JPH10142118A - 線材サンプリング装置 - Google Patents

線材サンプリング装置

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JPH10142118A
JPH10142118A JP29423996A JP29423996A JPH10142118A JP H10142118 A JPH10142118 A JP H10142118A JP 29423996 A JP29423996 A JP 29423996A JP 29423996 A JP29423996 A JP 29423996A JP H10142118 A JPH10142118 A JP H10142118A
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JP
Japan
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curved
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wire
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Application number
JP29423996A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kaneko
晃司 金子
Tsuyoshi Shimomura
強 下村
Hideji Hashimoto
秀二 橋本
Nobuyuki Hoshizaki
信之 星崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Nippon Steel Texeng Co Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Nittetsu Elex Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材の物理試験に供するサンプルを弯曲線材
から自動的にサンプリングする。 【解決手段】 弯曲線材を1本づつ整列した状態で搬送
する整列搬送手段と、該搬送手段上の線材を1本づつ切
断手段に移載する移載手段と、該移載手段で移載した弯
曲線材を弯曲状態のままで切断採取する切断手段と、採
取サンプルを区分け回収する回収手段と、を備え、弯曲
線材を1本づつ整列した状態で搬送する整列搬送手段
と、該搬送手段上の線材を1本づつ切断手段に移載する
移載手段と、該移載手段で移載した弯曲線材を弯曲状態
のままで切断採取する切断手段と、採取サンプルを区分
け回収する回収手段と、を備え、前記移載手段は、整列
搬送手段上の弯曲線材の1本をすくい込んで浮上させる
リフタとこのリフタによって浮上した弯曲線材をつかん
で浮上位置と切断手段との間を往復移動する横行チャッ
クとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材サンプリング
法及び装置に係り、より具体的には、圧延されたリング
線材のトップとボトムとを所定寸法に切断した弯曲線材
を、細切れにサンプルとして寸断して材料の内部品質判
定のために行う顕微鏡試験、硬さ試験などの物理試験作
業に使用する試験片(サンプルという)のサンプリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】弁バネ線材、合金鋼線材等の圧延された
リング線材の脱炭、偏析、介在物、結晶粒度、硬さ等の
各種試験を行う場合、リング線材のトップとボトムを所
定寸法に切断して弯曲線材とし、該線材を細切れに寸断
してサンプリングしており、従来、このサンプリング方
法として以下のものが採用されていた。 1.手動切断機による方法 (1)ロット単位で、弯曲線材を作業台上などに彎曲し
たまま並べる。 (2)1本づつ切断する順番に弯曲線材を取り出す。 (3)各種試験内容により1本の弯曲線材で以下の〜
を数回、繰り返す。
【0003】切断したい長さに合わせた位置で、尚か
つ切断面が平行になるように弯曲線材をセットし、切断
機の固定バイスを締める。 切断機を駆動させ切断する。 切断機の固定バイスを緩め、切断された試験片(サン
プル)を回収する。上記(1)〜(3)繰り返しを手作
業により行い、サンプリングする。 2.自動切断機による方法 (1)1本づつ弯曲線材を取り出し、直線状に矯正をお
こなう。 (2)切断機の装入台上に、切断する順番にロット単位
で並べる。 (3)ロット単位の切断回数、長さ、略番などの条件設
定を行い、切断する。 (4)切断後の試験片はビニール袋などで回収する。
【0004】上記(3)〜(4)の単純連続繰り返しの
自動切断装置を用い、サンプリングをおこなう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の方法は、 1)寸法、長さの異なった、多種多様なサンプルを処理
するのは非常に煩雑した作業である。 2)矯正することで組成、組織変化を生じ、真の品質情
報が歪められて評価される恐れがある。 3)コンベア上にセットされた弯曲線材を、1本毎にロ
ット内、外で混在させることなく取り出し確実に切断機
部分へ移載しなければならない。 4)彎曲線材から所定の長さを平行にサンプリングする
には時間と熟練を要する。 5)切断採取した試験片の区分け作業に手間がかかる。 6)ロット内の各1本毎に試験する内容が異なる場合、
1本毎の切断条件設定が必要となり、非常に煩雑な作業
となる。
【0006】そこで本発明は、上記の各課題を解消した
線材サンプリング装置を提供することが目的である。ま
た、本発明は、特に、真の品質情報を得るのに適した線
材サンプリング装置を提供することが目的である。更
に、本発明は、弯曲線材からサンプルを平行に切断でき
て自動化に適し、省力化ができる線材サンプリング装置
を提供することが目的である。
【0007】また、本発明は、据付け面積をできるだけ
狭くして建屋の有効スペースを確保し、弯曲線材1本単
位毎にサンプルを回収し、ストックできるようにしたサ
ンプリング装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は弯曲線材を1本
づつ整列した状態で搬送する整列搬送手段と、該搬送手
段上の線材を1本づつ切断手段に移載する移載手段と、
該移載手段で移載した弯曲線材を弯曲状態のままで切断
採取する切断手段と、採取サンプルを区分け回収する回
収手段と、を備え、前記移載手段は、整列搬送手段上の
弯曲線材の1本をすくい込んで浮上させるリフタとこの
リフタによって浮上した弯曲線材をつかんで浮上位置と
切断手段との間を往復移動する横行チャックとを備えて
いることを特徴とするものであり、このような構成を採
用したことにより、弯曲線材の整列搬送、切断、区分け
回収を自動化できて省力化が期待できるとともに真の品
質情報を提供できるのである。
【0009】また本発明では、前記移載手段は、整列搬
送手段の搬送終端部位に備えられていることにより、整
列されている弯曲線材の1本を確実に切断手段に他の弯
曲線材を乱すことなく移載できるのである。更に本発明
では、前記移載手段には横行チャックを首振りさせる首
振り手段を備えていることにより弯曲線材であっても切
断手段で平行に切断するのに適した姿勢にできるのであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。本発明装置の全体構成を模式
的に平面視で示した図1(A)および立面視で示した図
1(B)において、線径5〜25mm、長さ300〜6
00mm、曲がり半径500〜800mmの弯曲線材S
を1本づつ整列した状態で搬送する整列搬送手段1と、
該搬送手段1上の線材Sを1本づつ切断手段3に移載す
る移載手段2と、該移載手段2で移載した弯曲線材Sを
弯曲状態のままで切断採取する切断手段3と、採取サン
プルを区分け回収する回収手段4と、を備えて主構成さ
れている。
【0011】ここで、弯曲線材Sは圧延されたコイル線
材のトップとボトムを所定寸法(300〜600mm)
として切断したものであり、コイル線材の束、例えば3
6束を1ロッド(総計72本)とするものである。前記
整列搬送手段1は、図2および図3で示すように、駆動
スプロケットホイール5と従動スプロケットホイールと
に亘ってエンドスチェーンを巻掛けて循環回走するエン
ドレスコンベア6であり、左右のチェーンリンク7間に
帯板8を架設しているとともに、各帯板8には凹み9A
を有する支持具9が凹み9Aを上にしてコンベア幅方向
に図では4個が立設されている。
【0012】すなわち、整列搬送手段1は循環回走する
エンドレスコンベア6であり、弯曲線材Sを1本づつ整
列して支持する凹み9Aをコンベア長手方向の間隔をも
って配列した支持具9をコンベア幅方向に直線状に列設
しており、該支持具9は弯曲線材Sの両端を上向にした
縦向姿勢で凹み9Aに保持するためコンベア内側から外
側に至って高さが高く形成されている。
【0013】図では図3に示すように内側左右の支持具
9の高さは同じとされ外側左右の支持具9の高さを同じ
として内側左右よりも高くされている。これによって、
線径5〜25mm、長さ300〜600mmの弯曲線材
であっても、確実な整列搬送、切断、回収を狭少スペー
スであっても自動化できるのである。
【0014】左右のチェーンリンク7は搬送架台10上
に敷設したガイドレール11上をチェンローラが滑走乃
至転動することで搬送中の弛みを防止しているとともに
横振れ止めされており、図1(B)で示す駆動モータ1
2の回転力を巻掛伝動体13を介して駆動スプロケット
ホイール5に伝達することで好ましくは間欠的に循環回
走される。
【0015】なお、整列搬送手段1は弯曲線材Sを横倒
し姿勢で搬送することも可能であるが、これに対して縦
向姿勢で搬送することによって据付けスペースが広くな
らず、また、搬送距離が短くとも多数本の線材を整列で
きて有利である。また、整列搬送手段1には数本〜数十
本で構成されたロット単位で弯曲線材Sを順番通りに置
いて水平面上を搬送されるものである。
【0016】移載手段2は、図1(B)および図2・3
に示すように、整列搬送手段1における支持具9上の弯
曲線材Sの1本を一旦すくい込んで浮上させるリフタ1
4と該リフタ14によって浮上した弯曲線材Sをつかん
で浮上位置と切断手段3との間を往復移動する横行チャ
ック15とを備えていて、整列搬送手段1の搬送終端部
位に配設されている。
【0017】リフタ14は支柱間に架設固定したブラケ
ット16にリフトシリンダ17を装着しており、ピスト
ンロッド18のエンドにすくい板19を反搬送方向に段
差部を介して延伸して取付けているとともに、すくい板
19の延伸端上面には凹みを有する支持具20の左右一
対を備えてなり、整列搬送されてきた1本の弯曲線材S
の下方に支持具20をもぐり込ました状態でリフトシリ
ンダ17を縮少動作することで弯曲線材Sを搬送面より
上方に一旦浮上するものであり、このようにリフトする
ことによって隣接する弯曲線材Sの整列状態を乱すこと
がないのである。
【0018】なお、リフタ14の昇降駆動体は図示の流
体シリンダに代替して昇降モータであっても良く、ブラ
ケット16は左右の昇降ガイド筒を設けてこの筒に昇降
ロッドを挿通するように構成することが好ましい。横行
チャック15は、架台10に立設した左右支柱21の上
部に横行レール22を水平方向に切断手段3に向って延
伸して備え、該横行レール22に沿って往復動する走行
台23に昇降シリンダ24が立設して備えられている。
【0019】昇降シリンダ24におけるピストンロッド
25のエンドプレート26には左右対のガイドロッド2
7が互いに平行として立設され、該ガイドロッド27は
走行台23に備えているガイド筒28に挿通されていて
昇降シリンダ24の伸縮動作でエンドプレート26に備
えたチャック29を垂直方向に案内しており、ガイドロ
ッド27のエンド(上端)にタイプレート30を備えて
方形状に枠組みされている。
【0020】チャック29はエンドプレート26に首振
り手段31を介して装着されていて、該首振り手段31
は、エンドプレート26とチャック取付板32とを伸縮
駆動体33で枢支連結しているとともに該駆動体33と
並設してエンドプレート26とチャック取付板32とを
アーム34とピン35によって連結しており、ここに、
伸縮駆動体33が伸縮動作するとピン35を支点にチャ
ック取付板32が首振り運動可能である。
【0021】チャック取付板32にはチャック駆動体3
6を介して開閉自在な対のチャック片37が弯曲線材S
の長手方向に間隔を有して並設されている。従って、リ
フタ14で浮上された弯曲線材Sに対して横行チャック
15における昇降シリンダ24の伸長動作によりチャッ
ク29が降下し、チャック片37で弯曲線材Sをつか
み、その後、昇降シリンダ24の縮少動作により縦向姿
勢のままで弯曲線材Sを持上げるとともに、走行台23
を横行レール22に沿って往動させ、切断手段3におけ
る有底保持具38の上方まで移送し、図4で示すように
チャック29を降下させつつ首振り運動させながら有底
保持具38に弯曲線材Sを縦向姿勢で移載するのであ
る。
【0022】なお、横行チャック15は1本の弯曲線材
Sを切断手段3に移載した後は、昇降シリンダ24の縮
少動作によるチャック29の上昇、走行台23の往動等
により、次の移載待期位置に復帰するとともにリフタ1
4も次の弯曲線材Sのリフトのため降下待期するのであ
る。図4〜図6を参照すると、切断手段3の詳細が示し
ており、該切断手段3は、前記移載手段2によって移送
されてきた弯曲線材Sの両端を上向にした縦向姿勢で保
持する有底保持具38と、該有底保持具38上の弯曲線
材Sの一端を押付ける押し具39と、該押し具39で押
付けられた線材Sの他端を受け止める位置調整自在なス
トッパ40と、該ストッパ40で受け止めた弯曲線材S
を固定解放自在とするバイス41と、該バイス41で固
定保持した弯曲線材Sを切断する切断具Cとを備えてい
る。
【0023】有底保持具38は、図1(B)および図4
に示している架台42に固定している対の取付板体43
間に備えられている対の保持側板38Aと該保持側板3
8A間に装着された底38Bとによって断面溝形(桶
形)に形成されていて、保持側板38Aの上縁はテーパ
ー面に形成されて弯曲線材Sを受入れ易くしていて底3
8Bは弯曲線材Sに適合すべく弯曲帯板とされていて伸
縮シリンダ44の伸縮動作で解放自在とされている。
【0024】なお、符号45は伸縮動作時の案内手段で
あり、底38Bより突出したガイド棒とこのガイト棒を
挿通するガイド孔を取付板体43に形成することで構成
されている。押し具39は、取付板体43に備えた往復
駆動体46にキャリア47を有し、該キャリア47に帯
板状の押し板48の一端を回動自在にピン49によって
枢着しており、押し板48の屈折先端48Aが保持側板
38A間に出入自在として挿入されていて底38Bに受
止められ、キャリア47が往動することで底38B上の
弯曲線材Sの一端を押付け、一方、キャリア47の復動
で旧位に復帰するものとされ、キャリア47を往復動作
する駆動体46はシリンダ,モータ等任意である。
【0025】ストッパ40は、有底保持具38の送出端
側の延長線上で架台42の上面に備えられており、図で
は伸縮シリンダ40Aのピストンロッドエンドにブロッ
ク形の受止具40Bを取付けてなり、伸縮シリンダ40
Aの伸縮量によって受止具40Bを位置調整自在として
おり、これによって弯曲線材Sから各種試験に適合した
サンプル長さに変更可能としている。
【0026】これによって、試験に適正長さのサンプ
ル、例えば脱炭用は15mm、介在物用は20mmとい
うようにできるのである。バイス41は、前記ストッパ
40で受止めた弯曲線材S、すなわち、切断長さが調整
済の弯曲線材Sを固定解放自在とするものであり、有底
保持具38Bの送出端とストッパ40との間で架台42
の上面に備えられていて、固定バイス41Aと伸縮シリ
ンダ41Cで作動される可動バイス41Bとからなって
いる。
【0027】切断具Cは、前記バイス41で固定保持し
た弯曲線材Sを軸心と直交方向に切断するものであり、
図示例ではモータMで回転される円盤カッタ(丸鋸)5
0を示しており、バイス41の出側に備えられている。
この切断具Cで切断されたサンプルは、振動盤51を有
するシュータ52によって区分け回収する回収手段4に
搬送可能とされ、一方、残材、すなわちサンプルを採取
した残りの弯曲線材S1は、残材回収具53に回収可能
とされている。
【0028】残材回収具53は、有底保持具38の下方
に配置した搬送台車53Bに回収箱53Aを載置したも
のであって、図1(A)の矢示Q方向に台車53Bが走
行することで回収されるものである。この残材回収に当
って、前記ストッパ40が残材S1を押戻して回収具5
3に残材S1を投下する補助具とされており、取付板体
43の傾斜面43Bがシュートとされている。
【0029】すなわち、サンプルを採取した後、バイト
41が解放されると、ストッパ40のシリンダ40Aを
伸長動作して弯曲線材S1を押戻し、有底保持具38の
底38Bを解放することで当該材S1が回収具53に投
下されるものである。採取サンプルの区分け回収手段4
は、図7に示しているように縦横格子状とされた升目
(区分け収容部)T1を有するトレイTにサンプルを区
分けするものであり、前記シュータ52に続いて振り分
けコンベア53および該コンベア53上に備えた振り分
け部54を有する。
【0030】振り分け部54は、図7および図8に示す
ようにコンベア53上を横切る受止め壁54Aを有する
とともに該受止め壁54Aより外方に延伸して投下シュ
ート54Bを備え、該投下シュート54Bと対向してプ
ッシャ54Cを備え、該プッシャ54Cは伸縮シリンダ
54Dによってコンベア53を横切る方向に往復動され
て振り分け部54上のサンプルS2を投下シュート54
Bを介して下方に期待しているトレイTの升目T1に回
収するようになっている。
【0031】振り分け部54の入口にはサンプル確認セ
ンサー55が備えられており、シュート52およびコン
ベア53等によって搬送されてきたサンプルS2の有無
を検出しており、このセンサー55の検出信号で伸縮シ
リンダ54Dが作動制御されている。トレイTは例えば
横5列、縦8列の合計40個の升目T1を有しその空ト
レイTは図10で示すように段積みされていてその最下
段の空トレイTを保持爪56の係脱及びトレー受け台6
1A用昇降シリンダー61の伸縮動作によって1箱づつ
トレー搬送コンベア57上に移送させ、該搬送コンベア
57によって空トレイTを図7の矢示X方向に搬送する
ことにより、振り分け部54における投下シュート54
Bの直下に第1段目の升目T1が位置づけられて待期す
るようになっている。
【0032】振り分け部54は、トレイ搬送方向Xと直
交する方向でトレイTの横升目T1ごとで図7で示すY
方向に往復移動停止可能であり、これによって図では最
前列の4個の升目T1にサンプルS2を振り分け回収
し、トレー搬送コンベア57の縦1列の搬送とを相互に
繰返すことによって図では合計40個の升目T1にサン
プルS2を区分け回収しており、サンプルS2が満杯と
なった実トレイはローラコンベア58を介してリフタ等
により実トレイ段積装置59にストックできるようにな
っている。
【0033】なお、振り分け部54をY方向に往復移動
停止する手段は、ロッドレスシリンダ、キャリア等の駆
動体60で行うことができ、実トレイ段積装置59の構
成は、空トレイ段積装置と同じ構成にでき、該実トレイ
段積装置59にストックしたサンプルは、各種試験に供
されるのである。また、図1Aで示すように、整列搬送
手段1と空トレイ段積および実トレイ段積装置59を含
むトレイ搬送コンベア57とは互いに平行に配置してお
き、両者にわたって移載手段2、切断手段3よび回収手
段4を順次配置することによって、狭い場所においても
効率的に設置できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、線材
の内部品質判定のために行う物理試験作業に使用するサ
ンプルとして真の品質情報を判定できる線材のサンプリ
ングを自動化できて、省力化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示しており、(A)
は全体レイアウト平面図、(B)は立面図である。
【図2】整列搬送手段と移載手段とを示す立面図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】移載手段と切断手段との配置関係を示す立面図
である。
【図5】切断手段の平面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】区分け回収手段の平面図である。
【図8】図7のB−B断面図である。
【図9】図7の立面正面図である。
【図10】空トレイ段積と搬送装置を示す正面図であ
る。
【図11】図10の平面図である。
【符号の説明】
1 整列搬送手段 2 移載手段 3 切断手段 4 区分け回収手段 S 弯曲線材 S2 サンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 秀二 兵庫県神戸市灘区灘浜東町2番地 株式会 社神戸製鋼所神戸製鉄所内 (72)発明者 星崎 信之 福岡県北九州市八幡東区枝光1786−16 株 式会社日鉄エレックス電子応用機器事業部 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弯曲線材を1本づつ整列した状態で搬送
    する整列搬送手段と、該搬送手段上の線材を1本づつ切
    断手段に移載する移載手段と、該移載手段で移載した弯
    曲線材を弯曲状態のままで切断採取する切断手段と、採
    取サンプルを区分け回収する回収手段と、を備え、前記
    移載手段は、整列搬送手段上の弯曲線材の1本をすくい
    込んで浮上させるリフタとこのリフタによって浮上した
    弯曲線材をつかんで浮上位置と切断手段との間を往復移
    動する横行チャックとを備えていることを特徴とする線
    材サンプリング装置。
  2. 【請求項2】 移載手段は、整列搬送手段の搬送終端部
    位に備えられていることを特徴とする請求項1記載の線
    材サンプリング装置。
  3. 【請求項3】 移載手段には横行チャックを首振りさせ
    る首振り手段を備えていることを特徴とする請求項1又
    は2記載の線材サンプリング装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100554744B1 (ko) * 2001-12-21 2006-02-24 주식회사 포스코 압연코일 시편 채취장치
JP2006234539A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Jeol Ltd Nmr装置用自動試料交換装置

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