JPH10142023A - 発電用エンジンの燃料消費量測定装置 - Google Patents

発電用エンジンの燃料消費量測定装置

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JPH10142023A
JPH10142023A JP31706396A JP31706396A JPH10142023A JP H10142023 A JPH10142023 A JP H10142023A JP 31706396 A JP31706396 A JP 31706396A JP 31706396 A JP31706396 A JP 31706396A JP H10142023 A JPH10142023 A JP H10142023A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電用エンジンに流量計及びその付帯設備を
備える事なく、演算部で発電電力量を演算処理する事に
より、燃料消費量を自動的に計測できる技術に関する発
明の提供を目的とする。 【解決手段】 燃料消費量と発電電力量の関係を示す二
変数演算式を予め設定しておけば一の変数である発電電
力量を発電機側の信号より得る事が出来れば燃料消費量
を簡単に求めることが出来る。又図1(A)(B)に示
すように、燃料タンクの給油停止位置から再給油開始位
置までの燃料消費量と発電電力量の積算値の関係を示す
例えばグラフ図(マップを含む)を予め設定しておけば
発電電力量積算値を発電機側の信号より得れば前記グラ
フ図より燃料消費量を簡単に求めることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン駆動の発
電装置、具体的には液体燃料若しくは気体燃料により駆
動されるエンジンを発電機に連結した、例えば自家用発
電装置における燃料消費を自動計測するための燃料消費
量測定装置に係り、特に発電用エンジンの燃料用配管に
設置する流量計を省いた場合においても、燃料消費量や
燃料消費率を効率良く測定できる発明に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自家用発電装置は、燃料タンク
から発電用エンジンに至る燃料用配管の途中に流量計を
備えている。この流量計により、発電用エンジンでの燃
料消費に対応してパルス信号が出力され、パルス信号に
相当する燃料消費量が自動的に計測される様になってい
る。かかる燃料消費量測定装置は従来より公知であり、
例えば図5に示すように、燃料タンク1から発電用エン
ジン2に至る燃料用配管5の途中に流量計6を備え、前
記発電用エンジン2に発電機3を連結するとともに、前
記流量計6よりのパルス信号を演算部を備えた制御盤4
側に送信している。かかる装置において、例えば、流量
計6が燃料消費量1リットル当たり1個のパルスを送出
する様になっていれば、送出されたパルス数をカウント
することにより燃料消費量が演算部側で容易に算出する
事ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら燃料用配
管5の途中に流量計6を組込む事は、流量計6を取り付
けるためのバイパス回路61、及び該流量計6に塵埃等
が混入しないようなストレーナ62及び主回路63とバ
イパス回路61との間に、設定された割合で燃料が振分
けられるような流量調整バルブ65等を併せて備える必
要がある。このため燃料消費量測定装置の機構部が複雑
になる。また、流量計6が、燃料中の細かいゴミ等によ
り故障し易いので、燃料を濾過するストレーナを備えて
流量計6を保護するが、このストレーナ自体が目詰まり
する事により計測できなくなる場合もある。
【0004】本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑み、
発電用エンジンに流量計及びその付帯設備を備える事な
く、演算部で発電電力量を演算処理する事により、燃料
消費量を自動的に計測できる技術に関する発明の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め請求項1記載の本発明の燃料消費量測定装置は、燃料
消費量と発電電力量の関係を示す燃料消費演算式若しく
はグラフを記憶する記憶手段と、発電量電力信号を入力
する入力手段と、前記発電量電力信号と燃料消費演算式
若しくはグラフとにより燃料消費量を求める演算手段
と、前記演算手段で演算された燃料消費量を表示する表
示部とからなることを特徴とするものである。
【0006】かかる発明によれば例えば燃料消費量と発
電電力量の関係を示す例えば下記二変数演算式を予め設
定しておけば一の変数である発電電力量を発電機側の信
号より得る事が出来れば、下記1)式より燃料消費量を
簡単に求めることが出来る。 Y=αΧm+βΧn+γ …1) Y:単位時間当りの燃料消費量 Χ:単位時間当り発電電力量 {m、nは乗数、例えばmが1、nがゼロの場合は前記
式はY=αΧ+β’(β’:β+γ)となる。} α、β、γ:定数
【0007】又例えば図1(A)(B)に示すように、
燃料タンクの給油停止位置から再給油開始位置までの燃
料消費量と発電電力量の積算値の関係を示す例えばグラ
フ図(マップを含む)を予め設定しておけば発電電力量
積算値を発電機側の信号より得れば前記グラフ図より燃
料消費量を簡単に求めることが出来る。
【0008】尚、前記演算式やグラフ図は初期値として
設定して記憶手段に記憶されているが、エンジンや発電
機のバラツキ若しくは経時的変化により、実際と一致し
なくなる場合がある。そこで請求項2の発明において
は、燃料タンクの給油停止位置から再給油開始位置まで
の燃料タンク容量は既知であるために、該既知のタンク
容量(実測燃料消費量)Ymaxと前記演算式やグラフで
求めた燃料消費量(演算燃料消費量)Ymax0との間でず
れがある場合において、既知のタンク容量(実測燃料消
費量)Ymaxを元に前記演算式やグラフを補正する事が
出来るようにしたものである。
【0009】例えば図1(A)のグラフにおいて初期設
定されたグラフZ0に基づいて演算された演算燃料消費
量がYmax0の場合において、既知のタンク容量の値がY
1である場合において、前記グラフZ0がZ1になるよう
に補正すればよい。即ち請求項2記載の発明は、燃料消
費量と発電電力量の関係を示す燃料消費演算式若しくは
グラフとともに、燃料タンク容量を記憶する書換え可能
な記憶手段と、タンク容量分の燃料を消費するまでの発
電電力量の積算値に基づいて前記記憶手段に記憶された
前記燃料消費演算式若しくはグラフを補正し、該補正さ
れた燃料消費演算式若しくはグラフを記憶手段側に書換
える補正手段とを含む請求項1記載の発電用エンジンの
燃料消費量測定装置を提供することにある。
【0010】かかる発明によればタンク容量分の燃料を
消費するまでの発電電力量の積算値Ymax を実測により
求めて前記演算式やグラフを補正する事が出来るもので
あるが、時間的計測を加味していない為に、修正すべき
補正点がタンク容量分の燃料を消費するまでの発電電力
量の積算値Ymaxの一点のみになりやすく、必ずしも精
度良い補正が出来ない場合がある。
【0011】そこで請求項3記載の発明においては、時
間計測手段を加味し、前記積算値Ymax に加えて更に前
記燃料タンク1の給油停止位置から再給油開始位置まで
の燃料消費時間を計測しながらその単位計測時間毎の補
正をも可能にし、一層の高精度な補正を可能にしたもの
である。即ち請求項3記載の発明は、燃料消費量と発電
電力量の関係を示す燃料消費演算式若しくはグラフとと
もに、燃料タンク1の給油停止位置から再給油開始位置
までの燃料タンク容量を記憶する書換え可能な記憶手段
と、前記燃料タンク1の給油停止位置から再給油開始位
置までの燃料消費時間を計測する消費時間計測手段と、
該燃料消費時間中に適宜計測された発電電力量の積算値
(例えばカウンタ値)に基づいて前記記憶手段に記憶さ
れた前記燃料消費演算式若しくはグラフを補正し、該補
正された燃料消費演算式若しくはグラフを記憶手段側に
書換える補正手段とを含む請求項1記載の発電用エンジ
ンの燃料消費量測定装置にある。
【0012】かかる発明によれば図1(A)に示すよう
に、発電電力量の積算値Ymaxの一点のみの補正も可能
であるが、特に図1(B)に示すように、前記燃料消費
時間中に例えば単位時間(t1、t2、tn…)毎に計測
された発電電力量の積算値を時間t/発電電力量χの関
係でグラフ化し、該グラフt/χを元に前記図1(A)
に示すグラフZ0に前記グラフt/χを加味して図1
(B)下側に示す燃料消費量と発電電力量の関係を示す
補正グラフを作成することが出来、一層精度良い補正グ
ラフの作成が可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態に基づいて本発明を説明する。但し、この実施
形態に記載される構成部品の機能、組み合わせ等は、特
に特定的な記載がない限り、それらのみに本発明の範囲
を限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。図
2は、本発明の実施形態に係る燃料消費量測定装置を組
込んだ発電装置の全体概略図で、1は燃料タンク、7は
該燃料タンク1にバルブ7aの開閉制御により燃料を供
給する母タンクで、給油開始センサ11の信号により母
タンク7側より燃料タンク1内に燃料が供給され、又給
油停止センサ12よりの信号により給油が停止可能に構
成されている。具体的には、該燃料タンク1のタンク下
限位置の燃料供給開始位置に給油開始センサ11が、又
燃料タンク1のタンク上限位置の燃料供給停止位置に給
油停止センサ12が夫々配設されている。又発電用エン
ジン2に連結されている発電機3には発電電力計13が
取り付けられており、前記給油開始センサ11、給油停
止センサ12、発電電力計13の夫々の信号は制御盤4
側に送信される。
【0014】制御盤4側には図3に示すごとく給油開始
センサ11、給油停止センサ12、電力計13の夫々の
信号をアナログ/デジタル変換して所定パルスを制御部
本体10側に送出する入力信号変換部21と、制御部本
体10の各処理を支援する各種データが格納されてお
り、書換え可能な記憶部23例えばRAMと、前記演算
結果などを外部に表示する表示部25と、前記各入力信
号をトリガとして演算に必要な時間を計測するクロック
部27(時計部)及び前記した各信号から燃料消費量や
燃料消費率、及び燃料消費量カーブを補正するために必
要な計算手順、及び装置全体を統括的に制御するための
プログラムなどが記憶されるROM29からなってい
る。
【0015】前記記憶部23には燃料消費量と発電電力
量の関係を示す初期設定用の燃料消費グラフとともに、
燃料タンク1の給油停止位置から再給油開始位置までの
燃料タンク容量が記憶されている。
【0016】制御部本体10は、発電電力量カウンタ1
6を内蔵する演算部15と、記憶部23より前記燃料消
費グラフを読み出し、前記演算部15よりの演算結果に
基づいて燃料消費グラフを補正する補正部17と、入力
信号変換部21より得られた給油停止信号及び給油開始
信号に基づいて母タンク7側のバルブ7aの開閉制御に
より燃料タンク1の燃料供給制御を行うタンク制御部1
8とよりなる。
【0017】演算部15は、給油停止センサ12よりの
信号に基づいて発電電力量カウンタ16をクリアした
後、例えば、入力信号変換部21を介して発電電力計1
3よりの発電電力信号、例えば10W発電毎に一パルス
出力されるパルス数をカウントし、クロック部27より
クロックを取込み、単位時間毎の発電電力量の積算値を
カウントするとともに、給油停止/開始センサ11/1
2よりの信号に基づいて前記燃料タンク1の給油停止位
置から再給油開始位置までの発電電力量の積算値をカウ
ントする。そして前記記憶部23より燃料消費量と発電
電力量積算値の関係を示すグラフ図を読み出し、前記発
電電力量積算値とグラフ図より燃料消費量を求め、その
値を記憶部23に順次記憶し、例えば毎正時毎に前記燃
料消費量等を記憶部23より読み出し、表示部25に表
示する。
【0018】又前記記憶部23には燃料タンク1の給油
停止位置から再給油開始位置までの燃料タンク容量が記
憶されている為に、前記燃料消費量をタンク容量で割る
ことにより、燃料消費率を求めることが出来る。
【0019】そして前記エンジン2側の燃料消費により
燃料タンク1内の燃料が下限位置(再給油開始位置)に
達した段階で給油開始センサ11より信号が出力されて
該信号を入力信号変換部21を介して演算部15に取込
むことにより、前記グラフで求めたタンク容量に対応す
る燃料消費量(演算燃料消費量)Ymax0を求めることが
出来るが、この際、記憶部23に記憶している既知のタ
ンク容量(実測燃料消費量)Ymaxとの間でずれがある
場合はこれを補正部17で補正を行う。即ち、補正部1
7においては、記憶部23より読み出した既知のタンク
容量(実測燃料消費量)Ymaxと前記グラフで求めた演
算燃料消費量Ymax0との間でずれがある場合は、既知の
タンク容量Ymaxを元に前記初期設定したグラフを補正
する事が出来る。
【0020】例えば図1(A)のグラフにおいて初期設
定されたグラフZ0に基づいて演算された演算燃料消費
量がYmax0の場合において、既知のタンク容量の値がY
1である場合において、前記グラフZ0がZ1になるよう
に補正すればよい。この場合、発電電力量と演算燃料消
費量の関係のグラフが図1(A)に示すように単純な一
次方程式であればよいが、実際は図1(B)下側に示す
ように単純な一次方程式にはならない場合が多い。この
場合は、図1(B)上側グラフに示すように、前記燃料
消費時間中に例えば単位時間(t1、t2、tn…)毎に
計測された発電電力量の積算値を時間t/発電電力量χ
の関係でグラフ化し、該グラフt/χを元に前記図1
(A)に示すグラフZ0に前記グラフt/χを加味して
図1(B)下側に示す燃料消費量と発電電力量の関係を
示す補正グラフを作成することが出来、一層精度良い補
正グラフの作成が可能である。
【0021】既に前記説明により本発明が理解したと思
われるが、図4に示すフローチャートに基づいて再度説
明するに、初期設定及び開始の段階では、予め基準の発
電電力量と演算燃料消費量の関係のグラフ(燃料消費カ
ーブ)が記憶部23に記憶されている。
【0022】初期設定の後、母タンク7よりの給油によ
り燃料タンク1のタンク上限位置の燃料供給停止位置に
配した給油停止センサ12より、燃料タンク1の給油停
止信号が送信されると(S1)、制御部本体10が入力
信号変換部21を介してクロック部27から給油停止時
刻を記憶部23に記憶させると同時に、演算部15の発
電電力量カウンタ16をゼロにクリアする(S2)。
【0023】ステップ2に続いて、制御部本体10が、
例えば10W発電毎に毎に発電電力量信号を入力信号変
換部21から導入することにより、この発電電力量信号
パルスに基づいて発電電力量カウンタ16のカウントア
ップを行う(S3)。
【0024】そして演算部15では、クロック部27に
より設定された単位時間毎に発電電力量カウンタ16の
カウント信号と記憶部23より読み出した燃料カーブに
基づいて燃料消費量の演算を行うとともに、記憶部23
より読み出したタンク容量を元に燃料消費率の演算を行
い、これらのデータを記憶部23に書込む。(S4)
【0025】そして例えば毎正時毎に前記演算した前記
燃料消費量や燃料消費率等を表示部25に表示する。
(S5)
【0026】そして前記エンジン2側の燃料消費により
燃料タンク1内の燃料が下限位置(再給油開始位置)に
達した段階で給油開始センサ11より入力信号変換部2
1を介して得られた給油開始信号に基づいてタンク制御
部18で母タンク7側のバルブ7aの開放信号を送出
し、燃料タンク1への燃料供給を行う。(S6)
【0027】同時に該信号を入力信号変換部21を介し
て演算部15に取込むことにより、前記燃料消費カーブ
で求めたタンク容量に対応する演算燃料消費量Ymax0
求めるとともに、記憶部23に記憶している既知のタン
ク容量(実測燃料消費量)Ymaxとの間でずれがある場
合はこれを補正部17で補正処理を行う。(S7)
【0028】即ち、補正部17においては、図1(B)
に示すように、記憶部23より読み出した既知のタンク
容量(実測燃料消費量)Ymaxと前記燃料消費カーブで
求めた燃料消費量(演算燃料消費量)Ymax0との間でず
れがある場合は、既知のタンク容量(実測燃料消費量)
Ymaxと前記燃料消費時間中に例えば単位時間(t1、t
2、tn…)毎に計測された発電電力量の積算値を元に前
記初期設定した燃料消費カーブを補正し、該補正した燃
料消費カーブを記憶部23に記憶した初期設定の基準燃
料消費カーブと書換える。(S8)
【0029】一方燃料タンク1の燃料供給がタンク上限
位置に達した段階で、給油停止センサ12よりの信号が
入力信号変換部21を介してタンク制御部18に送ら
れ、母タンク7側のバルブ7aの閉操作を行うととも
に、演算部15の発電電力量カウンタ16のクリアを行
い、以下前記操作を繰返す。(S9)(S1〜S2)
【0030】かかる燃料消費量測定装置の構成によれ
ば、給油開始及び給油停止信号が制御部本体10で監視
され、発電電力量信号に基づいて燃料消費量が算出さ
れ、従来の自家用発電装置における流量計の機能が置き
換わる事ができる。このため流量計が省略できる。ま
た、これらの演算により、燃料カーブの補正を行うこと
が出来、実効的な精度を向上させる事ができる。その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え
得ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、発電
用エンジンへの燃料用配管の途中に流量計を備える必要
がなくなりこの流量計を削除することにより、燃料用配
管から流量計へのバイパス経路、流量計への流れを抑止
するバルブ、及び燃料を濾過するストレーナなど付帯設
備の併設も不要となる。このため、機構部の構造が簡単
になるので製造コストが削減できる。また、流量計やス
トレーナが、燃料中の細かいゴミ等により目詰まりする
事がなく、計測不能や故障原因となる事もなくなるの
で、保守点検のコスト削減も可能になる、等の種々の著
効を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料消費量と発電電力量の積算値の関係を示す
グラフ(燃料消費カーブ)で(A)は請求項2に対応す
る補正手段、(B)は請求項2に対応する補正手段を示
す。
【図2】本発明の実施形態に係る燃料消費量測定装置の
全体構成図である。
【図3】図2の制御盤の回路ブロック図を示す。
【図4】図1の実施形態における作用を示すフローチャ
ートである。
【図5】従来技術に係る燃料消費量測定装置の全体構成
図である。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2 発電用エンジン 3 発電機 4 制御盤 10 制御部本体 11 給油開始センサ 12 給油停止センサ 13 発電電力計 21 入力信号変換部 23 記憶部 25 表示部 27 クロック部(時計部) 29 ROM部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料消費量と発電電力量の関係を示す燃
    料消費演算式若しくはグラフを記憶する記憶手段と、 発電量電力信号を入力する入力手段と、 前記発電量電力信号と燃料消費演算式若しくはグラフと
    により燃料消費量を求める演算手段と、 前記演算手段で演算された燃料消費量を表示する表示部
    とからなることを特徴とする発電用エンジンの燃料消費
    量測定装置。
  2. 【請求項2】 燃料消費量と発電電力量の関係を示す燃
    料消費演算式若しくはグラフとともに、燃料タンク容量
    を記憶する書換え可能な記憶手段と、 タンク容量分の燃料を消費するまでの発電電力量の積算
    値に基づいて前記記憶手段に記憶された前記燃料消費演
    算式若しくはグラフを補正し、該補正された燃料消費演
    算式若しくはグラフを記憶手段側に書換える補正手段と
    を含む請求項1記載の発電用エンジンの燃料消費量測定
    装置。
  3. 【請求項3】 燃料消費量と発電電力量の関係を示す燃
    料消費演算式若しくはグラフとともに、燃料タンクの給
    油停止位置から再給油開始位置までの燃料タンク容量を
    記憶する書換え可能な記憶手段と、 前記燃料タンクの給油停止位置から再給油開始位置まで
    の燃料消費時間を計測する消費時間計測手段と、 該燃料消費時間中に適宜計測された発電電力量の積算値
    に基づいて前記記憶手段に記憶された前記燃料消費演算
    式若しくはグラフを補正し、該補正された燃料消費演算
    式若しくはグラフを記憶手段側に書換える補正手段とを
    含む請求項1記載の発電用エンジンの燃料消費量測定装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016025751A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社東芝 監視制御装置、監視制御方法、及びプログラム
JP2017005880A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 株式会社東芝 監視制御装置、監視制御方法及びプログラム
JP2017129071A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 三菱電機株式会社 燃料消費量推定装置、燃料消費量推定方法およびプログラム
WO2024011838A1 (zh) * 2022-07-15 2024-01-18 华能伊敏煤电有限责任公司 一种基于电功率分析的矿用自卸卡车油耗监测方法

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