JPH1014168A - 増速機付きジェネレータ - Google Patents

増速機付きジェネレータ

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JPH1014168A
JPH1014168A JP18268996A JP18268996A JPH1014168A JP H1014168 A JPH1014168 A JP H1014168A JP 18268996 A JP18268996 A JP 18268996A JP 18268996 A JP18268996 A JP 18268996A JP H1014168 A JPH1014168 A JP H1014168A
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JP
Japan
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generator
ring
center shaft
teeth
speed increaser
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JP18268996A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Kyodo
康正 京藤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 増速機付きジェネレータにおいて、ジェネレ
ータの軸方向の厚みを小さくし、構造の簡単化及びコス
トの低減を図る。 【解決手段】 センターシャフト5の周りにジェネレー
タ部2を配置し、その外周に増速部3を配置する。ジェ
ネレータ部は、センターシャフトの周囲に配置されたス
テータコイル6と、センターシャフトに回転自在な状態
で支持されたロータープレート8及びこれに固定された
マグネット9を有する。増速部は、その中心軸がロータ
ープレートの回転軸に略一致するように配置された固定
リング11と、その回転軸がロータープレートの回転軸
に略一致するように固定リングに対して回転自在に支持
された回転リング13と、ロータープレートの回転中心
を挟んで対称的に配置されたシャフト14、15及び遊
星車16、17とを有し、遊星車のローラー部19、2
2が上記固定リングの内周面に沿って回転し、遊星車の
ローラー部18、21が回転リングの内周面に沿って回
転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規な増速機付ジェ
ネレータに関する。詳しくは、センターシャフトの周り
にジェネレータ部を配置するとともにジェネレータ部の
外周に増速部を配置することによってセンターシャフト
の軸方向における厚みを小さくすることができ、リング
とその内周面に沿って公転する遊星車を用いた増速機構
を用いることで構造の簡単化やコストの低減を図ること
ができる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】入力回転数を増速させて効率の良い発電
を行う増速機付ジェネレータが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような増速機付ジェネレータにおいて、ギヤ増速機構を
用いて高い増速比を得るには、ギヤボックスを多段の構
成にしなければならず、ジェネレータの前にギヤボック
スが張り出してしまうという欠点がある。また、ギヤボ
ックスが多段になると騒音やバックラッシュが大きくな
るといった問題が付随する。
【0004】そこで、本発明は、軸方向の厚みを小さく
することができると共に構造の簡単化及びコストの低減
を図ることのできる新規な増速機付ジェネレータを提供
することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明増速機付
ジェネレータは上記した課題を解決するために、ジェネ
レータ部が、センターシャフトの周囲に配置されたステ
ータコイルと、センターシャフトに回転自在な状態で支
持された回転体と、ステータコイルに対向するように回
転体に固定されたマグネットとから成り、増速部が、そ
の中心軸が回転体の回転軸に略一致するように配置され
た第1のリングと、その回転中心軸が回転体の回転軸に
略一致するように第1のリングに対して回転自在に支持
された第2のリングと、回転体の回転中心を中心とする
円周上に略等しい角度間隔をもって配置された複数のシ
ャフト及び該シャフトにそれぞれ回転自在に取り付けら
れた複数の遊星車とから成り、各遊星車の一部が上記第
1のリングの内周面に沿って回転されるとともに遊星車
の他の部分が第2のリングの内周面に沿って回転される
ようにしたものである。
【0006】従って、本発明増速機付ジェネレータによ
れば、センターシャフトの周りにジェネレータ部を配置
するとともに、ジェネレータ部の周囲に増速部を配置す
ることができるので、センターシャフトの軸方向におけ
る厚みを小さくすることができ、また、増速部の回転が
第2のリングから遊星車を介してジェネレータ部の回転
体に増速されて伝達されるいう構造を用いることによっ
て、特殊な精密加工を要する部品を排除してコストの低
減を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明増速機付きジェネ
レータの実施の形態を図示した各実施例に従って説明す
る。
【0008】図1乃至図5は本発明増速機付ジェネレー
タの第1の実施例を示すものである。
【0009】図2に示す断面図において、1は増速機付
きジェネレータであり、ジェネレータ部2と増速部3と
が一体化されることによってジェネレータの軸方向の厚
みが薄い略円柱状の形状とされている。
【0010】ジェネレータ部2は、ステータベース4上
に立設されたセンターシャフト5の周囲に配置された起
電力発生用のステータコイル6と、センターシャフト5
の端部寄りの位置にベアリング7を介して回転自在に設
けられたロータープレート8と、ステータコイル6の外
周面に対向した状態でロータープレート8に固定された
マグネット9とから成っている。
【0011】ステータベース4は固定用のブラケットと
して設けられるとともに、ステータコイル6の支持台や
後述するリングの取付基台としての役目をもっている。
【0012】センターシャフト5は金属で形成されてお
り、その一端部がカシメ止めやビス止め等によってステ
ータベース4に固定されている。
【0013】ロータープレート8は金属によって円板状
に形成されており、その中心部がベアリング7を介して
センターシャフト5に支持されている。そして、ロータ
ープレート8のうちステータベース4側の面には円筒状
をした取付部10が形成されており、該取付部10の内
周面にマグネット9が接着等によって取り付けられてい
る。
【0014】増速部3は、中心軸がセンターシャフト5
の中心軸に位置するようにステータベース4に配置固定
された固定リング11と、該固定リング11の外周縁に
取り付けられたリテーナー12と、中心軸がセンターシ
ャフト5の中心軸に一致するように配置されかつリテー
ナー12上に回転自在に支持された回転リング13と、
そして、ロータープレート8のステータベース4側の面
に垂設された2本のシャフト14、15にそれぞれ回転
自在に取り付けられた遊星車16、17とから構成され
ている。
【0015】固定リング11は金属や合成樹脂等によっ
て形成されており、その外周縁寄りの部分がステータベ
ース4に固定されている。そして、リテーナー12は、
テフロン等の摩擦係数の小さい材料を用いてリング状に
形成されており、固定リング11のうちステータベース
4とは反対側の面の外周縁部に外嵌されることによって
固定リング11に固定されている。
【0016】回転リング13は金属や合成樹脂等によっ
て形成されており、その外径が上記固定リング11の外
径と略同じにされており、その内径が固定リング11の
内径よりやや大きくされている。
【0017】これらのリング11、13の内周面には、
図4に示すように、ゴム系材料等の摩擦係数の高い材料
によって形成された帯状の部材が全周に亘って貼り付け
られており、これによってガイド部11a、13aがそ
れぞれ形成されている。尚、このようにリングの内周面
に摩擦部材を設ける代わりに内周面にローレット加工等
の摩擦加工を施すようにしても良い。
【0018】シャフト14、15はいずれも金属によっ
て形成されており、センターシャフト5を挟んで対称的
に、つまり、センターシャフト5の軸回りに180°の
角度間隔をおいて配置されている。尚、シャフト14、
15の配置数については、図3に仮想線で示すように、
一般にはこれをn(≧2)本として、センターシャフト
5の回りに360°/nの角度間隔をもって配置するこ
とができる。
【0019】遊星車16、17は金属によって形成され
ており、これらの外周面にはリング11、13に沿って
それぞれ案内される2つの被ガイド面が形成されてい
る。
【0020】遊星車16はロータープレート8寄りのロ
ーラー部18とステータベース4寄りのローラー部19
とから成り、ローラー部18の方がローラー部19より
外径が大きくされている。そして、ローラー部18の外
周面18aが上記回転リング13のガイド部13aに当
接された状態で案内される被ガイド面となり、、また、
ローラー部19の外周面19aが上記固定リング11の
ガイド部11aに当接された状態で案内される被ガイド
面となる。尚、遊星車16の内部には、2つのベアリン
グ20、20が設けられている。つまり、遊星車16は
これらベアリング20、20を介して金属製のシャフト
14に回転自在に軸支されており、遊星車16はそのロ
ーラー部18及び19がシャフト14の軸回りに一体的
に回転されるようになっている。
【0021】遊星車17も上記遊星車16と同様の構成
を有しており、該遊星車17はロータープレート8寄り
のローラー部21とステータベース4寄りのローラー部
22とから成り、ローラー部21の方がローラー部22
より外径が大きくされている。
【0022】そして、ローラー部21の外周面21aが
上記回転リング13のガイド部13aに当接された状態
で案内される被ガイド面となり、また、ローラー部22
の外周面22aが上記固定リング11のガイド部11a
に当接された状態で案内される被ガイド面となる。尚、
遊星車17の内部には、2つのベアリング23、23が
設けられており、遊星車17はこれらベアリング23、
23を介して金属製のシャフト15に回転自在に軸支さ
れている。そして、遊星車17はそのローラー部21及
び22がシャフト15の軸回りに一体的に回転されるよ
うになっている。
【0023】円盤状の入力板24がその中心部がベアリ
ング25を介して上記センターシャフト5の先端部に回
転自在に支持されている。そして、この入力板24はそ
の周縁部で上記回転リング13の上面に固定されてい
る。また、レバー26が入力板24の周面から外方に突
出されており、該レバー26の先端部には取っ手27が
回転自在に取り付けてある。
【0024】しかして、上記増速機付ジェネレータ1に
あっては、レバー26の取っ手27を把持して入力板2
4を回転させると、これと共に回転リング13が回転
し、この回転リング13のガイド部13aと被ガイド面
18a、21aが摩擦接触している遊星車16、17が
自転すると共に、これら遊星車16、17はそのもう一
つの被ガイド面19a、22aが固定リング11のガイ
ド部11aと摩擦接触していることによって固定リング
11のガイド部11aに沿って公転し、従って、該遊星
車16、17が支持されているロータープレート8が回
転することになる。これによって、ステータコイル6と
対向しているマグネット9が回転されることになるの
で、ステータコイル6に起電力が生じ、これを取り出す
ことができる。
【0025】尚、回転リング13の内径と固定リング1
1の内径とが異なり、且つ、遊星車16、17のローラ
ー部18、21の外径とローラー部19、22の外径と
が異なるので、入力板24の回転は増速されてローター
プレート8に伝達される。そして、この場合の増速比は
遊星車16、17のローラー部18、19、21、22
の外径等によって規定される。
【0026】尚、ステータコイル6に生じる起電力を整
流して取り出す場合、例えば、図5に示すように、ステ
ータベース4のうちマグネット9に対向する位置にセン
サ28を配置し、マグネット9の回転位置を磁気的に検
出し、これを位相反転のタイミング取りに利用すれば良
い。
【0027】以上のように、上記した増速機付きジェネ
レータ1では、固定リング11及び回転リング13に沿
って公転する遊星車16、17を使った構造を採用する
ことによって、センターシャフト5の軸回りにジェネレ
ータ部2を配置してその外周に増速部3を配置すること
ができるので、センターシャフト5の軸方向におけるジ
ェネレータ部2及び増速部3の幅を極力小さくすること
ができる。つまり、固定リング11や回転リング13の
厚みを小さくするとともに、シャフト14、15の軸方
向における遊星車16、17の厚みを小さくすることに
よって増速機付きジェネレータ1の厚みをより小さくす
ることができる。そして、遊星車やリング等の構成部品
に特殊な加工を要するものはなく、また、部品点数も比
較的少ないという利点がある。
【0028】尚、本実施例ではベアリング20、23を
用いて遊星車16、17をシャフト14、15に支持し
たが、メタル軸受(含油)や硬質で辷り性の良い素材
(例えば、アセタール樹脂(POM)等)のスリーブを
用いれば、遊星車の厚みをさらに小さくすることができ
る。
【0029】また、本実施例では、ステータコイル6と
マグネット9とがセンターシャフト5の軸方向に対して
直交する方向で対向した状態で配置されているが、図6
に示すように、ステータコイル6′とマグネット9′と
がセンターシャフト5の軸方向に対して平行な方向で対
向した状態となるような配置を採用すると、増速機付き
ジェネレータ1をより薄型に構成することができる。即
ち、ロータープレート8のうちステーターベース4側の
面の中央部に薄板状のマグネット9′を接着等によって
固定するとともに、該マグネット9′に対向するように
ステータコイル6′をステータベース4に配置した、所
謂平面対向型のジェネレータ配置を採用すれば良い。こ
の構造では、マグネット9′やステータコイル6′を極
力薄くすることによって増速機付きジェネレータ1の厚
みを小さくすることができる。
【0030】次に本発明の第2の実施例に係る増速機付
きジェネレータ1Aを、図7及び図8に従って説明す
る。
【0031】尚、この第2の実施例では、リング部材の
内歯と遊星歯車との係合構造を用いた点が上記第1の実
施例との相違点である他は、多くの部分で上記第1の実
施例におけると同様であるので、該同様の部分には第1
の実施例における同様の部分に付した符号と同じ符号を
付すことによって説明を省略する。
【0032】固定リング11A、回転リング13Aは、
その内周面にインボリュート歯形を形成することによっ
て内歯歯車としても良いが、騒音やバックラッシュの点
で問題があるため、本実施例では、内周面全周に亘って
タイミングベルト29、30をそれぞれ貼り付けてい
る。例えば、図8に示すように、固定リング11A、回
転リング13Aの内周面に溝31、32をそれぞれ形成
し、これらの溝31、32に弾性材料で形成されたタイ
ミングベルト29、30をそれぞれ嵌め込んで接着すれ
ば良い。
【0033】遊星歯車16A、17Aには、上記タイミ
ングベルト29、30の歯形状やピッチに対応するタイ
ミングプーリが用いられる。
【0034】即ち、遊星歯車16Aはロータープレート
8寄りの歯部18Aとステータベース4寄りの歯部19
Aとから成っており、歯部19Aより稍大径とされる歯
部18Aが回転リング13Aのタイミングベルト30に
噛合され、また、歯部19Aが固定リング11Aのタイ
ミングベルト29に噛合される。
【0035】遊星歯車17Aも、上記遊星歯車16Aと
同様に、ロータープレート8寄りの歯部21Aとステー
タベース4寄りの歯部22Aとから成り、歯部22Aよ
り稍大径の歯部21Aが回転リング13Aのタイミング
ベルト30に噛合され、また、歯部22Aが固定リング
11Aのタイミングベルト29に噛合される。
【0036】しかして、増速機付ジェネレータ1Aにあ
っては、レバー26の取っ手27を持って入力板24を
回転させると、これと共に回転リング13Aが回転し、
この回転リング13Aのタイミングベルト30と歯部1
8A、21Aが噛合している遊星歯車16A、17Aが
自転すると共に、これら遊星歯車16A、17Aはその
もう一つの歯部19A、22Aが固定リング11Aのタ
イミングベルト29と噛合していることによって固定リ
ング11Aのタイミングベルト29に沿って公転し、従
って、該遊星歯車16A、17Aが支持されているロー
タープレート8が回転することになる。これによって、
ステータコイル6と対向しているマグネット9が回転さ
れることになるので、ステータコイル6に起電力が生
じ、これを取り出すことができる。
【0037】尚、この場合の増速比は、遊星歯車16A
の歯部18A、19Aの歯数比及び遊星歯車17Aの歯
部21A、22Aの歯数比によって決定される。増速比
の算出法についての詳細は省略するが、遊星歯車の数が
2つであることに起因して導出される関係(歯部の歯数
差が2の倍数となる。)等を考慮して求めることがで
き、例えば、歯数の設定によって約20〜80倍の増速
比を実現することができる。
【0038】上記第2の実施例では、リング内周面にタ
イミングベルト29、30を貼り付けるとともにタイミ
ングプーリに相当する遊星歯車16A、17Aを用いる
ことによって、バックラッシュの問題を解決するととも
に、タイミングベルト29、30は弾性に富んだ材料に
よって形成されるので、静かで円滑な増速を実現するこ
とができる。そして、増速機付きジェネレータ1Aの動
作時にタイミングベルト自身にはほとんど張力が加わら
ず、また、遊星歯車からタイミングベルトへの押圧力を
リングによって受けているので、耐久性や負荷能力の向
上を図ることができる。
【0039】尚、図示は省略するが、本実施例において
もステータコイルやマグネットの位置関係を、図6で説
明したように所謂平面対向型の配置とする等の工夫によ
って増速機付きジェネレータを更に薄型にすることがで
きることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、センターシャフトの
周りにジェネレータ部を配置するとともに、ジェネレー
タ部の周囲に増速部を配置することができるので、セン
ターシャフトの軸方向における増速機付きジェネレータ
の厚みを小さくすることができ、また、第2のリングの
回転力が遊星車を介して増速されて回転体に伝達される
という構造を用いることによって、特殊な精密加工を要
する部品を排除してコストの低減を図ることができる。
【0041】また、請求項2に係る発明によれば、第
1、第2のリングの内周面に摩擦加工を施し又は摩擦部
材を設けることによって摩擦面を形成し、リングと遊星
車との摩擦を利用することによって増速機構の簡単化を
図ることができる。
【0042】更に、請求項3に係る発明によれば、第
1、第2のリングの内周面に形成される歯と各遊星車の
歯部との噛合によって、位置決めの高精度化を図ること
ができる。
【0043】更にまた、請求項4に係る発明によれば、
第1、第2のリングの内周面にタイミングベルトを設
け、遊星車をタイミングプーリとすることによってバッ
クラッシュが無く低騒音の増速を実現することができ
る。
【0044】そして、請求項5乃至請求項8に係る発明
によれば、回転体のマグネットとステータコイルとをセ
ンターシャフトの軸方向に対向状態で配置することによ
って、センターシャフトの軸方向における増速機付きジ
ェネレータの薄型化を図ることができる。
【0045】尚、上記した各実施例に示した各部の具体
的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して
の具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらに
よって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることが
あってはならないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図5と共に本発明増速機付ジェネレー
タの第1の実施例を示すものであり、本図は概略斜視図
である。
【図2】縦断面図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】遊星車及びリングの要部を示す拡大断面図であ
る。
【図5】整流用センサの取付位置を示す図である。
【図6】マグネットとステータコイルの別の配置例を示
す断面図である。
【図7】図8と共に本発明増速機付ジェネレータの第2
の実施例を示すものであり、本図は要部の断面図であ
る。
【図8】固定リング及び回転リングにおけるタイミング
ベルトの貼付け状態を示す要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…増速機付きジェネレータ、2…ジェネレータ部、3
…増速部、5…センターシャフト、6…ステータコイ
ル、6′…ステータコイル、8…ロータープレート(回
転体)、9…マグネット、9′…マグネット、11…固
定リング(第1のリング)、13…回転リング(第2の
リング)、16…遊星車、17…遊星車、1A…増速機
付きジェネレータ、16A…遊星歯車、17A…遊星歯
車、18A歯部、19A…歯部、21A…歯部、22A
…歯部、29…タイミングベルト、30…タイミングベ
ルト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センターシャフトの軸回りにジェネレー
    タ部が配置され、その外周に増速部が配置された増速機
    付きジェネレータであって、 ジェネレータ部が、センターシャフトの周囲に配置され
    たステータコイルと、 センターシャフトに回転自在な状態で支持された回転体
    と、 ステータコイルに対向するように回転体に固定されたマ
    グネットとから成り、 増速部が、その中心軸が回転体の回転軸に略一致するよ
    うに配置された第1のリングと、 その回転中心軸が回転体の回転軸に略一致するように第
    1のリングに対して回転自在に支持された第2のリング
    と、 回転体の回転中心を中心とする円周上に略等しい角度間
    隔をもって配置された複数のシャフト及び該シャフトに
    それぞれ回転自在に取り付けられた複数の遊星車とから
    なり、 各遊星車の一部が上記第1のリングの内周面に沿って回
    転されるとともに遊星車の他の部分が第2のリングの内
    周面に沿って回転されるようにしたことを特徴とする増
    速機付きジェネレータ。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のリングの内周面に摩擦加
    工を施し又は摩擦部材を設けることによって摩擦面を形
    成し、 該摩擦面が遊星車の外周面に当接された状態で遊星車が
    第1及び第2のリングの内周面に沿って回転されるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の増速機付きジ
    ェネレータ。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のリングの内周面に歯を形
    成するとともに各遊星車に歯数の異なる歯部を形成し、 第1及び第2のリングの歯と遊星車の歯部とが噛合され
    た状態で遊星車が第1及び第2のリングの内周面に沿っ
    て回転されるようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載の増速機付きジェネレータ。
  4. 【請求項4】 第1及び第2のリングの内周面にタイミ
    ングベルトを取り付けて歯を形成するとともに各遊星車
    にタイミングベルトに対応する歯部を形成し、 第1及び第2のリングの歯と遊星車の歯部とが噛合され
    た状態で遊星車が第1及び第2のリングに対して回転さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の増速
    機付きジェネレータ。
  5. 【請求項5】 回転体のマグネットとステータコイルと
    をセンターシャフトの軸方向で対向するように配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載の増速機付きジェネレ
    ータ。
  6. 【請求項6】 回転体のマグネットとステータコイルと
    をセンターシャフトの軸方向で対向するように配置した
    ことを特徴とする請求項2に記載の増速機付きジェネレ
    ータ。
  7. 【請求項7】 回転体のマグネットとステータコイルと
    をセンターシャフトの軸方向で対向するように配置した
    ことを特徴とする請求項3に記載の増速機付きジェネレ
    ータ。
  8. 【請求項8】 回転体のマグネットとステータコイルと
    をセンターシャフトの軸方向で対向するように配置した
    ことを特徴とする請求項4に記載の増速機付きジェネレ
    ータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424839B1 (ko) * 2000-12-21 2004-03-27 주식회사 엠베스트 위성기어를 갖는 수동형 발전기

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100424839B1 (ko) * 2000-12-21 2004-03-27 주식회사 엠베스트 위성기어를 갖는 수동형 발전기

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