JPH10142446A - レンズ付き光ファイバ - Google Patents

レンズ付き光ファイバ

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JPH10142446A
JPH10142446A JP29602696A JP29602696A JPH10142446A JP H10142446 A JPH10142446 A JP H10142446A JP 29602696 A JP29602696 A JP 29602696A JP 29602696 A JP29602696 A JP 29602696A JP H10142446 A JPH10142446 A JP H10142446A
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JP
Japan
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optical fiber
rod lens
lens
rod
single mode
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Withdrawn
Application number
JP29602696A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Funabashi
徹至 船橋
Shiyougo Ikunishi
省吾 生西
Kazuhiko Terasawa
一彦 寺澤
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチモード光ファイバ製のロッドレンズを
用いて簡易な組立性を確保しつつ、光学素子との光学的
結合の高効率化を図る。 【解決手段】 シングルモード(SM)光ファイバ1と
マルチモード光ファイバ製のロッドレンズ2との間に、
SM光ファイバとロッドレンズとの両開口数を整合させ
るガラスロッド3を介装し、ガラスロッドによりSM光
ファイバとロッドレンズとを互いに連結する。ガラスロ
ッドの軸方向長さを、ロッドレンズの軸方向長さとの組
み合わせにおいて、ガラスロッドとロッドレンズとの界
面におけるロッドレンズコア21の開口数NAgiと、S
M光ファイバのコア11の開口数NAsmとが略等しくな
るよう設定し、ロッドレンズの屈折率分布に基づくガラ
スロッドへの入射角と、SM光ファイバのコア11の開
口数に基づくガラスロッドの受光角とが略等しくなるよ
うにする。ロッドレンズのコアの断面形状をレーザダイ
オード4の出射パターンに対応するよう楕円形状に形成
してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザダイオード
等の光学素子との光結合に用いられるものであって、光
ファイバの先端にロッドレンズを付けて結合効率を高め
るようにしたレンズ付き光ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のレンズ付き光ファイ
バとして、マルチモード光ファイバにより形成されたロ
ッドレンズを用いたものが知られている(例えば、特開
平8−43680号公報参照)。このものでは、マルチ
モード光ファイバを所定の長さに切断して集光機能を持
たせるようにしたロッドレンズを用い、シングルモード
光ファイバに被せたキャピラリ(毛細管)の先端開口か
らロッドレンズを挿入固定して上記シングルモード光フ
ァイバの先端に接触させた状態にし、これにより、シン
グルモード光ファイバとロッドレンズとの組み立てを簡
易に行ない得るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
レンズ付き光ファイバにおいては、図5に示すように、
レーザダイオード4から出射された光を受けたロッドレ
ンズ2″の集光ポイント、すなわち、マルチモード光フ
ァイバのコア21の集光ポイントにおける開口数NAgi
が、シングルモード光ファイバ1のコア11の開口数N
Asmよりも大きくなってしまうことになる(NAsm<N
Agi)。このため、開口数(NA)の整合性が悪く、結
合効率を低下させる要因となっている。
【0004】また、上記のレーザダイオードからの光は
横断面が楕円形状パターンで出射されるのに対し、この
光を受ける上記マルチモード光ファイバ(ロッドレン
ズ)のコアは一般に円形断面であるため、この形状の相
違に起因しても結合効率の低下を招くことになる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、マルチモード
光ファイバ製のロッドレンズを用いて簡易な組立性を確
保しつつ、光学素子との光学的結合の高効率化を図るこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、シングルモード光ファイバ
と、マルチモード光ファイバにより形成されたロッドレ
ンズとを備えたレンズ付き光ファイバを前提とする。こ
のものにおいて、上記シングルモード光ファイバとロッ
ドレンズとの間に介装されて上記シングルモード光ファ
イバとロッドレンズとの両開口数を整合させる整合部材
を備える。そして、上記整合部材を光を透過可能な媒質
により形成し、上記シングルモード光ファイバとロッド
レンズとを上記整合部材により互いに連結する構成とす
るものである。
【0007】上記の構成の場合、シングルモード光ファ
イバとロッドレンズとの間に整合部材が介装され、この
整合部材を介して上記シングルモード光ファイバとロッ
ドレンズとが接続,固定されることになる。そして、上
記整合部材によりシングルモード光ファイバとロッドレ
ンズとの両開口数の整合が図られるため、レーザダイオ
ード等の光学素子とシングルモード光ファイバとの光学
的結合の高効率化が図られる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明における整合部材を、シングルモード光ファイバ及び
ロッドレンズと同じ外径を有するロッド状ガラスにより
形成し、この整合部材の両端をシングルモード光ファイ
バ及びロッドレンズに対しそれぞれ融着により同軸に固
定する構成とするものである。
【0009】上記の構成の場合、整合部材が具体的に特
定される。そして、レンズ付き光ファイバとして、シン
グルモード光ファイバ、整合部材及びロッドレンズが互
いに同じ外径で延びた状態に一体化される。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明における整合部材の軸方向長さを、ロッドレンズの軸
方向長さとの組み合わせにおいて、上記整合部材とロッ
ドレンズとの界面におけるロッドレンズの開口数と、シ
ングルモード光ファイバの開口数とが略等しくなるよう
設定するものである。
【0011】上記の構成の場合、ロッド状ガラスを用い
た場合の整合部材の軸方向長さが具体的に特定される。
そして、ロッドレンズの前方に配置されたレーザダイオ
ード等の光学素子からの光をシングルモード光ファイバ
に結合させる場合、マルチモード光ファイバのコアの屈
折率分布及びそのコアの軸方向長さにより定まる光の伝
播特性に基づきロッドレンズから整合部材への光の入射
角と、シングルモード光ファイバの開口数に基づく整合
部材の受光角とがほぼ合致することになり、光学的結合
の高効率化が図られる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、ロッドレンズのコアの断面形状を、
そのロッドレンズと所定距離を隔てて相対向するように
配置された光学素子の出射パターンの断面形状と対応す
るよう楕円形状に形成する構成とするものである。
【0013】上記の構成の場合、ロッドレンズの入射端
におけるコア断面が楕円形状とされて光学素子の出射パ
ータンと合致するため、光学素子から出射した光を効率
よく受光することが可能になり、これにより、整合部材
による開口数の整合と相俟って光学的結合のより一層の
高効率化が可能になる。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、シングル
モード光ファイバと、集光機能を有するよう所定の長さ
に切断されたマルチモード光ファイバにより構成され上
記シングルモード光ファイバの先端に結合されたロッド
レンズとを備えたレンズ付き光ファイバを前提とする。
このものにおいて、上記ロッドレンズを構成するマルチ
モード光ファイバのコアの断面形状を、そのロッドレン
ズと所定距離を隔てて相対向するように配置された光学
素子の出射パターンの断面形状と対応するよう楕円形状
に形成する構成とするものである。
【0015】上記の構成の場合、ロッドレンズの入射端
におけるコア断面が楕円形状とされて光学素子の出射パ
ータンと合致するため、光学素子から出射した光を効率
よく受光することが可能になり、これにより、ロッドレ
ンズを整合部材を介さずにシングルモード光ファイバに
直接的に接続した場合であっても、レーザダイオード等
の光学素子とシングルモード光ファイバとの光学的結合
の高効率化が可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0017】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係るレンズ付き光ファイバを示し、1はシング
ルモード光ファイバ、2はロッドレンズ、3はシングル
モード光ファイバ1の前端とロッドレンズ2の後端との
間に介装された整合部材としてのガラスロッド、4は光
源としての光学素子であるレーザダイオード(以下「L
D」と略称する)である。
【0018】上記シングルモード光ファイバ1は軸線に
沿って延びファイバ径に比べ極めて小径で均一な屈折率
s0を有するコア11と、このコア11を覆う比較的厚
肉でコア11よりも低い屈折率ns1を有するクラッド1
2とを有するものである。そして、上記ガラスロッド3
の側からシングルモード光ファイバ1の前端面のコア1
1に入射する光の内、コア11内を伝播し得る光の最大
入射角を規定する開口数NAsmが次式で表される。
【0019】NAsm=√(ns0 2 −ns1 2 ) 上記ロッドレンズ2は、マルチモード光ファイバとして
のグレーデッドインデックス(GI)形光ファイバを所
定の長さに切断したものにより構成されている。上記G
I形光ファイバは、図2及び図3に示すように、軸線に
沿って延びる比較的太径で二乗分布の屈折率分布(図2
の右側部分に示す)を有するコア21と、このコア21
を覆う比較的薄肉でコア21よりも低い屈折率ng1を有
するクラッド22とを有するものである。そして、上記
GI形光ファイバ2aのコア21においては、軸中心で
最大屈折率ng0を有し、その軸中心から径方向に離れる
に従いその距離の二乗に比例して屈折率が減少するた
め、光は上記コア21内を一定の周期Pで蛇行しながら
伝播することになる(図2の中央部分の矢印参照)。こ
の内、図2にL1 ,L2 で示すカットライン位置で切断
することにより上記GI形光ファイバ2aの例えばP/
4の周期の軸方向長さの部分を取り出し、ロッドレンズ
2とする。この場合のロッドレンズ2ではその前端位置
(カットラインL1 位置)から入射した光が湾曲して拡
がって軸と平行になった後にすぼまって上記の開口数N
Asmで規定される入射角で整合部材3の前端面に入射す
るように伝播するものとなる。このロッドレンズ2のコ
ア21の後端位置(カットラインL2 位置)における開
口数NAgiは次式で表される。
【0020】NAgi=√(ng0 2 −ng1 2 ) また、上記ガラスロッド3は、シングルモード光ファイ
バ7のコア71と同種の石英ガラスにより上記シングル
モード光ファイバ1及びGI形光ファイバ2aと同じ外
径を有するように形成された所定の屈折率nr0の円柱状
のガラス体である。
【0021】以下、上記シングルモード光ファイバ1の
コア11の屈折率ns0(比屈折率差Δs0)及びクラッド
12の屈折率ns1(比屈折率差Δs1)と、上記ガラスロ
ッド3の屈折率nr0(比屈折率差Δr0)と、上記ロッド
レンズ2のコア21の屈折率ng0(比屈折率差Δg0)及
びクラッド22の屈折率ng1(比屈折率差Δg1)との各
値の設定及び関係について説明する。ただし、上記の各
比屈折率差Δi (Δi=Δs0,Δs1Δr0,Δg0,Δg1
は、次式で定義するように、それぞれ対象とする屈折率
i に対する、その屈折率ni と純石英ガラスの屈折率
q との差の比率を100分率で表したものとする。
【0022】Δi =100×(ni −nq )/ni つまり、上記各クラッド12,22が共にほぼ純石英ガ
ラスにより形成されているものとして上記ガラスロッド
3等の各屈折率を上記純石英ガラスを基準として表すよ
うにしたものである。
【0023】そして、設定の原則としては、上記ns0
シングルモード光ファイバ1として要求される通信分野
での性能から定まり、上記ng0はロッドレンズ2として
の要求される光学特性(集光特性)から定まり、上記n
r0はns1とng0との中間の値が採用される。
【0024】例えば、Δs1=Δg1=0(%)とすると、 Δs0=0.3(%) Δg0=1.0〜2.0(%) Δr0=0〜1.0(%) になるように設定すればよい。つまり、 ng1=ns1<ns0<ng0s1≦nr0,かつ,nr0≦ng0 という関係になるように設定すればよい。
【0025】この場合、上記シングルモード光ファイバ
1とガラスロッド3との接続による損失,反射を極力減
らす観点からは上記nr0の値をns0に接近させて両者の
差をなくすように設定することが好ましく、また、ロッ
ドレンズ2による伝播特性、すなわち、レンズ効果を強
める観点からは上記ng0の値を大きめに設定することが
好ましい。さらに、本レンズ付き光ファイバの製造を、
上記シングルモード光ファイバ1に対しガラスロッド3
及びロッドレンズ2を融着させることにより行う場合に
は、その製造時の熱的歪みによる影響を考慮して上記n
r0をng0よりも僅かに小さくなるように設定することが
好ましい。つまり、上記nr0はレンズ付き光ファイバの
製造時の熱的歪みによる影響を考慮して定められる。
【0026】そして、上記ガラスロッド3は、上記のガ
ラス体の長尺ものを上記ロッドレンズ2の軸方向長さ
(光軸方向長さ)との関係で所定の軸方向長さに切断し
て形成されるようになっている。すなわち、図2に実線
S1 で示すようにロッドレンズ2の後端面からガラスロ
ッド3に出射する光の最大出射角(カットラインL2 位
置から出射する角度)と、同図に一点鎖線S2 で示すよ
うにガラスロッド3を通してシングルモード光ファイバ
1のコア11に入射する光の最大入射角とが合致するこ
とになるような軸方向長さに上記ガラスロッド3は設定
されている。つまり、上記ガラスロッド3の入射端(ガ
ラスロッド3とロッドレンズ2と境界面)において、ロ
ッドレンズの開口数NAgiと、シングルモード光ファイ
バ1の開口数NAsmとが合致するようにガラスロッド3
の軸方向長さが定められる(図1参照)。
【0027】次に、上記構成のレンズ付き光ファイバの
製造手順の一例について説明すると、まず、シングルモ
ード光ファイバ1の前端面に対しガラスロッド3の素材
である長尺の円柱状ガラス体の端面を電気放電法により
融着し、その融着されたガラス体を上記シングルモード
光ファイバ1の前端面から所定の軸方向長さ位置で切断
する。次に、その切断されたガラスロッド3の前端面に
対しGI形光ファイバ2aの端面を上記と同様に電気放
電法により融着し、その融着されたGI形光ファイバ2
aを上記ガラスロッド3の前端面から所定の軸方向長さ
位置で切断する。これにより、シングルモード光ファイ
バ1,ガラスロッド3及びロッドレンズ2が同軸上に一
体化されて固定され、上記シングルモード光ファイバ1
からロッドレンズ2の入射端まで同外径のレンズ付き光
ファイバが製造される。
【0028】このレンズ付き光ファイバは、そのロッド
レンズ2の入射端(コア21の開放端)23がLD4に
対し所定間隔をあけて相対向するように位置固定されて
LD4と光結合される。この場合、上記LD4から所定
の出射角で出射される光がロッドレンズ2の入射端23
から入射され、その入射光が図1に破線で示すようにロ
ッドレンズ2のコア21内でクラッド22側の外方に拡
がり、軸と平行になった後に軸側の内方に湾曲してガラ
スロッド3に伝播する。そして、ガラスロッド3内を直
進してシングルモード光ファイバ1のコア11に入射す
る。この際、シングルモード光ファイバ1とロッドレン
ズ2との間にガラスロッド3が介装されて、ガラスロッ
ド3とロッドレンズ2との境界面においてロッドレンズ
2の開口数NAgiとシングルモード光ファイバ1の開口
数NAsmとの整合が図られているため、ガラスロッド3
のない従来の場合(図5参照)と比べ、LD4からの光
の出射パワーに対するシングルモード光ファイバ1の受
光パワーの百分率で表される結合効率の向上を図ること
ができる。このため、同出力のLD4を用いてもシング
ルモード光ファイバ1に取り出し得る受光パワーを従来
ものよりも高くすることができ、一方、同じシングルモ
ード光ファイバ1により同出力の受光パワーを得るため
にLD4の小型化もしくは省電力化を図ることができ
る。しかも、ロッドレンズ2をガラスロッド3を介して
シングルモード光ファイバ1と容易に一体化することが
でき、別体のレンズを用いる場合と比べ部品点数の低減
化及び組み立て工数の低減化により簡易に組み立てを行
うことができる。
【0029】<第2実施形態>第2実施形態として、構
造等は第1実施形態と同じでロッドレンズ2としてコア
断面を楕円形状としたGI形光ファイバを用いるものが
挙げられる。
【0030】すなわち、第4図に示すようにコア21′
の横断面形状を略楕円形にしたGI形光ファイバを所定
の軸方向長さに切断してロッドレンズ2′を形成し、こ
のロッドレンズ2′をガラスロッド3(図1参照)の先
端に固定するものである。
【0031】そして、上記のロッドレンズ2′の楕円形
状のコア21′をLD4に対しその出射パターンに対応
するように位置付けて用いるものである。
【0032】この第2実施形態の場合、LD4からの光
が横断面で見ると楕円形状の出射パターンで出射され、
この出射光が上記の楕円形状のロッドレンズ2′のコア
21′に入射されるため、LD4からの出射光をロッド
レンズ2に対し効率よく入射させることができ、その
分、シングルモード光ファイバ1に対するLD4との光
学的結合の効率を第1実施形態の場合よりも高くするこ
とができる。
【0033】<他の実施形態>なお、本発明は上記第1
及び第2実施形態に限定されるものではなく、その他種
々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第
1及び第2実施形態では、整合部材としてガラスロッド
3を用いているが、これに限らず、シングルモード光フ
ァイバ1とロッドレンズ2とを固定し得るものであれば
他の媒質のもの、例えばアクリル系合成樹脂もしくはエ
ポキシ系合成樹脂等を用いて整合部材を構成してもよ
い。
【0034】上記第1及び第2実施形態では、シングル
モード光ファイバ1に対しガラスロッド3を融着し、こ
のガラスロッド3に対しロッドレンズ2を融着している
が、融着による一体化ではなくそれぞれ接着により一体
化してもよく、さらに、互いの境界面を互いに単に接合
(密着接触)させるように他の何等かの部材により一体
化させてもよい。
【0035】また、上記第2実施形態では、コア21′
の断面形状を楕円形状としたロッドレンズ2′をガラス
ロッド3を介してシングルモード光ファイバ1に連結し
ているが、これに限らず、上記ガラスロッド3を省略し
て上記ロッドレンズ2′をシングルモード光ファイバ1
に対し直接に接続するようにしてもよい。この場合で
も、断面形状が円形のコアを有するマルチモード光ファ
イバ製のロッドレンズを用いる従来のロッドレンズ付き
光ファイバよりも結合効率の向上を図ることができる。
【0036】さらに、光源である光学素子としては、L
D4に限らず、他の半導体素子、例えば発光ダイオード
(LED)等を用いてもよい。
【0037】
【実施例】
<最適軸方向長さの決定>以下に、第1実施形態におけ
るガラスロッド3と、ロッドレンズ2との各最適軸方向
長さの定め方について具体的に説明する。
【0038】計算の方針としては、シングルモード光フ
ァイバ1,ガラスロッド3の素材であるガラス体,ロッ
ドレンズ2の素材であるGI形光ファイバ2a,及び,
LD4等の基本諸元、例えばLD4から出射する光の開
口数、シングルモード光ファイバ1の開口数、GI形光
ファイバ2aのコア21の屈折率分布、及び、各部の屈
折率の値等を既知量とし、これらの既知量に基づいてガ
ラスロッド3の軸方向長さ(ガラスロッド長)と、ロッ
ドレンズ2の軸方向長さ(ロッドレンズ長)との最適な
組み合わせを定めるようにする。ここで、最適な組み合
わせとはガラスロッド3の介在によりロッドレンズ2の
ガラスロッド3側端面における開口数NAgiとシングル
モード光ファイバ1の開口数NAsmとを合致させて結合
効率の最大化を図り得る組み合わせであるため、その結
合効率が最大値となるガラスロッド長とロッドレンズ長
との組み合わせとする。
【0039】上記ガラスロッド長とロッドレンズ長との
組み合わせは直接求めることはできないため、次の手順
により求める。例えば図6に示すモデルにおいて、球レ
ンズ付きLD4′の球レンズ41の光学的特性Mb を行
列式(1)により、また、ロッドレンズ2の光学的特性
Mg を行列式(2)により個別に定義する。
【0040】
【数1】
【数2】 ここで、行列式(1)中、n1 は球レンズ41の周囲
(空気)の屈折率、n2 はガラスの屈折率、Rは球レン
ズ41の半径(R=X2 ,X3 )である。また、行列式
(2)中、A0 はロッドレンズ2のコア21の屈折率分
布を表し、dg はロッドレンズ2の軸方向長さ(=X6
)に相当する。
【0041】次に、図6のモデル全体について、LD
4′のチップ42から出射されてロッドレンズ2及びガ
ラスロッド3を通してシングルモード光ファイバ1まで
伝播する光が上記シングルモード光ファイバ1の前端面
位置のどの位置で結合するかの入射位置を表す関数f
(r,θ)と、どの角度で結合するかの入射角度を表す
関数g(r,θ)を、 f(r,θ)=a・r+b・θ ……(3) g(r,θ)=c・r+d・θ ……(4) により定義し、各式中のa,b,c,dを上記のMb ,
Mg を用いて行列式(5)で定義する。なお、rはシン
グルモード光ファイバ1のコア11の軸心位置からの半
径方向距離、θはLD4′のチップ42からの出射角で
ある。
【0042】
【数3】 ここで、d3 はガラスロッド3の軸方向長さ(=X7 )
に相当し、d2 は図6のX4 に球レンズ41の主平面ま
での長さを加えたものに相当する。
【0043】次に、上記の式(3),(4)及び行列式
(5)によりLD4から出射光の内、シングルモード光
ファイバ1のコア11の前端面に入射する光の角度gを
求め、この角度g及びシングルモード光ファイバ1の開
口数NAsmに基づいて結合効率ηを次式(6)で導出す
る。
【0044】
【数4】 ここで、角度gは図7に一例を示すようにLD4からの
出射角度θに対するg(r,θ)値の最大と最小との間
隔として得られるものであり、また、θftypは次式
(7)で定義されるように上記開口数NAsmをコア11
の屈折率ns0に基づいて角度に直したものである。
【0045】
【数5】 さらに、ηφはロッドレンズ2の入射端面で受光可能な
スポット径φg とロッドレンズ2のコア21の直径(2
・rg )との関係で定まる受光効率であり、φg≦2・
g の時にはηφ=1となり、φg >2・rg の時には
ηφ=2・rg /φg となる。
【0046】そして、上記の手順の各式に具体的な既知
量を代入して、結合効率ηが最大値を示すロッドレンズ
長(X6 )とガラスロッド長(X7 )との組み合わせを
決定する。
【0047】図8は、上記のロッドレンズ長(X6 )及
びガラスロッド長(X7 )の内の一方であるガラスロッ
ド長を600μmと仮定してロッドレンズ長を変化させ
た場合の結合効率ηの値を求めて図示したものである。
この場合ではガラスロッド長が600μmのものに対し
ロッドレンズ長が210μmのものを組み合わせること
により最大の結合効率ηが得られ、ガラスロッド3によ
りロッドレンズ2及びシングルモード光ファイバ1の両
開口数の整合を図り得るロッドレンズ長(X6)及びガ
ラスロッド長(X7 )の最適な組み合わせが得られる。
なお、図8中破線はガラスロッド2を介在させない従来
構造のロッドレンズ付き光ファイバの場合の結合効率を
示す。
【0048】図9は、ロッドレンズ長及びガラスロッド
長の相互関係において、上記の手順により種々の組み合
わせで最大の結合効率を示す組み合わせ交点を概略的に
直線Yで結んで、ロッドレンズ長及びガラスロッド長の
内の一方に基づいて他方を決定し得るようにしたもので
ある。これによれば、上記の図8の場合の組み合わせを
決定するには、ガラスロッド長を表す縦軸の600μm
の位置から横軸に平行線(破線参照)を延ばし、次に、
直線Yとの交点から上に縦軸に平行線を延ばしてロッド
レンズ長を表す横軸との交点位置のロッドレンズ長(2
10μm)を読み取れば、ロッドレンズ2の最適軸方向
長さを簡易に決定することができる。
【0049】<比較試験>図6に示すように球レンズ付
きLD4′を用いてシングルモード光ファイバ(SM
F)との光結合試験を行った。本発明例として1.3μ
mシングルモード光ファイバ(1.3μmSMF)1に
対しガラスロッド長(GR長)が600μmのガラスロ
ッド(GR)3及びロッドレンズ長(GI長)が210
μmのロッドレンズ(GI)2を接続したものを用い
た。これに対し、比較例1として上記のシングルモード
光ファイバ(1.3μmSMF)1のみを用い、比較例
2として上記のシングルモード光ファイバ(1.3μm
SMF)1に対しロッドレンズ長(GI長)が210μ
mのロッドレンズ(GI)2を接続したものを用いた。
そして、それぞれのシングルモード光ファイバ1の出口
での光パワーレベル(受光パワー)を光パワーメータで
測定し、上記LD4′からの光の出射パワーに対する上
記受光パワーの比率を百分率で表して結合効率を求め
た。その結果を表1に示す。
【0050】
【表1】 この比較試験結果によれば、比較例1が最大で28%、
比較例2が20%の結合効率であったのに対し、本発明
例では最大で40%と高い結合効率が得られた。なお、
表1中、比較例1及び本発明例の場合の結合効率は同条
件で複数回行った内の最大値を示したものであるのに対
し、比較例2の場合の結合効率は十分な回数の光結合試
験に基づくものではなく、このため、比較例1の場合よ
りも低い値になったものと考えられる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明におけるレンズ付き光ファイバによれば、シングルモ
ード光ファイバとロッドレンズとを両者間に介装された
整合部材により接続,固定させることができ、加えて、
上記整合部材によりシングルモード光ファイバとロッド
レンズとの両開口数の整合を図ることができるため、マ
ルチモード光ファイバ製のロッドレンズを用いて簡易な
組立性を確保しつつ、レーザダイオード等の光学素子と
シングルモード光ファイバとの光学的結合の高効率化を
図ることができる。
【0052】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明による効果に加え、整合部材が具体的に特定さ
れて、シングルモード光ファイバ、整合部材及びロッド
レンズを互いに同じ外径で同軸に延びた状態に一体化さ
せることを容易に行うことができる。
【0053】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の発明による効果に加え、ロッド状ガラスを用いた場
合の整合部材の軸方向長さを具体的に特定することがで
き、光学的結合の高効率化をより確実に図ることができ
る。
【0054】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項1記載の発明による効果に加え、ロッドレンズの入射
端におけるコア断面が楕円形状とされて光学素子の出射
パータンと合致するため、光学素子から出射した光を効
率よく受光することができ、整合部材による開口数の整
合と相俟って光学的結合のより一層の高効率化を図るこ
とができる。
【0055】さらに、請求項5記載の発明によれば、ロ
ッドレンズの入射端におけるコア断面が楕円形状とされ
て光学素子の出射パータンと合致するため、光学素子か
ら出射した光を効率よく受光することができ、請求項1
記載の発明の整合部材を用いなくても、マルチモード光
ファイバ製のロッドレンズを用いて簡易な組立性を確保
しつつ、レーザダイオード等の光学素子とシングルモー
ド光ファイバとの光学的結合の高効率化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1,第2実施形態を示す拡大断面説
明図である。
【図2】ロッドレンズ用のマルチモード光ファイバの屈
折率分布及び光の伝播経路を示す説明図である。
【図3】図1のX−X線における第1実施形態の断面図
である。
【図4】図1のX−X線における第2実施形態の断面図
である。
【図5】従来のロッドレンズ付き光ファイバを示す図1
対応図である。
【図6】解析モデルを示す模式図である。
【図7】LDからの出射角と、シングルモード光ファイ
バに入射する位置の関数f及び角度の関数gとの関係に
ついての計算結果例を示す図である。
【図8】特定長さのガラスロッドについてのロッドレン
ズ長と結合効率との関係についての計算結果例を示す図
である。
【図9】ガラスロッド長とロッドレンズ長との最適組み
合わせを示す図である。
【符号の説明】
1 シングルモード光ファイバ 2,2′ ロッドレンズ 2a マルチモード光ファイバ 3 ガラスロッド(整合部材) 4,4′ LD(レーザダイオード;光学素子) 11 シングルモード光ファイバのコア 12 シングルモード光ファイバのクラッド 21,21′ マルチモード光ファイバ(ロッドレン
ズ)のコア 22,22′ マルチモード光ファイバ(ロッドレン
ズ)のクラッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルモード光ファイバと、マルチモ
    ード光ファイバにより形成されたロッドレンズとを備え
    たレンズ付き光ファイバにおいて、 上記シングルモード光ファイバとロッドレンズとの間に
    介装されて上記シングルモード光ファイバとロッドレン
    ズとの両開口数を整合させる整合部材を備えており、 上記整合部材は光を透過可能な媒質により形成され、上
    記シングルモード光ファイバとロッドレンズとが上記整
    合部材により互いに連結されていることを特徴とするレ
    ンズ付き光ファイバ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 整合部材はシングルモード光ファイバ及びロッドレンズ
    と同じ外径を有するロッド状ガラスにより形成され、こ
    の整合部材の両端がシングルモード光ファイバ及びロッ
    ドレンズに対しそれぞれ融着により同軸に固定されてい
    ることを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 整合部材の軸方向長さが、ロッドレンズの軸方向長さと
    の組み合わせにおいて、上記整合部材とロッドレンズと
    の界面におけるロッドレンズの開口数と、シングルモー
    ド光ファイバの開口数とが略等しくなるよう設定されて
    いることを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 ロッドレンズのコアの断面形状が、そのロッドレンズと
    所定距離を隔てて相対向するように配置された光学素子
    の出射パターンの断面形状と対応するよう楕円形状に形
    成されていることを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
  5. 【請求項5】 シングルモード光ファイバと、集光機能
    を有するよう所定の長さに切断されたマルチモード光フ
    ァイバにより構成され上記シングルモード光ファイバの
    先端に結合されたロッドレンズとを備えたレンズ付き光
    ファイバにおいて、 上記ロッドレンズを構成するマルチモード光ファイバの
    コアの断面形状が、そのロッドレンズと所定距離を隔て
    て相対向するように配置された光学素子の出射パターン
    の断面形状と対応するよう楕円形状に形成されているこ
    とを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
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