御プログラムを格納したフロッピ
ディスク(FD)等のメモリを、本発明の画像情報の検
索、記憶、処理装置に読み出すことによっても、同様の
効果を奏することができる。
【0079】以下に、本発明の画像情報の検索、記憶、
処理に用いる各メモリについて、図18及び図19を用
いて説明する。
処理に用いる各メモリについて、図18及び図19を用
いて説明する。
【0080】図18は、本発明の画像情報の検索用メモ
リに格納されたプログラムモジュールを示す図である。
画像情報が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報
を検索する検索モジュールを有するプログラムを格納し
た画像情報の検索用メモリにおいては、「検索モジュー
ル」の他に、「決定モジュール」、「比較モジュール」
の各モジュールのプログラムを格納すればよい。
リに格納されたプログラムモジュールを示す図である。
画像情報が記憶されている記憶媒体から所望の画像情報
を検索する検索モジュールを有するプログラムを格納し
た画像情報の検索用メモリにおいては、「検索モジュー
ル」の他に、「決定モジュール」、「比較モジュール」
の各モジュールのプログラムを格納すればよい。
【0081】ここで、「決定モジュール」は、比較用色
情報を決定するためのモジュールである。
情報を決定するためのモジュールである。
【0082】「比較モジュール」は、記憶媒体に記憶さ
れた各画像情報に含まれる所定の色情報と決定モジュー
ルにより決定された比較用色情報とを比較するためのモ
ジュールである。
れた各画像情報に含まれる所定の色情報と決定モジュー
ルにより決定された比較用色情報とを比較するためのモ
ジュールである。
【0083】「検索モジュール」は、比較モジュールに
よる比較結果に基づいて、比較用色情報と一致する色情
報を含む画像情報を、検索された画像情報として取得す
ると共に、画像情報が記憶されている記憶媒体から所望
の画像情報を検索するためのモジュールである。
よる比較結果に基づいて、比較用色情報と一致する色情
報を含む画像情報を、検索された画像情報として取得す
ると共に、画像情報が記憶されている記憶媒体から所望
の画像情報を検索するためのモジュールである。
【0084】図19は、本発明の画像情報の記憶用メモ
リに格納されたプログラムモジュールを示す図である。
本記憶用メモリには、「抽出モジュール」、「記憶モジ
ュール」の各モジュールのプログラムを格納すればよ
い。
リに格納されたプログラムモジュールを示す図である。
本記憶用メモリには、「抽出モジュール」、「記憶モジ
ュール」の各モジュールのプログラムを格納すればよ
い。
【0085】ここで、「抽出モジュール」は、画像情報
に含まれる所定の色情報を抽出するするためのモジュー
ルである。
に含まれる所定の色情報を抽出するするためのモジュー
ルである。
【0086】「記憶モジュール」は、抽出された所定の
色情報を前記画像情報と共に画像情報の検索用メモリに
格納されたプログラムによって制御される記憶媒体に記
憶するするためのモジュールである。
色情報を前記画像情報と共に画像情報の検索用メモリに
格納されたプログラムによって制御される記憶媒体に記
憶するするためのモジュールである。
【0087】なお、本発明の画像情報の処理用メモリに
格納されたプログラムモジュールは図示しないが、本画
像情報の処理用メモリには、図18の上記画像情報の検
索用メモリに格納されたプログラムモジュールと図19
の上記画像情報の記憶用メモリに格納されたプログラム
モジュールとを格納すればよい。
格納されたプログラムモジュールは図示しないが、本画
像情報の処理用メモリには、図18の上記画像情報の検
索用メモリに格納されたプログラムモジュールと図19
の上記画像情報の記憶用メモリに格納されたプログラム
モジュールとを格納すればよい。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る画像情報の検索方法、請求項9に係る画像情報の
検索装置または請求項17に係る画像情報の検索用メモ
リによれば、比較用色情報が決定され、記憶媒体に記憶
された各画像情報に含まれる所定の色情報と前記比較用
色情報とが比較され、前記比較結果に基づいて、前記比
較用色情報と一致する色情報を含む画像情報が、検索さ
れた画像情報として取得されるので、色情報に特徴があ
る画像情報について、能率よく検索することができる。
に係る画像情報の検索方法、請求項9に係る画像情報の
検索装置または請求項17に係る画像情報の検索用メモ
リによれば、比較用色情報が決定され、記憶媒体に記憶
された各画像情報に含まれる所定の色情報と前記比較用
色情報とが比較され、前記比較結果に基づいて、前記比
較用色情報と一致する色情報を含む画像情報が、検索さ
れた画像情報として取得されるので、色情報に特徴があ
る画像情報について、能率よく検索することができる。
【0089】本発明の請求項2に係る画像情報の検索方
法または請求項10に係る画像情報の検索装置によれ
ば、前記所定の色情報は、前記各画像情報に含まれる色
情報のうち該各画像情報を代表する色情報であるので、
例えば各画像の最も特徴的な色情報を手掛かりとして能
率よく検索でき、画像情報が多数である場合に特に効果
が高い。
法または請求項10に係る画像情報の検索装置によれ
ば、前記所定の色情報は、前記各画像情報に含まれる色
情報のうち該各画像情報を代表する色情報であるので、
例えば各画像の最も特徴的な色情報を手掛かりとして能
率よく検索でき、画像情報が多数である場合に特に効果
が高い。
【0090】本発明の請求項4に係る画像情報の検索方
法または請求項12に係る画像情報の検索装置によれ
ば、前記所定の色情報は、互いに近似しない色情報であ
るので、比較対象を必要最低限に限定でき、検索処理を
簡素化することができる。
法または請求項12に係る画像情報の検索装置によれ
ば、前記所定の色情報は、互いに近似しない色情報であ
るので、比較対象を必要最低限に限定でき、検索処理を
簡素化することができる。
【0091】本発明の請求項5に係る画像情報の検索方
法または請求項13に係る画像情報の検索装置によれ
ば、前記所定の色情報は、操作者により抽出されるの
で、画像検索の手掛かりとなる色情報を操作者のイメー
ジに、より適合したものにすることができ、検索の精度
を向上できる。
法または請求項13に係る画像情報の検索装置によれ
ば、前記所定の色情報は、操作者により抽出されるの
で、画像検索の手掛かりとなる色情報を操作者のイメー
ジに、より適合したものにすることができ、検索の精度
を向上できる。
【0092】本発明の請求項6に係る画像情報の検索方
法または請求項14に係る画像情報の検索装置によれ
ば、色情報が指定され、該指定された色情報に近似する
近似色情報が求められ、該近似色情報が前記比較用色情
報として決定されるので、色情報が一致する範囲を実情
に沿う程度に広げれることにより、より現実的な検索を
行うことができる。
法または請求項14に係る画像情報の検索装置によれ
ば、色情報が指定され、該指定された色情報に近似する
近似色情報が求められ、該近似色情報が前記比較用色情
報として決定されるので、色情報が一致する範囲を実情
に沿う程度に広げれることにより、より現実的な検索を
行うことができる。
【図1】本発明の実施の一形態に係る画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】同形態に係る画像処理装置における色情報(色
素データ)のデータ構成を示す概念図である。
素データ)のデータ構成を示す概念図である。
【図3】同形態に係る画像処理装置においてRAM8b
に記憶される画像情報のデータ構成を示す概念図であ
る。
に記憶される画像情報のデータ構成を示す概念図であ
る。
【図4】同形態に係る画像処理装置においてRAM8c
に記憶される代表色情報のデータ構成を示す概念図であ
る。
に記憶される代表色情報のデータ構成を示す概念図であ
る。
【図5】同形態に係る画像処理装置においてROM7b
に記憶される色パレットのデータ構成の一例を示す概念
図である。
に記憶される色パレットのデータ構成の一例を示す概念
図である。
【図6】同形態に係る画像処理装置による画像情報デー
タベース作成処理の手順を示すフローチャートである。
タベース作成処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】同形態に係る画像処理装置のLCD3における
表示の一例を示す図である。
表示の一例を示す図である。
【図8】同形態に係る画像処理装置において代表色情報
のRAM8cにおける登録状態を示す図である。
のRAM8cにおける登録状態を示す図である。
【図9】同形態に係る画像処理装置による代表色情報抽
出処理の手順を示すフローチャートである。
出処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】同形態に係る画像処理装置のLCD3におけ
る表示の一例を示す図である。
る表示の一例を示す図である。
【図11】同形態に係る画像処理装置による画像情報検
索処理の手順を示すフローチャートである。
索処理の手順を示すフローチャートである。
【図12】同形態に係る画像処理装置においてLCD3
に表示された色パレットを示す図である。
に表示された色パレットを示す図である。
【図13】同形態に係る画像処理装置による近似色演算
処理の態様の一例を示す図である。
処理の態様の一例を示す図である。
【図14】本発明の実施の第2形態に係る画像処理装置
による画像情報検索処理の手順を示すフローチャートで
ある。
による画像情報検索処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図15】同形態に係る画像処理装置において先頭代表
色情報をRAM8aに集約する処理の概念を示す図であ
る。
色情報をRAM8aに集約する処理の概念を示す図であ
る。
【図16】本発明の実施の第3形態に係る画像処理装置
による画像情報データベース作成処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
による画像情報データベース作成処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図17】同形態に係る画像処理装置のLCD3におけ
る表示の一例を示す図である。
る表示の一例を示す図である。
【図18】本発明の画像情報の検索用メモリに格納され
たプログラムモジュールを示す図である。
たプログラムモジュールを示す図である。
【図19】本発明の画像情報の記憶用メモリに格納され
たプログラムモジュールを示す図である。
たプログラムモジュールを示す図である。
1 CPU 2 キーボード(KB) 3 LCD(液晶表示装置) 4 VRAM 5 HD(ハードディスク) 7 ROM 7a ROM(PRG) 7b ROM(PAT) 8 RAM 8a RAM(WORK) 8b RAM(IMAG) 8c RAM(COLOR) 8d RAM(DATA)
Claims (19)
- 【請求項1】 画像情報が記憶されている記憶媒体から
所望の画像情報を検索する検索工程を含む画像情報の検
索方法において、 比較用色情報を決定する決定工程と、前記記憶媒体に記
憶された各画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定
工程において決定された比較用色情報とを比較する比較
工程とを含み、前記検索工程では、前記比較工程におけ
る比較結果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色
情報を含む画像情報を、検索された画像情報として取得
することを特徴とする画像情報の検索方法。 - 【請求項2】 前記所定の色情報は、前記各画像情報に
含まれる色情報のうち該各画像情報を代表する色情報で
あることを特徴とする請求項1記載の画像情報の検索方
法。 - 【請求項3】 前記所定の色情報は、前記記憶媒体に前
記画像情報が記憶されるときに決定されることを特徴と
する請求項1または2記載の画像情報の検索方法。 - 【請求項4】 前記所定の色情報は、互いに近似しない
色情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項に記載の画像情報の検索方法。 - 【請求項5】 前記所定の色情報は、操作者により抽出
されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に
記載の画像情報の検索方法。 - 【請求項6】 前記決定工程では、色情報を指定し、該
指定された色情報に近似する近似色情報を求め、該近似
色情報を前記比較用色情報として決定することを特徴と
する請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像情報の検
索方法。 - 【請求項7】 画像情報に含まれる所定の色情報を抽出
する抽出工程と、該抽出された所定の色情報を前記画像
情報と共に請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像情
報の検索方法において用いられる記憶媒体に記憶する記
憶工程とを含むことを特徴とする画像情報の記憶方法。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の画
像情報の検索方法と請求項7記載の画像情報の記憶方法
とを含むことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項9】 画像情報が記憶されている記憶媒体から
所望の画像情報を検索する検索手段を備えた画像情報の
検索装置において、 比較用色情報を決定する決定手段と、前記記憶媒体に記
憶された各画像情報に含まれる所定の色情報と前記決定
手段により決定された比較用色情報とを比較する比較手
段とを備え、前記検索手段は、前記比較手段による比較
結果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色情報を
含む画像情報を、検索された画像情報として取得するこ
とを特徴とする画像情報の検索装置。 - 【請求項10】 前記所定の色情報は、前記各画像情報
に含まれる色情報のうち該各画像情報を代表する色情報
であることを特徴とする請求項9記載の画像情報の検索
装置。 - 【請求項11】 前記所定の色情報は、前記記憶媒体に
前記画像情報が記憶されるときに決定されることを特徴
とする請求項9または10記載の画像情報の検索装置。 - 【請求項12】 前記所定の色情報は、互いに近似しな
い色情報であることを特徴とする請求項9〜11のいず
れか1項に記載の画像情報の検索装置。 - 【請求項13】 前記所定の色情報は、操作者により抽
出されることを特徴とする請求項9〜12のいずれか1
項に記載の画像情報の検索装置。 - 【請求項14】 前記決定手段は、色情報を指定し、該
指定された色情報に近似する近似色情報を求め、該近似
色情報を前記比較用色情報として決定することを特徴と
する請求項9〜13のいずれか1項に記載の画像情報の
検索装置。 - 【請求項15】 画像情報に含まれる所定の色情報を抽
出する抽出手段と、該抽出された所定の色情報を前記画
像情報と共に請求項9〜14のいずれか1項に記載の画
像情報の検索装置において用いられる記憶媒体に記憶す
る記憶手段とを備えたことを特徴とする画像情報の記憶
装置。 - 【請求項16】 請求項9〜14のいずれか1項に記載
の画像情報の検索装置と請求項15記載の画像情報の記
憶装置とから構成されることを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項17】 画像情報が記憶されている記憶媒体か
ら所望の画像情報を検索する検索モジュールを有するプ
ログラムを格納した画像情報の検索用メモリにおいて、 比較用色情報を決定する決定モジュールと、前記記憶媒
体に記憶された各画像情報に含まれる所定の色情報と前
記決定モジュールにより決定された比較用色情報とを比
較する比較モジュールとを有するプログラムを格納し、
前記検索モジュールは、前記比較モジュールによる比較
結果に基づいて、前記比較用色情報と一致する色情報を
含む画像情報を、検索された画像情報として取得するこ
とを特徴とする画像情報の検索用メモリ。 - 【請求項18】 画像情報に含まれる所定の色情報を抽
出する抽出モジュールと、該抽出された所定の色情報を
前記画像情報と共に請求項17記載の画像情報の検索用
メモリに格納されたプログラムによって制御される記憶
媒体に記憶する記憶モジュールとを有するプログラムを
格納したことを特徴とする画像情報の記憶用メモリ。 - 【請求項19】 請求項17記載の画像情報の検索用メ
モリと請求項18記載の画像情報の記憶用メモリとを含
むことを特徴とする画像情報の処理用メモリ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316913A JPH10143536A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 画像情報の検索、記憶、処理方法及び装置並びにメモリ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316913A JPH10143536A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 画像情報の検索、記憶、処理方法及び装置並びにメモリ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10143536A true JPH10143536A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=18082317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8316913A Pending JPH10143536A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 画像情報の検索、記憶、処理方法及び装置並びにメモリ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10143536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100785002B1 (ko) * | 2001-07-09 | 2007-12-11 | 삼성전자주식회사 | 색온도를 이용한 영상 브라우징 장치 및 방법 |
JP2012168771A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Casio Comput Co Ltd | 情報検索装置およびプログラム |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8316913A patent/JPH10143536A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100785002B1 (ko) * | 2001-07-09 | 2007-12-11 | 삼성전자주식회사 | 색온도를 이용한 영상 브라우징 장치 및 방법 |
JP2012168771A (ja) * | 2011-02-15 | 2012-09-06 | Casio Comput Co Ltd | 情報検索装置およびプログラム |
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